JP2812807B2 - 外部リードの曲げ装置 - Google Patents

外部リードの曲げ装置

Info

Publication number
JP2812807B2
JP2812807B2 JP41319590A JP41319590A JP2812807B2 JP 2812807 B2 JP2812807 B2 JP 2812807B2 JP 41319590 A JP41319590 A JP 41319590A JP 41319590 A JP41319590 A JP 41319590A JP 2812807 B2 JP2812807 B2 JP 2812807B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
cam
knockout
upper mold
external lead
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP41319590A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04219962A (ja
Inventor
博己 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Apic Yamada Corp
Original Assignee
Apic Yamada Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Apic Yamada Corp filed Critical Apic Yamada Corp
Priority to JP41319590A priority Critical patent/JP2812807B2/ja
Publication of JPH04219962A publication Critical patent/JPH04219962A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2812807B2 publication Critical patent/JP2812807B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外部リードの曲げ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置は樹脂封止後、外部リードの
フォーミング加工が施される。図2は外部リードの曲げ
加工に用いる曲げ装置の従来例を示す。外部リードの曲
げ加工ではノックアウトで製品を下金型との間で押さえ
るとともに曲げパンチで外部リードを突いて所定形状に
曲げ加工する。図2に示す装置は外部リードをZ形に曲
げ加工するものであるが、この装置では、ノックアウト
10の両サイドに曲げパンチ12、12を配置し、外部
リードに曲げパンチ12が当接する際に曲げパンチ1
2、12の先端側を若干内向きに寄せるようにして所定
の形状に曲げ加工できるようにしている。
【0003】ノックアウト10はカラー14を外挿した
ボルトを介して上金型16に支持され、ボルトの基部で
スプリング18に弾発されて上金型16が降下する方向
と同方向に上金型16に可動に支持される。曲げパンチ
12、12は軸20、20によって上金型16に支持さ
れ、上金型16と共に上下動する。軸20、20は曲げ
パンチ12、12が回動する際の支持軸となる。22は
曲げパンチ12に設けたローラである。ローラ22はノ
ックアウト10の外側面に面する曲げパンチ12の側面
に設け、ノックアウト10の外側面上に設けたカム24
に当接して転動する。この従来例の曲げ装置では、上金
型16が降下することによって、まずノックアウト10
が製品を押さえ、さらに上金型16が降下して曲げパン
チ12、12がノックアウト10に対して下動すること
により、ローラ22がカム24にのりあげ、曲げパンチ
12の下端を若干内側に寄せるようにして外部リードを
曲げ加工する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の外部リードの曲
げ装置では、上述したようにノックアウト10の外側面
にカム24を形成し、曲げパンチ12が外部リードを突
く際にローラ22がカム24にのりあがることで曲げパ
ンチ12を若干内側に寄せ、これによって所定の曲げ成
形がなされるようにしている。外部リードの曲げ成形で
は曲げパンチ12が外部リードを突く際の押圧力がリー
ドの曲げ形状に大きく影響を与えるから、曲げパンチ1
2の押圧力が一定しないと曲げ加工した後のリードの折
曲位置が製品によってばらつくことになる。外部リード
を曲げ加工する製品にはリード部分にリード保持用のテ
ープを貼った製品などがあり、またリードフレームの厚
さにばらつきなどがあるため、ノックアウト10で製品
を押さえた際に押さえ位置がわずかながら変動し、これ
によって製品のリード曲げ形状が一定しなくなるという
問題が生じる。
【0005】従来の曲げ装置は上述したように、ノック
アウト10に対して曲げパンチ12を相対的に下動させ
て曲げパンチ12の押圧位置を決めるが、ノックアウト
10の製品押さえ位置が変動すると、ノックアウト10
と独立に上金型16の下動にともなって降下する曲げパ
ンチ12のノックアウト10に対する相対的な移動位置
が変動し、これによって曲げパンチ12の突き量および
内方への振り込み量が変動し、リードの曲げ形状がばら
つくことになる。
【0006】上記のように従来の曲げ装置では製品の厚
さなどによってノックアウト10と曲げパンチ12との
相対的な位置関係が変動し、これによってリードの曲げ
形状が変わるから、曲げ加工の際にはノックアウト10
と曲げパンチ12との相対的な位置関係を適度に設定す
る必要がある。従来はローラ22の径を変えたり、上金
型16の下面に下金型に当接するストッパ26を設け、
ストッパ26の突出量を調節することによってこの位置
関係を調節している。しかしながら、ローラ22を変え
る場合にはローラを削るか又は新しく作らねばならずロ
ーラ22の交換が大変であること、また、ストッパ26
の突出量をシム等で調節してもパンチの突き量及び内方
への振り込みが同時に変化してしまい、突き量のみある
いは振り込みのみの調節ができないといった問題点があ
った。
【0007】そこで、本発明は上記問題点を解消すべく
なされたものであり、その目的とするところは、製品に
よってリードフレームの厚さがばらついたりしてノック
アウトによる押さえ量がばらついた場合でも、曲げパン
チによる突き量を一定にすることができ、これによって
リードの曲げ形状のばらつきをなくして安定した曲げ加
工を行うことのできる外部リードの曲げ装置を提供する
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、上金型に支持さ
れ上金型とともに下降して下金型との間で製品を押さえ
るノックアウトと、該ノックアウトの側方に位置し上金
型が降下する方向と同方向にノックアウトと独立に上下
動すべく上金型に支持され、上金型が降下する際にテー
パ突起状のカムに上部側に設けたローラが当接してのり
あげることにより、外部リードに当接する下部側が内方
にすぼまって外部リードを曲げ成形する曲げパンチとを
有する外部リードの曲げ装置において、前記カムをノッ
クアウトとは別体に設け、かつ上金型が降下する方向と
同方向に可動に上金型に支持し、該カムに曲げ成形時に
下金型から一定距離にカムを支持するカム位置規定手段
を設け、前記ローラを該カムに当接可能に曲げパンチを
設置したことを特徴とする。
【0009】
【作用】上金型の下降とともにノックアウトが下降し下
金型との間で製品を挟持して押さえる。カム位置規定手
段によって下金型面からのカム位置が所定位置に設定さ
れた状態で曲げパンチが上金型とともに下降し、曲げパ
ンチが外部リードに当接して曲げ加工する。曲げパンチ
は下降する際に前記カムにローラが当接し転動すること
によって外部リードに当接する下端側が内方にすぼまる
ようにして曲げ成形する。曲げパンチが当接するカムの
位置が下金型面から常に一定位置に規定されることで、
製品の厚みにばらつきがあるような場合でも曲げパンチ
とカムとの位置関係が一定に保持され、ばらつきのない
リード曲げ成形を行う。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る外部リード
の曲げ装置の一実施例を示す説明図である。本実施例の
リード曲げ装置は従来のリード曲げ装置でノックアウト
の外壁上に形成していたカムをノックアウトと別体に設
け、この別体に設けたカムに曲げパンチを当接させてノ
ックアウトが製品を押さえる際の押さえ位置によらずに
曲げパンチの突き出し位置を決めて曲げ加工するもので
ある。
【0011】図1に示すように、曲げパンチ12は従来
例と同様に上金型16とともに上下動すべく上金型16
に支持する。軸20は上金型16に支持されており、曲
げパンチ12の回動中心となる。上金型16の下面には
上金型16が下降した際に下金型32に当接して上金型
16と下金型32との離間距離を設定するストッパ30
を立設する。このストッパ30は従来例でのストッパ2
6と同様な作用をなすもので、ストッパ30の突出量を
調節することによって曲げパンチ12の突き出し量を規
定する。
【0012】製品40を曲げダイ42との間で挟んで挟
持するノックアウト10は、その上面でボルトによって
上金型16に支持する。上金型16内にはボルトの上部
が進入する凹部34を設け、凹部34内にボルトの上部
に係止したフランジとの間を弾発するスプリング18を
配設する。ボルトにはカラー14を外挿する。カラー1
4は上金型16に対して金型の降下方向と同方向に摺動
自在となっている。
【0013】カラー14にはカム部材50を外挿する。
カム部材50の外面上には前記曲げパンチ12に軸支し
たローラ22が当接するカム24を突設する。カム24
はリード曲げの際にそれぞれの曲げパンチ12、12に
設置したローラ22、22が当接するもので、下側がひ
ろがったテーパ突起状に形成する。なお、カム部材50
の下端はノックアウト10の上面からやや離間させて配
置する。カム部材50の上端はカム支持板52に固設す
る。カム支持板52は幅広の板体からなるもので、図の
ように曲げパンチ12、12の上方をこえて横方向に張
り出し、外側縁の下面にストッパ54を立設する。この
ストッパ54は曲げ加工時に下金型32に下端面が当接
し、下金型32面とカム24の離間距離を規定するもの
である。カム支持板52の外周側の上面にはカム支持板
52を支持する支持ロッド56を上金型16内に上部側
を進入させて立設する。支持ロッド56の上部は上金型
16に設けた凹部58に摺入し、凹部58内に設置した
スプリング60によって支持ロッド56は下方に弾発さ
れている。前記ストッパ54、カム支持板52、支持ロ
ッド56、スプリング60等はカム位置規定手段を構成
する。
【0014】続いて、上記実施例の作用について説明す
る。まず、上金型16が上位置にある状態で製品40を
曲げダイ42上にセットする。次いで、上金型16を下
降させる。上金型側ではノックアウト10が曲げダイ4
2にもっとも接近しているから、まずノックアウト10
が製品40の上面に当接して製品40を曲げダイ42と
の間で挟持する。さらに上金型16が下降すると、カム
支持板52に立設したストッパ54が次に下金型32の
上面に当接する。上金型16がさらに下降するとこれに
ともなって曲げパンチ12、12がカム部材50に対し
て降下し、ローラ22がカム24にのりあがり徐々に下
降して製品40の外部リードに当接してリードを曲げ成
形する。上金型16は上金型16の下面に設けたストッ
パ30が下金型32に当接するまで下降する。ノックア
ウト10が製品40に当接した後、また、ストッパ54
が下金型32に当接した後は、上金型16が降下すると
ともにノックアウト10およびカム部材50は上金型1
6、曲げパンチ12、12に対して相対的に上昇する。
すなわち、スプリング18、スプリング60の弾発力に
抗してカラー14、支持ロッド56が凹部34、58内
に進入する。図1は、上金型16が降りきった状態で、
製品40の外部リードが曲げ成形された状態である。
【0015】上記の曲げ成形動作からわかるように、本
実施例の曲げ装置では従来ノックアウト10に設けてい
たカム24をカム部材50としてノックアウト10とは
別体に設け、かつストッパ54によってカム部材50の
位置を下金型32の面を基準にして一定位置になるよう
にしたから、リードフレームの厚みのばらつきのように
製品のばらつきでノックアウト10の押さえ位置が変動
してもこれに影響されずにカム24の位置が設定でき、
したがって、曲げパンチ12、12とカム24との相互
位置が常に一定位置に設定されて外部リードに対する押
圧量、曲げパンチ12、12の振り込み角度が一定にな
ってばらつきのない安定したリード曲げ成形が行えると
いう大きな効果がある。また、上金型16のストッパ3
0の長さを調節することによって曲げパンチ12の突き
出し量が従来通り設定でき、またカム支持板52のスト
ッパ54の長さを調節することによって曲げパンチ12
の振り込み角度のみを調節することができる。さらに、
これらストッパ30、54を調節する場合も、金型を分
解したりすることなく調節でき作業性もよいという利点
がある。実施例ではストッパ54はボルト62によって
下面側から締めつけ固定している。したがって、ストッ
パ54を交換したりシム等を入れてストッパ54の突出
長さを微調整したりすることも容易である。以上、本発
明について好適な実施例を挙げて種々説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、、発明の精
神を逸脱しない範囲内で種々の改変を施し得ることはい
うまでもない。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る外部リードの曲げ装置によ
れば、上述したように、曲げパンチが係合するカムをノ
ックアウトと別体に設け、カム位置が金型に対して常に
一定位置にあるように設定したことによって、リードフ
レームの厚みのばらつき等のように製品にばらつきがあ
る場合でも、曲げパンチを一定に突き出して曲げ成形す
ることができ、ばらつきのない安定したリード曲げ成形
を行うことができる。また、曲げ成形の際の調整作業も
容易にできる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外部リードの曲げ装置の実施例を
示す説明図である。
【図2】外部リードの曲げ装置の従来例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】 10 ノックアウト 12 曲げパンチ 14 カラー 16 上金型 20 軸 22 ローラ 24 カム 30、54 ストッパ 50 カム部材 52 カム支持板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上金型に支持され上金型とともに下降して
    下金型との間で製品を押さえるノックアウトと、該ノッ
    クアウトの側方に位置し上金型が降下する方向と同方向
    にノックアウトと独立に上下動すべく上金型に支持さ
    れ、上金型が降下する際にテーパ突起状のカムに上部側
    に設けたローラが当接してのりあげることにより、外部
    リードに当接する下部側が内方にすぼまって外部リード
    を曲げ成形する曲げパンチとを有する外部リードの曲げ
    装置において、前記カムをノックアウトとは別体に設
    け、かつ上金型が降下する方向と同方向に可動に上金型
    に支持し、該カムに曲げ成形時に下金型から一定距離に
    カムを支持するカム位置規定手段を設け、前記ローラを
    該カムに当接可能に曲げパンチを設置したことを特徴と
    する外部リード曲げ装置。
JP41319590A 1990-12-20 1990-12-20 外部リードの曲げ装置 Expired - Fee Related JP2812807B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41319590A JP2812807B2 (ja) 1990-12-20 1990-12-20 外部リードの曲げ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41319590A JP2812807B2 (ja) 1990-12-20 1990-12-20 外部リードの曲げ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04219962A JPH04219962A (ja) 1992-08-11
JP2812807B2 true JP2812807B2 (ja) 1998-10-22

Family

ID=18521880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP41319590A Expired - Fee Related JP2812807B2 (ja) 1990-12-20 1990-12-20 外部リードの曲げ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2812807B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107127261A (zh) * 2017-07-13 2017-09-05 余中华 一种手制动控制杆左右件u型挂钩同步弯曲成型模具及同步加工方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07321273A (ja) * 1994-05-24 1995-12-08 Nec Corp 半導体リード成形金型
US9259861B2 (en) * 2008-12-15 2016-02-16 Textile Management Associates, Inc. Method of recycling synthetic turf
CN102225601A (zh) * 2011-04-25 2011-10-26 太仓市立新电器塑料有限公司 分料筛
CN106853468B (zh) * 2016-12-16 2018-10-02 重庆市雷驰金属结构制造有限公司 一种用于五金板材的快速高效折弯系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107127261A (zh) * 2017-07-13 2017-09-05 余中华 一种手制动控制杆左右件u型挂钩同步弯曲成型模具及同步加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04219962A (ja) 1992-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020095968A1 (en) Press die
JPS6331290B2 (ja)
US20020095969A1 (en) Press die
JP2812807B2 (ja) 外部リードの曲げ装置
US5199469A (en) Exterior lead forming device for semiconductor devices
US4485660A (en) Press sublifter with a movable gauge
JP4197643B2 (ja) トグル式単板エンボス加工装置
JPH039920Y2 (ja)
JP3415315B2 (ja) プレス装置
JPS5925547Y2 (ja) プレス機械における金型支持装置
KR20020096271A (ko) 판형시트 다곡면 복합 절곡방법 및 그 장치
JP2001160609A (ja) 電子部品の製造方法及びその装置
JP2511562B2 (ja) 曲げ加工用金型
JP2534356B2 (ja) 絞り成形装置
JPS6320409Y2 (ja)
JPS5941081Y2 (ja) 射出成形機の金型取付装置
JPS6123525A (ja) 曲げ型
JP3353918B2 (ja) 順送り加工装置
JP2001150030A (ja) 電子部品の製造方法、その製造装置及びその製造装置の駆動方法
JPH06238361A (ja) プレス金型の底突きパンチ取付構造
JP3038071B2 (ja) Ic製品のリード曲げ装置
JP2002248524A (ja) 順送り金型
CN213563072U (zh) 一种自动化带料冲裁装置
JPH0534814Y2 (ja)
JPH0713852Y2 (ja) プレス装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees