JP2004163711A - 複合カメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】パララックスを簡単に補正できる複合カメラを提供する。
【解決手段】被写体像を写真フイルム42に結像させる写真用撮影レンズ14と、被写体像をCCD52の受光面に結像させるCCD用撮影レンズ16とを備え、撮影距離に応じてCCD52が上下動し、パララックスを自動補正する。これにより、写真フイルム42に結像される被写体像とCCD52の受光面に結像される被写体像とが常に一致する。
【選択図】 図3
【解決手段】被写体像を写真フイルム42に結像させる写真用撮影レンズ14と、被写体像をCCD52の受光面に結像させるCCD用撮影レンズ16とを備え、撮影距離に応じてCCD52が上下動し、パララックスを自動補正する。これにより、写真フイルム42に結像される被写体像とCCD52の受光面に結像される被写体像とが常に一致する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複合カメラに係り、特に被写体像を写真フイルムに露光させる銀塩カメラと、被写体像を電子画像として取り込むことができるデジタルスチルカメラとが一体化された複合カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
被写体像を電子画像として取り込むことができるデジタルカメラは、撮影した画像をすぐに確認できたり、撮影した画像をパソコン等に取り込むことで容易に加工、編集したりすることができることから、近年急速に普及している。
【0003】
その一方でデジタルカメラは、銀塩カメラと比べると画質的にやや劣るところがある。そして、この画質を上げるべく、CCD等の撮像素子を大型化したり、高画素化したりすると、高価なものになってしまうという欠点がある。
【0004】
そこで、このデジタルカメラと銀塩カメラの利点を有効に活用すべく、デジタルカメラと銀塩カメラを一体化した複合カメラが提案されている。
【0005】
この複合カメラには、撮影光学系にハーフミラーを設置して、被写体像の一方を写真フイルムに導き、他方を撮像素子の受光面に導く一眼タイプのもの(たとえば、特許文献1、2等)と、被写体像を写真フイルムに結像させる光学系と、撮像素子の受光面に結像させる光学系とが別に設けられた二眼タイプのもの(たとえば、特許文献3、4等)とがある。
【0006】
しかし、一眼タイプの複合カメラは、光束をハーフミラーで二分割することから、二眼タイプの複合カメラに比べて撮像素子と写真フイルムに入射する光量が少なくなるという問題がある。
【0007】
一方、二眼タイプの複合カメラは、写真フイルムに被写体像を導く光学系と、撮像素子に被写体像を導く光学系とが分離されているため、両光学系の間にパララックスが発生するという問題がある。
【0008】
このため、特許文献3及び4の複合カメラでは、写真フイルムに写し込まれる画像の領域と液晶モニタに表示される画像の領域とが一致するように、被写体距離に応じてCCDによって撮像された画像の読み出し領域を変更してパララックスを補正するようにしている。
【0009】
【特許文献1】
特開平9−274243号公報
【0010】
【特許文献2】
特開平11−327031号公報
【0011】
【特許文献3】
特開平9−269545号公報
【0012】
【特許文献4】
特開平9−311378号公報)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のように、パララックスを補正するために、被写体距離に応じてCCDによって撮像された画像の読み出し領域を設定する方式では、画像の読み出し制御等が複雑になるという問題がある。
【0014】
また、全画素の一部のみを使用する構成となるため、CCDを有効に利用することができないという欠点もある。
【0015】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、パララックスを簡単に補正できる複合カメラを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決する為の手段】
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、被写体像を写真フイルムに結像させる第1光学系と、前記第1光学系に連動してピント調節が行なわれ、前記第1光学系と同じ画角の被写体像を撮像素子の受光面に結像させる第2光学系と、前記撮像素子によって光電変換された被写体像を示す画像信号に基づいて被写体像を表示する画像表示手段と、前記撮像素子を前記第2光学系の光軸と直交する面に沿って移動させる移動手段と、被写体までの距離を検出する距離検出手段と、前記距離検出手段によって検出された被写体までの距離に基づいて前記移動手段による前記撮像素子の移動量を制御することにより、前記第1光学系と前記第2光学系とのパララックスを補正する制御手段と、を備えたことを特徴とする複合カメラを提供する。
【0017】
また、請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、前記第1光学系と前記第2光学系は、縦長の四角い箱状に形成されたカメラボディの前面に上下に並べて配置され、前記移動手段は、前記撮像素子を上下方向に移動させてパララックスを補正することを特徴とする請求項1に記載の複合カメラを提供する。
【0018】
また、請求項3は、前記目的を達成するために、前記画像表示手段は、前記カメラボディの上面に配置されることを特徴とする請求項2に記載の複合カメラを提供する。
【0019】
本発明によれば、被写体までの距離に基づいて撮像素子を移動させることにより、第1光学系と第2光学系とのパララックスを補正する。これにより、写真フイルムに結像される被写体像と撮像素子の受光面に結像される被写体像とが常に一致する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係る複合カメラの好ましい実施の形態について説明する。
【0021】
図1、図2は、それぞれ本発明に係る複合カメラの一実施形態を示す正面斜視図と背面斜視図である。
【0022】
図1に示すように、カメラボディ12は、縦長の四角い箱状に形成されている。このカメラボディ12の前面には、フイルム用撮影レンズ14と固体撮像素子用撮影レンズ(CCD用撮影レンズ)16とが上下に並べて配置されており、その右下隅にはレリーズボタン18が配置されている。
【0023】
カメラボディ12の側面には、フォーカスノブ20が配置されており、フイルム用撮影レンズ14とCCD用撮影レンズ16は、このフォーカスノブ20を回動操作することにより、ピント調節が行なわれる。
【0024】
カメラボディ12の上面には、図1及び図2に示すように、液晶モニタ22が配置されている。この液晶モニタ22は、撮影時に画角確認用の電子ファインダとして使用されるとともに、撮影した電子画像の再生用モニタとして使用され、その上部には折り畳み式のファインダーフード24が取り付けられている。撮影者は、このファインダーフード24の上部から覗き込むようにして、液晶モニタ22の表示を確認する。
【0025】
カメラボディ12の背面には、図2に示すように、裏蓋26が設けられており、側面にはフイルム巻き上げレバー28が設けられている。この裏蓋26で覆われるカメラボディ12の背面には、図示しないアパーチャを挟んで上下にスプール室が形成されており、このスプール室に写真フイルムが装填される。また、この裏蓋26で覆われるカメラボディ12の背面には、図示しないカードスロットが形成されており、このカードスロットにメモリカードが装填される。
【0026】
裏蓋26には、電源ボタン30の他、モードダイヤル32、十字ボタン34、メニュー/OKボタン36、バックボタン38等の操作ボタン類が設けられている。モードダイヤル32は、複合カメラ10のモードを設定するダイヤルであり、このモードダイヤル32を回動操作することにより、複合カメラ10のモードが、▲1▼写真撮影モード、▲2▼デジタル撮影モード、▲3▼複合撮影モード、▲4▼再生モードのいずれかに設定される。
【0027】
ここで、「写真撮影モード」は、写真撮影のみを行なうモードであり、「デジタル撮影モード」は、デジタル撮影のみを行なうモードである。また、「複合撮影モード」は、写真撮影とデジタル撮影の両方を同時に行なうモードであり、「再生モード」は、デジタル撮影された画像を液晶モニタ22に再生表示させるモードである。
【0028】
十字ボタン34は、上下左右四方向の指示を入力できる操作ボタンとして機能し、メニュー/OKボタン36が押されることによって液晶モニタ22に表示されるメニュー画面からメニュー項目の選択や、各メニューにおける各種設定項目の選択に使用される。メニュー/OKボタン36は、液晶モニタ22にメニュー画面の表示の指示や選択内容の確定の指示、処理実行の指示などに使用され、バックボタン38は、メニューから選んだ項目の取消の指示や一つ前の操作状態に戻る際などに使用される。
【0029】
図3は、複合カメラ10の内部構造を示す概略図である。同図に示すように、フイルム用撮影レンズ14とCCD用撮影レンズ16は、互いにその光軸が平行になるように配設されている。
【0030】
フイルム用撮影レンズ14に入射した被写体光は、フイルム用絞り40及びシャッタ41を介して写真フイルム42に入射する。この写真フイルム42は、いわゆるブローニーフイルムであり、アパーチャ44と圧板46との間を通って下方のフイルム巻取り軸48Aから上のフイルム巻取り軸48Bに巻き上げられる。
【0031】
一方、CCD用撮影レンズ16に入射した被写体光は、CCD用絞り50を解して固体撮像素子(CCD)52の受光面に入射する。このCCD52は、アクチュエータ(たとえば、圧電素子等)54を介してベース56上に垂直に立設されており、アクチュエータ54をアクチュエータ駆動部54Aを介して駆動することにより、光軸と直交する面内を上下動する。
【0032】
このフイルム用撮影レンズ14とCCD用撮影レンズ16は、それぞれ写真フイルム42とCCD52に同じ画角で被写体像を写し出すように構成されており、カメラボディ12の側面に設けられたフォーカスノブ20を回転操作すると、互いにフォーカスレンズが連動して移動し、同じ位置にピントが合うように調節される。
【0033】
図4は、複合カメラ10の内部構成を示したブロック図である。同図において、中央処理装置(CPU)58は、本カメラシステムを統括制御する制御部であり、レリーズボタン18を含む操作部(電源ボタン30やモードダイヤル32、十字ボタン34等)からの入力信号に基づいて各回路を制御する。
【0034】
ここで、レリーズボタン18は、いわゆる「半押し」と「全押し」の二段で構成されており、「半押し」により「S1オン信号」が発生し、「全押し」により「S2オン信号」が発生する。 発生したS1オン信号とS2オン信号は、CPU58に入力され、CPU58は、この信号に基づいてレリーズボタン18が押されたことを検出する。
【0035】
さて、カメラ10のモードを「写真撮影モード」に設定し、カメラ10を被写体に向けると、CCD用撮影レンズ16から被写体の光学像が入射され、CCD用絞り50を介してCCD52の受光面上に結像される。そして、このCCD52内の各センサで光の入射光量に応じた量の電荷信号に光電変換される。
【0036】
CCD52に蓄積された信号電荷は、タイミングジェネレータ60から加えられる転送パルスによって信号電荷に応じた電圧信号として順次読み出され、相関二重サンプリング回路/増幅器(CDS/AGC)62に加えられる。そして、このCDS/AGC62によって各画素ごとのR、G、B信号がサンプリングホールドされるとともに増幅され、A/D変換器64に加えられる。A/D変換器64は、順次入力されるR、G、B信号をデジタルのR、G、B信号に変換して画像入力コントローラ66に出力する。
【0037】
画像入力コントローラ66を介して入力されたデジタルの画像信号は、信号処理回路68にてオフセット処理、ホワイトバランス補正及び感度補正を含むゲインコントロール処理、ガンマ補正処理等の所定の信号処理が施されたのちVRAM70に入力される。VRAM70には、それぞれ1コマ分の画像データを記憶するA領域とB領域とが含まれており、このA領域とB領域に1コマ分の画像データが交互に書き換えられる。そして、このVRAM70のA領域とB領域から交互に画像データが読み出され、ビデオエンコーダ72でエンコーディングされて液晶モニタ22に表示される。
【0038】
撮影者は、この液晶モニタ22に映し出された被写体像を確認しながら、カメラボディ12の側面に備えられたフォーカスノブ20を回し、フイルム用撮影レンズ14とCCD用撮影レンズ16のピント調節を行なう。そして、このフイルム用撮影レンズ14とCCD用撮影レンズ16のピントが被写体に合ったところで、撮影者がレリーズボタン18を半押しすると、CPU58にS1オン信号が入力され、CPU58は、このS1オン信号を検出することにより、最適な露出条件を検出する。
【0039】
まず、CCD52からA/D変換器64を介して出力される画像データが、画像入力コントローラ66を介してAE/AWB検出回路76に入力される。AE/AWB検出回路76は、撮像領域を64分割(水平方向8・垂直方向8)して得られる各分割領域ごとにR、G、Bの画像データをR、G、Bごとに積算し、その各分割領域ごとのR、G、Bの積算データをCPU58に出力する。CPU58は、このAE/AWB検出回路76から入力された積算データに基づいて被写体の明るさ(撮影Ev値)を算出し、この撮影Ev値に基づいて露出条件(絞り値とシャッタースピード)を決定する。
【0040】
そして、この半押しの状態から撮影者が更にレリーズボタン18を押し込んで、レリーズボタン18を全押しすると、CPU58にS2オン信号が入力され、CPU58は、このS2オン信号を検出することにより、撮影を実行する。
【0041】
すなわち、CPU58は、レリーズボタン18からS2オン信号を入力すると、決定された絞り値となるように絞り駆動部40Aを介してフイルム用絞り40を駆動制御するとともに、決定されたシャッタースピードとなるようにシャッタ駆動部41Aを介してシャッタ41を駆動制御し、被写体の光学像を写真フイルム42に露光させる。
【0042】
これにより、被写体像が写真フイルム42に撮影される。撮影終了後、撮影者は、カメラボディ12の側面に備えられたフイルム巻き上げレバー28を回し、写真フイルム42を1コマ分巻き上げる。
【0043】
以上のように、複合カメラ10のモードが「写真撮影モード」に設定されている場合、写真撮影のみが行われる。
【0044】
次に、複合カメラ10のモードが、「デジタル撮影モード」に設定されている場合について説明する。
【0045】
複合カメラ10のモードが「デジタル撮影モード」に設定されている場合、レリーズボタン18を押した後の動作が「写真撮影モード」と相違する。
【0046】
液晶モニタ22に映し出された被写体像に基づいてCCD用撮影レンズ16のピント調節を行なった後、撮影者がレリーズボタン18を半押しすると、CPU58にS1オン信号が入力される。CPU58は、このS1オン信号を検出することにより、最適な露出条件を検出する。
【0047】
まず、CCD52からA/D変換器64を介して出力される画像データが、画像入力コントローラ66を介してAE/AWB検出回路76に入力される。AE/AWB検出回路76は、撮像領域を64分割(水平方向8・垂直方向8)して得られる各分割領域ごとにR、G、Bの画像データをR、G、Bごとに積算し、その各分割領域ごとのR、G、Bの積算データをCPU58に出力する。CPU58は、このAE/AWB検出回路76から入力された積算データに基づいて被写体の明るさ(撮影Ev値)を算出し、この撮影Ev値に基づいて露出条件(絞り値とシャッタースピード)を決定する。
【0048】
そして、この半押しの状態から撮影者が更にレリーズボタン18を押し込んで、レリーズボタン18を全押しすると、CPU58にS2オン信号が入力され、CPU58は、このS2オン信号を検出することにより、撮影を実行する。
【0049】
S2オン信号を入力すると、CPU58は、決定した絞り値となるように絞り駆動部50Aを介してCCD用絞り50を駆動制御するとともに、決定したシャッタースピードに基づいてタイミングジェネレータ60を介してCCD52での電荷蓄積時間を制御し、1コマ分の画像データを取得する。
【0050】
CCD52から出力された1コマ分の画像データは、A/D変換器64から画像入力コントローラ66を介してメモリ(SDRAM)78に入力され、ここに一時記憶される。そして、このメモリ78から信号処理回路68に読み出され、輝度データ及び色差データの生成処理(YC処理)を含む所定の信号処理が施される。YC処理後の画像データは、再びメモリ78に入力され、ここに一時記憶されたのち、圧縮伸張処理回路80に出力され、ここでJPEG等の所定の圧縮処理が施される。そして、再びメモリ78に出力され、ここに一時記憶されたのち、メモリ78からメディアコントローラ82に読み出されてカードスロットに装填されたメモリカード84に記録される。
【0051】
以上により撮影が完了する。記録された画像データは、複合カメラ10のモードを再生モードに設定することでメモリカード84から読み出され、液晶モニタ22上に再生表示される。
【0052】
すなわち、複合カメラ10が再生モードに設定されると、メモリカード84に記録された画像データが、メディアコントローラ82を介してメモリ78に読み出され、ここに一時記憶されたのち圧縮伸張回路80に出力されて伸張処理が施される。伸張処理された画像データは、メモリ78に一時記憶されたのち、ビデオエンコーダ72に出力され、ここでエンコーディングされて液晶モニタ22にに再生表示される。
【0053】
以上のように、複合カメラ10のモードが「デジタル撮影モード」に設定されている場合、デジタル撮影のみが行なわれる。
【0054】
次に、複合カメラ10のモードが、「複合撮影モード」に設定されている場合について説明する。
【0055】
複合カメラ10のモードが「複合撮影モード」に設定されている場合、上記の写真撮影とデジタル撮影の両方が同時に行なわれる。
【0056】
液晶モニタ22に映し出された被写体像に基づいてCCD用撮影レンズ16のピント調節を行なった後、撮影者がレリーズボタン18を半押しすると、CPU58にS1オン信号が入力される。CPU58は、このS1オン信号を検出することにより、最適な露出条件を検出する。
【0057】
まず、CCD52からA/D変換器64を介して出力される画像データが、画像入力コントローラ66を介してAE/AWB検出回路76に入力される。AE/AWB検出回路76は、撮像領域を64分割(水平方向8・垂直方向8)して得られる各分割領域ごとにR、G、Bの画像データをR、G、Bごとに積算し、その各分割領域ごとのR、G、Bの積算データをCPU58に出力する。CPU58は、このAE/AWB検出回路76から入力された積算データに基づいて被写体の明るさ(撮影Ev値)を算出し、この撮影Ev値に基づいて露出条件(絞り値とシャッタースピード)を決定する。
【0058】
そして、この半押しの状態から撮影者が更にレリーズボタン18を押し込んで、レリーズボタン18を全押しすると、CPU58にS2オン信号が入力され、CPU58は、このS2オン信号を検出することにより、撮影を実行する。
【0059】
すなわち、CPU58はS2オン信号を入力すると、決定された絞り値となるように絞り駆動部40Aを介してフイルム用絞り40を駆動制御するとともに、決定されたシャッタースピードとなるようにシャッタ駆動部41Aを介してシャッタ41を駆動制御し、被写体の光学像を写真フイルム42に露光させる。これにより、被写体像が写真フイルム42に撮影される。
【0060】
また、CPU58は、S2オン信号を入力すると、決定した絞り値となるように絞り駆動部50Aを介してCCD用絞り50を駆動制御するとともに、決定したシャッタースピードに基づいてタイミングジェネレータ60を介してCCD52での電荷蓄積時間を制御し、1コマ分の画像データを取得する。そして、取得した画像データに対して所要の信号処理を施してメモリカード84に記録する。これにより、被写体像をメモリカード84に記録される。
【0061】
以上により撮影が完了する。この場合、デジタル撮影も同時に行なわれているので、メモリカード84に記録された画像データは、複合カメラ10のモードを再生モードに設定することでメモリカード84から読み出され、液晶モニタ22上に再生表示される。
【0062】
以上のように、複合カメラ10のモードが「複合撮影モード」に設定されている場合、写真撮影とデジタル撮影の両方が同時に行なわれる。
【0063】
ところで、本実施の形態の複合カメラ10のように二眼タイプのカメラは、写真フイルム42に被写体像を導くフイルム用撮影レンズ14と、CCD52に被写体像を導くCCD用撮影レンズ16とが分離されているため、両光学系の間にパララックスが発生するという問題がある。
【0064】
そこで、本実施の形態の複合カメラ10では、被写体までの距離(撮影距離)に応じてCCD52をアクチュエータ54によって上下動させることによりパララックスを自動補正する。
【0065】
ここで、撮影距離の検出は、フォーカスノブ20の回転量から検出する。すなわち、フォーカスノブ20には、エンコーダ90が取り付けられており、CPU58は、このエンコーダ90から出力されるフォーカスノブ20の回転量の情報に基づいて撮影距離を検出する。
【0066】
また、ROM92には、撮影距離に応じたCCD52の移動量の情報が記憶されている。すなわち、撮影距離に応じて生じるパララックスを補正するために必要なCCD52の移動量の情報が撮影距離に応じて記憶されている。
【0067】
CPU58は、フォーカスノブ20が回転されて撮影距離が変更されると、その撮影距離に応じてROM92からパララックスを補正するために必要なCCD52の移動量の情報を取得する。そして、その取得した移動量に基づいてアクチュエータ駆動部54Aに駆動信号を出力し、アクチュエータ54を駆動してCCD52を移動させ、パララックスを補正する。
【0068】
このように、本実施の形態の複合カメラ10では、撮影距離に応じてCCD52が自動的に移動し、パララックスを補正する。これにより、写真撮影される領域とデジタル撮影される領域とが常に一致する。
【0069】
また、このようにCCD52を移動させてパララックスを補正することにより、従来のように画像読み出し領域の設定等の複雑な制御が不要になり、簡単かつ正確にパララックスを補正することができる。また、CCD52の全画素を有効に利用して撮影することができる。
【0070】
なお、本実施の形態では、フォーカスノブ20の回転量の情報に基づいて撮影距離を検出しているが、フイルム用撮影レンズ14又はCCD用撮影レンズ16のフォーカスレンズの移動量を検出し、これに基づいて撮影距離を検出してもよいし、また、フイルム用撮影レンズ14又はCCD用撮影レンズ16の回転筒の回転量を検出し、これに基づいて撮影距離を検出してもよい。
【0071】
図5は、本発明に係る複合カメラの第2の実施の形態の内部構成を示したブロック図である。なお、上述した第1の実施の形態の複合カメラと同じ構成要素には同一符号が付されている。
【0072】
上述した第1の実施の形態の複合カメラ10では、ピント合わせを手動で行なうように構成されていたが(いわゆる、マニュアルフォーカス)、本実施の形態の複合カメラ100では、ピント合わせを自動で行なう(いわゆる、オートフォーカス)。このピントの自動調節は、次のように行われる。
【0073】
レリーズボタン18が半押しされると、CCD52からA/D変換器64を介して出力される画像データが、画像入力コントローラ66を介してAF検出回路74に入力される。AF検出回路74は、入力された画像データに基づいて画像のコントラスト情報をCPU58に出力する。そして、CPU58は、AF検出回路74から入力されたコントラスト情報に基づいてレンズ駆動部14A、16Aに駆動信号を出力し、被写体にピントが合うようにフイルム用撮影レンズ14及びCCD用撮影レンズ16のフォーカスレンズを移動させる。これにより、被写体にピントが合わせられる。
【0074】
ここで、このフイルム用撮影レンズ14には、フォーカスレンズの位置を検出する位置センサ102が設けられており、CPU58は、この位置センサ102で検出されたフォーカスレンズの位置情報に基づいて撮影距離を検出する。そして、その検出した撮影距離に基づいてROM92からパララックスを補正するために必要なCCD52の移動量の情報を取得する。そして、取得した移動量の情報に基づいてアクチュエータ駆動部54Aに駆動信号を出力し、アクチュエータ54を駆動してCCD52を移動させ、パララックスを補正する。
【0075】
これにより、自動ピント調節と同時にパララックスが自動補正され、常に写真撮影される領域とデジタル撮影される領域とが一致する。
【0076】
なお、本実施の形態の複合カメラ100は、ピント合わせを自動で行なうように構成されているが、切換スイッチ等によりオートフォーカスとマニュアルフォーカスとを切り替えられるように構成してもよい。
【0077】
また、本実施の形態の複合カメラ100では、フォーカスレンズの位置情報に基づいて撮影距離を検出しているが、オートフォーカスセンサ(AFセンサ)を設置し、このAFセンサの測距情報に基づいてパララックスを補正するようにしてもよい。
【0078】
また、本実施の形態の複合カメラ10、100では、CCD52を移動させるアクチュエータとして圧電素子を例示しているが、CCD52を光軸と直交する面内で移動(微小移動)させることができる構成のものであれば、これに限定されるものではない。
【0079】
さらに、本実施の形態の複合カメラ10、100では、フイルム用撮影レンズ14とCCD用撮影レンズ16をカメラボディ12の前面に上下に並べて配置しているが、配置方法は、これに限定されるものではない。たとえば、横方向に並べて配置してもよい。この場合、パララックスを補正できる方向にCCD52を移動させる。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、被写体までの距離に基づいて撮像素子を移動させることにより、第1光学系と第2光学系とのパララックスを補正するので、写真フイルムに結像される被写体像と撮像素子の受光面に結像する被写体像とが常に一致する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合カメラの一実施形態を示す正面斜視図
【図2】本発明に係るカメラの一実施形態を示す背面斜視図
【図3】複合カメラの内部構造を示す概略図
【図4】複合カメラの内部構成を示すブロック図
【図5】複合カメラの他の実施の形態の内部構成を示すブロック図
【符号の説明】
10…複合カメラ、12…カメラボディ、14…フイルム用撮影レンズ、16…CCD用撮影レンズ、18…レリーズボタン、20…フォーカスノブ、22…液晶モニタ、24…ファインダーフード、26…裏蓋、28…フイルム巻き上げレバー、30…電源ボタン、32…モードダイヤル、34…十字ボタン、36…メニュー/OKボタン、38…バックボタン、40…フイルム用絞り、40A…絞り駆動部、41…シャッタ、41A…シャッタ駆動部、42…写真フイルム、44…アパーチャ、46…圧板、48A、48B…フイルム巻取り軸、50…CCD用絞り、50A…絞り駆動部、52…CCD、54…アクチュエータ、54A…アクチュエータ駆動部、56…ベース、58…中央処理装置(CPU)、60…タイミングジェネレータ、62…相関二重サンプリング回路/増幅器(CDS/AGC)、64…A/D変換器、66…画像入力コントローラ、68…信号処理回路、70…VRAM、72…ビデオエンコーダ、74…AF検出回路、76…AE/AWB検出回路、78…メモリ (SDRAM)、80…圧縮伸張処理回路、82…メディアコントローラ、84…メモリカード、90…エンコーダ、92…ROM、100…複合カメラ、102…位置センサ
【発明の属する技術分野】
本発明は複合カメラに係り、特に被写体像を写真フイルムに露光させる銀塩カメラと、被写体像を電子画像として取り込むことができるデジタルスチルカメラとが一体化された複合カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
被写体像を電子画像として取り込むことができるデジタルカメラは、撮影した画像をすぐに確認できたり、撮影した画像をパソコン等に取り込むことで容易に加工、編集したりすることができることから、近年急速に普及している。
【0003】
その一方でデジタルカメラは、銀塩カメラと比べると画質的にやや劣るところがある。そして、この画質を上げるべく、CCD等の撮像素子を大型化したり、高画素化したりすると、高価なものになってしまうという欠点がある。
【0004】
そこで、このデジタルカメラと銀塩カメラの利点を有効に活用すべく、デジタルカメラと銀塩カメラを一体化した複合カメラが提案されている。
【0005】
この複合カメラには、撮影光学系にハーフミラーを設置して、被写体像の一方を写真フイルムに導き、他方を撮像素子の受光面に導く一眼タイプのもの(たとえば、特許文献1、2等)と、被写体像を写真フイルムに結像させる光学系と、撮像素子の受光面に結像させる光学系とが別に設けられた二眼タイプのもの(たとえば、特許文献3、4等)とがある。
【0006】
しかし、一眼タイプの複合カメラは、光束をハーフミラーで二分割することから、二眼タイプの複合カメラに比べて撮像素子と写真フイルムに入射する光量が少なくなるという問題がある。
【0007】
一方、二眼タイプの複合カメラは、写真フイルムに被写体像を導く光学系と、撮像素子に被写体像を導く光学系とが分離されているため、両光学系の間にパララックスが発生するという問題がある。
【0008】
このため、特許文献3及び4の複合カメラでは、写真フイルムに写し込まれる画像の領域と液晶モニタに表示される画像の領域とが一致するように、被写体距離に応じてCCDによって撮像された画像の読み出し領域を変更してパララックスを補正するようにしている。
【0009】
【特許文献1】
特開平9−274243号公報
【0010】
【特許文献2】
特開平11−327031号公報
【0011】
【特許文献3】
特開平9−269545号公報
【0012】
【特許文献4】
特開平9−311378号公報)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のように、パララックスを補正するために、被写体距離に応じてCCDによって撮像された画像の読み出し領域を設定する方式では、画像の読み出し制御等が複雑になるという問題がある。
【0014】
また、全画素の一部のみを使用する構成となるため、CCDを有効に利用することができないという欠点もある。
【0015】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、パララックスを簡単に補正できる複合カメラを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決する為の手段】
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、被写体像を写真フイルムに結像させる第1光学系と、前記第1光学系に連動してピント調節が行なわれ、前記第1光学系と同じ画角の被写体像を撮像素子の受光面に結像させる第2光学系と、前記撮像素子によって光電変換された被写体像を示す画像信号に基づいて被写体像を表示する画像表示手段と、前記撮像素子を前記第2光学系の光軸と直交する面に沿って移動させる移動手段と、被写体までの距離を検出する距離検出手段と、前記距離検出手段によって検出された被写体までの距離に基づいて前記移動手段による前記撮像素子の移動量を制御することにより、前記第1光学系と前記第2光学系とのパララックスを補正する制御手段と、を備えたことを特徴とする複合カメラを提供する。
【0017】
また、請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、前記第1光学系と前記第2光学系は、縦長の四角い箱状に形成されたカメラボディの前面に上下に並べて配置され、前記移動手段は、前記撮像素子を上下方向に移動させてパララックスを補正することを特徴とする請求項1に記載の複合カメラを提供する。
【0018】
また、請求項3は、前記目的を達成するために、前記画像表示手段は、前記カメラボディの上面に配置されることを特徴とする請求項2に記載の複合カメラを提供する。
【0019】
本発明によれば、被写体までの距離に基づいて撮像素子を移動させることにより、第1光学系と第2光学系とのパララックスを補正する。これにより、写真フイルムに結像される被写体像と撮像素子の受光面に結像される被写体像とが常に一致する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係る複合カメラの好ましい実施の形態について説明する。
【0021】
図1、図2は、それぞれ本発明に係る複合カメラの一実施形態を示す正面斜視図と背面斜視図である。
【0022】
図1に示すように、カメラボディ12は、縦長の四角い箱状に形成されている。このカメラボディ12の前面には、フイルム用撮影レンズ14と固体撮像素子用撮影レンズ(CCD用撮影レンズ)16とが上下に並べて配置されており、その右下隅にはレリーズボタン18が配置されている。
【0023】
カメラボディ12の側面には、フォーカスノブ20が配置されており、フイルム用撮影レンズ14とCCD用撮影レンズ16は、このフォーカスノブ20を回動操作することにより、ピント調節が行なわれる。
【0024】
カメラボディ12の上面には、図1及び図2に示すように、液晶モニタ22が配置されている。この液晶モニタ22は、撮影時に画角確認用の電子ファインダとして使用されるとともに、撮影した電子画像の再生用モニタとして使用され、その上部には折り畳み式のファインダーフード24が取り付けられている。撮影者は、このファインダーフード24の上部から覗き込むようにして、液晶モニタ22の表示を確認する。
【0025】
カメラボディ12の背面には、図2に示すように、裏蓋26が設けられており、側面にはフイルム巻き上げレバー28が設けられている。この裏蓋26で覆われるカメラボディ12の背面には、図示しないアパーチャを挟んで上下にスプール室が形成されており、このスプール室に写真フイルムが装填される。また、この裏蓋26で覆われるカメラボディ12の背面には、図示しないカードスロットが形成されており、このカードスロットにメモリカードが装填される。
【0026】
裏蓋26には、電源ボタン30の他、モードダイヤル32、十字ボタン34、メニュー/OKボタン36、バックボタン38等の操作ボタン類が設けられている。モードダイヤル32は、複合カメラ10のモードを設定するダイヤルであり、このモードダイヤル32を回動操作することにより、複合カメラ10のモードが、▲1▼写真撮影モード、▲2▼デジタル撮影モード、▲3▼複合撮影モード、▲4▼再生モードのいずれかに設定される。
【0027】
ここで、「写真撮影モード」は、写真撮影のみを行なうモードであり、「デジタル撮影モード」は、デジタル撮影のみを行なうモードである。また、「複合撮影モード」は、写真撮影とデジタル撮影の両方を同時に行なうモードであり、「再生モード」は、デジタル撮影された画像を液晶モニタ22に再生表示させるモードである。
【0028】
十字ボタン34は、上下左右四方向の指示を入力できる操作ボタンとして機能し、メニュー/OKボタン36が押されることによって液晶モニタ22に表示されるメニュー画面からメニュー項目の選択や、各メニューにおける各種設定項目の選択に使用される。メニュー/OKボタン36は、液晶モニタ22にメニュー画面の表示の指示や選択内容の確定の指示、処理実行の指示などに使用され、バックボタン38は、メニューから選んだ項目の取消の指示や一つ前の操作状態に戻る際などに使用される。
【0029】
図3は、複合カメラ10の内部構造を示す概略図である。同図に示すように、フイルム用撮影レンズ14とCCD用撮影レンズ16は、互いにその光軸が平行になるように配設されている。
【0030】
フイルム用撮影レンズ14に入射した被写体光は、フイルム用絞り40及びシャッタ41を介して写真フイルム42に入射する。この写真フイルム42は、いわゆるブローニーフイルムであり、アパーチャ44と圧板46との間を通って下方のフイルム巻取り軸48Aから上のフイルム巻取り軸48Bに巻き上げられる。
【0031】
一方、CCD用撮影レンズ16に入射した被写体光は、CCD用絞り50を解して固体撮像素子(CCD)52の受光面に入射する。このCCD52は、アクチュエータ(たとえば、圧電素子等)54を介してベース56上に垂直に立設されており、アクチュエータ54をアクチュエータ駆動部54Aを介して駆動することにより、光軸と直交する面内を上下動する。
【0032】
このフイルム用撮影レンズ14とCCD用撮影レンズ16は、それぞれ写真フイルム42とCCD52に同じ画角で被写体像を写し出すように構成されており、カメラボディ12の側面に設けられたフォーカスノブ20を回転操作すると、互いにフォーカスレンズが連動して移動し、同じ位置にピントが合うように調節される。
【0033】
図4は、複合カメラ10の内部構成を示したブロック図である。同図において、中央処理装置(CPU)58は、本カメラシステムを統括制御する制御部であり、レリーズボタン18を含む操作部(電源ボタン30やモードダイヤル32、十字ボタン34等)からの入力信号に基づいて各回路を制御する。
【0034】
ここで、レリーズボタン18は、いわゆる「半押し」と「全押し」の二段で構成されており、「半押し」により「S1オン信号」が発生し、「全押し」により「S2オン信号」が発生する。 発生したS1オン信号とS2オン信号は、CPU58に入力され、CPU58は、この信号に基づいてレリーズボタン18が押されたことを検出する。
【0035】
さて、カメラ10のモードを「写真撮影モード」に設定し、カメラ10を被写体に向けると、CCD用撮影レンズ16から被写体の光学像が入射され、CCD用絞り50を介してCCD52の受光面上に結像される。そして、このCCD52内の各センサで光の入射光量に応じた量の電荷信号に光電変換される。
【0036】
CCD52に蓄積された信号電荷は、タイミングジェネレータ60から加えられる転送パルスによって信号電荷に応じた電圧信号として順次読み出され、相関二重サンプリング回路/増幅器(CDS/AGC)62に加えられる。そして、このCDS/AGC62によって各画素ごとのR、G、B信号がサンプリングホールドされるとともに増幅され、A/D変換器64に加えられる。A/D変換器64は、順次入力されるR、G、B信号をデジタルのR、G、B信号に変換して画像入力コントローラ66に出力する。
【0037】
画像入力コントローラ66を介して入力されたデジタルの画像信号は、信号処理回路68にてオフセット処理、ホワイトバランス補正及び感度補正を含むゲインコントロール処理、ガンマ補正処理等の所定の信号処理が施されたのちVRAM70に入力される。VRAM70には、それぞれ1コマ分の画像データを記憶するA領域とB領域とが含まれており、このA領域とB領域に1コマ分の画像データが交互に書き換えられる。そして、このVRAM70のA領域とB領域から交互に画像データが読み出され、ビデオエンコーダ72でエンコーディングされて液晶モニタ22に表示される。
【0038】
撮影者は、この液晶モニタ22に映し出された被写体像を確認しながら、カメラボディ12の側面に備えられたフォーカスノブ20を回し、フイルム用撮影レンズ14とCCD用撮影レンズ16のピント調節を行なう。そして、このフイルム用撮影レンズ14とCCD用撮影レンズ16のピントが被写体に合ったところで、撮影者がレリーズボタン18を半押しすると、CPU58にS1オン信号が入力され、CPU58は、このS1オン信号を検出することにより、最適な露出条件を検出する。
【0039】
まず、CCD52からA/D変換器64を介して出力される画像データが、画像入力コントローラ66を介してAE/AWB検出回路76に入力される。AE/AWB検出回路76は、撮像領域を64分割(水平方向8・垂直方向8)して得られる各分割領域ごとにR、G、Bの画像データをR、G、Bごとに積算し、その各分割領域ごとのR、G、Bの積算データをCPU58に出力する。CPU58は、このAE/AWB検出回路76から入力された積算データに基づいて被写体の明るさ(撮影Ev値)を算出し、この撮影Ev値に基づいて露出条件(絞り値とシャッタースピード)を決定する。
【0040】
そして、この半押しの状態から撮影者が更にレリーズボタン18を押し込んで、レリーズボタン18を全押しすると、CPU58にS2オン信号が入力され、CPU58は、このS2オン信号を検出することにより、撮影を実行する。
【0041】
すなわち、CPU58は、レリーズボタン18からS2オン信号を入力すると、決定された絞り値となるように絞り駆動部40Aを介してフイルム用絞り40を駆動制御するとともに、決定されたシャッタースピードとなるようにシャッタ駆動部41Aを介してシャッタ41を駆動制御し、被写体の光学像を写真フイルム42に露光させる。
【0042】
これにより、被写体像が写真フイルム42に撮影される。撮影終了後、撮影者は、カメラボディ12の側面に備えられたフイルム巻き上げレバー28を回し、写真フイルム42を1コマ分巻き上げる。
【0043】
以上のように、複合カメラ10のモードが「写真撮影モード」に設定されている場合、写真撮影のみが行われる。
【0044】
次に、複合カメラ10のモードが、「デジタル撮影モード」に設定されている場合について説明する。
【0045】
複合カメラ10のモードが「デジタル撮影モード」に設定されている場合、レリーズボタン18を押した後の動作が「写真撮影モード」と相違する。
【0046】
液晶モニタ22に映し出された被写体像に基づいてCCD用撮影レンズ16のピント調節を行なった後、撮影者がレリーズボタン18を半押しすると、CPU58にS1オン信号が入力される。CPU58は、このS1オン信号を検出することにより、最適な露出条件を検出する。
【0047】
まず、CCD52からA/D変換器64を介して出力される画像データが、画像入力コントローラ66を介してAE/AWB検出回路76に入力される。AE/AWB検出回路76は、撮像領域を64分割(水平方向8・垂直方向8)して得られる各分割領域ごとにR、G、Bの画像データをR、G、Bごとに積算し、その各分割領域ごとのR、G、Bの積算データをCPU58に出力する。CPU58は、このAE/AWB検出回路76から入力された積算データに基づいて被写体の明るさ(撮影Ev値)を算出し、この撮影Ev値に基づいて露出条件(絞り値とシャッタースピード)を決定する。
【0048】
そして、この半押しの状態から撮影者が更にレリーズボタン18を押し込んで、レリーズボタン18を全押しすると、CPU58にS2オン信号が入力され、CPU58は、このS2オン信号を検出することにより、撮影を実行する。
【0049】
S2オン信号を入力すると、CPU58は、決定した絞り値となるように絞り駆動部50Aを介してCCD用絞り50を駆動制御するとともに、決定したシャッタースピードに基づいてタイミングジェネレータ60を介してCCD52での電荷蓄積時間を制御し、1コマ分の画像データを取得する。
【0050】
CCD52から出力された1コマ分の画像データは、A/D変換器64から画像入力コントローラ66を介してメモリ(SDRAM)78に入力され、ここに一時記憶される。そして、このメモリ78から信号処理回路68に読み出され、輝度データ及び色差データの生成処理(YC処理)を含む所定の信号処理が施される。YC処理後の画像データは、再びメモリ78に入力され、ここに一時記憶されたのち、圧縮伸張処理回路80に出力され、ここでJPEG等の所定の圧縮処理が施される。そして、再びメモリ78に出力され、ここに一時記憶されたのち、メモリ78からメディアコントローラ82に読み出されてカードスロットに装填されたメモリカード84に記録される。
【0051】
以上により撮影が完了する。記録された画像データは、複合カメラ10のモードを再生モードに設定することでメモリカード84から読み出され、液晶モニタ22上に再生表示される。
【0052】
すなわち、複合カメラ10が再生モードに設定されると、メモリカード84に記録された画像データが、メディアコントローラ82を介してメモリ78に読み出され、ここに一時記憶されたのち圧縮伸張回路80に出力されて伸張処理が施される。伸張処理された画像データは、メモリ78に一時記憶されたのち、ビデオエンコーダ72に出力され、ここでエンコーディングされて液晶モニタ22にに再生表示される。
【0053】
以上のように、複合カメラ10のモードが「デジタル撮影モード」に設定されている場合、デジタル撮影のみが行なわれる。
【0054】
次に、複合カメラ10のモードが、「複合撮影モード」に設定されている場合について説明する。
【0055】
複合カメラ10のモードが「複合撮影モード」に設定されている場合、上記の写真撮影とデジタル撮影の両方が同時に行なわれる。
【0056】
液晶モニタ22に映し出された被写体像に基づいてCCD用撮影レンズ16のピント調節を行なった後、撮影者がレリーズボタン18を半押しすると、CPU58にS1オン信号が入力される。CPU58は、このS1オン信号を検出することにより、最適な露出条件を検出する。
【0057】
まず、CCD52からA/D変換器64を介して出力される画像データが、画像入力コントローラ66を介してAE/AWB検出回路76に入力される。AE/AWB検出回路76は、撮像領域を64分割(水平方向8・垂直方向8)して得られる各分割領域ごとにR、G、Bの画像データをR、G、Bごとに積算し、その各分割領域ごとのR、G、Bの積算データをCPU58に出力する。CPU58は、このAE/AWB検出回路76から入力された積算データに基づいて被写体の明るさ(撮影Ev値)を算出し、この撮影Ev値に基づいて露出条件(絞り値とシャッタースピード)を決定する。
【0058】
そして、この半押しの状態から撮影者が更にレリーズボタン18を押し込んで、レリーズボタン18を全押しすると、CPU58にS2オン信号が入力され、CPU58は、このS2オン信号を検出することにより、撮影を実行する。
【0059】
すなわち、CPU58はS2オン信号を入力すると、決定された絞り値となるように絞り駆動部40Aを介してフイルム用絞り40を駆動制御するとともに、決定されたシャッタースピードとなるようにシャッタ駆動部41Aを介してシャッタ41を駆動制御し、被写体の光学像を写真フイルム42に露光させる。これにより、被写体像が写真フイルム42に撮影される。
【0060】
また、CPU58は、S2オン信号を入力すると、決定した絞り値となるように絞り駆動部50Aを介してCCD用絞り50を駆動制御するとともに、決定したシャッタースピードに基づいてタイミングジェネレータ60を介してCCD52での電荷蓄積時間を制御し、1コマ分の画像データを取得する。そして、取得した画像データに対して所要の信号処理を施してメモリカード84に記録する。これにより、被写体像をメモリカード84に記録される。
【0061】
以上により撮影が完了する。この場合、デジタル撮影も同時に行なわれているので、メモリカード84に記録された画像データは、複合カメラ10のモードを再生モードに設定することでメモリカード84から読み出され、液晶モニタ22上に再生表示される。
【0062】
以上のように、複合カメラ10のモードが「複合撮影モード」に設定されている場合、写真撮影とデジタル撮影の両方が同時に行なわれる。
【0063】
ところで、本実施の形態の複合カメラ10のように二眼タイプのカメラは、写真フイルム42に被写体像を導くフイルム用撮影レンズ14と、CCD52に被写体像を導くCCD用撮影レンズ16とが分離されているため、両光学系の間にパララックスが発生するという問題がある。
【0064】
そこで、本実施の形態の複合カメラ10では、被写体までの距離(撮影距離)に応じてCCD52をアクチュエータ54によって上下動させることによりパララックスを自動補正する。
【0065】
ここで、撮影距離の検出は、フォーカスノブ20の回転量から検出する。すなわち、フォーカスノブ20には、エンコーダ90が取り付けられており、CPU58は、このエンコーダ90から出力されるフォーカスノブ20の回転量の情報に基づいて撮影距離を検出する。
【0066】
また、ROM92には、撮影距離に応じたCCD52の移動量の情報が記憶されている。すなわち、撮影距離に応じて生じるパララックスを補正するために必要なCCD52の移動量の情報が撮影距離に応じて記憶されている。
【0067】
CPU58は、フォーカスノブ20が回転されて撮影距離が変更されると、その撮影距離に応じてROM92からパララックスを補正するために必要なCCD52の移動量の情報を取得する。そして、その取得した移動量に基づいてアクチュエータ駆動部54Aに駆動信号を出力し、アクチュエータ54を駆動してCCD52を移動させ、パララックスを補正する。
【0068】
このように、本実施の形態の複合カメラ10では、撮影距離に応じてCCD52が自動的に移動し、パララックスを補正する。これにより、写真撮影される領域とデジタル撮影される領域とが常に一致する。
【0069】
また、このようにCCD52を移動させてパララックスを補正することにより、従来のように画像読み出し領域の設定等の複雑な制御が不要になり、簡単かつ正確にパララックスを補正することができる。また、CCD52の全画素を有効に利用して撮影することができる。
【0070】
なお、本実施の形態では、フォーカスノブ20の回転量の情報に基づいて撮影距離を検出しているが、フイルム用撮影レンズ14又はCCD用撮影レンズ16のフォーカスレンズの移動量を検出し、これに基づいて撮影距離を検出してもよいし、また、フイルム用撮影レンズ14又はCCD用撮影レンズ16の回転筒の回転量を検出し、これに基づいて撮影距離を検出してもよい。
【0071】
図5は、本発明に係る複合カメラの第2の実施の形態の内部構成を示したブロック図である。なお、上述した第1の実施の形態の複合カメラと同じ構成要素には同一符号が付されている。
【0072】
上述した第1の実施の形態の複合カメラ10では、ピント合わせを手動で行なうように構成されていたが(いわゆる、マニュアルフォーカス)、本実施の形態の複合カメラ100では、ピント合わせを自動で行なう(いわゆる、オートフォーカス)。このピントの自動調節は、次のように行われる。
【0073】
レリーズボタン18が半押しされると、CCD52からA/D変換器64を介して出力される画像データが、画像入力コントローラ66を介してAF検出回路74に入力される。AF検出回路74は、入力された画像データに基づいて画像のコントラスト情報をCPU58に出力する。そして、CPU58は、AF検出回路74から入力されたコントラスト情報に基づいてレンズ駆動部14A、16Aに駆動信号を出力し、被写体にピントが合うようにフイルム用撮影レンズ14及びCCD用撮影レンズ16のフォーカスレンズを移動させる。これにより、被写体にピントが合わせられる。
【0074】
ここで、このフイルム用撮影レンズ14には、フォーカスレンズの位置を検出する位置センサ102が設けられており、CPU58は、この位置センサ102で検出されたフォーカスレンズの位置情報に基づいて撮影距離を検出する。そして、その検出した撮影距離に基づいてROM92からパララックスを補正するために必要なCCD52の移動量の情報を取得する。そして、取得した移動量の情報に基づいてアクチュエータ駆動部54Aに駆動信号を出力し、アクチュエータ54を駆動してCCD52を移動させ、パララックスを補正する。
【0075】
これにより、自動ピント調節と同時にパララックスが自動補正され、常に写真撮影される領域とデジタル撮影される領域とが一致する。
【0076】
なお、本実施の形態の複合カメラ100は、ピント合わせを自動で行なうように構成されているが、切換スイッチ等によりオートフォーカスとマニュアルフォーカスとを切り替えられるように構成してもよい。
【0077】
また、本実施の形態の複合カメラ100では、フォーカスレンズの位置情報に基づいて撮影距離を検出しているが、オートフォーカスセンサ(AFセンサ)を設置し、このAFセンサの測距情報に基づいてパララックスを補正するようにしてもよい。
【0078】
また、本実施の形態の複合カメラ10、100では、CCD52を移動させるアクチュエータとして圧電素子を例示しているが、CCD52を光軸と直交する面内で移動(微小移動)させることができる構成のものであれば、これに限定されるものではない。
【0079】
さらに、本実施の形態の複合カメラ10、100では、フイルム用撮影レンズ14とCCD用撮影レンズ16をカメラボディ12の前面に上下に並べて配置しているが、配置方法は、これに限定されるものではない。たとえば、横方向に並べて配置してもよい。この場合、パララックスを補正できる方向にCCD52を移動させる。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、被写体までの距離に基づいて撮像素子を移動させることにより、第1光学系と第2光学系とのパララックスを補正するので、写真フイルムに結像される被写体像と撮像素子の受光面に結像する被写体像とが常に一致する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合カメラの一実施形態を示す正面斜視図
【図2】本発明に係るカメラの一実施形態を示す背面斜視図
【図3】複合カメラの内部構造を示す概略図
【図4】複合カメラの内部構成を示すブロック図
【図5】複合カメラの他の実施の形態の内部構成を示すブロック図
【符号の説明】
10…複合カメラ、12…カメラボディ、14…フイルム用撮影レンズ、16…CCD用撮影レンズ、18…レリーズボタン、20…フォーカスノブ、22…液晶モニタ、24…ファインダーフード、26…裏蓋、28…フイルム巻き上げレバー、30…電源ボタン、32…モードダイヤル、34…十字ボタン、36…メニュー/OKボタン、38…バックボタン、40…フイルム用絞り、40A…絞り駆動部、41…シャッタ、41A…シャッタ駆動部、42…写真フイルム、44…アパーチャ、46…圧板、48A、48B…フイルム巻取り軸、50…CCD用絞り、50A…絞り駆動部、52…CCD、54…アクチュエータ、54A…アクチュエータ駆動部、56…ベース、58…中央処理装置(CPU)、60…タイミングジェネレータ、62…相関二重サンプリング回路/増幅器(CDS/AGC)、64…A/D変換器、66…画像入力コントローラ、68…信号処理回路、70…VRAM、72…ビデオエンコーダ、74…AF検出回路、76…AE/AWB検出回路、78…メモリ (SDRAM)、80…圧縮伸張処理回路、82…メディアコントローラ、84…メモリカード、90…エンコーダ、92…ROM、100…複合カメラ、102…位置センサ
Claims (3)
- 被写体像を写真フイルムに結像させる第1光学系と、
前記第1光学系に連動してピント調節が行なわれ、前記第1光学系と同じ画角の被写体像を撮像素子の受光面に結像させる第2光学系と、
前記撮像素子によって光電変換された被写体像を示す画像信号に基づいて被写体像を表示する画像表示手段と、
前記撮像素子を前記第2光学系の光軸と直交する面に沿って移動させる移動手段と、
被写体までの距離を検出する距離検出手段と、
前記距離検出手段によって検出された被写体までの距離に基づいて前記移動手段による前記撮像素子の移動量を制御することにより、前記第1光学系と前記第2光学系とのパララックスを補正する制御手段と、
を備えたことを特徴とする複合カメラ。 - 前記第1光学系と前記第2光学系は、縦長の四角い箱状に形成されたカメラボディの前面に上下に並べて配置され、前記移動手段は、前記撮像素子を上下方向に移動させてパララックスを補正することを特徴とする請求項1に記載の複合カメラ。
- 前記画像表示手段は、前記カメラボディの上面に配置されることを特徴とする請求項2に記載の複合カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002330370A JP2004163711A (ja) | 2002-11-14 | 2002-11-14 | 複合カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002330370A JP2004163711A (ja) | 2002-11-14 | 2002-11-14 | 複合カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004163711A true JP2004163711A (ja) | 2004-06-10 |
Family
ID=32808078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002330370A Pending JP2004163711A (ja) | 2002-11-14 | 2002-11-14 | 複合カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004163711A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016090911A (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-23 | キヤノン株式会社 | 制御装置、撮像装置、撮像システム、レンズ装置、制御方法、プログラム、および、記憶媒体 |
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2002
- 2002-11-14 JP JP2002330370A patent/JP2004163711A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016090911A (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-23 | キヤノン株式会社 | 制御装置、撮像装置、撮像システム、レンズ装置、制御方法、プログラム、および、記憶媒体 |
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