JP2813640B2 - 田植機 - Google Patents
田植機Info
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- JP2813640B2 JP2813640B2 JP13842292A JP13842292A JP2813640B2 JP 2813640 B2 JP2813640 B2 JP 2813640B2 JP 13842292 A JP13842292 A JP 13842292A JP 13842292 A JP13842292 A JP 13842292A JP 2813640 B2 JP2813640 B2 JP 2813640B2
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- arm
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植付ミッションケース
の横側部で回転駆動される支持ケースの両端に一対の植
付アームを備えて、支持ケースの回転に伴い両植付アー
ムが苗のせ台の苗取出し口から交互に苗を取り出して、
田面に植付けて行くように構成した田植機に関する。
の横側部で回転駆動される支持ケースの両端に一対の植
付アームを備えて、支持ケースの回転に伴い両植付アー
ムが苗のせ台の苗取出し口から交互に苗を取り出して、
田面に植付けて行くように構成した田植機に関する。
【0002】
【従来の技術】前述のように回転駆動される支持ケース
に一対の植付アームを備えた田植機の場合、支持ケース
に対する植付アームの姿勢を決める構造として、例えば
特開平1−160415号公報に開示されているような
構造がある。この構造では、植付ミッションケース(前
記公報の図5の1)から横側方に突出し回転駆動される
駆動軸(前記公報の図5の7)に、支持ケース(前記公
報の図5の2)を固定し、支持ケース内の回転中心部位
に第1ギヤ(前記公報の図5の9)を植付ミッションケ
ースに対して固定状態で配置している。そして、支持ケ
ースの両端に一対の植付アーム(前記公報の図5の3)
を備え、この植付アームを支持する支持軸(前記公報の
図5の10)に固定された第2ギヤ(前記公報の図5の
12)と、第1ギヤとの間の支持ケース内に、第1及び
第2ギヤに咬合する第3ギヤ(前記公報の図5の17,
18)を配置して、支持ケースの回転に伴う第1,2,
3ギヤのギヤ咬み合いにより、支持ケースに対する両植
付アームの姿勢を決定している。
に一対の植付アームを備えた田植機の場合、支持ケース
に対する植付アームの姿勢を決める構造として、例えば
特開平1−160415号公報に開示されているような
構造がある。この構造では、植付ミッションケース(前
記公報の図5の1)から横側方に突出し回転駆動される
駆動軸(前記公報の図5の7)に、支持ケース(前記公
報の図5の2)を固定し、支持ケース内の回転中心部位
に第1ギヤ(前記公報の図5の9)を植付ミッションケ
ースに対して固定状態で配置している。そして、支持ケ
ースの両端に一対の植付アーム(前記公報の図5の3)
を備え、この植付アームを支持する支持軸(前記公報の
図5の10)に固定された第2ギヤ(前記公報の図5の
12)と、第1ギヤとの間の支持ケース内に、第1及び
第2ギヤに咬合する第3ギヤ(前記公報の図5の17,
18)を配置して、支持ケースの回転に伴う第1,2,
3ギヤのギヤ咬み合いにより、支持ケースに対する両植
付アームの姿勢を決定している。
【0003】植付アームが苗のせ台の苗取出し口を通過
して苗を取り出す際に、植付アームは苗から反力を受け
ることになる。これに対して、植付アームの姿勢を決定
している支持ケース内のギヤには咬合の円滑化を図るた
めに、その咬合部にある程度のバックラッシュが与えら
れている。これにより植付アームが苗取出し口を通過す
ると苗からの反力で、バックラッシュの遊びの分だけ植
付アームが僅かに後退揺動し、支持ケース内のギヤ機構
のギヤ歯同志が衝突する現象が発生する。そして、この
衝突現象は支持ケースの回転により繰り返して発生す
る。
して苗を取り出す際に、植付アームは苗から反力を受け
ることになる。これに対して、植付アームの姿勢を決定
している支持ケース内のギヤには咬合の円滑化を図るた
めに、その咬合部にある程度のバックラッシュが与えら
れている。これにより植付アームが苗取出し口を通過す
ると苗からの反力で、バックラッシュの遊びの分だけ植
付アームが僅かに後退揺動し、支持ケース内のギヤ機構
のギヤ歯同志が衝突する現象が発生する。そして、この
衝突現象は支持ケースの回転により繰り返して発生す
る。
【0004】そこで、前述の特開平1−160415号
公報においては、この公報の図1及び図2に示すよう
に、植付アームが苗取出し口を通過する直前において、
カムアーム(前記公報の図1の22)により植付アーム
側の支持軸のカム部(前記公報の図1の21a)を押し
操作して、支持軸の第2ギヤ(前記公報の図1及び図2
の12)を、第3ギヤ(前記公報の図1及び図2の1
8)に対し先行回転させている。このようにバックラッ
シュ(前記公報の図2のG)の位置を変えて、バックラ
ッシュの遊びの分だけ植付アームを事前に後退揺動させ
ておくことにより、植付アームが苗取出し口を通過する
際のギヤ歯同志の衝突現象の発生を抑えている。
公報においては、この公報の図1及び図2に示すよう
に、植付アームが苗取出し口を通過する直前において、
カムアーム(前記公報の図1の22)により植付アーム
側の支持軸のカム部(前記公報の図1の21a)を押し
操作して、支持軸の第2ギヤ(前記公報の図1及び図2
の12)を、第3ギヤ(前記公報の図1及び図2の1
8)に対し先行回転させている。このようにバックラッ
シュ(前記公報の図2のG)の位置を変えて、バックラ
ッシュの遊びの分だけ植付アームを事前に後退揺動させ
ておくことにより、植付アームが苗取出し口を通過する
際のギヤ歯同志の衝突現象の発生を抑えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記公報の構造では植
付アームが苗取出し口を通過する際には、バックラッシ
ュの遊びが消失した状態となっているが、植付アームが
苗取出し口を通過してしまえば、再び植付アームに対し
てバックラッシュの遊びが生じた状態に戻る。従って、
この植付アームが田面に突入して苗を植付ける際に、田
面からの反力でバックラッシュの遊びの分だけ植付アー
ムが僅かに後退揺動して、支持ケース内のギヤ歯同志が
衝突する現象が発生することになる。この衝突現象も支
持ケースの回転により繰り返して発生することになる。
本発明は、以上のように回転駆動される支持ケースに一
対の植付アームを備えた田植機において、植付アームが
苗取出し口を通過する際のギヤ歯同志の衝突現象を防止
しながら、これと同時に植付アームが田面に突入して苗
を植付ける際のギヤ歯同志の衝突現象も緩和できるよう
に構成することを目的としている。
付アームが苗取出し口を通過する際には、バックラッシ
ュの遊びが消失した状態となっているが、植付アームが
苗取出し口を通過してしまえば、再び植付アームに対し
てバックラッシュの遊びが生じた状態に戻る。従って、
この植付アームが田面に突入して苗を植付ける際に、田
面からの反力でバックラッシュの遊びの分だけ植付アー
ムが僅かに後退揺動して、支持ケース内のギヤ歯同志が
衝突する現象が発生することになる。この衝突現象も支
持ケースの回転により繰り返して発生することになる。
本発明は、以上のように回転駆動される支持ケースに一
対の植付アームを備えた田植機において、植付アームが
苗取出し口を通過する際のギヤ歯同志の衝突現象を防止
しながら、これと同時に植付アームが田面に突入して苗
を植付ける際のギヤ歯同志の衝突現象も緩和できるよう
に構成することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うに、植付ミッションケースから横側方に突出し回転駆
動される駆動軸に支持ケースを固定し、支持ケース内の
回転中心部位に第1ギヤを植付ミッションケースに対し
て固定状態で配置して、支持ケースの両端に一対の植付
アームを備え、この植付アームを支持する支持軸に固定
された第2ギヤと、第1ギヤとの間の支持ケース内に、
第1及び第2ギヤに咬合する第3ギヤを配置して、支持
ケースの回転に伴う第1,2,3ギヤのギヤ咬み合いに
より、支持ケースに対する両植付アームの姿勢を決定し
て、この両植付アームが苗のせ台の苗取出し口から交互
に苗を取り出して、田面に植付けて行くように構成して
ある田植機において、次のように構成することにある。
つまり、両植付アームの支持軸に円周方向に沿うカム部
を備え、バネにより先端がカム部の外周面との接当押圧
側に付勢されるカムアームを、支持ケース内に備えると
共に、植付アームが苗取出し口を通過する直前におい
て、カムアームにより接当押し操作されることで、支持
軸の第2ギヤを第3ギヤに対して先行回転させる第1凸
部をカム部の外周面に備え、且つ、植付アームが田面に
突入する直前において、カムアームにより接当押し操作
されることで、支持軸の回転に対して抵抗を与え始める
第2凸部をカム部の外周面に備えてある。
うに、植付ミッションケースから横側方に突出し回転駆
動される駆動軸に支持ケースを固定し、支持ケース内の
回転中心部位に第1ギヤを植付ミッションケースに対し
て固定状態で配置して、支持ケースの両端に一対の植付
アームを備え、この植付アームを支持する支持軸に固定
された第2ギヤと、第1ギヤとの間の支持ケース内に、
第1及び第2ギヤに咬合する第3ギヤを配置して、支持
ケースの回転に伴う第1,2,3ギヤのギヤ咬み合いに
より、支持ケースに対する両植付アームの姿勢を決定し
て、この両植付アームが苗のせ台の苗取出し口から交互
に苗を取り出して、田面に植付けて行くように構成して
ある田植機において、次のように構成することにある。
つまり、両植付アームの支持軸に円周方向に沿うカム部
を備え、バネにより先端がカム部の外周面との接当押圧
側に付勢されるカムアームを、支持ケース内に備えると
共に、植付アームが苗取出し口を通過する直前におい
て、カムアームにより接当押し操作されることで、支持
軸の第2ギヤを第3ギヤに対して先行回転させる第1凸
部をカム部の外周面に備え、且つ、植付アームが田面に
突入する直前において、カムアームにより接当押し操作
されることで、支持軸の回転に対して抵抗を与え始める
第2凸部をカム部の外周面に備えてある。
【0007】
【作用】本発明のように構成すると、例えば図5及び図
6に示すように支持ケース2の回転に伴い、支持ケース
2側の第3ギヤ18により植付アーム3側の第2ギヤ1
2が駆動されて、植付アーム3の姿勢が決定されてい
る。これにより、図5及び図6に示す状態で植付アーム
3が後方(紙面時計方向)に、バックラッシュGの分だ
け揺動可能な状態にある。この状態で植付アーム3が苗
取出し口を通過する際に苗から反力を受けると、植付ア
ーム3が後方に揺動して第2ギヤ12のギヤ歯が第3ギ
ヤ18のギヤ歯に衝突するのである。そこで、本発明の
ように植付アーム3が苗取出し口を通過する直前に、カ
ムアーム22及びカム部21の第1凸部21aにより、
植付アーム3側の第2ギヤ12を先行回転させておく
と、図3及び図4に示すようにバックラッシュGの位置
が逆転し、植付アーム3がそれ以上後方(紙面時計方
向)に揺動できなくなる。これにより、この状態で植付
アーム3が苗取出し口を通過する際に苗から反力を受け
ても、ギヤ歯同志が衝突するような現象は生じない。
6に示すように支持ケース2の回転に伴い、支持ケース
2側の第3ギヤ18により植付アーム3側の第2ギヤ1
2が駆動されて、植付アーム3の姿勢が決定されてい
る。これにより、図5及び図6に示す状態で植付アーム
3が後方(紙面時計方向)に、バックラッシュGの分だ
け揺動可能な状態にある。この状態で植付アーム3が苗
取出し口を通過する際に苗から反力を受けると、植付ア
ーム3が後方に揺動して第2ギヤ12のギヤ歯が第3ギ
ヤ18のギヤ歯に衝突するのである。そこで、本発明の
ように植付アーム3が苗取出し口を通過する直前に、カ
ムアーム22及びカム部21の第1凸部21aにより、
植付アーム3側の第2ギヤ12を先行回転させておく
と、図3及び図4に示すようにバックラッシュGの位置
が逆転し、植付アーム3がそれ以上後方(紙面時計方
向)に揺動できなくなる。これにより、この状態で植付
アーム3が苗取出し口を通過する際に苗から反力を受け
ても、ギヤ歯同志が衝突するような現象は生じない。
【0008】そして、植付アーム3が苗取出し口を通過
し苗を取り出した後、支持ケース2がさらに回転する
と、カムアーム22及び第1凸部21aによる先行回転
作用が消えるので、図5及び図6に示すように第3ギヤ
18により第2ギヤ12が回転駆動される状態となり、
第2ギヤ12と第3ギヤ18との間には図6に示すよう
なバックラッシュGが生じる。そして、図7に示すよう
に植付アーム3が田面に突入する直前にまで支持ケース
2が回転すると、カム部21の第2凸部21bがカムア
ーム22の先端に押圧され、カムアーム22がカム部2
1の外周面に乗り上げるような状態となって、植付アー
ム3及びカム部21の紙面時計方向への回転に対して抵
抗が掛かる。従って、この状態で植付アーム3が田面に
突入し始めて、その反力で植付アーム3及びカム部21
が紙面時計方向に回転させられようとした場合、前述の
カム部21の第2凸部21bとカムアーム22との抵抗
作用により、植付アーム3及びカム部21の紙面時計方
向への回転に対して抵抗が掛かる。これにより、図7及
び図8に示す状態で植付アーム3側の第2ギヤ12が、
紙面時計方向に回転して、第2ギヤ12のギヤ歯が第3
ギヤ18のギヤ歯の背面(図8の紙面左側の面)に衝突
するような状態になっても、前述の第2凸部21bとカ
ムアーム22との抵抗作用により、この衝突が緩和され
るのである。
し苗を取り出した後、支持ケース2がさらに回転する
と、カムアーム22及び第1凸部21aによる先行回転
作用が消えるので、図5及び図6に示すように第3ギヤ
18により第2ギヤ12が回転駆動される状態となり、
第2ギヤ12と第3ギヤ18との間には図6に示すよう
なバックラッシュGが生じる。そして、図7に示すよう
に植付アーム3が田面に突入する直前にまで支持ケース
2が回転すると、カム部21の第2凸部21bがカムア
ーム22の先端に押圧され、カムアーム22がカム部2
1の外周面に乗り上げるような状態となって、植付アー
ム3及びカム部21の紙面時計方向への回転に対して抵
抗が掛かる。従って、この状態で植付アーム3が田面に
突入し始めて、その反力で植付アーム3及びカム部21
が紙面時計方向に回転させられようとした場合、前述の
カム部21の第2凸部21bとカムアーム22との抵抗
作用により、植付アーム3及びカム部21の紙面時計方
向への回転に対して抵抗が掛かる。これにより、図7及
び図8に示す状態で植付アーム3側の第2ギヤ12が、
紙面時計方向に回転して、第2ギヤ12のギヤ歯が第3
ギヤ18のギヤ歯の背面(図8の紙面左側の面)に衝突
するような状態になっても、前述の第2凸部21bとカ
ムアーム22との抵抗作用により、この衝突が緩和され
るのである。
【0009】次に、植付アームの支持軸に掛かる伝動ト
ルクの変化について、図3に示す本発明のカム部21及
びカムアーム22を装備した場合と、本発明のカム部及
びカムアームを全く備えていない場合について説明す
る。本発明のカム部及びカムアームを全く備えていない
場合、一つの植付アームの支持軸に掛かる伝動トルクは
図9の実線Bに示すような状態となる。つまり、植付ア
ームが苗取出し口を通過して苗を取り出す際に、苗から
の反力によりバックラッシュの遊びの分だけ、植付アー
ムの支持軸が回転させられる。この瞬間、第3ギヤから
支持軸の第2ギヤに対する駆動作用が消えるので、支持
軸に掛かる伝動トルクが急低下し(時点B1)、次に第
2ギヤと第3ギヤのギヤ歯同志が衝突した瞬間に伝動ト
ルクが急上昇する(時点B2)。次に、植付アームが田
面に突入した際に田面からの反力によりバックラッシュ
の遊びの分だけ、植付アームの支持軸が回転させられ
る。この瞬間、第3ギヤから支持軸の第2ギヤに対する
駆動作用が消えるので、支持軸に掛かる伝動トルクが急
低下し(時点B3)、次に第2ギヤと第3ギヤのギヤ歯
同志が衝突した瞬間に伝動トルクが急上昇する(時点B
4)。以後、図9の実線Bに示すサイクルを繰り返す。
ルクの変化について、図3に示す本発明のカム部21及
びカムアーム22を装備した場合と、本発明のカム部及
びカムアームを全く備えていない場合について説明す
る。本発明のカム部及びカムアームを全く備えていない
場合、一つの植付アームの支持軸に掛かる伝動トルクは
図9の実線Bに示すような状態となる。つまり、植付ア
ームが苗取出し口を通過して苗を取り出す際に、苗から
の反力によりバックラッシュの遊びの分だけ、植付アー
ムの支持軸が回転させられる。この瞬間、第3ギヤから
支持軸の第2ギヤに対する駆動作用が消えるので、支持
軸に掛かる伝動トルクが急低下し(時点B1)、次に第
2ギヤと第3ギヤのギヤ歯同志が衝突した瞬間に伝動ト
ルクが急上昇する(時点B2)。次に、植付アームが田
面に突入した際に田面からの反力によりバックラッシュ
の遊びの分だけ、植付アームの支持軸が回転させられ
る。この瞬間、第3ギヤから支持軸の第2ギヤに対する
駆動作用が消えるので、支持軸に掛かる伝動トルクが急
低下し(時点B3)、次に第2ギヤと第3ギヤのギヤ歯
同志が衝突した瞬間に伝動トルクが急上昇する(時点B
4)。以後、図9の実線Bに示すサイクルを繰り返す。
【0010】これに対して、図3に示す本発明のカム部
21及びカムアーム22を装備した場合、一つの植付ア
ームの支持軸に掛かる伝動トルクは図9の実線Aに示す
ような状態となる。つまり、植付アームが苗取出し口を
通過して苗を取り出す際に、カムアーム及びカム部の第
1凸部の先行回転作用により、植付アームの支持軸が回
転させられる。この先行回転の瞬間、前述と同様に第3
ギヤから支持軸の第2ギヤに対する駆動作用が消えるの
で、支持軸に掛かる伝動トルクが急低下する(時点A
1)。次に、植付アームが苗取出し口を通過して苗から
の反力が第2ギヤから第3ギヤに掛かった際に、伝動ト
ルクが上昇することになる(時点A2)。この場合、前
述の図3及び図2に示すようにバックラッシュGが事前
に消された状態となって、ギヤ歯同志の衝突現象が抑え
られているので、時点A2での伝動トルクの上昇も小さ
なものとなっている。次に、植付アームが田面に突入し
た際に田面からの反力によりバックラッシュの遊びの分
だけ、植付アームの支持軸が回転させられる。この場
合、植付アームの支持軸の回転に対してカムアームとカ
ム部の第2凸部から抵抗が掛かるので、伝動トルクの急
低下は抑えられる(時点A4)。そして、第2ギヤと第
3ギヤのギヤ歯同志が衝突した瞬間に伝動トルクが急上
昇することになるが、前述のようにカムアームとカム部
の第2凸部との抵抗作用で衝突が緩和されているので、
時点A4での伝動トルクの上昇も小さなものとなる。以
後、図9の実線Aに示すサイクルを繰り返す。以上のよ
うに、本発明のカムアーム及びカム部を装備することに
より、図9の実線Aに示すように植付けのサイクルの全
体に亘って、植付アームの支持軸に掛かる伝動トルクの
変化を小さなものに抑えている(特に苗取出し口の通過
時及び田面への突入時の両方の時点)。
21及びカムアーム22を装備した場合、一つの植付ア
ームの支持軸に掛かる伝動トルクは図9の実線Aに示す
ような状態となる。つまり、植付アームが苗取出し口を
通過して苗を取り出す際に、カムアーム及びカム部の第
1凸部の先行回転作用により、植付アームの支持軸が回
転させられる。この先行回転の瞬間、前述と同様に第3
ギヤから支持軸の第2ギヤに対する駆動作用が消えるの
で、支持軸に掛かる伝動トルクが急低下する(時点A
1)。次に、植付アームが苗取出し口を通過して苗から
の反力が第2ギヤから第3ギヤに掛かった際に、伝動ト
ルクが上昇することになる(時点A2)。この場合、前
述の図3及び図2に示すようにバックラッシュGが事前
に消された状態となって、ギヤ歯同志の衝突現象が抑え
られているので、時点A2での伝動トルクの上昇も小さ
なものとなっている。次に、植付アームが田面に突入し
た際に田面からの反力によりバックラッシュの遊びの分
だけ、植付アームの支持軸が回転させられる。この場
合、植付アームの支持軸の回転に対してカムアームとカ
ム部の第2凸部から抵抗が掛かるので、伝動トルクの急
低下は抑えられる(時点A4)。そして、第2ギヤと第
3ギヤのギヤ歯同志が衝突した瞬間に伝動トルクが急上
昇することになるが、前述のようにカムアームとカム部
の第2凸部との抵抗作用で衝突が緩和されているので、
時点A4での伝動トルクの上昇も小さなものとなる。以
後、図9の実線Aに示すサイクルを繰り返す。以上のよ
うに、本発明のカムアーム及びカム部を装備することに
より、図9の実線Aに示すように植付けのサイクルの全
体に亘って、植付アームの支持軸に掛かる伝動トルクの
変化を小さなものに抑えている(特に苗取出し口の通過
時及び田面への突入時の両方の時点)。
【0011】
【発明の効果】以上のように回転駆動される支持ケース
に一対の植付アームを備えた田植機において、植付アー
ムが苗取出し口を通過する際及び植付アームが田面に突
入して苗を植付ける際の両方において、ギヤ歯同志の衝
突現象を防止・抑制することができるようになって、こ
の衝突現象が繰り返されることによる疲労を未然に防止
して耐久性を向上させることができた。そして、植付ア
ームの支持軸に掛かる伝動トルクの変化を全体的に小さ
なものに抑えることができて、さらに耐久性を向上させ
ることができた。
に一対の植付アームを備えた田植機において、植付アー
ムが苗取出し口を通過する際及び植付アームが田面に突
入して苗を植付ける際の両方において、ギヤ歯同志の衝
突現象を防止・抑制することができるようになって、こ
の衝突現象が繰り返されることによる疲労を未然に防止
して耐久性を向上させることができた。そして、植付ア
ームの支持軸に掛かる伝動トルクの変化を全体的に小さ
なものに抑えることができて、さらに耐久性を向上させ
ることができた。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、植付ミッションケース1の後
部の横軸芯P1(支持ケース2の回転中心部位に相当)
周りに、支持ケース2が回動駆動自在に支持され、支持
ケース2の両端に一対の植付アーム3が備えられてお
り、支持ケース2の回転に伴い一対の植付アーム3が苗
のせ台4の苗取出し口4aより交互に苗を取り出し、田
面に植付けて行くようにして苗植付装置が構成されてい
る。そして、植付ミッションケース1の下部には整地兼
姿勢維持用のフロート5が設けられ、これら苗植付装置
がリンク機構(図示せず)を介して走行機体(図示せ
ず)に昇降自在に連結されている。
する。図1に示すように、植付ミッションケース1の後
部の横軸芯P1(支持ケース2の回転中心部位に相当)
周りに、支持ケース2が回動駆動自在に支持され、支持
ケース2の両端に一対の植付アーム3が備えられてお
り、支持ケース2の回転に伴い一対の植付アーム3が苗
のせ台4の苗取出し口4aより交互に苗を取り出し、田
面に植付けて行くようにして苗植付装置が構成されてい
る。そして、植付ミッションケース1の下部には整地兼
姿勢維持用のフロート5が設けられ、これら苗植付装置
がリンク機構(図示せず)を介して走行機体(図示せ
ず)に昇降自在に連結されている。
【0013】次に、支持ケース2の構造について説明す
る。図2及び図1に示すように、植付ミッションケース
1から左右に駆動軸7が突出して支持ケース2がこの駆
動軸7に固定されている。そして、駆動軸7には植付ミ
ッションケース1に固定された円筒状の固定軸8が外嵌
され支持ケース2内に突入しており、支持ケース2内で
固定軸8に第1ギヤ9が連結されている。
る。図2及び図1に示すように、植付ミッションケース
1から左右に駆動軸7が突出して支持ケース2がこの駆
動軸7に固定されている。そして、駆動軸7には植付ミ
ッションケース1に固定された円筒状の固定軸8が外嵌
され支持ケース2内に突入しており、支持ケース2内で
固定軸8に第1ギヤ9が連結されている。
【0014】支持ケース2の両端には植付アーム3が回
動自在に軸支されて、その円筒状の支持軸10に第2ギ
ヤ12が固定されている。そして、第1ギヤ9と第2ギ
ヤ12との間には、一対の第3ギヤ17,18が互いに
同芯状に連結されて中間軸11に支持されており、第3
ギヤ17が第1ギヤ9に咬み合い、第3ギヤ18が第2
ギヤ12に咬み合っている。そして。第1,2,3ギヤ
9,12,17,18の各々が非円形ギヤに形成され
て、支持ケース2の回転中での植付アーム3の姿勢を決
定するギヤ機構が構成されている。
動自在に軸支されて、その円筒状の支持軸10に第2ギ
ヤ12が固定されている。そして、第1ギヤ9と第2ギ
ヤ12との間には、一対の第3ギヤ17,18が互いに
同芯状に連結されて中間軸11に支持されており、第3
ギヤ17が第1ギヤ9に咬み合い、第3ギヤ18が第2
ギヤ12に咬み合っている。そして。第1,2,3ギヤ
9,12,17,18の各々が非円形ギヤに形成され
て、支持ケース2の回転中での植付アーム3の姿勢を決
定するギヤ機構が構成されている。
【0015】次に、植付アーム3の取付部付近の構造に
ついて説明する。図2及び図1に示すように支持軸10
は円筒状で、支持ケース2にベアリングを介して支持さ
れて、植付アーム3からのカム軸13が支持軸10内を
通っており、リング部材16によりカム軸13の先端が
支持ケース2に固定された状態となっている。そして、
植付アーム3内においてカム軸13と苗押出し具3aと
の間でカム機構19が構成されており、植付アーム3が
苗取出し口4aを通過するときは苗押出し具3aが植付
アーム3内に退入して、苗押出し具3aと植付爪3bと
の間で苗を挾持するように、植付アーム3が田面内に突
入したときには苗押出し具3aが突出して苗を田面に押
出すように構成している。又、植付アーム3はピン14
及びキー15により支軸軸10に対して固定されてお
り、ピン14を抜き取ることによって植付アーム3及び
カム軸13を一体で支持ケース2から抜き取ることがで
きる。
ついて説明する。図2及び図1に示すように支持軸10
は円筒状で、支持ケース2にベアリングを介して支持さ
れて、植付アーム3からのカム軸13が支持軸10内を
通っており、リング部材16によりカム軸13の先端が
支持ケース2に固定された状態となっている。そして、
植付アーム3内においてカム軸13と苗押出し具3aと
の間でカム機構19が構成されており、植付アーム3が
苗取出し口4aを通過するときは苗押出し具3aが植付
アーム3内に退入して、苗押出し具3aと植付爪3bと
の間で苗を挾持するように、植付アーム3が田面内に突
入したときには苗押出し具3aが突出して苗を田面に押
出すように構成している。又、植付アーム3はピン14
及びキー15により支軸軸10に対して固定されてお
り、ピン14を抜き取ることによって植付アーム3及び
カム軸13を一体で支持ケース2から抜き取ることがで
きる。
【0016】次に、植付アーム3において第2ギヤ12
と第3ギヤ18との間のバックラッシュGの遊びを消す
構造、及び、植付アーム3の支持軸10に掛かる伝動ト
ルクの変化について説明する。植付アーム3が田面への
苗の植付けを終了し後側を回っている状態では、支持軸
10の第2ギヤ12と第3ギヤ18との間には、図6に
示すようなバックラッシュGが生じている。これは支持
ケース2の回転により固定の第1ギヤ9の回りを第3ギ
ヤ17が咬み合いながら回転し、第3ギヤ18により第
2ギヤ12が回転駆動されているからである。
と第3ギヤ18との間のバックラッシュGの遊びを消す
構造、及び、植付アーム3の支持軸10に掛かる伝動ト
ルクの変化について説明する。植付アーム3が田面への
苗の植付けを終了し後側を回っている状態では、支持軸
10の第2ギヤ12と第3ギヤ18との間には、図6に
示すようなバックラッシュGが生じている。これは支持
ケース2の回転により固定の第1ギヤ9の回りを第3ギ
ヤ17が咬み合いながら回転し、第3ギヤ18により第
2ギヤ12が回転駆動されているからである。
【0017】そして、図2及び図3に示すように支持軸
10において、第3ギヤ17に対向する部分(第2ギヤ
12のボス部)に、円周方向に沿って第1凸部21aか
ら第2凸部21bまで一連に形成されたカム部21が固
定されており、支持ケース2の横軸心P2周りに揺動自
在にカムアーム22が支持され、このカムアーム22の
先端がバネ23によりカム部21側に押し付けられるよ
うにしている。この構造は、一対の植付アーム3の両方
に備えられている。
10において、第3ギヤ17に対向する部分(第2ギヤ
12のボス部)に、円周方向に沿って第1凸部21aか
ら第2凸部21bまで一連に形成されたカム部21が固
定されており、支持ケース2の横軸心P2周りに揺動自
在にカムアーム22が支持され、このカムアーム22の
先端がバネ23によりカム部21側に押し付けられるよ
うにしている。この構造は、一対の植付アーム3の両方
に備えられている。
【0018】以上の構造により図3及び図4に示すよう
に、植付アーム3が上方の苗取出し口4aの直前に来る
まで支持ケース2が紙面反時計方向に回転すると、カム
アーム22がカム部21の第1凸部21aに乗り上げ
て、この第1凸部21aを押し操作する状態となる。こ
のような状態になるとバネ23の付勢力によってカム部
21及び支持軸10、植付アーム3等が第3ギヤ18に
対し先行回転、つまり図3において時計回りに回転させ
られる。
に、植付アーム3が上方の苗取出し口4aの直前に来る
まで支持ケース2が紙面反時計方向に回転すると、カム
アーム22がカム部21の第1凸部21aに乗り上げ
て、この第1凸部21aを押し操作する状態となる。こ
のような状態になるとバネ23の付勢力によってカム部
21及び支持軸10、植付アーム3等が第3ギヤ18に
対し先行回転、つまり図3において時計回りに回転させ
られる。
【0019】これにより、図4に示すように植付アーム
3側の第2ギヤ12のギヤ歯が第3ギヤ18のギヤ歯に
後方から当たるようになり、図4に示すような位置にバ
ックラッシュGが生じることになる。従って、図3及び
図4に示す状態で植付アーム3が苗取出し口4aを通過
する際に、苗から反力を受けて時計回りに回転させられ
ようとしても、各ギヤ歯同志が衝突し合うような現象は
生じないのである。
3側の第2ギヤ12のギヤ歯が第3ギヤ18のギヤ歯に
後方から当たるようになり、図4に示すような位置にバ
ックラッシュGが生じることになる。従って、図3及び
図4に示す状態で植付アーム3が苗取出し口4aを通過
する際に、苗から反力を受けて時計回りに回転させられ
ようとしても、各ギヤ歯同志が衝突し合うような現象は
生じないのである。
【0020】植付アーム3の支持軸10に掛かる伝動ト
ルクの変化を図9の実線Aで示す。この場合、前述の図
3に示すようカムアーム22により支持軸10及び第2
ギヤ12が先行回転させられると、この瞬間に支持軸1
0にかかる伝動トルクが急低下し(時点A1)、次に植
付アーム3が苗取出し口4aを通過して苗から反力を受
けると、その瞬間に伝動トルクが上昇する(時点A
2)。この場合、前述の図3及び図4に示すようにバッ
クラッシュGが事前に消された状態となって、ギヤ歯同
志の衝突現象が抑えられているので、時点A2での伝動
トルクの上昇も小さなものとなっている。そして、苗か
らの反力が消えると伝動トルクが定常の状態に戻る(時
点A3)。
ルクの変化を図9の実線Aで示す。この場合、前述の図
3に示すようカムアーム22により支持軸10及び第2
ギヤ12が先行回転させられると、この瞬間に支持軸1
0にかかる伝動トルクが急低下し(時点A1)、次に植
付アーム3が苗取出し口4aを通過して苗から反力を受
けると、その瞬間に伝動トルクが上昇する(時点A
2)。この場合、前述の図3及び図4に示すようにバッ
クラッシュGが事前に消された状態となって、ギヤ歯同
志の衝突現象が抑えられているので、時点A2での伝動
トルクの上昇も小さなものとなっている。そして、苗か
らの反力が消えると伝動トルクが定常の状態に戻る(時
点A3)。
【0021】以上のようにして植付アーム3が苗取出し
口4aを通過し苗を取り出した後、支持ケース2がさら
に回転すると、カムアーム22及び第1凸部21aによ
る先行回転作用が消えるので、図5及び図6に示すよう
に、第3ギヤ18により第2ギヤ12が回転駆動される
状態となり、第2ギヤ12と第3ギヤ18との間には図
6に示すようなバックラッシュGが生じる。
口4aを通過し苗を取り出した後、支持ケース2がさら
に回転すると、カムアーム22及び第1凸部21aによ
る先行回転作用が消えるので、図5及び図6に示すよう
に、第3ギヤ18により第2ギヤ12が回転駆動される
状態となり、第2ギヤ12と第3ギヤ18との間には図
6に示すようなバックラッシュGが生じる。
【0022】この状態で、植付アーム3が田面に突入す
る直前にまで支持ケース2が回転すると、図7に示すよ
うにカム部21の第2凸部21bがカムアーム22の先
端の位置にまで回転してくる。従って、図7の状態で植
付アーム3が田面に突入し、その反力で植付アーム3及
びカム部21が紙面時計方向に回転させられようとした
場合、カム部21の第2凸部21bがカムアーム22の
先端に押圧されて、植付アーム3及びカム部21の紙面
時計方向への回転に対して抵抗が掛かる。
る直前にまで支持ケース2が回転すると、図7に示すよ
うにカム部21の第2凸部21bがカムアーム22の先
端の位置にまで回転してくる。従って、図7の状態で植
付アーム3が田面に突入し、その反力で植付アーム3及
びカム部21が紙面時計方向に回転させられようとした
場合、カム部21の第2凸部21bがカムアーム22の
先端に押圧されて、植付アーム3及びカム部21の紙面
時計方向への回転に対して抵抗が掛かる。
【0023】これにより、図7及び図8に示す状態で植
付アーム3側の第2ギヤ12が、紙面時計方向に回転し
て、第2ギヤ12のギヤ歯が第3ギヤ18のギヤ歯の背
面(図8の紙面左側の面)に衝突するような状態になっ
ても、前述の第2凸部21bとカムアーム22との抵抗
作用により、この衝突が緩和される。このように植付ア
ーム3が田面に突入する際には、支持軸10に掛かる伝
動トルクが急低下し再び急上昇する状態になるが、前述
の図7に示すような第2凸部21bとカムアーム22と
の抵抗作用で支持軸10の回転に抵抗が掛かるので、伝
動トルクの急低下がない。そして、前述の抵抗作用によ
りギヤ歯同志の衝突が緩和されるので、時点A4での伝
動トルクの上昇も小さなものとなる。
付アーム3側の第2ギヤ12が、紙面時計方向に回転し
て、第2ギヤ12のギヤ歯が第3ギヤ18のギヤ歯の背
面(図8の紙面左側の面)に衝突するような状態になっ
ても、前述の第2凸部21bとカムアーム22との抵抗
作用により、この衝突が緩和される。このように植付ア
ーム3が田面に突入する際には、支持軸10に掛かる伝
動トルクが急低下し再び急上昇する状態になるが、前述
の図7に示すような第2凸部21bとカムアーム22と
の抵抗作用で支持軸10の回転に抵抗が掛かるので、伝
動トルクの急低下がない。そして、前述の抵抗作用によ
りギヤ歯同志の衝突が緩和されるので、時点A4での伝
動トルクの上昇も小さなものとなる。
【0024】そして、図7に示す状態から支持ケース2
が紙面反時計方向に回転すると、カムアーム22の先端
がカム部21の外周面に乗り上げた状態で、支持軸10
が回転していく。これにより、カムアーム22の先端と
カム部21の外周面との摩擦によって支持軸10の回転
に抵抗が掛かることになるので、支持軸10に掛かる伝
動トルクは時点A5のように少し高くなる。その後、植
付アーム3が苗取出し口4aの直前に達して図3の状態
に戻ると、カムアーム22の作用により、支持軸10に
掛かる伝動トルクが急低下するのであり、以後このサイ
クルを繰り返して行く。
が紙面反時計方向に回転すると、カムアーム22の先端
がカム部21の外周面に乗り上げた状態で、支持軸10
が回転していく。これにより、カムアーム22の先端と
カム部21の外周面との摩擦によって支持軸10の回転
に抵抗が掛かることになるので、支持軸10に掛かる伝
動トルクは時点A5のように少し高くなる。その後、植
付アーム3が苗取出し口4aの直前に達して図3の状態
に戻ると、カムアーム22の作用により、支持軸10に
掛かる伝動トルクが急低下するのであり、以後このサイ
クルを繰り返して行く。
【0025】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】苗植付装置の全体側面図
【図2】支持ケース及び植付アームの横断平面図
【図3】植付アームが苗取出し口の直前に達した状態で
の支持ケースの縦断側面図
の支持ケースの縦断側面図
【図4】図3に示す状態での植付アーム側の第2ギヤと
支持ケース側の第3ギヤとの咬合状態を示す側面図
支持ケース側の第3ギヤとの咬合状態を示す側面図
【図5】図3に示す状態から植付アームが田面側に回転
した状態での支持ケースの縦断側面図
した状態での支持ケースの縦断側面図
【図6】図5に示す状態での植付アーム側の第2ギヤと
支持ケース側の第3ギヤとの咬合状態を示す側面図
支持ケース側の第3ギヤとの咬合状態を示す側面図
【図7】植付アームが田面の突入する直前に達した状態
での支持ケースの縦断側面図
での支持ケースの縦断側面図
【図8】図7に示す状態での植付アーム側の第2ギヤと
支持ケース側の第3ギヤとの咬合状態を示す側面図
支持ケース側の第3ギヤとの咬合状態を示す側面図
【図9】植付アームの支持軸に掛かる伝動トルクの変化
を示す図
を示す図
1 植付ミッションケース 2 支持ケース 3 植付アーム 4 苗のせ台 4a 苗取出し口 7 駆動軸 9 第1ギヤ 10 支持軸 12 第2ギヤ 17,18 第3ギヤ 21 カム部 21a カム部の第1凸部 21b カム部の第2凸部 22 カムアーム 23 バネ P1 回転中心部位
Claims (1)
- 【請求項1】 植付ミッションケース(1)から横側方
に突出し回転駆動される駆動軸(7)に支持ケース
(2)を固定し、前記支持ケース(2)内の回転中心部
位(P1)に第1ギヤ(9)を前記植付ミッションケー
ス(1)に対して固定状態で配置して、前記支持ケース
(2)の両端に一対の植付アーム(3)を備え、この植
付アーム(3)を支持する支持軸(10)に固定された
第2ギヤ(12)と、前記第1ギヤ(9)との間の支持
ケース(2)内に、前記第1及び第2ギヤ(9),(1
2)に咬合する第3ギヤ(17),(18)を配置し
て、前記支持ケース(2)の回転に伴う前記第1,2,
3ギヤ(9),(12),(17),(18)のギヤ咬
み合いにより、支持ケース(2)に対する両植付アーム
(3)の姿勢を決定して、この両植付アーム(3)が苗
のせ台(4)の苗取出し口(4a)から交互に苗を取り
出して、田面に植付けて行くように構成してある田植機
であって、 前記両植付アーム(3)の支持軸(10)に円周方向に
沿うカム部(21)を備え、バネ(23)により先端が
前記カム部(21)の外周面との接当押圧側に付勢され
るカムアーム(22)を、前記支持ケース(2)内に備
えると共に、前記植付アーム(3)が苗取出し口(4
a)を通過する直前において、前記カムアーム(22)
により接当押し操作されることで、前記支持軸(10)
の第2ギヤ(12)を第3ギヤ(18)に対して先行回
転させる第1凸部(21a)を前記カム部(21)の外
周面に備え、且つ、前記植付アーム(3)が田面に突入
する直前において、前記カムアーム(22)により接当
押し操作されることで、前記支持軸(10)の回転に対
して抵抗を与え始める第2凸部(21b)を前記カム部
(21)の外周面に備えてある田植機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13842292A JP2813640B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 田植機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13842292A JP2813640B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 田植機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05328812A JPH05328812A (ja) | 1993-12-14 |
| JP2813640B2 true JP2813640B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=15221598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13842292A Expired - Fee Related JP2813640B2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 田植機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2813640B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107960180B (zh) * | 2018-01-25 | 2024-02-27 | 郭为武 | 一种插秧机 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP13842292A patent/JP2813640B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05328812A (ja) | 1993-12-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |