JP2811103B2 - 不良合板の再生方法 - Google Patents

不良合板の再生方法

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JP2811103B2
JP2811103B2 JP835490A JP835490A JP2811103B2 JP 2811103 B2 JP2811103 B2 JP 2811103B2 JP 835490 A JP835490 A JP 835490A JP 835490 A JP835490 A JP 835490A JP 2811103 B2 JP2811103 B2 JP 2811103B2
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勝 藤本
泰嗣 水野
正己 近藤
茂俊 坂井
善永 勝沢
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大鹿振興株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は不良合板の再生方法に関し、詳しくは、接着
不良パンクの不良合板を再生させる資源の有効利用を図
ることのできる技術に関する。
[従来の技術]および[その解決すべき課題] 合板製造における原木費の原価構成に占める割合は非
常に大きく、製品歩止りは合板原価に著しい影響をも
つ。この為、廃材の減少により歩止り向上は合板工場に
おける重要な課題であり、各合板工場では最大の努力を
払い歩止り向上に成果を上げるようにしている。
一方、乾燥又はそれ以後の取扱いによる単板の裂け、
接着不良など操作が不適当なために不良品を作り歩止り
を下げる場合も少なくない。
一般に不良合板と呼ばれるものには、心離れ、心重な
り、パンク、接着不良、単板割れ、変色、穴あき、損
傷、凹み、折れ等がある。
各合板工場では品質管理を徹底させて不良率の減少に
努力しているが、不良合板をなくすことは非常に困難で
あり、合板工場での不良率は一般に高いものになってい
る。
不良合板のうち、パンク及び接着不良が半分を占めて
いる。
現在不良合板は焼却または使用可能なところだけを切
り取り端材として売ることもあるが、大幅に原価割れし
ており、タダ同然である。
これらのパンク及び接着不良合板を再生させることが
出来れば歩止り向上および資源の有効利用に貢献でき
る。
従来不良合板の再生方法としてパンク部分に注射針を
うち、また穴をあけ、接着剤を注入後熱圧する方法が試
みられてきた。
しかしながら、接着剤が不良部分全体に行き渡らず或
は合板の強度が低下したり、見栄えが悪くなる等実用に
は至らなかった。
本発明はこのような接着の問題に基因して焼却などし
てまわざるをえない不良合板を再生させ資源の有効利用
を図り、歩止りを向上させ、さらに、従来達成できなか
った不良合板の再生の途を開くことを目的とする。
本発明のそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の
記述および添付図面からあきらかになるであろう。
[課題を解決するための手段] 本発明は、パンクまたは接着不良の不良合板の表層部
に多数の繊維方向に沿ったきずをつけた後、当該合板に
接着剤を塗付浸透させ、次いで、当該合板の接着剤塗付
面に新しい基材を熱圧接着させることを特徴とする不良
合板の再生方法に存し、好ましくは、きずをつけるため
の刃を有するロールを回転させ不良合板の表層面に当該
合板の中板表面には達しない深さの多数の繊維方向に沿
った千鳥状のきずをつけることを特徴とする不良合板の
再生方法に存する。
すなわち、本発明では、不良合板の表層部に多数の繊
維方向に沿ったきずをつける。不良合板にきずをつける
際に繊維方向に沿ってつけるのは、繊維方向に直角につ
けると合板の強度が低下するからである。
従って、繊維方向に沿ってきずをつけることにより合
板の強度を低下させずに済み、また、繊維方向に沿って
きずをつけることにより接着剤の浸透性が良好になる。
そこで、接着剤を塗付することで合板の中板まで均一に
接着剤が浸透し、その接着剤を用いてその塗付面に新し
い単板などの基材をのせ熱圧接着すると、当該基材によ
りさらに強度が向上し、当該基材により当該きずがつけ
られた合板塗付面が隠され、化粧合板などとして当該不
良合板の再生を図ることができる。
次に本発明の再生方法を適宜一実施例を示す図面を参
照しつつ説明する。
第2図(A)は、合板の一例を、模式的に平面図で示
す。
当該合板1は、広くは、接着性に問題があるもので、
パンクまたは接着不良のものである。
当該不良合板1に、第2図(B)に一例を示すよう
に、多数のきず2をつける。
第2図(B)は、同図M部の平面を模式的に示す。
第2図(B)では、きず2の長さが30mmで、ピッチが
10mmであることを示している。
きず2は、連続的につけてもよいが、このように間欠
的に適宜ピッチを置いて設けることが合板の強度上好ま
しい。
また、図示のように、千鳥状に配列することが、同様
の理由からさらに好ましい。
きず2をつける際に繊維方向に沿って設けるのは、繊
維方向に直角につけると合板の強度が低下するからであ
る。
また、繊維方向に沿ってきず2を設けることにより、
接着剤の浸透性が良好になる。
きず2をつけるには、多数の鋭利な刃物を有するロー
ルを回転させ、これにより不良合板1の表層面に無数の
きず2をつけていくとよい。
第3図に、第2図(B)I−I線に沿う断面図を示
す。
図示のように当該不良合板1の断面構成の一例は、表
板3と中板(心板)4と裏板5とから成っている。
きず2は、第3図に示すように、表板2に設けられ、
合板の強度を低下させないためには、中板4の表面には
達しない深さとする。
第3図で点線で示すように、裏板5側にもきず2を設
けてもよい。
きず2は、不良合板1の不良程度に応じて片面にある
いは両面処理を施せばよい。
尚図示が省略されているが、不良合板1における表板
3と中板4との間および中板4と裏板5との間には接着
層が介在している。
上記繊維方向に沿ったきず2をつけることにより、再
生用の接着剤は不良合板1の内部に浸透していく。
当該接着剤には、従来合板用として使用されている各
種の接着剤を使用することができる。
当該接着剤には、例えば、ユリア樹脂,メラミンユリ
ア共縮合樹脂,フェノール樹脂,メラミンフエノール樹
脂よりなる接着剤を挙げることができる。
本発明では、不良合板の表層部に多数のきずをつけ、
それも繊維方向に沿ってきずをつけるので接着剤が合板
内部まで浸透させることができるが、当該接着剤として
はできるだけ浸透性の良い接着剤を用いることが好まし
い。
接着剤は、スプレッター塗付などの方法により塗付さ
れる。
接着剤は、合板1の中板4にまで均一に浸透する。繊
維方向に沿った多数のきず2をつけることにより、接着
不良層に浸透し易くなる。
接着剤の塗付浸透後に、きず2をつけた不良合板1の
表面(片面または両面)に、新しい基材を、例えば第1
図に示すように接着させる。
新しい基材6,7として、例えば、単板あるいは合板を
用いると再生合板に、化粧紙を用いると化粧合板に、ひ
き板を用いると新しい木質材料に、FRP(ガラス繊維強
化プラスチックス)、プラスチック、無機材料を用いる
と複合材料となし得る。
新しい基材6,7の接着には、上記塗付に使用した接着
剤が用いられ不良合板1のきず2をつけたその塗付面に
新しい基材6,7を熱圧接着させる。
当該基材6,7は不良合板再生の際に化粧効果などを奏
する他、合板の強度向上に役立つ。
本発明によれば、上記のように不良合板の表層部に繊
維方向に沿って多数のきず2をつけ、接着剤を塗付する
ことにより、合板の強度を低下させずに、合板の内部に
まで均一に接着剤を浸透させ、その後新しい基材を熱圧
接着させることにより不良合板の再生利用を図ることが
でき、パンクあるいは接着不良により焼却などを余儀な
くされる不良合板を再生利用することができる。
[実施例] 次に、本発明の実施例を示す。
実施例1. 表・裏板1.0mm,中板3.6mm、3プライカポール合板の
不良合板を使用し、その表板及び裏板に繊維方向に沿っ
て多数の鋭利な刃物を有するロールを回転させ、表板及
び裏板に第2図(B)に示す如き、長さ30mm、ピッチ10
mm千鳥配列の無数のきず2をつけ、接着剤が接着不良層
に浸透しやすくする。
この場合、第3図に示す如く、きず2の深さは表板3
(裏板5)と心板4の接着層にとどまるように、刃高さ
の微調整可能な機構を有するロールを使用し、心板4に
傷がつき合板の強度が低下することを防止した。
当該きずをつけた合板の表裏面に、湖塗布機(スプレ
ッダー)にて浸透性良好なユリア樹脂系接着剤を片面あ
たり150g/m2,及び200g/m2の割合にて均一に塗布し、そ
の上下に厚さ1.0mmのワラン単板を重ね、これをホット
プレスに挿入し、圧力10kg/cm2、温度110℃に60秒熱圧
することによって再生合板をつくった。
比較例1として、不良合板にキズをつけないで、同様
に単板を重ね、再生合板をつくった。
これらの合板は、合板の日本農林規格により試験し
た。また、比較例2として、未処理不良合板の接着力も
同様に試験した。その結果、本発明の方法により、再生
した合板は接着不良部の強度が表−1の如く向上し実用
上問題ないことが確認された。
[発明の効果] 以上本発明によれば、接着不良パンクの不良合板を再
生させ、資源の有効利用を図り、歩止りを向上させ、コ
ストを低減させることのできる技術を提供することがで
き、その意義は非常に大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法による再生合板の一例斜面図、第2
図(A)は合板の平面図、第2図(B)は不良合板の繊
維方向に沿ってつけられた傷の一例配列図、第3図は傷
のつけられた不良合板の断面図である。 図において1は不良合板、2はきず、3は表板、4は心
板、5は裏板、6及び7は新基材である。なお、第2図
(B)における上記以外の符号は寸法を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−204001(JP,A) 特許2515503(JP,B2) 特公 昭49−28963(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B27D 1/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パンクまたは接着不良の不良合板の表層部
    に多数の繊維方向に沿ったきずをつけた後、当該合板に
    接着剤を塗付浸透させ、次いで、当該合板の接着剤塗付
    面に新しい基材を熱圧接着させることを特徴とする不良
    合板の再生方法。
  2. 【請求項2】きずをつけるための刃を有するロールを回
    転させ不良合板の表層面に当該合板の中板表面には達し
    ない深さの多数の繊維方向に沿った千鳥状のきずをつけ
    ることを特徴とする不良合板の再生方法。
JP835490A 1990-01-19 1990-01-19 不良合板の再生方法 Expired - Lifetime JP2811103B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2515503B2 (ja) 1986-07-30 1996-07-10 株式会社 名南製作所 柔軟な合板の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2515503B2 (ja) 1986-07-30 1996-07-10 株式会社 名南製作所 柔軟な合板の製造方法

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