JP2810701B2 - インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置

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JP2810701B2 JP1138291A JP13829189A JP2810701B2 JP 2810701 B2 JP2810701 B2 JP 2810701B2 JP 1138291 A JP1138291 A JP 1138291A JP 13829189 A JP13829189 A JP 13829189A JP 2810701 B2 JP2810701 B2 JP 2810701B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインクジェット記録ヘッドおよびインクジェ
ット記録装置に関する。
〔従来の技術〕
インクを吐出する複数の吐出口を具備したインクジェ
ット記録ヘッドを搭載し、記録媒体を搬送し、かつ、イ
ンクジェット記録ヘッドを走査させて記録媒体上に記録
を行なう従来のインクジェット記録装置について、第19
図を参照して説明する。
このインクジェット記録装置は電源ON状態において、
ホストコンピュータなどの外部装置等からインクジェッ
ト記録装置に印字命令が送られると、その印字命令はコ
ントロール回路8により解析され印字動作が行なわれ
る。そして、LFモーター7が駆動され、その駆動力によ
り搬送ローラー6が動作し記録媒体11が記録動作を行な
う所定の位置まで搬送される。次に、CRモーター3が駆
動されてその駆動力が搬送ベルト4によりキャリッジ2
に伝達され、インクタンク10からインク供給路9を介し
て記録インクが供給されるインクジェット記録ヘッド1
が主走査A方向に走査され、印字所定位置においてイン
クジェット記録ヘッド1から記録媒体11に向って記録イ
ンクが吐出され記録が記録が行なわれる。このとき、イ
ンクジェット記録ヘッド1の一主走査に対して記録媒体
11を副走査B方向へ搬送する副走査がLFモーター7を駆
動することにより行なわれ、この主走査・副走査を繰り
返すことにより記録媒体11に記録が行なわれて行く。こ
の記録動作において、主走査A方向の、インクを吐出さ
せるピッチおよび副走査B方向への送りピッチはインク
ジェット記録ヘッド1の吐出口配列のピッチおよび吐出
口の個数に最適になるように一義的に決っている。
また、記録媒体のみを搬送し、インクジェット記録ヘ
ッドを記録媒体上に固定して記録を行なうインクジェッ
ト記録装置は、同様にインクを吐出させるピッチおよび
記録媒体の搬送ピッチがインクジェット記録ヘッドの吐
出口配列のピッチおよび吐出口の個数に最適になるよう
に一義的に決っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来例においては、インクジェット
記録ヘッドの吐出口ピッチおよび吐出口個数により装置
の主走査方向および副走査方向の走査ピッチも一義的に
決っているため装置に搭載可能なインクジェット記録ヘ
ッドがただ1つのものに限定される。したがって、ユー
ザーが1つのインクジェット記録装置をアレンジして多
方面の用途に適用しようとしても、それは不可能である
という欠点があった。例えば、高い吐出口ピッチを持つ
高品位インクジェット記録装置を持つユーザーが実験結
果のデータ処理などのデータを大量に扱う仕事にその高
品位インクジェット記録装置を使用する際に、文字の解
像度はそれが識別できる程度でいいから、印字速度をそ
の分速く、またランニングコストを安くしたいと望んで
も装置によってその主走査方向および副走査方向の走査
ピッチが決っているため、それは不可能であった。ま
た、ホストコンピューター上で稼働しプリンタをドライ
ブするアプリケーションプログラムによっては、そのド
ライブするプリンタの解像度を指定しているものもあ
り、そのアプリケーションプログラムを使いたくても、
ユーザーが持っているプリンタが適合しなければそのア
プリケーションプログラムを使えないということもあっ
た。つまり、記録装置の性格がかなり指向性の強いもの
となっており、多岐に渡るニーズを持つユーザーは多種
の記録装置を揃える必要が有るなど、結果としてユーザ
ーに多額の出費を強いることになっていた。
本発明は上記従来の技術の有する欠点に鑑みてなされ
たもので、多方面の用途にアレンジ可能で、かつコスト
パフォーマンスの高いインクジェット記録ヘッドおよび
そのインクジェット記録装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、記録インクを吐出する吐出口が複数設けら
れ記録媒体に記録を行うインクジェット記録ヘッドを装
着するための、記録媒体上を往復移動可能なキャリッジ
と、記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有するイ
ンクジェット記録装置において、前記インクジェット記
録ヘッドは、前記キャリッジに対して着脱可能であり、
前記インクジェット記録ヘッドに設けられた複数の吐出
口の個数およびそれらのピッチを判断するための情報設
定部と前記吐出口から記録インクを吐出するために利用
されるエネルギを発生するエネルギ発生体とを備えてお
り、前記搬送手段による記録媒体の単位搬送量を前記キ
ャリッジに装着され得る複数種類のインクジェット記録
ヘッドに設けられた吐出口の個数とピッチとの乗数それ
ぞれの公約数の整数分の一とし、前記複数のインクジェ
ット記録ヘッドのうちで前記キャリッジに装着されたイ
ンクジェット記録ヘッドの吐出口の個数とピッチから前
記キャリッジの移動量に対するインクジェット記録ヘッ
ドからの吐出タイミングと前記搬送手段による記録媒体
の搬送量とを定めるコントロール回路を有することを特
徴とするものである。
また、キャリッジの単位搬送量が、前記複数種類のイ
ンクジェット記録ヘッドに設けられた吐出口のピッチそ
れぞれの公約数の整数分の一であることを特徴とし、ま
た、キャリッジの移動方向に等間隔で複数のスリットが
並設されたスリット板と、該スリット板に近接して前記
キャリッジとともに移動し、前記スリットを検出して該
スリット検出信号をコントロール回路に出力する光学式
エンコーダとを備えたことを特徴とするものである。
スリット板のスリット間隔が、前記複数種類のインク
ジェット記録ヘッドに設けられた吐出口のピッチそれぞ
れの整数倍であることを特徴とする。
また、本発明は、記録インクを吐出する吐出口が複数
設けられ記録媒体に記録を行うインクジェット記録ヘッ
ドを装着するための、記録媒体上に固定配置されたキャ
リッジと、記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有
するインクジェット記録装置において、前記インクジェ
ット記録ヘッドは、前記キャリッジに対して着脱可能で
あり、前記インクジェット記録ヘッドに設けられた複数
の吐出口のピッチを判断するための情報設定部と前記吐
出口から記録インクを吐出するために利用されるエネル
ギを発生するエネルギ発生体とを備えており、前記搬送
手段による記録媒体の単位搬送量を前記キャリッジに装
着され得る複数種類のインクジェット記録ヘッドに設け
られた吐出口のピッチそれぞれの公約数の整数分の一と
し、前記複数のインクジェット記録ヘッドのうちで前記
キャリッジに装着されたインクジェット記録ヘッドの吐
出口のピッチから前記記録媒体の搬送量に対するインク
ジェット記録ヘッドからの吐出タイミングを定めるコン
トロール回路を有することを特徴とするものである。
〔作用〕
インクジェット記録ヘッドには該インクジェット記録
ヘッドに設けられている吐出口の個数とそれらのピッチ
の少なくとも一方を示す吐出口情報が設定されており、
さらに、インクジェット記録装置に対して着脱可能であ
るため、用途に応じたインクジェット記録ヘッドを選択
して装着できるとともに、該インクジェット記録ヘッド
の吐出口情報に基づいて適切な吐出タイミングを設定す
ることができる。インクジェット記録装置が記録媒体を
搬送し、かつ該記録媒体上に往復移動可能に配置された
キャリッジにインクジェット記録ヘッドが装着されて記
録を行なうものの場合は、通常、記録媒体の単位搬送量
およびキャリッジの単位移動量が定められている。この
場合、インクジェット記録ヘッドに吐出口情報として該
インクジェット記録ヘッドに設けられている吐出口の個
数およびピッチを設定して前記キャリッジに装着するこ
とにより、吐出口情報が検知されて装着したインクジェ
ット記録ヘッドの吐出口の個数およびそれらのピッチが
判断され、それらの情報と前記キャリッジの単位移動量
および記録媒体の単位搬送量に基づいて、キャリッジに
装着されたインクジェット記録ヘッド毎に記録動作時の
記録媒体の搬送量と前記キャリッジの単位移動量に対す
るインクジェット記録ヘッドの吐出タイミングを定める
ことができる。さらに、前記インクジェット記録装置に
おいて、キャリッジの単位搬送量を、該インクジェット
記録装置に対して装着しようとする、予め定められた複
数のインクジェット記録ヘッドそれぞれに設けられてい
る吐出口の各ピッチの公約数の整数分の一に設定してお
くか、あるいは記録媒体の単位搬送量を、装着しようと
する、予め定められた複数のインクジェット記録ヘッド
それぞれに設けられている吐出口のピッチと個数との乗
数(ピッチ×個数)それぞれの公約数の整数分の一に設
定しておけば、インクジェット記録ヘッドの吐出タイミ
ングおよび記録媒体の搬送量の設定が容易となる。
また、予め定められた複数のインクジェット記録ヘッ
ドそれぞれ設けられている吐出口の各ピッチに対して整
数倍のピッチでスリットが設けられたスリット板をキャ
リッジの移動方向に並設し、該スリット板のスリットを
光学式エンコーダで検出することにより、スリットの検
出間隔を基準にしてインクジェット記録ヘッドの吐出タ
イミングを定めることができる。
次に、インクジェット記録装置が記録媒体を搬送し、
該記録媒体上に固定配置されたキャリッジにインクジェ
ット記録ヘッドが装着されるものの場合は、同様に記録
媒体の単位搬送量が定められている。
この場合、インクジェット記録ヘッドに吐出口情報と
して該インクジェット記録ヘッドに設けられている吐出
口の個数あるいはそれらのピッチを設定して前記キャリ
ッジに装着することにより、吐出口情報が検知されて装
着したインクジェット記録ヘッドの吐出口の個数あるい
はピッチが判断され、それらの情報と前記記録媒体の単
位搬送量に基づいてキャリッジに装着されたインクジェ
ット記録ヘッド毎に、記録動作時の記録媒体の単位搬送
量に対するインクジェット記録ヘッドの吐出タイミング
を定めることができる。さらに、この場合、記録媒体の
単位搬送量が予め定められた複数のインクジェット記録
ヘッドそれぞれに設けられている吐出口の各ピッチの公
約数の整数分の一に設定されていれば吐出タイミングの
設定が容易に行なわれることになる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明のインクジェット記録ヘッドおよびイ
ンクジェット記録装置の一実施例を示す斜視図である。
このインクジェット記録装置100は、インクジェット
記録ヘッド1を搭載したキャリッジ2がCRモータ3の動
力を駆動ベルト4を介して受けて、キャリッジ軸5上を
往復移動可能に配置されており、キャリッジ2の往復移
動によりインクジェット記録ヘッド1は記録媒体11上を
主走査A方向に移動する。
このインクジェット記録ヘッド1は、キャリッジ2に
対して着脱可能であり、また、第2図に示すように記録
インクを吐出する複数の吐出口11が並設され、さらにキ
ャリッジ2に装着された際、第3図に示すようにキャリ
ッジ2に設けられてケーブル9を介してコントロール回
路8に接続されているコネクタ13と接合されるコネクタ
12を備えている。このインクジェット記録ヘッド1の内
部には、インクジェット記録装置100に搭載しようとす
る複数種のインクジェット記録ヘッド1がそれぞれ備え
ている吐出口11のピッチおよび吐出口数に対応する抵抗
値の抵抗器20a,20b,20cが設けられている。本実施例で
は、吐出口ピッチ180dpi:吐出口数30個、以下同様に、3
00dpi:50個、300dpi:100個、360dpi:60個、360dpi:120
個の各インクジェット記録ヘッド1を使用するため、吐
出口ピッチを示す抵抗器は、第4図に示すように、180d
pi用抵抗20a,300dpi用抵抗20bおよび360dpi用抵抗20cの
3個が設けられ、それらは、一端が共通端子19に共通に
接続され、他端は個別に吐出口ピッチ選択用スイッチ17
の選択端子14,15,16に接続されてインクジェット記録ヘ
ッド1の吐出口ピッチに対応する抵抗器を選択可能な構
成となっている。さらに、共通端子19とスイッチ共通端
子18はそれぞれコネクタ12の所定の電極に接続されてい
る。また、インクジェット記録ヘッド1の吐出口数を示
す抵抗器は、図示してないが30吐出口用抵抗、50吐出口
用抵抗、60吐出口用抵抗、100吐出口用抵抗および120吐
出口用抵抗の5個を備え、上述した吐出口ピッチの場合
と同様に吐出口数選択用スイッチによって選択可能な構
成となっており、各吐出口用抵抗の共通端子とスイッチ
共通端子も同様にコネクタ12の所定の電極に接続されて
いる。さらに、本実施例のインクジェット記録ヘッド1
はインクタンクを内蔵し、また、記録インクを吐出口11
から吐出するために利用される熱エネルギを発生する不
図示の電気熱変換体を備えている。
前述したキャリッジ2を駆動するCRモータ3はパルス
モータであり、その1ステップで移動するキャリッジ2
の主走査A方向の最小ピッチは1/180インチ、1/300イン
チ、1/360インチの最大公約数である1/1800インチとな
っている。記録媒体10は、搬送ローラ6に装着され、パ
ルスモータであるLFモータ7の駆動による搬送ローラ6
の回転で副走査B方向へ搬送される。LFモータ7の1ス
テップで搬送される記録媒体10の副走査B方向への最小
ピッチはインクジェット記録装置100に搭載されるイン
クジェット記録ヘッド1の吐出口ピッチP×吐出口数
n、すなわち、1/180インチ×30、1/300インチ×50、1/
300インチ×100、1/360インチ×60、1/360インチ×120
の公約数である1/12インチとなっている。インクジェッ
ト記録ヘッド1がインクジェット記録装置100のキャリ
ッジ2に装着されると、コネクタ12とコネクタ13が接合
されて、第5図に示すように、インクジェット記録ヘッ
ド1内の吐出口ピッチおよび吐出口数を示す抵抗器20,2
1がコントロール回路8と接続される。インクジェット
記録ヘッド100に設けられているコントロール回路8
は、第5図に示すように、CPU81/とI/F82とROM83とRAM8
4と操作パネル85とタイマー86とドライバ87,90とコンパ
レータ88,89とで構成されている。
I/F82は外部装置であるホストコンピュータ50とのイ
ンターフェース回路である。コンパレータ88は、インク
ジェット記録ヘッド1がキャリッジ2に装着された状態
でケーブル9を介してインクジェット記録ヘッド1内の
吐出口ピッチ抵抗器20と接続され、吐出口ピッチ抵抗器
20の抵抗値を検知してインクジェット記録ヘッド1の吐
出口ピッチ(P)を判断し、その吐出口ピッチ(P)を
CPU81に転送する。コンパレータ89は、コンパレータ88
と同様に吐出口数抵抗器21と接続され、吐出口数抵抗器
21の抵抗値を検知して吐出口数(n)を判断し、その吐
出口数(n)をCPU81に転送する。タイマ86は、CPU81の
動作の基準ならびにCRモータ3およびLFモータ7の駆動
パルスの基準となるタイマパルスをCPU81およびドライ
バ90へ出力し、ドライバ90はタイマパルスを受けてCRモ
ータ3およびLFモータ7の駆動パルスをそれぞれ生成し
てCRモータ3およびLFモータ7を駆動する。
CPU81は、タイマ86からのタイマパルスを基準にしてR
OM83に格納されているプログラムに沿って動作し、コン
パレータ88が判断した吐出口ピッチ(P)によりCRモー
タ3の駆動パルスに対するインクジェット記録ヘッド1
の吐出タイミングを定め、また、その吐出口ピッチ
(P)とコンパレータ89が判断した吐出口数(n)とで
吐出口ピッチ(P)×吐出口数(n)を求め、求めた吐
出口ピッチ(P)×吐出口数(n)とLFモータ7の1ス
テップにおける記録媒体10の最小搬送ピッチとから記録
媒体10の副走査1回当りの搬送量、すなわち副走査1回
当りのLFモータ7の駆動パルス数を定める。そして、定
めた吐出タイミングにしたがってRAM84に格納されてい
る画像データを取出し、ドライバ87を介してインクジェ
ット記録ヘッド1の吐出口11に吐出信号として出力す
る。
例えば、吐出口ピッチ300dpi:吐出口数100のインクジ
ェット記録ヘッド1を使用する場合、インクジェット記
録ヘッド1に設けられている吐出口ピッチ選択用スイッ
チ17および吐出口数選択用スイッチを、それぞれ300dpi
用抵抗20a,100吐出口用抵抗に設定した後、キャリッジ
2へ取付ける。これによって、コントロール回路8で吐
出口ピッチ(P):300dpi,吐出口数(n):100個を判断
して、インクジェット記録ヘッド1の吐出タイミングと
記録媒体10の搬送量を定める。この場合、主走査時のイ
ンクジェット記録ヘッド1の、CRモータ3の駆動パルス
に対する吐出タイミングは、CRモータ3の駆動パルスの
6パルス毎となり、副走査1回当りの副走査パルス数、
すなわち記録媒体10の搬送量はLFモータ7の駆動パルス
4パルス分となる。
ここで、本実施例で使用する各インクジェット記録ヘ
ッド1のCRモータ3の駆動パルスに対する吐出タイミン
グと記録媒体10の副走査1回当りのLFモータ7の駆動パ
ルス数とを、それぞれ第7図、第8図に示す。
第7図に示すように、吐出口ピッチが180dpiのインク
ジェット記録ヘッド1の吐出タイミングはCRモータ3の
駆動パルス10パルス毎で、吐出口ピッチが360dpiの場合
は、5パルス毎となる。
また、第8図に示すように、記録媒体10の副走査1回
当りのLFモータ7の駆動パルス数は、吐出口ピッチ180d
pi:吐出口数30個、300dpi:50個および360dpi:60個の各
インクジェット記録ヘッド1の場合は2パルス分であ
り、300dpi:100個および360dpi:120個のインクジェット
記録ヘッド1の場合は4パルス分となる。
コントロール回路8の動作を第6図に示すフローチャ
ートを参照して説明する。
まず、インクジェット記録ヘッド1をキャリッジ2に
装着すると(ステップ61)、コンパレータ88が吐出口ピ
ッチ抵抗器20の抵抗値を検知する(ステップ62)。検知
した抵抗値からキャリッジ2に取付けられたインクジェ
ット記録ヘッド1の吐出口ピッチ(P)を判断してその
吐出口ピッチ(P)をCPU81に転送する(ステップ6
3)。CPU81は、コンパレータ88から吐出口ピッチ(P)
を受けると、CRモータ3の駆動パルスに対するインクジ
ェット記録ヘッド1の吐出タイミングを決定する(ステ
ップ64)。
次に、コンパレータ89が吐出口数抵抗器21の抵抗値を
検知し(ステップ65)、その抵抗値からインクジェット
記録ヘッド1の吐出口数(n)を判断してその吐出口数
(n)をCPU81に転送する(ステップ66)。CPU81では転
送された吐出口数(n)とステップ63で既に転送されて
いる吐出口ピッチ(P)とから(P×n)を求めて(ス
テップ67)、副走査1回当りのLFモータ7の駆動パルス
数を決定する(ステップ68)。
このようにして、インクジェット記録ヘッド1の吐出
タイミングと記録媒体10の副走査の駆動パルス数が決っ
て、ホストコンピュータ50から印字命令が入力される
と、CPU81がドライバ90を介してCRモータ3およびLFモ
ータ7を駆動することにより、インクジェット記録ヘッ
ド1の主走査ならびに記録媒体10の副走査が開始され、
さらに、同時にCPU81がRAM84に格納されている画像デー
タに応じて、決められた吐出タイミングにしたがってド
ライバ87を駆動することによりドライバ87から吐出信号
がインクジェット記録ヘッド1に出力されて記録媒体10
へ記録が行なわれる。
以上のように本実施例では、インクジェット記録ヘッ
ド1の吐出口ピッチおよび吐出口数を示す吐出口情報の
設定を抵抗器を使用して行ない、その抵抗値をコントロ
ール回路8のコンパレータ88,89で検出して吐出タイミ
ングおよび記録媒体10の搬送量を定めているが、他の吐
出口情報の設定部として、第9図に示すように、インク
ジェット記録ヘッド1の外殻の、吐出口ピッチおよび吐
出口数に応じた所定の位置に凹部22を設け、この凹部22
をキャリッジ2上またはその近傍に設けた光センサ、マ
イクロスイッチ等で検出して吐出口ピッチおよび吐出口
数を判断することも考えられる。また、インクジェット
記録ヘッド1の上に設けるのは凸部でもよいのはいうま
でもない。さらに、インクジェット記録ヘッド1の外殻
に吐出口ピッチ、吐出口数の情報を入れたバーコード用
テープ、磁気テープを張り付け、それを記録装置側に設
けた各リーダーで読み込んでもよい。
このように本実施例のインクジェット記録装置におい
ては、予め設定された範囲の中で、多種の吐出口ピッ
チ、吐出口数のインクジェット記録ヘッド1が使用でき
るため記録装置を何種類も揃えることなしにユーザーが
さまざまなニーズを満たすことができる。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
第10図に示すインクジェット記録装置101は、前述し
たインクジェット記録装置100と同様に、CRモータ3お
よびLFモータ7の動力によりキャリッジ2をキャリッジ
軸5上を往復移動させてインクジェット記録ヘッド1を
主走査させるとともに、記録媒体10を副走査させて記録
を行なうものであるが、このインクジェット記録装置10
1は、キャリッジ軸5に平行して光学式エンコーダ用ス
リット23が設けられ、さらにコントロール回路25に接続
された光学式エンコーダ24がキャリッジ2に固定されて
おり、この光学式エンコーダ24による光学式エンコーダ
用スリット23のスリット検出バルスを基準にしてインク
ジェット記録ヘッド1の吐出タイミングを設定する。
光学式エンコーダ用スリット23は等間隔で複数のスリ
ットが設けられており、スリットのピッチは、インクジ
ェット記録ヘッド101に搭載しようとするインクジェッ
ト記録ヘッド1の吐出口ピッチに対応して整数倍となっ
ている。本実施例でインクジェット記録装置101に搭載
しようとするインクジェット記録ヘッド1は、前述した
第1実施例と同様に、180dpi:30個、300dpi:50個、300d
pi:100個、300dpi:60個、300dpi:120個の各インクジェ
ット記録ヘッド1であるため、光学式エンコーダ用スリ
ット23のスリットのピッチは、1/180インチ、1/300イン
チ、1/360インチの整数倍である1/60インチとしてい
る。また、インクジェット記録ヘッド1は、前述の第1
実施例と同様な構成である。
コントロール回路25は、第11図に示すように前述のコ
ントロール回路8の構成と同様であるが、光学式エンコ
ーダ24と接続されている。この光学式エンコーダ24はキ
ャリッジ2に固定されてインクジェット記録ヘッド1と
ともにその主走査方向に光学式エンコーダ用スリット23
に近接して移動し、スリット検出パルスをCPU81に転送
する。
CPU81は、コンパレータ88,89がそれぞれインクジェッ
ト記録ヘッド1の吐出口ピッチ抵抗器20、吐出口数抵抗
器21に設定されている抵抗値を検知して判断した吐出口
ピッチ(P)と吐出口数(n)とを受け、さらに光学式
エンコーダ24からスリット検出パルスを受けて、スリッ
ト検出パルスの間隔すなわちスリット間のインクジェッ
ト記録ヘッド1の移動時間と吐出口ピッチとからスリッ
ト間における吐出回数、すなわち吐出パルス数および吐
出間隔が決定される。また、記録媒体10の副走査方向へ
の搬送ピッチは吐出口ピッチ(P)×吐出口数(n)と
パルスモータであるLFモータ7の1ステップでの最小搬
送ピッチとで定められる。
例えば、吐出口ピッチ360dpi:吐出口数60個のインク
ジェット記録ヘッド1を搭載した場合、吐出タイミング
は、光学式エンコーダ用スリット23のスリットピッチが
1/60インチであるので、1スリット間に6回の吐出パル
スとその間隔が設定され、記録媒体10の副走査1回当り
の搬送量は、LFモータ7の最小搬送ピッチを1/12インチ
とすると、LFモータ7の駆動パルス2パルス分となる。
そして、決定した吐出間隔において、タイマ86から出力
されるタイマパルス数が判断され、そのタイマパルス数
を吐出タイミングとして設定し、インクジェット記録ヘ
ッド1の主走査時に光学式エンコーダ24がスリット検出
パルスをCPU81に転送すると、その時点からタイマ86が
出力するタイマパルス数をカウントし、設定した吐出タ
イミングに相当するパルス数に達したとき、ドライバ87
を介してインクジェット記録ヘッド1の吐出口11へ吐出
信号を出力する。
コントロール回路25の吐出タイミングの設定動作を、
第12図に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、吐出口ピッチ抵抗器20と吐出口数抵抗器21の抵
抗値が設定されたインクジェット記録ヘッド1がキャリ
ッジ2に装着されると(ステップ121)、コンパレータ8
8が吐出口ピッチ抵抗器20の抵抗値を検知する(ステッ
プ122)。そして、検知した抵抗値からコンパレータ88
がインクジェット記録ヘッド1の吐出口ピッチ(P)を
判断してCPU81に吐出口ピッチ(P)を転送する(ステ
ップ123)。吐出口ピッチ(P)を受けると、CPU81は、
光学式エンコーダ24による光学式エンコーダ用スリット
23のスリット検出間隔に対して吐出パルス数と吐出間隔
を決定する(ステップ124)。さらに、CPU81は決定した
吐出間隔におけるタイマパルス数を判断し、そのパルス
数を吐出タイミングとして設定する(ステップ125)。
このようにして、吐出タイミングが設定された後、イ
ンクジェット記録ヘッド1の主走査が始まって光学式エ
ンコーダ24がスリット検出パルスをCPU81に転送する
と、その時点からタイマ86が出力するタイマパルス数が
設定された吐出タイミングに相当するパルス数に達した
ときドライバ87を介してインクジェット記録ヘッド1の
吐出口11に対して吐出信号が出力される。
ここで、本実施例でインクジェット記録装置101に搭
載可能な吐出口ピッチ180dpi,300dpiおよび360dpiの各
インクジェット記録ヘッド1の吐出タイミングを第13図
に示す。
インクジェット記録ヘッド1はCRモータ3の動力によ
り等速に主走査を行なっており、光学式エンコーダ用ス
リット23のスリットピッチは1/60インチであるので、18
0dpiのインクジェット記録ヘッド1の場合、1スリット
検出パルス間隔に3回の吐出タイミングが設定され、同
様に300dpi,360dpiの場合は、それぞれ5回、6回の吐
出タイミングが設定されることになる。
次に、本発明の第3実施例について説明する。
第14図は本発明の第3実施例であるインクジェット記
録ヘッド26とインクジェット記録装置102を示す斜視図
である。
本実施例のインクジェット記録装置102はライン型の
インクジェット記録ヘッド26を搭載するもので、インク
ジェット記録ヘッド26はインクジェット記録装置102に
固設されたキャリッジ31に装着され、記録媒体10のみが
LFモータ7の動力によって搬送ベルト29を介して主走査
A方向に搬送される。また、インクジェット記録ヘッド
26はキャリッジ31に対して容易に着脱可能であり、本実
施例では吐出口ピッチが180dpi,300dpi,360dpiの各イン
クジェット記録ヘッド26を交換して使用するものとす
る。記録媒体10は、パルスモータであるLFモータ7の動
力により搬送ローラ6を介して給紙ローラ28が回転する
ことで搬送ローラ36と補助ローラ32とに張設された搬送
ベルト29上に供給され、その搬送ベルト29によって主走
査A方向に搬送される。そして、インクジェット記録ヘ
ッド26の下方を通過し、LFモータ7の動力が搬送ローラ
6、搬送ベルト29、補助ローラ32を介して伝導されて回
転する排紙ローラ30によってインクジェット記録装置10
2外へ排出される。LFモータ7の駆動による記録媒体10
の主走査A方向への最小搬送ピッチは各インクジェット
記録ヘッド26の吐出口ピッチ1/180インチ,1/300インチ1
/360インチの最大公約数である1/180インチとなってい
る。インクジェット記録ヘッド26は、第15図に示すよう
に、複数の吐出口11が並設されているとともに、複数の
電極を有するコネクタ12を備えている。さらにインクジ
ェット記録ヘッド26は、内部に、前述した第4図に示す
ような吐出口ピッチ180dpi,300dpi,360dpi用抵抗器20a,
20b,20cとその吐出口ピッチ抵抗器20a,20b,20cを選択す
る吐出口ピッチ選択用スイッチ17を備えており、吐出口
ピッチ抵抗器20a,20b,20cの共通端子19とスイッチ共通
端子18は、コネクタ12の所定の電極に接続されている。
また、このインクジェット記録ヘッド26は、前述したイ
ンクジェット記録ヘッド1と同様にインクタンクを内蔵
し、さらに、電気熱変換体を備えている。
キャリッジ31には、第16図に示すように、インクジェ
ット記録ヘッド26が装着されたときインクジェット記録
ヘッド26のコネクタ12と結合する、複数の電極を有する
コネクタ13が設けられており、このコネクタ13はコント
ロール回路27に接続されている。
コントロール回路27は、第17図に示すように、前述し
たコントロール回路8の構成からコンパレータ89を取除
いた構成となっており、本実施例では、インクジェット
記録ヘッド26の吐出タイミングは、インクジェット記録
装置102に装着されたインクジェット記録ヘッド26の吐
出口ピッチとLFモータ7による記録媒体10の主走査A方
向への最小搬送ピッチで決定する。各吐出口ピッチのイ
ンクジェット記録ヘッド26の、LFモータ7の駆動パルス
に対する吐出タイミングは前述の第7図に示したインク
ジェット記録ヘッド1の場合と同様である。
例えば、吐出口ピッチ300dpiのインクジェット記録ヘ
ッド26を使用した場合の吐出タイミングは、LFモータ7
の最小搬送ピッチが1/1800インチであるので、LFモータ
7の駆動パルスの6パルス毎となる。
このコントロール回路27によるインクジェット記録ヘ
ッド26の吐出タイミングの設定動作を、第18図に示すフ
ローチャートを参照して説明する。
まず、吐出口ピッチ抵抗器20が設定されたインクジェ
ット記録ヘッド26がキャリッジ31に装着されると(ステ
ップ181)、コンパレータ88が吐出口ピッチ抵抗器20の
抵抗値を検知して(ステップ182)、装着されたインク
ジェット記録ヘッド26の吐出口ピッチを判断する(ステ
ップ183)。吐出口ピッチが判断されると、その吐出口
ピッチとLFモータ7による記録媒体10の最小搬送ピッチ
とからLFモータ7の駆動パルスに対するインクジェット
記録ヘッド26の吐出タイミングが定められる(ステップ
184)。
このようにして、インクジェット記録ヘッド26の吐出
タイミングが決まると、同様にLFモータ7がドライバ90
を介して駆動されて記録媒体10の主走査が始まり、RAM8
4に格納されている画像データが読出されて決められた
吐出タイミングでドライバ87を介して吐出信号としてイ
ンクジェット記録ヘッド26の吐出口11へ出力される。
本実施例では、上述したように吐出口情報として吐出
口ピッチを設定する場合を示したが、ライン型のインク
ジェット記録ヘッドの場合、吐出口11が並設される範囲
が定められているため、吐出口11の個数を吐出口情報と
して設定した場合でも同様に吐出タイミングを設定する
ことができる。
このように、ライン型のインクジェット記録ヘッドを
使用したインクジェット記録装置においても、予め設定
された範囲の中で、多種の吐出口ピッチ、吐出口数のイ
ンクジェット記録ヘッドを使用できるため、記録媒体を
何種類も揃えることなしにユーザーがさまざまなニーズ
を満たすことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は下記のような効果があ
る。
1)インクジェット記録ヘッドが吐出口情報設定部を備
えているので、吐出口情報設定部に設定された吐出口情
報を検知することでインクジェット記録ヘッドに設けら
れている吐出口の配置を認識可能となる。
2)インクジェット記録ヘッドがインクジェット記録装
置のキャリッジに対して着脱可能であり、さらにインク
ジェット記録ヘッドに設定された吐出口情報によって記
録動作における吐出タイミングおよび記録媒体の搬送量
を定めるので、一台の記録装置において、吐出口の配置
が異なるインクジェット記録ヘッドが使用可能となり、
ユーザーの用途に応じてアレンジ可能なコストパフォー
マンスの高いインクジェット記録装置を提供することが
できる。
3)インクジェット記録装置の、インクジェット記録ヘ
ッドを装着するキャリッジの単位移動量あるいは記録媒
体の単位搬送量をインクジェット記録装置に装着しよう
とするインクジェット記録ヘッドの吐出口の配置に関連
付けて設定することにより、吐出タイミングあるいは記
録媒体の搬送量の設定動作が容易となり、記録動作の効
率化につながる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインクジェット記録装置の一実施例を
示す斜視図、第2図は本発明のインクジェット記録ヘッ
ド1の一実施例を示す斜視図、第3図はインクジェット
記録装置からインクジェット記録ヘッドを取外した状態
を示す斜視図、第4図はインクジェット記録ヘッドの吐
出口情報設定部の一例を示す回路図、第5図はインクジ
ェット記録装置に設けられたコントロール回路の構成を
示すブロック図、第6図はコントロール回路の動作を示
すフローチャート、第7図はCRモータの駆動パルスに対
するインクジェット記録ヘッドの吐出タイミングの一例
を示すタイミングチャート、第8図は一副走査当りのLF
モータの駆動パルスに対する記録媒体の搬送量を示すタ
イミングチャート、第9図はインクジェット記録ヘッド
の吐出口情報設定部の他の実施例を示す斜視図、第10図
は本発明のインクジェット記録装置の第2実施例を示す
斜視図、第11図は第10図のインクジェット記録装置に設
けられたコントロール回路の一例を示すブロック図、第
12図は第11図のコントロール回路の動作を示すフローチ
ャート、第13図は光学式エンコーダのスリット検出パル
スに対するインクジェット記録ヘッドの吐出タイミング
の一例を示すタイミングチャート、第14図は本発明のイ
ンクジェット記録装置の第3実施例を示す斜視図、第15
図は第14図のインクジェット記録装置に装着されるイン
クジェット記録ヘッドの一例を示す斜視図、第16図は第
14図のインクジェット記録装置からインクジェット記録
ヘッドを取外した状態を示す斜視図、第17図は第14図の
インクジェット記録装置に設けられたコントロール回路
の一例を示すブロック図、第18図は第17図のコントロー
ル回路の動作を示すフローチャート、第19図は従来例を
示す斜視図である。 1,26……インクジェット記録ヘッド、2,31……キャリッ
ジ、3……CRモータ、4……駆動ベルト、5……キャリ
ッジ軸、6……搬送ローラ、7……LFモータ、8,25,27
……コントロール回路、9……ケーブル、10……記録媒
体、11……吐出口、12,13……コネクタ、14,15,16……
選択端子、17……吐出口ピッチ選択用スイッチ、18……
スイッチ共通端子、19……共通端子、20,20a,20b,20c…
…吐出口ピッチ抵抗器、21……吐出口数抵抗器、22……
凹部、23……光学式エンコーダ用スリット、24……光学
式エンコーダ、28……給紙ローラ、29……搬送ベルト、
30……排紙ローラ、50……ホストコンピュータ、61〜6
8,121〜125,181〜184……ステップ、81……CPU、82……
I/F、83……ROM、84……RAM、85……操作パネル、86…
…タイマ、87,90……ドライバ、88,89……コンパレー
タ、100,101,102……インクジェット記録装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/05 B41J 2/01 B41J 2/13

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録インクを吐出する吐出口が複数設けら
    れ記録媒体に記録を行うインクジェット記録ヘッドを装
    着するための、記録媒体上を往復移動可能なキャリッジ
    と、記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有するイ
    ンクジェット記録装置において、 前記インクジェット記録ヘッドは、前記キャリッジに対
    して着脱可能であり、前記インクジェット記録ヘッドに
    設けられた複数の吐出口の個数およびそれらのピッチを
    判断するための情報設定部と前記吐出口から記録インク
    を吐出するために利用されるエネルギを発生するエネル
    ギ発生体とを備えており、 前記搬送手段による記録媒体の単位搬送量を前記キャリ
    ッジに装着され得る複数種類のインクジェット記録ヘッ
    ドに設けられた吐出口の個数とピッチとの乗数それぞれ
    の公約数の整数分の一とし、前記複数のインクジェット
    記録ヘッドのうちで前記キャリッジに装着されたインク
    ジェット記録ヘッドの吐出口の個数とピッチから前記キ
    ャリッジの移動量に対するインクジェット記録ヘッドか
    らの吐出タイミングと前記搬送手段による記録媒体の搬
    送量とを定めるコントロール回路を有することを特徴と
    するインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】キャリッジの単位搬送量が、前記複数種類
    のインクジェット記録ヘッドに設けられた吐出口のピッ
    チそれぞれの公約数の整数分の一であることを特徴とす
    る請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】キャリッジの移動方向に等間隔で複数のス
    リットが並設されたスリット板と、該スリット板に近接
    して前記キャリッジとともに移動し、前記スリットを検
    出して該スリット検出信号をコントロール回路に出力す
    る光学式エンコーダとを備えたことを特徴とする請求項
    1記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】スリット板のスリット間隔が、前記複数種
    類のインクジェット記録ヘッドに設けられた吐出口のピ
    ッチそれぞれの整数倍であることを特徴とする請求項3
    記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】前記エネルギ発生体は熱エネルギを発生す
    る電気熱変換体である請求項1記載のインクジェット記
    録装置。
  6. 【請求項6】記録インクを吐出する吐出口が複数設けら
    れ記録媒体に記録を行うインクジェット記録ヘッドを装
    着するための、記録媒体上に固定配置されたキャリッジ
    と、記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有するイ
    ンクジェット記録装置において、 前記インクジェット記録ヘッドは、前記キャリッジに対
    して着脱可能であり、前記インクジェット記録ヘッドに
    設けられた複数の吐出口のピッチを判断するための情報
    設定部と前記吐出口から記録インクを吐出するために利
    用されるエネルギを発生するエネルギ発生体とを備えて
    おり、 前記搬送手段による記録媒体の単位搬送量を前記キャリ
    ッジに装着され得る複数種類のインクジェット記録ヘッ
    ドに設けられた吐出口のピッチそれぞれの公約数の整数
    分の一とし、前記複数のインクジェット記録ヘッドのう
    ちで前記キャリッジに装着されたインクジェット記録ヘ
    ッドの吐出口のピッチから前記記録媒体の搬送量に対す
    るインクジェット記録ヘッドからの吐出タイミングを定
    めるコントロール回路を有することを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
  7. 【請求項7】前記エネルギ発生体は熱エネルギを発生す
    る電気熱変換体である請求項6記載のインクジェット記
    録装置。
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