JP2815599B2 - 細径蛇腹管の製造方法とその装置 - Google Patents

細径蛇腹管の製造方法とその装置

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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Diaphragms And Bellows (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は蛇腹管の製造方法とその装置に関する。
(従来の技術) 蛇腹管の製造方法とその装置については、特公昭44−
24746号公報(バルジ加工装置)、特開昭59−133021号
公報(紐出しパイプの製造方法及びその装置)、特開昭
63−207421号公報(ビード付パイプの製造法並びに装
置)などが提案されている。
これらの内特公昭44−24746号公報で提案されている
方式は、内圧によるビード部の膨出と金型による軸方向
の圧縮を同時に行って必要な蛇腹部分を一工程で加工成
形するものである。
特開昭59−133021号公報で提案されている方式では、
二本の芯金ロッド間に弾性体を介在した芯金をパイプ内
に挿入し、一方の芯金ロッドを他方の芯金ロッド側に押
圧して弾性体を変形させて、パイプの一部を引き込むこ
とにより山型に膨出した後に、この膨出部を収容する曲
げ型と同形に膨出部を成形して紐出しパイプを製造して
いる。
また、特開昭63−207421号公報で提案されている方式
では、ワークの内部に内圧を与える加圧媒体を配し、外
部に相対的にパイプ軸芯方向に接近離反し、ビード成形
凹部が形成された金型要素を配し、ワークを膨出状態に
塑性変形させ、金型要素を相互に接近させてビード付パ
イプを製造している。
(発明が解決しようとする課題) 前述した従来提案されている方式の内、特公昭44−24
746号公報で提案されているものは、パイプの長さ、蛇
腹部のビード数に合せて金型を作ることが必要であり、
加工可能なパイプの長さも制限を受け且つ金型も高価で
ある。
特開昭59−133021号公報及び特開昭63−207421号公報
で提案されている方式は、いずれも蛇腹部ビード数の自
由度は比較的大きいが、芯金を貫通して弾性体が配され
るため、芯金の強度と弾性体の体積とを確保するため
に、芯金部分の細径化が難かしく、加工可能な被加工パ
イプの直径は最小16mm程度である。
また、金型部分にビード成形用溝が存在するために、
ビードの外径及びピッチが制限され、ビード形状の自由
度が制約を受けると共に、被加工パイプが膨出部の両端
で金型により固定されるために、膨出時に被加工パイプ
が軸方向に充分に移動せず、ビード頂部が薄肉化し、弾
性体も無理に滑って消耗が激しい。同様に両者共に、弾
性体が金型部内に膨出しようとするために、大きな型締
力が金型部に要求され、弾性体にも無理な力がかかって
消耗し易くなる。
さらに、蛇腹部を連続成形する際に、蛇腹部側から弾
性体が圧縮され、弾性体の端部が蛇腹部の隙間にくい込
み、弾性体の消耗が激しい。
また、特開昭63−207421号公報で提案されている方式
では、膨出部が弾性体と共に軸方向に圧縮されるので、
弾性体のちぎれが発生するという難点もあった。
本発明は、前述したような蛇腹管製造の現状に鑑みて
なされたものであり、その目的は直径16mm以下の細径の
被加工パイプの加工が可能で、蛇腹部の外径、ピッチな
どを自由に設定でき、弾性体の消耗を大幅に削減した細
径蛇腹管の製造方法とその装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記目的を達成するため本発明の第1の実施
態様は、被加工パイプの軸芯位置に、相互に対向する先
端面を平坦となす可動芯金と固定芯金およびこれら芯金
のなす先端面の間に挟まれた円盤状もしくは円柱状の中
実の弾性体とを配設した状態をもって、該弾性体を被加
工パイプの端部附近の内部にあって前記軸芯方向に挟
持、加圧して弾性体のなす全体の周面を該被加工パイプ
の半径方向に弾性膨出せしめることにより、前記被加工
パイプの周面の被加工部分に円環状凸部を形成する第1
の工程と、次いでこの第1の工程で円環状凸部が形成さ
れた被加工パイプに対して、パンチとチャックとにより
その対向面に挟み押圧する保持成形手段によって前記円
環状凸部を蛇腹部に成形する第2の工程と、更にこの第
2の工程で成形された該蛇腹部をチャックホルダーの移
動に伴って該チャックホルダーとチャック・インナブロ
ックとで挟持して前記被加工パイプを所定位置に前進せ
しめる第3の工程を有し、この第3の工程で前記所定位
置に前進した前記被加工パイプに対して、順次第1の工
程乃至第3の工程を繰返して前記被加工パイプに蛇腹部
を所定間隔で連続して形成せしめてなる細径蛇腹管の製
造を特徴とするものである。
また本発明の第2の実施態様は、基台の上面に沿って
軸芯方向に移動自在に該基台に保持され、その周面に被
加工パイプを遊嵌状に被着されるその先端面を平坦とな
す可動芯金と、この可動芯金を前記軸芯方向に駆動する
第1の駆動手段と、前記被加工パイプの端部附近の内部
にあって前記可動芯金の先端面に対接して配される円盤
状もしくは円柱状の中実の弾性体と、前記可動芯金とで
該弾性体を挟んで配されるその先端面を平坦となす固定
芯金と、前記第1の駆動手段を作動させて前記弾性体の
なす全体の周面を前記被加工パイプの半径方向に膨出せ
しめることにより、該被加工パイプの周面に円環状凸部
からなる蛇腹部を成形し、この蛇腹部を挟持するパンチ
とチャックとの対向面間に挟み押圧して挟持する保持成
形手段と、更にこの成形された前記蛇腹部をチャックホ
ルダーの移動に伴って該チャックホルダーとチャック・
インナブロックとで挟持して前記被加工パイプを所定位
置に前進せしめる第2の駆動手段を有してなる細径蛇腹
管の製造装置を特徴とするものである。
(作 用) 本発明では、可動芯金の周面に被加工パイプを遊嵌状
に被着し、この被加工パイプ内に可動芯金の端面に一端
面を対接させて円盤状もしくは円柱状の中実の弾性体を
配し、この弾性体を可動芯金とで挾むように、被加工パ
イプ内に固定芯金を配する。この状態で第1の駆動手段
を作動させることにより、弾性体のなす全体の周面を被
加工パイプの半径方向に膨出させ、被加工パイプの周め
に円環状凸部を形成する第1の工程が行われる。
次いで、第2の駆動手段を作動させて、保持成形手段
によって、被加工パイプの周面に形成された円環状凸部
から蛇腹部を成形する第2の工程が行われ、成形された
蛇腹部が保持成形手段によって挾持されて、被加工パイ
プが所定位置に前進される第3の工程が行われる。
そして、所定位置に前進した被加工パイプに対して、
第1の工程乃至第3の工程が繰り返され、被加工パイプ
に蛇腹部が所定間隔で連続的に形成される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
先ず、第1図及び第2図を用いて本発明の細径蛇腹管
の製造装置の実施例を説明する。
ここで、第1図は実施例の構成を示す断面部分を含む
平面図、第2図は実施例の構成を示す正面図である。
基台15の端部に芯金駆動用シリンダ7が固定され、こ
の芯金駆動用シリンダ7で軸芯方向に出入駆動され、周
面に被加工パイプ16が遊嵌状に被着される可動芯金1
が、基台15に対して保持配設されている。
可動芯金1に遊嵌状に被着された被加工パイプ16内
に、可動芯金1の平坦な先端面に一端面を対接させてウ
レタンゴムからなり円盤状もしくは円柱状の中実の弾性
体3が配され、可動芯金1とでこの弾性体3を挾むよう
にして、被加工パイプ1内に、可動芯金1と同芯状に設
けられた前記可動芯金1の先端面に対向する先端面を平
坦となす固定芯金2が挿入配設されている。
このようにして、基台15の上面に沿って延長配設され
る可動芯金1とこの可動芯金1に遊嵌状に被着される被
加工パイプ16とを案内保持する固定ガイド11が、可動芯
金1のほぼ中央位置において基台15に固定され被加工パ
イプ16と可動芯金1の撓みを防止している。また、固定
芯金2の基台15の端部側近傍において、基台15に可動ガ
イド開閉用シリンダ13が固定され、この可動ガイド開閉
用シリンダ13には、固定芯金2(その位置に被加工パイ
プ16が存在すれば、固定芯金2と被加工パイプ16)を挾
持固定して成形時の固定芯金2の撓みを防止し或はこの
挾持固定を解除するように可動ガイド12が取り付けられ
ている。
前記固定ガイド11側において、可動芯金1に遊嵌状に
被着される被加工パイプ16の外径よりも僅かに大きな内
径のパンチ4が、被加工パイプ16に沿って移動自在に、
パンチホルダ4aに取り付けられて配設されている。この
パンチホルダ4aにはシャフトガイド14a,14bに案内され
てロッド17a,17bが螺着され、これらのロッド17a,17b
は、それぞれパンチ駆動用シリンダ8a,8bによって可動
芯金1に平行に駆動され、この駆動によってパンチ4が
被加工パイプ16に沿って移動するようになっている。
このパンチ4と可動ガイド12間にチャックホルダ5aが
設けられ、このチャックホルダ5aは、チャック送り用シ
リンダ10によって、可動芯金1及び固定芯金2の周面に
遊嵌状に被着された被加工パイプ16に沿って移動可能に
なっている。また、パンチホルダ4aの近傍に、チャック
ホルダ5aの前進ストッパ19が取り付けられている。
このチャックホルダ5aには、チャック5とこのチャッ
ク5に組み付けられるチャックインナブロック5′とが
取り付けられ、チャック5とチャックインナブロック
5′間の溝6の幅は、所望の値に設定出来るようになっ
ている。そして、チャックホルダ5aに固定されているチ
ャック開閉用シリンダ9の作動によって、チャック5と
チャックインナブロック5′とは、固定芯金2に遊嵌さ
れる被加工パイプ16に近付き、或は被加工パイプ16から
離れる方向に移動可能な構成になっている。
以上に説明した構成を有する本発明の細径蛇腹管の製
造装置の実施例に基づいて、次に細径蛇腹管の製造方法
の実施例を説明する。
第3図乃至第11図は本発明の実施例の各工程を示す説
明図である。
第3図は被加工パイプ16の装着工程を示すもので、図
示せぬ基台に取り付けられている可動芯金1に被加工パ
イプ16を遊嵌状に被着し、可動芯金1の先端面と平坦と
なす一端面を対接させて円盤状もしくは円柱状の中実の
弾性体3を被加工パイプ16内に挿入配設し、さらに可動
芯金1とで弾性体3を挾むようにしてその先端面を平坦
となす固定芯金2を被加工パイプ16内に挿入配設する。
この場合、チャック5とチャックインナブロック5′
間の溝6の幅が所定値となるように予め設定され、第1
図のチャック開閉用シリンダ9の作動によってチャック
5とチャックインナブロック5′は、被加工パイプ16か
ら充分離れて位置され、チャック送り用シリンダ10の作
動によって、チャック5の加工面端部が弾性体3と固定
芯金2の境界位置近傍に位置される。
また、この場合、第1図の可動ガイド開閉用シリンダ
13が作動され、可動ガイド12によって固定芯金2はその
後の成形加工時に撓むことなく基台15に対して固定状態
とされる。
第4図はチャック5及びチャックインナブロック5′
による押え工程を示すもので、チャック開閉用シリンダ
9を作動させて、チャック5及びチャックインナブロッ
ク5′の先端を、被加工パイプ16の外周面に接触させ、
固定する。
次に第5図及び第6図に示す円環状凸部形成工程(第
1の工程)で、被加工パイプ16に対して円環状凸部20を
形成する。即ち、第5図に示すように、チャック5及び
チャックインナブロック5′の先端で固定芯金2上の被
加工パイプ16を固定した状態で、芯金駆動用シリンダ7
を作動させて可動芯金1で弾性体のなす全体の周面3を
圧縮し、弾性体のなす全体の周面3を膨出させることに
より、被加工パイプ16に半径方向に膨出した円環状凸部
20を形成する。
このようにして、可動芯金1を弾性体のなす全体の周
面3に対して弾性膨出させるように所定距離移動させて
円環状凸部20を形成した後は、第6図に示すように芯金
駆動用シリンダ7を作動させて、可動芯金1をチャック
ホルダ5aから離す方向に移動させて原位置に復帰させ、
弾性体3を原形に戻す。
次に、第1の工程で被加工パイプ16に形成された円環
状凸部20を、第7図及び第8図に示す蛇腹部成形工程
(第2の工程)で、蛇腹部20aに成形する。即ち、第7
図に示すように、チャック5及びチャックインナブロッ
ク5′で固定芯金2上の被加工パイプ16をおさえた状態
で、パンチ駆動用シリンダ8a,8bを作動させてロッド17
a,17bによりパンチ4をチャックホルダ5a方向に所定距
離移動させることにより、円環状凸部20をパンチ4とチ
ャック5との対向面間に挾み押圧して蛇腹部20aを成形
する。この時、蛇腹部20aの成形幅は、チャック5とチ
ャックインナブロック5′間の溝6の幅より僅かに短か
くなるように成形が行われる。
被加工パイプ16の周面に蛇腹部20aが成形された後
に、第8図に示すようにパンチ駆動用シリンダ8a,8bを
作動させてパンチ4を原位置に復帰させると共に、チャ
ック開閉用シリンダ9を作動させることにより、チャッ
ク5及びチャックインナブロック5′を被加工パイプ16
から離す外側方向に移動させる。
次に、第2の工程で周面に蛇腹部20aが成形された被
加工パイプ16を第9図乃至第11図に示す移動工程(第3
の工程)により、次の蛇腹部を成形する位置まで移動さ
せる。即ち、第9図に示すように、チャック送り用シリ
ンダ10を作動させてチャックホルダ5aを移動させ、チャ
ック5とチャックインナブロック5′間の溝6が、第2
の工程で成形された蛇腹部20aを挾持可能に、蛇腹部20a
の上方位置まで移動する。
その位置からチャック開閉用シリンダ9を作動させ
て、チャック5及びチャックインナブロック5′を被加
工パイプ16に近付け、第10図に示すように、溝6で蛇腹
部20aを挾持する。そして蛇腹部が成形された被加工パ
イプ16の端部が可動ガイドの位置に来た場合、可動ガイ
ド開閉用シリンダ13を作動させて可動ガイド12による固
定芯金2の締付けを解除し、チャック送り用シリンダ10
を作動させて、チャック5の端部が弾性体3と固定芯金
2の境界に位置するように、チャック5及びチャックイ
ンナブロック5′が移動し、この移動に伴って可動芯金
1及び固定芯金2上で被加工パイプ16を前進させる。
尚、可動ガイド12は被加工パイプ16の非加工部の外周面
又は蛇腹部外周面と圧接して、その後の成形加工におい
て固定芯金2と被加工パイプ16の撓みを防止する。
次に、パンチ4とチャック5間の被加工パイプ16の被
加工部分について、第1乃至第3の工程が繰り返され、
蛇腹部20aに隣接する蛇腹部が成形され、以下同様な工
程が繰り返されて被加工パイプ16から蛇腹管が製造され
る。
尚蛇腹管が完成した後は、シリンダ13を作動させて可
動ガイド12を解除し、固定芯金2を取外して蛇腹管を装
置から取出す。
本発明の実施例では、被加工パイプ16をガイドとして
弾性体のなす全体の周面3が、可動芯金1と固定芯金2
とで圧縮される構成なので、芯金部分を大幅に細径化す
ることができ、被加工パイプ16と芯金1とは固定ガイド
11及び可動ガイド12により支持され、たわみがおさえら
れるので、直径16mm以下の細径の蛇腹管を製造すること
が出来るが、これに限定されることなく大径の蛇腹管の
製造も勿論可能である。
また、固定芯金2の端面がチャック5の端部にほぼ一
致する状態で作動するので、チャック5及びチャックイ
ンナブロック5′内部への弾性体3の膨出がなく、チャ
ック5及びチャックインナブロック5′の型締め力が小
さくてすみ、弾性体3の破損もない。
可動芯金1側での被加工パイプ16の移動は自由に行わ
れるので、第1及び第2の工程で被加工パイプ16は円滑
に前進し、肉厚の減少は大幅におさえられ、弾性体3と
の間にも無理に滑りがなく、弾性体3の寿命が延長す
る。
さらに、パンチ4、チャック5及びチャックインナブ
ロック5′に蛇腹部形状を規制する溝がないので、パン
チ4とチャック5間の寸法やパンチ4のストロークを調
整して蛇腹部の外径や蛇腹部のピッチを任意に設定する
ことができ、蛇腹部の連続成形に際しても、蛇腹部の隙
間に弾性体がかみ込むこともない。
なお、実施例では可動芯金1、パンチ4、チャック5
及びチャックインナブロック5′を駆動するアクチュエ
ータとしてシリンダについて説明したが、本発明はこの
実施例に限定されるものでなく、これらがモータの回転
がベルトで伝達されるプーリにより駆動される構成とす
ることも出来る。
また、実施例では具備されていないが、基台に被加工
パイプの挿入位置決め治具が取り付けられた構成とする
こともでき、固定ガイドと可動ガイドも、それぞれ可動
芯金及び固定芯金の長さに応じて相応の個数設けること
も出来る。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によると、加工時
の被加工パイプの肉厚の減少を最小限におさえて、弾性
体の損傷を避け且つ各種の蛇腹形状を容易に設定して、
大径の蛇腹管のみならず大幅に小径化された細径蛇腹管
をも生産性よく製造する蛇腹管の製造方法とその装置が
提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の構成を示す断面部分を含む平
面図、第2図は本発明の実施例の構成を示す正面図、第
3図乃至第11図は本発明の実施例の各工程を示す説明図
である。 1……可動芯金、2……固定芯金、3……弾性体、4…
…パンチ、5……チャック、6……溝、7……芯金駆動
用シリンダ、8a,8b……パンチ駆動用シリンダ、9……
チャック開閉用シリンダ、10……チャック送り用シリン
ダ、11……固定ガイド、12……可動ガイド、13……可動
ガイド開閉用シリンダ、14a,14b……シャフトガイド、1
5……基台、16……被加工パイプ、17a,17b……ロッド。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21D 15/02 B21D 15/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工パイプの軸芯位置に、相互に対向す
    る先端面を平坦となす可動芯金と固定芯金およびこれら
    芯金のなす先端面の間に挟まれた円盤状もしくは円柱状
    の中実の弾性体とを配設した状態をもって、該弾性体を
    被加工パイプの端部附近の内部にあって前記軸芯方向に
    挟持、加圧して弾性体のなす全体の周面を該被加工パイ
    プの半径方向に弾性膨出せしめることにより、前記被加
    工パイプの周面の被加工部分に円環状凸部を形成する第
    1の工程と、次いでこの第1の工程で円環状凸部が形成
    された被加工パイプに対して、パンチとチャックとによ
    りその対向面に挟み押圧する保持成形手段によって前記
    円環状凸部を蛇腹部に成形する第2の工程と、更にこの
    第2の工程で成形された該蛇腹部をチャックホルダーの
    移動に伴って該チャックホルダーとチャック・インナブ
    ロックとで挟持して前記被加工パイプを所定位置に前進
    せしめる第3の工程を有し、この第3の工程で前記所定
    位置に前進した前記被加工パイプに対して、順次第1の
    工程乃至第3の工程を繰返して前記被加工パイプに蛇腹
    部を所定間隔で連続して形成せしめてなることを特徴と
    する細径蛇腹管の製造方法。
  2. 【請求項2】基台の上面に沿って軸芯方向に移動自在に
    該基台に保持され、その周面に被加工パイプを遊嵌状に
    被着されるその先端面を平坦となす可動芯金と、その周
    面に被加工パイプを遊嵌状に被着されるその先端面を平
    坦となす可動芯金と、この可動芯金を前記軸芯方向に駆
    動する第1の駆動手段と、前記被加工パイプの端部附近
    の内部にあって前記可動芯金の先端面に対接して配され
    る円盤状もしくは円柱状の中実の弾性体と、前記可動芯
    金として該弾性体を挟んで配されるその先端面を平坦と
    なす固定芯金と、前記第1の駆動手段を作動させて前記
    弾性体のなす全体の周面を前記被加工パイプの半径方向
    に膨出せしめることにより、該被加工パイプの周面に円
    環状凸部から蛇腹部を成形し、この蛇腹部を挟持するパ
    ンチとチャックとの対向面間に挟み押圧して挟持する保
    持成形手段と、更にこの成形された前記蛇腹部をチャッ
    クホルダーの移動に伴って該チャックホルダーとチャッ
    ク・インナブロックとで挟持して前記被加工パイプを所
    定位置に前進せしめる第2の駆動手段とを有してなるこ
    とを特徴とする細径蛇腹管の製造装置。
JP1034096A 1989-02-14 1989-02-14 細径蛇腹管の製造方法とその装置 Expired - Fee Related JP2815599B2 (ja)

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