JP2821327B2 - 情報処理方法 - Google Patents

情報処理方法

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JP2821327B2
JP2821327B2 JP4344580A JP34458092A JP2821327B2 JP 2821327 B2 JP2821327 B2 JP 2821327B2 JP 4344580 A JP4344580 A JP 4344580A JP 34458092 A JP34458092 A JP 34458092A JP 2821327 B2 JP2821327 B2 JP 2821327B2
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、外部から入力される値
をマ−ジン幅情報に設定するワ−ドプロセッサ等の情報
処理装置における情報処理方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば特開昭55−124863
号公報に示されている様に、印刷形式の各項目を全て設
定しておいて、印刷を行う装置があった。又、出力フォ
ーマット、例えば文字ピッチ、左右マージン等を何も指
定せずに文字等を出力できる出力装置があった。しかし
ながら該装置では、文字ピッチ、左右マージン値は、完
全に固定されたものであり、出力領域の大きさによって
変化させることは不可能だった。そのため、該装置で
は、出力領域の狭いものであっても出力領域の広いもの
であっても同じ左マージン値或は右マージン値をとるこ
とになり、全体のバランスの取れない出力結果を得ると
いう問題点がある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の問題点に鑑み、出力領域の大きさに応じて最もバラン
スの良い出力結果を得る為に、必要に応じて左及び右の
マ−ジン幅値を予め決められた値に自動設定するか否か
を制御する情報処理方法を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の情報処理方法は、マージン値幅を出力媒
体の幅に応じた値に自動設定する指示がされているか否
かを判断する判断工程と、前記判断工程で前記指示がさ
れていると判断された場合に前記マージン幅値を出力媒
体の幅に応じた値に設定し、前記判断工程で前記指示が
されていないと判断された場合は、外部から指示される
値を前記マージン幅値として設定する制御工程とを有す
る。 【0005】 【作用】本発明の情報処理方法においては、左及び右の
マ−ジン幅値を予め決められた値に自動設定する指示が
されている場合に、左及び右のマ−ジン幅値を予め決め
られた値に自動設定する。 【0006】 【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。 【0007】尚、本発明でいう出力装置は、例えば出力
部単体であっても良いし、出力部とホストから構成され
る装置であっても良い。或は出力部と一体型のワードプ
ロセッサであっても良いし、複数の機器から構成される
ワードプロセッシングシステムであっても良い。或はパ
ソコン等にソフトを供給することによって機能するもの
であっても良いことは言うまでもない。 【0008】(ブロック図)図1は本発明による一実施
例を示すブロック図である。同図に於いて、CPUはマ
イクロプロセッサであり、演算、論理判断等を行う。後
述するアドレスバスAB、コントロールバスCB、デー
タバスDBを介して、AB、CB、DBに連なる機器を
コントロールする。 【0009】ABはアドレスバスで制御対象を指示する
信号を転送する。 【0010】CBはコントロールバスで各種制御対象に
制御信号を印加するものである。 【0011】DBはデータバスで各種データを転送す
る。 【0012】ROMは制御メモリで制御手順等を記憶す
るものである。 【0013】RAMはランダムアクセスメモリで各種デ
ータの一時記憶に用いられる。それは例えばフラッグR
PFG、MCFG、PEFG、PCFG、レジスタS
N、CN等を有する。 【0014】KBはキーボードで、オペレータが本装置
に指令を与えるためのキー群から成る。該キー群は文字
入力用の文字キー群と、各種機能を指令するためのファ
ンクションキー群とから成る。文字キー群は、例えば、
JIS鍵盤が使用され、文字等の入力を行うことができ
る。ファンクションキー群には、プリントを指令するプ
リントキー及びプリントフォーマットのチェックを行う
ためのプリント位置決定キーを含むものである。 【0015】DATA BUFFERはバッファで、キ
ーボードKBから入力されたデータを蓄える。図2に文
字列がバッファDATA BUFFERに格納されてい
る様子を示す。PRINT ADDR REGはプリン
トアドレスレジスタで、バッファDATA BUFFE
Rに蓄えられた情報をプリントアウトするにあたって、
文字の印字位置を決定するための情報が格納される。図
3に示すごとく、左マージンレジスタ(LMR)、ピッ
チレジスタ1(PR1)、ピッチレジスタ2(PR
2)、右マージンレジスタ(RMR)とから成る。本実
施例においては、ドットプリンタが使用されるが、ここ
に格納される数値はいずれもドットを単位とするもので
ある。即ち、印刷における左マージン値がLMRドット
で右マージン値がRMRドット又文字ピッチは最初のP
R2文字に関しては、PR1+1ドット残りの文字に関
してはPR1ドットということを意味している。 【0016】DISPLAYは表示装置でDATA B
UFFER内に蓄えられた文字情報の表示を行う。 【0017】図4に示すごとく、表示するための表示器
CRT、表示器CRTのコントロールを行う制御回路C
RTC、表示器CRTに表示するための文字パターンを
格納するためのキャラクタジェネレータCGから成る。 【0018】LMSWは左マージンスイッチで、図5に
示すごとく、3ケタのデジタルスイッチDSW1と、エ
ンコーダENC1から成る。オペレータにより設定され
た値は、エンコーダENC1によりバイナリ値に変換さ
れたマイクロプロセッサCPUはその値を直接読むこと
ができるように構成されている。 【0019】このスイッチは、オペレータが印刷におけ
る左マージン値を設定するためのスイッチで印刷用紙の
左はじからどのくらいの位置に文字等を印刷するかをド
ット単位で指定するものである。 【0020】RMSWは右マージンスイッチで図5に示
すごとく、左マージンスイッチLMSWと同様の構成を
とる。このスイッチはオペレータが印刷における右マー
ジン値を設定するためのスイッチで、印刷用紙の右はし
からどのくらいの位置に文字等を印刷すべきかをドット
単位で指定するものである。 【0021】CPSWは文字ピッチスイッチで図5に示
す左マージンスイッチLMSWと同様の構成をとる。こ
のスイッチはオペレータが印刷における文字ピッチをド
ット単位で指定するためのスイッチである。 【0022】CNSWは行文字数スイッチで、図5に示
す左マージンスイッチLMSWと同様の構成をとる。こ
のスイッチは、オペレータが、一行に印刷すべき文字数
を指定するためのスイッチである。 【0023】PRINTERはプリンタで、図6に示す
如く、サーマルヘッド101、キャリッジ102、キャ
リッジ駆動ベルト103、キャリッジガイド104、印
刷用紙105、プラテン106、印刷用紙ガイド108
等から構成されているプリンタメカ部及びここれらをコ
ントロールする公知の不図示のコントロール部より成
る。サーマルヘッド101は9×1ドットのサーマルエ
レメントより成る。印刷にあたっては、図24のごと
く、9×7ドットマトリックスの文字パターンの印刷を
可能とする。又マイクロプロセッサCPUからのコント
ロールによりドット単位でキャリッジ102を動かした
り、又キャリッジリターン、ラインフィード信号CRL
Fによりキャリッジのリターンや所定量の紙送り等も可
能であるように構成されている。 【0024】PAWDは紙巾測定機で、図7の如く、印
刷用紙105に対し平行に配された複数個の反射型紙検
出機107と、該反射型紙検出機107からの出力デー
タを入力し、印刷用紙の紙巾値に変換するエンコーダ1
08から成る。反射型紙検出機107は、1つの光発生
器と1つの光受光機とのペアで構成され光発生器から発
生された光が印刷用紙に反射して帰って来たところを光
受光機により検出することにより印刷用紙の有無を判定
するものである。前記エンコーダ108は、複数個の反
射型紙検出機107からの出力データを入力することで
紙の大きさを知ることができる。エンコーダ108は例
えばリードオンリメモリROMで構成されており、入力
データに対して紙の横巾を、ドット単位の数値で出力す
るよう構成されているものである。 【0025】前記複数個の反射型紙検出機107は図6
に示すごとく、印刷用紙に平行に隣接して配置されるの
でプリンタPRINTERに挿入した印刷用紙の巾を容
易に知ることができる。 【0026】CGはキャラクタジェネレータで、9×7
ドットマトリックスの文字パターンが格納される。文字
をプリンタに出力する際に文字コードを文字パターンに
変換するためのマイクロプロセッサCPUにより参照さ
れる。 【0027】LMDPは左マージン表示機で、実際にプ
リントアウトする際の左マージン値をドット単位で表示
する。 【0028】RMDPは右マージン表示機で、実際にプ
リントアウトする際の右マージン値をドット単位で表示
する。 【0029】CPDPは文字ピッチ表示機で、実際にプ
リントアウトする際の文字ピッチ値をドット単位で表示
する。 【0030】EDPはエラーランプで、指定されたプリ
ントフォーマット、例えば左マージンスイッチLMSW
の指定値、右マージンスイッチRMSWの指定値、文字
ピッチスイッチCPSWの指定値、行数文字数CNSW
の指定値では印刷不可能な時表示させる。 【0031】まず本実施例の動作概略につき説明する。 【0032】オペレータは電源を入れた後表示器CRT
の画面を利用してキーボードKBから文章を入力した後
適宜編集処理を行い、プリントアウトしたい文章の作成
を行う。然る後プリントフォーマット(左マージン、右
マージン、文字ピッチ、行数文字数)を指定し、プリン
トキーを押下することにより入力した文章のプリントが
開始される。プリントフォーマットの指定はデジタルス
イッチの左マージンLMSW、右マージンRMSW、文
字ピッチCPSW、行数文字数CNSWを使用し行う。
プリントキーによりプリントが指定されると、本装置
は、まず印刷用紙の紙巾を測定し、指定されたプリント
フォーマット値によりプリントが可能か否かをチェック
する。もし、チェックの結果印刷が可能であると判断さ
れれば、実際のプリントフォーマット値(実際に印刷開
始される時の印刷フォーマットは、指定された印刷フォ
ーマット値と異なることがある)をプリントフォーマッ
ト表示機(左マージン表示機LMDP右マージン表示機
RMDP、文字ピッチ表示機CPDP)に表示した後、
印刷を開始する。もしチェックの結果、印刷が不可能で
あると判断されたならばエラーランプEDPを点灯させ
る。もしエラーランプEDPが点灯したならばオペレー
タは、プリントフォーマット値を変更した後再びプリン
トキーを押下することによりプリントの実行を行なう。
又本装置には、あらかじめプリントを実行する前にプリ
ントフォーマット値によるプリントアウトが可能か否か
をチェックする機能を有している。もし本装置によりプ
リントが可能であると判断されれば、実際のプリントフ
ォーマット値をプリントフォーマット表示機(前述の表
示機LMDP、RMDP、CPDPの総称)に表示す
る。オペレータがプリントフォーマット表示機に表示さ
れた数値に満足すれば、そのままプリントキーを押下す
ることによりプリントフォーマット表示機に表示され
た。 【0033】プリントフォーマットで印刷を行なうこと
ができる。オペレータがプリントフォーマット表示機に
表示された数字に満足できないなら、プリントフォーマ
ットスイッチ(スイッチLMSW、RMSW、CPS
W、CMSWの総称)によりプリントフォーマット値を
変更した後、プリントキーを押下することにより印刷を
行うことができる。もし、プリントが不可能であると判
断されればエラーランプが点灯される。オペレータは、
プリントフォーマット値を変更する手続きをとらねばな
らない。 【0034】次にプリントフォーマット値の意味につい
て説明する。左マージン値は、紙の左端から実際に文字
が印刷される位置までの距離であり、本実施例において
は、ドット単位で指定するものとする。指定値は0〜9
99まで許されるが、0の時は特別の意味を持つ。即
ち、0の時は左マージン値が本装置により自動設定され
ることを意味する。 【0035】本装置には、前述したように印刷用紙の紙
巾を測定する装置が取りつけられており、文字ピッチ、
右マージン値、紙巾値の関係で適切な左マージン値が設
定され印刷されることになる。 【0036】右マージン値は左マージン値の設定に準拠
するので説明は省略する。 【0037】文字ピッチ値は、文字のピッチをドット単
位で規定するものである。許される設定値は、7〜99
9及び0であり、0の時は前述と同じ自動設定を意味
し、7の時は、文字間隔のすきまが全くなく印刷するこ
とを意味する。 【0038】1行文字数値は、1行に印刷すべき文字数
を設定するものである。 【0039】次にプリントフォーマット値の自動設定に
つき補足的説明を行う。本実施例においては左マージン
値、右マージン値、文字ピッチ値について自動設定を可
能とする。設定方法はそれぞれ0とすることによる。三
者のすべてを自動設定にしても良いし、又一部のみを自
動設定しても良い。自動設定されなかった値は、優先的
に取入れられ自動設定された値は、その条件のもとで最
も印刷効果が上がるように本装置により決定される。 【0040】本実施例の動作を詳細に説明する。 【0041】(イニシャライズ処理)本装置は、電源が
投入された直後スタートするように構成されている。図
2は電源が投入されると実行されるイニシャライズ処理
のフローで、各ステップの内容を以下に示す。 【0042】 1.DATA BUFFERクリアエラーランプ消灯 2.KB処理 上述に示す如くステップ1でバッファDATA BUF
FERをクリアする。即ちすべてスペースコードを埋め
ることにより表示器CRTの表示をクリアする。エラー
ランプEDPを消灯させる。 【0043】(KB処理)ステップ2でKB処理をす
る。即ちキーボードKBからの入力を待ち、入力された
データに従って各種処理を行う。 【0044】前述のステップ2のKB入力処理を図9を
参照してさらに説明する。各ステップの内容を以下に示
す。 【0045】2.1 KBから入力が有ったか? 2.2 KBからデータを取り入れる 2.3 入力したデータはプリントキーのデータか? 2.4 PRINT処理 2.5 入力したデータはプリント位置決定キーか? 2.6 PRINT位置決定処理 2.7 入力したデータは入力編集処理用データか? 2.8 入力編集処理 上述に各ステップの内容を示す如くステップ2.1でK
Bからの入力を待つ。 【0046】ステップ2.2でKBから入力が有ったら
KBからのデータを入力する。 【0047】ステップ2.3、2.4で入力したデータ
がプリントキーからのデータであったらPRINT処理
を行う。 【0048】ステップ2.5、2.6で入力したデータ
がプリント位置決定キーからのデータであったらPRI
NT位置決定処理を行う。 【0049】ステップ2.7、2.8で入力したデータ
が入力編集処理用データであったら、その入力データに
従った各種入力編集処理を行う。本発明には直接関係が
ないので詳述しないが、例えば、文字の入力処理、挿入
処理、削除処理等であり、本処理によりバッファDAT
A BUFFER内に文字データが蓄えられることにな
る。 【0050】(PRINT処理)前述のステップ2.4
のPRINT処理の詳細を図10に示す。各ステップの
内容を以下に示す。 【0051】 2.4.1 PRINT位置決定処理(2.6) 2.4.2 PRINTエラーフラッグPEFG=1? 2.4.3 PRINT DATA出力処理 【0052】上述したようにステップ2.4.1でPR
INT位置決定処理(2.6)をし、オペレータが設定
したプリントフォーマットに従って、自動設定の時はプ
リントフォーマットの決定を行い、又プリントフォーマ
ット値の合理性をチェックする。チエックの結果OKな
らPRINTエラーフラッグPEFG=0にしチエック
の結果NOならPRINTエラーフラッグPEFG=1
にする。ステップ2.4.2でPRINTエラーフラッ
グPEFG=1ならばリターンし、PRINTエラーフ
ラッグPEFG=0ならステップ2.4.3に進む。ス
テップ2.4.3でPRINT DATA出力処理をす
る。即ち実際のプリントアウトを実行する。 【0053】上述の処理をしてPRINT処理を終了す
る。 【0054】(PRINT DATA出力処理)次にス
テップ2.4.3のプリントDATA出力処理の詳細を
図11に示す。各ステップの内容を以下に示す。 【0055】 【外1】 2.4.3.2 左マージン値(LMRの値)だけプリ
ントヘッドを進ませる。 【0056】 【外2】2.4.3.4 DATA BUFFER内の第SN番
目のDATAをCGを参照することによりパターンに変
換し、印字する。それに伴いヘッドは7ドットだけ移動
する。 【0057】2.4.3.5 SNインクリメント 2.4.3.6 すべてのデータを出力し終えたかチェ
ックする。 【0058】2.4.3.7 CN≦PR2? 2.4.3.8 〔PR1−7+1〕ドットのピッチだ
けヘッドを進ませる。 【0059】2.4.3.9 〔PR1−7〕ドットの
ピッチだけヘッドを進ませる。 【0060】2.4.3.10 CNインクリメント 2.4.3.11 CN>CNSW 2.4.3.12 CR、LF信号をプリンタに送る。 【0061】以上に示す如くステップ2.4.3.1で
DATA BUFFER内データのアドレスを示すカレ
ントパラメータSNを1に設定する。 【0062】ステップ2.4.3.2で左マージン値
(LMRの値)だけプリントヘッドを進ませる。 【0063】ステップ2.4.3.3.で一つの行のデ
ータのアドレス即ち桁ナンバーを示すカレントパラメー
タCNを1に設定する。 【0064】ステップ2.4.3.4でDATA BU
FFER内の第SN番目のコードデータをキャラクタジ
ェネレータCGを参照しパターンに変更し、プリンタに
出力することにより、印字する。それに伴い1文字の横
巾の7ドット分だけヘッドを進ませる。 【0065】 ステップ2.4.3.5でSNインクリメント ステップ2.4.3.6でSNの値をチェックすること
により、バッファDATA BUFFER内のすべての
データを出力し終えたかチェックする。すべてのデータ
を出力し終えたならリターンする。否ならステップ2.
4.3.7に進む。 【0066】ステップ2.4.3.7〜2.4.3.9
でCNの値をチェックし、もし、PR2の値より小さい
ならばヘッドを〔PR1−7+1〕ドットだけ進ませ、
もしPR2の値より大きかったら〔PR1−7〕の値だ
けヘッドを進ませる。これは、計算によって自動的に求
めた文字ピッチの値に余りの発生による誤差が有りこれ
を補正するためのものである。 【0067】 ステップ2.4.3.10でCNインクリメント ステップ2.4.3.11CN>CNSW即ち1行の文
字をプリントし終えたか否かチェックする。もしCN>
CNSWならステップ2.4.3.12に進み、否なら
2.4.3.4に進む ステップ2.4.3.12でキャリッジリターンCR、
ラインフィードLF信号をプリンタに送る。 【0068】上述のようにしてプリントDATA出力処
理を終了する。 【0069】(プリント位置決定処理)次にステップ
2.6プリント位置決定処理について図12を参照して
説明する。図に示す各ステップの内容を以下に示す。 【0070】2.6.1 エラーランプを消灯する 2.6.2 文字ピッチは自動設定か?(CPSW=0
?) 2.6.3 マージン設定処理 2.6.4 ピッチ算出処理 2.6.5 ピッチチェック処理 2.6.6 ピッチチェックフラッグPCFGか? 2.6.7 再度ピッチ算出処理を行う必要有るか? 2.6.10 ピッチ設定処理 2.6.11 マージン算出処理 2.6.12 マージンチェック処理 2.6.13 マージンチェックフラッグMCFGOK
か? 2.6.14 PRINT位置表示処理 2.6.8 エラーランプを点灯させる 2.6.14 PRINTエラーフラッグPEFGリセ
ット 2.6.9 PRINTエラーフラッグPEFGセット 以上に示す如くステップ2.6.1でエラーランプを消
灯する。 【0071】ステップ2.6.2で文字ピッチが自動設
定か否かチェックする。もし自動設定なら(CPSW=
0)ステップ2.6.3に進む。否ならステップ2.
6.10に進む。 【0072】ステップ2.6.3でマージン設定処理を
する。まずマージンの設定を行う。マージン値が既に設
定されているならばその値をマージン値とする。一方の
マージンのみが設定されている時は、設定されていない
方(自動設定されている方)のマージン値を仮に、設定
されている方のマージン値と同じにする。もし、左右両
方のマージンとも設定されていなかったら(自動設定で
あったら)紙巾の1割の値を仮の左右のマージン値と設
定する。 【0073】ステップ2.6.4でピッチ算出処理をす
る。左マージン値、右マージン値、紙巾、1行文字数が
与えられているので文字ピッチを算出できる。 【0074】ステップ2.6.5でピッチチェック処理
をする。ステップ2.6.4で算出されたピッチが合理
的なものであるか否かチェックする。チェックの結果、
合理であることが判明した場合ピッチチェックフラッグ
PCFGをセットし、又再ピッチ算出処理フラッグPR
FGをリセットする。もし不合理であることが判明した
ならばマージン値を変更し、再度文字ピッチを計算し直
すことが可能であるならば、マージン値をセットし直
し、ピッチチェックフラッグPCFGをリセットし、又
再ピッチ算出処理フラッグRPFGをリセットする。又
もしマージン値を変更する余地が無かったらピッチチェ
ックフラッグPCFGをリセットし又再ピッチ算出処理
フラッグPRFGもリセットする。 【0075】ステップ2.6.6でピッチチェックフラ
ッグPCFG=1ならステップ2.6.14に進む。否
ならステップ2.6.7に進む。 【0076】ステップ2.6.7で再ピッチ算出処理フ
ラッグPRFG=1ならステップ2.6.4に進む。否
ならステップ2.6.8に進む。 【0077】ステップ2.6.8でプリントフォーマル
トの不合理性が判明したのでエラーランプEDPを点灯
させる。 【0078】ステップ2.6.9でPRINTエラーフ
ラッグPEFGセットする。リターンする。 【0079】ステップ2.6.10でピッチ設定処理を
する。文字ピッチは、与えられているので、その与えら
れた値を文字ピッチ値とする。 【0080】ステップ2.6.11でマージン算出処理
をする。文字ピッチ、紙巾、行文字数が与えられた条件
で、マージン値を算出する。左右マージン値は一方又は
両方が自動設定であることもあるし、両方とも自動設定
でない場合もある。 【0081】ステップ2.6.12でマージンチェック
処理設定あるいは算出されたマージン値が合理的である
か否かチェックする。もし不合理ならマージンチェック
MCFGをリセットし、合理ならマージンチェックMC
FGをセットする。 【0082】ステップ2.6.13でマージンチェック
フラッグMCFG=1ならステップ2.6.14に進
む。否ならステップ2.6.8に進む。 【0083】ステップ2.6.14でプリント位置表示
処理をする。決定されたプリントフォーマット値をプリ
ント表示器に表示する。 【0084】ステップ2.6.15でプリントエラーP
EFGリセット。リターンし、プリント位置決定処理を
終了する。 【0085】(マージン設定)次に前述のステップ2.
6.3のマージン設定処理を図13を参照して説明す
る。各ステップの内容を以下に示す。 【0086】2.6.3.1左マージンは自動決定か?
(LMSW=0?) 2.6.3.2右マージンは自動決定か?(RMSW=
0?) 2.6.3.3LMR PAWD/10+7(整数演
算) 【0087】 【外3】 2.6.3.5右マージンは自動決定か?(RMSW=
0?) 【0088】 【外4】 上述したようにステップ2.6.3.1、2.6.3.
5、2.6.3.6で右マージンのみ自動設定の時、左
マージン値も右マージン値も同じ左マージン設定値にす
る。 【0089】ステップ2.6.3.1、2.6.3.
5、2.6.3.7で左右マージン共自動設定できない
時それぞれの設定値をそれぞれの値とする。 【0090】ステップ2.6.3.1、2.6.3.
2、2.6.3.4で左マージンのみ自動設定の時、左
マージン値も右マージン値も同じ右マージン値にする。 【0091】ステップ2.6.3.1、2.6.3.
2、2.6.3.3で〔紙巾の10%の値+7〕を左右
マージン値とする。但し余りは捨て去るものとする。本
実施例では左右マージン値を上記の如く紙巾の関数とし
て表現したが、左右マージン値は紙巾の関数となってい
るならば、本発明の主旨に反するものではない。 【0092】本実施例においては、ステップ2.6.
3.3、2.6.3.4、2.6.3.6において文字
列が印刷用紙に対しセンタリングするように左右マージ
ン値を定めたが、例えば、左マージン値を右マージン値
より大きくしのりしろ、あるいはとじしろを作るように
設定しても本発明の主旨に反するものではない。 【0093】(ピッチ算出処理)前述のステップ2.
6.4のピッチ算出処理の詳細を図14を参照して説明
する。図に示すステップの内容は以下に示す。 【0094】2.6.4.1 〔PAWD−LMR−R
MR〕の値をCNSWの値で除し、商をPR1余りをP
R2の値とする。 【0095】上述した如く紙巾から左右マージン値を減
じ、1行の文字数で除するならば文字ピッチが定まる。
商をPR1とし余りをPR2とし、ピッチ算出処理を終
了する。 【0096】(ピッチチェック処理)次に前述のピッチ
チェック処理の詳細を図15を参照して説明する。各ス
テップの内容は以下に示す。 【0097】2.6.5.1 PR1≦6? 2.6.5.2 PR6ピッチチェック処理 2.6.5.3 PR1≦8? 2.6.5.4 PR8ピッチチェック処理 2.6.5.5 PR1≦10? 2.6.5.6 PR10ピッチチェック処理 2.6.5.7 PR11ピッチチェック処理 上述した如くステップ2.6.5.1、2.6.5.2
で文字ピッチが小さすぎた場合(PR1≦6)PR6ピ
ッチチェック処理を行う。 【0098】ステップ2.6.5.3、2.6.5.4
で文字ピッチが多少せまい場合(7≦PR1≦8)PR
8ピッチチェック処理を行う。 【0099】ステップ2.6.5.5、2.6.5.6
で文字ピッチがほぼ妥当である時(9≦PR1≦10)
PR10ピッチチェック処理を行う。 【0100】ステップ2.6.5.7で、文字ピッチが
多少広い場合(PR1≧11)PR11ピッチチェック
処理を行う。 【0101】本実施例においては多少せまいあるいは多
少広いといった概念は主観的なものであり、その数値
は、実験により変化するものである。又各ピッチチェッ
ク処理の一部が除かれることがあってもさしつかえな
い。 【0102】以上によりピッチチェック処理を終了す
る。 【0103】次に前述のPR6ピッチチェック処理の詳
細を図16を参照して説明する。 【0104】各ステップの内容を以下に示す。 【0105】2.6.5.2.1 LMSW=0? 【0106】 【外5】 2.6.5.2.3 LMR<2 2.6.5.2.4 RMSW=0? 【0107】 【外6】 2.6.5.2.6 RMR<2 2.6.5.2.7 LMSW≠0かつRMSW≠0 2.6.5.2.8 再ピッチ算出処理RPFGセット 2.6.5.2.9 ピッチチェックPCFGリセット 2.6.5.2.10 再ピッチ算出処理PRFGリセ
ット 2.6.5.2.11 ピッチチェックPCFGリセッ
ト 以上の各ステップの内容を以下に示す。 【0108】ステップ2.6.5.2.1でレフトマー
ジン自動設定であるなら(LMSW=0)ステップ2.
6.5.2.2へ進む。否ならステップ2.6.5.
2.4に進む。 【0109】ステップ2.6.5.2.2でレフトマー
ジン値を1減じる 【0110】 【外7】 ステップ2.6.5.2.3でLMR<2ならば即ちレ
フトマージン値が、ある一定値(本実施例では2、左右
マージンによって異なっていても良い)より小さかった
ら、ステップ2.6.5.2.4に進む。 【0111】ステップ2.6.2.4〜2.6.5.
2.6で右マージン値についてと同様のことを行う。 【0112】ステップ2.6.5.2.7で左右マージ
ンとも自動設定でないならステップ2.6.5.2.1
0に進む。否ならステップ2.6.5.2.8に進む。 【0113】ステップ2.6.5.2.8、2.6.
5.2.9で再ピッチ算出処理フラッグRPFGセット
ピッチチェックフラッグPCFGリセットステップ2.
6.5.2.10、2.6.5.2.11で再ピッチ算
出処理フラッグRPFGリセット。ピッチチェックフラ
ッグPCFGリセット。 【0114】本実施例においては、ステップ2.6.
5.2.2、2.6.5.2.5において左右マージン
を1ドットずつ減らしたが、1ドットずつではなく数ド
ットずつ減らしても良い。又、左右マージンで減ずる値
が異なっても良い。 【0115】次に前述のステップ2.6.5.4のPR
8ピッチチェック処理の詳細を図17を参照して説明す
る。同図に於いて各ステップの内容は以下に示す。 【0116】2.6.5.4.1 LMSW=0? 【0117】 【外8】 2.6.5.4.3 LMR<7 2.6.5.4.4 RMSW=0? 【0118】 【外9】 2.6.5.4.6 RMR<7? 2.6.5.4.7 LMSW≠0かつRMSW≠0 2.6.5.4.8 再ピッチ算出処理フラッグRPF
Gセット 2.6.5.4.9 ピッチチェックフラッグPCFG
リセット 2.6.5.4.10 再ピッチ算出処理フラッグRP
FGリセット 2.6.5.4.11 ピッチチェックフラッグPCF
Gセット 以上に示す如く本処理はPR6ピッチチェック処理
(2.6.5.2)と本質的に同じであるが、異なる点
は、PR6ピッチチェック処理においては、左右マージ
ン値の変更が不可能ならばプリントフォーマットは、エ
ラーであると解釈したのに対し、PR8ピッチチェック
処理では左右マージン値の変更が不可能でも、その点で
妥協し、プリントフォーマットをエラーと解釈しない点
にある。即ちステップ2.6.5.4.9、2.6.
5.4.10において再ピッチ算出処理RPFGをリセ
ットし、ピッチチェックフラッグPCFGをセットする
ことを行う。 【0119】前述のステップ2.6.5.6のPR10
ピッチチェック処理の詳細を図18を参照して説明す
る。同図に示すステップの内容は、 2.6.5.6.1 再ピッチ算出フラッグRPFGリ
セット 2.6.5.6.2 ピッチチェックフラッグPCFG
セット 上述の如く再ピッチ算出フラッグRPFGをリセット
し、ピッチチェックフラッグPCFGをセットしその処
理を終了する。 【0120】次にステップ2.6.5.7のPR11ピ
ッチチェック処理の詳細を図19を参照して説明する。 【0121】2.6.5.7.1 LMSW=0? 【0122】 【外10】 2.6.5.7.3 LMR>〔PAWD/2−7〕 2.6.5.7.4 RMSW=0? 【0123】 【外11】 2.6.5.7.6 RMR>〔PAWD/2−7〕 2.6.5.7.7 LMSW≠0かつRMSW≠0 2.6.5.7.8 再ピッチ算出処理フラッグRPF
Gセット 2.6.5.7.9 ピッチチェックフラッグPCFG
リセット 2.6.5.7.10 再ピッチ算出処理フラッグRP
FGリセット 2.6.5.7.11 ピッチチェックフラッグPCF
Gセット 上述した如く本処理もPR6ピッチチェック処理と本質
的に同じであるが、PR11ピッチチェック処理のPR
6ピッチチェック処理との相違点を下記に説明する。 【0124】ステップ2.6.5.7.2、2.6.
5.7.5で左右マージンを減ずるのではなく、増加さ
せる。 【0125】ステップ2.6.5.7.3、2.6.
5.7.6で左右マージン値の最大は、PAWD/2−
7とする。 【0126】即ち紙巾の1/2より7ドット小さい値と
する。 【0127】ステップ2.6.5.7.10、2.6.
5.7.11で左右マージン値を変更できなかったら再
ピッチ算出処理フラッグRPFGをリセットし、ピッチ
チェックフラッグPCFGをセットする。 【0128】次に前述のステップ2.6.10のピッチ
設定処理を図20を参照して説明する。同図のステップ
の内容を以下に示す。 【0129】 【外12】 上述したようにステップ2.6.10.1、2.6.1
0.2で、文字ピッチを文字ピッチスイッチに設定した
値とする。 【0130】 【外13】 以上の処理でピッチ設定処理を終了する。 【0131】(マージン算出処理)次に前述のステップ
2.6.11のマージン算出処理の詳細を図21を参照
して説明する。 【0132】2.6.11.1 LMSW=0? 2.6.11.2 RMSW=0? 【0133】 【外14】 余りは捨て去る 【0134】 【外15】 2.6.11.7 RMSW=0? 【0135】 【外16】上述した如くステップ2.6.11.1、2.6.1
1.2、2.6.11.3、2.6.11.4で左右マ
ージン共自動設定である場合 【0136】 【外17】 余りは捨て去る 【0137】 【外18】 を行う。 【0138】ステップ2.6.11.1、2.6.1
1.2、2.6.11.5、2.6.11.6で左マー
ジンのみ自動設定の場合 【0139】 【外19】 を行う。 【0140】ステップ2.6.11.1,2.6.1
1.7,2.6.11.8,2.6.11.9で右マー
ジンのみ自動設定の場合 【0141】 【外20】 を行う。 【0142】ステップ2.6.11.1,2.6.1
1.7,2.6.11.10,2.6.11.11で左
右マージン共自動設定でない時 【0143】 【外21】 を行う。 【0144】なお、ステップ2.6.11.3,2.
6.11.4において文字列の印刷が印刷用紙に対して
センタリングされるように設定したが、左右マージン値
に差を設けるようにしても良い。以上の処理によりマー
ジン算出処理を終了する。 【0145】(マージンチェック処理)次に前述のステ
ップ2.6.12のマージンチェック処理の詳細を図2
2を参照して説明する。同図に於いて各ステップの内容
を以下に示す。 【0146】2.6.12.1 LMR+RMR+PR
1×CNSW≦PAWD? 2.6.12.2 LMR≧0 2.6.12.3 RMR≧0 2.6.12.4 PR1≧7 2.6.12.5 マージンチェックフラッグMCFG
リセット 2.6.12.6 マージンチェックフラッグMCFG
セット 上述のように、ステップ2.6.12.1〜2.6.1
2.6で LMR+RMR+PR1×CNSW≦PAWD かつLMR≧0 かつRMR≧0 かつPR1≧7 の時、合理的プリントフォーマットであり、マージンチ
ェックフラッグMCFGをセットする。それ以外の時不
合理なプリントフォーマットであり、マージンチェック
フラッグMCFGをリセットし、マージンチェック処理
を終了する。 【0147】(PRINT位置表示処理)次にステップ
2.6.14のPRINT位置表示処理を図23を参照
して説明する。各ステップの内容は以下に示す。 【0148】2.6.14.1 LMRの値を左マージ
ン表示機に表示する。 【0149】2.6.14.2 RMRの値を右マージ
ン表示機に表示する。 【0150】2.6.14.3 PR1の値を文字ピッ
チ表示機に表示する。 【0151】以上に示す如くステップ2.6.14.1
〜2.6.14.3でLMR,RMR,PR1の値をプ
リントフォーマット表示機に表示する。 【0152】次に本実施例の変形例について説明する。 【0153】本実施例においては、4種のデジタルスイ
ッチを用意したがこれらは省略が可能である。例えば左
マージンスイッチは、これが存在しなくても常に自動設
定であると解釈したりシステムで固有の値を初めから持
っていても良い。右マージンスイッチ、文字ピッチスイ
ッチについても同様である。行文字数スイッチが存在し
ない場合にはシステムで固有に持つ行文字数を使用する
か、あるいは、システムが造り出した行文字数を利用し
ても良い。 【0154】また、本実施例においては一枚の印刷用紙
に対して文字等レイアウトを決めるにあたって、1行の
文字数が固定であるとして、文字ピッチあるいはマージ
ン値を決定したが、文字ピッチあるいは、マージン値を
固定して1行文字数を変えても良い。あるいは又はすべ
ての値を可変にして適切な値をシステムが決めるように
しても良い。 【0155】さらに本実施例では、左又は右マージンが
指定されない時、文字列をセンタリングにて、プリント
アウトするように構成しているが、左右マージン値に差
を設け例えばのりしろ等のために左マージンを右マージ
ンより大きく取るようなことをしても良い。又のりしろ
を紙巾の大きさによって変化させるようにしても良い。 【0156】さらに本実施例はドットプリンタに対する
応用を詳説したものであるが、ドットプリンタに限るこ
となく、活字プリンタであっても良い。但し本実施例に
使用したプリンタは文字ピッチを自由に変えられるもの
であったが、文字ピッチを自由に変えられないプリンタ
にあっては、印字精度が悪くなる可能性はあるが本発明
の主旨に反するものではない。 【0157】さらに本実施例においては文章ピッチ、左
右マージンの指定に対し、1ドットを単位とする数値で
行ったが、単位系が変わっても本発明の主旨に反するも
のではない。例えば、文字ピッチを単位長さに何文字入
るかといった表現とかmm単位で表現する方法等多種多
様の方法が考えられる。 【0158】さらに本実施例にあっては紙巾測定機を有
するものであるが、紙巾測定機は必ずしも無くても良
い。その場合には、デジタルスイッチを設けてオペレー
タが紙巾を指定できるようにしても良いし、又、システ
ムが自動的に紙巾を規定するものであっても良い。 【0159】さらに本実施例におけるプリント位置決定
処理2.6において、ステップ2.6.2で文字ピッチ
が自動か否かを判定し、自動であった時ステップ2.
6.3に進むように構成されている。本実施例ではこの
段階で左右マージン値をあらかじめ仮に設定しておい
て、その後文字ピッチを計算し、その文字ピッチの可否
を判断する構成をとった。ここで他の方法としてあらか
じめ文字ピッチを仮に設定しておいて、その後左右マー
ジン値を計算し、左右マージン値の可否を判定しても良
い。この場合文字ピッチを増減させて最適の左右マージ
ン値を決定することになる。 【0160】さらに紙巾測定機は、前述の如く、紙巾を
リニアに測定するものであっても良いし、又、特定の紙
巾、例えばA4,A3といったサイズのみを検出できる
よう構成しても良い。 【0161】さらに出力フォーマットを表示するにあた
っての単位は、本実施例ではドットであるが、他の単位
系を用いても良い。例えば単位長さあたりの文字数で文
字ピッチを表現しても良いし、mm単位でマージン値、
文字ピッチを表現しても良い。 【0162】説明した様に本実施例によれば、マージン
幅値を出力媒体の幅に応じて自動設定する指示(0の
値)がされているか否かを判断し、当該指示がされてい
ると判断された場合に左及び右のマージン幅値を出力媒
体の幅に応じて自動設定し(図13におけるステップS
〔2,6,3,1〕、〔2,6,3,2〕〔2,6,3,3〕)、当該指示が
されていないと判断された場合に外部から指示される値
(1〜999)を左及び右のマージン幅値のそれぞれに
設定する(図13におけるステップS〔2,6,3,1〕、
〔2,6,3,7〕)。 【発明の効果】以上詳述した様に本発明によれば、マー
ジン値幅を出力媒体の幅に応じた値に自動設定する指示
がされているか否かを判断することができ、指示がされ
ていると判断された場合に前記マージン値幅を出力媒体
の幅に応じた値に設定し、指示がされていないと判断さ
れた場合は、外部から指示される値を前記マージン幅値
として設定する制御工程とを有した情報処理方法を提供
することが可能となった。或は、本願発明により、最も
バランスの良い出力結果を得るために、必要に応じてマ
ージン幅値を出力媒体の幅に応じて自動設定するか否か
を指示でき、更には、必要に応じて、外部より設定する
ことができ、使用効率が上がるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による一実施例を示すブロック図であ
る。 【図2】バッファDATA BUFFERの構成を示す
図である。 【図3】プリントアドレスレジスタPRINT ADD
R REGISTERの詳細図である。 【図4】表示装置DISPLAYの詳細図である。 【図5】検出スイッチの詳細図である。 【図6】プリンタの斜視図である。 【図7】紙巾測定機の詳細図である。 【図8】イニシャライズ処理を示す図である。 【図9】KB入力処理を示す図である。 【図10】PRINT処理を示す図である。 【図11】プリントDATA出力処理を示す図である。 【図12】プリント位置決定処理を示す図である。 【図13】マージン設定処理を示す図である。 【図14】ピッチ算出処理を示す図である。 【図15】ピッチチェック処理を示す処理である。 【図16】PR6ピッチチェック処理を示す図である。 【図17】PR8ピッチチェック処理を示す図である。 【図18】PR10ピッチチェック処理を示す図であ
る。 【図19】PR11ピッチチェック処理を示す図であ
る。 【図20】ピッチ設定処理を示す図である。 【図21】マージン算出処理を示す図である。 【図22】マージンチェック処理を示す図である。 【図23】PRINT位置表示処理を示す図である。 【図24】図6のプリンタの印字フォーマットを示す図
である。 【符号の説明】 CPU マイクロプロセッサー ROM 制御メモリ RAM メモリ LMDP 左マージン表示機 RMDP 右マージン表示機 CPDP 文字ピッチ表示機 EDP エラーランプ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−124863(JP,A) 東芝日本語ワードプロセッサJW−10 操作説明書(上級編)(昭和54−3− 20)東京芝浦電気株式会社 電子計算機 事業部発行 p.5〜9,117〜125 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/50

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.マージン値幅を出力媒体の幅に応じた値に自動設定
    する指示がされているか否かを判断する判断工程と、 前記判断工程で前記指示がされていると判断された場合
    に前記マージン幅値を出力媒体の幅に応じた値に設定
    し、 前記判断工程で前記指示がされていないと判断された場
    合は、外部から指示される値を前記マージン幅値として
    設定する制御工程とを有することを特徴とする情報処理
    方法。 2.前記情報処理方法は、表示部と入力部を必要とする
    ことを特徴とする請求項1の情報処理方法。
JP4344580A 1992-12-24 1992-12-24 情報処理方法 Expired - Lifetime JP2821327B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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東芝日本語ワードプロセッサJW−10操作説明書(上級編)(昭和54−3−20)東京芝浦電気株式会社 電子計算機事業部発行 p.5〜9,117〜125

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