JP2818967B2 - コンピュータミシンの刺しゅうデータ作成方法及びその装置 - Google Patents

コンピュータミシンの刺しゅうデータ作成方法及びその装置

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JP2818967B2 JP13421590A JP13421590A JP2818967B2 JP 2818967 B2 JP2818967 B2 JP 2818967B2 JP 13421590 A JP13421590 A JP 13421590A JP 13421590 A JP13421590 A JP 13421590A JP 2818967 B2 JP2818967 B2 JP 2818967B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコンピュータミシンの刺しゅうデータ作成方
法に関するものである。
特に針落位置制御データに変換する演算能力が既に配
設されている極く小数のファンクションキーにより選択
されるファンクションコードにのみ限定される刺しゅう
ミシンにも利用し得る演算能力を持たない他のファンク
ションコードによる模様の刺しゅうデータ作成方法に関
するものである。
(従来技術) 従来刺しゅうミシンで図形を刺しゅうする方法は図形
を複数のブロックに分割し分割されたブロックの輪郭線
データと縫い目ファンクションコードとを記憶しておき
刺しゅう時に針落位置の演算データを算出して該演算デ
ータに基づき刺しゅうするものと、予め図形の各ブロッ
ク毎の針落ちデータを作成しておいて該針落ちデータに
より刺しゅうするものとがあるが前者は刺しゅう駆動中
に制御データの作成が行われる為、演算時間や演算回路
の量などに制約があって針落位置を演算できる図形輪郭
線データの縫いファンクションコードの種類は限定せざ
るを得ないし、後者はデータ量が(非常に)大きくなっ
てしまうのでデータを外部記憶装置などに記憶する場合
自ずと記憶される種類が限定されるし、図形の大きさや
形などの修正には不自由な問題点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は刺しゅうミシンの駆動中に針落位置制御デー
タを演算し刺しゅうデータを作成する方法に関するもの
であるが、既に刺しゅうミシンに配設されている演算装
置で演算できる縫いファンクションに所望するものがな
い場合には、作業者が図形内を一針ずつ位置決めする必
要があり、その為位置決めデータの入力時間に長時間を
要していたり、一針ごとに入力した場合、作成したデー
タを拡大したり形を変えたり等の編集作業も入力された
各位置に対して行わなければならなかったので、長時間
を要していた。本発明は、コンピュータミシンの刺繍デ
ータの作成方法及び作成手段に関し、縫いファンクショ
ンと位置座標データとで刺繍データを自動的に作成する
場合に、より多くの刺繍データの作成を可能にして刺繍
可能範囲を拡張することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、予め定められた複数の相異る縫いファンク
ションを有して刺繍縫い中に縫われる刺繍図柄の輪郭線
データから針落位置制御データをそのファンクションに
基づいて演算しながら刺繍縫いを実行するコンピュータ
ミシンにおいて、予め作成された複数の相異る縫いファ
ンクションが記憶されたデータ記憶手段から所望の縫い
ファンクションを選択し、該縫いファンクションに対応
した位置座標データを入力するステップと、該入力され
た縫いファンクションと位置座標データとによる刺繍デ
ータを作成して記憶するステップと、該記憶された刺繍
データを刺繍ミシン駆動手段に出力するステップと、出
力された刺繍データの縫いファンクションが駆動制御手
段において演算可能か否かを判別するステップと、演算
可能なる判別に基づいて縫いファンクションと位置座標
データとから針位置座標を作成して刺繍縫いの実行を可
能とするステップと、演算不可能なる判別結果に対応し
て縫いファンクションと位置座標データとによる刺繍デ
ータを前記刺繍データの作成ステップへ戻すステップ
と、戻された刺繍データの縫いファンクションに対応し
て予め設けられた他の縫いファンクションから適用可能
な縫いファンクションを選択するステップと、演算不可
能と判別された縫いファンクションと位置座標データと
でなる刺繍データの縫いファンクションを適用可能な他
の縫いファンクションに変換するステップと、変換した
縫いファンクションと位置座標データとでなる刺繍デー
タを作成して記憶するステップと、刺繍データを前記刺
繍ミシン駆動手段へ出力するステップとから成ることを
特徴とするコンピュータミシンの刺繍データ作成方法に
より、解決することができる。
また本発明は、予め定められた複数の相異る縫いファ
ンクションを有して刺繍縫い中に縫。われる刺繍図柄の
輪郭線データから針落位置制御データをそのファンクシ
ョンに基づいて演算しながら刺繍縫いを実行するコンピ
ュータミシンにおいて、複数の相異る刺繍模様の縫いフ
ァンクションデータを記憶するデータ記憶手段と、操作
により記憶された複数の相異る縫いファンクションデー
タの中から所望のものを選択するための操作キーを含む
縫いファンクション選択手段と、選択された縫いファン
クションに関連して位置座標データを入力する位置座標
入力手段と、縫いファンクションと位置座標データとか
らなる刺繍データを記憶するデータ記憶手段と、該デー
タ記憶手段に記憶された刺繍データを針落ちデータに展
開するために刺繍ミシン駆動手段側に備えられる針落ち
データ演算手段と、出力された縫いファンクションコー
ドを受けて動作し、該縫いファンクションコードがミシ
ン駆動手段側に備えられた針落データ演算手段での演算
が可能か否か判別する判別機能を有するミシン駆動中央
演算装置と、演算が不可能な縫いファンクションである
との判別結果により戻された刺繍データを予め設けられ
ている他の縫いファンクションに対応させて、刺繍デー
タから新たな縫いファンクションコードと該縫いファン
クションに対応した位置座標データを生成し、データ変
換後の刺繍データを記憶して前記ミシン駆動手段に出力
するデータ変換手段と、変換後の縫いファンクションと
座標データとから針位置座標を演算して作成する針落デ
ータ演算手段とを備えることを特徴とするコンピュータ
ミシンの刺繍データ作成装置により、解決することがで
きる。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明を実施する為に使用するコンピュータ
ミシンの制御ブロック図であり、1は刺繍模様のデータ
作成手段であり、該データ作成手段はミシンを駆動する
刺繍ミシン駆動手段23と接続し構成される。前記刺しゅ
う模様のデータ作成手段1の刺繍模様のブロック別入力
手段2は刺繍縫いすべき図形を複数のブロックに分割し
て各ブロック毎にその制御方法を示す縫いファンクショ
ン選択手段3と位置座標の入力手段18とで構成されてお
り、前記縫いファンクション選択手段3には直線縫いを
入力する直線縫いキー4、円弧縫いを入力する円弧縫い
キー5、両側を直線で囲まれた範囲を密着縫いする直線
密着縫いキー6、両側を円弧で囲まれた範囲を密着縫い
する円弧密着縫いキー7、ブロックから次のブロックに
移行する時の布送りに使用されるジャンプキー8、1針
縫って停止するポイント縫いを指令するポイント縫いキ
ー9、両側を直線で囲まれた範囲を畳縫いする直線畳縫
いキー10、両側を円弧で囲まれた範囲を畳縫いする円弧
畳縫いキー11等のA群の各ファンクションキーと、本発
明によって実現する直線三重縫いを入力する直線三重縫
いキー12、円弧を三重縫いする円弧三重縫いキー13、直
線をアップリケ縫いする直線アップリケキー14、円弧を
アップリケ縫いする円弧アップリケキー15等のB群の各
ファンクションキーとが設けられており、いずれもデー
タ作成中央演算装置19と連結されている。また、位置座
標入力手段18は図形の適宜の所望位置を入力する為の入
力キーであり、前記データ作成中央演算装置19と連結さ
れている。
20は制御パターン記憶手段(ROM)であって、前記縫
いファンクション選択手段3で選択される縫いファンク
ション毎の制御データが記憶されており、前記データ作
成中央演算装置19と連結している。
21はデータ変換手段で、既に入力データ記憶手段25に
記憶されていて、前記12から15のキーの操作によって読
み出されるファンクションデータと位置座標入力手段18
の操作によって入力される位置座標を、4から11のキー
によるファンクションと位置座標のデータに置き換え
る。
22はデータ記憶手段であって、4から15のキーと18の
位置座標入力手段との選択操作によって生成される縫い
ファンクションと位置座標データとを記憶または読みだ
しできると同時に、ここで記憶されたものを24のミシン
駆動中央演算装置で読み出すことが可能になっている。
25は入力データ記憶手段(RAM)であって、前記ブロ
ック別入力手段2及び前記位置座標入力手段18からの入
力データを記憶するものである。
該ミシン駆動中央演算装置と前記データ作成中央演算
装置19とは前記データ記憶手段22を介して接続されてい
るが、直接接続してもよい。前記データ作成中央演算装
置19からミシン駆動中央演算装置24にデータを直接送っ
た場合、該データの中に針落データ演算手段27で演算不
可能な縫いファンクションがあったときにはミシン駆動
中央演算装置24は前記データ作成中央演算装置19に対し
てそのことを伝達し、データを送り返して演算不可能な
縫いファンクション(キー12−15)を演算可能な縫いフ
ァンクション(キー4−11)に前記データ変換装置21で
変換してもらって再び前記ミシン駆動中央演算装置24で
受け取る。
以上のデータ作成中央演算装置19からミシン駆動中央
演算装置24にデータを送る指示は作業者が行うがその他
は自動的に行われる。
データ記憶手段22によって記憶される外部記憶部(フ
ロッピーディスク等)に針落データ演算手段27で演算可
能な縫いファンクションを予め書いておきデータ作成中
央演算装置19からデータが移されるときに該データに演
算不可能なファンクションが入っているか否かチェック
し入っている場合にはデータ変換装置21で変換してから
書き込むようにしても良い。
34はデータ編集手段であって、入力されたデータの部
分的な、または全体的な大きさの拡大縮小変換、回転、
移動、左右または上下の反転(ミラー変換)、縫いブロ
ックの削除、縫いブロックの再入力など(いずれも図示
せず)のデータの編集をおこなうことができる。
23は刺繍ミシン駆動手段であって、該刺繍ミシン駆動
手段内に備えられるミシン駆動中央演算装置24で生成さ
れる刺繍ミシン駆動信号によってアクチュエータ、モー
ターを駆動させるものである。
27は針落ちデータ演算手段であって、データ記憶手段
22に記憶された縫いファンクションと位置座標からブロ
ックの輪郭線上の針落ちデータを生成するものであり、
ミシン駆動中央演算装置24と連結している。
前記針落ちデータ演算手段27で演算可能な縫いファン
クションは刺繍ミシンの級分けされた型式によってその
数が違う。
従って、データ演算手段27で演算不可能な縫いファン
クションを含む前記データ記憶手段22に記憶された縫い
データは、前記ミシン駆動中央演算装置24で選択された
縫いファンクションが演算可能か否かを判別し、演算不
可能な縫いファンクションは読み取りできないような判
別機能を有する手段になっている。
26は記憶手段(RAM)であって、前記針落ちデータ演
算手段27によって演算され生成されたブロックの輪郭線
上の針落ちデータを記憶するものであり、ミシン駆動中
央演算装置24と連結している。
29はX方向駆動アクチュエータであり、30はY方向の
アクチュエータであっていずれもアクチュエータ駆動回
路28を介して前記ミシン駆動中央演算装置24と連結して
いる。
32はミシンモーターであって、ミシンモーター駆動回
路31を介して前記ミシン駆動中央演算装置24と連結して
いる。
33は刺繍ミシンの駆動軸回転位相検出手段であり、前
記ミシンモーター駆動回路31により駆動される駆動軸に
固着の回転体とフォトインタラプタ(いずれも図示せ
ず)により構成され、上下動する針の位置を検出する。
次に本発明の入力手段の動作について第2図の流れ図
を参照して、縫いファンクション選択手段3の直線三重
縫いキー12と円弧三重縫いキー13が選択された場合につ
いて以下に説明する。
まず直線三重縫いでデータを入力する場合、aのステ
ップで前記縫いファンクション選択手段3の直線三重縫
いキー12を操作して選択し、bのステップで前記入力デ
ータ記憶手段(RAM)25に選択された縫いファンクショ
ンを記憶する。
次のcのステップで何の縫いファンクションであるか
を判別する。直線三重縫いの場合は次のdのステップで
前記位置座標入力手段18を操作して位置座標P1を入力
し、fのステップで入力された座標データを前記入力デ
ータ記憶手段(RAM)25に記憶する。
位置座標P1は第3図のように、本直線三重縫いのブロ
ックの縫い終わりの位置で、本直線三重縫いのブロック
の縫い始め点は自動的に前の縫いブロックの縫い終わり
点が設定されている。
次に、円弧三重縫いでデータを入力する場合、aのス
テップで前記縫いファンクション選択手段3の円弧三重
縫いキー13のを操作して選択し、bのステップで前記入
力データ記憶手段(RAM)25に選択された縫いファンク
ションを記憶する。
さらに、cのステップで何の縫いファンクションであ
るかを判別し、円弧三重縫いの場合はeのステップで前
記位置座標入力手段18を操作して位置座標P1とP2を入力
し、fのステップで入力された座標データを前記入力デ
ータ記憶手段(RAM)25に記憶する。
位置座標P1とP2は第4図のように、本円弧三重縫いの
ブロックの縫い終わりの位置をP2とし、本ブロックの縫
い始め点P0とP2の間に円弧決定できる点P1をとる。ま
た、縫い始めの点P0には直線三重縫いと同様に、自動的
に前の縫いブロックの縫い終わり点が設定される。
以上のように順次縫いファンクションキー4から15を
使って入力された入力データ記憶手段(RAM)25に記憶
されたデータを、入力している図柄の全てのブロックの
入力が終わった時点でデータ記憶手段22に記憶する。こ
の時、この図柄のデータの縫いブロックで、縫いファン
クションキー12から15の縫いファンクションを使用して
いる場合は、ミシン駆動中央演算装置24で読みとりでき
ないようにデータを記憶する際に読み込み禁止フラグを
セットする。
次に、縫いファンクションキー4から15を使って入力
されたデータをミシン駆動中央演算装置24で読み取り可
能なデータに変換する為に、データ変換手段21でデータ
変換を行う。
データ変換手段21の処理を第5図の流れ図を参照しな
がら説明する。
まず、前記刺繍模様のブロック別入力手段で縫いデー
タを入力するか、データ記憶手段22からデータを読み取
り、入力データ記憶手段(RAM)25に縫いデータが格納
されている状態にする。
(ア)のステップで縫いファンクションキー12から15
で入力されたデータのブロックを順次検索し、見つけた
らそれぞれの縫いファンクションの変換処理ステップを
行う。
この変換処理ステップの例として直線三重縫いキー12
で入力されたブロックをポイント縫いキー9を使った幾
つかのブロックに変換して置き換える処理についてf1か
らf6の流れ図を使って説明する。
まず、f1のステップは、第6図の点P0から点P1の距離
Lを求める。次にf2のステップでこの距離Lを制御パタ
ーン記憶手段(ROM)20に記憶されている直線縫いの縫
いピッチPL0で割って小数点以下を切り捨てした値Nを
演算する。f3のステップでは、f1のステップで求めた距
離Lをf2で求めたNで割り、これをPLとする。
すなわち、f2のステップで算出したNは針落ち数であ
り、f3のステップで算出したPLはこの直線三重縫いのピ
ッチとなる。
次にf4のステップではP0からP1の間をピッチPLで分割
し、その分割された位置の各座標を算出し、点P0に近い
方から順にp1,p2,p3…pnとする。f5のステップでは、前
記入力データ記憶手段(RAM)25に記憶されたデータの
現在変換の対象となっているブロック以降のデータをポ
イント縫いに変換した時に増えるブロック数分だけ後方
にずらし、f6のステップでこのあいた部分に、それぞれ
ポイント縫いのファンクションと位置座標P1,P0,p1,p2,
p1,p2,p3,p2…pn−1,pn,pn−1,pnの順にデータをf5でず
らして空けた部分に格納する。
次に、前記データ編集手段34の処理について例として
拡大縮小変換を上げ、第7図の流れ図を参照しながら説
明する。
まず、前記刺繍模様のブロック別入力手段で縫いデー
タを入力するか、データ記憶手段22からデータを読み取
り、入力データ記憶手段(RAM)に縫いデータが格納さ
れている状態にする。
(ウ)のステップは縫いブロック指定手段(図示せ
ず)によって、変換対象となる縫いデータのブロックを
決定するものである。
(エ)のステップは拡大縮小変換、回転変換などの変
換項目の中から変換の種類を指定させるもので、指定さ
れた変換の種類によってそれぞれの変換処理ステップを
行う。本例では、拡大縮小変換が指定されたものとし、
以下、拡大縮小変換処理ステップg1からg5について説明
する。
g1のステップでは、拡大縮小率入力手段(図示せず)
によって、拡大縮小のX方向とY方向の倍率を入力さ
せ、これをKX,KYとする。
g2のステップでは、変換を行う縫いブロックの各XY座
標の各最大最小値を演算し、max_X,max_Y,min_X,min_Y
とし、その中心をMX,MYとする。
g3のステップでは、変換を行う縫いブロックの各XY座
標から前記MX,MYを引き、その値に前記倍率KX,KYを掛
け、再びMX,MYを足す処理を行い、処理後の座標データ
を前記入力データ記憶手段(RAM)25とは別に設けた一
時記憶手段(図示せず)に格納する。即ち、MX,MYを中
心として各XY座標をKX,KY倍する処理を行い、結果を記
憶しておく。
g4のステップでは、各、拡大縮小変換後のデータが前
記制御パターン記憶手段に記憶されている入力可能範囲
をはみ出すかチェックし、はみ出す場合には処理を中止
する。
g5のステップは、前記入力データ記憶手段(RAM)25
に格納されたデータの変換範囲に指定された縫いデータ
を、g3のステップで格納された変換後のデータに書き換
える処理を行う。
なお、本実施例では説明を簡単にするため、針落ちデ
ータ演算手段27で演算できない縫いファンクションで、
データ変換手段21でいくつかのポイント縫いに変換され
る直線三重縫い、円弧三重縫いを挙げたがその他第8図
の直線アップリケ、第9図の円弧アップリケ、その他図
示しないぼかし縫い、またはいくつかの直線密着縫いに
変換されるパターン縫いなどに応用することが出来る。
また、第1図ではデータ作成演算装置19とミシン駆動
演算装置24はデータ記憶手段22を介して接続されている
が、これらは直接接続されてもかまわない。
また、データ記憶手段22をフロッピーディスクドライ
ブとし、刺繍データをフロッピーディスクに記憶し、刺
繍ミシン駆動手段23が刺繍データ作成手段と独立してい
る刺繍ミシン駆動装置の場合、刺繍ミシン駆動装置の種
類が下位、中位、上位機種と何種類かあり、針落ちデー
タの演算が可能な縫いファンクションの数が下位は10
種、中位が20種、上位が30種と違うものを想定する。こ
の様な場合、本発明を用いれば刺繍データ作成時に上位
機種用、下位機種用と区別する必要がなくなる。
(効果) 本発明は以上の如き構成及び方法であり、新しく付加
するファンクションに関して演算が不可能なミシンに対
しても新しく付加するファンクションを従来より演算可
能なファンクションに変換して成すものであるので、よ
り多くの図形に対する新しいファンクションの刺しゅう
が可能になり、益々バラエティに富むものとなり、実用
上効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものにして、第1図は刺繍
ミシンの制御ブロック図で、第2図は刺繍データ入力時
の流れ図、第3図は直線三重縫いの入力点、第4図は円
弧三重縫いの入力点。第5図はデータ変換手段の流れ
図、第6図は直線三重縫いの展開図、第7図は編集処理
の流れ図、第8図(a)は円弧上を刺繍するアップリケ
縫いを示す図、第8図(b)は直線上を刺繍するアップ
リケ縫いを示す図、第9図(a)は直線上を刺繍するア
ップリケ縫いを示す図、第9図(b)は第9図(a)を
単純に拡大変換したものを示す図、第9図(c)は第9
図(a)を縫い密度、振幅を変えずに拡大変換したもの
を示す図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定められた複数の相異る縫いファンク
    ションを有して刺繍縫い中に縫われる刺繍図柄の輪郭線
    データから針落位置制御データをそのファンクションに
    基づいて演算しながら刺繍縫いを実行するコンピュータ
    ミシンにおいて、予め作成された複数の相異る縫いファ
    ンクションが記憶されたデータ記憶手段から所望の縫い
    ファンクションを選択し、該縫いファンクションに対応
    した位置座標データを入力するステップと、該入力され
    た縫いファンクションと位置座標データとによる刺繍デ
    ータを作成して記憶するステップと、該記憶された刺繍
    データを刺繍ミシン駆動手段に出力するステップと、出
    力された刺繍データの縫いファンクションが演算可能か
    否かを判別するステップと、演算可能なる判別に基づい
    て縫いファンクションと位置座標データとから針位置座
    標を作成して刺繍縫いの実行を可能とするステップと、
    演算不可能なる判別結果に対応して縫いファンクション
    と位置座標データとによる刺繍データを前記刺繍データ
    の作成ステップへ戻すステップと、戻された刺繍データ
    の縫いファンクションに対応して予め設けられた他の縫
    いファンクションから適用可能な縫いファンクションを
    選択するステップと、演算不可能と判別された縫いファ
    ンクションと位置座標データとでなる刺繍データの縫い
    ファンクションを適用可能な他の縫いファンクションに
    変換するステップと、変換した縫いファンクションと位
    置座標データとでなる刺繍データを作成して記憶するス
    テップと、刺繍データを前記刺繍ミシン駆動手段へ出力
    するステップとから成ることを特徴とするコンピュータ
    ミシンの刺繍データ作成方法。
  2. 【請求項2】予め定められた複数の相異る縫いファンク
    ションを有して刺繍縫い中に縫われる刺繍図柄の輪郭線
    データから針落位置制御データをそのファンクションに
    基づいて演算しながら刺繍縫いを実行するコンピュータ
    ミシンにおいて、複数の相異る刺繍模様の縫いファンク
    ションデータを記憶するデータ記憶手段と、操作により
    記憶された複数の相異る縫いファンクションデータの中
    から所望のものを選択するための操作キーを含む縫いフ
    ァンクション選択手段と、選択された縫いファンクショ
    ンに関連して位置座標データを入力する位置座標入力手
    段と、縫いファンクションと位置座標データとからなる
    刺繍データを記憶するデータ記憶手段と、該データ記憶
    手段に記憶された刺繍データを針落ちデータに展開する
    ために刺繍ミシン駆動手段側に備えられる針落ちデータ
    演算手段と、出力された縫いファンクションコードを受
    けて動作し、該縫いファンクションコードがミシン駆動
    手段側に備えられた針落データ演算手段での演算が可能
    か否か判別する判別機能を有するミシン駆動中央演算装
    置と、演算が不可能な縫いファンクションであるとの判
    別結果により戻された刺繍データを予め設けられている
    他の縫いファンクションに対応させて、刺繍データから
    新たな縫いファンクションコードと該縫いファンクショ
    ンに対応した位置座標データを生成し、データ変換後の
    刺繍データを記憶して前記ミシン駆動手段に出力するデ
    ータ変換手段と、変換後の縫いファンクションと座標デ
    ータとから針位置座標を演算して作成する針落データ演
    算手段とを備えることを特徴とするコンピュータミシン
    の刺繍データ作成装置。
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