JP2813115B2 - 無線トランシーバシステム - Google Patents
無線トランシーバシステムInfo
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- signal
- channels
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L5/00—Arrangements affording multiple use of the transmission path
- H04L5/02—Channels characterised by the type of signal
- H04L5/06—Channels characterised by the type of signal the signals being represented by different frequencies
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/24—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
- H04B7/26—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
- H04B7/2621—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using frequency division multiple access [FDMA]
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は単一の送信器と受信器を
用いて、周波数多重化された信号を送信し、受信するセ
ルラ電話システムのセルサイトの基地局に関する。
用いて、周波数多重化された信号を送信し、受信するセ
ルラ電話システムのセルサイトの基地局に関する。
【０００２】
【従来の技術】セルラ電話システムは、地理上の領域を
複数の個別のサブ領域（すなわちセル）に分割するとい
う概念に基づいている。この各セル内には少なくとも一
つの送信器と受信器を有する基地局が配置され、それら
の送信器と受信器は、移動トランシーバ（すなわち端
末）と通信する特定の周波数（チャネル）に同調し、こ
のチャネルによって信号を送受信している。このチャネ
ルの送信部と受信部とは、４５ＭＨｚ離れている。移動
端末は、セル内を走行する移動体により搬送されてい
る。この移動端末を有する移動体（車）が一つのセルか
ら他のセルに移動すると、移動端末とセルサイトの基地
局との間の呼びは、新たなセルの基地局に伝送される。
この新たなセルサイトの基地局は、その受信器と送信器
を異なるチャネルに同調し、また、移動端末もその受信
チャネルと送信チャネルを変える。異なるチャネルを隣
接するセルに割り当てる目的は、遠隔のセルがその同一
のチャネルを使用することができるためであり、それに
より、チャネルの有効数を増加させている。
複数の個別のサブ領域（すなわちセル）に分割するとい
う概念に基づいている。この各セル内には少なくとも一
つの送信器と受信器を有する基地局が配置され、それら
の送信器と受信器は、移動トランシーバ（すなわち端
末）と通信する特定の周波数（チャネル）に同調し、こ
のチャネルによって信号を送受信している。このチャネ
ルの送信部と受信部とは、４５ＭＨｚ離れている。移動
端末は、セル内を走行する移動体により搬送されてい
る。この移動端末を有する移動体（車）が一つのセルか
ら他のセルに移動すると、移動端末とセルサイトの基地
局との間の呼びは、新たなセルの基地局に伝送される。
この新たなセルサイトの基地局は、その受信器と送信器
を異なるチャネルに同調し、また、移動端末もその受信
チャネルと送信チャネルを変える。異なるチャネルを隣
接するセルに割り当てる目的は、遠隔のセルがその同一
のチャネルを使用することができるためであり、それに
より、チャネルの有効数を増加させている。
【０００３】各セル内の複数の呼びを処理するために、
セルサイトの基地局は、異なるチャネルで呼びを受信
し、送信することができなければならない。現在のとこ
ろそのようなことは、各セルサイトに複数の送信器と受
信器の対を具備し、各チャネルに同調させることにより
行なわれている。この方法の不利な点は、この送信器と
受信器の対は提供されるチャネルの数に比例して増加
し、コストが上がる点である。さらに、受信器と送信器
の対は、各セルサイト内で、それなりの物理的な場所を
占めることである。
セルサイトの基地局は、異なるチャネルで呼びを受信
し、送信することができなければならない。現在のとこ
ろそのようなことは、各セルサイトに複数の送信器と受
信器の対を具備し、各チャネルに同調させることにより
行なわれている。この方法の不利な点は、この送信器と
受信器の対は提供されるチャネルの数に比例して増加
し、コストが上がる点である。さらに、受信器と送信器
の対は、各セルサイト内で、それなりの物理的な場所を
占めることである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】以上のごとく、本発明
の目的は、セルラ電話システムにおいて、単一の送信器
と受信器の対を用いて、複数のチャネルに送信し、受信
することのできるシステムを提供することである。
の目的は、セルラ電話システムにおいて、単一の送信器
と受信器の対を用いて、複数のチャネルに送信し、受信
することのできるシステムを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施例によれ
ば、周波数多重化した信号を送信し、受信できるセルラ
電話システムのセルサイトの基地局を提供できる。この
基地局は、周波数多重化された信号を受信できる単一の
受信装置を有する。この周波数多重化された信号は、Ｋ
（整数）個の信号成分（チャネル）を有し、各チャネル
は個別の移動端末に／より転送される。信号処理手段
は、受信器に接続されて、アナログ信号からデジタルサ
ンプル信号に変換し、その後、このデジタル化周波数多
重化信号をＫ個の個別のベースバンドチャネルにデジタ
ル的に指数関数的(exponentially)に、個別のベースバ
ンド信号成分を変調し、その後、ローパスフィルタ処理
して分割(decimate)する。Ｋ個の個別のベースバンド周
波数信号チャネルの各々は、その後、このチャネルが最
初に変調されたのと同様な方法により、復調され、電話
ネットワークに伝送するための個別の音声信号を生成す
る。
ば、周波数多重化した信号を送信し、受信できるセルラ
電話システムのセルサイトの基地局を提供できる。この
基地局は、周波数多重化された信号を受信できる単一の
受信装置を有する。この周波数多重化された信号は、Ｋ
（整数）個の信号成分（チャネル）を有し、各チャネル
は個別の移動端末に／より転送される。信号処理手段
は、受信器に接続されて、アナログ信号からデジタルサ
ンプル信号に変換し、その後、このデジタル化周波数多
重化信号をＫ個の個別のベースバンドチャネルにデジタ
ル的に指数関数的(exponentially)に、個別のベースバ
ンド信号成分を変調し、その後、ローパスフィルタ処理
して分割(decimate)する。Ｋ個の個別のベースバンド周
波数信号チャネルの各々は、その後、このチャネルが最
初に変調されたのと同様な方法により、復調され、電話
ネットワークに伝送するための個別の音声信号を生成す
る。
【０００６】また、このセルサイトの基地局は、個別の
移動端末により、受信されるＫ個のベースバンドチャネ
ルを含む周波数多重化信号を送信する送信器部分を有す
る。この送信器部分は、Ｋ個の別個の変調器を有し、そ
れぞれは特定のフォーマット（ＦＭ、ＴＤＭＡ等）によ
り音声信号を変調するよう機能する。この個別の変調器
の出力は、第２のデジタル信号処理手段に入力されて、
そこで、デジタル的かつ指数関数的に変調器からの個別
の変調されたチャネルを変調し、その後、ローパスフィ
ルタ処理して、チャネルを補間し加算して、Ｋ個のチャ
ネルを有する周波数多重化信号を生成する。その後、こ
の周波数多重化信号は、送信器に入力されて、そこで、
個別の移動端末が受信するような信号を送信する。
移動端末により、受信されるＫ個のベースバンドチャネ
ルを含む周波数多重化信号を送信する送信器部分を有す
る。この送信器部分は、Ｋ個の別個の変調器を有し、そ
れぞれは特定のフォーマット（ＦＭ、ＴＤＭＡ等）によ
り音声信号を変調するよう機能する。この個別の変調器
の出力は、第２のデジタル信号処理手段に入力されて、
そこで、デジタル的かつ指数関数的に変調器からの個別
の変調されたチャネルを変調し、その後、ローパスフィ
ルタ処理して、チャネルを補間し加算して、Ｋ個のチャ
ネルを有する周波数多重化信号を生成する。その後、こ
の周波数多重化信号は、送信器に入力されて、そこで、
個別の移動端末が受信するような信号を送信する。
【０００７】
【実施例】図１において、本発明の基地局１０は、周波
数多重化ベースバンド信号を送信し、受信する。本発明
は他の無線トランシーバシステムにも使用できるもので
ある。本発明の基地局１０は、受信器部分１２を有し、
Ｋ個のベースバンド信号（チャネル）を有する周波数多
重化信号を受信する。ここで、Ｋは整数である。受信器
部分１２によって受信された周波数多重化信号に含まれ
る個別のベースバンドチャネルは、複数の移動セルラ電
話端末の一つによって送信される。実際上は、周波数多
重化信号内のチャネルは、３０ｋＨｚ離れている。この
受信器部分１２は、無線受信器１４を有し、この無線受
信器１４は、Ｋチャネルの周波数多重化信号を受信しう
る。
数多重化ベースバンド信号を送信し、受信する。本発明
は他の無線トランシーバシステムにも使用できるもので
ある。本発明の基地局１０は、受信器部分１２を有し、
Ｋ個のベースバンド信号（チャネル）を有する周波数多
重化信号を受信する。ここで、Ｋは整数である。受信器
部分１２によって受信された周波数多重化信号に含まれ
る個別のベースバンドチャネルは、複数の移動セルラ電
話端末の一つによって送信される。実際上は、周波数多
重化信号内のチャネルは、３０ｋＨｚ離れている。この
受信器部分１２は、無線受信器１４を有し、この無線受
信器１４は、Ｋチャネルの周波数多重化信号を受信しう
る。
【０００８】この無線受信器１４は、無線周波数（Ｒ
Ｆ）で周波数多重化信号を受信し、それに応答して、ベ
ースバンド周波数のアナログ周波数多重化信号を生成す
る。無線受信器１４からの出力信号は、Ａ／Ｄ変換装置
１６に供給されて、無線受信器１４からのアナログ信号
をデジタル信号に変換し、そのデジタル信号は、フィル
タバンクアナライザ１８に入力される。図２に関し、フ
ィルタバンクアナライザ１８は、指数関数的にデジタル
信号を変調し、その後、ローパスフィルタ処理し、その
信号を分割(decimate)して、Ｋ個の複素信号を生成し、
その各々は、個別の移動端末により送信される特定のチ
ャネルに対応する。
Ｆ）で周波数多重化信号を受信し、それに応答して、ベ
ースバンド周波数のアナログ周波数多重化信号を生成す
る。無線受信器１４からの出力信号は、Ａ／Ｄ変換装置
１６に供給されて、無線受信器１４からのアナログ信号
をデジタル信号に変換し、そのデジタル信号は、フィル
タバンクアナライザ１８に入力される。図２に関し、フ
ィルタバンクアナライザ１８は、指数関数的にデジタル
信号を変調し、その後、ローパスフィルタ処理し、その
信号を分割(decimate)して、Ｋ個の複素信号を生成し、
その各々は、個別の移動端末により送信される特定のチ
ャネルに対応する。
【０００９】フィルタバンクアナライザ１８により生成
されたＫ個の複素信号の各々は、Ｋ個の復調チャネル
１，２，...，Ｋの個別の一つに供給される。各復調チ
ャネルは、復調器２０を有し、信号が変調されたのと同
じ方法で、それに供給される信号を復調する。受信信号
は周波数変調されると、基地局１０で受信された周波数
多重化信号のＫ個のチャネルの各々は、角度差（ｔａｎ
-1(Ｉ／Ｑ)）を計算することによって、このＦＭ信号を
復調するように構成されている。ここで、ＩとＱはチャ
ネル化信号の同相成分と直交相成分の角度である。別法
として、受信された周波数変調信号は時分割変調（ＴＤ
ＭＡ）でもよく、この場合、分離化装置２０はこのＴＤ
ＭＡ信号を復調するよう構成されている。
されたＫ個の複素信号の各々は、Ｋ個の復調チャネル
１，２，...，Ｋの個別の一つに供給される。各復調チ
ャネルは、復調器２０を有し、信号が変調されたのと同
じ方法で、それに供給される信号を復調する。受信信号
は周波数変調されると、基地局１０で受信された周波数
多重化信号のＫ個のチャネルの各々は、角度差（ｔａｎ
-1(Ｉ／Ｑ)）を計算することによって、このＦＭ信号を
復調するように構成されている。ここで、ＩとＱはチャ
ネル化信号の同相成分と直交相成分の角度である。別法
として、受信された周波数変調信号は時分割変調（ＴＤ
ＭＡ）でもよく、この場合、分離化装置２０はこのＴＤ
ＭＡ信号を復調するよう構成されている。
【００１０】さらに、図１において、Ｋ個の復調チャネ
ルの各々は、復調器２０により生成された出力信号を処
理するデータ／音声回路２２を有し、信号の音声（また
はデータ）部分を強調する。一般的に、このデータ／音
声回路２２は、デジタル信号プロセッサ（図示せず）を
含む。データ／音声回路２２が、復調器２０の出力信号
を処理する方法は、データ／音声回路２２がそれに入る
信号を復調する方法に依存する。
ルの各々は、復調器２０により生成された出力信号を処
理するデータ／音声回路２２を有し、信号の音声（また
はデータ）部分を強調する。一般的に、このデータ／音
声回路２２は、デジタル信号プロセッサ（図示せず）を
含む。データ／音声回路２２が、復調器２０の出力信号
を処理する方法は、データ／音声回路２２がそれに入る
信号を復調する方法に依存する。
【００１１】復調器２０がＦＭ信号を受信する場合に
は、データ／音声回路２２は、復調器２０の出力信号を
以下の操作により処理する。すなわち（１）ハイパスフ
ィルタ処理、（２）ローパスフィルタ処理による分割(d
ecimation)、（３）拡張、（４）ディエンファシスであ
る。このような処理ステップは、米国特許第５００１７
４２号に開示されている。
は、データ／音声回路２２は、復調器２０の出力信号を
以下の操作により処理する。すなわち（１）ハイパスフ
ィルタ処理、（２）ローパスフィルタ処理による分割(d
ecimation)、（３）拡張、（４）ディエンファシスであ
る。このような処理ステップは、米国特許第５００１７
４２号に開示されている。
【００１２】実際には、受信した周波数多重化信号のＫ
個のチャネルの各々は、移動端末に重畳される監視可聴
トーン（ＳＡＴ）信号を有し、これを用いて、移動端末
が基地局１０と接続しているか否かの確認を行なうこと
ができる。このために、データ／音声回路２２は、前述
の米国特許に開示された方法で、入力チャネルに重畳さ
れたＳＡＴ信号を処理する能力を有する。データ／音声
回路２２の出力信号は、インターフェース回路２４に入
力され、このインターフェース回路２４はトランク２５
に入力されるデータ／音声回路２２の出力信号をインタ
ーフェースするよう機能する。
個のチャネルの各々は、移動端末に重畳される監視可聴
トーン（ＳＡＴ）信号を有し、これを用いて、移動端末
が基地局１０と接続しているか否かの確認を行なうこと
ができる。このために、データ／音声回路２２は、前述
の米国特許に開示された方法で、入力チャネルに重畳さ
れたＳＡＴ信号を処理する能力を有する。データ／音声
回路２２の出力信号は、インターフェース回路２４に入
力され、このインターフェース回路２４はトランク２５
に入力されるデータ／音声回路２２の出力信号をインタ
ーフェースするよう機能する。
【００１３】復調器２０への信号入力がＴＤＭＡ変調さ
れている場合には、データ／音声回路２２はチャネル復
号化ステップを実行し、その後、公知の方法で音声復号
化を実行する。
れている場合には、データ／音声回路２２はチャネル復
号化ステップを実行し、その後、公知の方法で音声復号
化を実行する。
【００１４】受信器部分１２に加えて、本発明の基地局
１０は、さらに送信器部分２６を有し、この送信器部分
２６は、Ｋ個の個別音声信号を周波数多重化し、このＫ
個のチャネルを有する周波数多重化信号を移動端末に送
信する。この送信器部分２６は、Ｋ個の変調チャネルを
有し（１，２，...，Ｋ）、その各々はインターフェー
ス回路２４と同様なインターフェース回路２８を有し、
変調チャネルをトランク３０にインターフェースして、
このトランク３０は、入力音声またはデータ信号を搬送
する。各変調チャネルのインターフェース回路２８は、
データ／音声回路３２に接続され、このデータ／音声回
路３２はデジタル信号プロセッサ（図示せず）を有す
る。
１０は、さらに送信器部分２６を有し、この送信器部分
２６は、Ｋ個の個別音声信号を周波数多重化し、このＫ
個のチャネルを有する周波数多重化信号を移動端末に送
信する。この送信器部分２６は、Ｋ個の変調チャネルを
有し（１，２，...，Ｋ）、その各々はインターフェー
ス回路２４と同様なインターフェース回路２８を有し、
変調チャネルをトランク３０にインターフェースして、
このトランク３０は、入力音声またはデータ信号を搬送
する。各変調チャネルのインターフェース回路２８は、
データ／音声回路３２に接続され、このデータ／音声回
路３２はデジタル信号プロセッサ（図示せず）を有す
る。
【００１５】各データ／音声回路３２は、信号が送信用
に変調される方法によって、インタフェース回路２８か
らの音声またはデータ信号を処理する。信号が周波数変
調される場合には、インタフェース回路２８は、以下の
ステップを実行することにより入力音声またはデータ信
号を処理する。すなわち（１）ハイパスフィルタ処理、
（２）圧縮、（３）プレエンファシス、（４）信号の制
限および（５）信号の補間とローパスフィルタリングで
ある。これらの処理の詳細は、前掲の米国特許第５００
１７４２号に開示されている。
に変調される方法によって、インタフェース回路２８か
らの音声またはデータ信号を処理する。信号が周波数変
調される場合には、インタフェース回路２８は、以下の
ステップを実行することにより入力音声またはデータ信
号を処理する。すなわち（１）ハイパスフィルタ処理、
（２）圧縮、（３）プレエンファシス、（４）信号の制
限および（５）信号の補間とローパスフィルタリングで
ある。これらの処理の詳細は、前掲の米国特許第５００
１７４２号に開示されている。
【００１６】基地局１０と通信している各移動端末は、
それが送信する音声またはデータ信号にＳＡＴ信号を重
畳するのが好ましい。同様に、基地局１０は特定の移動
端末に送信する各チャネルにＳＡＴ信号を重畳するのが
好ましい。従って、各データ／音声回路３２は前掲の米
国特許第５００１７４２号に開示された方法により、音
声またはデータ信号にＳＡＴ信号を重畳することができ
るものが好ましい。
それが送信する音声またはデータ信号にＳＡＴ信号を重
畳するのが好ましい。同様に、基地局１０は特定の移動
端末に送信する各チャネルにＳＡＴ信号を重畳するのが
好ましい。従って、各データ／音声回路３２は前掲の米
国特許第５００１７４２号に開示された方法により、音
声またはデータ信号にＳＡＴ信号を重畳することができ
るものが好ましい。
【００１７】信号が別の方法で変調されるように送信さ
れる場合には、データ／音声回路３２が音声またはデー
タ信号を処理する方法は異なる。データ／音声回路２２
に入力される信号がＴＤＭＡ変調される場合、データ／
音声回路は入力音声（またはデータ）信号を符号化し、
その後に、公知方法でチャネルを符号化する。
れる場合には、データ／音声回路３２が音声またはデー
タ信号を処理する方法は異なる。データ／音声回路２２
に入力される信号がＴＤＭＡ変調される場合、データ／
音声回路は入力音声（またはデータ）信号を符号化し、
その後に、公知方法でチャネルを符号化する。
【００１８】変調チャネルのデータ／音声回路３２の出
力は、変調器３４に入力され、この変調器３４は、特定
のフォーマット、例えば、ＦＭまたはＴＤＭＡにより信
号を変調し、その方法は、データ／音声回路からの信号
が処理された方法による。変調チャネルの変調器３４か
らの信号はフィルタバンク合成器３６に入力される。図
３から分かるように、このフィルタバンク合成器３６
は、変調器３４からの個別の信号を指数関数的に変調
し、その後、ローパスフィルタ処理し、補間し、加算
し、デジタル化された同相成分と直交相成分を有するＫ
チャネルの周波数多重化信号を生成する。Ｄ／Ａ変換器
３８（一般的には、Ｄ／Ａコンバータの対を含む）は、
フィルタバンク合成器３６の出力信号のデジタル化した
同相成分と直交相成分を無線送信器４０に入力される対
応する一対のアナログ信号に変換する。この無線送信器
４０は、合成されたＫチャネルの周波数多重化信号のア
ナログ同相成分と直交相成分と結合して、この結合され
た信号を移動端末（図示せず）が受信するように伝送す
る。
力は、変調器３４に入力され、この変調器３４は、特定
のフォーマット、例えば、ＦＭまたはＴＤＭＡにより信
号を変調し、その方法は、データ／音声回路からの信号
が処理された方法による。変調チャネルの変調器３４か
らの信号はフィルタバンク合成器３６に入力される。図
３から分かるように、このフィルタバンク合成器３６
は、変調器３４からの個別の信号を指数関数的に変調
し、その後、ローパスフィルタ処理し、補間し、加算
し、デジタル化された同相成分と直交相成分を有するＫ
チャネルの周波数多重化信号を生成する。Ｄ／Ａ変換器
３８（一般的には、Ｄ／Ａコンバータの対を含む）は、
フィルタバンク合成器３６の出力信号のデジタル化した
同相成分と直交相成分を無線送信器４０に入力される対
応する一対のアナログ信号に変換する。この無線送信器
４０は、合成されたＫチャネルの周波数多重化信号のア
ナログ同相成分と直交相成分と結合して、この結合され
た信号を移動端末（図示せず）が受信するように伝送す
る。
【００１９】図２において、図１のフィルタバンクアナ
ライザ１８のブロック図が示されている。図２に示すよ
うに、フィルタバンクアナライザ１８は、Ｋ個の個別の
チャネルを有し（１，２，...，Ｋ）、各チャネルは、
複素変調器４２を有し、この複素変調器４２は、関数ｅ
ｘｐ（−ｊωkｎ）でもって、フィルタバンク合成器３
６に供給される同相および直交相の信号成分を指数関数
的に変調する。ここで、 ωk＝２πｋ／Ｋ、 ｋ＝１，２，...，Ｋ （１） このように入力信号を指数関数的に変調することによっ
て、各複素変調器４２は受信信号のＫ個のチャネルの個
別の一つを元のスペクトル部分にシフトする。
ライザ１８のブロック図が示されている。図２に示すよ
うに、フィルタバンクアナライザ１８は、Ｋ個の個別の
チャネルを有し（１，２，...，Ｋ）、各チャネルは、
複素変調器４２を有し、この複素変調器４２は、関数ｅ
ｘｐ（−ｊωkｎ）でもって、フィルタバンク合成器３
６に供給される同相および直交相の信号成分を指数関数
的に変調する。ここで、 ωk＝２πｋ／Ｋ、 ｋ＝１，２，...，Ｋ （１） このように入力信号を指数関数的に変調することによっ
て、各複素変調器４２は受信信号のＫ個のチャネルの個
別の一つを元のスペクトル部分にシフトする。
【００２０】図２のフィルタバンクアナライザ１８のＫ
個のチャネルの各々は、ローパスフィルタ４４を有し、
複素変調器４２の出力信号をローパスフィルタ処理す
る。デシメータ４６は、Ｍ（一定）によりローパスフィ
ルタ４４の出力信号を分割する。それによりデシメータ
４６の出力信号は元の周波数多重化信号のＫ個のチャネ
ルの個別の一つを表わし、その最初のサンプリングレー
トになる。
個のチャネルの各々は、ローパスフィルタ４４を有し、
複素変調器４２の出力信号をローパスフィルタ処理す
る。デシメータ４６は、Ｍ（一定）によりローパスフィ
ルタ４４の出力信号を分割する。それによりデシメータ
４６の出力信号は元の周波数多重化信号のＫ個のチャネ
ルの個別の一つを表わし、その最初のサンプリングレー
トになる。
【００２１】実際に、このフィルタバンクアナライザ１
８は独立の部品によって実現されているのではなく、フ
ィルタバンクアナライザ１８は次のステップを実行され
るプログラムされたデジタル信号プロセッサである。そ
のステップは（ａ）指数関数的な変調、（ｂ）ローパス
フィルタ処理、（ｃ）Ronald E. CrochiereとLawrence
R. Rabinerの著書「Multirate Digital Signal Process
ing」（Prentice Hall, 1983年出版）、289-310ページ
に記載された高速フーリエ変換を用いたデシメーション
（分割）である。フィルタバンクアナライザ１８に入力
される信号が、連続的な性質を有するアナログ信号から
得られるという事実を考慮すると、このフィルタバンク
アナライザ１８は、処理の前に経験的に確立された荷重
係数を用いて、信号に重み付けを行なう。
８は独立の部品によって実現されているのではなく、フ
ィルタバンクアナライザ１８は次のステップを実行され
るプログラムされたデジタル信号プロセッサである。そ
のステップは（ａ）指数関数的な変調、（ｂ）ローパス
フィルタ処理、（ｃ）Ronald E. CrochiereとLawrence
R. Rabinerの著書「Multirate Digital Signal Process
ing」（Prentice Hall, 1983年出版）、289-310ページ
に記載された高速フーリエ変換を用いたデシメーション
（分割）である。フィルタバンクアナライザ１８に入力
される信号が、連続的な性質を有するアナログ信号から
得られるという事実を考慮すると、このフィルタバンク
アナライザ１８は、処理の前に経験的に確立された荷重
係数を用いて、信号に重み付けを行なう。
【００２２】図３において、図１のフィルタバンク合成
器３６を表わすブロック図が示されている。図３に示す
ようにフィルタバンク合成器３６は、Ｋ個の個別のチャ
ネル（１，２，３，...，Ｋ）を有する。各チャネル
は、補間器４８を有し、図１のローパスフィルタ４４か
ら受信した信号を係数Ｍでもって補間している。このチ
ャネルの補間器４８の出力信号は、ローパスフィルタ５
０によってローパスフィルタ処理されて、その後、複素
変調器５２に入力されて、この複素変調器５２が、ロー
パスフィルタ処理された信号をｅｘｐ（−ｊωkｎ）で
もって変調する。ここで、ωkは前述の式（１）で与え
られる。各チャネルの複素変調器５２の出力信号は加算
増幅器５４によって加算されて、Ｋ個の個別のチャネル
を含む周波数多重化信号を生成する。
器３６を表わすブロック図が示されている。図３に示す
ようにフィルタバンク合成器３６は、Ｋ個の個別のチャ
ネル（１，２，３，...，Ｋ）を有する。各チャネル
は、補間器４８を有し、図１のローパスフィルタ４４か
ら受信した信号を係数Ｍでもって補間している。このチ
ャネルの補間器４８の出力信号は、ローパスフィルタ５
０によってローパスフィルタ処理されて、その後、複素
変調器５２に入力されて、この複素変調器５２が、ロー
パスフィルタ処理された信号をｅｘｐ（−ｊωkｎ）で
もって変調する。ここで、ωkは前述の式（１）で与え
られる。各チャネルの複素変調器５２の出力信号は加算
増幅器５４によって加算されて、Ｋ個の個別のチャネル
を含む周波数多重化信号を生成する。
【００２３】図２のフィルタバンクアナライザ１８と同
様に、図３のフィルタバンク合成器３６は、次のステッ
プを実行するようプログラムされたデジタル信号プロセ
ッサの形で実現される。そのステップは（１）補間、
（２）ローパスフィルタ処理、（３）逆高速フーリエ変
換を用いた複素変調、である。このようなステップの詳
細は前述の文献に記載されている。
様に、図３のフィルタバンク合成器３６は、次のステッ
プを実行するようプログラムされたデジタル信号プロセ
ッサの形で実現される。そのステップは（１）補間、
（２）ローパスフィルタ処理、（３）逆高速フーリエ変
換を用いた複素変調、である。このようなステップの詳
細は前述の文献に記載されている。
【００２４】
【発明の効果】以上述べたように本発明の基地局１０
は、無線送信器４０と無線受信器１４とを用いて、それ
ぞれＫ個の個別のチャネルを有する周波数多重化信号を
送信し、そして受信し、この各チャネルは個別の移動端
末にそれぞれ関係している。フィルタバンク合成器３６
とフィルタバンクアナライザ１８を用いて、Ｋ個の個別
のチャネルを周波数多重化することにより、複数の送信
器、受信器対が必要なくなり、コスト的にもスペース的
にも省略可能である。
は、無線送信器４０と無線受信器１４とを用いて、それ
ぞれＫ個の個別のチャネルを有する周波数多重化信号を
送信し、そして受信し、この各チャネルは個別の移動端
末にそれぞれ関係している。フィルタバンク合成器３６
とフィルタバンクアナライザ１８を用いて、Ｋ個の個別
のチャネルを周波数多重化することにより、複数の送信
器、受信器対が必要なくなり、コスト的にもスペース的
にも省略可能である。
【図１】本発明のセルラ電話システムのセルサイトの基
地局のブロック図である。
地局のブロック図である。
【図２】図１の基地局の一部を含むフィルタバンクアナ
ライザのブロック図である。
ライザのブロック図である。
【図３】図１の基地局の一部を含むフィルタバンク合成
器のブロック図である。
器のブロック図である。
１０ 基地局 １２ 受信器部分 １４ 無線受信器 １６ Ａ／Ｄ変換装置 １８ フィルタバンクアナライザ ２０ 復調器 ２２ データ／音声回路 ２４ インタフェース回路 ２５ トランク ２６ 送信器部分 ２８ インタフェース回路 ３０ トランク ３２ データ／音声回路 ３４ 変調器 ３６ フィルタバンク合成器 ３８ Ｄ／Ａ変換器 ４０ 無線送信器 ４２ 複素変調器 ４４ ローパスフィルタ ４６ デシメータ ４８ 補間器 ５０ ローパスフィルタ ５２ 複素変調器 ５４ 加算増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−46831（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−151341（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−207537（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−183640（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−128044（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04J 1/05 H04B 7/26
Claims (3)
- 【請求項１】 Ｋ（整数）個のチャネルを有する周波数
多重化信号を受信し、この受信した信号を表わす出力信
号を生成する受信器（１４）と、 周波数多重化信号形態のＫ個の受信チャネルの各々を分
離する為に、前記受信器からの出力信号を処理する第１
の信号処理手段（１６、１８）と、 前記第１の信号処理手段により分離された、Ｋ個のチャ
ネルの一つをそれぞれ復調するＫ個の復調器（２０）
と、 Ｋ個の入力音声／データ信号の一つを生成するために、
チャネルが復調された方法に従って、個別の復調器によ
り生成された復調チャネルを処理するＫ個の第１のデー
タ／音声処理回路（２２）と、 所定の方法で、Ｋ個の出力音声／データ信号の個別の一
つを処理するＫ個の第２のデータ／音声処理回路（３
２）と、 前記第２のデータ／音声処理回路の対応する一つによ
り、信号が処理される方法に従って、Ｋ個の出力音声／
データ信号の個別の一つを変調するＫ個のモジュレータ
（３４）と、 Ｋ個のチャネルを有する周波数多重化された信号を生成
するために、Ｋ個のモジュレータの出力信号を多重化す
る第２の信号処理手段（３６、３８）と、 前記第２の信号処理手段により生成された周波数多重化
信号を転送するトランスミッタ（４０）とからなる無線
トランシーバシステムにおいて、 前記第１の信号処理手段は、 前記受信器の出力信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ
変換手段（１６）と、 受信信号を復調してＫ個の個別のチャネルを生成するた
めに、デジタル化受信出力信号を、（１）指数関数的に
変調し、（２）ローパスフィルタ処理し、（３）デシメ
ートする、フィルタバンク分析手段（１８）とからな
り、 前記第１のデータ／音声処理回路は、各復調器の出力信
号を （１）ハイパスフィルタ処理し、（２）ローパス
フィルタでデシメートし、（３）拡張し、（４）ディエ
ンファシスする、ことによって処理するようプログラム
されているデジタル信号プロセッサを含むことを特徴と
する無線トランシーバシステム。 - 【請求項２】 前記第２の信号処理手段は、 Ｋ個の変調器出力信号を、（１）各信号を個別に補間
し、（２）各信号をローパスフィルタ処理し、（３）各
ローパス信号を高周波バンドに指数関数的に変調し、
（４）Ｋ個のチャネル周波数多重化複素信号を得るため
に、指数関数的に変調された信号を加算する、ことによ
って、周波数多重化するフィルタバンク合成手段（３
６）と、 前記フィルタバンク合成手段の出力信号をアナログ信号
に変換するＤ／Ａ変換手段（３８）とを有することを特
徴とする請求項１のシステム。 - 【請求項３】 前記第２のデータ／音声処理回路は、変
調器への入力信号を、（１）ハイパスフィルタ処理し、
（２）圧縮し、（３）プレエンファシスし、（４）信号
を制限し、（５）信号の補間とローパスフィルタにより
処理する、ようプログラムされているデジタル信号プロ
セッサを含むことを特徴とする請求項２のシステム。
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|---|---|---|---|
| US07/947,696 US5289464A (en) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | Frequency-multiplexed cellular telephone cell site base station and method of operating the same |
| US947696 | 1992-09-21 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06204958A JPH06204958A (ja) | 1994-07-22 |
| JP2813115B2 true JP2813115B2 (ja) | 1998-10-22 |
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ID=25486602
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|---|---|---|---|
| JP5243517A Expired - Fee Related JP2813115B2 (ja) | 1992-09-21 | 1993-09-06 | 無線トランシーバシステム |
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| EP (1) | EP0589594A3 (ja) |
| JP (1) | JP2813115B2 (ja) |
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| US5535240A (en) * | 1993-10-29 | 1996-07-09 | Airnet Communications Corporation | Transceiver apparatus employing wideband FFT channelizer and inverse FFT combiner for multichannel communication network |
| US5537435A (en) * | 1994-04-08 | 1996-07-16 | Carney; Ronald | Transceiver apparatus employing wideband FFT channelizer with output sample timing adjustment and inverse FFT combiner for multichannel communication network |
| US5590156A (en) * | 1994-04-22 | 1996-12-31 | Carney; Ronald | Multichannel wideband digital receiver making use of multiple wideband tuners having individually selectable gains to extend overall system dynamic range |
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