JP2819548B2 - 電子楽器の制御情報送出装置 - Google Patents

電子楽器の制御情報送出装置

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JP2819548B2
JP2819548B2 JP60216373A JP21637385A JP2819548B2 JP 2819548 B2 JP2819548 B2 JP 2819548B2 JP 60216373 A JP60216373 A JP 60216373A JP 21637385 A JP21637385 A JP 21637385A JP 2819548 B2 JP2819548 B2 JP 2819548B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は電子楽器に関し、詳細には電子ドラム等の
リズム電子楽器の演奏入力装置(例えばキーボード)か
らの複数種類の楽音オン入力に対してノートオン信号と
ノートオフ信号を含む制御情報を出力装置(例えば楽音
発生装置)に送出する送出装置に関する。さらに詳しく
いうとこの種の送出装置におけるノートオンとノートオ
フ間の時間制御技術に関する。 [発明の背景] 従来、電子ドラム等のリズム電子楽器では、ノートオ
フの指令を楽音発生装置等の出力装置に与える必要はな
いと考えて、実施されていなかった。 最近、MIDI(Musical Intrument Digital Interfac
e)規格等の影響で、演奏入力装置からの楽音オンの情
報からトーンオン情報だけでなくトーンオフ情報も作成
して出力装置に与えるという方式が検討されつつある。 この場合出力装置(例えば受信側のMIDIインターフェ
ース)にノートオン信号ノートオフ信号を続けて送出す
るやり方が考えられるが、この方式だと、両信号間の最
短時間は約1ミリ秒となってしまい出力装置側で対応で
きず、楽音が発生されないという現象を起こすことが多
く、聴者にとっても何も聞こえないということになる。 もうひとつのやり方として、楽音ごとにノートオンか
らノートオフまでの時間を管理するタイマーないしカウ
ント手段を設け、ある楽音のオンが入力されたら、(ノ
ートオンするとともに)対応するタイマーを起動し、タ
イムアウトでノートオフするような方式が考えられる。
この方式だと上述したノートオン、ノートオフ連続出し
方式のもつ致命的な欠点は解消されるが、構成が複雑と
なる。すなわち、楽音数分のタイマー手段及び関連する
処理機能が必要であるため、記憶装置の容量の拡大や処
理プログラムの増大をもたらす。 [発明の目的] この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、簡単な構成でしかも適切なノー
トオン、ノートオフの各信号を発生、送出可能な送出装
置を提供することにある。 [発明の要点] 上記の目的を達成するため本発明の電子楽器の制御情
報送出装置は、楽音の発生開始を示す楽音オン入力に対
応してノートオン信号を出力するノートオン制御手段
と、所定時間置きにタイミング信号を出力するタイミン
グ発生手段と、前記タイミング発生手段が任意のタイミ
ング信号を出力してから次のタイミング信号を出力する
までの時間を1区間として順次指定する区間指定手段
と、前記楽音オン入力が発生した場合、前記区間指定手
段により指定された区間のうち該楽音オン入力が発生し
た区間後の所定数目の区間の終了時以降に該楽音オン入
力に対応するノートオフ信号を出力するノートオフ制御
手段とを有するようにしたことを要点とするものであ
る。 [実施例] 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明す
る。 まず、概要を第1図を参照して説明する。図示実施例
では、時間をA区間→B区間→A区間→の繰り返しに分
割し、一方の区間内(例えばA区間内)で出力装置(MI
DI)にノートオン信号を出力した楽音に対し、そのあと
で他方の区間から一方の区間(例えばB区間からA区
間)に移る際に対応するノートオフ信号を送出するよう
にしている。 例えば、第1図においてD4のNOTE ON(所定の楽音が
生じたことを示す)がA区間で発生している。このと
き、D4のNOTE ONを送出する。後でB区間からA区間に
切り換る時点でD4のNOTE OFFを送出する。したがって、
D4のNOTE ONとNOTE OFF間には少なくも一区間の開きが
ある。 なお、隣接する区間または同一区間内で同一楽音(図
ではC4)のON信号が続けて起った場合は(これは演奏者
により同一の楽音キーが短い間隔で続けてオン操作され
たことによって生じるものである)、先に起こったC4に
対してNOTE OFF信号を送出し、今度生じたC4 ONに対し
てNOTE ON信号を送出する。出力装置側ではNOTE OFFに
従ってそれまで出していたC4の楽音を急速に減衰して消
音させるとともにNOTE ONに従ってC4の楽音を発生させ
る。 次に第2図を参照して実施例の構成をさらに詳しく説
明する。第2図において、要素1から4までは、全ての
楽音入力に共通な区間共通手段ないしタイマー手段を構
成する。要素2の一致信号は区間の切換ごとに発生し、
要素4の出力はA区間では論理“1"となりB区間では論
理“0"となる。詳しく述べると、1はアップカウンタで
そのカウント用のクロックはクロック発生器3より与え
られる。カウンタ1のカウント出力は比較器2に入力さ
れる。比較器2には1区間の時間の長さを規定するデー
タNが参照入力として与えられる。したがって、カウン
タ1がリセット状態(内容=0)からクロック発生器3
からのクロックをカウントしていくとやがてそのカウン
ト出力のデータの大きさはNに達し、このとき比較器2
より一致信号が出力され、クロック発生器3は再びリセ
ットされる。比較器の一致出力はトグルフリップフロッ
プ4(TI/F4)にも結合している。したがってTF/F4の出
力はA区間の間論理“1"となり、次のB区間では論理
“0"となる。 このTF/F4からのA区間、B区間の指定出力は後述す
る制御回路10に供給される。また比較器2からの一致出
力も区間切換信号として制御回路10に供給される。 要素5から9までは入力される楽音ONがどの区間で発
生したかを記憶する記憶手段ないしは状態フラグ手段と
して機能する。換言すれば、各楽音オンの発生時点を区
間単位で記憶するものである。この記憶手段Uは入力さ
れる楽音ごとに設けられるもので、楽音数n個分のユニ
ットU−1からU−nから成る。各記憶手段の要素7は
関連する楽音のON信号がB区間で発生したかどうかを記
憶し、また要素8は関連する楽音のON信号がA区間で発
生したかどうかを記憶するフリップフロップないしフラ
グである。U−1について詳細に述べると楽音1のON信
号はANDゲート5とANDゲート6の第1入力に結合してお
り、ANDゲート5の第2入力には、TF/F4からの出力がイ
ンバータ9を介して結合しており、ANDゲート6の第2
入力にはTF/F4からの出力が直接結合している。ANDゲー
ト5の出力はフリップフロップ7のセット入力に、また
ANDゲート6の出力はフリップフロップ8のセット入力
に夫々結合している。フリップフロップ7とフリップフ
ロップ8の出力は区間の切換時に制御回路10より読み取
られ、その結果に応じて制御回路10よりフリップフロッ
プ7またはフリップフロップ8のリセット入力にリセッ
ト信号が入力される。 制御回路10は、楽音ONの入力に従って、MIDI信号送出
回路11にノートオン、ノートオフの信号を与える。制御
回路10には、処理開始の割込信号として全ての楽音入力
のON信号、及び、上記比較器2からの区間切換信号が入
力される。MIDI信号送出回路11は制御回路10より送られ
てくる種々の楽音のノートオン、ノートオフ信号を受け
取り、内部の送信バッファを介して出力装置側(楽音発
生装置)のMIDI信号受信回路にノートオン、ノートオフ
の信号を送信する。 制御回路10の処理のフローを示す第3図を参照して以
上説明した制御情報送出装置の動作を説明する。なお、
A区間とB区間は対称性を有するため、処理も対称に行
なわれる。 ある楽音の入力がONになると、この信号は制御回路10
に入力される。制御回路10はONとなった楽音入力の発生
源(楽音の種類)を決定し、ステップA1でTF/F4からの
信号を読み取って現在の区間がA区間かB区間かを判定
する。A区間であればステップA2に進み、現在のA区間
またはひとつ前のB区間で同じ楽音がNOTE ONしたかど
うかを判定する処理を実行する。すなわち、検出した楽
音に割り当てられた記憶手段を選択し、そのフラグ8
(A区間で同じ楽音のONが発生したかどうかを記憶する
もの)の内容と、フラグ7(ひとつ前のB区間で同じ楽
音のONが発生したかどうかを記憶するもの)の内容をチ
ェックすることでこの判定を行う。 現A区間または前B区間に先行する同一楽音のON信号
の発生のない場合、ステップA3へ進み、MIDI信号送出回
路11にこの楽音のNOTE ON信号を与える。さらに関連す
るフラグ8は今度の楽音ON信号によりセットされる(代
りに、ステップA3での処理のひとつとして制御回路10は
関連するフラグ8にセット信号を与えてもよい)。MIDI
信号送出回路11は制御回路10から送られてきたノートオ
ン信号を内部の受信バッファを介して出力装置に送信す
る。 ステップA2で、現A区間またはひとつ前のB区間に先
行する同じ楽音のON信号の発生があったと判定した場合
はステップA4へ進み、MIDI信号送出回路11へ同楽音のNO
TE OFFを送出するとともに関連するA区間フラグ8また
はB区間フラグにリセット信号を与える。ステップA4の
処理後は上述したステップA5へ進む。 ステップA1で、検出した楽音ON信号がB区間で発生し
たと判定した場合は、上記、ステップA2,A3,A4と対称な
処理を行う。 比較器2よりA/B区間の切換信号が入力されると制御
回路10はTF/F4からのA/B区間指定信号の論理値を読み取
ることにより、切換前の区間がAB間か否かを判定する
(ステップB1)。A区間であればステップB2に進みひと
つ前のB区間でNOTE ON状態の楽音が有るかどうかを判
定する。詳しくいうとカウンタ1はユニットU−1〜U
−nまでの全ての楽音区間記憶手段のフラグ7をアクセ
スし、その内容が論理“1"ならその楽音が前B区間でNO
TE ONされたと判定し、論理“0"ならNOTE ONはなかった
と判定する。全ての楽音についてNOTE ONなしであれば
何も処理をしないが、NOTE ONの楽音が見つかればその
楽音と関連するフラグをリセットするとともに、MIDI信
号送出回路11よりNOTE OFF信号を送出する。これにより
MIDI信号送出回路11よりNOTE OFF信号が出力装置へ送信
される。なお、ステップB1で切換る前の区間がB区間と
判定された場合は上記ステップB2、B3と対称な処理が実
行される。 [変形例] この発明は上記実施例に限定されず、この発明の範囲
内で種々の変形、変更が可能である。例えば、実施例に
おける要素1〜9のハードウェアによる構成は、ファー
ウェアにより実現できる。この場合、制御回路10の区間
切換処理では、ステップB2またはステップB3の処理の後
に、次のB区間に切換る処理が必要となる。また、ステ
ップB1では、共通ソフトウェアカウンタ(実施例のカウ
ンタと比較器2に相当するもの)がオーバーフローした
とき(あるいはカウント値が0のとき)に、区間フラグ
(要素4に相当するもの)の内容を調べて現在の区間を
決定する。 次の区間への切換処理のステップでは、区間フラグの
内容を反転し、共通のソフトウェアカウンタをリセット
する。 また、上記実施例では、A/B区間の移りめで全楽音入
力に対するフラグの状態をチェックしているが、A区間
の途中、B区間の途中で行ってもよい。このためにはカ
ウンタ1と結合する第2の比較器を用い、その参照デー
タとして、第1の比較器の参照データの値“N"より小さ
な値“S"を使用する。そして第2の比較器が、カウント
出力と参照データSとの一致を検出した場合に、この一
致信号を第1実施例の区間切換信号の代りに制御回路10
に与えるようにすればよい。 [発明の効果] この発明は以上詳述したように共通の区間指定手段と
楽音ONの入力時点から区間指定の定める少なくとも一区
間の後にその楽音のノートオフ信号を出力するノートオ
フ制御手段を有しているので、送出装置の構成が簡単と
なる。さらに、少なくとも一区間の時間がノートオンか
らノートオフまでの間に挿入されるので、両者の間に音
楽的に適切な間隔をもたせることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例の作用を線図で示した図、
第2図はこの発明の一実施例の構成図、第3図は第2図
の制御回路の実行する処理のフローチャートを示す図で
ある。 1〜4……区間指定手段、5〜9……オン区間記憶手
段、10……制御回路、11……MIDI信号送出回路。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.楽音の発生開始を示す楽音オン入力に対応してノー
    トオン信号を出力するノートオン制御手段と、 所定時間おきにタイミング信号を出力するタイミング発
    生手段と、 前記タイミング発生手段が任意のタイミング信号を出力
    してから次のタイミング信号を出力するまでの時間を1
    区間として順次指定する区間指定手段と、 前記楽音オン入力が発生した場合、前記区間指定手段に
    より指定された区間のうち該楽音オン入力が発生した区
    間後の所定数目の区間の所定時点に該楽音オン入力に対
    応するノートオフ信号を出力するノートオフ制御手段
    と、 を有することを特徴とする電子楽器の制御情報送出装
    置。 2.前記ノートオフ制御手段は、前記楽音オン入力が前
    記区間指定手段の指定するいずれの区間で発生したかを
    記憶する記憶手段と、所定の時点ごとに前記記憶手段の
    内容を読み出してその内容に従って関連するノートオフ
    信号を出力するか否かを判定するノートオフ判定手段を
    有することを特徴とする請求項1に記載の電子楽器の制
    御情報送出装置。 3.前記ノートオフ制御手段は、第1の前記楽音オン入
    力が発生してから、前記区画指定手段により指定された
    区間のうち該第1の楽音オン入力が発生した区間後の所
    定数目の区間の終了までの間に、該第1の楽音オン入力
    と同一の楽音に関する第2の前記楽音オン入力が発生し
    た場合、該第2の楽音オン入力時に、前記第1の楽音オ
    ン入力に対応するノートオフ信号を出力することを特徴
    とする請求項1に記載の電子楽器の制御情報送出装置。
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JP3493853B2 (ja) * 1995-12-07 2004-02-03 ヤマハ株式会社 演奏データ変換装置
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