JP7249623B2 - 鉄骨自動塗装装置、および鉄骨の塗装方法 - Google Patents

鉄骨自動塗装装置、および鉄骨の塗装方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えばガセットプレートが取り付けられた鉄骨の表面を塗装する鉄骨自動塗装装置、および鉄骨の塗装方法に関する。
近年、様々な作業について機械による自動化が進んでいる。塗装作業についてもその例外ではなく、比較的長尺である鉄骨(例えば、建築用)の表面塗装についても様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、高層建築物に用いられる鉄骨に吹付け塗装を行う塗装ロボットを搭載した自走台車の位置誤差を修正する方法が開示されている。
特開昭61-239305
しかしながら、鉄骨の塗装作業の自動化は他の物に対する塗装作業の自動化に比べて進んでいないという問題があった。その理由は、鉄骨には、現場で他の鉄骨と接合する際に使用される複数のガセットプレートや短い鉄骨(エレクションピース鉄骨)等(以下、これらをまとめて「ガセットプレート等」という。)が塗装の前段階で予め溶接等の手段で鉄骨に取り付けられている場合が多く、塗装作業の自動化を進めようとすると、このガセットプレート等が邪魔になってしまうからである。
もちろん、ガセットプレート等が取り付けられていても、予めプログラミングをしておけば塗装作業を自動で行うことは可能である。しかし、例えば1件の建物に使用される鉄骨の構造は複雑化の一途をたどっており、全く同じ位置に同じ枚数のガセットプレート等が取り付けられている鉄骨が複数本ある場合は珍しく、各鉄骨に取り付けられているガセットプレート等の数や位置はそれぞれ異なることが多い。このため、各鉄骨に取り付けられているガセットプレート等に合わせて個別にプログラミングを行うのは手間がかかりすぎるという問題があった。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、ガセットプレート等が取り付けられている鉄骨に対する塗装作業の自動化を簡便な作業で実現することのできる鉄骨自動塗装装置および鉄骨の塗装方法を提供することにある。
この発明のある局面に従うと、
移動しながら鉄骨の表面に塗料を噴射する塗料噴射ノズルと、
前記鉄骨に取り付けられた各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨前後位置に合わせて取り付けられる位置表示手段と、
前記位置表示手段を用いて前記各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨前後の位置を検知する位置検出手段とを備えており、
前記位置検出手段で検知した前記各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の位置では、前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を開始あるいは停止し、
前記塗料噴射ノズルは、前記鉄骨に対して往復移動して前記塗料を噴射し、
前記位置表示手段は、前記塗料噴射ノズルの前記鉄骨に対する往路において、前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を開始させるオンマーカーと、前記往路において前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を停止させるオフマーカーとを有している鉄骨自動塗装装置が提供される。
この発明の別の局面に従うと、
鉄骨に取り付けられた各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の前後位置に合わせて取り付けられる位置表示手段を用いて前記各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の前後の位置を位置検出手段で検出し、
前記位置検出手段で検知した前記各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の位置では、塗料噴射ノズルからの塗料の噴射を開始あるいは停止する、鉄骨の塗装方法であって、
前記塗料噴射ノズルは、前記鉄骨に対して往復移動して前記塗料を噴射し、
前記位置表示手段は、前記塗料噴射ノズルの前記鉄骨に対する往路において、前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を開始させるオンマーカーと、前記往路において前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を停止させるオフマーカーとを有している鉄骨の塗装方法が提供される

この発明によれば、位置表示手段と位置検出手段とを用いることにより、ガセットプレート等が取り付けられている鉄骨に対する塗装作業の自動化を簡便な作業で実現することのできる、鉄骨自動塗装装置、および鉄骨の塗装方法を提供することができた。
第1の実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100の全体を示す正面図である。 第1の実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100の全体を示す平面図である。 第1の実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100の全体を示す右側面図である。 鉄骨Yへの塗装を開始するまでのフローチャートである。 第2の実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100の全体を示す正面図である。 第2の実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100の全体を示す平面図である。 第2の実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100の全体を示す右側面図である。 第2の実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100における距離の測定を説明するための平面図である。 塗装ユニット本体110の移動手段としてチェーン160とスプロケット162を用いる場合について説明するための正面図である。 ガセットプレート等Xの形状の一例を示す図である。
<第1の実施形態>
<鉄骨自動塗装装置100の構成>
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る第1の実施形態について説明する。図1から図3を参照して、本実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100の全体構成について説明する。鉄骨自動塗装装置100は、大略、塗装ユニット102と、鉄骨載置台104と、位置表示手段106と、位置検出手段108とを備えている。
塗装ユニット102は、ガセットプレートXが溶接等の手段で取り付けられた鉄骨Yに塗料を噴射するものであり、大略、塗装ユニット本体110と、塗料噴射ノズル112と、側面塗装用スライダ114と、側面塗装上下移動用スライダ115と、天面塗料噴射ノズル116と、天面塗装用スライダ118と、車輪120と、走行用モータ122と、塗料タンク124と、コンプレッサ126と、制御装置128とを備えている。
塗装ユニット本体110は、塗装ユニット102を構成する各部材をまとめて一体として移動可能にするものであり、本実施形態では、複数の形鋼を組み合わせたフレーム構造となっている。もちろん、塗装ユニット本体110は、フレーム構造のものに限定されるものではない。
塗料噴射ノズル112は、塗装ユニット本体110とともに移動しながら鉄骨Yの側面(例えば、H形鋼のウエブ部分)に所望の塗料を噴射する部材であり、本実施形態では、互いに対向するようにして一対の塗料噴射ノズル112が用意されている。これにより、例えばH形鋼のウエブ部分の両面を一度に塗装することができる。もちろん、塗料噴射ノズル112の数は2本に限定されるものではなく、どちから一方の側面のみを塗装するための1本でもよいし、3本以上であってもよい。
側面塗装用スライダ114は、上述した塗料噴射ノズル112を鉄骨Yに近接離間する水平方向に往復移動させる装置であり、ひとつの塗料噴射ノズル112に対してひとつの側面塗装用スライダ114が使用される。つまり、本実施形態では、一対の側面塗装用スライダ114が使用されており、塗装ユニット本体110の両側部にそれぞれ取り付けられている。側面塗装用スライダ114の例としては、ボールネジを用いたものや、油圧や空圧を用いたシリンダタイプのもの等が考えられる。
側面塗装上下移動用スライダ115は、上述した側面塗装用スライダ114とともに塗料噴射ノズル112を鉛直上下方向に往復移動させる装置であり、ひとつの塗料噴射ノズル112に対してひとつの側面塗装上下移動用スライダ115が使用される。つまり、本実施形態では、一対の側面塗装上下移動用スライダ115が使用されており、塗装ユニット本体110の両側部にそれぞれ取り付けられている。側面塗装上下移動用スライダ115の例としては、上述した側面塗装用スライダ114と同様に、ボールネジを用いたものや、油圧や空圧を用いたシリンダタイプのもの等が考えられる。
本実施形態の場合、上述した側面塗装用スライダ114と側面塗装上下移動用スライダ115とで、塗料噴射ノズル移動手段が構成されている。
天面塗料噴射ノズル116は、鉄骨Yの天面(例えば、H形鋼におけるフランジの外面)に所望の塗料を噴射する部材である。本実施形態では、塗装されるH形鋼の上方から下方に向けて塗料を噴射する1本の天面塗料噴射ノズル116が用意されている。もちろん、天面塗料噴射ノズル116の数は、2本以上であってもよい。また、鉄骨Yの天面の塗装が不要であれば、天面塗料噴射ノズル116を設ける必要はない。
天面塗装用スライダ118は、上述した天面塗料噴射ノズル116をその塗料噴射方向と直交する向きである水平方向に往復移動させる装置であり、塗装ユニット本体110の上側に取り付けられている。この天面塗装用スライダ118の例としては、側面塗装用スライダ114と同様に、ボールネジを用いたものや、油圧や空圧を用いたシリンダタイプのもの等が考えられる。
車輪120は、塗装ユニット本体110を水平方向に往復移動させるようになっており、当該塗装ユニット本体110の下端に取り付けられている。
走行用モータ122は、車輪120に所定の駆動力を供給するための部材である。
塗料タンク124は、塗料噴射ノズル112や天面塗料噴射ノズル116から鉄骨Yに向けて噴射される塗料を貯留するための部材であり、塗装ユニット本体110における所定の位置に取り付けられている。塗料タンク124の数はひとつでもよいし、各ノズル112,116から互いに異なる種類や色の塗料を噴射する場合は、必要に応じて複数の塗料タンク124を設けてもよい。
コンプレッサ126は、各ノズル112,116から所定の塗料を噴射させる際に当該塗料とともに噴射される圧縮空気を発生させる装置である。このコンプレッサ126も塗装ユニット本体110における所定の位置に取り付けられており、コンプレッサ126の数も特に限定されるものではない。
制御装置128は、塗装ユニット102に取り付けられた各部材の動作を制御するための装置である。この制御装置128による鉄骨Yの塗装方法については後述する。なお、図示しないが、制御装置128には、予め必要なデータを入力し、制御装置128内に記憶させるために使用されるキーボードやマウス等の入力手段や表示モニタ等が含まれている。なお、制御装置128の一例として、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)を挙げることができる。
鉄骨載置台104は、鉄骨自動塗装装置100を用いて塗装を行う鉄骨Yを載置する台である。本実施形態の鉄骨載置台104は、床面から所定の高さで鉄骨Yを略水平に支持するともに、塗装ユニット102における塗装ユニット本体110の内側を通ることのできる位置に配設されている。
位置表示手段106は、鉄骨Yに取り付けられた各ガセットプレート等Xの位置を示すものであり、大略、マグネット取付レーン130と、ガセットプレート等Xの前後位置を表示するマーカーとしてのマグネットマーカー132とを備えている。
マグネット取付レーン130は、マグネットマーカー132がユーザーによって取り付けられる、連続している長尺板状の部材であり、本実施形態の場合、鉄骨載置台104における両側面において、それぞれ一対のマグネット取付レーン130が上下二段に並べて配置されている。つまり、本実施形態では、4本のマグネット取付レーン130が使用されている。また、マグネット取付レーン130として使用される「連続している長尺板状の部材」として、例えば「C型チャンネル」を挙げることができる。このように「連続している長尺板状の部材」を使用することにより、マグネットマーカー132をどこの位置にでも取り付けることができるという利点がある。
マグネットマーカー132は、磁力を帯びた部材で形成されたマーカーであり、複数のマグネットマーカー132を4本の各マグネット取付レーン130における所定の位置に取り付けて使用する。
具体的には、上下二段に並べた一対のマグネット取付レーン130の上側を「オンマグネット取付レーン134」とし、下側を「オフマグネット取付レーン136」として取り扱う。鉄骨載置台104に鉄骨Yを載置した後、塗装ユニット102による塗装を開始する位置(以下、「塗装開始位置S」という。)に対応するオンマグネット取付レーン134上の位置に、マグネットマーカー(オンマーカー)132を取り付ける。なお、一般的に、鉄骨Yの端部にはボルト孔が設けられていることが多いことから、塗装開始位置Sは、当該ボルト孔を避けた位置に設定するのが好適である。もちろん、塗装開始位置Sを鉄骨Yの端に設定してもよい。また、塗装開始位置Sをいわゆる「摩擦面境界位置」に設定してもよい。
然る後、鉄骨Yの塗装開始位置Sが属する端部から、反対側の端部に進み、最初のガセットプレート等Xが存在する手前の位置に対応するオフマグネット取付レーン136上の位置に、別のマグネットマーカー(オフマーカー)132を取り付ける。
さらに進んで、最初のガセットプレート等Xを通過した後の位置に対応するオンマグネット取付レーン134上の位置に、さらに別のマグネットマーカー(オンマーカー)132を取り付ける。
このように、ひとつのガセットプレート等Xは、その手前(塗装開始位置S)側におけるオフマグネット取付レーン136上の対応する位置に取り付けられたマグネットマーカー(オフマーカー)132と、これとは反対側におけるオンマグネット取付レーン134上の対応する位置に取り付けられた別のマグネットマーカー(オンマーカー)132とで挟まれた状態になっている。
その後、ガセットプレート等Xが存在する度に同様の作業を行い、最後に、塗装ユニット102による塗装を終了する位置(以下、「塗装終了位置E」という。)に対応するオフマグネット取付レーン136上の位置に、マグネットマーカー(オフマーカー)132を取り付ける。なお、塗装終了位置Eも、上述した塗装開始位置Sと同様、鉄骨Yの端部に形成されたボルト孔を避けた位置に設定するのが好適であるが、もちろん、塗装終了位置Eを鉄骨Yの端に設定してもよい。また、塗装終了位置Eをいわゆる「摩擦面境界位置」に設定してもよい。
位置検出手段108は、上述した位置表示手段106を用いて各ガセットプレート等Xの位置を検知するものであり、本実施形態では、マグネットマーカー132を検知できる磁気センサー140が使用されている。また、位置検出手段108は、塗装ユニット102の進行方向において塗料噴射ノズル112と同じ位置となるように、塗装ユニット本体110に取り付けられている。
さらに、本実施形態における位置検出手段108は、鉄骨載置台104における両側面に配置されたマグネット取付レーン130に取り付けられたマグネットマーカー132を読み取ることができるように少なくとも2セット設けられている。さらに、各位置検出手段108は、オンマグネット取付レーン134に取り付けられたマグネットマーカー132、および、オフマグネット取付レーン136に取り付けられたマグネットマーカー132を読み取ることができるように少なくとも上下2つの磁気センサー140を備えている。
また、各位置検出手段108は、いずれかの磁気センサー140がマグネットマーカー132を検出したとき、どの磁気センサー140が検出したかについての信号を塗装ユニット102の制御装置128に送信できるようになっている。
<第1の実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100による鉄骨Yの塗装方法>
次に、上述した鉄骨自動塗装装置100を用いて鉄骨Yの表面に塗装を行う方法について図4を用いて説明する。先ず、塗装したい鉄骨Yを鉄骨載置台104上に載置して、必要な固定やケレン作業(塗装下地の調整)、および、養生(マスキング)を行う(ステップS1)。もちろん、鉄骨Yに対して先にケレン作業や養生を行った後、鉄骨載置台104上に載置・固定してもよい。
然る後、入力手段を用いて、塗装を行うのに必要な基本情報を制御装置128に入力する(ステップS2)。ここで「基本情報」とは、例えば、塗装を行う鉄骨Yの高さや幅、また、塗料噴射ノズル112および天面塗料噴射ノズル116の各スライダによる移動速度、塗料噴射ノズル112および天面塗料噴射ノズル116の先端から鉄骨Yの表面までの距離、塗料噴射ノズル112および天面塗料噴射ノズル116からの塗料の噴射量、塗装ユニット本体110の移動速度、側面塗装用スライダ114や天面塗装用スライダ118による塗料噴射ノズル112や天面塗料噴射ノズル116の移動速度、さらには、塗料噴射ノズル112の縦方向の移動距離等が考えられる。もちろん、「基本情報」はこれらに限定されるものではない。
その後、上述のように、位置表示手段106のマグネット取付レーン130における所定の位置に複数のマグネットマーカー(オンマーカーおよびオフマーカー)132を取り付ける(ステップS3)。もちろん、この作業は、鉄骨Yにおける左右両側で実施する。ガセットプレート等Xの種類によっては、鉄骨Yにおける左右いずれか一方にのみ設けられている場合もあるので、複数のマグネットマーカー132の取り付け位置は、左右対称とならない場合もあるからである。
以上の準備が完了した後、鉄骨自動塗装装置100のスタートボタン(図示せず)を押して、塗装作業を開始する(ステップS4)。
塗装作業が開始されると、制御装置128が走行用モータ122を回転させることによって車輪120が回転し、塗装ユニット102が鉄骨Yに向けて移動を開始する。塗装ユニット102が移動していき、位置検出手段108がオンマグネット取付レーン134に取り付けられた最初のマグネットマーカー(オンマーカー)132(図1中、最左端である「塗装開始位置S」に取り付けられたマグネットマーカー132)を検知した旨の信号を制御装置128に送信する。
位置検出手段108から塗装開始位置Sにあるマグネットマーカー(オンマーカー)132を検知した旨の信号を受信した制御装置128は、コンプレッサ126を稼動させて、圧縮空気とともに塗料タンク124からの塗料を塗料噴射ノズル112および天面塗料噴射ノズル116からそれぞれ対向する鉄骨Yの表面に向けて噴射させる。
また、制御装置128は、塗料の噴射を行いつつ、引き続き塗装ユニット102を移動させていく。このとき、天面塗装用スライダ118は天面塗料噴射ノズル116の位置を動かさず、鉄骨Yの長手方向に対して一直線状に天面を塗装していく。
その後、最初のガセットプレート等Xの手前側におけるオフマグネット取付レーン136に取り付けられたマグネットマーカー(オフマーカー)132を位置検出手段108が検出すると、制御装置128は、走行用モータ122を停止させて塗装ユニット102の移動を停止させるとともに、塗料噴射ノズル112(および、天面塗料噴射ノズル116)への圧縮空気の供給を停止して塗料の噴射を停止させる。また、塗装開始位置Sから、オフマグネット取付レーン136に取り付けられたマグネットマーカー(オフマーカー)132を検出した位置までに塗装ユニット102が移動した距離Aを、例えば、車輪120の回転回数等から算出して、制御装置128内に記憶する。もちろん、距離Aの測定手法はこれに限定されるものではなく、例えば、塗装ユニット本体110自体の移動距離を計測してもよい。
然る後、制御装置128は、側面塗装用スライダ114を動作させて塗料噴射ノズル112を鉄骨Yから離間する方向に移動させ、塗料噴射ノズル112の先端がガセットプレート等Xに干渉しない位置まで離れたところで当該塗料噴射ノズル112の移動を停止させる。
側面塗装用スライダ114による塗料噴射ノズル112の待避位置までの移動が完了すると、制御装置128は再び走行用モータ122を動作させて塗装ユニット102の移動を開始する。同時に、天面塗料噴射ノズル116からの塗料の噴射も再開する。
その後、位置検出手段108から、オンマグネット取付レーン134にあるマグネットマーカー(オンマーカー)132を検知した旨の信号を受信した制御装置128は、走行用モータ122および天面塗料噴射ノズル116からの塗料の噴射を停止させるとともに、側面塗装用スライダ114を動作させて塗料噴射ノズル112を鉄骨Yに近づく方向に移動させる。また、直前にオフマグネット取付レーン136に取り付けられたマグネットマーカー(オフマーカー)132を検出した位置から、次にオンマグネット取付レーン134に取り付けられたマグネットマーカー(オンマーカー)132を検出した位置までの距離Bを同じく車輪120の回転回数等から算出して制御装置128内に記憶する。
塗料噴射ノズル112を鉄骨Yの表面近くにある所定の位置まで移動させた後、制御装置128は圧縮空気の供給を開始して塗料噴射ノズル112からの塗料の噴射を再開させる。また、制御装置128は走行用モータ122を動作させて塗装ユニット102の移動および天面塗料噴射ノズル116からの塗料の噴射を再開する。
塗装ユニット102の移動を再開させた後、位置検出手段108がオフマグネット取付レーン136に取り付けられた次のマグネットマーカー(オフマーカー)132を検出した旨を制御装置128に送信すると、制御装置128は、同様に、走行用モータ122を停止させ、塗料の噴射を停止し、同位置までの距離Cを計算し、そして、塗料噴射ノズル112を鉄骨Yから離間させる。
このように、塗料の噴射のオンとオフとを繰り返しつつ塗装ユニット102を移動させていき、塗装開始位置Sから予め入力設定しておいた距離にある「塗装終了位置E」におけるオフマグネット取付レーン136に取り付けられたマグネットマーカー(オフマーカー)132を位置検出手段108が検出したとき、制御装置128は、走行用モータ122を停止させ、塗料の噴射を停止するとともに、側面塗装上下移動用スライダ115を動作させて予め入力設定された距離だけ塗料噴射ノズル112を縦方向(例えば図1中下方向)に移動させる。
然る後、制御装置128は、今度は走行用モータ122を先ほどまでとは逆方向に回転させ、塗装ユニット102を「塗装開始位置S」に向けて移動させる。
ここで、最初に塗装開始位置Sから塗装終了位置Eまで移動した際に、オンマグネット取付レーン134およびオフマグネット取付レーン136に取り付けられた各マグネットマーカー(オンマーカーおよびオフマーカー)132の位置、および、各マグネットマーカー(オンマーカーおよびオフマーカー)132間の距離が制御装置128に記録されていることから、塗装開始位置Sに向けて戻る際には、各マグネットマーカー(オンマーカーおよびオフマーカー)132を位置検出手段108で検出することなく、制御装置128内の記録に基づいて、塗料の噴射の有無や、塗料噴射ノズル112の鉄骨Yまでの距離の制御を行う。もちろん、塗装終了位置Eから塗装開始位置Sに戻る際には、オンマグネット取付レーン134に取り付けてあったマグネットマーカー(オンマーカー)132の位置は、逆に、塗料の噴射を「オフ」にする位置と読み替えることになる。同様に、オフマグネット取付レーン136に取り付けてあるマグネットマーカー(オフマーカー)132の位置は、逆に、塗料の噴射を「オン」にする位置と読み替えることになる。
また、鉄骨Yの天面についても、天面塗装用スライダ118が天面塗料噴射ノズル116を鉄骨Yの長手方向に直交する方向に水平移動させて、最初に塗装開始位置Sから塗装終了位置Eまで移動した際に塗装した一直線状の塗装位置の隣に、同様に一直線状に塗装していくことになる。
塗装ユニット102が塗装開始位置Sまで戻ると、制御装置128は、側面塗装上下移動用スライダ115を動作させて予め入力設定された距離だけ塗料噴射ノズル112を縦方向(図1中の鉛直下方向)にさらに移動させ、再び、鉄骨Yの塗装を実行しつつ、塗装ユニット102を塗装終了位置Eまで移動させる。その際も、各マグネットマーカー(オンマーカーおよびオフマーカー)132を位置検出手段108で検出することなく、制御装置128内の記録に基づいて、塗料の噴射の有無や、塗料噴射ノズル112の鉄骨Yまでの距離の制御を行う。天面塗料噴射ノズル116も同様に、天面塗装用スライダ118によって水平移動される。
このように塗装ユニット102を必要な回数だけ往復移動させていき、鉄骨Yの鉛直方向下端まで塗装を行う。また、鉄骨Yの天面についても全体の塗装を行う。最後に、マスキング等を外したり必要な箇所を手作業で塗装した後、鉄骨載置台104から鉄骨Yを下ろすことで、当該鉄骨Yに対する塗装作業が完了する。もちろん、鉄骨載置台104から鉄骨Yを下ろした後で、当該鉄骨Yに対してマスキング等を外したり必要な箇所を手作業で塗装してもよい。
<第1の実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100の特徴>
このように、上記実施形態の鉄骨自動塗装装置100によれば、鉄骨載置台104に載置した鉄骨Yの現物に合わせて必要な位置にマグネットマーカー(オンマーカーおよびオフマーカー)132を取り付けていくといった簡便な作業をするだけで、鉄骨YのCADからの複雑な加工データを取り込む手間が不要となり、また、複雑な制御プログラム等や当該制御プログラム等を組む知識を必要とせず、複数のガセットプレート等Xが取り付けられている鉄骨Yに対する塗装作業の自動化を実現することができる。
また、最初の往路で鉄骨Yに取り付けられたガセットプレート等Xの位置を検出しつつ塗装も行うことにより、塗装は実施せずにガセットプレート等Xの位置を検出するためだけに位置検出手段108を動かす場合に比べて、鉄骨Yの塗装に要する全体の時間を短縮することができる。
<変形例>
上述した第1の実施例では、鉄骨Yの両側面に対してそれぞれ位置表示手段106および位置検出手段108を設けていたが、例えばガセットプレート等Xが両側面の同じ位置に取り付けられているような場合であれば、いずれか一方の側面にのみ位置表示手段106および位置検出手段108を設け、両方の塗料噴射ノズル112を同じように動かして両側面の塗装を行ってもよい。
また、上述した第1の実施例では、オンマーカーおよびオフマーカーとしてマグネットマーカー132を使用していたが、オンマーカーおよびオフマーカーは、これに限定されるものではなく、例えば、近接スイッチやRFID等、接近してきた位置検出手段108によって検出され得るものであればよい。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る第2の実施形態について図5から図7を用いて説明する。なお、以下の説明では、上述した第1の実施形態と同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
第1の実施形態では、鉄骨Yに取り付けられた各ガセットプレート等Xの位置を示す位置表示手段106として鉄骨Yの現物に合わせて必要な位置に取り付けられたオンマーカーおよびオフマーカーを位置検出手段108が順に読み取っていくようになっていたが、この第2の実施形態では、位置検出手段108として例えばレーザー距離計150を使用し、また、位置表示手段106としてレーザーターゲット152を使用している。
このため、第2の実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100では、マグネット取付レーン130や磁気センサー140が設けられていない。
<第2の実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100による鉄骨Yの塗装方法>
第2の実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100を用いて鉄骨Yの塗装を実施する場合、ステップS2における「基本情報」を入力する際に、第1の実施形態の場合に加えて、上述した位置表示手段106および位置検出手段108を用いてガセットプレート等X同士の間の距離を予め測定する。
具体的には、図8に示すように、例えば塗装ユニット本体110に取り付けたレーザー距離計150を原点Gに配置し、当該原点Gにレーザー距離計150を取り付けた状態で、位置表示手段106としてのレーザーターゲット152を例えば塗装開始位置S、塗装終了位置E、そして、各ガセットプレート等Xにおける塗装開始位置S側端および塗装終了位置E側端に立てて、それぞれの位置までの距離を制御装置128に記憶させていく。
このようにして「基本情報」として制御装置128に記憶された各距離に基づいて、制御装置128が塗装ユニット102の走行や塗料噴射ノズル112からの塗料の噴霧オン・オフ等を制御して、鉄骨Yの塗装を進めていく。
<第2の実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100の特徴>
このように、第2の実施形態に係る鉄骨自動塗装装置100によれば、第1の実施形態の場合と同様に、鉄骨載置台104に載置した鉄骨Yの現物に合わせて原点Gから必要な位置までの距離を予めレーザー距離計150とレーザーターゲット152とを用いて測定しておくといった簡便な作業をするだけで、鉄骨YのCADからの複雑な加工データを取り込む手間が不要となり、また、複雑な制御プログラム等を必要とせず、複数のガセットプレート等Xが取り付けられている鉄骨Yに対する塗装作業の自動化を実現することができる。
<全体を通した変形例1>
上述した2つの実施形態では、制御装置128が走行用モータ122を回転させることによって車輪120を回転させて、塗装ユニット本体110を移動させるようにしていたが、塗装ユニット本体110を移動させる手段はこれに限定されるものではない。例えば、図9に示すように、塗装ユニット本体110の移動範囲を十分にカバーできる程度の長さのチェーン160を張り、走行用モータ122にはこのチェーン160と噛み合うスプロケット162を連結させておく。これにより、制御装置128が走行用モータ122を回転させるとスプロケット162が回転してチェーン160を引き込むことにより、塗装ユニット本体110を移動させることができる。
<全体を通した変形例2>
また、車輪120の回転回数によって塗装ユニット本体110の移動距離を計測していたのと同様に、走行用モータ122の回転回数を用いて当該移動距離を測定することもできる。もちろん、スプロケット162を使用する場合には、当該スプロケット162の回転回数を用いてもよい。
<全体を通した変形例3>
さらに、上述した2つの実施形態では、ひとつのガセットプレート等Xにおける塗装開始位置S側端および塗装終了位置E側端を位置検出手段108で検出するようにしていたが、各ガセットプレート等Xにおける塗装ユニット本体110の移動方向の厚さを予め「基本情報」として制御装置128に記憶させておくことにより、例えば、塗装終了位置E側端を検出させることなく各距離を把握することができる。
<全体を通した変形例4>
また、例えば塗装ユニット本体110が往復移動して鉄骨Yの鉛直方向の上側から下側に向けて順に塗装をしていくような場合、ガセットプレート等Xの形状が図10に示すように鉄骨Yの鉛直方向の上側部のみに存在するような形状であれば、最初の数往復は当該ガセットプレート等Xの位置で塗料噴射ノズル112を鉄骨Yから離間させる必要があるが、最後の数往復は当該位置にガセットプレート等Xが存在しなくなることから、塗料噴射ノズル112を離間させる必要がなくなる。
このような場合も、ガセットプレート等Xの位置を予め「基本情報」として制御装置128に記憶させておくことにより、塗料噴射ノズル112の鉛直方向の位置が当該ガセットプレート等Xに干渉しない場合には、あたかもそのガセットプレート等Xが存在しないかのように連続して塗料噴射ノズル112による塗料の噴射を続けるようにしてもよい。
また、ガセットプレート等Xの鉄骨Yのウエブ部分表面からの突出寸法が短く、塗料噴射ノズル112を鉄骨Yから離間させる必要がなければ、当該突出寸法の短いガセットプレート等Xが存在しないものとして、塗装作業を進めてもよい。
<全体を通した変形例5>
また、ここまでは、鉄骨Yの天面にガセットプレート等Xが存在しないか、存在しているとしても天面塗料噴射ノズル116との干渉を避ける必要がない程度のものである場合について説明してきた。しかし、鉄骨Yの天面にも天面塗料噴射ノズル116との干渉を避ける必要のあるガセットプレート等Xが取り付けられている場合は、ここまでに説明してきた、側面の塗装に使用される塗料噴射ノズル112に使用される位置表示手段106および位置検出手段108を天面塗料噴射ノズル116にもさらに適用してよい。その際は、天面塗装噴射ノズル116の先端を鉄骨Yの天面に対して近接離間させる方向(図中鉛直方向)に移動させる天面塗装上下移動用スライダ(図示せず)を追加することになる。さらに言えば、位置表示手段106および位置検出手段108を鉄骨Yの側面(例えば、ウエブ部分)に対する塗装には使用せず、天面に対する塗装にのみ使用してもよい。
例えば、「第1の実施形態」のように、位置表示手段106としてマグネットマーカー132を使用する場合には、天面用に2本のマグネット取付レーン130が使用される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100…鉄骨自動塗装装置、102…塗装ユニット、104…鉄骨載置台、106…位置表示手段、108…位置検出手段
110…塗装ユニット本体、112…塗料噴射ノズル、114…側面塗装用スライダ、115…側面塗装上下移動用スライダ、116…天面塗料噴射ノズル、118…天面塗装用スライダ、120…車輪、122…走行用モータ、124…塗料タンク、126…コンプレッサ、128…制御装置
130…マグネット取付レーン、132…マグネットマーカー、134…オンマグネット取付レーン、136…オフマグネット取付レーン
140…磁気センサー
150…レーザー距離計、152…レーザーターゲット
160…チェーン、162…スプロケット
S…塗装開始位置、E…塗装終了位置、G…原点
X…ガセットプレート等、Y…鉄骨

Claims (2)

  1. 移動しながら鉄骨の表面に塗料を噴射する塗料噴射ノズルと、
    前記鉄骨に取り付けられた各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の前後位置に合わせて取り付けられる位置表示手段と、
    前記位置表示手段を用いて前記各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の前後の位置を検知する位置検出手段とを備えており、
    前記位置検出手段で検知した前記各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の位置では、前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を開始あるいは停止し、
    前記塗料噴射ノズルは、前記鉄骨に対して往復移動して前記塗料を噴射し、
    前記位置表示手段は、前記塗料噴射ノズルの前記鉄骨に対する往路において、前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を開始させるオンマーカーと、前記往路において前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を停止させるオフマーカーとを有している
    鉄骨自動塗装装置。
  2. 鉄骨に取り付けられた各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の前後位置に合わせて取り付けられる位置表示手段を用いて前記各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の前後の位置を位置検出手段で検出し、
    前記位置検出手段で検知した前記各ガセットプレートおよび/またはエレクションピース鉄骨の位置では、塗料噴射ノズルからの塗料の噴射を開始あるいは停止する、鉄骨の塗装方法であって、
    前記塗料噴射ノズルは、前記鉄骨に対して往復移動して前記塗料を噴射し、
    前記位置表示手段は、前記塗料噴射ノズルの前記鉄骨に対する往路において、前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を開始させるオンマーカーと、前記往路において前記塗料噴射ノズルからの前記塗料の噴射を停止させるオフマーカーとを有している
    鉄骨の塗装方法。
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