JP2810530B2 - 階段の手摺りの支持構造 - Google Patents

階段の手摺りの支持構造

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JP2810530B2 JP32676390A JP32676390A JP2810530B2 JP 2810530 B2 JP2810530 B2 JP 2810530B2 JP 32676390 A JP32676390 A JP 32676390A JP 32676390 A JP32676390 A JP 32676390A JP 2810530 B2 JP2810530 B2 JP 2810530B2
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幸二 隣
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、階段の手摺りの支持構造に関し、詳しくは
施工性を高めながらその仕上がり精度も高めようとする
技術に係るものである。
[従来例の技術] 従来、第10図に示すように、階段の手摺り1を階段に
おいて立設された柱2に支持させるのに、柱2の上端に
形成したホゾbを手摺り1に形成したホゾ孔aに嵌入し
て支持するものである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このような構成のものにおいては、木工加
工を要し、かかる場合、ホゾ孔aの位置や深さにずれが
生じると、手摺り1側に変形が生じるか、柱2側の高さ
を変更しなければならず、階段において多数本立設され
た柱2において手摺り1を支持する施工性が悪く、時間
と手間がかかり、それでいて手摺り1の支持にがたつき
が生じやすいという問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、孔加工のような木工加工
をおこなうことなく、その施工性を大幅に高め、それで
いてがたつきもなく、仕上がり性も向上させることがで
きる階段の手摺りの支持構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の階段の手摺りの支持構造は、階段において立
設された柱2の上部にナット3が保持され、柱2には柱
2の上端部を覆うキャップ5が上下位置変更自在に挿通
され、手摺り1の下面から垂下されたねじ棒4がキャッ
プ5の上面の通孔7を経てナット3に螺入され、キャッ
プ5の上面がねじ棒4の上部に形成された受体6に当接
されて成ることを特徴とするものである。
また、キャップ5の内部でキャップ5の上面と柱2の
上端間にキャップ5を上方に付勢するスプリング18を内
蔵させて成ることを特徴とするものである。
また、受体6が略球形に形成され、この受体6とねじ
棒4とが回動自在に連結されて成ることを特徴とするも
のである。
[作用] このように、階段において立設された柱2の上部にナ
ット3が保持され、柱2には柱2の上端部を覆うキャッ
プ5が上下位置変更自在に挿通され、手摺り1の下面か
ら垂下されたねじ棒4がキャップ5の上面の通孔7を経
てナット3に螺入され、キャップ5の上面がねじ棒4の
上部に形成された受体6に当接されることによって、柱
2に保持されているナット3に手摺り1側のねじ棒4を
螺入し、手摺り1の高さを所定の高さに設定し、柱2に
被せているキャップ5を上げてねじ棒4を隠して受体6
に当接させておくことで、木工加工を回避し、施工性を
大幅に高め、仕上がり性も高めるようにしたものであ
る。
また、キャップ5の内部でキャップ5の上面と柱2の
上端間にキャップ5を上方に付勢するスプリング18を内
蔵させることによって、キャップ5はスプリング18にて
上方に弾発され、常にキャップ5受体6に弾接して、キ
ャップ5が下がるようなことがなく、キャップ5におい
てがたつきが生じることもないようにしたものである。
また、受体6が略球形に形成され、この受体6とねじ
棒4とが回動自在に連結されることによって、柱2側に
螺入されたねじ棒4に対して受体6を回動させて、種々
に傾斜する手摺り1の傾斜に容易に対処できるようにし
たものである。
[実施例] 以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
第1図は階段の部分側面図を示していて、床に柱2と
しての親柱9が立設され、この親柱9及び床に桁10の下
端が支持され、桁10,10間に踏み板11…が架設されて、
踏み板11に柱2としての手摺り子12が立設され、これら
手摺り子12…及び親柱9間に手摺り1,1が支持されてい
る。
親柱9や手摺り子12のような柱2は角柱体が使用さ
れ、柱2の上部内部にナット3が回転不能に埋入保持さ
れている。ナット3はオニメナットが使用される。柱2
には柱2の上端部を覆うキャップ5が上下位置変更自在
に挿通されている。キャップ5の上面部13に通孔7が形
成され、この上面部13には椀状の凹所14が形成されてい
る。手摺り1の下面にはねじ棒4を垂下した取付板8が
ビスにて取付けられ、手摺り1の下面からねじ棒4を垂
下させている。ねじ棒4の上方には略球形の受体6が形
成されている。そして、キャップ5の内部でキャップ5
の上面と柱2の上端間にスプリング18が内蔵され、キャ
ップ5を上方に弾性付勢している。
しかして、手摺り1の下面から垂下されたねじ棒4が
キャップ5の上面の通孔7を経てナット3に螺入され、
キャップ5の上面がスプリング18によって弾性付勢され
てねじ棒4の上部に形成された受体6に弾接されて、柱
2に手摺り1が支持されるのである。このようにして、
手摺り1の高さを所定の高さに設定でき、柱2に被せて
いるキャップ5がスプリング18にて押し上げられてねじ
棒4を隠して受体6に弾接して、外観を整え、手摺り1
の支持に際して木工加工を回避し、施工性を大幅に高
め、仕上がり性も高めている。かかる場合、キャップ5
はスプリング18にて上方に弾発され、常にキャップ5受
体6に弾接して、キャップ5が下がるようなことがな
く、キャップ5においてがたつきが生じることもない。
第4図及び第5図は他の実施例を示していて、受体6
が略球形に形成され、この受体6とねじ棒4とが横軸15
廻りに相対回動自在に連結されている。受体6には凹溝
16が形成され、この凹溝16においてねじ棒4が相対移動
して、ねじ棒4に対して受体6が回動できるようにして
ある。しかして、柱2側に螺入されたねじ棒4に対して
受体6を回動させて、種々に傾斜する手摺り1の傾斜に
容易に対処できるものである。
第6図及び第7図は同上の他の実施例を示していて、
柱2を円柱状になし、キャップ5も円筒状になしたもの
である。第8図及び第9図のものは柱2を円柱状にな
し、キャップ5も円筒状になし、さらに、その受体6と
ねじ棒4とを横軸15及び凹溝16にて相対回動自在に連結
したものである。
[発明の効果] 以上要するに本発明は、階段において立設された柱の
上部にナットが保持され、柱には柱の上端部を覆うキャ
ップが上下位置変更自在に挿通され、手摺りの下面から
垂下されたねじ棒がキャップの上面の通孔を経てナット
に螺入され、キャップの上面がねじ棒の上部に形成され
た受体に当接されるから、柱に保持されているナットに
手摺り側のねじ棒を螺入し、手摺りの高さを所定の高さ
に設定し、柱に被せているキャップを上げてねじ棒を隠
して受体の当接させておくことで、木工加工を回避し、
施工性を大幅に高め、仕上がり性も高めることができる
という利点がある。
また、キャップの内部でキャップの上面と柱の上端間
にキャップを上方に付勢するスプリングを内蔵させるか
ら、キャップはスプリングにて上方に弾発され、常にキ
ャップ受体に弾接して、キャップが下がるようなことが
なく、キャップにおいてがたつきが生じることもないと
いう利点がある。
また、受体が略球形に形成され、この受体とねじ棒と
が回動自在に連結されるから、柱側に螺入されたねじ棒
に対して受体を回動させて、種々に傾斜する手摺りの傾
斜に容易に対処できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の階段の部分側面図、第2図
は同上の分解斜視図、第3図は同上の支持状態の断面
図、第4図は同上の他の実施例の分解斜視図、第5図は
同上の支持状態の断面図、第6図は同上のさらに他の実
施例の分解斜視図、第7図は同上の支持状態の断面図、
第8図は同上のさらに他の実施例の分解斜視図、第9図
は同上の支持状態の断面図、第10図は従来例の側面図で
ある。 1……手摺り、2……柱、3……ナット、4……ねじ
棒、5……キャップ、6……受体、7……通孔。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】階段において立設された柱の上部にナット
    が保持され、柱には柱の上端部を覆うキャップが上下位
    置変更自在に挿通され、手摺りの下面から垂下されたね
    じ棒がキャップの上面の通孔を経てナットに螺入され、
    キャップの上面がねじ棒の上部に形成された受体に当接
    されて成ることを特徴とする階段の手摺りの支持構造。
  2. 【請求項2】キャップの内部でキャップの上面と柱の上
    端間にキャップを上方に付勢するスプリングを内蔵させ
    て成ることを特徴とする請求項1記載の階段の手摺りの
    支持構造。
  3. 【請求項3】受体が略球形に形成され、この受体とねじ
    棒とが回動自在に連結されて成ることを特徴とする請求
    項1記載の階段の手摺りの支持構造。
JP32676390A 1990-11-27 1990-11-27 階段の手摺りの支持構造 Expired - Fee Related JP2810530B2 (ja)

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