JP2813502B2 - 着脱可能ファイル・プログラミング・ユニット - Google Patents

着脱可能ファイル・プログラミング・ユニット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は電子ロックを有する格納装置組立
体に関する。特に、本発明は、限定され変化するアクセ
スを有する、電子的にプログラム可能なロッキング格納
装置組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】会社の規模が大きくなるに従って、情報
へのアクセスを、その情報を使う必要のある従業員だけ
に限定する必要が大きくなってくる。アクセスの制限
は、従業員に自己の仕事に専心させるのに役立ち、情報
がその格納場所外にあるときに情報の位置を突き止める
のに必要な時間を増大させる。また、情報のアクセスを
制限することは、該情報の安全性を高めることになる。
【0003】1989年2月1日に出願された、米国特
許出願第303,949号の一部係属出願である米国特許
出願第505,037号は、同一の発明者のものであり、
ファイキャビネットなどの格納ユニットのための電子イ
ンターロック・システムを開示している。この電子イン
ターロックは、他のファイルキャビネットから完全に独
立したロックであるけれども、その外部のパソコンなど
のコンピューターとの電子通信を可能にするポートを持
つことが出来る。
【0004】従来の技術は、電子ロックのプログラム可
能性を取り去ることが出来る様になっている事務用備品
のために使われる電子ロックを開示していない。197
8年4月11日にフォン・デン・ステメン等(von den S
temmen et al)に発行された米国特許第 4,083,424号
は、乗物の積荷スペースの電子ロックをロック解除する
ためにコード(これはユーザーが入力する)を受け取る
ためのキーボードを有する携帯用ハウジングユニットを
開示している。しかし、この携帯ハウジングユニット
は、乗物のロックに新しい又は既存のコードをプログラ
ムする能力を持っていない。
【0005】1974年5月21日にガートナー(Gart
ner)に発行された米国特許第 3,812,403号は、ドア及び
ドアジャムから成るドアのための電子ロック・システム
を開示している。着脱可能な押しボタンスイッチが該ロ
ックシステムに挿入され、ロッキング・シーケンスが該
ロックシステムに転送される。若しそのシーケンスが合
っていると、ドアがロック解除される。しかし、このシ
ステムは、押しボタンスイッチを介して該ドアロックシ
ステムをプログラムする能力を開示していない。
【0006】1981年2月10日にネルソン(Nelso
n)に発行された米国特許第 4,250,533号は、1個のプ
ログラマブル・キーを有する保安システムを開示してい
る。該キーはプログラマブル読み出し専用メモリー・チ
ップ(PROM)を持っており、これには数個のコード
がある。該キーを該保安システムに挿入するとき、該P
ROMを究極的にはシフトレジスターに該コードを逐次
誘導的に転送し、ここで該コードは、読み出し専用メモ
リーチップ(ROM)に記憶されている許容可能なコー
ドと比較されるべく比較論理に移動させられるまで記憶
される。該キーはプログラマブルで、一連のアクセスコ
ードを保持することが出来るけれども、該キーは、新し
いコードを保安システムに導入することによって保安シ
ステムをプログラムすることは出来ない。このことは、
PROMチップ内に記憶されているコードを該保安シス
テムが記憶し、それがプログラマブルでないという事実
から明らかである。
【0007】
【発明の概要】本発明は、電子ロックを有する格納装置
組立体である。該格納装置組立体は、囲いを画定するハ
ウジング手段を含む。該ハウジング手段は、閉鎖状態と
開放状態との間を移動出来るように該ハウジング手段に
より支持される複数の格納ユニットに分割される。個々
のロック手段には、その複数の格納ユニットの各々が随
伴している。個々のロック手段は、該格納ユニットの各
々を独立に閉鎖状態にロックするための通常閉鎖状態を
有すると共に、該複数の格納ユニットの各々が該開放状
態に移動することを独立に許すためのロック解除位置へ
移動可能である。本発明は更に該ロック手段を制御する
ための制御手段も包含する。該制御手段は、該ハウジン
グ手段に接続され、複数のアクセスコードを記憶し、入
力コードを受け取り、該入力コードが該複数のアクセス
コードの一つに等しいときにロック解除信号を生成する
ことによって個々のロックを制御する。該組立体は、着
脱可能プログラミング手段を包含することを特徴とす
る。この着脱可能プログラミング手段は、それに記憶さ
れている複数のアクセスコードを選択的に変更するため
に該制御手段と着脱可能に接続可能である。それは、該
アクセスコードの変更を防止するために遠い場所へ移動
させるべく該制御手段から取り外すことも可能である。
【0008】本発明の利点は、1個以上の格納装置組立
体を1個以上のコンピューターに導線で接続する必要を
無くすることによってコストを下げること、並びに、該
制御手段をプログラムする能力を該格納装置組立体から
除くことによって該格納ユニットの安全性を高めること
を含む。本発明の他の利点は、添付図面と関連させて以
下の説明を参照することから本発明がより良く理解され
るに従って容易に理解されることとなろう。
【0009】
【実施例】図1を参照すると、本発明が10で包括的に
指示されている。着脱可能プログラミング手段11は、
格納装置組立体14の電子ロック12とインターフェー
スする様に設計されている。本発明10は、電子ロック
12のメモリーにアクセスするための有益な手段であ
る。電子ロック12については、詳しく後述する。
【0010】格納装置組立体14は、物を格納する能力
のある如何なる種類の設備であってもよい。図1におい
て、格納装置組立体14は、ファイルキャビネットとし
て示されている。ファイルキャビネット14は、囲いを
画定するハウジング16を含む。その囲いは格納ユニッ
ト18によって分割されており、各格納ユニット18
(2個だけ完全に示されている)は、閉鎖状態と開放状
態との間を移動可能であり、両方の状態が、上の格納ユ
ニット18と下の格納ユニット18とでそれぞれ表され
ている。格納ユニット18は、格納ユニット18を開い
て開放状態とするのに役立つハンドル20を持つことが
出来る。格納ユニット18は、前面22、2個の側面2
4、底面及び背面(いずれも図示せず)を有する。2個
の側面24は、ハウジング16の側面に取りつけられた
トラック(図示せず)に従うガイド26を有する。格納
ユニット16には、上から下に向かって、上昇順に番号
が付されている。例えば、一番上の格納ユニット18は
『1』と呼ばれ、上から2番目の格納ユニット18は
『2』と呼ばれる、等々であり、その重要性については
後述する。
【0011】着脱可能プログラミング手段11は、図1
において開放状態の格納ユニット18のハンドル20に
留められて示されている。クリップ32はU形状で、前
面22の頂部周囲に嵌まるので、オペレータは、着脱可
能プログラミング手段10を操作している間、該プログ
ラミング手段を保持する必要がない。着脱可能プログラ
ミング手段11は、更に、着脱可能プログラミング手段
10を格納ユニット18の前面22から離間させて位置
決めして該プログラミング手段の操作を助けるための引
込み可能なスタンド手段34を包含している。引込み可
能なスタンド手段34は、硬い材料(典型的には金属)
のU形状部材であり、着脱可能プログラミング手段11
が使われていないときに格納を容易にするために引込み
可能スタンド手段34を邪魔にならない所へ回転させる
ことを可能にするヒンジ(図示せず)が該引込み可能な
スタンド手段34を本発明10の背面に取りつけてい
る。
【0012】着脱可能プログラミング手段11は、更
に、着脱可能プログラミング手段11を電子ロック手段
12に電子的に接続する接続手段36を備えている。接
続手段36は、各導線は別々の電気信号を伝送する媒体
として作用出来る様に互いに絶縁された長い導線38の
組から成る。導線38の長い組は、接続端部39を持っ
ていて、標準的な長い電話コード38に似ているが、そ
の理由は、それが安価で、市場で容易に入手出来、そし
て最も大切なことには、それが長い導線38の組と同一
の作用をする様に設計されているからである。勿論、本
発明に何ら発明的なものを付加することなく電話コード
38の代わりに如何なる種類の伝送媒体を使うことも出
来る。その様な代替物は、音響学、光学又は伝播を利用
するシステムであることが出来る。
【0013】電子ロック12は、図1において、制御手
段40、入力手段42、及び個々のロック手段44(2
個が図示されている)を有するものとして示されてい
る。入力手段42は、文字数字キーボード42である。
接続ポート46は、文字数字キーボード42に隣接して
おり、長い電話コード38の接続端子39を受容する。
接続ポート46は、長い電話コード38を通して着脱可
能プログラミング手段10により制御手段40に送信さ
れる全ての情報を送り出す。電子ロック12について
は、後に詳しく説明する。
【0014】着脱可能プログラミング手段11は図2に
一層詳しく示されている。着脱可能プログラミング手段
11は実質的に長方形である。着脱可能プログラミング
手段11は、3個のセクション50,52,54に分割
された正面側48を有する。第1セクション50は、印
刷したものを置くのに適した平らな空のスペースであ
る。第2セクション52は、ディスプレイが存在する領
域である。ディスプレイ52は、標準的な液晶ディスプ
レイ(LCD)である。着脱可能プログラミング手段1
1は、シャープ・インコーポレーテッド(Sharp Incorp
orated) が製造しているLCDディスプレイ#LM16
255を使うように設計されているが、随意の適当なデ
ィスプレイを使ってもよい。本発明の第3セクション5
4はキーボード54である。キーボード54は、2種類
のキー、即ち、モードキー56と数字キー58と、から
なる。モードキー56は6個あり、各々、“PROGR
AM”60、“PROGRAM VERIFY”62、
“NEXT”64、“DELETE”66、“YES”
68、及び“NO”70というラベルが個別に付されて
いる。コードキー56は、どんな情報が操作されるべき
か、それをどの様に操作するかを決定する。本発明10
が働くときに各モードキー56が行う正確な操作を説明
する。
【0015】数値キー58は、1ないし6の番号が付さ
れているキーの2×3の行列から成る。数値キー58の
三つの機能は、(i)制御手段40へのアクセスを得る
ために保安コードを入力すること、(ii)制御手段40
により格納されるアクセスコードのリストを付加し、削
除し、或いは修正することによりアクセスコードの状況
を変更すること、(iii)特定のアクセスコードを入力す
る事によって、アクセスされることのある格納ユニット
18を入力すること、である。
【0016】図3を参照すると、着脱可能プログラミン
グ手段11と制御手段40とがブロック図の形で示され
ている。また、電源72と電圧調整装置74とを表すブ
ロックも示されている。電源72は、2個の可能な方
法、即ち、標準的壁引出し口への直接接続、又は、専用
給電線からの接続、の中の一つで電流を運ぶ導線76か
ら電力を受け取るが、その専用給電線は、2個以上のフ
ァイルキャビネット14又はファイルキャビネット14
のバンクが相互に近接して位置するときに使われる配線
ハーネスの一部である。電源72は、直流12Vをライ
ン78,80に沿って電圧調整装置74及びソレノイド
・ドライバー82へ供給する。電圧調整装置74は、残
りの制御手段に直流5Vの電力を供給する。ソレノイド
・ドライバー82は、個々のソレノイド84(図1から
良く分かる)から成る個々のロック手段44を操作す
る。個々のロック手段44(1対が各格納ユニット18
に随伴している)は、プランジャー86が外方に伸びて
各格納ユニット18を独立に閉鎖位置にロックする通常
ロック状態を有すると共に、プランジャー86が内方に
引き込まれて(図1の上から2番目の格納ユニットに見
られる)複数の格納ユニット18の各々が該開放位置に
移動することを独立に許すロック解除位置へ移動可能で
ある。
【0017】制御手段40は、更に、マイクロプロセッ
サ88を備えている。マイクロプロセッサ88は8ビッ
トCMOSマイクロコントローラであり、外部の電子的
にプログラマブルな読み出し専用メモリー(EPRO
M)90から受け取る命令、即ち、マイクロコード、に
従って作動する。マイクロプロセッサ88は、アクセス
コードと、そのアクセスコード(以下、『組合せコー
ド』と称する)に割り当てられた格納ユニット18とを
外部CMOSメモリーチップ92に格納し検索する。マ
イクロプロセッサ88は、現在の動作モードに基づい
て、着脱可能プログラミング手段11のキーボード54
を介するか又は入力手段42により入力されるアクセス
コード及び/又は保安コードを、CMOSメモリーチッ
プ92内のアクセスコード及び/又は保安コードと比較
する。入力手段により入力されたアクセスコード(入力
コード)が、CMOSメモリーチップ92内のアクセス
コードと比較される場合、両者が同一であると、一致と
判断される。この際、ロック解除信号が制御手段40で
あるマイクロプロセッサ88から発生される。このロッ
ク解除信号は、入力されたアクセスコードに対応するソ
レノイド・ドライバー82を駆動して関連するロック手
段44をロック解除位置へ移動し、他の格納ユニットと
は独立して、入力アクセスコードに関係する特定の格納
ユニット18が開放位置に移動することを可能とする。
従って、特定の格納ユニット18が利用可能となる。C
MOSメモリーチップ92は、各組合せコードを個別に
記憶する200個のレジスター(図示せず)と、保安コ
ード用の少なくとも1個のレジスターとから成る。マイ
クロプロセッサ88は、4個の8ビット入力ポートも制
御するが、それは、入力手段42のキーポート・マトリ
ックス94と、スイッチ入力96と、埋設コードジャッ
パー98と、ループアドレス100とである。これら4
個の入力ポート94、96、98、100のいずれかが
作動可能にされたとき、それに記憶されている情報が8
ビット・データバス102上に置かれ、マイクロプロセ
ッサ88へ送られる。
【0018】低位8ビット・アドレスバスは8ビットラ
ッチ104のあるデータバスから多重化解除(demultip
lex)される。このラッチ104は、アドレスラッチ・イ
ネーブル制御信号の立ち下がりエッジで命令サイクルの
一部分を記憶する。このラッチされたアドレスはEPR
OMチップ90とCMOSチップ92とへ送られる。高
位アドレスバス105は、マイクロプロセッサ88から
直接出力されてEPROMチップ90、CMOSチップ
92、及びアドレスデコード回路106へ送られる。
【0019】アドレスデコード回路は、高位アドレスを
マイクロプロセッサ88からのデータ読み出し制御信号
110と共にデコードし、4個の8ビット入力ポート9
4、96、98、100の各々に専用読み出し信号11
2を送る。リセット生成回路を連続的に遮断すると共に
通常動作中に制御手段40のリセットを防止するために
専用読み出し信号112がリセット生成回路114にも
送られる。リセット生成回路114は、故障が検出され
たときに回路の全てをリセットする。
【0020】リセット生成回路114は、制御手段40
のパワーアップ時に制御手段40をリセット状態に保持
すると共に入力電圧が所定レベルより下がった場合に
は、リセットで、制御手段40を作動不能にする。これ
により、システムのパワーアップ及びパワーダウンの際
に誤ったデータがCMOSチップ92に書き込まれるこ
とが防止される。リセット生成回路114は、見張りタ
イマー(図示せず)も包含している。何らかの理由でマ
イクロプロセッサ88のプログラムがその場所を失う
と、読み出し信号は規則的間隔には発生せず、その見張
りタイマーはシステムを通常動作にリセットする。リセ
ット生成回路114は、CMOSチップ92のために電
池バックアップ機能を行う。
【0021】制御手段40は、接続手段36を介して着
脱可能プログラミング手段11をインターフェースす
る。制御手段40についての一層完全な解説は、199
0年10月17日に同じ出願人により出願され同一の譲
受人に譲渡された同時継続出願(私達の参照番号は『M
eridian P−309』である)に開示されてい
る。
【0022】着脱可能プログラミング手段11の電子回
路のブロック図が図4に示されている。遠隔電圧調整装
置116は、長い電話コード36から給電され、着脱可
能プログラミング手段10の残りの部分へ直流5Vを供
給する。アクセス制御インターフェース118も、長い
電話コード36を介して制御手段40と電気的に接続さ
れている。アクセス制御インターフェース118は、制
御手段40のプログラミングに関する情報を制御手段4
0と送受信する。
【0023】アクセス制御インターフェース114は、
着脱可能プログラミング手段11のマイクロプロセッサ
120と2方向通信を行う。マイクロプロセッサ120
は、キーパッド・マトリックス121(これはモード・
キー56と数字キー58とを有する)を通して行われた
要求と、着脱可能プログラミング手段11内のEPRO
Mチップ122から該マイクロプロセッサが受け取る命
令とに従って動作する。また、マイクロプロセッサ12
0は、高位アドレス・ビットと共に制御信号を使ってE
PROMチップ122を操作する。マイクロプロセッサ
120はディスプレイ・デコーダ124も操作し、この
デコーダはディスプレイ・モジュール126を操作す
る。ディスプレイ・デコーダ124は、ディスプレイ・
データを書き込むことの出来るアドレス範囲をデコード
する。このデコーダ126は、マイクロプロセッサ12
0からの高位アドレス及びデータ書込み信号を入力し、
ディスプレイ・モジュール126により解釈されるディ
スプレイ書込み信号を生成する。
【0024】図5を参照すると、本発明の10のマイク
ロプロセッサ120の動作のフローチャートが示されて
いる。このフローチャートを見るとき、結合経路の数字
は常に該ページの最も大きな似た数字と結合する。例え
ば、128の位置の数字1は130の位置の1に結合す
るのであって、132の位置の数字1には結合しない。
また、いずれかのポイントで、完全なコード又は応答を
入力するのにかかる時間が所定時間より大きい場合に
は、マイクロプロセッサ120は直ちにデフォールト位
置134に移行し、オペレータは保安コードを再入力し
なければならなくなることが理解されるべきである。
【0025】着脱可能プログラミング手段10は、接続
手段36に差し込まれた後に『PROGRAM』キー6
0が押されたときにオンになる。マイクロプロセッサ1
20は保安モードであり、数字キー58を介して入力さ
れたコードは、全ての許容可能な保安コードと照合され
る。若し該コードが格納装置組立体の保安コードのいず
れとも一致しないならば、着脱可能プログラミング手段
11はオフになり、『PROGRAM』キー60が押さ
れるのを待つ。若し保安コードが正しければ、着脱可能
プログラミング手段11は機能する状態となり、制御手
段マイクロプロセッサ88にアクセスすることが可能と
なる。
【0026】マイクロプロセッサ120は2種類のモー
ドで作動出来る。図5のフローチャートにおいて左端の
枝で表される第1モードは、分岐点136から始まっ
て、アクセスコードの総数が200を越えなければ、追
加のアクセスコードをCMOSメモリーチップ92に加
える。既存のアクセスコードが入力されると、着脱可能
プログラミング手段11は、新しい引出し割当がその既
存のアクセスコードと関連付けられる『MODIFY』
モードであると見なされる。アクセスコードは、格納装
置組立体14の電子ロック12に入力されたとき、格納
装置組立体14への選択的アクセスを許す。アクセスコ
ードが適切に入力されたことを表す『YES』キー68
の押し下げによってマイクロプロセッサ120が信号さ
れたならば、マイクロプロセッサは、押されて該アクセ
スコードが使われるときに開放されることのある格納ユ
ニット18を表す数字キー58の信号を受け取る。デー
タ入力の完了を信号する『YES』キー68からの信号
をマイクロプロセッサ120が受け取るとき、マイクロ
プロセッサ120は、全ての情報、即ち、新しいアクセ
スコードと、アクセスされることのある随伴する格納ユ
ニット18と、を制御インターフェース118に送り、
ここで該情報は制御手段マイクロプロセッサ88へ送ら
れる。マイクロプロセッサは、ディスプレイ・モジュー
ル126を操作するディスプレイ・デコーダ124に信
号を送ることによって新しいアクセスコードとアクセス
可能な格納ユニット18の番号とを表示する。『PRO
GRAM』キー60から信号が受け取られると、マイク
ロプロセッサ120は分点136に戻る。そうでなけれ
ば、着脱可能プログラミング手段10は自動的にデフォ
ールト位置134に戻る。
【0027】右端の枝で表される第2動作モードは、図
5において分岐点136から始まるものであって、確認
モードである。マイクロプロセッサ120は、『PRO
GRAM VERIFY』キー62が押されたときに自
動的に確認モードに入る。マイクロプロセッサ120
は、直ちに、ブロック138に示されている様にレジス
ターカウンタXをゼロ(0)にセットする。マイクロプ
ロセッサ120は、Xの値を高めて、Xの値(今は1)
をチェックする。若しXの値が、記憶されているアクセ
スコードの数より1だけ大きい値に等しければ、マイク
ロプロセッサ120は分岐点136に戻る。記憶されて
いるアクセスコードの数よりXが小さければ、マイクロ
プロセッサ120はレジスターXのアクセスコードを表
示させる。該マイクロプロセッサは、幾つかのアクセス
コードが記憶されているかを常に『知っている』。10
個のアクセスコードが記憶されているだけならば、10
個のアクセスコードのみが(200個ではない)表示さ
れることが出来る。『DELETE』キー66が押され
ると、『YES』キー68が押されて削除が再確認され
た後に初めてマイクロプロセッサ120は信号を制御手
段マイクロプロセッサ88に送って該アクセスコードと
レジスターXとを削除する。『NEXT』キー64を次
々に押してXを高めると共に不要なものを削除すること
により全てのレジスターを通してスクロールすることが
出来る。
【0028】コンピュータ115は制御手段40と永久
的通信状態にしておくことが出来る。コンピュータ11
5は、着脱可能プログラミング手段11が実行すること
のある上記動作の全てを行うことが出来る。コンピュー
タ115は、組み合わされたコードのブロックを一時に
削除することが出来る。また、該コンピュータは、どの
アクセスコードが使われたか、或いは使われるべく試み
られたかを記録するためにロギング動作を行うことが出
来る。
【0029】回路140の一層詳細な図が図6に示され
ている。全体において、下向きの三角形は全てグランド
に接続される。Vccは直流5Vであり、パワー調整装
置142(LM7805パワー調整装置)により生成さ
れて、回路140全体に給電する。パワー調整装置14
2は、長い電話コード36内の緑色ワイヤ144から直
流12Vを受け取る。コンデンサC1は、グランドに接
続されると共にパワー調整装置142と並列に緑色ワイ
ヤ144に接続され、回路130に受け取られるパワー
の結合を減らす。コンデンサC2、C3及びC4は、詳
しく後述する3個の集積回路120、122、176の
結合を減らす。コンデンサC2、C3及びC4は、互い
に並列であり、パワー調整装置142の出力とグランド
との間に接続されている。回路140には示されていな
いけれども、コンデンサC2、C3、C4はそれぞれの
集積回路120、122、176に近接して配置されて
いる。
【0030】長い電話コード38の黒色ワイヤ150と
白色ワイヤ152とはグランドとして使われ、赤色ワイ
ヤ154は、着脱可能プログラミング手段10が存在す
ることを制御手段40に信号するのに使われる。残りの
2本のライン(黄色ワイヤ156と青色ワイヤ158)
はマイクロプロセッサ120に間接的に接続される。概
して、黄色ワイヤ156は着脱可能プログラミング手段
10から電子ロック12の制御手段40に情報を運び、
青色ワイヤ158は制御手段40からマイクロプロセッ
サ120に情報を運ぶ。
【0031】詳しく言うと、マイクロプロセッサ120
は、制御手段40と通信するときには2個のトランジス
タQ1、Q2を制御する。トランジスタQ1はオープン
コレクタの駆動トランジスタであり、そのコレクタは黄
色ワイヤ156に直結されており、エミッタはグランド
に直結され、ベースは抵抗器R1 に接続されている。抵
抗器R1 はマイクロプロセッサ120と抵抗器R2 とに
並列に接続されている。抵抗器R2 はVccにも接続さ
れている。トランジスタQ1は、逐次データをアクセス
制御インターフェース118に伝送する。抵抗器R
2 は、出力のソーシング(sourcing) 能力を補助するの
に使われる。
【0032】マイクロプロセッサ120は、トランジス
タQ2及び抵抗器R3 にも並列に接続されている。抵抗
器R3 はVccにも接続されている。トランジスタQ2
のコレクタはマイクロプロセッサ120に接続されてい
る。トランジスタQ2のエミッタはグランドに接続さ
れ、ベースは、互いに並列な2個の抵抗器R4 、R5
接続されている。抵抗器R5 はグランドと抵抗器R4
に接続されている。抵抗器R4 はダイオードD1に接続
されている。ダイオードD1は青色ワイヤ158と抵抗
器R6 とに着脱可能に接続されている。抵抗器R6 はV
ccにも接続されている。トランジスタQ2は、シリア
ル入力バッファーとして使われる。このオープンコレク
タのシリアル・ドライブは抵抗器R6 を通して電流を
『退かせる』ことによりデータを伝送する。これによ
り、ダイオードD1のアノードが低レベルに引かれる。
誘起されるノイズと、アクセス制御インターフェース1
18及び着脱可能プログラミング手段10の間の長い電
話コード38の抵抗性の故に、この負荷が論理9である
ことは保証され得ない。ダイオードD1は、臨界電圧を
トランジスタQ2のベース−エミッタ接合部に加えるの
に使われる。今、1.4V未満のシリアル入力信号は論理
0と認識され、従って、トランジスタQ2をオフにす
る。抵抗器R3 はトランジスタQ2のためのベースバイ
アス抵抗器であり、抵抗器R5 は、ダイオードD1が低
レベル入力信号で導通を止めたときにトランジスタQ2
を確実にオフにするために使われる。
【0033】マイクロプロセッサ120は、INTEL
ナンバー80C31マイクロプロセッサであり、プログ
ラム記憶のための外部EPROMチップ122と共に使
われる。このデザインは、ソフトウェア更新を容易にす
るために選ばれたものである。マイクロプロセッサ12
0は3個のポートを有する。その第1のポート162は
ポート0であり、2番目の164はポート1であり、第
3ポート166はポート2である。第1ポート162
は、ディスプレイ・モジュール126とEPROMチッ
プ122との両方をインターフェースする。第2ポート
164はキーボード54をインターフェースし、第3ポ
ート166はEPROMチップ122をインターフェー
スする。第1ポート162はマイクロプロセッサ120
上のアドレス/データ・バスである。アドレス・ビット
0−7は、バス・サイクルの最初の半分でこのバス上に
出現して、アドレス・ラッチ・イネーブル・クロック1
68の立ち下がりエッジでラッチされる。EPROMチ
ップ122は、それ自身の内部にアドレス・ラッチを内
蔵している。アドレス・ラッチ・イネーブル168信号
が低レベルになった後、データ・ビット0−7はバス・
サイクルの2番目の半分で出現する。該ビットは、デー
タ書込み手順の際にディスプレイ・モジュール126に
向けられるか、又は命令読み出しプロセス時にEPRO
Mチップ122から受け取られる。
【0034】第3のポート166は、高位アドレス・ビ
ット8−15を含む。このバスのビット8−12は、高
位アドレス指定のためにEPROMチップ122に向け
られる。ビット13及び14は、ディスプレイ・モジュ
ール126の制御のために使われる。全てのアドレス・
ラッチングは、EPROMチップ122の内部で行なわ
れる。
【0035】11.00MHz の発振周波数は、シリアル通
信のために9600ボーレート(BAUD rate )をマ
イクロプロセッサ120が生じさせることを可能にする
ので、マイクロプロセッサ120は11.00MHz クリス
タル160を利用している。クリスタル160の両側の
コンデンサC5、C6は、必要な11.00MHz 周波数を
生じさせるために使われる。
【0036】キーボード54は、マイクロプロセッサ1
20の第2ポート164に接続されている。新しいアク
セスコードと、操作のモード(即ち、削除)とは、第2
ポート164を介してマイクロプロセッサ120に送ら
れる。ビット0−3は行出力として使われ、ビット4−
6は列入力として使われる。行出力ビット0−3は順次
に低レベル及び高レベルに駆動される。各行出力が低レ
ベルに駆動された後、列入力ビット4−6が読み出され
る。キーが押されると、列入力は論理低レベルとして読
まれる。読まれる列番号と、現在低レベルに駆動されて
いる行とは記録されると共に参照テーブルと比較され
る。押されたキーの値は、今、行及び列の値を、この参
照テーブルへのポインタとして使うことちよって決定さ
れることが出来る。
【0037】ダイオードD2、D3、D4、D5は、2
個以上のキー56、58がキーボード54上で押された
場合に行出力を互いに絶縁させるために使われる。抵抗
器R 6 、R7 、R8 は、Vccとビット接続部5−7と
の間で並列に接続されている。Intel によりポート0と
して特定されている第1ポート162は、ディスプレイ
・モジュール126とEPROMチップ122との両方
とインターフェースする。第1ポート162のデータビ
ット0−7は、ディスプレイ・データ・バスを直接駆動
する。ディスプレイ・モジュール126は、その書込み
イネーブル・ライン170を低レベルに接続することに
よって永久的に書込みモードとされる。ディスプレイ・
ピン172は制御/データ選択信号であり、このライン
の状態は、ディスプレイ・モジュールに書き込まれるデ
ータの機能を決定する。このピン172上の論理0は、
該データをディスプレイ制御レジスター(図示せず)に
書き込ませ、このピン172上の論理1は、該データを
ディスプレイ・データ・バッファー(図示せず)に書き
込ませる。
【0038】ディスプレイ・イネーブル・ピン174
は、データをディスプレイ52に書き込むために使われ
る。NAND集積回路176は、書込み信号をデコード
するために使われる。NAND IC176は、反転さ
れたマイクロプロセッサ120書込み信号をアドレス・
ビット172と『AND』演算するために使われる。従
って、ディスプレイ52は、該アドレス・ビットが論理
1にセットされたときだけ書き込む。マイクロプロセッ
サ120のWRピン175の値は、NANDゲート18
4により、それ自体とNAND演算される。第3ポート
166の7番目のビットはNANDゲート186により
第1NANDゲート184の出力とNAND演算され
る。この出力は、NANDゲート188により、それ自
身とNAND演算され、ここでそれはディスプレイ・イ
ネーブル・ピン174に接続されている。
【0039】調整ピン178は、ディスプレイ52のコ
ントラストを調整する。調整ピン178は2個の抵抗器
9 、R10に配線で接続され、ここでR9 はグランドと
ディスプレイ・モジュール126のピン1との間に接続
されている。抵抗器R8 は、調整ピン178と、ディス
プレイ126の第2ピン及びVccの両方との間に接続
されている。抵抗器R9 、R10の値は、その値がディス
プレイ・モジュール126のそれと類似している多くの
ディスプレイ・モジュールに適してるので選ばれた値で
ある。特に、これらの値は、SHARPが製造している
ディスプレイ・モジュール126で良く役立つ。
【0040】Vccは、8個の抵抗器R11、R12
13、R14、R15、R16、R17、R18を通して、ディス
プレイ・モジュール126、EPROMチップ122の
ゼロ・ポート180、EPROMチップ122のAポー
ト182、及びマイクロプロセッサ120の第1ポート
162とも並列に接続されている。動作において、複数
の格納ユニット18と着脱可能プログラミング手段10
とを有する格納装置組立体14のための電子ロック12
のアクセスコードを変更する方法は、接続端部39と接
続ポート46とを介して着脱可能プログラミング手段1
0を格納装置組立体14に接続し、モードキー56の中
の一つを押すことによって動作のプログラミング・モー
ドを入力し、数字キー58を介して該アクセスコード又
は特定の格納ユニット18を表す数字を入力する事によ
って複数のアクセスコードの状況を変えるステップから
成る。この方法は、動作完了後に着脱可能プログラミン
グ手段10を格納装置組立体14の近傍から離すことを
特徴とする。これは、接続端部39を接続ポート46か
ら離して通信のモードを切ることによって行われること
が出来る。これにより、着脱可能プログラミングユニッ
ト10のプログラミング能力が何時も存在していて本発
明10のマイクロプロセッサ12と通信していたならば
偶発的に行われることのある複数のアクセスコードの状
況の認められていない変更が防止されることになる。
【0041】詳しく言えば、図7に示されている動作の
方法は、オペレータが本発明10の長い電話コード38
を接続ポート46を介して電子ロック12の制御手段4
0に接続することによって始まる。『PROGRAM』
キー60を押すと、本発明10は保安コードを制御手段
40に送ることが出来る状態となる。『ENTERSE
CURITY CODE』がディスプレイ52に現れ
る。若しその保安コードが妥当であるならば、『ENT
ER SECURITY CODE』が現れて、オペレ
ータは新しいコードを加えるか又は既存のコードを確認
/削除する。若し該保安コードが正しくなければ、『W
RONG CODE TRY AGAIN』がディスプ
レイ52に現れて、オペレータは『PROGRAM』キ
ー60を押して再試行しなければならない。
【0042】新しいアクセスコードが加えられる場合に
は、それは、このポイントで入力されなければならな
い。新しいアクセスコードに続いて直に、『YES』キ
ー68を押すことによって決められる格納ユニット18
の番号が挿入されなければならない。ディスプレイ52
は、新しいアクセスコードを確認する。既存のアクセス
コードを使ってアクセスされることのある格納ユニット
18を修正するには、オペレータは、既存のアクセスコ
ードを、それが新しいアクセスコードであるかの様に入
力しなければならない。すると、上記した、新しいアク
セスコードについての格納ユニット18が入力されるの
と同様にして、格納ユニット18が付加されることが出
来る。換言すると、格納ユニット18の新しい割当てが
格納ユニット18の古い割当てに重ね書きされる。
【0043】オペレータがコードを確認し又は削除する
ことを希望するならば、『PROGRAM VERIF
Y』キー62を押さなければならない。第1アクセスコ
ード、即ち、レジスターNo. 1に記憶されているアクセ
スコード、が表示される。所望のコードに到達するまで
『NEXT』キー64を繰り返し押すことが出来る。
『DELETE』キー66が押され、次に『YES』キ
ー68が確認として押され、アクセスコードを削除する
命令が制御手段40に送られ、ここで該アクセスコード
は制御手段のCMOSメモリー・チップ92から削除さ
れる。アクセスコードのリストを通し続けるために、オ
ペレータは『NEXT』キー64を再び押し始めなけれ
ばならない。それ以上のアクセスコードが無くなったと
き、『NOMORE ACCESS CODE ENT
RIES』というメッセージがディスプレイ52に現れ
る。
【0044】この方法の全体を通じて、何時でも、オペ
レータは、『PROGRAM』キー60を押すことによ
ってサーチや動作モードを再指令することが出来る。本
発明を例示的に説明したが、使用した用語は、限定では
なくて解説を目的としたものである。明らかに、本発明
を上記教示に照らして多様に修正又は変形することが出
来ることが理解されるべきである。従って、特許請求の
範囲の欄の記載内容(ここで参照数字は単に便宜のため
のものであり、限定的に解されるべきではない)の範囲
内で、明細書に開示した以外の態様で本発明を実施出来
ることが理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例の斜視図である。
【図2】着脱可能プログラミング手段の好適な実施例の
平面図である。
【図3】着脱可能プログラミング手段と、それに接続さ
れた制御手段とのブロック図である。
【図4】着脱可能プログラミング手段のブロック図であ
る。
【図5】本発明のマイクロプロセッサのフローチャート
である。
【図6】本発明の電気略図である。
【図7】着脱可能プログラミング手段のフローチャート
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−147998(JP,A) 実開 昭61−123164(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 49/00 G05B 19/02 H04Q 9/00 301

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 囲いを画定するハウジング手段(16)
    と、閉鎖状態及び開放状態の間を移動出来るように前記
    ハウジング手段(16)により支持される複数の格納ユ
    ニット(18)と、 前記複数の格納ユニット(18)の一つに各々随伴する
    個々のロック手段(44)であって、前記格納ユニット
    (18)の各々を独立に前記閉鎖位置にロックする通常
    閉鎖状態を有すると共に、前記複数の格納ユニット(1
    8)の各々が前記開放位置に移動することを独立に許す
    ためのロック解除位置へロック解除信号に応じて移動可
    能であるロック手段と、 前記ハウジング手段(16)内に接続され、複数のアク
    セスコードを記憶し、入力コードを受け取って、前記入
    力コードが前記複数の記憶されるアクセスコードの一つ
    一致するときに前記格納ユニット(18)の一つ以上
    を利用可能とするように前記ロック手段(44)を制御
    する制御手段(40)と、から成る格納装置組立体(1
    0)であって、 前記組立体(10)は着脱可能プログラミング手段(1
    1)によって特徴付けられており、この着脱可能プログ
    ラミング手段は、前記複数の記憶されるアクセスコード
    を選択的に変更するために前記制御手段(40)と着脱
    可能に接続可能であると共に、前記複数のアクセスコー
    ドの変更を防止するために離れた場所へ移動されるため
    に前記制御手段(40)から切り離すことが出来、前記
    アクセスコードの選択的変更が、前記複数の格納ユニッ
    ト(18)の内の少なくとも一つの特定の格納ユニット
    に関係するアクセスコードを入力することより行なわれ
    ことを特徴とする格納装置組立体(10)。
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