JP2811616B2 - 自動車用遊星歯車変速機の変速段切換え装置 - Google Patents

自動車用遊星歯車変速機の変速段切換え装置

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JP2811616B2 JP4213151A JP21315192A JP2811616B2 JP 2811616 B2 JP2811616 B2 JP 2811616B2 JP 4213151 A JP4213151 A JP 4213151A JP 21315192 A JP21315192 A JP 21315192A JP 2811616 B2 JP2811616 B2 JP 2811616B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊星歯車変速機の変速
の切換えに関与する摩擦結合素子が、動作状態で圧力
媒体の作用を受ける動作ピストンを含む切換え操作装置
により係合せしめられ、また不動作状態で摩擦結合素子
の摩擦面の間に遊隙を確保するためばね手段により係合
解除せしめられ、切換え操作装置から出る動作圧力導管
と、アキユムレータから出るアキユムレータ圧力導管と
圧力調整器の圧力導管及び圧力のない戻り導管に接続さ
れる3ポート2位置切換え弁から出る動作圧力中間導管
とが、2つの位置の間で切換え可能な係合解除制御弁に
接続され、中間導管が、変速段の切換えに対応する切換
え弁の変速位置で圧力調整器の圧力導管に接続され、ま
変速段の切離しに対応する切換え弁の遮断位置で戻り
導管に接続され、動作圧力導管が、係合解除制御弁の一
方の位置で中間導管に接続され、係合解除制御弁の他方
の位置で中間導管に対して遮断される、自動車用遊星歯
車変速機の変速段切換え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の公知の切換え装置(ドイツ連邦
共和国特許出願公開第2321352号明細書)では、
第3速の切換えに関与する多板クラツチの切換え操作装
置が、この切換え操作装置の方へ開く逆止弁を介して、
動作圧力導管から出るバイパス導管により係合解除制御
弁を迂回して中間導管に接続されている。アキユムレー
圧力導管は絞りを介してバイパス導管に接続されてい
るので、クラツチの係合の際アキユムレータは中間導管
からバイパス導管を介して圧力を補給される。アキユム
レータ圧力導管から制御圧力導管が分岐して、走行速度
に関係する制御圧力を導く第2の制御圧力導管と共に係
合解除制御弁に接続されている。切換え弁が第2速用の
位置へ切換え制御されていると、中間導管は切換え弁の
戻り導管に接続されるが、第2速の切換えに関与する
速段ブレーキが係合するまで、クラツチの切換え操作装
置は逆止弁及び係合解除制御弁により戻り導管に対して
遮断され、その際アキユムレータはバイパス導管を介し
て、また切換え操作装置は係合解除制御弁を介して、切
換え弁の戻り導管へ圧力を除かれる。この装置では、切
換え操作装置から、アキユムレータの圧力媒体の移行が
考慮されておらず、また不可能である。
【0003】遊星歯車変速機を持つ市内バスの燃料消費
を少なくするため、車両の停止毎に変速機を自動的に″
中立″へ切換える試みがなされている。それにより無負
荷運転の機関はもはや負荷されないので、噴射量が減少
される。都市の中心部における交通渋滞の際、車両は交
通のため又は停留所で多くの時間部分を停止状態で過ご
し、停止毎に中立キーの操作を運転者に期待することは
できないので、実現可能な節約手段が重要である。
【0004】平らな道路上における自動的な中立切換え
には問題ないが、登り坂での停止の際、発進のため運転
者が制動ペダルから足を離して、加速ペダルを踏む時、
車両が後戻りする危険がある。即ちその時には変速機の
摩擦結合素子を係合させて、動力伝達経路を再び形成せ
ねばならない。その際切換え操作装置の充填過程をでき
るだけ短くすることが重要である。
【0005】遊星歯車変速機では、走行運転中過大なト
ルクを伝達せねばならない摩擦結合素子を″中立″にお
いて釈放せねばならないことがある。自動的な中立切換
えにも理論的に使用可能で前進変速段において駆動トル
クを導入するクラツチは、このクラツチが後退変速段
おいて駆動トルクを導入するクラツチと共に構造単位を
形成している場合、荷重を除かれてはならない。即ち操
作圧力媒体の遠心力による圧力のため、このクラツチが
係合することになる。1つの変速段において過大なトル
クを伝達する摩擦結合素子は他の変速段で荷重を除かれ
るので、不動作状態における大きい引きずり損失を回避
するため、摩擦結合素子の摩擦面の間に充分な遊隙を確
保せねばならない。
【0006】荷重を除かれた状態における摩擦結合素子
の戻しは戻しばねにより保証される。薄板摩擦結合素子
の切換えの際、すべての薄板が互いに接してトルクを伝
達できるまで、ピストン空間を圧力媒体で満たさねばな
らない。この充填過程の終了後圧力降下がもはや存在し
ないため、切換え操作装置の圧力が供給される圧力と同
じ高さに上昇する時、摩擦結合素子により大きすぎるト
ルクが伝達されないようにするため、この充填過程にお
いて供給される圧力は高すぎてはならない。しかし供給
される圧力が比較的低いため、充填過程が過度に長く続
くので、上述した後戻りのおこる可能性がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底にある課
題は、″中立″からの切換えの際摩擦結合素子の切換え
時間を短くして、登り坂で発進する際車両の著しい後戻
りがおこらず、他の変速段における通常の走行運転中薄
板摩擦結合素子に充分な薄板遊隙が存在するようにする
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
不発明によれば、変速機におけるトルク伝達を解消する
中立状態で、切換え弁が変速位置にあり、また係合解除
制御弁が中間導管に対して動作圧力導管を遮断する係合
解除位置にあり、係合解除制御弁が圧力のない戻り導管
に接続され、かつ動作圧力導管を介して切換え操作装置
に接続され、さらにアキユムレータ圧力導管を介して
キユムレータに接続されており、アキユムレータ圧力導
管が、係合解除制御弁の係合解除位置で動作圧力導管に
接続され、また係合解除制御弁の変速位置で戻り導管に
接続され、アキユムレータの容積が、係合位置における
切換え操作装置の動作圧力室の容積に合わされ、それに
より動作圧力導管が係合解除制御弁を介してアキユムレ
ータ圧力導管に接続される時、切換え操作装置の圧力媒
体がアキユムレータへ移行して、摩擦結合素子が荷重を
除かれてトルクを伝達しない係合解除位置へ、切換え操
作装置がもたらされるようにする。
【0009】
【発明の効果】こうして本発明によれば、変速機の中立
状態で、切換え操作装置の圧力媒体がアキユムレータ
移行し、絞りを持つ戻り導管を介して排出されるのでは
ないため、中立状態を介する変速段切換えの際摩擦結合
素子の切換え時間を短くすることができる。またこれに
より、中立状態において、係合解除制御弁を介して中間
導管を戻り導管に接続することが可能となるので、この
中間導管の圧力低下により、切換え弁を介してこの中間
導管に接続される圧力調整器を調整状態へ急速に移行さ
せることもできる。
【0010】
【実施例】本発明の詳細は、図面に示されている実施例
の以下の説明から明らかになる。
【0011】図1を参照して、遊星歯車変速機3の入力
軸22は、直結クラツチ24を持つ流体トルクコンバー
タ23を介して駆動機関のクランク軸25から駆動可能
であるか、又は流体ブレーキ26により制動可能であ
る。
【0012】変速機3は通常のようにバスの駆動後車軸
に伝動結合する出力軸27を持ち、この出力軸27は、
公知のシンプソン遊星歯車装置28により前進変速段
係合する駆動クラツチ29と、後退変速段でも係合する
駆動クラツチ30とを介して、入力軸22に伝動結合可
能である。
【0013】シンプソン遊星歯車装置28の後部遊星キ
ヤリヤ31は、第1速及び後退変速段用の変速段ブレー
キ4に結合されている。シンプソン遊星歯車装面28の
太陽歯車は、駆動クラツチ30及び第2速用の変速段
レーキ32に結合されている。
【0014】直結の第3速では変速段ブレーキ4及び3
2が係合解除され、駆動クラツチ29及び30が係合せ
しめられる。
【0015】図2に示すように、摩擦結合素子としての
変速段ブレーキ4は薄板ブレーキとして構成され、その
外側薄板33は、変速機ハウジング34の軸線方向溝3
5に、相対回転せず軸線方向移勤可能に案内されてい
る。変速段ブレーキ4の内側薄板36は、遊星キヤリヤ
31に相対回転しないように結合されている円筒状内側
薄板保持体37に、相対回転せず軸線方向移動可能に案
内されている。積層薄板33,36は変速機ハウジング
34の支持体38と環状押圧片39との間に設けられて
いる。この押圧片39は、軸線方向ピストン構造の圧力
媒体切換え操作装置5により係合方向に、また戻しばね
6により係合解除方向に操作可能である。切換え操作装
置5は変速機ハウジング34内に設けられる動作圧力室
40を持ち、この動作圧力室40内に動作ピストン41
が移動可能にはまつている。戻しばね6は、一方では押
圧片39と一体の動作ピストン41に支持され、他方で
は変速機ハウジング34内に固定される支持体42に支
持されている。動作圧力室40は動作圧力導管7により
5ポート2位置係合解除制御弁14に接続されている。
【0016】アキユムレータ8は、アキユムレータ圧力
導管9により係合解除制御弁14に接続される蓄圧室4
3を持つている。蓄圧室43内には蓄圧ピストン44が
はまつて、押出し位置46から押込み位置47へばね手
段45の作用に抗して移動可能である。蓄圧ピストン4
4の押込み位置47で生ずる蓄圧室43の容積は、動作
ピストン41の係合位置で生ずる動作圧力室40の容積
に合わされて、動作圧力導管7が係合解除制御弁14を
介してアキユムレータ圧力導管9に接続されている時、
摩擦薄板33,36がちようど荷重を除かれてトルクを
伝達しない程度にのみ、動作ピストン41が押戻される
ようにしている。
【0017】3ポート2位置切換え弁12は調整器圧力
導管10、圧力のない戻り導管11及び動作圧力中間導
管13に接続されている。
【0018】調整器圧力導管10は、主圧力導管49か
ら圧力媒体を供給されかつ変調圧力制御導管50の荷重
に関係する変調圧力に特に関係して動作する圧力調整器
48から出ている。調整器圧力導管10には絞り51が
設けられ、切換え弁12と絞り51との間にある調整器
圧力導管10の部分から、圧力調整器48に接続される
制御圧力導管52が分岐している。
【0019】切換え弁12はばね手段53により図示し
た遮断位置54へ操作可能で、この遮断位置で調整器圧
力導管10が遮断され、中間導管13が戻り導管11に
接続される。切換え弁12は制御圧力導管55の制御圧
力により変速位置15へ切換え制御可能で、この変速
置で戻り導管11が遮断され、中間導管13が調整器圧
力導管10に接続される。この制御圧力導管55は、主
圧力導管49から圧力を供給されかつ圧力のない戻り導
管57を持つ3ポート2位置電磁パイロツト制御弁56
に通じている。パイロツト制御弁56の図示した消勢不
動作位置で、主圧力導管49が遮断され、制御圧力導管
55が戻り導管57に接続されている。パイロツト制御
弁56の付勢動作位置では、制御圧力導管55が主圧力
導管49に接続され、戻り導管57が遮断される。
【0020】係合解除制御弁14はばね手段20により
図示した変速位置18へ操作可能で、この変速位置で
キユムレータ圧力導管9が戻り導管17に接続され、動
作圧力導管7が中間導管13に接続され、戻り導管17
が中間導管13に対して遮断されている。係合解除制御
弁14は制御圧力導管58の制御圧力により係合解除位
瞭16へ切換え制御可能で、この係合解除位置で動作圧
力導管7が中間導管13に対して遮断されて、アキユム
レータ圧力導管9に接続され、戻り導管17がアキユ
レータ圧力導管9に対して遮断されて、中間導管13に
接続される。戻り導管17と係合解除制御弁14との間
には、作用的に絞り19が設けられている。制御圧力導
管58は、主圧力導管49から圧力を供給されかつ圧力
のない戻り導管59を持つ3ポート2位置パイロツト制
御弁21へ通じている。このパイロツト制御弁21の図
示した消勢位置では、主圧力導管49が遮断され、制御
圧力導管58が戻り導管59に接続されている。パイロ
ツト制御弁21の付勢される位置では、制御圧力導管5
8が主圧力導管49に接続され、戻り導管59が遮断さ
れる。
【0021】第1速ないし第3速及び後退変速段ではパ
イロツト制御弁21が無電流で、係合解除制御弁14は
図示した変速位置18にある。中間導管13は動作圧力
導管7を介して切換え操作装置5に接続されているの
で、中立状態を除いて制御装置の機能は全部の変速段
換えを含んでいる。アキユムレータ圧力導管9は係合解
除制御弁14及び絞り19を介して圧力なしであり、従
つてアキユムレータ8の蓄圧ピストン44は押出されて
いる(位置46)。
【0022】第1速ではパイロツト制御弁56が付勢さ
れ、切換え弁12がばね手段53の力に抗して変速位置
15へ操作される。それにより中間導管13従つて切換
え操作装置5も調整器圧力導管10に接続され、動作ピ
ストン41が摩擦薄板33,36を互いに押付ける。″
中立″への切換えの際パイロツト制御弁56は付勢され
たままであり、パイロツト制御弁21も同様に付勢され
る。それにより係合解除制御弁14がばね20の力に抗
して係合解除位置へ操作されて、動作圧力導管7をアキ
ユムレータ8に接続する。従つて圧力媒体は切換え操作
装置5の動作圧力室40からアキユムレータ8へ流れる
ことができ、蓄圧ピストン44が押込み位置47へ移動
し、切換え操作装置5の動作ピストン41は戻しばね6
により右方へ押される。
【0023】第1速を再び入れると、パイロツト制御弁
21が消勢されるので、係合解除制御弁14はばね20
により変速位置18へ操作される。それにより切換え操
作装置5の動作圧力室40が中間導管13に接続される
ので、動作ピストン41は直ちに再び薄板33,36を
互いに押付ける。
【0024】本発明の特別な利点は、中立状態において
中間導管13が係合解除制御弁14を介して戻り導管1
7に接続されているので、圧力媒体が常に圧力調整器4
8の圧力導管10から絞り19を介して戻り導管17へ
流出することである。それにより制御圧力導管52にお
いて絞り51の後の圧力が低下し、従つて圧力調整器4
8が調整状態へ急速に移行せしめられる。その結果変速
ブレーキ4の再作動の際、荷重に関係して変化される
動作圧力が直ちに利用可能となる。
【0025】切換え弁12の切換えにより、絞り51の
後に生ずる導管容積が特に動作圧力室40の容積により
増大されるので、変速段ブレーキ4が係合せしめられる
時、圧力調整器48を急速に調整状態へ移行させる制御
圧力導管52の機能が常に現れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1速用の変速段ブレーキを持つバスの遊星歯
車変速機の原理的構成図である。
【図2】図1の第1速用の変速段ブレーキの切換え装置
の接続図である。
【符号の説明】
3 遊星歯車変速機 4 第1速用の変速段ブレーキ 5 切換え操作装置 6 戻しばね 7 動作圧力導管 8 アキユムレータアキユムレータ圧力導管 10 調整器圧力導管 11,17 戻り導管 12 切換え弁 13 中間導管 14 係合解除制御弁 15,18 変速位置 16 係合解除位置 33,36 摩擦薄板 40 動作圧力室 41 動作ピストン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス・ボルマン ドイツ連邦共和国シユトウツトガルト 50・キツシンゲル・シユトラーセ70/1 (56)参考文献 特開 昭53−34057(JP,A) 特開 昭54−7062(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 61/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊星歯車変速機の変速段の切換えに関与
    する摩擦結合素子が、動作状態で圧力媒体の作用を受け
    る動作ピストンを含む切換え操作装置により係合せしめ
    られ、また不動作状態で摩擦結合素子の摩擦面の間に遊
    隙を確保するためばね手段により係合解除せしめられ、 切換え操作装置から出る動作圧力導管と、アキユムレー
    から出るアキユムレータ圧力導管と、圧力調整器の圧
    力導管及び圧力のない戻り導管に接続される3ポート2
    位置切換え弁から出る動作圧力中間導管とが、2つの位
    置の間で切換え可能な係合解除制御弁に接続され、 中間導管が、変速段の切換えに対応する切換え弁の変速
    位置で圧力調整器の圧力導管に接続され、また変速段
    切離しに対応する切換え弁の遮断位置で戻り導管に接続
    され、 動作圧力導管が、係合解除制御弁の一方の位置で中間導
    管に接続され、係合解除制御弁の他方の位置で中間導管
    に対して遮断される変速段切換え装置において、 変速機(3)におけるトルク伝達を解消する中立状態
    で、切換え弁(12)が変速位置(15)にあり、また
    係合解除制御弁(14)が中間導管(13)に対して動
    作圧力導管(7)を遮断する係合解除位置(16)にあ
    り、 係合解除制御弁(14)が圧力のない戻り導管(17)
    に接続され、かつ動作圧力導管(7)を介して切換え操
    作装置(5)に接続され、さらにアキユムレータ圧力導
    管(9)を介してアキユムレータ(8)に接続されてお
    り、アキユムレータ 圧力導管(9)が、係合解除制御弁(1
    4)の係合解除位置(16)で動作圧力導管(7)に接
    続され、また係合解除制御弁(14)の変速位置(1
    8)で戻り導管(17)に接続され、アキユムレータ (8)の容積が、係合位置における切換
    え操作装置(5)の動作圧力室(40)の容積に合わさ
    れ、それにより動作圧力導管(7)が係合解除制御弁
    (14)を介してアキユムレータ圧力導管(9)に接続
    される時、切換え操作装置(5)の圧力媒体がアキユム
    レータ(8)へ移行して、摩擦結合素子が荷重を除かれ
    てトルクを伝達しない係合解除位置へ、切換え操作装置
    (5)がもたらされるようにすることを特徴とする、自
    動車用遊星歯車変速機の変速段切換え装置。
  2. 【請求項2】 係合解除制御弁(14)の係合解除位置
    (16)で中間導管(13)が戻り導管(17)に接続
    されることを特徴とする、請求項1に記載の切換え装
    置。
  3. 【請求項3】 絞り(19)が戻り導管(17)と係合
    解除制御弁(14)との間に設けられていることを特徴
    とする、請求項1又は2に記載の切換え装置。
  4. 【請求項4】 5ポート2位置弁が係合解除制御弁(1
    4)として使用されることを特徴とする、請求項1ない
    し3の1つに記載の切換え装置。
  5. 【請求項5】 係合解除制御弁(14)がばね手段(2
    0)により変速位置(18)に保たれることを特徴とす
    る、請求項1ないし4の1つに記載の切換え装置。
  6. 【請求項6】 係合解除制御弁(14)が3ポート2位
    置電磁パイロツト制御弁(21)を介して係合解除位置
    (16)へ切換えられることを特徴とする、請求項1な
    いし5の1つに記載の切換え装置。
JP4213151A 1991-07-05 1992-07-02 自動車用遊星歯車変速機の変速段切換え装置 Expired - Lifetime JP2811616B2 (ja)

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DE4122257.1 1991-07-05

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