JP2819140B2 - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JP2819140B2
JP2819140B2 JP941989A JP941989A JP2819140B2 JP 2819140 B2 JP2819140 B2 JP 2819140B2 JP 941989 A JP941989 A JP 941989A JP 941989 A JP941989 A JP 941989A JP 2819140 B2 JP2819140 B2 JP 2819140B2
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昌巳 大山
義和 平井
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スフィンゴ糖脂質を含有することを特徴と
する新規な感温性コレステリック液晶組成物を化粧料中
に配合することにより美的外観を付与するとともに、こ
れまでにない皮膚に対する保水性を有してしっとり感を
与え、かつ肌あれ改善効果も付与し得る化粧料を提供す
るものである。
(従来の技術) コレステリック液晶組成物とは、ステロール分子末端
の水酸基をハロゲン化又はエステル化して得られる誘導
体からなる異方性液体であって、これを構成する分子は
一方向にそろって配列した多数の層を形成し、これら各
層の配列配向が少しずつずれて全体としてラセン構造
(コレステリック相)をなしており、温度や圧力、ガ
ス、放射線等の刺激によって上記ラセンのピッチが変化
し、この変化が散乱光の波長変化として、即ち色彩の変
化として見える物質である。従来より上記コレステリッ
ク液晶組成物は、たとえば表示材料、ガス検知材料、装
飾品等として、エレクトロニクス分野、医薬分野、日用
品分野等において種々その用途開発が行なわれてきてい
る。
特に化粧品分野において、その色彩変化による装飾効
果としての美的機能や、さらに皮膚に塗布した場合に、
皮膚水分蒸散損失(以下T.W.L.値と略す)を防止し、皮
膚をしっとりさせる効果も期待できるが、いまだ不満足
なものであった。
(発明の解決しようとする課題) 現在、化粧料分野では、感温的機能を持ち、種々の色
味を発色し得る美的機能と、併せて皮膚に対しての実際
的機能とを兼ね備えた化粧料が求められている。
すなわち、本発明の主たる目的は、上記2つの機能を
兼ね備えた液晶を用いた化粧料を提供することにある。
(課題を解決するための手段) そこで、本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究
を行なったところ、下記条件を満たすA群,B群,C群,D群
及びE群からなる感温性コレステリック液晶組成物を化
粧料に配合したところ、種々の色味の発色し得る美的機
能と、併せて格別な保水機能と、肌あれ改善効果を兼ね
備えていることを見い出し、本発明の完成に至った。
A群・・コレスタノールオレイン酸エステル、コレスタ
ノールイソステアリン酸エステル、フィトステロールオ
レイン酸エステル及びフィトステロールイソステアリン
酸エステルから選択される少なくとも一種をコレステリ
ック液晶組成物全体に対して5〜85重量% B群・・コレスタノールのオレイン酸エステル及びイソ
ステアリン酸エステル、フィトテロールのオレイン酸エ
ステル及びイソステアリン酸エステルを除く感温性液晶
としての呈色下限温度が46℃以下であるスレロール脂肪
酸エステルをコレステリック液晶組成物全体に対して0
〜54重量% C群・・コレステロール及びコレスタノールの酢酸エス
テル、プロピオン酸エステル及び酪酸エステルを除く感
温性液晶としての呈色下限温度が70℃以上であるステロ
ール脂肪酸エステルをコレステリック液晶組成物全体に
対して1〜44重量%(但し、コレスタノールノナン酸エ
ステルは20重量%以下で用いること) D群・・コレステロール及びコレスタノールの酢酸エス
テル、プロピオン酸エステル及び酪酸エステルから選択
される少なくとも一種をコレステリック液晶組成物全体
に対して1〜40重量%(但し、コレスタノール酪酸エス
テルは20重量%以下で用いること) E群・・スフィンゴ糖脂質をコレステリック液晶組成物
全体に対して0.001〜45重量% すなわち、本発明は、上記条件を満たすA群,B群,C
群,D群及びE群からなる液晶組成物を含有することを特
徴とする化粧料に関する。
以下、本発明について詳細に述べる。
まず、上記組成物を構成するB群〜D群に属する液晶
物質には、より具体的には以下のものが包含される。
B群に属するステロール脂肪酸エステルとしては、そ
の呈色下限温度が46℃以下である、例えばコレステロー
ルオレイン酸エステル、コレステロールイソステアリン
酸エステル、コレステロールリノール酸エステル等のコ
レステロールの長鎖脂肪酸エステルと共に、コレスタノ
ールリノール酸エステル、フィトステロールリノール酸
エステル等のコレスタノール又はフィトステロールの長
鎖脂肪酸エステル(但しコレスタノールのオレイン酸エ
ステル及びイソステアリン酸エステル、フィトステロー
ルのオレイン酸エステル及びイソステアリン酸エステル
を除く)を例示できる。
C群に属するステロール脂肪酸エステルとしては、そ
の呈色の下限温度が70℃以上である、例えばコレステロ
ール、コレスタノール及びフィトステロールのそれぞれ
のヘキサン酸エステル、オクタン酸エステル、ノナン酸
エステル、ラウリル酸エステル、デカン酸エステル、ミ
リスチン酸エステル、パルミチン酸エステル、ステアリ
ン酸エステル等を例示できる。
D群は、コレステロール及びコレスタノールの酢酸エ
ステル、プロピオン酸エステル及び酪酸エステルから選
択される。
上記B群、C群及びD群と共にコレスタノールオレイ
ン酸エステル、コレスタノールイソステアリン酸エステ
ル、フィトステロールオレイン酸エステル及びフィトス
テロールイソステアリン酸エステルの少なくとも一種の
所定量を添加配合してなるコレステリック液晶組成物に
おける上記各群に属する成分の配合割合は、コレスタノ
ールオレイン酸エステル、コレスタノールイソステアリ
ン酸エステル、フィトステロールオレイン酸エステル及
びフィトステロールイソステアリン酸エステルの少なく
とも一種を含む全組成物重量を基準としてB群0〜54%
(重量%、以下同じ)、C群1〜44%及びD群1〜40%
から選択され、特にB群0〜54%、C群10〜35%及びD
群16〜35%から選択されるのが適当である。但し、C群
としてコレスタノールノナン酸エステルを、D群として
コレスタノール酪酸エステルを用いる場合、之等はそれ
ぞれ20重量%以下で用いられる必要がある。上記各群に
属する物質の配合割合が上記範囲を外れる場合、例えば
C群が少なすぎる場合、鮮明な呈色域が狭くなったり、
色調の変化が乏しくなる等の傾向が見られ、逆にC群が
多すぎると、結晶が分離する場合があり、呈色の上限温
度が比較的高くなる。またD群が少なすぎると同様に呈
色の上限温度が比較的高くなったり、鮮明な呈色領域が
狭くなり、逆に多すぎると結晶が分離する場合がある。
該組成物は適当な呈色温度範囲と色調とを具備し、特に
室温付近での室温変化によりさまざまな色調の変化を示
し、その装飾効果が非常に優れている。またその色調が
赤色から青色に至る呈色温度範囲は充分に広く、青色か
ら紫色に至る呈色が室温の大部分を占める欠点もなく、
室温乃至低温での放置により結晶が析出し液晶の性質を
失なう欠点や、一度析出した結晶を液晶領域を通り越し
て融点以上に加熱して等方性液体としなければ元の液晶
状態に戻らない欠点も解消される。
感温性コレステリック液晶組成物におけるコレスタノ
ールオレイン酸エステル、コレスタノールイソステアリ
ン酸エステル、フィトステロールオレイン酸エステル及
びフィトステロールイソステアリン酸エステルの少なく
とも一種の配合量は、一般に全組成物中に5〜85重量
%、好ましくは20〜74重量%配合される量から選択さ
れ、上記配合量範囲を下回る場合は、呈色温度域が高く
なりすぎてしまい、上回る場合は、呈色の鮮明な領域が
狭くなったりする。
次に本発明に用いられるE群としてのスフィンゴ糖脂
質とは、具体的にはモノヘキソシルセラミド(セレブロ
シド)、スフィンゴプラスマローゲンス、ガラクトシル
セラミド脂肪酸エステル、グリコシルセラミド脂肪酸エ
ステルなどのモノヘキソシルセラミド脂肪酸エステル
(セレブロシドエステル)、D−ガラクシトル(1→
4)D−グリコシル(1→)セラミド、D−ガラクトシ
ル(1→4)D−ガラクトシル(1→)セラミドなどの
ジヘキソシルセラミド、D−ガラクトシル(1→4)D
−ガラクトシル(1→4)D−グリコシル(1→)セラ
ミドなどのトリヘキソシルセラミド、ガラクトシル−セ
ラミド硫酸エステル(セレブロシド硫酸すなわちスルフ
ァチド)、ジヘキソシル−セラミド硫酸エステル、又、
N−アセチルガラクトサミン(1→3)D−ガラクトシ
ル(1→4)ガラクトシル(1→4)D−グルコシル
(1→)セラミド〔グロボシドI〕、N−アセチルガラ
クトサミン(1→4)D−ガラクトシル(1→4)D−
グルコシル(1→)セラミド、D−ガラクトシル(1→
3)N−アセチルガラクトサミン(1→4)D−ガラク
トシル(1→4)グルコシル(1→)セラミド、D−ガ
ラクトシル(1→3)D−ガラクトシル(1→3)N−
アセチルグルコサミン(1→3)D−ガラクトシル(1
→4)D−グルコシル(1→)セラミド等のグロボシ
ド、N−アセチルノイラミン酸(2→3)D−ガラクト
シル(1→4)D−グルコシル(1→)セラミド、N−
アセチルノイラミン酸(2→3)D−ガラクトシル(1
→)セラミドなどのヘマトシド、中性糖の他にシアル酸
とヘキソサミンの両方を含んだガングリオシドなどが挙
げられ、これらの1種又は2種以上が選択され、コレス
テリック液晶組成物全体に対して、0.001〜45重量%好
ましくは0.01〜30重量%の範囲下で含有される。斯かる
範囲より少ない量では、格別な保水機能と肌あれ改善効
果は期待できず、反対に多くなるとコレステリック液晶
組成物の発色温度領域を狭くしたり、又スフィンゴ糖脂
質の結晶が析出して好ましいものとは言えない。
さらに、付言するならばコレステリック液晶組成物中
には、目的に応じ液晶としての機能を損わない範囲で香
料、抗酸化剤、油溶性成分例えば脂肪酸などの各種成分
を添加することができる。
次に、本発明に係るコレステリック液晶組成物の化粧
料への配合方法としては、通常の油性原料の1つとして
化粧料基剤中に配合することは無論可能であるが、好ま
しくは水性で且つ透明な化粧料基材に配合することが、
共存する他の化粧料原料とコレステリック液晶組成物と
の相互溶解を防止し、良好な発色状態を維持し得るもの
となる。
また、コレステリック液晶組成物の化粧料への配合量
は、その目的に応じて任意に調製が可能であるが、皮膚
に対する化粧効果すなわち保水性の付与の点からは化粧
料全体に対して0.1重量%好ましくは0.5重量%以上とす
ることが肝要である。
尚、本発明の化粧料において、コレステリック液晶組
成物以外の化粧料成分としては特に制約はなく、例えば
グリセリン等の多価アルコール、カーボポール等の水溶
性高分子、ヒアルロン酸等の多糖類、その他の活性剤、
色素、各種有効成分(生薬エキス等)、防腐剤、抗酸化
剤などが使用される。
斯くの如くして提供される本発明の化粧料としては幅
広いものがあり、具体的には化粧水、乳液、クリーム、
マッサージクリーム、フォーム状パック、ピールオフパ
ックなどの基礎化粧料、アンダーメーク料、ファンデー
ション、口紅などのメークアップ化粧料、ポマード、ヘ
アリキッドなどの頭髪化粧料などが例示される。
(実施例) 以下に本発明のコレステリック液晶組成物及びこれを
配合した化粧料の実施例を示す。尚、実施例中の数値は
重量部を表わす。
組成例1 (A)コレスタノールオレイン酸エステル 29.0 コレスタノール酪酸エステル 18.0 コレステロールノナン酸エステル 22.0 コレステロール酪酸エステル 10.8 スフィンゴ糖脂質 20.1 (B)香料 0.1 (方法) Aを80℃で溶解し、均一撹拌しながら冷却し、55℃で
Bを加え、更に撹拌しながら30℃まで冷却して液晶組成
物を得た。
組成例2 (A)フィトステロールオレイン酸エステル 37.7 コレステロール酪酸エステル 30.0 コレステロールノナン酸エステル 32.0 δ−トコフェロール 0.1 スフィンゴ糖脂質 0.1 (B)香料 0.1 (方法) 組成例1と同様にして行なった。
組成例3 (A)フィトステロールオレイン酸エステル 20.0 コレスタノールイソステアリン酸エステル 20.0 コレステロール酪酸エステル 25.0 コレステロールオクタン酸エステル 33.9 スフィンゴ糖脂質 1.0 (B)香料 0.1 (方法) 組成例1と同様にして行なった。
実施例例1 水性ゲル状化粧料 (A)カルボキシビニルポリマー 0.7 (B)精製水 50.0 (C)精製水 29.42 (D)エチルアルコール 4.0 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.5 δ−トコフェロール 0.01 香料 0.02 (E)パラオキシ安息香酸メチル 0.2 1.3−ブチレングリコール 5.0 (F)水酸化カリウム 0.15 精製水 5.0 (G)組成例1で得られた液晶組成物 5.0 (方法) BにAを加えてディスパーで分散しておいたものに、
溶解状態にあるFを加え、よく撹拌した(H)。一方、
適温で加熱溶解したD及びEをCに加えた(I)。Hと
Iを室温で均一に撹拌した後、胞泡を行なったものにG
をラセン状に充てんして水性ゲル状化粧料を得た。
実施例2 化粧水 (A)精製水 80.25 グリセリン 5.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 パラオキシ安息香酸メチル 0.2 (B)エチルアルコール 6.0 ポリオキシエチレン(50)硬化ヒマシ油 0.5 δ−トコフェロール 0.01 リノール酸 0.02 香料 0.02 (C)組成例2で得られた液組成物 3.0 (方法) あらかじめ適温で加熱溶解したBをAに加えたものに
Cを加えて化粧水を得た。
実施例3 エッセンス (A)精製水 43.84 グリセリン 20 1,3−ブチレングリコール 10 カルボキシビニルポリマー 0.3 (B)エタノール 5 香料 0.1 パラオキシ安息香酸メチル 0.2 (C)水酸化カリウム 0.06 精製水 20 (D)組成物3で得られた液晶組成物 0.5 (方法) Aの水相部、Bのアルコール相部をそれぞれ室温にて
均一溶解した後、AにBを加え均一混合、次いでCを加
えよく撹拌後、Dを加えてエッセンスを得た。
(発明の効果) 次に、本発明のコレステリック液晶組成物を含有した
化粧料が保水機能、肌あれ改善効果を点で優れているこ
とを評価した結果を示す。
(試料) (ア)実施例1の水性ゲル状化粧料(本発明品) (イ)実施例1よりG成分(組成例1で得られた液晶組
成物)を除いた水性ゲル状化粧料。尚、減量分5%は精
製水で補正。(比較品I) (ウ)実施例1のG成分として、組成例1からスフィン
ゴ糖脂質を除いて(減量は、4種のコレステロール及び
コレスタノールのエステルの相対比を変えずに増量して
補正)調製された液晶組成物を用いた水性ゲル状化粧
料。(比較品II) (方法) 冬期、前腕部に肌あれを起こしている30代の女性20名
に対して左右前腕の手首に近い部位、ヒジに近い部位の
任意計3部位に、各1部位毎に各試料(ア)〜(ウ)を
それぞれ毎日1回塗布、1ヶ月間使用してもらい、1ヶ
月後の使用前との比較を行なった。尚、部位差による影
響を除くために、パネラー毎に各試料(ア)〜(ウ)の
塗布部位を変更して指定した。尚、評価方法は下記に従
って行ない、結果は20名の平均として表−1に示した。
評価方法 ○T.W.L値 温度20±1℃、湿度50±3%で測定。
○肌あれ度 60倍の接触型肌拡大ビデオにて観察。
3:肌あれがほとんどない。
2:肌あれが少しある。
1:肌あれが多い。
○しっとり感 触指官能にて評価。
3:非常にしっとりしている。
2:ややしっとりしている。
1:ほとんどしっとり感がない。
(結果) 表1の結果から明らかな様に、スフィンゴ糖脂質を含
有した液晶組成物を含有することを特徴とする本発明品
は、比較品I及び比較品IIと比べて優れたT.W.Lの抑制
効果、並びに肌あれ改善効果、しっとり感の付与効果な
どを示した。
以上説明した如く、本発明は発色性に富み、審美感に
優れたスフィンゴ糖脂質を含有することを特徴とする液
晶組成物を化粧料に配合することにより、美的外観に優
れ、かつ皮膚に対する保水効果及び肌あれ改善効果を有
する化粧料を提供するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−138386(JP,A) 特開 平2−200608(JP,A) 特開 平2−200607(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記条件を満たすA群,B群,C群,D群及びE
    群からなる感温性コレステリック液晶組成物を含有する
    ことを特徴とする化粧料。 (A群)コレスタノールオレイン酸エステル、コレスタ
    ノールイソステアリン酸エステル、フィトステロールオ
    レイン酸エステル及びフィトステロールイソステアリン
    酸エステルから選択される少なくとも一種をコレステリ
    ック液晶組成物全体に対して5〜85重量% (B群)コレスタノールのオレイン酸エステル及びイソ
    ステアリン酸エステル、フィトステロールのオレイン酸
    エステル及びイソステアリン酸エステルを除く感温性液
    晶としての呈色下限温度が46℃以下であるステロール脂
    肪酸エステルをコレステリック液晶組成物全体に対して
    0〜54重量% (C群)コレステロール及びコレスタノールの酢酸エス
    テル、プロピオン酸エステル及び酪酸エステルを除く感
    温性液晶としての呈色下限温度が70℃以上であるステロ
    ール脂肪酸エステルをコレステリック液晶組成物全体に
    対して1〜44重量%(但し、コレスタノールノナン酸エ
    ステルは20重量%以下で用いること) (D群)コレステロール及びコレスタノールの酢酸エス
    テル、プロピオン酸エステル及び酪酸エステルから選択
    される少なくとも一種をコレステリック液晶組成物全体
    に対して1〜40重量%(但し、コレスタノール酪酸エス
    テルは20重量%以下で用いること) (E群)スフィンゴ糖脂質をコレステリック液晶組成物
    全体に対して0.001〜45重量%
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