JP2813649B2 - 穀物乾燥機 - Google Patents

穀物乾燥機

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JP2813649B2
JP2813649B2 JP32502792A JP32502792A JP2813649B2 JP 2813649 B2 JP2813649 B2 JP 2813649B2 JP 32502792 A JP32502792 A JP 32502792A JP 32502792 A JP32502792 A JP 32502792A JP 2813649 B2 JP2813649 B2 JP 2813649B2
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正弘 岩下
澄男 大井
和彦 細川
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通過する穀物に熱風を
通気して乾燥する複数の乾燥部と、それら複数の乾燥部
夫々に対して各別に熱風を供給する複数の熱風供給部が
設けられ、前記熱風供給部は、吸気口が形成された外装
ケーシングと、その外装ケーシング内に設けられた加熱
手段及び送風手段を備えた穀物乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる穀物乾燥機において、従来は、複
数の熱風供給部夫々に対して各別に外装ケーシングを設
け、外装ケーシング夫々の内部に加熱手段及び送風手段
を設けていた。そして、隣接する熱風供給部の間に位置
する吸気口からの吸気を可能にするために、複数の熱風
供給部を互いに間隔を隔てた状態で並置するとともに、
それら互いに間隔を隔てた状態で並置した熱風供給部に
対応させて、複数の乾燥部も互いに間隔を隔てた状態で
並置していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱風供
給部の加熱手段や送風手段を点検するときは、外装ケー
シングの内部に入って点検するのであるが、従来では、
複数の熱風供給部夫々に対して各別に外装ケーシングを
設けてあるので、外装ケーシング夫々の内部に入って点
検する必要があり、点検作業の作業性が悪いという問題
があった。又、複数の乾燥部を互いに間隔を隔てた状態
で並置し、又、複数の熱風供給部も互いに間隔を隔てた
状態で並置しているので、設置面積が広くなるという問
題があった。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、点検作業の作業性を向上すると
ともに、設置面積を縮小することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による穀物乾燥機
の特徴構成は、前記複数の乾燥部が、互いに密接する状
態で並置され、前記外装ケーシングが、前記複数の熱風
供給部夫々の前記加熱手段及び前記送風手段を内設する
状態で一体的に形成され、前記外装ケーシング内を上下
の2室に間仕切る床部が設けられ、前記複数の熱風供給
部夫々の前記加熱手段が前記床部に載置される状態で上
側の室に設けられ、前記複数の熱風供給部夫々の前記送
風手段が下側の室に設けられている点にある。
【0006】
【作用】上記特徴構成によれば、外装ケーシングを、複
数の熱風供給部夫々の加熱手段及び送風手段を内設する
状態で一体的に形成してあるので、熱風供給部の加熱手
段や送風手段を点検するときは、一体形成した外装ケー
シング内に入って、下側の室にて全ての熱風供給部の送
風手段を、又、上側の室にて全ての熱風供給部の加熱手
段を点検することができる。
【0007】又、一体形成した外装ケーシングの平面形
状は、従来の如く、複数の熱風供給部夫々に対して各別
に外装ケーシングを設けて、複数の熱風供給部を互いに
間隔を隔てた状態で並置した場合の並置平面形状におけ
る、隣接する熱風供給部の間に設けた間隔に相当する部
分を少なくとも除去した形状とすることができる。又、
このことにより、複数の乾燥部を、互いに密接する状態
で並置することができる。
【0008】
【発明の効果】従って、点検作業の作業性を向上するこ
とができるようになるとともに、設置面積を縮小するこ
とができるようになった。
【0009】
【実施例】以下、図1ないし図5に基づいて実施例を説
明する。図中のDは、通過する穀物に熱風を通気して乾
燥する乾燥部であり、その乾燥部Dの2台を、互いに密
接する状態で並置してある。2台の乾燥部D夫々に対し
て各別に熱風を供給する熱風供給部Sの2台を設けてあ
る。熱風供給部Sは、吸気口21を形成した外装ケーシ
ング20と、その外装ケーシング20内に設けられた加
熱手段30及び送風手段40を備える。
【0010】外装ケーシング20は、2台の熱風供給部
S夫々の加熱手段30及び送風手段40を内設する状態
で一体的に形成してある。その外装ケーシング20内を
上側のバーナ室R2と下側のファン室R1に間仕切る床
部22を設けてあり、2台の熱風供給部S夫々の加熱手
段30を床部22に載置する状態でバーナ室R2に設
け、2台の熱風供給部S夫々の送風手段40を床部23
に載置する状態でファン室R1に設けてある。
【0011】次に、図3ないし図5に基づいて、乾燥部
Dについて説明を加える。図中の1は、乾燥塔であり、
この乾燥塔1の内部に、熱風供給路2、左右一対の穀物
流下路3,3、左右一対の熱風排出路4,4、及び、左
右一対の穀物流下路3,3夫々の上端部と連通する上部
タンク5の夫々を形成してある。左右一対の穀物流下路
3,3は、熱風供給路2の両側夫々に配置してあり、左
右一対の熱風排出路4,4は、穀物流下路3の外方夫々
に配置してある。尚、左右の乾燥塔1,1の間に位置す
る乾燥塔1の側壁1Aは、乾燥塔1,1夫々で共有する
状態で設けてある。又、熱風排出路4,4夫々には、排
気ダクト6を接続してある。
【0012】熱風供給路2と穀物流下路3との間、及
び、穀物流下路3と熱風排出路4との間の夫々は、網状
体にて仕切ってある。熱風は、熱風供給路2から穀物流
下路3を横断通風する状態で通過して熱風排出路4へ通
流し、その後、排気ダクト6から機外に排出される。も
って、上部タンク5にて一時穀物を貯留し、その上部タ
ンク5から排出されて穀物流下路3,3を下方に向かっ
て流下する状態で通過する穀物に対して、熱風を交差す
る方向に通気させて、穀物を乾燥するようにしてある。
【0013】7は上部タンク5に穀物を供給する供給用
スクリューコンベア、8は穀物流下路3の下端部から排
出される穀物の通過量を調節するロータリーバルブ、9
はロータリーバルブ8から下方に排出される穀物を機外
に搬送する排出用コンベアである。
【0014】次に、図1及び図2に基づいて、熱風供給
部Sについて説明を加える。先ず、外装ケーシング20
について説明を加える。吸気口21は、外装ケーシング
20の正面壁及び両側の側壁の夫々に形成してある。図
4及び図5に示すように、外装ケーシング20には、点
検等のために外装ケーシング20内に入るためのドア付
の出入口25を設けてある。又、外装ケーシング20の
内部には、上側のバーナ室R2に上るための梯子24を
設けてある。
【0015】加熱手段30について説明を加える。加熱
手段30は、バーナ部31と、オイルポンプ(図示せ
ず)から送られてくる重油、石油等の液体燃料をバーナ
部31に供給する燃料供給路32と、燃焼用空気供給用
ファン33と、燃焼用空気供給用ファン33からの燃焼
用一次空気をバーナ部31に供給する空気供給路34
と、バーナ部31から噴出される燃焼用一次空気と霧化
液体燃料との混合燃料を燃焼させる燃焼室35等から構
成してある。前述の如く構成した加熱手段30の2台
を、所定の間隔を隔てた状態で床部22に載置してあ
る。
【0016】2台の乾燥部D夫々の熱風供給路2に対し
て各別に熱風を供給するように、2台の加熱手段30の
燃焼室35の夫々と、2台の乾燥部Dの熱風供給路2の
夫々とを熱風供給ダクト36にて接続してある。
【0017】送風手段40について説明を加える。送風
手段40は、送風ファン41と、その送風ファン41を
回転駆動するモータ42等から構成してある。そして、
送風ファン41からの空気を燃焼室35に供給するよう
に、送風ファン41と燃焼室35とを送風ダクト43に
て接続してある。前述の如く構成した送風手段40の2
台を、送風ファン41夫々の間からも吸気できるように
所定の間隔をへだてた状態で床部23に載置してある。
【0018】即ち、送風ファン41にて、吸気口21か
ら吸気した空気を送風ダクト43を通じて燃焼室35に
供給し、その燃焼室35にて加熱された熱風を熱風供給
ダクト36を通じて熱風供給路2に供給して穀物流下路
3、熱風排出路4を通流させた後、排気ダクト6から排
出するように構成してある。
【0019】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。 上記実施例では、乾燥部D及び熱風供給部Sを夫々
2台設ける場合について例示したが、乾燥部D及び熱風
供給部Sを夫々3台以上設けても良い。
【0020】 上記実施例では、左右の乾燥塔1,1
の間に位置する乾燥塔1の側壁1Aを、乾燥塔1,1夫
々で共有する状態で設ける場合について例示したが、こ
れに代えて、左右の乾燥塔1,1の間に位置する乾燥塔
1の側壁1Aを、乾燥塔1,1夫々に対して各別に設け
ても良い。尚、この場合は、2台の乾燥部Dを、互いに
間に位置する乾燥塔1の側壁1Aどうしが密接する状態
で並置する。
【0021】 加熱手段30の具体構成は、上記実施
例の構成に限定されるものではなく、種々の構成を適用
することができる。又、送風手段40の具体構成も、上
記実施例の構成に限定されるものではなく、種々の構成
を適用することができる。
【0022】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる穀物乾燥機における熱
風供給部の正面断面図
【図2】本発明の実施例にかかる穀物乾燥機における熱
風供給部の側面断面図
【図3】本発明の実施例にかかる穀物乾燥機の正面断面
【図4】本発明の実施例にかかる穀物乾燥機の側面断面
【図5】本発明の実施例にかかる穀物乾燥機の平面図
【符号の説明】
20 外装ケーシング 21 吸気口 22 床部 30 加熱手段 40 送風手段 D 乾燥部 R1,R2 室 S 熱風供給手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−313679(JP,A) 実開 平4−68994(JP,U) 実開 平3−18495(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F26B 21/00 F26B 17/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通過する穀物に熱風を通気して乾燥する
    複数の乾燥部(D)と、それら複数の乾燥部(D)夫々
    に対して各別に熱風を供給する複数の熱風供給部(S)
    が設けられ、前記熱風供給部(S)は、吸気口(21)
    が形成された外装ケーシング(20)と、その外装ケー
    シング(20)内に設けられた加熱手段(30)及び送
    風手段(40)を備えた穀物乾燥機であって、 前記複数の乾燥部(D)が、互いに密接する状態で並置
    され、前記外装ケーシング(20)が、前記複数の熱風
    供給部(S)夫々の前記加熱手段(30)及び前記送風
    手段(40)を内設する状態で一体的に形成され、前記
    外装ケーシング(20)内を上下の2室(R1),(R
    2)に間仕切る床部(22)が設けられ、前記複数の熱
    風供給部(S)夫々の前記加熱手段(30)が前記床部
    (22)に載置される状態で上側の室(R2)に設けら
    れ、前記複数の熱風供給部(S)夫々の前記送風手段
    (40)が下側の室(R1)に設けられている穀物乾燥
    機。
JP32502792A 1992-12-04 1992-12-04 穀物乾燥機 Expired - Lifetime JP2813649B2 (ja)

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CN100436994C (zh) * 2006-08-23 2008-11-26 陈国奎 燃重油粮食干燥成套设备
CN115773640A (zh) * 2022-11-18 2023-03-10 安徽华塑股份有限公司 可提高对热源利用率的立式烘干机

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