JP2811807B2 - ハンディプリンタ - Google Patents

ハンディプリンタ

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JP2811807B2
JP2811807B2 JP25562289A JP25562289A JP2811807B2 JP 2811807 B2 JP2811807 B2 JP 2811807B2 JP 25562289 A JP25562289 A JP 25562289A JP 25562289 A JP25562289 A JP 25562289A JP 2811807 B2 JP2811807 B2 JP 2811807B2
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JP
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昌浩 大野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、キーボードを側面に配置した筐体を握って
印字媒体上を摺動されることによって印字を行うハンデ
ィプリンタに関するものである。
[従来の技術] 近年、小型印字機の普及率が上がるのに伴い、背表
紙、ラベル等の印字を、手で持って印字できるハンディ
プリンタを用いて印字するケースが多くなってきた。
以下に従来のハンディプリンタについて説明する。
従来のハンディプリンタは、その側面にキーボード、
底面に印字部を設け、キーボードから入力した文字デー
タを印字するのに、ハンディプリンタを手で持って机上
に置いた用紙の上を摺動させながら行っていた。
また、キーボード上には入力機能や、編集機能の中断
を指示する「取消」キーが設けられており、外字の作成
モードから抜け出す場合や、文字サイズ、文字ピッチの
設定モードから抜け出す場合の他、印字動作の中断の指
示を行う場合に、この「取消」キーを操作することによ
って、各処理が中断されるようになっていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上記の従来の構成では、筐体を手に持っ
て印字を行うため印字動作中に動作の中断を指示する
「取消」キーに使用者の手が触れた場合、印字の動作が
使用者の意志に反して中断してしまうという問題点を有
していた。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記課題を解決するため、キーボード上の
所定のキーの複数の操作に応答して、印字動作を中断す
るようにした。
[作用] この構成により、印字動作中は単一のキー操作では印
字の中断は行われなくなる。
実施例 第1図は本発明の一実施例におけるハンディプリンタ
の外観図であり、第2図は本発明の一実施例におけるハ
ンディプリンタのブロック図であり、第3図は本発明の
一実施例におけるハンディプリンタの印字動作を中断す
る際の制御手順を示すフローチャートである。
第1図において、1は文字等を入力するキーボード、
2は入力された文字等を表示する表示画面、3は入力さ
れた文字等を印字する印字部である。4は印字を解除す
るための第1のキーとなる「機能」キーであり、5は印
字を解除するための第2のキーとなる「取消」キーであ
る。6は電源キーである。
第2図において、7は文字等を入力する入力部、8は
入力された文字等を9の中央制御手段に伝達する入力処
理手段、10は入力された文字等をデータとして記憶する
メモリのRAMであり、11及び12は、入力された内容を表
示する表示処理手段及び表示画面であり、13は中央制御
手段9によって制御され印字データを印字部14に出力す
る印字処理手段であり、15は第3図のフローチャートに
従った制御プログラム及びフォントデータが記憶されて
いる読み出し専用メモリのROMである。
第3図のキー入力処理において、ステップs16ではキ
ーボード1から入力情報を読み込み、ステップs17では
前回までの操作で設定されている現在の入力状態を読み
込む。ステップs18では現在の入力状態を識別する。ス
テップs19では第1のキーである「機能」キー4が押さ
れたかどうかの判断を行い、ステップs20では入力状態
を第2の状態へ移行させる。ステップs21では第2のキ
ーである「取消」キー5が押されたかどうかの判断を行
う。ステップs22では印字動作の中断を行い、ステップs
23は入力状態を第1の状態へ戻す処理である。
以上のように構成された本実施例のハンディプリンタ
について、以下その動作の説明をする。
印字実行中に印字を中断したいときは、まず印字を中
断させる第1のキーである「機能」キー4を押す。する
と第3図において、入力状態が第1の状態で、印字を中
断させる第1のキーである「機能」キー4が押されたこ
とになるから、ステップs20で入力状態は第2へ移行す
る。次に、印字動作を中断させる第2のキーである「取
消」キー5を押す。すると第3図において、入力状態が
第2の状態で、印字を中断させる第2のキーである「取
消」キー5が押されたことになるから、ステップs22で
印字は中断される。
印字の実行中に印字を中断する意志が無いときに、誤
って印字を中断させる第1のキーである「機能」キー4
が押されたとすると、第3図において、入力状態が第1
の状態で、印字を中断させる第1のキーである「機能」
キー4が押されたことになるから、ステップs20で入力
状態は第2へ移行するが、それだけでは印字は中断しな
い。また、印字を中断させる第2のキーである「取消」
キー5は、印字を中断させる第1のキーである「機能」
キー4と位置的に離れているので、連続して押される可
能性は少ない。それで、印字を中断させる第2のキーで
ある「取消」キー5以外が押されると第3図において、
入力状態が第2の状態で、印字を中断させる第2のキー
である「取消」キー5以外を押されたことになるから、
ステップs23で入力状態は第1へ移行する。
なお、本実施例では印字を中断する例を2つキーの連
続入力で行ってうようにしたが、印字の中断は複数のキ
ーの連続入力で行うようにしてもよい。或は、「取消」
キー5が複数回連続して操作されたことに応答して印字
動作の中断を行うようにしてもよい。
なお、本実施例では第2のキーである「取消」キー5
は印字の中断のために用いたが、第1のキーである「機
能」キー4を押した後、電源キー6を押すことで、印字
動作の中断かつ電源をOFFする構成でもよい。つまり、
電源キー6を「取消」キー5として使用する構成でもよ
い。
以上のように本実施例によれば、印字動作中の印字の
中断の指示を複数のキーの連続入力で受け付ける構成に
したことにより、印字中に使用者が誤って印字の中断キ
ーに触れても印字は中断しない。
[発明の効果] 本発明は、印字動作中の印字の中断の指示を行うキー
を設けたことにより、印字の中断をすることができ、さ
らに、印字動作中の印字の中断の指示を複数のキーの連
続入力で受け付ける構成にしたことにより、印字中に使
用者が誤って印字の中断キーに触れても印字は中断しな
いという効果を得ることができる優れたハンディプリン
タを実現するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるハンディプリンタの
外観図、第2図は本発明の一実施例におけるハンディプ
リンタのブロック図、第3図は本発明の一実施例におけ
るハンディプリンタの制御手順を示すフローチャートで
ある。 1……キーボード、 2……表示画面 3……印字部 4……機能キー 5……取消キー 6……電源キー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体上を摺動させて印字を行うハンデ
    ィプリンタであって 外装の側面に設けられるキーボードと、 前記キーボードの操作に応答して文字データの記憶を行
    う記憶手段と、 前記外装の底面に設けられ、前記記憶手段に記憶された
    文字データの印字を行う印字手段と、 前記キーボード上の所定のキーの複数の操作に応答し
    て、前記印字手段の印字動作を中断させる制御手段と、 を有することを特徴とするハンディプリンタ。
JP25562289A 1989-09-29 1989-09-29 ハンディプリンタ Expired - Fee Related JP2811807B2 (ja)

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