JP2818637B2 - Cpu内蔵の火災感知器 - Google Patents
Cpu内蔵の火災感知器Info
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- JP2818637B2 JP2818637B2 JP5260489A JP26048993A JP2818637B2 JP 2818637 B2 JP2818637 B2 JP 2818637B2 JP 5260489 A JP5260489 A JP 5260489A JP 26048993 A JP26048993 A JP 26048993A JP 2818637 B2 JP2818637 B2 JP 2818637B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災予測などの高級な
火災判断処理を実行するCPU内蔵の火災感知器に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、CPUを内蔵した火災感知器とし
ては、例えば図2のものが考えられている。図2におい
て、1は火災検出部であり、煙や熱等の火災に伴なう物
理的現象の変化を検出してアナログデータを出力する。
火災検出部1からのアナログデータはA/Dコンバータ
2で所定周期毎にサンプリングされてデジタルデータに
変換され、CPU3に与えられる。 【0003】CPU3は、A/Dコンバータ2からのデ
ジタルデータに基づき、例えば複数データに基づく2次
関数近似法等により火災データの変化を予測し、例えば
予測データが所定の危険レベルに到達するまでの残り時
間が閾値時間より短い場合に火災と判断して火災信号を
受信機に送出する。更に、CPU3の異常を検出する異
常検出回路4が設けられ、CPU3が暴走や電圧ドロッ
プ等によりダウンした場合には、異常検出回路4がトラ
ブル信号を受信機に送出し、感知器の点検修理を促すよ
うにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のCPU内蔵の火災感知器にあっては、CPU
が暴走等によりダウンしたトラブル信号の送出時にあっ
ては、CPUによる火災判断機能が失われ、感知器を修
理するまでの間、異常を起こした感知器を設置している
警戒区域は無警戒状態になってしまうという問題があっ
た。 【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、CPUダウン時にあっても必
要最小限の火災検出ができるバックアップ機能を備えた
信頼性の高いCPU内蔵の火災感知器を提供することを
目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明にあっては、火災に伴なう物理的現象の変化を検
出する検出部と;該検出部からのアナログデータをデジ
タルデータに変換するA/Dコンバータと;該A/Dコ
ンバータからのデジタルデータに基づいて火災予測等の
演算により火災を判断して火災判断信号を出力するCP
Uと;該CPUの暴走等の異常を検出してトラブル信号
を出力する異常検出回路と;前記検出部からのアナログ
データ又は前記A/Dコンバータからのデジタルデータ
が予め設定した火災レベルを越えたときに火災レベル検
出信号を出力する火災レベル検出回路と;前記異常検出
回路がトラブル信号を出力していない前記CPUの正常
時に、該CPUからの火災判断信号の出力を許容すると
共に前記CPUの異常時に、CPUからの火災判断信号
の出力を禁止する第1のゲート手段と;前記異常検出回
路がトラブル信号を出力しない前記CPUの正常時に、
前記火災レベル検出回路からの火災レベル検出信号の出
力を禁止すると共に前記CPUの異常時に前記火災レベ
ル検出回路からの火災レベル検出信号の出力を許容する
第2のゲート手段と;前記異常検出回路のトラブル信
号、前記第1のゲート手段からの火災判断信号又は前記
第2のゲート手段からの火災レベル検出信号を自己のア
ドレスを含め受信機に送出する伝送手段と;を設けるよ
うにしたものである。 【0007】 【作用】このような構成を備えた本発明のCPU内蔵の
火災感知器にあっては、CPUが暴走や電圧異常等によ
りダウンした場合には、異常検出回路からのトラブル信
号によって火災レベル検出回路が出力する火災レベル検
出信号の受信機への送出が許容された状態となり、CP
Uがダウンしている間に火災が発生すると、火災データ
が所定の火災レベルを越えたときに受信機に対し火災レ
ベル判断信号が送出されて火災警報を出すことができ、
CPUによる火災判断機能が停止しても従来のON・O
FF型の火災感知器と同様な火災検出のバックアップ機
能が得られ、CPUを内蔵した感知器の信頼性を大幅に
向上することができる。 【0008】 【実施例】図1は本発明の一実施例を示した回路ブロッ
ク図である。図1において、1は火災検出部であり、火
災に伴う物理的現象の変化、例えば熱や煙濃度等を検出
してアナログデータを出力する。火災検出部1からのア
ナログデータはA/Dコンバータ2に入力され、A/D
コンバータ2で所定周期毎にサンプリングされて例えば
8ビットのデジタルデータに変換される。 【0009】A/Dコンバータ2からのデジタルデータ
はCPU3に与えられ、CPU3は複数のデジタルデー
タに基づく例えば2次関数近似法等により従来のデータ
変化を予測し、予め定めた危険レベルを越えるまでの残
り時間が閾値時間より短いときに火災と判断する予測判
断処理等の高級な火災判断処理を実行し、火災判断結果
が得られると火災判断信号aを出力する。 【0010】一方、CPU3に対しては異常検出回路4
が設けられ、CPU3の暴走又は電圧低下等による異常
を検出してトラブル信号bを出力し、同時にCPU3に
対しイニシャルリセットをかけるようにしている。更
に、図1の実施例にあってはA/Dコンバータ2からの
デジタルデータを入力した火災レベル検出回路5が設け
られる。火災レベル検出回路5には予め定めた火災レベ
ルがスレッショルドレベルとして設定されており、A/
Dコンバータ2からのデジタルデータがスレッショルド
レベルを越えると火災レベル検出信号cを出力する。 【0011】CPU3からの火災判断信号a、異常検出
回路4からのトラブル信号b及び火災レベル検出回路5
からの火災レベル検出信号cは、NANDゲート6,
8,9及びインバータ7で成るゲート回路部に入力され
る。このゲート回路部はトラブル信号bが出力されてい
ない状態でCPU3からの火災判断信号aの出力を許容
すると共に、火災レベル検出回路5からの火災レベル検
出信号cの出力を禁止する第1のゲート手段としての機
能と、トラブル信号bが出力されたときにCPU3から
の火災判断信号aの出力を禁止すると共に火災レベル検
出回路5からの火災レベル検出信号cの出力を許容する
第2のゲート手段としての機能を有する。 【0012】具体的に説明すると、CPU3からの火災
判断信号aはNANDゲート6の一方に入力され、NA
NDゲート6の他方にはインバータ7で反転されたトラ
ブル信号bが入力される。一方、火災レベル検出回路5
からの火災レベル検出信号cはNANDゲート9の一方
に入力され、NANDゲート9の他方にはトラブル信号
bが直接入力される。NANDゲート6及び9の出力は
NANDゲート8に入力され、NANDゲートの出力と
して受信機に送出する火災信号が得られる。 【0013】NANDゲート8からの火災信号及び異常
検出回路4からのトラブル信号bは伝送回路(図示せ
ず)に与えられ、火災感知器は通常受信機からの電源兼
用信号線に接続されていることから、火災信号及びトラ
ブル信号を例えば異なる電流信号に変換して電流モード
で受信機に送出する。また、伝送回路の他の例として専
用の信号線を設け、火災信号及びトラブル信号をデジタ
ルビットデータに変換して受信機に送出するようにして
もよい。更に、受信機に対しては、通常、複数の火災感
知器が接続されることから、火災信号及びトラブル信号
の送出と同時に感知器アドレスを示すアドレスデータを
送出するようになる。 【0014】次に、図1の実施例の動作を説明する。ま
ず、定常監視状態にあってはCPU3からの火災判断信
号a、異常検出回路4からのトラブル信号b及び火災レ
ベル検出回路5からの火災レベル検出信号cのすべてが
Lレベルにある。このためNANDゲート6の入力は
(LH)となってHレベル出力を生じており、またNA
NDゲート9の入力は(LL)となって同じくHレベル
出力を生じており、その結果、NANDゲート8の入力
は(HH)となることからLレベル出力にあり、受信機
に対し火災信号は送出されない。 【0015】次に、CPU3が正常に動作している状態
で火災検出部1からの検出信号をA/Dコンバータ2で
変換したデジタルデータに基づいて予測演算により火災
判断が行われたとすると、CPU3からの火災判断信号
aがHレベルとなる。このためNANDゲート6の入力
が(HH)となってLレベル出力に変化し、NANDゲ
ート8の入力が(HL)となることでHレベル出力を生
じ、NANDゲート8のHレベル出力を受けた伝送回路
が受信機に火災信号を送出するようになる。 【0016】一方、定常監視状態でCPU3が暴走を起
こして異常検出回路4で異常が検出されるとトラブル信
号bがHレベルとなり、伝送回路を介して受信機にトラ
ブル信号が送出される。同時に異常検出回路4はCPU
3にイニシャルリセットをかけるが、イニシャルリセッ
トをかけても暴走状態が復旧しなければ異常検出回路4
よりトラブル信号b(Hレベル)の出力状態が維持され
る。 【0017】このようにCPU3の異常を検出して異常
検出回路4のトラブル信号bがHレベルになると、NA
NDゲート9の入力が(LL)から(LH)に変化し、
火災レベル検出回路5からの火災レベル検出信号cの出
力を許容した状態となる。同時にHレベルとなったトラ
ブル信号bはインバータ7で反転されてNANDゲート
6の入力を(LH)から(LL)に変化させ、NAND
ゲート6の出力がHレベルとなりNANDゲート8の入
力が(HH)となるので、異常を起こしているCPU3
からの火災判断信号aの出力を禁止させる。 【0018】このようなCPU3の異常発生状態で火災
検出部1からの検出信号をA/Dコンバータ2で演算し
たデジタルデータが火災レベル検出回路5に設定したス
レッショルドレベルを越えると、火災レベル検出信号c
がHレベルとなり、許容状態にあるNANDゲート9の
出力がLレベルに反転し、NANDゲート8の入力が
(HH)から(LH)に変わることでNANDゲート8
の出力がHレベルとなり伝送回路を介して受信機に火災
レベル検出回路5の火災検出に基づく火災信号を送出す
るようになる。 【0019】このためCPU3がダウンしていても火災
レベル検出回路5による火災検出のバックアップ機能が
得られ、CPU3がダウンした状態で無警戒となってし
まうことを確実に防止できる。尚、図1の実施例にあっ
ては、A/Dコンバータ2からのデジタルデータを火災
レベル検出回路5に入力して火災レベルを判断するよう
にしているが、火災検出部1からのアナログデータを入
力してアナログ的に火災レベルを検出するようにしても
よい。 【0020】 【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、感知器に内蔵したCPUが暴走等でダウンした場合
には異常検出回路からのトラブル信号によって火災レベ
ル検出回路が出力する火災レベル検出信号の受信機への
送出が許容された状態となり、万が一CPUがダウンし
ている間に火災が発生したとしても、火災データが所定
の火災レベルを越えたときに受信機に対し火災信号を送
出して火災警報を出すバックアップ機能が得られ、CP
Uを内蔵した火災感知器の信頼性を大幅に向上すること
ができる。即ち、本願発明は、火災予測判断等の高度な
火災判断を行うCPU異常時にあっても、所定の閾値を
越えれば火災信号を出力する所謂オン−オフ型の感知器
の機能に切換える構成となっているので、CPU異常時
における無警戒状態を防止し、高度な火災判断はできな
くても最低限必要な火災検出は必ず行えるという顕著な
効果を有するものである。更に、トラブル信号、火災判
断信号、又は火災レベル検出信号を自己のアドレスを含
め受信機に送出する伝送手段を設けたことから、火災や
トラブルが生じた感知器の特定が可能であり、火災であ
れば迅速な初期消火、避難誘導が行え、トラブルであれ
ば感知器の取り替えが容易になる。
火災判断処理を実行するCPU内蔵の火災感知器に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、CPUを内蔵した火災感知器とし
ては、例えば図2のものが考えられている。図2におい
て、1は火災検出部であり、煙や熱等の火災に伴なう物
理的現象の変化を検出してアナログデータを出力する。
火災検出部1からのアナログデータはA/Dコンバータ
2で所定周期毎にサンプリングされてデジタルデータに
変換され、CPU3に与えられる。 【0003】CPU3は、A/Dコンバータ2からのデ
ジタルデータに基づき、例えば複数データに基づく2次
関数近似法等により火災データの変化を予測し、例えば
予測データが所定の危険レベルに到達するまでの残り時
間が閾値時間より短い場合に火災と判断して火災信号を
受信機に送出する。更に、CPU3の異常を検出する異
常検出回路4が設けられ、CPU3が暴走や電圧ドロッ
プ等によりダウンした場合には、異常検出回路4がトラ
ブル信号を受信機に送出し、感知器の点検修理を促すよ
うにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のCPU内蔵の火災感知器にあっては、CPU
が暴走等によりダウンしたトラブル信号の送出時にあっ
ては、CPUによる火災判断機能が失われ、感知器を修
理するまでの間、異常を起こした感知器を設置している
警戒区域は無警戒状態になってしまうという問題があっ
た。 【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、CPUダウン時にあっても必
要最小限の火災検出ができるバックアップ機能を備えた
信頼性の高いCPU内蔵の火災感知器を提供することを
目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明にあっては、火災に伴なう物理的現象の変化を検
出する検出部と;該検出部からのアナログデータをデジ
タルデータに変換するA/Dコンバータと;該A/Dコ
ンバータからのデジタルデータに基づいて火災予測等の
演算により火災を判断して火災判断信号を出力するCP
Uと;該CPUの暴走等の異常を検出してトラブル信号
を出力する異常検出回路と;前記検出部からのアナログ
データ又は前記A/Dコンバータからのデジタルデータ
が予め設定した火災レベルを越えたときに火災レベル検
出信号を出力する火災レベル検出回路と;前記異常検出
回路がトラブル信号を出力していない前記CPUの正常
時に、該CPUからの火災判断信号の出力を許容すると
共に前記CPUの異常時に、CPUからの火災判断信号
の出力を禁止する第1のゲート手段と;前記異常検出回
路がトラブル信号を出力しない前記CPUの正常時に、
前記火災レベル検出回路からの火災レベル検出信号の出
力を禁止すると共に前記CPUの異常時に前記火災レベ
ル検出回路からの火災レベル検出信号の出力を許容する
第2のゲート手段と;前記異常検出回路のトラブル信
号、前記第1のゲート手段からの火災判断信号又は前記
第2のゲート手段からの火災レベル検出信号を自己のア
ドレスを含め受信機に送出する伝送手段と;を設けるよ
うにしたものである。 【0007】 【作用】このような構成を備えた本発明のCPU内蔵の
火災感知器にあっては、CPUが暴走や電圧異常等によ
りダウンした場合には、異常検出回路からのトラブル信
号によって火災レベル検出回路が出力する火災レベル検
出信号の受信機への送出が許容された状態となり、CP
Uがダウンしている間に火災が発生すると、火災データ
が所定の火災レベルを越えたときに受信機に対し火災レ
ベル判断信号が送出されて火災警報を出すことができ、
CPUによる火災判断機能が停止しても従来のON・O
FF型の火災感知器と同様な火災検出のバックアップ機
能が得られ、CPUを内蔵した感知器の信頼性を大幅に
向上することができる。 【0008】 【実施例】図1は本発明の一実施例を示した回路ブロッ
ク図である。図1において、1は火災検出部であり、火
災に伴う物理的現象の変化、例えば熱や煙濃度等を検出
してアナログデータを出力する。火災検出部1からのア
ナログデータはA/Dコンバータ2に入力され、A/D
コンバータ2で所定周期毎にサンプリングされて例えば
8ビットのデジタルデータに変換される。 【0009】A/Dコンバータ2からのデジタルデータ
はCPU3に与えられ、CPU3は複数のデジタルデー
タに基づく例えば2次関数近似法等により従来のデータ
変化を予測し、予め定めた危険レベルを越えるまでの残
り時間が閾値時間より短いときに火災と判断する予測判
断処理等の高級な火災判断処理を実行し、火災判断結果
が得られると火災判断信号aを出力する。 【0010】一方、CPU3に対しては異常検出回路4
が設けられ、CPU3の暴走又は電圧低下等による異常
を検出してトラブル信号bを出力し、同時にCPU3に
対しイニシャルリセットをかけるようにしている。更
に、図1の実施例にあってはA/Dコンバータ2からの
デジタルデータを入力した火災レベル検出回路5が設け
られる。火災レベル検出回路5には予め定めた火災レベ
ルがスレッショルドレベルとして設定されており、A/
Dコンバータ2からのデジタルデータがスレッショルド
レベルを越えると火災レベル検出信号cを出力する。 【0011】CPU3からの火災判断信号a、異常検出
回路4からのトラブル信号b及び火災レベル検出回路5
からの火災レベル検出信号cは、NANDゲート6,
8,9及びインバータ7で成るゲート回路部に入力され
る。このゲート回路部はトラブル信号bが出力されてい
ない状態でCPU3からの火災判断信号aの出力を許容
すると共に、火災レベル検出回路5からの火災レベル検
出信号cの出力を禁止する第1のゲート手段としての機
能と、トラブル信号bが出力されたときにCPU3から
の火災判断信号aの出力を禁止すると共に火災レベル検
出回路5からの火災レベル検出信号cの出力を許容する
第2のゲート手段としての機能を有する。 【0012】具体的に説明すると、CPU3からの火災
判断信号aはNANDゲート6の一方に入力され、NA
NDゲート6の他方にはインバータ7で反転されたトラ
ブル信号bが入力される。一方、火災レベル検出回路5
からの火災レベル検出信号cはNANDゲート9の一方
に入力され、NANDゲート9の他方にはトラブル信号
bが直接入力される。NANDゲート6及び9の出力は
NANDゲート8に入力され、NANDゲートの出力と
して受信機に送出する火災信号が得られる。 【0013】NANDゲート8からの火災信号及び異常
検出回路4からのトラブル信号bは伝送回路(図示せ
ず)に与えられ、火災感知器は通常受信機からの電源兼
用信号線に接続されていることから、火災信号及びトラ
ブル信号を例えば異なる電流信号に変換して電流モード
で受信機に送出する。また、伝送回路の他の例として専
用の信号線を設け、火災信号及びトラブル信号をデジタ
ルビットデータに変換して受信機に送出するようにして
もよい。更に、受信機に対しては、通常、複数の火災感
知器が接続されることから、火災信号及びトラブル信号
の送出と同時に感知器アドレスを示すアドレスデータを
送出するようになる。 【0014】次に、図1の実施例の動作を説明する。ま
ず、定常監視状態にあってはCPU3からの火災判断信
号a、異常検出回路4からのトラブル信号b及び火災レ
ベル検出回路5からの火災レベル検出信号cのすべてが
Lレベルにある。このためNANDゲート6の入力は
(LH)となってHレベル出力を生じており、またNA
NDゲート9の入力は(LL)となって同じくHレベル
出力を生じており、その結果、NANDゲート8の入力
は(HH)となることからLレベル出力にあり、受信機
に対し火災信号は送出されない。 【0015】次に、CPU3が正常に動作している状態
で火災検出部1からの検出信号をA/Dコンバータ2で
変換したデジタルデータに基づいて予測演算により火災
判断が行われたとすると、CPU3からの火災判断信号
aがHレベルとなる。このためNANDゲート6の入力
が(HH)となってLレベル出力に変化し、NANDゲ
ート8の入力が(HL)となることでHレベル出力を生
じ、NANDゲート8のHレベル出力を受けた伝送回路
が受信機に火災信号を送出するようになる。 【0016】一方、定常監視状態でCPU3が暴走を起
こして異常検出回路4で異常が検出されるとトラブル信
号bがHレベルとなり、伝送回路を介して受信機にトラ
ブル信号が送出される。同時に異常検出回路4はCPU
3にイニシャルリセットをかけるが、イニシャルリセッ
トをかけても暴走状態が復旧しなければ異常検出回路4
よりトラブル信号b(Hレベル)の出力状態が維持され
る。 【0017】このようにCPU3の異常を検出して異常
検出回路4のトラブル信号bがHレベルになると、NA
NDゲート9の入力が(LL)から(LH)に変化し、
火災レベル検出回路5からの火災レベル検出信号cの出
力を許容した状態となる。同時にHレベルとなったトラ
ブル信号bはインバータ7で反転されてNANDゲート
6の入力を(LH)から(LL)に変化させ、NAND
ゲート6の出力がHレベルとなりNANDゲート8の入
力が(HH)となるので、異常を起こしているCPU3
からの火災判断信号aの出力を禁止させる。 【0018】このようなCPU3の異常発生状態で火災
検出部1からの検出信号をA/Dコンバータ2で演算し
たデジタルデータが火災レベル検出回路5に設定したス
レッショルドレベルを越えると、火災レベル検出信号c
がHレベルとなり、許容状態にあるNANDゲート9の
出力がLレベルに反転し、NANDゲート8の入力が
(HH)から(LH)に変わることでNANDゲート8
の出力がHレベルとなり伝送回路を介して受信機に火災
レベル検出回路5の火災検出に基づく火災信号を送出す
るようになる。 【0019】このためCPU3がダウンしていても火災
レベル検出回路5による火災検出のバックアップ機能が
得られ、CPU3がダウンした状態で無警戒となってし
まうことを確実に防止できる。尚、図1の実施例にあっ
ては、A/Dコンバータ2からのデジタルデータを火災
レベル検出回路5に入力して火災レベルを判断するよう
にしているが、火災検出部1からのアナログデータを入
力してアナログ的に火災レベルを検出するようにしても
よい。 【0020】 【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、感知器に内蔵したCPUが暴走等でダウンした場合
には異常検出回路からのトラブル信号によって火災レベ
ル検出回路が出力する火災レベル検出信号の受信機への
送出が許容された状態となり、万が一CPUがダウンし
ている間に火災が発生したとしても、火災データが所定
の火災レベルを越えたときに受信機に対し火災信号を送
出して火災警報を出すバックアップ機能が得られ、CP
Uを内蔵した火災感知器の信頼性を大幅に向上すること
ができる。即ち、本願発明は、火災予測判断等の高度な
火災判断を行うCPU異常時にあっても、所定の閾値を
越えれば火災信号を出力する所謂オン−オフ型の感知器
の機能に切換える構成となっているので、CPU異常時
における無警戒状態を防止し、高度な火災判断はできな
くても最低限必要な火災検出は必ず行えるという顕著な
効果を有するものである。更に、トラブル信号、火災判
断信号、又は火災レベル検出信号を自己のアドレスを含
め受信機に送出する伝送手段を設けたことから、火災や
トラブルが生じた感知器の特定が可能であり、火災であ
れば迅速な初期消火、避難誘導が行え、トラブルであれ
ば感知器の取り替えが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した回路ブロック図
【図2】従来例を示したブロック図
【符号の説明】
1:火災検出部
2:A/Dコンバータ
3:CPU
4:異常検出回路
5:火災レベル検出回路
6,8,9:NANDゲート
7:インバータ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.火災に伴なう物理的現象の変化を検出する検出部
と; 該検出部からのアナログデータをデジタルデータに変換
するA/Dコンバータと; 該A/Dコンバータからのデジタルデータに基づいて火
災予測等の演算により火災を判断して火災判断信号を出
力するCPUと; 該CPUの暴走等の異常を検出してトラブル信号を出力
する異常検出回路と; 前記検出部からのアナログデータ又は前記A/Dコンバ
ータからのデジタルデータが予め設定した火災レベルを
越えたときに火災レベル検出信号を出力する火災レベル
検出回路と; 前記異常検出回路がトラブル信号を出力しない前記CP
Uの正常時に該CPUからの火災判断信号の出力を許容
すると共に前記CPUの異常時に、該CPUからの火災
判断信号の出力を禁止する第1のゲート手段と; 前記異常検出回路がトラブル信号を出力しない前記CP
Uの正常時に、前記火災レベル検出回路からの火災レベ
ル検出信号の出力を禁止すると共に前記CPUの異常時
に前記火災レベル検出回路からの火災レベル検出信号の
出力を許容する第2のゲート手段と; 前記異常検出回路からのトラブル信号、前記第1のゲー
ト手段からの火災判断信号又は前記第2のゲート手段か
らの火災レベル検出信号を自己のアドレスを含め受信機
に送出する伝送手段と; を備えたことを特徴とするCPU内蔵の火災感知器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5260489A JP2818637B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | Cpu内蔵の火災感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5260489A JP2818637B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | Cpu内蔵の火災感知器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06215279A JPH06215279A (ja) | 1994-08-05 |
| JP2818637B2 true JP2818637B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=17348679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5260489A Expired - Fee Related JP2818637B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | Cpu内蔵の火災感知器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2818637B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS553067A (en) * | 1978-06-21 | 1980-01-10 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Automatic fire alarm |
| JPS60246497A (ja) * | 1984-02-03 | 1985-12-06 | 能美防災株式会社 | 火災感知器 |
| JPS623346A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-09 | Fujitsu Ten Ltd | フエイルセ−フ回路付き制御装置 |
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1993
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| JPH06215279A (ja) | 1994-08-05 |
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