JP2820455B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JP2820455B2 JP2820455B2 JP1249559A JP24955989A JP2820455B2 JP 2820455 B2 JP2820455 B2 JP 2820455B2 JP 1249559 A JP1249559 A JP 1249559A JP 24955989 A JP24955989 A JP 24955989A JP 2820455 B2 JP2820455 B2 JP 2820455B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は断熱箱体の開口を引き出し式の扉によって閉
塞する冷蔵庫の扉装置に関するものである。
塞する冷蔵庫の扉装置に関するものである。
従来の技術 従来この種の扉装置は例えば特公昭60−27350号公報
に示されているように第５図〜第10図のような構成にな
っていた。
に示されているように第５図〜第10図のような構成にな
っていた。
第５図は従来の冷蔵庫の野菜室部分の正面斜視図、第
６図は同第５図の概略右側端面図、第７図はローラーに
よる枠支持部材の拡大断面図、第８図は補強板の斜視
図、第９図は扉差側部分の水平断面図、第10図は扉上側
部分の垂直断面図である。
６図は同第５図の概略右側端面図、第７図はローラーに
よる枠支持部材の拡大断面図、第８図は補強板の斜視
図、第９図は扉差側部分の水平断面図、第10図は扉上側
部分の垂直断面図である。
図においてＡは、庫内前方開口を閉塞する扉１を有す
る野菜室Ｂを備えてなる冷蔵庫である。扉１前面にはハ
ンドル20が付設されている。
る野菜室Ｂを備えてなる冷蔵庫である。扉１前面にはハ
ンドル20が付設されている。
扉１の内壁面には補強板４が固着され、補強板４には
枠体３がネジ止めされ、さらに枠体３には野菜容器２が
その上縁フランジ2aを枠体３の上縁部に載置されあたか
も吊られているごとく支持されている。
枠体３がネジ止めされ、さらに枠体３には野菜容器２が
その上縁フランジ2aを枠体３の上縁部に載置されあたか
も吊られているごとく支持されている。
枠体３の横側後部には、第７図に示すように後ローラ
ー５が突設され冷蔵庫側壁７に設けられたレール６上に
載り、また枠体３の横側下縁部８は水平に折り曲げられ
冷蔵庫側壁７の前面寄りの部分に突設された前ローラー
９上に載り、これによって枠体３は庫内壁面との間に冷
気循環空間を保って側壁に滑動自在に支持されている。
野菜容器２にキャベツなどの野菜が収納されるとその重
量はかなりの重さ（例えば20kg）になるが、この荷重は
結局上記ローラ5,9が支えることになる。
ー５が突設され冷蔵庫側壁７に設けられたレール６上に
載り、また枠体３の横側下縁部８は水平に折り曲げられ
冷蔵庫側壁７の前面寄りの部分に突設された前ローラー
９上に載り、これによって枠体３は庫内壁面との間に冷
気循環空間を保って側壁に滑動自在に支持されている。
野菜容器２にキャベツなどの野菜が収納されるとその重
量はかなりの重さ（例えば20kg）になるが、この荷重は
結局上記ローラ5,9が支えることになる。
補強板４は第８図に示すごときものである。左右の端
縁および上端縁にはそれぞれ係合片4aおよび4bが突出し
て設けられており、下端縁は前方へ段をなして折れ曲り
Ｌ字状部13を形成している。また、補強板４中央には段
落11および切り欠き孔12よりなる凹部10が形成されてい
る。14は枠体３をネジ止めするためのネジ穴である。
縁および上端縁にはそれぞれ係合片4aおよび4bが突出し
て設けられており、下端縁は前方へ段をなして折れ曲り
Ｌ字状部13を形成している。また、補強板４中央には段
落11および切り欠き孔12よりなる凹部10が形成されてい
る。14は枠体３をネジ止めするためのネジ穴である。
補強板４の扉１内壁面への固着は、その係合片4a,4b
を扉１の内フランジすなわち扉枠（フランジ）15の左右
の内フランジ1Aおよび上側の内フランジ1Bの各々の係合
孔1a,1bにそれぞれ嵌合し位置決めして固定すると共
に、扉１の内部空間に発泡性断熱材16を充填発泡し補強
板裏面17と発泡性断熱材16とを接着させて行う。発泡性
断熱材16の一部はその充填発泡時に凹部10の切り欠き孔
12より補強板上へ洩れ出てきて凹部の段落11を埋め、補
強板４の扉１への固着を強化する。補強板４のＬ字状部
13もまた発泡性断熱材16中へ埋設し固着を強化してい
る。このように固着された補強板４に枠体３がネジ18で
ネジ止めされ、さらに扉１の内側全体が意匠的に身苦し
くないよう扉内パネル19で覆われている。20は扉１のハ
ンドルである。
を扉１の内フランジすなわち扉枠（フランジ）15の左右
の内フランジ1Aおよび上側の内フランジ1Bの各々の係合
孔1a,1bにそれぞれ嵌合し位置決めして固定すると共
に、扉１の内部空間に発泡性断熱材16を充填発泡し補強
板裏面17と発泡性断熱材16とを接着させて行う。発泡性
断熱材16の一部はその充填発泡時に凹部10の切り欠き孔
12より補強板上へ洩れ出てきて凹部の段落11を埋め、補
強板４の扉１への固着を強化する。補強板４のＬ字状部
13もまた発泡性断熱材16中へ埋設し固着を強化してい
る。このように固着された補強板４に枠体３がネジ18で
ネジ止めされ、さらに扉１の内側全体が意匠的に身苦し
くないよう扉内パネル19で覆われている。20は扉１のハ
ンドルである。
以上のように構成された冷蔵庫について以下その動作
について説明する。
について説明する。
冷蔵庫Ａにといて扉１のハンドル20を引張ると、ロー
ラー5,9により滑らかに野菜室Ｂが前方へ出てくる。こ
のとき野菜などの荷重による慣性力が、補強板４を扉１
から引き離そうとする力としてまた補強板４を発泡性断
熱材16から剥離させようとする力として作用する。しか
し、補強板４の凹部10およびＬ字部13が発泡性断熱材16
に埋まっており、裏面17が発泡性断熱材16に接着してい
るので剥離されることは全くなく、長年の使用にも耐え
うるものである。
ラー5,9により滑らかに野菜室Ｂが前方へ出てくる。こ
のとき野菜などの荷重による慣性力が、補強板４を扉１
から引き離そうとする力としてまた補強板４を発泡性断
熱材16から剥離させようとする力として作用する。しか
し、補強板４の凹部10およびＬ字部13が発泡性断熱材16
に埋まっており、裏面17が発泡性断熱材16に接着してい
るので剥離されることは全くなく、長年の使用にも耐え
うるものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、補強板４は内フラ
ンジ15に挿入されているだけで位置が決まらない為、補
強板４に固定された枠体３の扉との位置関係が悪くなっ
たり、斜めに取り付けられ、突設された冷蔵庫側壁に設
けられたレール６上にローラ５を載せた場合引き出し式
扉の位置関係が悪くなり、上の回転式扉と接触し傷を付
け、又扉の裏面外周部をシールする部材と本体前面との
間に隙間が生じて発汗するという欠点を有していた。
ンジ15に挿入されているだけで位置が決まらない為、補
強板４に固定された枠体３の扉との位置関係が悪くなっ
たり、斜めに取り付けられ、突設された冷蔵庫側壁に設
けられたレール６上にローラ５を載せた場合引き出し式
扉の位置関係が悪くなり、上の回転式扉と接触し傷を付
け、又扉の裏面外周部をシールする部材と本体前面との
間に隙間が生じて発汗するという欠点を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、引き出し
式扉の取り付け位置関係の精度が良くかつシール部材の
隙をなくし発汗しない冷蔵庫の扉装置を提供する事にあ
る。
式扉の取り付け位置関係の精度が良くかつシール部材の
隙をなくし発汗しない冷蔵庫の扉装置を提供する事にあ
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の冷蔵庫の扉装置
は、庫内前方開口に開閉可能に設けられた引き出し式扉
を備えた冷蔵庫において、前記引き出し式扉の内部空間
に充填した発泡断熱材と、前記引き出し式扉の後面に前
記発泡断熱材により接着された補強板と、前記補強板を
介して前記引き出し式扉に固定された枠体と、前記枠体
に載置された容器と、前記枠体に突設したローラーと、
前記庫内側壁に固定され前記ローラーが載るレールと、
前記補強板に突出して形成した折り曲げ片と、前記引き
出し式扉のフランジに形成した位置決め用の穴部とを有
し、前記折り曲げ片が、前記穴部に差し込まれその先端
が前記発泡断熱材内に埋め込まれている。
は、庫内前方開口に開閉可能に設けられた引き出し式扉
を備えた冷蔵庫において、前記引き出し式扉の内部空間
に充填した発泡断熱材と、前記引き出し式扉の後面に前
記発泡断熱材により接着された補強板と、前記補強板を
介して前記引き出し式扉に固定された枠体と、前記枠体
に載置された容器と、前記枠体に突設したローラーと、
前記庫内側壁に固定され前記ローラーが載るレールと、
前記補強板に突出して形成した折り曲げ片と、前記引き
出し式扉のフランジに形成した位置決め用の穴部とを有
し、前記折り曲げ片が、前記穴部に差し込まれその先端
が前記発泡断熱材内に埋め込まれている。
作用 本発明は上記構成によって、補強板に設けられた折り
曲げ片がフランジ穴部によって位置決めされる為、引き
出し式扉の取り付け位置関係が良く、回転式扉との接触
もなくかつシール部材の隙を無くし発汗を無くすもので
ある。
曲げ片がフランジ穴部によって位置決めされる為、引き
出し式扉の取り付け位置関係が良く、回転式扉との接触
もなくかつシール部材の隙を無くし発汗を無くすもので
ある。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。尚従来と同一部分については同一符号を付
し説明を省略する。
ら説明する。尚従来と同一部分については同一符号を付
し説明を省略する。
第１図は本発明の一実施例を示す冷蔵庫等の扉装置の
斜視図、第２図は同第１図のＡ−Ａ線の断面図、第３図
は同第１図のＢ−Ｂ線の断面図、第４図は本発明の冷蔵
庫の正面斜視図である。
斜視図、第２図は同第１図のＡ−Ａ線の断面図、第３図
は同第１図のＢ−Ｂ線の断面図、第４図は本発明の冷蔵
庫の正面斜視図である。
図において、21は補強板４より突出した折り曲げ片、
22は前記フランジ15に設けられた位置決め用の穴部、23
は前記補強板４をフランジ15に固定する為のネジ、24は
回転式扉である。
22は前記フランジ15に設けられた位置決め用の穴部、23
は前記補強板４をフランジ15に固定する為のネジ、24は
回転式扉である。
以上のように構成された冷蔵庫について以下その動作
を説明する。
を説明する。
補強板４より突出された折り曲げ片21はフランジ15に
あらかじめ位置決めされた穴部22へ差し込み、その後ネ
ジ23により固定させその後、扉１の内部空間に発泡断熱
材16を充填発泡し補強板裏面17と発泡断熱材16を接着さ
せる。
あらかじめ位置決めされた穴部22へ差し込み、その後ネ
ジ23により固定させその後、扉１の内部空間に発泡断熱
材16を充填発泡し補強板裏面17と発泡断熱材16を接着さ
せる。
以上のように、本実施例によれば、補強板より突出さ
れた折り曲げ片は、フランジに設けられた位置決め用の
穴部に差し込む事により、補強板に固定された枠体と扉
との位置関係の精度を良くし、回転式扉と引き出し式扉
の間隔を一定に保つ事ができ、接触による扉の傷付きを
防止しかつシール部材の隙を無くし発汗を無くすことが
できる。
れた折り曲げ片は、フランジに設けられた位置決め用の
穴部に差し込む事により、補強板に固定された枠体と扉
との位置関係の精度を良くし、回転式扉と引き出し式扉
の間隔を一定に保つ事ができ、接触による扉の傷付きを
防止しかつシール部材の隙を無くし発汗を無くすことが
できる。
発明の効果 以上のように本発明は、引き出し式扉と扉内壁内にネ
ジ止め固定された枠体を固定する、折り曲げ片を有する
補強板と、補強板折り曲げ片を差し込む為の位置決め用
の穴部を有するフランジを設ける事により、補強板に固
定されローラに支持された枠体と扉との位置関係の精度
を良くし、回転式扉と引き出し式の間隔を一定に保つ事
ができ、接触による扉の傷付きを防止しかつシール部材
の隙を無くし発汗しない優れた冷蔵庫を実現できるもの
である。
ジ止め固定された枠体を固定する、折り曲げ片を有する
補強板と、補強板折り曲げ片を差し込む為の位置決め用
の穴部を有するフランジを設ける事により、補強板に固
定されローラに支持された枠体と扉との位置関係の精度
を良くし、回転式扉と引き出し式の間隔を一定に保つ事
ができ、接触による扉の傷付きを防止しかつシール部材
の隙を無くし発汗しない優れた冷蔵庫を実現できるもの
である。
第１図は本発明の一実施例における冷蔵庫等の扉装置の
斜視図、第２図は同第１図のＡ−Ａ線の断面図、第３図
は同第１図のＢ−Ｂ線の断面図、第４図は本発明の冷蔵
庫の斜視図、第５図は従来の冷蔵庫の野菜室部分の正面
斜視図、第６図は同第５図の概略右側端面図、第７図は
ローラーによる枠体支持部分の拡大断面図、第８図は補
強板の斜視図、第９図は扉左側部分の水平断面図、第10
図は扉上側部分の垂直断面図である。 １……引き出し式扉、３……枠体、４……補強板、15…
…フランジ、21……折り曲げ片、22……穴部。
斜視図、第２図は同第１図のＡ−Ａ線の断面図、第３図
は同第１図のＢ−Ｂ線の断面図、第４図は本発明の冷蔵
庫の斜視図、第５図は従来の冷蔵庫の野菜室部分の正面
斜視図、第６図は同第５図の概略右側端面図、第７図は
ローラーによる枠体支持部分の拡大断面図、第８図は補
強板の斜視図、第９図は扉左側部分の水平断面図、第10
図は扉上側部分の垂直断面図である。 １……引き出し式扉、３……枠体、４……補強板、15…
…フランジ、21……折り曲げ片、22……穴部。
Claims (1)
- 【請求項１】庫内前方開口に開閉可能に設けられた引き
出し式扉を備えた冷蔵庫において、前記引き出し式扉の
内部空間に充填した発泡断熱材と、前記引き出し式扉の
後面に前記発泡断熱材により接着された補強板と、前記
補強板を介して前記引き出し式扉に固定された枠体と、
前記枠体に載置された容器と、前記枠体に突設したロー
ラーと、前記庫内側壁に固定され前記ローラーが載るレ
ールと、前記補強板に突出して形成した折り曲げ片と、
前記引き出し式扉のフランジに形成した位置決め用の穴
部とを有し、前記折り曲げ片が、前記穴部に差し込まれ
その先端が前記発泡断熱材内に埋め込まれている冷蔵
庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1249559A JP2820455B2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1249559A JP2820455B2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03110377A JPH03110377A (ja) | 1991-05-10 |
| JP2820455B2 true JP2820455B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=17194800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1249559A Expired - Fee Related JP2820455B2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2820455B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10132455A (ja) * | 1996-10-28 | 1998-05-22 | Matsushita Refrig Co Ltd | 冷蔵庫 |
| CN103162486B (zh) * | 2011-12-16 | 2016-09-28 | 博西华电器（江苏）有限公司 | 制冷器具以及制冷器具的隔热部件的制造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6027350Y2 (ja) * | 1979-12-20 | 1985-08-17 | 三洋電機株式会社 | 冷蔵庫 |
| JPS5943886U (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-22 | 三菱電機株式会社 | レ−ル引出し装置 |
-
1989
- 1989-09-26 JP JP1249559A patent/JP2820455B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03110377A (ja) | 1991-05-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |