JP2818556B2 - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JP2818556B2
JP2818556B2 JP7184788A JP18478895A JP2818556B2 JP 2818556 B2 JP2818556 B2 JP 2818556B2 JP 7184788 A JP7184788 A JP 7184788A JP 18478895 A JP18478895 A JP 18478895A JP 2818556 B2 JP2818556 B2 JP 2818556B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は数値制御装置に関する。
本発明が適用される数値制御装置が制御する工作機械と
しては、特に制限はなく、旋盤、フライス盤、マシニン
グセンタ、形彫り放電加工機、ワイヤカット放電加工
機、レーザ加工機等広く適用できる。
【0002】
【従来の技術】まず、工作機械の概要を図6により説明
する。工作機械では、可動テーブル404に固定された
被加工物401を加工工具402により加工する。加工
工具402は、加工工具装着装置403に固定される。
モータ405、モータ406はそれぞれ可動テーブルを
前後、左右に移動させる。モータ407は工具装着装置
403を上下に移動させる。数値制御装置408は、加
工指令409および操作盤410からの設定に基づき、
所望の加工が行えるようにモータ405、406、40
7を制御する。
【0003】数値制御装置の処理概要を図7により説明
する。数値制御装置は通常、入力された加工プログラム
501および操作盤502からの設定をモータ504の
回転指令に変換する制御装置503を持っている。制御
装置503は、入出力手段505、記憶手段506、加
工指令処理手段507、補間手段508、サーボ制御手
段509から構成されている。
【0004】加工プログラム501は、工具の移動指令
と、各種座標変換や各種の補正機能等を指令するプログ
ラムである。移動指令は通常、線分や円弧といった基本
形状単位の移動指令の組合わせとして表現される。座標
変換の例としては、図形の拡大縮小や図形の回転があ
る。補正機能の例としては径補正やテーパ加工補正等が
ある。操作盤502では、加工プログラム501の各種
動作パラメータの設定を行うことができる。例えば、加
工速度のオーバライド値や径補正量、加工形状のミラー
イメージ(鏡像)指定等である。
【0005】加工プログラム501や操作盤502での
操作は、入出力手段505より制御装置503に入力さ
れ、記憶手段506に格納されるか、あるいは、直接に
加工指令処理手段507に渡される。加工指令処理手段
507では、操作盤502からの設定を加味しつつ、加
工プログラム501で規定された移動指令を解析し各種
の座標変換や補正を施して補間手段508に渡す。補間
手段508への入力は、各種の座標変換や補正済みの、
線分や円弧といった基本形状単位の移動指令である。
【0006】補間手段508は、微小時間周期毎に、そ
の周期での移動量をサーボ制御手段509に指令する。
サーボ制御手段509では、補間手段508からの指令
通りにモータ504を追従させるべく、サーボ制御を行
う。モータ504は、工作機械の可動テーブルや垂直軸
を動作させる。この様にして、被加工物が加工プログラ
ム501や操作盤502の指定通りに加工される。
【0007】最近の数値制御装置では、加工軌跡をCR
T画面上にグラフィック表示し簡単に加工軌跡の確認が
できるものが多い。加工軌跡の描画機能の処理概要を図
8により説明する。図8における加工プログラム50
1、操作盤502、入出力手段505、記憶手段50
6、加工指令処理手段507は、前述の数値制御処理の
処理概要(図7)で述べたものと同等である。制御装置
603は、入出力手段505、記憶手段506、加工指
令処理手段507、描画手段601から成る。加工指令
処理手段507の出力は、各種の座標変換、補正が施さ
れた後の線分や円弧といった基本形状単位の移動指令で
ある。この移動指令は描画手段601に入力される。描
画手段601では、与えられた移動指令にもとづいてC
RT602上に移動軌跡を描画する。
【0008】数値制御装置は加工軌跡を定義するための
機能として座標変換機能を持つものが多いが、次にこの
座標変換機能の概要を説明する。座標変換機能にはいろ
いろな種類が存在する。例えば図形の平行移動、図形の
拡大縮小、図形の回転、図形の鏡像(ミラーイメージ)
処理、座標系の移動、座標系の回転、座標軸の交換など
である。
【0009】図形の平行移動は、図9(a)に示すよう
に、図形を指定された平行移動ベクトル701分平行移
動するものである。図形の拡大縮小は、図9(b)に示
すように、指定された拡大縮小中心点702と拡大縮小
率により、形状を拡大縮小するものである。図形の回転
は、図9(c)に示すように、指定された回転中心点7
03と回転角度により形状を回転する。図形の鏡像(ミ
ラーイメージ)処理は、図9(d)に示すように、元図
形をミラー軸704に関して鏡像の位置に変換する。さ
らに、座標系の移動は、図10(a)に示すように、元
図形が定義されている座標系を平行移動ベクトル705
分平行移動する。座標系の回転は、図10(b)に示す
ように、元図形が定義されている座標系を座標系回転中
心706と回転角度をもとに回転する。座標軸の交換
は、図10(c)に示すように、X座標値とY座標値を
入れ替える。
【0010】座標変換機能を指令する方法としては通常
2つの方法がある。一つは加工プログラム内のプログラ
ム指令として指令する方法である。もう一つはキーボー
ド等の操作盤から設定する方法である。
【0011】座標変換は通常、複数回多重に行うことが
できる。例えば、図形の拡大縮小および図形の回転の2
つの座標変換指令を指令した例を図11により説明す
る。まず、以下の様に元図形、座標変換1、2を定義す
る。 元図形 :原点を中心にもつ半径1の円。 座標変換1 :原点を拡大縮小の中心点とし拡大縮小率
が2倍の図形拡大 座標変換2 :座標(0,2)を回転中心、反時計回り
に90度の回転
【0012】元図形801に対してまず座標変換1が行
われ中間図形802となる。中間図形802は原点中心
半径2の円である。次に座標変換2を行い最終図形80
3となる。最終図形803は、座標(2,2)を中心と
する半径2の円である。
【0013】座標変換が複数回行われた場合、一般的に
座標変換の順序によって最終図形が異なる。この例を図
12をもとに説明する。図12は、図11において座標
変換2を座標変換1より前に行ったものである。中間図
形902は、座標(2,2)中心、半径1の円である。
最終図形903は、座標(4,4)中心半径2の円とな
り、図11の最終図形802と異なる。
【0014】このように、座標変換が複数回行われた場
合それらをどの順序で元図形に施すかは重要である。先
に施される座標変換指令ほど優先度が高いということに
する。優先度の指定方法としては、次の3つの方法が代
表的である。
【0015】優先度決定方法1: 指令された順序がそ
のまま優先度の順になる。 優先度決定方法2: 各指令が固定的に優先度を持って
いる。 優先度決定方法3: 方法1と方法2の組合わせ。たと
えば、各種の座標変換指令がグループ分けされており、
グループ内では、指令された順の優先度、グループ間で
は固定的な優先度の順になる。
【0016】座標変換の実現手段としては、通常、行列
演算が用いられ、座標空間をn次元空間とすると、一つ
の座標変換は、 q=Ap+B (1) の様に一つの座標変換式で表わさせる。ここで、 p:変換前のn次元座標値 (n×1行列) q:座標変換後のn次元座標値 (n×1行列) である。また、AとBは座標変換を規定する行列であ
り、 A:n×n行列 B:n×1行列である。
【0017】複数回の座標変換が指令された場合の実現
方法は下記の2通りある。 多重変換方式1: 変換の優先度にしたがって順次変換
式を適用していく。 多重変換方式2: 各変換式を合成し、多重変換をおこ
なう一括変換式をあらかじめ計算しておき、実際の変換
時にはこの一括変換式を用いる。
【0018】例えば、第1の座標変換を p2=A11+B1 (2) 第2の座標変換を p3=A22+B2 (3) とした場合、多重変換方式1では、まず入力された座標
値p1に対して式2を施し、第1回目の変換結果p2を求
める。次に、p2に対して式3を施し最終座標値p3を求
める。
【0019】多重変換方式2では、座標変換に先立って
式2と式3を合成し一括変換式をもとめる。すなわち、 p3=A22+B2 =A2(A11+B1)+B2 =(A2・A1)p1+(A2・B1+B2) (4) の変換により、あらかじめ、 A3=A2・A1、 B3=A2・B1+B2 を求めておき、入力された座標p1に対して次式によっ
て1回の座標計算によって変換座標を計算する。 p3=A31+B3 (5)
【0020】次に図形変換機能の実現例を示す。図形変
換機能は通常、前述の加工指令処理手段507内で実現
される(図7,8参照)。この加工指令処理手段507
の構成を図13により説明する。
【0021】意味解析手段1001は、入出力手段50
5や記憶手段506からの入力を受けて、それが移動指
令か座標変換指令か各種補正指令なのか等といった意味
の解析を行う。移動指令1006は座標変換手段100
2へ、座標変換指令1007は座標変換登録手段100
3へ、各種の補正指令1008は各種補正登録手段10
05へそれぞれ入力される。
【0022】座標変換登録手段1003は、意味解析手
段1001から送られた各種の座標変換指令1007を
記憶するとともに、必要な前処理をおこなう。座標変換
手段1002は、入力された移動指令1006に対し
て、座標変換登録手段1003の情報をもとに座標変換
を行う。各種補正登録手段1005は、意味解析手段1
001から送られた各種補正指令1008(工具径補
正、テーパ角度補正等)に関して、同指令を記憶すると
ともに必要な前準備を行う。各種補正手段1004で
は、座標変換手段1002の出力に対して各種補正登録
手段1005がもつ各種補正指令情報により加工軌跡の
補正処理を行う。
【0023】加工の場合は、各種補正手段1004の出
力は補間手段508への入力となる(図7に対応)。又
軌跡を描画する場合は、各種補正手段1004の出力は
描画手段601に送られる(図8に対応)。
【0024】本例では、座標変換手段1002の処理が
各種補正手段1004より前にあるが、これは特に重要
ではなく、数値制御装置の仕様に合せて、順序が入れ替
わってもよいし、各種補正手段の前と後で座標変換を行
ってもよい。
【0025】座標変換手段1002と座標変換登録手段
1003の処理を、前記の多重変換方式1にもとづいて
詳細に説明する。座標変換登録手段1003は入力され
てくる各種の座標変換指令に関して、優先度を決定する
とともに、それぞれの変換式を決定する。たとえば、図
14(a)に示すように、変換式を優先度順にならべた
座標変換式テーブルを作成する。座標変換手段1002
では、入力された移動指令に対して、前記の座標変換式
テーブルの変換式を順次適用していくことで座標変換を
行う(図14(b))。
【0026】次に座標変換手段1002と座標変換登録
手段1003の他の処理方法すなわち多重変換方式2に
基づく方法を説明する。座標変換登録手段1003は入
力される各種の座標変換指令に関して、優先度を決定す
るとともに、それぞれの変換行列を決定し座標変換式テ
ーブルを作成する。さらに、この座標変換式テーブルか
ら一括変換式を計算しておく(図15(a))。座標変
換手段1002ではこの一括変換式により座標変換を行
う(図15(b))。
【0027】この座標変換と描画に関連する特許出願と
しては、 関連特許1: 特開昭60−31611号「加工軌跡制
御プログラムの検査方法」 関連特許2: 特開平5−73126号「数値制御装置
のシミュレーション描画方法」が知られている。
【0028】関連特許1は、回転テーブルを有する工作
機械に関する。単に加工プログラムによる加工軌跡を描
画したのでは、各回転角度ごとの加工軌跡が重なって表
示されるため加工軌跡のチェックが困難である。そこ
で、この関連特許1は、回転テーブルの回転角度がある
一定の範囲にある間のみの軌跡を表示することでこの困
難を回避しようというものである。
【0029】関連特許2は、操作盤よりミラーイメージ
指令が行える数値制御装置において、描画においてもミ
ラーイメージ指令が加味した描画を行わせ、より実際に
近い描画を得ようとするものである。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、基
本的に加工の最終形状を画面に表示するというものであ
る。現在の数値制御装置では、元図形に対して各種の座
標変換を複数回指令できるが、この場合、最終形状のみ
を描画したのではそれが意図した軌跡なのかどうかを判
定するのは非常に困難である。さらに、従来の技術で述
べたように座標変換の順序によって図形が異なるため、
なおさら最終形状の正当性を検証するのが難しくなる。
【0031】従来、加工プログラム中の複数の座標変換
指令が、設計者の意図通りになっているかどうかを確認
する方法について、何ら提案されていない。したがっ
て、それを確認するためには、例えば、加工プログラム
に、座標変換指令を付加、削除しながら逐次確認してい
くという面倒な作業を行わざるを得なかった。
【0032】本発明は以上の点にかんがみて成されたも
ので、加工プログラムに手を加えることなく、簡単な方
法により、座標変換指令の確認ができるようにすること
を目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、複数の座標変換を実行して加工
軌跡を生成する数値制御装置において、複数の座標変換
のうちの中間段階を指定する中間段階指定手段を設け、
指定された中間段階までの座標変換を前記元図形に施し
て加工軌跡を生成し、その加工軌跡を表示するように構
成した。
【0034】また、一連の座標変換の途中段階における
変換結果をすべて表示するように構成した。
【0035】
【作用】元図形から最終形状に至るまでの座標変換過程
の一部または全部を表示する。それにより、加工プログ
ラムの検査を視覚的に効果的に行なうことができる。
【0036】
【実施例】本発明の一実施例を図1を用いて説明する。
図1における、加工プログラム501、操作盤502、
入出力手段505、記憶手段506、描画手段601、
CRT602は、前述の加工軌跡の描画機能の処理概要
(図8)で述べたものと同一である。
【0037】変換回数設定手段101は、複数の座標変
換のうちの中間段階を指定する中間段階指定手段の一実
現手段であって、操作盤502の操作入力を、入出力手
段505を介して受け、操作者が指定する変換回数を設
定する。加工指令処理手段102の機能は、基本的に
は、前述の加工指令処理手段507(図8)の機能と同
等であるが、加えて変換回数設定手段101で指定され
た変換回数までの座標変換のみを元図形に施すことがで
きる。
【0038】図2は加工指定処理手段102の一構成例
を示し、この例は前述した多重変換方式1(図14)に
基づくものである。
【0039】図2における、入出力手段505、記憶手
段506、意味解析手段1001、座標変換登録手段1
003、各種補正手段1004、各種補正登録手段10
05、描画手段601は、前述の図形変換機能の処理概
要(図13)で述べたものと同一である。
【0040】座標変換登録手段1003は、図14
(a)に示すような、優先度順にならんだ座標変換式テ
ーブルを座標変換手段201へ送る。座標変換手段20
1は、変換回数設定手段101が決定した変換回数まで
の座標変換を行い、各種補正手段1004へ出力する。
例えば、変換回数指定が2の場合、座標変換手段201
は、図3に示すように、第1段座標変換式と第2段座標
変換式のみを順次適用する。
【0041】図4は加工指令処理手段102の別の構成
例を示し、この例は、前述の多重変換方式2(図15)
に基づくものである。図4における、入出力手段50
5、記憶手段506、意味解析手段1001、座標変換
手段1002、各種補正手段1004、各種補正登録手
段1005、描画手段601は、前述の図形変換機能の
処理概要(図13)で述べたものと同一である。
【0042】座標変換登録手段301は、指令された各
種座標変換の変換式から一括変換式を作成するが、この
際、変換回数設定手段101が決定した変換回数までの
変換式のみを用いる。たとえば、変換回数指定が2であ
れば、図5に示すように、第1段座標変換式と第2段座
標変換式とを合成して一括変換式を生成する。生成され
た一括変換式は座標変換手段1002に入力され座標変
換が行われる。
【0043】以上のような装置によれば、操作盤502
によって変換回数を入力するだけで、希望する中間段階
の加工軌跡がCRT602に表示される。例えば、第1
から第mまでのm回の座標変換が指令されているとする
と、変換回数として0ないしmを指定したときの描画図
形は各々以下のとおりになる。 変換回数0: 座標変換を施さない加工軌跡。すなわち
元図形。 変換回数1: 第1段座標変換のみをほどこした加工軌
跡の描画図形。 変換回数2: 第1段座標変換および第2段座標変換を
施した加工軌跡の描画図形。 ・・・ ・・・ 変換回数m: 第1段から第m段までの座標変換を施し
た加工軌跡の描画図形(すなわち、最終図形)。 以上のように、変換回数0から変換回数mまでの間で任
意の一図形をCRT602上に描くことができる。
【0044】上記とは別の描画方法として、変換回数0
から変換回数mまでの内の任意の複数個を同時にCRT
上に表示することができる。例えば、変換回数0から変
換回数mまでのすべての図形を表示することができる。
【0045】上記の様な複数描画の場合、描画順序に関
して2つの方式が可能である。第1の方法は、ひとつの
描画図形の描画が完了してから別の描画図形を描画する
逐次描画方式である。第2の方法は加工プログラムの移
動指令毎に、すべての描画図形を描画していく並列描画
方式である。すなわち後者は各中間段階における複数の
描画図形を同時に描画していく方法である。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、指令さ
れた複数の座標変換の変換過程の一部または全部を表示
することができる。これにより、座標変換をともなう加
工プログラムの検査を、同加工プログラムを書き換える
ことなく、視覚的に効果的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図
【図2】図1における加工指令処理手段の一構成例を示
すブロック図
【図3】図2の例において使用される座標変換式テーブ
ルを示す図
【図4】加工指令処理手段の別の構成例を示すブロック
【図5】図4の例において使用される座標変換式テーブ
ルを示す図
【図6】工作機械の一般的な説明図
【図7】数値制御装置の処理説明図
【図8】加工軌跡の描画機能の処理説明図
【図9】各種座標変換の説明図
【図10】各種座標変換の説明図
【図11】図形の拡大と回転の2つの座標変換について
の説明図
【図12】図11の拡大、回転を変換指令の順序を変え
て座標変換した場合を示す説明図
【図13】加工指令処理手段の処理説明図
【図14】図形変換の処理方法の説明図
【図15】図形変換の別の処理方法の説明図
【符号の説明】
101 変換回数設定手段 102 加工指令処理手段 501 加工プログラム 502 操作盤 505 入出力手段 506 記憶手段 601 描画手段 602 CRT
フロントページの続き (72)発明者 広野 守 神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1丁目 1番地25 日本電気ロボットエンジニア リング株式会社 (72)発明者 藤井 章 東京都港区芝5丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 中村 匡宏 神奈川県愛甲郡愛川町三増359番地の3 株式会社牧野フライス製作所内 (56)参考文献 特開 昭60−31611(JP,A) 特開 平4−169905(JP,A) 特開 平6−124112(JP,A) 特開 昭63−269206(JP,A) 特開 平7−104815(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/4093 G05B 19/4068

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工プログラム中の指令または操作盤か
    らの入力に基づいて、元になる加工形状である元図形に
    対して、図形の平行移動、図形の拡大縮小、図形の回
    転、図形の鏡像処理、座標系の移動、座標系の回転、座
    標軸の交換等の複数の座標変換を施して加工軌跡を生成
    する数値制御装置において、 前記複数の座標変換のうちの中間段階を指定する中間段
    階指定手段と、 前記手段により指定された前記中間段階までの座標変換
    を前記元図形に施して加工軌跡を生成する加工指令処理
    手段と、 前記加工軌跡を表示する表示手段とを備えたことを特徴
    とする数値制御装置。
  2. 【請求項2】 前記中間段階指定手段が、前記座標変換
    の当初から数えた変換回数を設定する変換回数設定手段
    である請求項1の数値制御装置。
  3. 【請求項3】 前記加工指令処理手段が、前記座標変換
    の当初から前記指定された変換回数までの各中間段階に
    おける加工軌跡をすべて生成し、前記表示手段が前記各
    中間段階における加工軌跡をすべて表示する請求項2に
    記載の数値制御装置。
  4. 【請求項4】 加工プログラム中の指令または操作盤か
    らの入力に基づいて、元になる加工形状である元図形に
    対して、図形の平行移動、図形の拡大縮小、図形の回
    転、図形の鏡像化、座標系の移動、座標系の回転、座標
    軸の交換等の複数の座標変換を施して加工軌跡を生成す
    る数値制御装置において、 前記複数の座標変換の各々を順次前記元図形に施し、そ
    の都度の加工軌跡を生成する加工指令手段と、 前記その都度の加工軌跡をすべて表示する表示手段とを
    備えたことを特徴とする数値制御装置。
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