JP7249623B2 - 鉄骨自動塗装装置、および鉄骨の塗装方法 - Google Patents
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Description
移動しながら鉄骨の表面に塗料を噴射する塗料噴射ノズルと、
前記鉄骨に取り付けられた各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の前後位置に合わせて取り付けられる位置表示手段と、
前記位置表示手段を用いて前記各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の前後の位置を検知する位置検出手段とを備えており、
前記位置検出手段で検知した前記各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の位置では、前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を開始あるいは停止し、
前記塗料噴射ノズルは、前記鉄骨に対して往復移動して前記塗料を噴射し、
前記位置表示手段は、前記塗料噴射ノズルの前記鉄骨に対する往路において、前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を開始させるオンマーカーと、前記往路において前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を停止させるオフマーカーとを有している鉄骨自動塗装装置が提供される。
鉄骨に取り付けられた各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の前後位置に合わせて取り付けられる位置表示手段を用いて前記各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の前後の位置を位置検出手段で検出し、
前記位置検出手段で検知した前記各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の位置では、塗料噴射ノズルからの塗料の噴射を開始あるいは停止する、鉄骨の塗装方法であって、
前記塗料噴射ノズルは、前記鉄骨に対して往復移動して前記塗料を噴射し、
前記位置表示手段は、前記塗料噴射ノズルの前記鉄骨に対する往路において、前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を開始させるオンマーカーと、前記往路において前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を停止させるオフマーカーとを有している鉄骨の塗装方法が提供される。
<鉄骨自動塗装装置100の構成>
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る第1の実施形態について説明する。図1から図3を参照して、本実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100の全体構成について説明する。鉄骨自動塗装装置100は、大略、塗装ユニット102と、鉄骨載置台104と、位置表示手段106と、位置検出手段108とを備えている。
次に、上述した鉄骨自動塗装装置100を用いて鉄骨Yの表面に塗装を行う方法について図4を用いて説明する。先ず、塗装したい鉄骨Yを鉄骨載置台104上に載置して、必要な固定やケレン作業(塗装下地の調整)、および、養生(マスキング)を行う(ステップS1)。もちろん、鉄骨Yに対して先にケレン作業や養生を行った後、鉄骨載置台104上に載置・固定してもよい。
このように、上記実施形態の鉄骨自動塗装装置100によれば、鉄骨載置台104に載置した鉄骨Yの現物に合わせて必要な位置にマグネットマーカー(オンマーカーおよびオフマーカー)132を取り付けていくといった簡便な作業をするだけで、鉄骨YのCADからの複雑な加工データを取り込む手間が不要となり、また、複雑な制御プログラム等や当該制御プログラム等を組む知識を必要とせず、複数のガセットプレート等Xが取り付けられている鉄骨Yに対する塗装作業の自動化を実現することができる。
上述した第1の実施例では、鉄骨Yの両側面に対してそれぞれ位置表示手段106および位置検出手段108を設けていたが、例えばガセットプレート等Xが両側面の同じ位置に取り付けられているような場合であれば、いずれか一方の側面にのみ位置表示手段106および位置検出手段108を設け、両方の塗料噴射ノズル112を同じように動かして両側面の塗装を行ってもよい。
次に、本発明に係る第2の実施形態について図5から図7を用いて説明する。なお、以下の説明では、上述した第1の実施形態と同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
第2の実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100を用いて鉄骨Yの塗装を実施する場合、ステップS2における「基本情報」を入力する際に、第1の実施形態の場合に加えて、上述した位置表示手段106および位置検出手段108を用いてガセットプレート等X同士の間の距離を予め測定する。
このように、第2の実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100によれば、第1の実施形態の場合と同様に、鉄骨載置台104に載置した鉄骨Yの現物に合わせて原点Gから必要な位置までの距離を予めレーザー距離計150とレーザーターゲット152とを用いて測定しておくといった簡便な作業をするだけで、鉄骨YのCADからの複雑な加工データを取り込む手間が不要となり、また、複雑な制御プログラム等を必要とせず、複数のガセットプレート等Xが取り付けられている鉄骨Yに対する塗装作業の自動化を実現することができる。
上述した2つの実施形態では、制御装置128が走行用モータ122を回転させることによって車輪120を回転させて、塗装ユニット本体110を移動させるようにしていたが、塗装ユニット本体110を移動させる手段はこれに限定されるものではない。例えば、図9に示すように、塗装ユニット本体110の移動範囲を十分にカバーできる程度の長さのチェーン160を張り、走行用モータ122にはこのチェーン160と噛み合うスプロケット162を連結させておく。これにより、制御装置128が走行用モータ122を回転させるとスプロケット162が回転してチェーン160を引き込むことにより、塗装ユニット本体110を移動させることができる。
また、車輪120の回転回数によって塗装ユニット本体110の移動距離を計測していたのと同様に、走行用モータ122の回転回数を用いて当該移動距離を測定することもできる。もちろん、スプロケット162を使用する場合には、当該スプロケット162の回転回数を用いてもよい。
さらに、上述した2つの実施形態では、ひとつのガセットプレート等Xにおける塗装開始位置S側端および塗装終了位置E側端を位置検出手段108で検出するようにしていたが、各ガセットプレート等Xにおける塗装ユニット本体110の移動方向の厚さを予め「基本情報」として制御装置128に記憶させておくことにより、例えば、塗装終了位置E側端を検出させることなく各距離を把握することができる。
また、例えば塗装ユニット本体110が往復移動して鉄骨Yの鉛直方向の上側から下側に向けて順に塗装をしていくような場合、ガセットプレート等Xの形状が図10に示すように鉄骨Yの鉛直方向の上側部のみに存在するような形状であれば、最初の数往復は当該ガセットプレート等Xの位置で塗料噴射ノズル112を鉄骨Yから離間させる必要があるが、最後の数往復は当該位置にガセットプレート等Xが存在しなくなることから、塗料噴射ノズル112を離間させる必要がなくなる。
また、ここまでは、鉄骨Yの天面にガセットプレート等Xが存在しないか、存在しているとしても天面塗料噴射ノズル116との干渉を避ける必要がない程度のものである場合について説明してきた。しかし、鉄骨Yの天面にも天面塗料噴射ノズル116との干渉を避ける必要のあるガセットプレート等Xが取り付けられている場合は、ここまでに説明してきた、側面の塗装に使用される塗料噴射ノズル112に使用される位置表示手段106および位置検出手段108を天面塗料噴射ノズル116にもさらに適用してよい。その際は、天面塗装噴射ノズル116の先端を鉄骨Yの天面に対して近接離間させる方向(図中鉛直方向)に移動させる天面塗装上下移動用スライダ(図示せず)を追加することになる。さらに言えば、位置表示手段106および位置検出手段108を鉄骨Yの側面(例えば、ウエブ部分)に対する塗装には使用せず、天面に対する塗装にのみ使用してもよい。
110…塗装ユニット本体、112…塗料噴射ノズル、114…側面塗装用スライダ、115…側面塗装上下移動用スライダ、116…天面塗料噴射ノズル、118…天面塗装用スライダ、120…車輪、122…走行用モータ、124…塗料タンク、126…コンプレッサ、128…制御装置
130…マグネット取付レーン、132…マグネットマーカー、134…オンマグネット取付レーン、136…オフマグネット取付レーン
140…磁気センサー
150…レーザー距離計、152…レーザーターゲット
160…チェーン、162…スプロケット
S…塗装開始位置、E…塗装終了位置、G…原点
X…ガセットプレート等、Y…鉄骨
Claims (2)
- 移動しながら鉄骨の表面に塗料を噴射する塗料噴射ノズルと、
前記鉄骨に取り付けられた各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の前後位置に合わせて取り付けられる位置表示手段と、
前記位置表示手段を用いて前記各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の前後の位置を検知する位置検出手段とを備えており、
前記位置検出手段で検知した前記各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の位置では、前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を開始あるいは停止し、
前記塗料噴射ノズルは、前記鉄骨に対して往復移動して前記塗料を噴射し、
前記位置表示手段は、前記塗料噴射ノズルの前記鉄骨に対する往路において、前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を開始させるオンマーカーと、前記往路において前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を停止させるオフマーカーとを有している
鉄骨自動塗装装置。 - 鉄骨に取り付けられた各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の前後位置に合わせて取り付けられる位置表示手段を用いて前記各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の前後の位置を位置検出手段で検出し、
前記位置検出手段で検知した前記各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の位置では、塗料噴射ノズルからの塗料の噴射を開始あるいは停止する、鉄骨の塗装方法であって、
前記塗料噴射ノズルは、前記鉄骨に対して往復移動して前記塗料を噴射し、
前記位置表示手段は、前記塗料噴射ノズルの前記鉄骨に対する往路において、前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を開始させるオンマーカーと、前記往路において前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を停止させるオフマーカーとを有している
鉄骨の塗装方法。
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