JP2820595B2 - 噴霧式フラックス塗布装置および塗布方法 - Google Patents

噴霧式フラックス塗布装置および塗布方法

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JP2820595B2
JP2820595B2 JP5206860A JP20686093A JP2820595B2 JP 2820595 B2 JP2820595 B2 JP 2820595B2 JP 5206860 A JP5206860 A JP 5206860A JP 20686093 A JP20686093 A JP 20686093A JP 2820595 B2 JP2820595 B2 JP 2820595B2
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潤二 鍵山
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日本電熱計器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、噴出する霧状のフラッ
クスを配線基板に塗布する噴霧式フラックス塗布装置お
よび塗布方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】配線基板のはんだ付けにおいては、フラ
ックスを塗布する場合に、過剰なフラックスの塗布は、
配線基板を汚すとともに、飛散により周囲の装置を汚染
し、さらに不要なフラックス残査を増加している。
【0003】図11は従来の噴霧式フラックス塗布装置
の一例を示す平面図で、図12は図11の側面図であ
る。なお、図11ではフラックス供給系,エア供給系お
よび制御系はブロック図で示してある。これらの図にお
いて、1は配線基板、2は噴霧式フラックス塗布装置の
全体を示す。3は搬送コンベヤ、4は駆動ローラ、5は
モータ、6はガイドローラ、7は噴霧ノズル、8は前記
噴霧ノズル7を配線基板1の搬送方向(矢印X方向、以
下単にX方向という)と交差する方向(矢印Y方向、以
下単にY方向という)に移動せしめるアクチュエータ
で、このアクチュエータ8にスライダ9が取り付けられ
ている。
【0004】10は前記噴霧ノズル7から噴出した霧状
のフラックスで、図11においては配線基板1に対する
噴霧範囲(だ円の斜線部分)で示してある。11は前記
噴霧式フラックス塗布装置2の制御部で、マイクロコン
ピュータシステムで構成されている。12は前記噴霧ノ
ズル7から加圧したエアにより霧状のフラックス10を
噴出せしめるエア供給装置、13はフラックス供給装
置、14,15は電磁弁、16は配線基板進入検知セン
サ、17は配線基板幅検知センサで、配線基板1の幅に
応じてY方向に移動して調整する側の搬送コンベヤ3に
取り付けられている。18は前記噴霧ノズル7が配線基
板1の幅を検知するための検知で、スライダ9に固着
され、Y方向に移動する。19は前記モータ5の回転エ
ンコーダ、20は前記噴霧式フラックス塗布装置2を操
作する操作部、21は前記噴霧式フラックス塗布装置2
内にただよう霧状のフラックス10を回収するフード
で、図示しない集塵機に接続してあり、不要な霧状のフ
ラックス10を吸引して捕捉する。
【0005】また、SP は前記配線基板進入検知センサ
16が配線基板1の進入を検知したとき発信する配線基
板進入検知信号(以下単に進入検知信号という)、SW
は前記検知18がY方向に移動してこれを配線基板幅
検知センサ17で検知したとき発信する配線基板幅検知
信号(以下単に幅検知信号という)、SB は前記配線基
板1の搬送距離を求めるための回転エンコーダ19から
出力される搬送信号、SE はアクチュエータ8のスライ
ダ9さらに噴霧ノズル7が原点位置に在ることを示す原
点信号で、アクチュエータ8内に具備されたセンサによ
り出力される。SA は前記噴霧ノズル7から霧状のフラ
ックス10を噴出せしめるためのエアを供給するエア供
給制御信号、SF は前記噴霧ノズル7へ霧状のフラック
ス10を供給するフラックス供給制御信号、SS は前記
噴霧ノズル7のスイング制御信号、LAIR は電磁弁14
から噴霧ノズル7までの配管長、LFLUXは電磁弁15か
ら噴霧ノズル7までの配管長である。
【0006】図13は図11のアクチュエータ8の概略
構成を示す側面図で、図11と同一符号は同一部分を示
し、22はステッピングモータ、23はタイミングベル
ト、24は駆動ローラ、25は従動ローラである。な
お、スライダ9の位置は、ステッピングモータ22に供
給駆動するパルス数、つまりスイング制御信号SS の数
によって制御され、かつ、決定される。
【0007】図14は噴霧ノズル7から噴出した霧状の
フラックス10の配線基板1からみた軌跡と噴霧領域と
を示す説明図で、図11と同一符号は同一部分を示し、
PLは前記配線基板1の搬送方向のX方向の長さ、LPW
は前記配線基板1の幅、LAは前記噴霧ノズル7の移動
振幅、LS は噴霧区間、LS1,LS2は前記噴霧ノズル7
からの霧状のフラックス10の噴霧停止区間、LD1,L
D2は前記噴霧ノズル7からの霧状のフラックス10の無
効噴霧区間、vp は前記配線基板1のX方向の搬送速
度、vs は前記噴霧ノズル7のY方向の移動速度を示
す。
【0008】なお、噴霧式ノズル7をY方向に移動する
構成は公知のものでよい(例えば、特開平4−5917
0号公報,特開平4−59171号公報参照。その他
に、特開平4−59169号公報にはフラックス供給技
術が開示され、特開平4−367758号公報には、噴
霧ノズルの詰まり防止技術が開示されている。)。
【0009】次に、動作について説明する。なお、制
部11はマイクロコンピュータシステムで構成されてい
るので、その制御はソフトウェア上によって実現するこ
とができる。図15は図11の噴霧式フラックス塗布装
置2の制御の種類を示すフローチャートで、(1) 〜(4)
は各制御ブロックを示す。図11の操作部20をスター
トさせると、アクチュエータ8の駆動制御 (1)、エア供
給装置12の駆動制御(2)、フラックス供給装置13の
配線基板1に対する搬送方向のX方向と幅方向のY方向
の制御 (3),(4) が行われる。次いで、これらの動作終
了後は再びスタートする時点に戻る。
【0010】次に、図11により上記アクチュエータ8
の駆動制御のブロック(1) について説明する。配線基板
1が搬送コンベヤ3によりX方向に搬送され、配線基板
進入検知センサ16の位置に進入すると、進入検知信号
P が”H”レベル(ロジックレベル)となる。この”
H”となってから回転エンコーダ19の搬送信号SB
あらかじめ決められた所定カウント数N1 のパルスをカ
ウントしたら、スイング制御信号SS を出力し、アクチ
ュエータ8のスライダ9に固定された噴霧ノズル7を、
その移動する範囲、すなわち図14の移動振幅LA の全
長にわたり往復駆動する。
【0011】次いで、進入検知信号SP が”L”レベル
(ロジックレベル)となってから、搬送信号SB をあら
かじめ定められた所定カウント数N2 カウントしたら、
噴霧ノズル7を原点の位置に復帰させる。そして、この
とき原点信号SE が発生する。ここで、カウント数N
1 ,N2 は、進入検知信号SP と噴霧ノズル7との間の
搬送方向距離に相当する搬送信号SB のパルス数で、通
常はN1 =N2 である。
【0012】次に、エア供給装置12の駆動制御のブロ
ック(2) について説明する。進入検知信号SP が”H”
となってから搬送信号SB をあらかじめ決められた所定
のカウント数N3 カウントしたら、エア供給制御信号S
A を”H”にして電磁弁14を開き、噴霧ノズル7から
エア供給装置12からの加圧エアを噴出する。次いで、
進入検知信号SP が”L”となったら、搬送信号SB
あらかじめ決められた所定のカウント数N4 カウントし
た後、エア供給制御信号SA を”L”にして電磁弁14
を閉じ、エアの噴出を停止する。ここでカウント数N3
は、N3 <N1であり、アクチュエータ8の駆動前にエ
アを噴出させる。また、カウント数N4はN4 >N2
あり、アクチュエータ8の噴霧ノズル7が原点復帰動作
に入った後にエアの噴出を停止させる。
【0013】次に、フラックス供給装置13の配線基板
1に対するX方向の制御のブロック(3) について説明す
る。進入検知信号SP が”H”になり、スイング制御信
号SS を所定のカウント数N5 までカウントしたらフラ
ックス供給制御信号SF ”H”レベルにして電磁弁1
5を開き、霧状のフラックス10を噴出する。次いで、
進入検知信号SP が”L”になり、搬送信号SB をあら
かじめ決められた所定のカウント数N6 カウントした
ら、フラックス供給制御信号SF を”L”レベルにして
電磁弁15を閉じ、霧状のフラックス10の噴出を停止
する。また、カウント数N5 のパルス数は噴霧ノズル7
のスイング中の噴霧停止区間LS1に相当するスイング制
御信号SS のパルス数で、また、カウント数N6 はN6
=N2 である。
【0014】次に、フラックス供給装置13の配線基板
1に対するY方向の制御のブロック(4) については、ス
イング制御信号SS を所定のカウント数N7 パルス出力
したら、フラックス供給制御信号SF を”H”にする。
すなわち、霧状のフラックス10の噴出を開始する。な
お、カウント数N7 は、図14に示すところの噴霧停止
区間S1に相当する。次いで、噴霧ノズル7の移動にと
もなって検知板18が幅検知センサ17に到達して幅検
知信号SW が”H”となり、続いて、検知板18が幅検
知センサ17を通過して幅検知信号SW が”L”レベル
となったら、フラックス供給制御信号SF を”L”にす
る。すなわち、フラックス供給制御信号SF が”L”に
なることにより霧状のフラックス10の噴出が停止す
る。次いで、噴霧ノズル7が図14に示すところの噴霧
停止区間LS2を折り返して移動し、検知板18が幅検知
センサ17に到達して幅検知信号S が”H”になっ
たら、フラックス供給制御信号SF を”H”にして霧状
のフラックス10の噴出を開始する。続いて、スイング
制御信号SS を所定カウント数N8 出力したら、フラッ
クス供給制御信号SF を”L”にして霧状のフラックス
10の噴出を停止する。そして、噴霧ノズル7が原点位
置に到達したら再び折り返し移動し、以上の動作を繰り
返す。ここで、カウント数N7 =N5 であり、またカウ
ント数N8 は最初の霧状のフラックス10の噴出を開始
してから噴出を停止する間のパルス数で、図14に示す
ところの噴霧区間LS の距離に相当する。
【0015】以上のように制御することによって、配線
基板1に霧状のフラックス10を噴霧して塗布すること
ができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
噴霧式フラックス塗布装置は図14に示すように配線基
板1に対し、均一に霧状のフラックス10を塗布しよう
とすると、無効噴霧区間LD1,LD2が必要となる。これ
は、フラックス供給制御信号SF 、また、エア供給制御
信号SA が”H”になってから電磁弁14,15が開
き、霧状のフラックス10が噴霧ノズル7から噴出して
配線基板1到達するまでにタイムラグが存在するから
であり、図11に示すところの各配管長LAIR ,LFLUX
が長い程このタイムラグは増加する。このため、この区
間の霧状のフラックス10は配線基板1に塗布される割
合が少なく、周囲に噴霧される割合が多い。いわば均一
に塗布するためには無駄に噴霧する必要があった。
【0017】したがって、霧状のフラックス10が無駄
に使用されるためフラックスの使用量が多くなるばかり
でなく、集塵機のフィルタを清掃あるいは交換したりす
るためのメンテナンスタクト、すなわちメンテナンスを
行う間隔が短くなる。また、霧状のフラックス10が配
線基板1の上面に回り込み易くなり、配線基板1の上面
が汚染され易い。また、生産性を向上するためには、配
線基板1の搬送速度vp を増速する必要がある。しか
し、フラックス塗布の均一性を維持するためには、それ
に合わせて噴霧ノズル7の移動速度VS も増速する必要
がある。しかし、後述するようなアクチュエータ8の運
動性能上の問題がある。
【0018】一方で、塗布の均一性を向上するために
は、噴霧ノズル7からの単位時間当たりの噴霧量を少な
くし、配線基板1に対する重ね塗布の回数を増やせばよ
い。しかしそのためには、噴霧ノズル7の移動速度VS
を今までどうりの値にするならば配線基板1の搬送速度
p を遅くする必要がある。しかし、これでは生産性が
低下してしまう。また、配線基板1の搬送速度Vp を従
来行っていた移動速度と同じ速度にするならば噴霧ノズ
ル7の移動速度VS を速くする必要がある。しかし、こ
れには噴霧ノズル7の移動系のイナーシャにより物理的
ストレスに原因する運動性能上の限界があるため、高速
化にも限界がある。また、高速化するほど噴霧ノズル7
から噴出された霧状のフラックス10が棚引いて、均一
塗布性を逆に阻害するとともに、配線基板1に塗布され
ない無駄なフラックス量が増大する。
【0019】すなわち、生産性向上と薄く均一に霧状の
フラックス10を塗布する塗布性能とを両立させること
が困難であった。
【0020】他方で、無効噴霧区間LD1,LD2を短くし
て無駄なフラックスを少なくするためには、電磁弁1
4,15と噴霧ノズル7との間のエアおよびフラックス
の配管長LAIR ,LFLUXを短くしてタイムラグを短くす
ることが考えられる。
【0021】図16および図17は、噴霧ノズル7と電
磁弁14,15の配設構造を説明する概略構成図であ
る。
【0022】すなわち、図16からもわかるように、噴
霧ノズル7がY方向に往復移動するので、電磁弁14,
15との間の配管長LAIR ,LFLUXを短くするには、お
のずと限界がある。、また、図17に示すように噴霧ノ
ズル7と電磁弁14,15とを一体に配設することも考
えられるが、これでは移動系のイナーシャが増大してア
クチュエータ8に与える物理的ストレスが増大するとと
もに、アクチュエータ8の運動性能が低下する。また、
電磁弁14,15を防爆構造とする必要が生ずる。
【0023】本発明は上記従来の問題点を解決するため
になされたもので、フラックスの無駄を抑制し、集塵機
による不要なフラックスの捕捉負担を少なくするととも
に、フラックスを薄く均一に塗布することと、生産性の
向上とを両立させる噴霧式フラックス塗布装置および塗
布方法を得ることを目的とする。併せて、ランニングコ
ストの低い噴霧式フラックス塗布装置を得ることを目的
とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明に係る噴霧式フラ
ックス塗布装置は、噴霧ノズルをX方向と交差するY方
向に往復移動せしめるY方向アクチュエータと、噴霧ノ
ズルをX方向に移動せしめるX方向アクチュエータと
該X方向の移動速度を可変する制御部とを具備したもの
である。
【0025】また、本発明に係る噴霧式フラックス塗布
方法は、噴霧ノズルを配線基板が搬送されるX方向と交
差するY方向へ往復移動しながら、かつ、噴霧ノズルを
配線基板の搬送速度よりも遅い速度でX方向へ移動する
ことにより配線基板にフラックスを均一に塗布するもの
である。
【0026】
【作用】本発明においては、霧状のフラックスを配線基
板に塗布するために噴出する噴霧ノズルを、配線基板の
搬送方向のX方向と交差するY方向にY方向アクチュエ
ータにより往復移動させると同時に、Y方向アクチュエ
ータをX方向に移動させることにより、噴霧ノズルに対
する配線基板の搬送速度を相対的に変化させることが可
能となり、見かけ上の搬送速度を遅くしたり、あるいは
速くしたりすることができる。すなわち、見かけ上の搬
送速度を遅くすれば噴霧ノズルのY方向往復移動速度を
速めることなく、重ね塗布回数を増やすことができる。
したがって霧状のフラックスが配線基板に対して均一に
塗布される。
【0027】すなわち配線基板の搬送速度を速めても、
噴霧ノズルから見た配線基板の移動速度を低い値に維持
または減速させることができる。そのため、図14に示
すところの無効噴霧区間LD1,LD2を大幅に短くするこ
とができる。なぜならば噴霧ノズルのY方向往復移動速
度を遅くしても、今までと同等かそれ以上の重ね塗布を
行うことが可能となるからであり、前記タイムラグの影
響を少なくすることができるからである。
【0028】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す平面図で、フ
ラックス供給,およびエア供給および制御系は、ブロッ
ク図で示してある。図2は図1の側面図である。これら
の図において、図11と同一符号は同一部分を示す。3
0は噴霧式フラックス塗布装置の全体を示し、31はY
方向アクチュエータで、スライダ32を介して噴霧ノズ
ル7をY方向に移動せしめる。33は前記噴霧ノズル7
が配線基板1の幅LPWを検知する検知片、34は前記Y
方向アクチュエータ31を配線基板1の搬送方向である
X方向に移動せしめるX方向アクチュエータで、X方向
に伸びる軸36を有し、この軸36にスライド可能に軸
受37が装着され、この軸受37にスライダ35を介し
てY方向アクチュエータ31が一体に取り付けられてい
る。38A,38Bは発光素子と受光素子で、両素子3
8A,38Bで配線基板幅検知センサが構成される。す
なわち、配線基板1の幅LPWに応じてY方向に移動して
調整する側の搬送コンベア3に取り付けられている。3
9は前記噴霧式フラックス塗布装置30の制御部、40
は前記制御部39を制御する操作部である。
【0029】また、SEYは前記噴霧ノズル7のY方向に
対する原点信号、SEXは前記噴霧ノズル7のX方向にお
ける原点信号、SSYは前記噴霧ノズル7のY方向に対す
る駆動パルス信号および駆動方向信号(以下単に駆動信
号という)、SSXは前記噴霧ノズル7のX方向に対する
駆動パルス信号および駆動方向信号(以下単に駆動信号
という)である。
【0030】なお、制御部39はマイクロコンピュータ
システムで構成しているので、その制御はソフトウェア
で実現することができる。
【0031】次に、図3〜図8を参照しながら図1,図
2に示す実施例の動作について説明する。図3は図1の
噴霧式フラックス塗布装置30の制御手順の種類を示す
ブロック図で、 (1)〜(6) は各ブロックを示す。操作部
40をスタートさせると、配線基板1に対するX方向の
長さLPLを計測し(1) 、Y方向アクチュエータ31の駆
動制御(2) 、X方向アクチュエータ34の駆動制御(3)
、エア供給装置12の駆動制御(4) 、フラックス供給
装置13の配線基板1に対するX方向の制御(5)、フラ
ックス供給装置13の配線基板1に対するY方向の制御
(6) が行われる。次いで、これらの動作終了後は再びス
タートした時点に戻る。
【0032】図4は図3のブロック(1) 、すなわち、配
線基板1のX方向の長さLPLの計測手順を示すフローチ
ャートで、 (1)〜(4) は各ステップを示す。まず、進入
検知信号SP が“H”になったかどうか、すなわち配線
基板1が進入したか否かをステップ(1) で判別し、YE
Sであればステップ(2) へ移行し、カウンタをクリア
し、カウント値NP 、すなわち配線基板1のX方向の長
さLPLに相当するパルス数を0にしてステップ(3) で
搬送信号SB のカウントを開始する。なお、ステップ
(1) で進入検知信号SP が”L”であれば、該ステップ
(1) で配線基板1の進入を待つ。次いで、進入検知信号
P が“L”になったか否かをステップ(4)で判断し、
YESであればステップ(1) に戻り次の配線基板の進
入を待ち、NOであればステップ(3) に戻って搬送信号
B のカウントを続行する。
【0033】図5は図3のブロック(2) 、すなわち、Y
方向アクチュエータ31の駆動制御の手順を示すフロー
チャートで、 (1)〜(5) は各ステップを示す。まず、進
入検知信号SP が“H”になったかどうかを判断し(1)
、YESであれば搬送信号SB をあらかじめ決めた所
定カウント数N9 だけカウントし(2) 、NOであればス
テップ(1) に戻って配線基板1の進入を待つ。
【0034】ここに、所定カウント数N9 は図1の配線
基板進入検知センサ16と噴霧ノズル7との間の搬送方
向距離に相当する搬送信号SB のパルス数である。次い
で、Y方向アクチュエータ31をフルスパン往復駆動さ
せる。すなわち、そのための駆動パルス信号および駆動
方向信号SSYを出力する。なお、パルスレート(繰り返
し周波数)は噴霧ノズル7のY方向の移動速度vS で決
める(3) 。すなわち、ステップ(3) において、制御部3
9が出力するY方向アクチュエータ31の駆動信号SSY
のパルスレートにより噴霧ノズル7のY方向移動速度v
S をプログラムで任意に設定することができる。次い
で、ステップ(4) で搬送信号SB をカウント値Nだけカ
ウントする。すなわち、カウント値Nは、N=NP ・v
p /(vp−vSp)で求める。ここで、vSpは噴霧ノズ
ル7のX方向の移動速度である。そして、カウント値N
が前式で与えられる値に到達したらステップ(5) へ移行
し、Y方向アクチュエータ31を原点位置に復帰させ、
その後、ステップ(1) に戻って、次の配線基板1の進入
を待つ。
【0035】図6は図3のブロック(3) 、すなわち、X
方向アクチュエータ34の駆動制御の手順を示すフロー
チャートで、 (1)〜(5) は各ステップを示す。まず、配
線基板進入検知信号SP が“H”になったかどうかを判
別し(1) 、YESであれば搬送信号SB をあらかじめ決
めた所定カウント数N9 だけカウントする(2) 。次い
で、X方向アクチュエータ34を基板搬送方向へ駆動す
る。すなわち、駆動パルス信号および駆動方向信号SSX
を出力し、パルスレートは相対速度VSpで決める(3) 。
ここに、相対速度VSpは配線基板1の移動速度vp と、
噴霧ノズル7のX方向の移動速度vSpとの差であり、V
Sp=(vp −vSp)となる。次いで、ステップ(4) へ移
行し搬送信号SB をカウント値Nだけカウントする。す
なわち、カウント値NはN=NP ・vp /(vp
Sp)で与えられる値である。そして、カウント値Nが
前式で与えられる値に到達したらステップ(5) へ移行
し、X方向アクチュエータ34を原点位置に復帰させ、
その後、ステップ(1) に戻って、次の配線基板1の進入
を待つ。
【0036】図7は図3のブロック(4) 、すなわち、エ
ア供給装置12の駆動制御の手順を示すフローチャート
で、(1) 〜(4) は各ステップを示す。まず、Y方向とX
方向アクチュエータ31,34の駆動信号SSY,SSX
出力されているか否かをステップ(1) で判断し、YES
であればステップ(2) へ移行してエア供給制御信号SA
を“H”として電磁弁14を開き、噴霧ノズル7からエ
アを噴出する。NOであればステップ(1) に戻って駆動
信号SSY,SSXの出力を待つ。次いで、Y方向,X方向
アクチュエータ31,34の原点信号SEY,SEX
“H”であるか否かをステップ(3) で判断し、YESで
あればステップ(4) へ移行してエア供給制御信号SA
“L”とし、電磁弁14を閉じてエアの噴出を停止し、
その後ステップ(1) に戻って、次に駆動信号SSY,SSX
が出力されるのを待つ。他方、NOであればステップ
(3) に戻って、原点信号S EY ,S EX が”H”となるまで
待つ。
【0037】図8は図3のブロック(5) 、すなわち、フ
ラックス供給装置13の配線基板1に対するX方向の制
御の手順を示すフローチャートで、 (1)〜(5) は各ステ
ップを示す。まず、進入検知信号SP を“H”であるか
否かをステップ(1) で判断し、NOであれば配線基
が進入するまで待ち(1) 、YESであればステップ
(2) へ移行して、Y方向アクチュエータ31の駆動信号
SYを所定カウント数N10出力したか否かを判定し(2)
、YESであればフラックス供給制御信号SFを“H”
として電磁弁15を開き、霧状のフラックス10を噴出
し(3) 、NOであればステップ(2) に戻って、駆動信号
SYが所定カウント値N10出力されるまで待つ。次い
で、ステップ(4) へ移行し、搬送信号SB をカウント値
Nだけカウントする。すなわち、カウント値NはN=N
P ・vp /(vp −vSp)で与えられる値である。次い
で、フラックス供給制御信号SF を“L”とし、電磁弁
14を閉じてフラックスの噴出を停止する(5)。そして
ステップ (1)に戻って、次の配線基板1が進入するまで
待つ。
【0038】なお、ステップ(2) のカウント数N10は、
図14に示すところの噴霧停止区間S1無効噴霧区間
D1の和に相当する駆動信号S SY のパルス数である。つ
まり、本実施例では、噴霧ノズル7が配線基板1の端部
に達してから霧状のフラックス10の噴出を開始してい
る。すなわち、無効噴霧区間LD1は実際上設けていな
い。
【0039】図9,図10は図3のブロック(6) 、すな
わち、フラックス供給装置13の配線基板1に対するY
方向の制御の手順を示すフローチャートで、 (1)〜(10)
は各ステップを示す。まず、図9において、ステップ
(1) でY方向アクチュエータ31の駆動信号SSYが所定
パルス数N10出力されたか否かを判断し、YESであれ
ステップ(2) へ進み、フラックス供給制御信号SF
“H”として電磁弁15を開き、噴霧ノズル7から霧状
のフラックス10を噴出し、NOであればステップ(1)
に戻る。続いてステップ(3) へ移行し、幅検知信号SW
が“H”か否かを判断し、YESであればステップ(4)
へ進み、NOであればステップ(3) に戻って”H”にな
るまで待つ。次いで、ステップ(4) では、幅検知信号S
W が“L”か否かを判断し、YESであれば図10のス
テップ(5) へ移行し、NOであればステップ(4) に戻っ
て”L”になるまで待つ。
【0040】次に、図10のステップ(5) においては、
フラックス供給制御信号SF を“L”として電磁弁15
を閉じ、霧状のフラックス10の噴出停止する。次い
で、ステップ(6) へ移行して幅検知信号SW が“H”で
あるか否かを判断し(6) 、YESであればステップ(7)
へ移行してフラックス供給制御信号SF を“H”として
電磁弁15を開き、霧状のフラックス10を噴出し(7)
、NOであればステップ(6) に戻って”H”になるま
で待つ。次いで、ステップ(8) ではY方向アクチュエー
タ31の駆動信号SSYが所定パルス数N11だけ出力され
たか否かを判断し、YESであればステップ(9) へ移行
してフラックス供給制御信号SF を“L”として電磁弁
15を閉じ、霧状のフラックス10の噴出を停止し(9)
、NOであればN11だけ出力されるまでステップ(8)
で待つ。次いで、ステップ(10)ではY方向アクチュエー
タ31の原点信号SEYが出力されたか否かを判断し、
ESであれば図9のステップ(1) に戻り、再びY方向ア
クチュエータ31が移動開始するまで待つ。NOであれ
ばステップ(10)に戻って、原点信号EYが出力されるま
で待つ。
【0041】なお、ステップ(8) のパルス数N11は、ス
テップ(2) で霧状のフラックス10の噴霧を開始してか
らステップ(5) で噴霧を停止するまでの駆動信号S SY
パルス数である。つまり、本実施例では、図14に示す
ところの無効噴霧区間LD1,LD2を設けていない。
【0042】また、図6のステップ(3) においては特殊
な例としてX方向アクチュエータ34をX方向と逆方向
に移動させることもあり、この場合は、噴霧ノズル7の
X方向の移動速度が(−vSP)となる。したがって、噴
霧ノズル7は配線基板1の移動方向と反対方向に移動し
ながら霧状のフラックス10を噴出し配線基板1に塗布
することもできる。このような例は、配線基板1の搬送
速度vP が通常の搬送速度と比較して極端に遅い場合に
有効であり、通常の搬送速度における場合と同様の条件
を得るために必要となる例である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る噴霧式
フラックス塗布装置および塗布方法は、噴霧ノズルをX
方向と交差するY方向に往復移動せしめるY方向アクチ
ュエータと、噴霧ノズルをX方向に移動せしめるX方向
アクチュエータと、該X方向の移動速度を可変する制御
部とを具備し、かつ、噴霧ノズルを配線基板が搬送され
るX方向と交差するY方向へ往復移動しながら、かつ、
噴霧ノズルを配線基板の搬送速度よりも遅い速度でX方
向へ移動することにより配線基板にフラックスを均一に
塗布するようにしたので、大幅な生産性向上を実現でき
ると同時に、霧状のフラックスを配線基板に対して薄く
均一に塗布することができる。すなわち、塗布性能が向
上する。また、余分なフラックスの噴出が極めて少なく
なるので、配線基板への不要なフラックス付着も少なく
なり、清浄な塗布ができる。そしてこれにともないフラ
ックスの使用量が従来より少なくなってフラックスの無
駄な使用が解消され、フラックスの集塵機のメンテナン
スも容易となると同時に、集塵機の小形化も可能とな
る。したがって、生産性の向上とフラックス塗布性能
(薄く均一)の向上を両立させながら、ランニングコス
トの低い塗布を行うことが可能となる等の利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の噴霧式フラックス塗布装置の制御の種類
を示すフローチャートである。
【図4】図3の配線基板のX方向の長さの計測手順を示
すフローチャートである。
【図5】図3のY方向アクチュエータの駆動制御の手順
を示すフローチャートである。
【図6】図3のX方向アクチュエータの駆動制御の手順
を示すフローチャートである。
【図7】図3のエア供給装置の駆動制御の手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】図3のフラックス供給装置の配線基板に対する
X方向の制御の手順を示すフローチャートである。
【図9】図3のフラックス供給装置の配線基板に対する
Y方向の制御の手順を示すフローチャートである。
【図10】図3のフラックス供給装置の配線基板に対す
るX方向の制御の手順を示すフローチャートである。
【図11】従来の噴霧式フラックス塗布装置の一例を示
す平面図である。
【図12】図11の側面図である。
【図13】図11のアクチュエータの概略構成を示す側
面図である。
【図14】噴霧ノズルから噴出したフラックスの配線基
板からみた軌跡と噴霧領域とを示す説明図である。
【図15】図11の噴霧式フラックス塗布装置の制御の
種類を示すフローチャートである。
【図16】噴霧ノズルと電磁弁の配設構造を説明する概
略構成図である。
【図17】噴霧ノズルと電磁弁の配設構造を説明する概
略構成図である。
【符号の説明】
1 配線基板 7 噴霧ノズル 10 霧状のフラックス 30 噴霧式フラックス塗布装置 31 Y方向アクチュエータ 34 X方向アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 3/34 H05K 3/32 H05K 1/16 H05K 1/18 B05B 13/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線基板をX方向に搬送しながらフラッ
    クスを噴霧ノズルから噴出して塗布する噴霧式フラック
    ス塗布装置において、前記噴霧ノズルを前記X方向と交
    差するY方向に往復移動せしめるY方向アクチュエータ
    と、前記噴霧ノズルを前記X方向に移動せしめるX方向
    アクチュエータと、該X方向の移動速度を可変する制御
    部とを具備したことを特徴とする噴霧式フラックス塗布
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項(1) 記載の噴霧式フラックス塗布
    装置を用い、噴霧ノズルを配線基板が搬送されるX方向
    と交差するY方向へ往復移動しながら、かつ、前記噴霧
    ノズルを前記配線基板の搬送速度よりも遅い速度で前記
    X方向へ移動することにより前記配線基板にフラックス
    を均一に塗布することを特徴とする噴霧式フラックス塗
    布方法。
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