JP2821889B2 - 時計機能を備えた車載用電子機器 - Google Patents
時計機能を備えた車載用電子機器Info
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- JP2821889B2 JP2821889B2 JP63268820A JP26882088A JP2821889B2 JP 2821889 B2 JP2821889 B2 JP 2821889B2 JP 63268820 A JP63268820 A JP 63268820A JP 26882088 A JP26882088 A JP 26882088A JP 2821889 B2 JP2821889 B2 JP 2821889B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は時計機能を備えた車載用電子機器に関す
る。
る。
<従来の技術> カーオーディオ装置など車載用電子機器にはマイクロ
コンピュータ等による時計機能を備え、タイマによる制
御や時刻表示等を行えるように構成したものが広く普及
している。
コンピュータ等による時計機能を備え、タイマによる制
御や時刻表示等を行えるように構成したものが広く普及
している。
このような時計機能を備えた電子機器を車輌に搭載す
る際に電子機器に車輌側の電源(バッテリ)を接続する
と、電子機器本来の機能はその電源スイッチをオンにし
ない限り働かないが、マイクロコンピュータなどの制御
部分には電源スイッチのオンオフに関係なく電源が供給
され、これに伴い電源の接続と同時に時計機能が動作を
開始する。
る際に電子機器に車輌側の電源(バッテリ)を接続する
と、電子機器本来の機能はその電源スイッチをオンにし
ない限り働かないが、マイクロコンピュータなどの制御
部分には電源スイッチのオンオフに関係なく電源が供給
され、これに伴い電源の接続と同時に時計機能が動作を
開始する。
<発明が解決しようとする課題> しかし、上記した従来の構成では電子機器を車輌に搭
載して電源を接続した時に時計機能が動作するため不要
な電流が消費される欠点があった。即ち、時計機能が必
要になるのは車輌がユーザの手に渡った後であり、電子
機器の電源スイッチを最初にオンした時に時計機能を働
かせれば充分であり、それ以前の時計機能の稼働は無駄
なバッテリ消費となる。
載して電源を接続した時に時計機能が動作するため不要
な電流が消費される欠点があった。即ち、時計機能が必
要になるのは車輌がユーザの手に渡った後であり、電子
機器の電源スイッチを最初にオンした時に時計機能を働
かせれば充分であり、それ以前の時計機能の稼働は無駄
なバッテリ消費となる。
<発明の概要> 本発明は上記した問題点を改善するためになされたも
ので、時計機能を備えた車載用電子機器において、該電
子機器を車輌に取付け電源を接続した後、最初に電源を
オンしたことを検出する手段と、該検出により時計機能
の動作を開始し、以降電源スイッチがオフになっても時
計機能動作を維持する手段とを有することを基本的な特
徴とするものである。
ので、時計機能を備えた車載用電子機器において、該電
子機器を車輌に取付け電源を接続した後、最初に電源を
オンしたことを検出する手段と、該検出により時計機能
の動作を開始し、以降電源スイッチがオフになっても時
計機能動作を維持する手段とを有することを基本的な特
徴とするものである。
<作用> 電子機器を車輌に取り付け、電源を接続しただけでは
時計機能は動作を開始しない。電源接続後、最初に電子
機器の電源スイッチをオンしたことを検出し、この検出
により時計機能の動作を開始する。そして、一度時計機
能の動作が始まったら、電源スイッチをオフしても時計
機能の稼働は維持され、電源と接続している限り動作を
継続する。
時計機能は動作を開始しない。電源接続後、最初に電子
機器の電源スイッチをオンしたことを検出し、この検出
により時計機能の動作を開始する。そして、一度時計機
能の動作が始まったら、電源スイッチをオフしても時計
機能の稼働は維持され、電源と接続している限り動作を
継続する。
<実施例> 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において電子機器Xは車輌Yのバッテリ21とイ
グニッションスイッチ20を介してA端子22、B端子23に
より接続するようになっている。A端子22側は電源スイ
ッチ3を介して電子機器の各機構に電源を供給するよう
になっている。即ち、パワーアンプ11に電源を供給し、
又電源回路10を介してカセットプリアンプ12、ラジオ部
13、カセットメカニズム駆動部14へと電源を供給するよ
うに構成されている。なお、15はカセットメカニズムで
ある。
グニッションスイッチ20を介してA端子22、B端子23に
より接続するようになっている。A端子22側は電源スイ
ッチ3を介して電子機器の各機構に電源を供給するよう
になっている。即ち、パワーアンプ11に電源を供給し、
又電源回路10を介してカセットプリアンプ12、ラジオ部
13、カセットメカニズム駆動部14へと電源を供給するよ
うに構成されている。なお、15はカセットメカニズムで
ある。
一方B端子23側は電源回路4を介してマイクロコンピ
ュータを主体に構成される制御装置1に電源を供給し、
電源スイッチ3のオンオフに関係なく電源を供給するよ
うに構成されている。制御装置1には水晶発振器等の発
振器2が設けられており、この発振器2によるクロック
を制御装置1内部で分周することにより時計機能を発揮
するように構成されている。但し、この発振器2は電源
回路4から制御装置1への電源投入だけでは稼働せず、
電源投入後最初に電源スイッチ3がオンになった時に初
めて稼働するように構成されている。
ュータを主体に構成される制御装置1に電源を供給し、
電源スイッチ3のオンオフに関係なく電源を供給するよ
うに構成されている。制御装置1には水晶発振器等の発
振器2が設けられており、この発振器2によるクロック
を制御装置1内部で分周することにより時計機能を発揮
するように構成されている。但し、この発振器2は電源
回路4から制御装置1への電源投入だけでは稼働せず、
電源投入後最初に電源スイッチ3がオンになった時に初
めて稼働するように構成されている。
制御装置1からの信号は表示部6に送られ所定の表示
を行うように構成されている。また操作部7から操作者
による各種の操作指令が入力されるように構成されてい
る。
を行うように構成されている。また操作部7から操作者
による各種の操作指令が入力されるように構成されてい
る。
制御装置1にはレベル変更回路5から電源スイッチ3
のオン検出信号が入力される様に構成されている。レベ
ル変更回路5は電源スイッチ3オンによるバッテリ21か
らの電源供給を所定のレベルまで落として電源スイッチ
3のオン信号として制御装置1に送信するように構成さ
れている。制御装置1は電源回路4からの電源投入後最
初にレベル変更回路5から電源スイッチ3オン信号の送
信があった時、発振器2を稼働して時計機能の作動を開
始するように構成されている。
のオン検出信号が入力される様に構成されている。レベ
ル変更回路5は電源スイッチ3オンによるバッテリ21か
らの電源供給を所定のレベルまで落として電源スイッチ
3のオン信号として制御装置1に送信するように構成さ
れている。制御装置1は電源回路4からの電源投入後最
初にレベル変更回路5から電源スイッチ3オン信号の送
信があった時、発振器2を稼働して時計機能の作動を開
始するように構成されている。
第2図により動作を説明する。
電子機器Xに電源が供給されていない状態から(ステ
ップ30)、A端子22、B端子23を接続して電子機器Xに
電源が供給されると(ステップ31)、電源回路4を介し
て制御装置1に電源が供給される(ステップ32)。この
とき、制御装置1はスタートしているが、何も動作をし
ておらず、発振器2も稼働せず時計機能も開始していな
い低消費モードとなっている(ステップ33)。制御装置
1はレベル変更回路5からの電源スイッチ3オン信号入
力を待機し(ステップ34)、入力があるまで低消費モー
ドを維持する。電源スイッチ3がオンされると、制御装
置1は通常の動作を開始し、ラジオ部13の受信、制御や
カセットメカニズム駆動部14の制御を行う(ステップ3
5)。同時に発振器2も発振を開始し、時計機能も動作
を開始し、表示部6に時計表示を実行する(ステップ3
6)。そして操作部7を介しての時刻調整を待ち(ステ
ップ37)、時刻調整が行われたら時計モードを開始する
(ステップ38)。その後電源スイッチ3のオフがあるま
で通常動作を継続し(ステップ39、40)、電源スイッチ
3のオフにより時計機能以外の動作を終了する(ステッ
プ41)。これにより、電源スイッチ3のオフ以降も時計
機能を持続する。
ップ30)、A端子22、B端子23を接続して電子機器Xに
電源が供給されると(ステップ31)、電源回路4を介し
て制御装置1に電源が供給される(ステップ32)。この
とき、制御装置1はスタートしているが、何も動作をし
ておらず、発振器2も稼働せず時計機能も開始していな
い低消費モードとなっている(ステップ33)。制御装置
1はレベル変更回路5からの電源スイッチ3オン信号入
力を待機し(ステップ34)、入力があるまで低消費モー
ドを維持する。電源スイッチ3がオンされると、制御装
置1は通常の動作を開始し、ラジオ部13の受信、制御や
カセットメカニズム駆動部14の制御を行う(ステップ3
5)。同時に発振器2も発振を開始し、時計機能も動作
を開始し、表示部6に時計表示を実行する(ステップ3
6)。そして操作部7を介しての時刻調整を待ち(ステ
ップ37)、時刻調整が行われたら時計モードを開始する
(ステップ38)。その後電源スイッチ3のオフがあるま
で通常動作を継続し(ステップ39、40)、電源スイッチ
3のオフにより時計機能以外の動作を終了する(ステッ
プ41)。これにより、電源スイッチ3のオフ以降も時計
機能を持続する。
以上説明した構成によれば、電子機器Xを車輌Yに装
着し、電源を接続した状態では電子機器Xの時計機能は
稼働しないから、電力消費を低く抑えることが出来る。
また、電源接続後最初の電源スイッチ3オンにより時計
機能がスタートし、その後は電源スイッチ3のオンオフ
に関係なく時計機能の動作が保証されるから、使用に全
く支障を来すことがない。
着し、電源を接続した状態では電子機器Xの時計機能は
稼働しないから、電力消費を低く抑えることが出来る。
また、電源接続後最初の電源スイッチ3オンにより時計
機能がスタートし、その後は電源スイッチ3のオンオフ
に関係なく時計機能の動作が保証されるから、使用に全
く支障を来すことがない。
<発明の効果> 以上説明したように本発明は、時計機能を備えた車載
用電子機器において、該電子機器を車輌に取付け電源を
接続した後最初に電源をオンしたことを検出する手段
と、該検出により時計機能の動作を開始し、以降電源ス
イッチがオフになっても時計機能動作を維持する手段と
を有するため、従来のように電源を接続後直ちに時計機
能が動作を開始することがなく、電力消費を節約するこ
とが可能になる効果がある。
用電子機器において、該電子機器を車輌に取付け電源を
接続した後最初に電源をオンしたことを検出する手段
と、該検出により時計機能の動作を開始し、以降電源ス
イッチがオフになっても時計機能動作を維持する手段と
を有するため、従来のように電源を接続後直ちに時計機
能が動作を開始することがなく、電力消費を節約するこ
とが可能になる効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
動作を説明するフローチャート図である。 1:制御装置、2:発振器、3:電源スイッチ、4:電源回路、
5:レベル変更回路、6:表示部、7:操作部、10:電源回
路、11:パワーアンプ、12:カセットプリアンプ、13:ラ
ジオ部、14:カセットメカニズム駆動部、15:カセットメ
カニズム、20:イグニッションスイッチ、21:バッテリ、
22:A端子、23:B端子。
動作を説明するフローチャート図である。 1:制御装置、2:発振器、3:電源スイッチ、4:電源回路、
5:レベル変更回路、6:表示部、7:操作部、10:電源回
路、11:パワーアンプ、12:カセットプリアンプ、13:ラ
ジオ部、14:カセットメカニズム駆動部、15:カセットメ
カニズム、20:イグニッションスイッチ、21:バッテリ、
22:A端子、23:B端子。
Claims (1)
- 【請求項1】時計機能を備えた車載用電子機器におい
て、 該電子機器を車輌に取付け電源を接続した後最初に電源
をオンしたことを検出する手段と、 該検出により時計機能の動作を開始し、以降電源スイッ
チがオフになっても時計機能動作を維持する手段と、 を有することを特徴とする時計機能を備えた車載用電子
機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63268820A JP2821889B2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 時計機能を備えた車載用電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63268820A JP2821889B2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 時計機能を備えた車載用電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02116075A JPH02116075A (ja) | 1990-04-27 |
JP2821889B2 true JP2821889B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=17463713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63268820A Expired - Fee Related JP2821889B2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 時計機能を備えた車載用電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2821889B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110139194A (zh) * | 2019-05-29 | 2019-08-16 | 惠州市德赛西威汽车电子股份有限公司 | 一种汽车音响系统死机处理方法 |
-
1988
- 1988-10-25 JP JP63268820A patent/JP2821889B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02116075A (ja) | 1990-04-27 |
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Legal Events
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