JP2814910B2 - アナログデイジタル変換器 - Google Patents

アナログデイジタル変換器

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JP2814910B2 JP6067970A JP6797094A JP2814910B2 JP 2814910 B2 JP2814910 B2 JP 2814910B2 JP 6067970 A JP6067970 A JP 6067970A JP 6797094 A JP6797094 A JP 6797094A JP 2814910 B2 JP2814910 B2 JP 2814910B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図2) 発明が解決しようとする課題(図2〜図5) 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図1及び図2) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はアナログデイジタル変換
器に関し、例えば複数の比較回路の入力電流を一括して
補正する入力電流補正回路を用いたアナログデイジタル
変換器に適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、高速でアナログ信号を所定ビツト
数のデイジタル信号に変換するアナログデイジタル変換
器として、いわゆるフラツシユ型アナログデイジタル変
換器が用いられている。すなわち図2に示すように、こ
のアナログデイジタル変換器1において、入力されるア
ナログ信号は所定のタイミング毎にサンプルホールドさ
れ、この結果得られる入力電圧VINが例えば16個の
比較回路2A〜2Pの反転入力端に入力される。
【0004】この比較回路2A〜2Pの非反転入力端に
は、負電源VRE及びアースGND間を17個の抵抗R
〜Rで抵抗分圧し、各抵抗R〜Rの接続中点a
〜a16から得られる電圧が基準電圧VREF1〜V
REF16として入力されている。これにより、各比較
回路2A〜2Pは入力電圧VINをそれぞれ基準電圧V
REF1〜VREF16と比較し、各比較結果C
OUT1〜COUT16がエンコーダ3に入力される。
かくして、エンコーダ3は各比較結果COUT1〜C
OUT16の論理レベルに応じてコード化し、この結果
所定ビツト数のデイジタル信号DGOUTが送出され
る。
【0005】ここでこの比較回路2(2A〜2P)にお
いては、図3に示すように、基準電圧VREF及び入力
電圧VINが、それぞれエミツタフオロワでなる第1及
び第2のNPNトランジスタQ1及びQ2のベースに印
加される。この第1、第2のトランジスタQ1、Q2の
コレクタはアースGNDに接地され、エミツタは第3及
び第4のNPNトランジスタQ3及びQ4のコレクタに
接続されている。
【0006】また、第3、第4のトランジスタQ3、Q
4のベースは共通接続されて電圧Vが与えられ、さら
にエミツタがそれぞれ抵抗R1を通じて負電源VEE
接続され、かくして定電流源が構成されている。なお第
1、第2のトランジスタQ1、Q2のエミツタは、第
3、第4のトランジスタQ3、Q4のコレクタに加え
て、エミツタフオロワで差動対を構成する第5及び第6
のNPNトランジスタQ5及びQ6のベースに接続され
ている。
【0007】この第5、第6のトランジスタQ5及びQ
6のコレクタはそれぞれ抵抗R3を通じてアースGND
に接地され、エミツタは共に第7のNPNトランジスタ
Q7のコレクタに接続されている。また第7のトランジ
スタQ7のベースは第3、第4のトランジスタQ3、Q
4のベースと共通接続され、さらにエミツタが抵抗R2
を通じて負電源VEEに接続され、かくして定電流源が
構成されている。
【0008】これにより基準電圧VREF及び入力電圧
INの電圧差に応じて第1、第2のトランジスタQ
1、Q2に生じるエミツタ電圧の差分が、第5、第6の
トランジスタQ5、Q6で差動増幅され、かくして第
5、第6のトランジスタQ5、Q6のコレクタから基準
電圧VREF及び入力電圧VINの電圧値を比較してな
る出力電圧VOUT及びその反転出力電圧VIOUT
送出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
比較回路2においては、第1、第2のトランジスタQ
1、Q2のベースに基準電圧VREF、入力電圧VIN
がそれぞれ印加されることに加えて、次式
【数1】 で表されるベース電流でなる入力電流Iが発生する。
この入力電流Iはアナログデイジタル変換器1の全て
の比較回路2A〜2Pにおいて発生し、この結果各比較
回路2A〜2Pに入力される基準電圧VREF1〜V
REF16に電圧降下が発生し、このため入力電圧V
INを各比較回路2A〜2Pで正しく比較できなくなる
問題がある。
【0010】このためアナログデイジタル変換器1にお
いては、入力電流Iに対して16倍の補正電流16I
を発生する入力電流補正回路を用い、これにより得ら
れる補正電流16Iを例えば第1の接続中点a(図
2)に供給することにより、各比較回路2A〜2Pへの
入力電流Iを一括して補正するようになされている。
すなわち図3との対応部分に同一符号を付した図4に示
すように、この入力電流補正回路4においては、アース
GND及び負電源VEE間に比較回路2の基準電圧入力
段のエミツタフオロワ部分を構成する第1、第3のトラ
ンジスタQ1、Q3及び抵抗R1の直列回路が16個並
列に接続されている。
【0011】実際上、16個分の第1のトランジスタQ
1のベースは共通接続されており、これにより入力電流
の16倍でなる補正電流16Iを発生し、これを
カレントミラー接続された1対のPNPトランジスタQ
8及びQ9で折り返し、このようにして補正電流16I
を送出し得るようになされている。
【0012】ところがこのような構成では、アナログデ
イジタル変換器1の比較回路2の個数に応じて、アース
GND及び負電源VEE間に第1、第3のトランジスタ
Q1、Q3及び抵抗R1の直列回路を並列接続する必要
があり、その分回路素子数や消費電力が増加する問題が
あつた。このため図4との対応部分に同一符号を付した
図5に示すように、アースGND及び負電源VEE間に
比較回路2の基準電圧入力段のエミツタフオロワ部分を
構成する第1、第3のトランジスタQ1、Q3及び抵抗
R1の直列回路を4個並列に接続するようになされた入
力電流補正回路5が考えられる。
【0013】この入力電流補正回路5においてはまず共
通接続されたベースを通じて入力電流Iの4倍でなる
補正電流4Iを発生し、この補正電流4Iがカレン
トミラー接続された1対のPNPトランジスタQ10及
びQ11で4倍にして折り返され、このようにして入力
電流Iの16倍でなる補正電流16Iを発生し得る
ようになされている。このようにすれば、図4の入力電
流補正回路4と比較して、NPNトランジスタQ1、Q
3及び抵抗R3の素子数を1/4に削減し得る。
【0014】ところがカレントミラー接続されたPNP
トランジスタQ10及びQ11で、トランジスタQ10
のコレクタ電流を4倍にしてトランジスタQ11のコレ
クタ電流として折り返すためには、トランジスタQ11
としてトランジスタQ10の4個分の素子を用いる必要
があり、結局回路素子数や消費電力の点で解決策として
は未だ不十分であつた。
【0015】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易な構成で複数個の電子回路に対してその電子回
路の入力電流を電子回路の個数倍して補正電流を発生し
これを供給し得る入力電流補正回路を用いたアナログデ
イジタル変換器を提案しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、基準ラインGRD及び電源ライン
RB間に複数の分圧抵抗R〜Rが直列接続され、
当該複数の分圧抵抗R〜Rの各接続中点a〜a
16から供給される複数の基準電圧VREF1〜V
REF16とアナログの入力電圧V1Nとを複数の比較
回路2A〜2Pでそれぞれ比較して得られる複数の比較
出力COUT1〜COUT16を基にコード変換するこ
とにより所定ビツト数のデイジタルデータDGOUT
生成するアナログデイジタル変換器1において、基準ラ
インGRDにベース及びコレクタが接続されたダイオー
ド接続の第1トランジスタQ23と、当該第1トランジ
スタQ23のエミツタにベースが接続されると共にエミ
ツタが定電流源Q20、R1に接続された第2トランジ
スタQ21とでなり、比較回路2A〜2Pに流れ込む不
要な回り込み電流Iに応じた第1の補正電流Iを第
1トランジスタQ23のコレクタに発生して第2トラン
ジスタQ21のベースに供給する第1のトランジスタ回
路Q23、Q21と、第2トランジスタQ21のコレク
タにエミツタが接続されると共に基準ラインGRDにベ
ース及びコレクタが接続されたダイオード接続の第3ト
ランジスタQ24と、当該第3トランジスタQ24のエ
ミツタにベースが接続されると共にエミツタが第2トラ
ンジスタQ21のエミツタに接続された第4トランジス
タQ25とでなり、第1トランジスタQ23のエミツタ
サイズに対して第3及び第4トランジスタQ24、Q2
5のエミツタサイズの積が比較回路2A〜2Pの個数倍
に形成され、第1の補正電流Iを比較回路2A〜2P
の個数倍してなる第2の補正電流Iを第4トランジス
タQ25のコレクタに発生する第2のトランジスタ回路
Q24、Q25と、エミツタが基準ラインGRDに接続
されると共にコレクタが第4トランジスタQ25のコレ
クタに接続された第5トランジスタQ26と、当該第5
トランジスタQ26のベースと共通接続されてカレント
ミラー接続された第6及び第7トランジスタQ27、Q
28とでなり、当該第7トランジスタQ28のコレクタ
が複数の分圧抵抗R〜Rの中間に位置する接続中点
に接続され、当該コレクタから第2の補正電流I
をアナログデイジタル変換器1を構成する複数の比較回
路2A〜2Pに出力する第3のトランジスタ回路Q2
6、Q27、Q28と、コレクタが第6トランジスタQ
27のコレクタに接続されると共に、エミツタが電源ラ
インVEEに接続された第8トランジスタQ30と、コ
レクタが第4トランジスタQ25のエミツタに接続され
ると共に第8トランジスタQ30のベースと共通接続さ
れてカレントミラー接続された第9トランジスタQ29
とでなり、第4トランジスタQ25のコレクタに発生す
る第2の補正電流Iを第9トランジスタQ29のコレ
クタ及びエミツタ間に流す第4のトランジスタ回路Q2
9、Q30とでなる入力電流補正回路10を設けるよう
にする。
【0017】
【作用】比較回路に流れ込む不要な回り込み電流に応じ
た第1の補正電流を第1のトランジスタによつて発生
し、エミツタサイズの積が比較回路の個数倍に形成され
た第2のトランジスタ回路によつて第1の補正電流を電
子回路の個数倍して生成された第2の補正電流を第3の
トランジスタ回路を介して複数の比較回路に供給するこ
とにより、簡易な構成で回り込み電流による比較回路の
電圧降下を一括して補正することができる。
【0018】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0019】図4との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、10は全体として入力電流補正回路を示
し、比較回路2の第3のトランジスタQ3と等価でエミ
ツタが抵抗R1を通じて負電源VEEに接続されたNP
NトランジスタQ20のベースに電圧Vが印加され、
さらにトランジスタQ20のコレクタが比較回路2の第
1のトランジスタQ1と等価なNPNトランジスタQ2
1のエミツタに接続されている。
【0020】このトランジスタQ21のベースには、ア
ースGNDにダイオード接続されたNPNトランジスタ
Q22及びQ23を通じて入力電流Iでなるベース電
流が注入され、またコレクタにはアースGNDにダイオ
ード接続されたNPNトランジスタQ22及びQ24を
通じてコレクタ電流Iが流入する。実際上このコレク
タ電流Iはこれに加えてエミツタフオロワでなるNP
NトランジスタQ25のベースに印加される。
【0021】ここでこの実施例の場合、NPNトランジ
スタQ24、Q25のエミツタサイズは4倍に選定され
ている。このトランジスタQ25のコレクタには、エミ
ツタが抵抗R4を通じてアースGNDに接地されたPN
PトランジスタQ26のコレクタを通じてコレクタ電流
が流入するようになされている。
【0022】なおトランジスタQ25のエミツタは、ト
ランジスタQ20及びQ21のコレクタ及びエミツタ間
に接続されると共に、NPNトランジスタQ29及び抵
抗R5を通じて負電源VEEに接続されている。またト
ランジスタQ26のベースは、それぞれエミツタが抵抗
R4を通じてアースGNDに接地されたPNPトランジ
スタQ27、Q28のベースと共通接続され、これによ
りトランジスタQ26、Q27、Q28がカレントミラ
ー接続されている。
【0023】さらにトランジスタQ27のコレクタは、
トランジスタQ29とカレントミラー接続されエミツタ
が抵抗R5を通じて負電源VEEに接続されたNPNト
ランジスタQ30のコレクタに接続されている。またこ
の入力電流補正回路10の場合には、トランジスタQ2
8のコレクタ電流を補正電流Iとして送出するように
なされている。
【0024】以上の構成において、例えばトランジスタ
Q21及びQ25のエミツタ間に電流が流れないものと
すると、トランジスタQ20のコレクタ電流はトランジ
スタQ21のコレクタ電流Iと等しく、同様にトラン
ジスタQ29のコレクタ電流はトランジスタQ25のコ
レクタ電流Iと等しくなる。
【0025】この状態では、トランジスタQ23及びQ
21のベース−エミツタ間電圧の和及びトランジスタQ
24及びQ25のベース−エミツタ間電圧の和の間に
は、次式
【数2】 VBE(Q23)+VBE(Q21)=VBE(Q24)+VBE(Q25) ……(2) の関係が成り立つ。なおNPNトランジスタQ24、Q
25のエミツタサイズは4倍に選定されていることによ
り、(2)式は次式
【数3】 のように変形することができ、(3)式はさらに自然対
数の関係から、次式
【数4】 のように変形することができ、従つて次式
【数5】 16I=I ……(5) のように、トランジスタQ25のコレクタ電流Iはト
ランジスタQ21のベース電流Iの16倍になること
がわかる。
【0026】この実施例の場合、トランジスタQ25の
コレクタ電流Iは、カレントミラー接続されたPNP
トランジスタQ26及びQ28で折り返され、このよう
にしてトランジスタQ28のコレクタから、ベース電流
(すなわち比較回路2の入力電流Iと等価でな
る)の16倍でなる補正電流I(=16I)を送出
するようになされている。なおこのとき、トランジスタ
Q25のコレクタ電流Iは、トランジスタQ26に対
してカレントミラー接続されたPNPトランジスタQ2
7でも折り返される。
【0027】従つて、このコレクタ電流Iはカレント
ミラー接続されたトランジスタQ30及びQ29で折り
返され、この結果トランジスタQ29のコレクタがコレ
クタ電流Iを引くことになり、結局トランジスタQ2
5のエミツタ及びトランジスタQ21のエミツタ間には
電流が流れないことがわかる。
【0028】なおこの実施例による入力電流補正回路1
0は、上述のようにして入力電流Iの16倍でなる補
正電流16Iをアナログデイジタル変換器1(図2)
の第1の接続中点aに供給し、このようにして各比較
回路2A〜2Pに生じる入力電流Iを一括して補正し
得るようになされている。
【0029】以上の構成によれば、エミツタサイズが比
較回路2の個数に応じた比でなるトランジスタQ24及
びQ25で、トランジスタQ23及びQ21で発生した
比較回路2の入力電流Iを、16倍して補正電流I
(=16I)を発生するようにしたことにより、簡易
な構成でアナログデイジタル変換器1の16個の比較回
路2A〜2Pに生じる入力電流Iを一括して補正する
補正電流16Iを発生し得る入力電流補正回路10を
実現できる。
【0030】さらに上述の構成によれば、比較回路2の
個数に応じてNPNトランジスタQ24及びQ25のエ
ミツタサイズの比を選定すれば、比較回路2の個数が1
6個に限らず例えば32個や64個等種々の場合でも、
同様の回路構成で容易に補正電流を発生し得、かくして
素子数や消費電力を最小限の増加に抑え得る入力電流補
正回路を実現できる。
【0031】また上述の構成によれば、入力電流補正回
路10によつて発生した補正電流16Iをアナログデ
イジタル変換器1の16個の第1の接続中点aに供給
することにより、各比較回路2A〜2Pに生じる入力電
流Iを一括して補正し得、かくして補正電圧VIN
各比較回路2A〜2Pで正しく比較して正確なアナログ
デイジタル変換処理を実行することができる。
【0032】なお上述の実施例においては、本発明をフ
ラツシユ型アナログデイジタル変換器の複数の比較回路
の入力電流を補正するものに適用した場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、要は入力が定電圧駆動等
で共通接続された同一回路構成の電子回路に発生する入
力電流を一括して補正する補正電流を発生する場合に広
く適用して好適なものである。
【0033】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、比較回路
に流れ込む不要な回り込み電流に応じた第1の補正電流
を第1のトランジスタによつて発生し、エミツタサイズ
の積が比較回路の個数倍に形成された第2のトランジス
タ回路によつて第1の補正電流を電子回路の個数倍して
生成された第2の補正電流を第3のトランジスタ回路を
介して複数の比較回路に供給することにより、簡易な構
成で回り込み電流による比較回路の電圧降下を一括して
補正することができ、かくしてアナログデイジタル変換
処理を正確に実行し得るアナログデイジタル変換器を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による入力電流補正回路の一実施例を示
す接続図である。
【図2】フラツシユ型アナログデイジタル変換器の構成
を示す接続図である。
【図3】その比較回路の構成を示す接続図である。
【図4】従来の入力電流補正回路の構成を示す接続図で
ある。
【図5】従来の入力電流補正回路の構成を示す接続図で
ある。
【符号の説明】
1……アナログデイジタル変換器、2、2A〜2P……
比較回路、3……エンコーダ、4、5、10……入力電
流補正回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−198419(JP,A) 特開 昭50−66138(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05F 3/22 H03F 3/343 H03M 1/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準ライン及び電源ライン間に複数の分圧
    抵抗が直列接続され、当該複数の分圧抵抗の各接続中点
    から供給される複数の基準電圧とアナログの入力電圧と
    を複数の比較回路でそれぞれ比較して得られる複数の比
    較出力を基にコード変換することにより所定ビツト数の
    デイジタルデータを生成するアナログデイジタル変換器
    において、 上記基準ラインにベース及びコレクタが接続されたダイ
    オード接続の第1トランジスタと、当該第1トランジス
    タのエミツタにベースが接続されると共にエミツタが定
    電流源に接続された第2トランジスタとでなり、上記比
    較回路に流れ込む不要な回り込み電流に応じた第1の補
    正電流を上記第1トランジスタのコレクタに発生して上
    記第2トランジスタのベースに供給する第1のトランジ
    スタ回路と、 上記第2トランジスタのコレクタにエミツタが接続され
    ると共に上記基準ラインにベース及びコレクタが接続さ
    れたダイオード接続の第3トランジスタと、当該第3ト
    ランジスタのエミツタにベースが接続されると共にエミ
    ツタが上記第2トランジスタのエミツタに接続された第
    4トランジスタとでなり、上記第1トランジスタのエミ
    ツタサイズに対して上記第3及び第4トランジスタのエ
    ミツタサイズの積が上記比較回路の個数倍に形成され、
    上記第1の補正電流を上記比較回路の個数倍してなる第
    2の補正電流を上記第4トランジスタのコレクタに発生
    する第2のトランジスタ回路と、 エミツタが上記基準ラインに接続されると共にコレクタ
    が上記第4トランジスタのコレクタに接続された第5ト
    ランジスタと、当該第5トランジスタのベースと共通接
    続されてカレントミラー接続された第6及び第7トラン
    ジスタとでなり、当該第7トランジスタのコレクタが上
    記複数の分圧抵抗の中間に位置する上記接続中点に接続
    され、当該コレクタから上記第2の補正電流を上記アナ
    ログデイジタル変換器を構成する上記複数の比較回路に
    出力する第3のトランジスタ回路と、 コレクタが上記第6トランジスタのコレクタに接続され
    ると共に、エミツタが電源ラインに接続された第8トラ
    ンジスタと、コレクタが上記第4トランジスタのエミツ
    タに接続されると共に上記第8トランジスタのベースと
    共通接続されてカレントミラー接続された第9トランジ
    スタとでなり、上記第4トランジスタのコレクタに発生
    する上記第2の補正電流を上記第9トランジスタのコレ
    クタ及びエミツタ間に流す第4のトランジスタ回路と
    なる入力電流補正回路を具えることを特徴とするアナロ
    グデイジタル変換器。
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