JP2810344B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JP2810344B2 JP2810344B2 JP7340872A JP34087295A JP2810344B2 JP 2810344 B2 JP2810344 B2 JP 2810344B2 JP 7340872 A JP7340872 A JP 7340872A JP 34087295 A JP34087295 A JP 34087295A JP 2810344 B2 JP2810344 B2 JP 2810344B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- dust collecting
- tray
- bag
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、集塵袋を用いた
電気掃除機に関するものである。
電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気掃除機において集塵袋が塵
により重くなったとき、その塵を取り出す手段としてト
レイを集塵室の底壁と集塵袋との間に設け、トレイを上
部に持ち上げて集塵袋の塵を取り出しており、従来のト
レイは上口から底に向けて面積が現象する篭状の形状の
ものが用いられていた。集塵袋が塵により重くなったと
き、トレイの上部内壁に両手を外向きに掛け、外側に加
重を加えつつトレイを上部に持ち上げ、集塵袋から塵を
取り出すようにしていた。
により重くなったとき、その塵を取り出す手段としてト
レイを集塵室の底壁と集塵袋との間に設け、トレイを上
部に持ち上げて集塵袋の塵を取り出しており、従来のト
レイは上口から底に向けて面積が現象する篭状の形状の
ものが用いられていた。集塵袋が塵により重くなったと
き、トレイの上部内壁に両手を外向きに掛け、外側に加
重を加えつつトレイを上部に持ち上げ、集塵袋から塵を
取り出すようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気掃除機は、
以上のように構成されているので、塵を取り出すとき、
トレイ上部の内壁に手を掛け、外側に向って圧力を加え
つつ持ち上げなければならず、塵が取り出しにくいとい
う問題があった。また、トレイが上口から底に向って面
積が減少する構成としているため、その成形が複雑でコ
ストが高く、また底に近づくにつれて、集塵袋の広がり
が制限されるため、吸塵量が少ないという問題があっ
た。
以上のように構成されているので、塵を取り出すとき、
トレイ上部の内壁に手を掛け、外側に向って圧力を加え
つつ持ち上げなければならず、塵が取り出しにくいとい
う問題があった。また、トレイが上口から底に向って面
積が減少する構成としているため、その成形が複雑でコ
ストが高く、また底に近づくにつれて、集塵袋の広がり
が制限されるため、吸塵量が少ないという問題があっ
た。
【0004】この発明は、以上のような課題を解決する
ためになされたもので、塵が取り出し易く、吸塵量を多
くでき、しかも成形が容易なトレイを有する電気掃除機
を得ることを目的とする。
ためになされたもので、塵が取り出し易く、吸塵量を多
くでき、しかも成形が容易なトレイを有する電気掃除機
を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電気掃除
機のおいては、上面を開口し、集塵室を有する集塵ケー
スと、この集塵ケースの上面開口に着脱自在に装着さ
れ、かつ電動送風機を内蔵する本体ケースとを備え、上
記集塵室内に集塵袋と、この集塵袋の下方を支持するト
レイを収納し、このトレイの相対する周縁部にトレイの
端部から間隙を介して、上端を上記集塵ケースの上面開
口近傍に配置するとともに上記集塵室の内壁に対して略
平行に延在させた一対のハンドルを設けたものである。
機のおいては、上面を開口し、集塵室を有する集塵ケー
スと、この集塵ケースの上面開口に着脱自在に装着さ
れ、かつ電動送風機を内蔵する本体ケースとを備え、上
記集塵室内に集塵袋と、この集塵袋の下方を支持するト
レイを収納し、このトレイの相対する周縁部にトレイの
端部から間隙を介して、上端を上記集塵ケースの上面開
口近傍に配置するとともに上記集塵室の内壁に対して略
平行に延在させた一対のハンドルを設けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、1は集塵ケースで、吸
込口2と集塵室3を有する。吸込口2にはホース4、パ
イプ5、ブラシ6と接続される。7は集塵袋で、吸込口
2に着脱自在に取付けられ、集塵室3内に設けられる。
8はPPなどのプラスチック加工によるトレイで、集塵
室3の底面と集塵袋7との間に設けられ、集塵袋7の受
け皿となるものであり、集塵室3から取り出すことがで
きるものである。
ついて説明する。図1において、1は集塵ケースで、吸
込口2と集塵室3を有する。吸込口2にはホース4、パ
イプ5、ブラシ6と接続される。7は集塵袋で、吸込口
2に着脱自在に取付けられ、集塵室3内に設けられる。
8はPPなどのプラスチック加工によるトレイで、集塵
室3の底面と集塵袋7との間に設けられ、集塵袋7の受
け皿となるものであり、集塵室3から取り出すことがで
きるものである。
【0007】9は図2、図3に示すように、トレイ8の
両端部に相対して倒立して取付けられたハンドルで、ト
レイ8を集塵室3内に入れた状態で、集塵室3の内壁と
ハンドル9との間には間隙を有している。ハンドル9は
図4に示すようにトレイ8の両側部の2か所の溝にそれ
ぞれ着脱自在に取付けられており、トレイ8とハンドル
9とを成形後一体化するものである。10は上部にハン
ドル11を有する上ケースで、モータ12が内蔵され、
周囲に排気口13を有している。14はパッキンで、集
塵ケース1と上ケース10との間に設けられている。1
5はラッチで、集塵ケース1と上ケース10とを一体化
するものである。16はコード、17は車輪である。
両端部に相対して倒立して取付けられたハンドルで、ト
レイ8を集塵室3内に入れた状態で、集塵室3の内壁と
ハンドル9との間には間隙を有している。ハンドル9は
図4に示すようにトレイ8の両側部の2か所の溝にそれ
ぞれ着脱自在に取付けられており、トレイ8とハンドル
9とを成形後一体化するものである。10は上部にハン
ドル11を有する上ケースで、モータ12が内蔵され、
周囲に排気口13を有している。14はパッキンで、集
塵ケース1と上ケース10との間に設けられている。1
5はラッチで、集塵ケース1と上ケース10とを一体化
するものである。16はコード、17は車輪である。
【0008】上記の構成において、集塵袋7が塵により
重い時、図5のように2本のハンドル9を両手で外側か
ら握り、塵の入った集塵袋7を乗せたトレイ8を持ち上
げ集塵室3より取り出す。このトレイ8とハンドル9は
着脱可能で、図4のように組み合っている。ハンドル9
とトレイ8を分けて成形できるので成形型を作るのは容
易である。集塵力に関しては、ハンドル9がゲートとな
り、図5のように集塵室3内に集塵袋7が吸着するのを
防止するため通気性が良く集塵力は大きくなる。ハンド
ル9の部分以外は集塵袋7が集塵室3の内壁の大きさま
で広がるため集塵量も多い。
重い時、図5のように2本のハンドル9を両手で外側か
ら握り、塵の入った集塵袋7を乗せたトレイ8を持ち上
げ集塵室3より取り出す。このトレイ8とハンドル9は
着脱可能で、図4のように組み合っている。ハンドル9
とトレイ8を分けて成形できるので成形型を作るのは容
易である。集塵力に関しては、ハンドル9がゲートとな
り、図5のように集塵室3内に集塵袋7が吸着するのを
防止するため通気性が良く集塵力は大きくなる。ハンド
ル9の部分以外は集塵袋7が集塵室3の内壁の大きさま
で広がるため集塵量も多い。
【0009】集塵袋7はトレイ8の上で広がり、吸塵時
に集塵室内部に集塵袋7が負圧により吸着しないよう
に、ハンドル9がガイドの役割となり通気を良くし、ハ
ンドル部分以外のスペースには集塵袋7が集塵室3内に
大きく広がるため集塵量が多く、そのハンドル9と集塵
室3との間には、人の手が入るスペースがあり、外側か
ら内向きに手を掛けることができ、塵を取り出す時に持
ち易く容易に重い塵も集塵室から取り出せる。
に集塵室内部に集塵袋7が負圧により吸着しないよう
に、ハンドル9がガイドの役割となり通気を良くし、ハ
ンドル部分以外のスペースには集塵袋7が集塵室3内に
大きく広がるため集塵量が多く、そのハンドル9と集塵
室3との間には、人の手が入るスペースがあり、外側か
ら内向きに手を掛けることができ、塵を取り出す時に持
ち易く容易に重い塵も集塵室から取り出せる。
【0010】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、集塵袋
の下方を支持するトレイの相対する周縁部にトレイの端
部から間隙を介して、上端を集塵ケースの上面開口近傍
に配置するとともに集塵室の内壁に対して略平行に延在
させた一対のハンドルを設けたので、トレイに集塵袋を
乗せたまま、一対のハンドルを用いて均等な力で偏らず
に該袋を集塵室から容易に取り出すことができる。ま
た、トレイはそれ自体が集塵室を狭めてしまうことがな
いので、集塵袋は集塵室の全体に広がることができ、集
塵量を多くすることができる。さらに、ハンドルを集塵
室の内壁に対して略平行に設けたので、ハンドルと集塵
室内壁との間に空気通路が形成されるとともに、その空
気通路が直線的に形成されるため、吸塵時に集塵袋が集
塵室の内壁に吸着しないようにハンドルがガイドの役割
を果たし、通気性がよくなり、圧力損失が少なく、吸塵
性能が向上するという効果がある。
の下方を支持するトレイの相対する周縁部にトレイの端
部から間隙を介して、上端を集塵ケースの上面開口近傍
に配置するとともに集塵室の内壁に対して略平行に延在
させた一対のハンドルを設けたので、トレイに集塵袋を
乗せたまま、一対のハンドルを用いて均等な力で偏らず
に該袋を集塵室から容易に取り出すことができる。ま
た、トレイはそれ自体が集塵室を狭めてしまうことがな
いので、集塵袋は集塵室の全体に広がることができ、集
塵量を多くすることができる。さらに、ハンドルを集塵
室の内壁に対して略平行に設けたので、ハンドルと集塵
室内壁との間に空気通路が形成されるとともに、その空
気通路が直線的に形成されるため、吸塵時に集塵袋が集
塵室の内壁に吸着しないようにハンドルがガイドの役割
を果たし、通気性がよくなり、圧力損失が少なく、吸塵
性能が向上するという効果がある。
【0011】
【図1】 この発明の一実施例を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図2】 トレイとハンドルの詳細を示す構成図であ
る。
る。
【図3】 トレイとハンドルの詳細を示す構成図であ
る。
る。
【図4】 トレイとハンドルの詳細を示す構成図であ
る。
る。
【図5】 集塵ケースからトレイを取り出す状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図6】 集塵ケース内にトレイと集塵袋とが設置され
た状態を示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
1 集塵ケース、2 吸込口、3 集塵室、7 集塵
袋、8 トレイ、9 ハンドル、10 上ケース、12
電動送風機、13 排気口。
袋、8 トレイ、9 ハンドル、10 上ケース、12
電動送風機、13 排気口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南日 国伸 埼玉県東松山市大字松山1703番地 株式 会社 木屋製作所 埼玉工場内 (56)参考文献 特開 昭62−192130(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 9/10 - 9/14
Claims (1)
- 【請求項1】 上面を開口し、集塵室を有する集塵ケー
スと、この集塵ケースの上面開口に着脱自在に装着さ
れ、かつ電動送風機を内蔵する本体ケースとを備え、上
記集塵室内に集塵袋と、この集塵袋の下方を支持するト
レイを収納し、このトレイの相対する周縁部にトレイの
端部から間隙を介して、上端を上記集塵ケースの上面開
口近傍に配置するとともに上記集塵室の内壁に対して略
平行に延在させた一対のハンドルを設けたことを特徴と
する電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7340872A JP2810344B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7340872A JP2810344B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0919389A JPH0919389A (ja) | 1997-01-21 |
JP2810344B2 true JP2810344B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=18341093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7340872A Expired - Lifetime JP2810344B2 (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2810344B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3540619B2 (ja) * | 1998-08-27 | 2004-07-07 | 三洋電機株式会社 | 電気掃除機 |
KR200445508Y1 (ko) * | 2007-11-30 | 2009-08-06 | 주식회사 보흥클레온 | 클린룸 진공청소기 |
GB0819209D0 (en) | 2008-10-20 | 2008-11-26 | Numatic Int Ltd | Vacuum cleaning filter arrangement |
US20110239399A1 (en) * | 2008-12-08 | 2011-10-06 | Numatic International Limited | Vacuum Cleaner and Filter Bag Insert for a Vacuum Cleaner |
CN102525343A (zh) * | 2010-12-16 | 2012-07-04 | 莱克电气股份有限公司 | 尘袋式吸尘器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0673506B2 (ja) * | 1986-02-19 | 1994-09-21 | 株式会社日立製作所 | 電気掃除機 |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP7340872A patent/JP2810344B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0919389A (ja) | 1997-01-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070731 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080731 Year of fee payment: 10 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090731 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090731 Year of fee payment: 11 |