JP2821568B2 - 超電導ウィスカー複合体の製造方法 - Google Patents

超電導ウィスカー複合体の製造方法

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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸化物超電導ウィスカ
ー複合体とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】近年の酸化物超電導体に関
しては、基礎研究および応用研究の両分野において目ざ
ましい進展が認められる。基礎研究分野においては、新
組成超電導体の発見、新しい合成法の開発、超電導発現
機構の解明などについての進展がある。また、応用研究
分野においても、電気・電子材料から医療分野までとそ
の研究範囲は広っており、様々な分野から酸化物超電導
材料の開発、機能性向上などへの期待が高まりつつあ
る。
【0003】現在、超電導材料として広く利用されてい
るものは、ニオブ・チタン合金などの非酸化物超電導材
料である。しかしながら、これらの非酸化物超電導材料
の臨界温度は低いので、冷却のためには液体ヘリウムを
用いなければならず、冷却コストが高くなる。
【0004】一方、酸化物超電導材料には、液体窒素の
沸点以上の臨界温度を有するものがあり、これを用いれ
ば、冷却コストは軽減される。そのため、酸化物超電導
材料を利用する電力貯蔵、電力輸送、強磁場発生などに
ついての研究開発が活発になされている。これらの目的
を達成するためには、超電導体物質を線材化する必要が
ある。線材化方法としては、酸化物超電導体の仮焼粉末
を銀シ−スに詰めて再熱処理する方法、ゾル・ゲル法、
酸化物超電導体の融液からの線引き法などがある。しか
しながら、これらの方法により得られた線材は、多結晶
体であるため、良好な超電導特性を得るためには、結晶
粒の配向化および材料の高密度化だけではなく、結晶粒
界での弱結合という問題点をも克服しなければならな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、超
電導特性に優れた単結晶である超電導ウィスカーが高配
向化され、粒界での弱結合の問題が解決され、且つ高密
度化された超電導材料を得ることを主な目的とする。
【0006】本発明者は、上記の様な技術の現状に鑑み
て種々実験および研究を重ねてきた。その結果、Bi
SrCaCu構造を有する超電導ウィスカーと
BiSrCaCu構造を有する超電導粉末結
晶とを混合した後ホットプレス焼結する場合には、両材
料の混合物を成形した後大気圧下で焼結する場合或いは
超電導粉末結晶単独をホットプレスする場合に比して、
超電導粉末の粒成長と配向とが促進され、臨界電流密度
も向上した酸化物超電導材料が得られることを見出し
た。
【0007】すなわち、本発明は、下記の酸化物超電導
ウィスカー複合体とその製造方法を提供するものであ
る;1.酸化物超電導ウィスカーと酸化物超電導粉末と
から構成され、超電導ウィスカーおよび超電導粉末結晶
は、ともにBi、Sr、Ca、CuおよびOからなり且
つBiSrCaCu構造を有しており、超電
導ウィスカーの含量が全重量の5〜40重量%であり、
さらに超電導ウィスカーおよび超電導粉末結晶のab面
が平行に配向していることを特徴とする酸化物超電導ウ
ィスカー複合体。
【0008】2.(a)Bi、Sr、Ca、Cuおよび
Oからなり、Bi2Sr2CaCu28構造を有する酸化
物超電導ウィスカー5〜40重量%と(b)Bi、S
r、Ca、CuおよびOからなり、Bi2Sr2CaCu
28構造を有する酸化物超電導粉末結晶95〜60重量
%とからなる混合物をホットプレス焼結することを特徴
とする酸化物超電導ウィスカー複合体の製造方法。
【0009】本発明の超電導ウィスカー複合体の製造に
際して使用する超電導粉末結晶は、原子組成比が、Bi
=1.00として、Sr=1.00、Ca=0.50、
Cu=1.00となる様に原料物質を混合した後、焼成
し、粉砕することにより、得られる。この際の焼成条件
は、通常温度800〜860℃程度、時間20〜100
時間程度で、より具体的な一例として800℃で12時
間仮焼した後、さらに860℃で60時間焼成する。粉
末結晶の粒径は、特に限定されるものではないが、通常
1〜50μm程度であり、より好ましくは1〜10μm程
度である。
【0010】一方、本発明の超電導ウィスカー複合体の
製造に際し使用する超電導ウィスカーは、本発明者らに
よる特開平2−252621号に開示されている様に、
原料物質の融液を急冷することにより得られたガラス板
を熱処理することにより、得られる。より具体的には、
例えば、原子組成比が、Bi=1.00として、Sr=
1.00、Ca=1.00、Cu=2.00であるガラ
ス板を酸素気流中で、865℃で80時間熱処理するこ
とにより、得られる。超電導ウィスカーの寸法も特に限
定されないが、通常長さ1〜15mm程度、幅10〜1
50μm程度、厚さ1〜10μm程度であり、より好ま
しくは、長さ10mm程度、幅100μm程度、厚さ5
μm程度である。
【0011】上記の超電導粉末結晶および超電導ウィス
カーのどちらの場合にも、原料物質としては、焼成によ
り酸化物を形成し得るものであれば特に限定されず、金
属単体、酸化物、各種の化合物(炭酸塩など)などが使
用できる。原料物質としては、上記の原子を2種以上併
せて含む複合酸化物或いは化合物などを使用してもよ
い。また上記の焼成工程および熱処理工程は、特に限定
されず、電気加熱炉、ガス加熱炉などの任意の手段によ
り、行うことができる。
【0012】なお、上記の方法により得られた超電導ウ
ィスカー中には、微量のBi2Sr2Ca2Cu3x
(2223相)が存在する場合があり、また超電導粉末
結晶にも、やはりBi2Sr2CaCu28相以外の相が
微量含まれている場合があるが、これらの微量成分の存
在は、本発明による複合体の性状に特に大きな影響を及
ばさない。
【0013】次いで、上記の方法で得られた超電導ウィ
スカーと超電導粉末結晶とを超電導ウィスカーの含量が
5〜40重量%となるように混合した後、得られた混合
物を815〜830℃程度で2〜36時間程度ホットプ
レス焼結に供する。
【0014】両材料の混合方法としては、有機溶媒中で
超電導ウィスカーと超電導粉末結晶とを撹拌混合する湿
式混合法、および有機溶媒などを用いることなく、超電
導粉末結晶と超電導ウィスカーとのみで混合を行う乾式
混合法のいずれを採用しても良く、いずれの方法によっ
ても、同様の特性を有する超電導ウィスカー複合体を作
製できる。湿式混合法の一例として、有機溶媒としての
n−ヘキサン中で両材料をマグネティックスタ−ラ−で
10分間混合した後、溶媒を除去し、乾燥することによ
り、超電導ウィスカーと超電導粉末結晶との均一な混合
物を得ることができる。湿式混合法において使用される
有機溶媒は、特に限定されず、超電導ウィスカーおよび
超電導粉末結晶と化学反応しないものであれば、いずれ
も使用可能である。
【0015】本発明の超電導ウィスカー複合体は、上記
の様にして得られた超電導ウィスカーと超電導粉末結晶
との混合物を任意の所望の形状に成形した後、ホットプ
レス焼結を行うことにより、製造される。ホットプレス
焼結条件は、通常温度815〜830℃程度、圧力6〜
12MPa程度で2〜36時間程度である。一例とし
て、上記の混合物を直径15mm、厚さ20mmの円柱
状に成形した後、815℃、12MPaで24時間焼成
することにより、本発明の超電導ウィスカー複合体を得
ることができた。ホットプレス焼結の手段は、特に限定
されず、加圧装置を備えた電気加熱炉、ガス加熱炉など
の任意の加圧焼結手段を採用し得る。
【0016】本発明による超電導ウィスカー複合体にお
いては、超電導ウィスカー成分が5〜40重量%を占
め、残余が超電導粉末結晶成分からなることを必須とす
る。超電導ウィスカー成分が5重量%未満である場合に
は、複合体内において超電導特性(臨界電流密度、磁気
シールド特性)において、ウィスカーを配合した効果が
殆ど認められないのに対し、40重量%を上回る場合に
は、焼結性が低下するので、複合体の機械的強度が、粉
末結晶単独のホットプレス焼結体のそれよりも低くな
る。
【0017】
【発明の効果】本発明の超電導ウィスカー複合体は、超
電導体ウィスカーが電流パスとして働くので、粒界の弱
結合の問題が軽減され、且つ超電導粉末結晶のみからな
るホットプレス焼結体および超電導体ウィスカーと超電
導粉末結晶との混合物を成形し、大気圧下で焼結した複
合焼結体と比較して、結晶粒の粒成長がより進行してお
り、高配向化されているため、高い臨界電流密度を有す
る。すなわち、本発明の超電導ウィスカー複合体は、液
体窒素温度において、3000A/cmを超えるとい
う極めて高い臨界電流密度を示す。
【0018】従って、ホットプレス焼結前の成形段階で
必要な形状に成形することにより、電力輸送用、電力貯
蔵用および磁場発生マグネット用線材、磁気シ−ルド材
などの高温超電導材料としての利用が期待される。
【0019】
【実施例】以下に実施例および比較例を示し、本発明の
特徴とするところをより一層明確にする。
【0020】実施例1 Bi=1.00として、Sr=1.00、Ca=0.5
0、Cu=1.00となる様に出発原料を十分に混合
し、アルミナルツボに入れ、電気炉中820℃で20時
間焼成し、粉砕し、加圧成形した後、860℃で60時
間焼成した。得られた焼結体を十分に粉砕して、Bi2
Sr2CaCu28構造を有する超電導粉末結晶(平均
粒径3μm以下)を得た。
【0021】一方、Bi=1.00として、Sr=1.
00、Ca=1.00、Cu=2.00となる様に出発
原料を十分に混合し、アルミナルツボに入れ、電気炉中
1200℃で30分間溶融し、急冷してガラス前躯体を
得た。このガラス前躯体を電気炉中酸素気流下に865
℃で80時間熱処理することにより、Bi2Sr2CaC
28構造を有する超電導ウィスカー(平均長さ10m
m、平均幅100μm、平均厚さ5μm)を得た。
【0022】次いで、この超電導粉末結晶4.50gと
超電導ウィスカー0.50gとをヘキサン中に懸濁し、
マグネティックスタ−ラ−を用いて混合した後、ヘキサ
ンを除去し、乾燥した。
【0023】得られた混合物を100kg/cm2で加
圧成形した後、金シ−トに包み、ホットプレス用電気炉
中で815℃、12MPaで24時間焼成した後、炉冷
した。得られた超電導ウィスカー複合体は、直径20m
m、厚さ2.0mmであった。
【0024】なお、本実施例および下記の実施例2にお
いて用いた超電導ウィスカーおよび超電導粉末結晶の製
造原料は、下記に示すものであった。
【0025】−Bi源…酸化ビスマス(Bi23) −Sr源…炭酸ストロンチウム(SrCO3) −Ca源…炭酸カルシウム(CaCO3) −Cu源…酸化銅(CuO) 表1は、本実施例1による試料(試料No.1)および
下記実施例2で得られた試料No.2〜11について、
超電導ウィスカーの含有量、ホットプレス焼結条件(温
度、圧力および時間)、焼結体のゼロ抵抗温度および密
度を示す。
【0026】
【表1】 実施例2 超電導ウィスカーを使用しないか(試料No.2)或い
は超電導ウィスカーの含有量を変えた(試料No.3〜
11)以外は実施例1の手法に準じて焼結体を得た。
【0027】参考例1 本発明による超電導ウィスカー複合体(試料No.1)
の粉末X線回折パタ−ンを図1に示す。この超電導ウィ
スカー複合体は、超電導ウィスカー含量が10重量%で
ある。このパタ−ンの全てのピ−クは、Bi2Sr2Ca
Cu28相に帰属でき、不純物相による回折ピ−クは観
察されなかった。
【0028】また、試料No.1のバルク体のX線回折
パタ−ンを図2に示す。ホットプレス時の加圧面に平行
な面のX線回折パタ−ン(a)では、(00n)のピ−
クが顕著に現れたが、加圧面に垂直な面のX線回折パタ
−ン(b)では、(100)のピ−クが観察された。こ
のことは、超電導粉末結晶粒および超電導ウィスカーの
ab面が、加圧面に対して平行に配向していることを示
している。
【0029】さらに、超電導ウィスカーを10重量%含
有する本発明の複合体(試料No.1)と超電導粉末結
晶のみからなる焼結体(0.0重量%試料、試料No.
2)の加圧面に垂直な断面の走査型電子顕微鏡(SE
M)写真をそれぞれ図3および図4として示す。
【0030】図3から明らかな様に、本発明の複合体に
おいて、超電導ウィスカーおよび超電導粉末結晶粒は、
それらのab面が加圧面に平行に配向している。超電導
ウィスカーの形状は、よく結晶成長した幅広いab面を
持つリボン状であるため、圧力によりab面が加圧面に
平行となるよう配向する。また超電導粉末結晶粒は、B
2Sr2CaCu28相が二次元的な結晶構造を有する
ため、ホットプレス焼結時にab面が加圧面に平行にな
るよう粒成長する。超電導ウィスカー付近、特に二本の
ウィスカーに挟まれた部分の結晶粒は、超電導ウィスカ
ーから離れたところの結晶粒よりも配向が良く、粒成長
も進んでいることが図3から明らかである。このことか
ら、超電導ウィスカーが、その付近の粉末結晶粒の配向
および粒成長を促進していることが分かる。また、超電
導ウィスカーから離れた粉末結晶粒の配向および粒径
は、0.0重量%試料とほぼ同じであった(図4を併せ
て参照)。これらの結果から、Bi2Sr2CaCu28
多結晶体に対して同組成の超電導ウィスカーを混合し、
ホットプレス焼結することにより、粉末結晶のみの焼結
体よりも、高配向であって、結晶粒もより成長した超電
導ウィスカー−超電導多結晶複合焼結体が得られること
が分かった。
【0031】本発明による超電導ウィスカー複合体およ
び比較例としての超電導粉末結晶焼結体のゼロ抵抗温度
は、65K以下〜84Kであった(表1参照)。
【0032】本発明による超電導ウィスカー複合体(試
料No.1、ウィスカー含量10%)および比較例とし
ての超電導粉末結晶焼結体(試料No.2、ウィスカー
含量0.0%)について、直流四端子法で測定した電気
抵抗と絶対温度との関係を図4に示す。
【0033】本発明による超電導ウィスカー複合体(試
料No.1、ウィスカー含量10%)および比較例とし
ての超電導粉末結晶焼結体(試料No.2、ウィスカー
含量0.0%)について、直流四端子法により、液体窒
素温度(77.4K)、ゼロ磁場中で測定した電圧−電
流曲線を示す。
【0034】また、試料No.1、2および6につい
て、電圧発生のしきい値を1.0μV/cmとした場合
の臨界電流密度を表2に示す。
【0035】
【表2】 試料No.2(0.0%試料)の臨界電流密度が38A
/cm2であるのに対し、試料No.1(10%複合
体)では3100A/cm2、試料No.6(20%複
合体)では4800A/cm2となり、超電導ウィスカ
ー複合体の方が0.0%試料よりも2桁大きな値となっ
た。この臨界電流密度増加については、2つの原因が考
えられる。第1の原因は、図3に示す様に、超電導ウィ
スカー周辺の結晶粒の粒成長の進行と高配向化である。
第2の原因は、超電導ウィスカーが電流パスとして働く
ことによる粒界の弱結合の問題の低下である。則ち、超
電導ウィスカー中を電流が流れることにより、電流が粒
界を通る回数が減り、その結果として弱結合による臨界
電流密度の低下が軽減されるものと推測される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の試料No.1から得られた超電導ウ
ィスカー複合体の粉末X線回折パタ−ンを示すチャート
である。
【図2】実施例1の試料No.1から得られた超電導ウ
ィスカー複合体のバルク体の加圧面に平行な面のX線回
折パタ−ンを示すチャート(a)、および加圧面に垂直
な面のX線回折パタ−ンを示すチャート(b)である。
【図3】実施例1の試料No.1から得られた超電導ウ
ィスカー複合体の断面(加圧面に垂直な面)における結
晶構造を示すSEM写真である。
【図4】実施例2の試料No.2(比較品)で得られた
超電導粉末結晶焼結体の断面(加圧面に垂直な面)にお
ける結晶構造を示すSEM写真である。
【図5】実施例1の試料No.1から得られた超電導ウ
ィスカー複合体と実施例2の試料No.2から得られた
超電導粉末結晶焼結体の電気抵抗の温度依存性を示すグ
ラフである。
【図6】実施例1の試料No.1から得られた超電導ウ
ィスカー複合体と実施例2の試料No.2から得られた
超電導粉末結晶焼結体の電圧−電流曲線を示すグラフで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 博志 大阪府池田市緑丘1丁目8番31号 工業 技術院大阪工業技術研究所内 (72)発明者 早川 惇二 大阪府池田市緑丘1丁目8番31号 工業 技術院大阪工業技術研究所内 (72)発明者 石川 博 大阪府池田市緑丘1丁目8番31号 工業 技術院大阪工業技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭64−83560(JP,A) 特開 平3−275600(JP,A) 特開 平4−46050(JP,A) 電子技術総合技術研究所彙報 58巻 (6号)(1994−6−20)pp.188− 191 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C01G 1/00 - 57/00 H01L 39/00 - 39/24 H01B 12/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)Bi、Sr、Ca、CuおよびOか
    らなり、BiSrCaCu構造を有する酸化
    物超電導ウィスカー5〜40重量%と(b)Bi、S
    r、Ca、CuおよびOからなり、BiSrCaC
    構造を有する酸化物超電導粉末結晶95〜60
    重量%とからなる混合物を成形した後、ホットプレス焼
    結することを特徴とする酸化物超電導ウィスカー複合体
    の製造方法。
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電子技術総合技術研究所彙報 58巻(6号)(1994−6−20)pp.188−191

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