JP2810668B2 - マシンロック制御方式 - Google Patents
マシンロック制御方式Info
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- JP2810668B2 JP2810668B2 JP63077040A JP7704088A JP2810668B2 JP 2810668 B2 JP2810668 B2 JP 2810668B2 JP 63077040 A JP63077040 A JP 63077040A JP 7704088 A JP7704088 A JP 7704088A JP 2810668 B2 JP2810668 B2 JP 2810668B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数のチャネルを有する数値制御装置に関
し、特に各チャネルにマシンロック信号を設けたマシン
ロック制御方式に関する。
し、特に各チャネルにマシンロック信号を設けたマシン
ロック制御方式に関する。
2個の主軸と2個の刃物台を有する4軸旋盤を制御す
る数値制御装置等のように、複数のチャネル(系統)で
多数の軸あるいは主軸等を制御する数値制御装置が広く
使用されるようになっている。複数の主軸あるいは刃物
台によって、加工をより高速に行うことができる。
る数値制御装置等のように、複数のチャネル(系統)で
多数の軸あるいは主軸等を制御する数値制御装置が広く
使用されるようになっている。複数の主軸あるいは刃物
台によって、加工をより高速に行うことができる。
これらの多チャネルの複数制御装置では、マシンロッ
ク信号は数値制御装置全体で1個か、あるいは各軸ごと
に設けられている。
ク信号は数値制御装置全体で1個か、あるいは各軸ごと
に設けられている。
しかし、このために各チャネル毎にマシンロック制御
を実行することができずに、数値制御装置全体をマシン
ロック状態にするか、各軸毎にマシンロック状態にする
かの制御しかできなかった。本発明はこのような点に鑑
みてなされたものであり、各チャネルにマシンロック信
号を設けたマシンロック制御方式を提供することを目的
とする。
を実行することができずに、数値制御装置全体をマシン
ロック状態にするか、各軸毎にマシンロック状態にする
かの制御しかできなかった。本発明はこのような点に鑑
みてなされたものであり、各チャネルにマシンロック信
号を設けたマシンロック制御方式を提供することを目的
とする。
本発明では上記課題を解決するために、多数の軸を複
数のチャネル(系統)で制御する数値制御装置でのマシ
ンロック制御方式において、各チャネル毎にマシンロッ
ク信号を受けるI/O回路と、前記マシンロック信号で前
記チャネル毎にマシンロック状態を制御するようにし、
パラメータの設定によって、一つのチャネルのマシンロ
ック信号がオンのときは他の全部のチャネルをマシンロ
ック状態にするか、前記一つのチャネルのマシンロック
信号がオンでも他のチャネルをマシンロック状態にはし
ないようにするかを、選択できる構成としたことを特徴
とするマシンロック制御方式が、提供される。
数のチャネル(系統)で制御する数値制御装置でのマシ
ンロック制御方式において、各チャネル毎にマシンロッ
ク信号を受けるI/O回路と、前記マシンロック信号で前
記チャネル毎にマシンロック状態を制御するようにし、
パラメータの設定によって、一つのチャネルのマシンロ
ック信号がオンのときは他の全部のチャネルをマシンロ
ック状態にするか、前記一つのチャネルのマシンロック
信号がオンでも他のチャネルをマシンロック状態にはし
ないようにするかを、選択できる構成としたことを特徴
とするマシンロック制御方式が、提供される。
マシンロック信号は各チャネルごとに設けて、各チャ
ネルごとにマシンロック状態を制御し、干渉等を考慮
し、一つのチャネルがマシンロック状態のときに他のす
べてのチャネルもマシンロック状態にするか、一つのチ
ャネルがマシンロック状態でも他のチャネルはマシンロ
ック状態にしないかを、パラメータにより、選択できる
ようにする。
ネルごとにマシンロック状態を制御し、干渉等を考慮
し、一つのチャネルがマシンロック状態のときに他のす
べてのチャネルもマシンロック状態にするか、一つのチ
ャネルがマシンロック状態でも他のチャネルはマシンロ
ック状態にしないかを、パラメータにより、選択できる
ようにする。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に本発明を実施するための数値制御装置の構成
図を示す。図において、1はチャネルバスであり、各チ
ャネルを結合できるマルチマスタバスである。チャネル
バス1には、多数のスロット1a、1b……1gがあり、後述
するチャネル等を結合することができる。
図を示す。図において、1はチャネルバスであり、各チ
ャネルを結合できるマルチマスタバスである。チャネル
バス1には、多数のスロット1a、1b……1gがあり、後述
するチャネル等を結合することができる。
2はCRT/MDIユニットであり、数値制御装置のデー
タ、図形を表示し、さらにキーボードからデータを入力
することができる。
タ、図形を表示し、さらにキーボードからデータを入力
することができる。
3及び4は軸制御モジュールであり、1個のモジュー
ルで2〜3軸のサーボモータを制御することができる。
軸制御モジュールにはサーボアンプが結合されるが、図
では省略してある。
ルで2〜3軸のサーボモータを制御することができる。
軸制御モジュールにはサーボアンプが結合されるが、図
では省略してある。
5はI/O回路であり、チャネル1のマシンロック信号M
LKC1、チャネル2のマシンロック信号MLKC2、チャネル
3のマシンロック信号MLKC3が入力される。勿論これら
以外の信号も入力されるが、ここではマシンロック信号
のみを表している。
LKC1、チャネル2のマシンロック信号MLKC2、チャネル
3のマシンロック信号MLKC3が入力される。勿論これら
以外の信号も入力されるが、ここではマシンロック信号
のみを表している。
これらの入力信号は数値制御装置に内蔵したPC(プロ
グラマブル・コントローラ)で処理されてから数値制御
装置の入力信号として入力されるが、ここでは、説明を
簡単にするために、PC(プログラマブル・コントロー
ラ)等は省略し、チャネルが直接マシンロック信号を読
むことにしている。
グラマブル・コントローラ)で処理されてから数値制御
装置の入力信号として入力されるが、ここでは、説明を
簡単にするために、PC(プログラマブル・コントロー
ラ)等は省略し、チャネルが直接マシンロック信号を読
むことにしている。
10、20及び30はチャネルであり、1個のチャネルが数
値制御装置1個分の機能を有している。すなわち、1個
のチャネルで、数値制御指令の読み出し、解読、実行を
処理するとこができる。また、CRT/MDIユニット等の機
器を制御することもできる。従って、個々のチャネルで
従来の数値制御装置が処理してきた、一定の数の軸の指
令を処理することができる。
値制御装置1個分の機能を有している。すなわち、1個
のチャネルで、数値制御指令の読み出し、解読、実行を
処理するとこができる。また、CRT/MDIユニット等の機
器を制御することもできる。従って、個々のチャネルで
従来の数値制御装置が処理してきた、一定の数の軸の指
令を処理することができる。
例えば、2ヘッドの数値制御旋盤で、チャネルI10で
第1の主軸、X1軸及びZ1軸を制御し、チャネルII20で第
2の主軸、X2軸及びZ2軸を制御し、チャネルIII30をマ
スタチャネルとして、他のチャネルの監視等の全体の制
御を実行することができる。
第1の主軸、X1軸及びZ1軸を制御し、チャネルII20で第
2の主軸、X2軸及びZ2軸を制御し、チャネルIII30をマ
スタチャネルとして、他のチャネルの監視等の全体の制
御を実行することができる。
これらのチャネル10〜30がチャネルバス1に結合さ
れ、処理を分担し、1個のチャネルの処理能力が足りな
くなったときは、他のチャネルに処理を一部移転する。
例えば、一方のチャネルI10が、非常に細かい補間を実
行し、チャネルII20が直線補間を実行しているときは、
チャネルI10の補間の前処理演算の一部をチャネルII20
に実行させることができる。この結果、処理に不均衡が
生じないよに、処理能力の均衡を確保することができ
る。
れ、処理を分担し、1個のチャネルの処理能力が足りな
くなったときは、他のチャネルに処理を一部移転する。
例えば、一方のチャネルI10が、非常に細かい補間を実
行し、チャネルII20が直線補間を実行しているときは、
チャネルI10の補間の前処理演算の一部をチャネルII20
に実行させることができる。この結果、処理に不均衡が
生じないよに、処理能力の均衡を確保することができ
る。
チャネルIII30はマスタチャネルとして、チャネルバ
ス1の使用権の調停、他のチャネルの監視等の全体の制
御を実行する。また、チャネルIII30の処理すべきタス
クが増加して全体の制御を実行できなくなり、他のチャ
ネルが余裕があるときは、マスタ権を他のチャネルに移
転することができる。
ス1の使用権の調停、他のチャネルの監視等の全体の制
御を実行する。また、チャネルIII30の処理すべきタス
クが増加して全体の制御を実行できなくなり、他のチャ
ネルが余裕があるときは、マスタ権を他のチャネルに移
転することができる。
ここで、各マシンロック信号は各チャネルにたいして
のみ有効であり、例えばチャネル1のマシンロック信号
MLKC1がオンになると、チャネルI10の制御する軸のみが
マシンロック状態となる。他のチャネル及びそのチャネ
ルのマシンロック信号についても同様である。
のみ有効であり、例えばチャネル1のマシンロック信号
MLKC1がオンになると、チャネルI10の制御する軸のみが
マシンロック状態となる。他のチャネル及びそのチャネ
ルのマシンロック信号についても同様である。
ただし、そのチャネルのみマシンロック状態にする
と、稼働部の干渉等の問題が発生する場合があるので、
1個のチャネルのマシンロック信号がオンになったとき
は、数値制御装置全体をマシンロック状態にするように
することもできる。これらの何れを選択するかは、工作
機構の構造によって異なるので、数値制御装置のパラメ
ータによっていずれをかを選択する。
と、稼働部の干渉等の問題が発生する場合があるので、
1個のチャネルのマシンロック信号がオンになったとき
は、数値制御装置全体をマシンロック状態にするように
することもできる。これらの何れを選択するかは、工作
機構の構造によって異なるので、数値制御装置のパラメ
ータによっていずれをかを選択する。
第2図にマシンロックを処理するためのフローチャー
ト図を示す。図において、Sに続く数値はステップ番号
を示す。
ト図を示す。図において、Sに続く数値はステップ番号
を示す。
〔S1〕各マシンロック信号を読み込む。
〔S2〕1個の信号で全体をマシンロック状態にするため
のパラメータがオンか調べ、オンならS3へ、オフならS4
へいく。
のパラメータがオンか調べ、オンならS3へ、オフならS4
へいく。
〔S3〕パラメータがオンであるので、1個のマシンロッ
ク信号でもオンならば、数値制御装置全体をマシンロッ
ク状態にする。
ク信号でもオンならば、数値制御装置全体をマシンロッ
ク状態にする。
〔S4〕パラメータがオフであるので、マシンロック信号
がオンのチャネルのみマシンロック状態にする。
がオンのチャネルのみマシンロック状態にする。
以上説明したように本発明では、各チャネルごとにマ
シンロック信号を設けてマシンロック状態を制御するよ
うにしたので、加工プログラムのチェック等が容易にな
る。
シンロック信号を設けてマシンロック状態を制御するよ
うにしたので、加工プログラムのチェック等が容易にな
る。
また、1つのチャネルのマシンロック信号がオンのと
きに他の全部のチャネルをマシンロック状態にするか、
他のチャネルをマシンロック状態にしないかをパラメー
タにより選択できようにしたので、個々の機械に対応し
た干渉の問題を解決できる。
きに他の全部のチャネルをマシンロック状態にするか、
他のチャネルをマシンロック状態にしないかをパラメー
タにより選択できようにしたので、個々の機械に対応し
た干渉の問題を解決できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を実施するための数値制御装置の構成
図、 第2図はマシンロックを処理するためのフローチャート
図である。 1……チャネルバス 1a〜1g……スロット 2……CRT/MDIユニット 3……メモリ 3、4……軸制御モジュール 5……I/O回路 10〜30……チャネル
図、 第2図はマシンロックを処理するためのフローチャート
図である。 1……チャネルバス 1a〜1g……スロット 2……CRT/MDIユニット 3……メモリ 3、4……軸制御モジュール 5……I/O回路 10〜30……チャネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 清次 東京都日野市旭が丘3丁目5番地1 フ ァナック株式会社商品開発研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−54605(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/18
Claims (1)
- 【請求項1】多数の軸を複数のチャネル(系統)で制御
する数値制御装置でのマシンロック制御方式において、 各チャネル毎にマシンロック信号を受けるI/O回路と、 前記マシンロック信号で前記チャネル毎にマシンロック
状態を制御するようにし、パラメータの設定によって、
一つのチャネルのマシンロック信号がオンのときは他の
全部のチャネルをマシンロック状態にするか、前記一つ
のチャネルのマシンロック信号がオンでも他のチャネル
をマシンロック状態にはしないようにするかを、選択で
きる構成としたことを特徴とするマシンロック制御方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63077040A JP2810668B2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | マシンロック制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63077040A JP2810668B2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | マシンロック制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01250106A JPH01250106A (ja) | 1989-10-05 |
JP2810668B2 true JP2810668B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=13622656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63077040A Expired - Fee Related JP2810668B2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | マシンロック制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2810668B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016157395A1 (ja) * | 2015-03-30 | 2016-10-06 | 三菱電機株式会社 | 数値制御装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6354605A (ja) * | 1986-08-26 | 1988-03-09 | Mitsubishi Electric Corp | 数値制御装置 |
-
1988
- 1988-03-30 JP JP63077040A patent/JP2810668B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01250106A (ja) | 1989-10-05 |
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Legal Events
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