JP2809976B2 - 散粉器及び散粉器に接続する散粉用ノズル - Google Patents

散粉器及び散粉器に接続する散粉用ノズル

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JP2809976B2 JP5247826A JP24782693A JP2809976B2 JP 2809976 B2 JP2809976 B2 JP 2809976B2 JP 5247826 A JP5247826 A JP 5247826A JP 24782693 A JP24782693 A JP 24782693A JP 2809976 B2 JP2809976 B2 JP 2809976B2
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    • A61M13/00Insufflators for therapeutic or disinfectant purposes, i.e. devices for blowing a gas, powder or vapour into the body
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M11/00Sprayers or atomisers specially adapted for therapeutic purposes
    • A61M11/02Sprayers or atomisers specially adapted for therapeutic purposes operated by air or other gas pressure applied to the liquid or other product to be sprayed or atomised

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば体内の患部へ粉
末状の例えば止血薬剤を散布する散粉器及び散粉用ノズ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】例えば組織検査のため体内か
ら所定部分の組織を採取した場合、その採取部分から出
血するときがある。このような場合、従来にあっては止
血を施すことはせずそのまま放置し自然治癒に任せてい
た。尚、以下に説明する送粉装置を使用し止血薬剤を患
部に散布した例は報告されている。上記送粉装置につい
て図13を参照し説明する。図13に示すようにこの送
粉装置5は、圧縮空気供給源3と、レバー1aを設けた
ピストル形状であり、例えばゴム管を介して上記圧縮空
気供給源3に接続され圧縮空気供給源3から供給される
圧縮空気の送出をレバー1aの引き具合にて調整する調
整器1と、調整器1に接続され体内の患部へ薬剤を送給
する薬剤送給用チューブ2とから構成される。このよう
な送粉装置においては、まず薬剤送給用チューブ2内に
粉末薬剤等を装てんした後、薬剤送給用チューブ2を調
整器1に接続しレバー1aを操作することで上記圧縮空
気を調整器1から送出させ、圧縮空気とともに薬剤送給
用チューブ2内の粉末薬剤等を患部へ散布する。又、圧
縮空気供給源として小型のガスボンベを用いることで、
上述した送粉装置5よりも装置全体の構成を小型化した
ものも存在する。
【0003】このような従来の送粉装置は、単にチュー
ブ内に入れた薬剤を該チューブに供給する空気にて押し
出すものであったり、例えば塗料を塗布する際に使用す
るような塗装用のスプレー器に準じる構造、形態、動作
である。よって、例えばチューブ内の薬剤を空気で押し
出すタイプの送粉装置にあってはチューブ内に装てんす
る薬剤量が少な過ぎると有効な治療が望めないし、一方
薬剤量を多くし過ぎるとチューブ内で詰まってしまいチ
ューブから押し出されない。このように従来の送粉装置
ではチューブ内に装てんする薬剤量の調整を要するとい
う問題点がある。又、いわゆる塗装用のスプレー器タイ
プの送粉装置にあっては、薬剤は供給される圧縮空気の
流れによって吸い出され上記圧縮空気とともに送り出さ
れるものであり、薬剤を吸い出すために上記圧縮空気は
所定以上の流速が必要である。よって圧縮空気の流量が
多くなり体内の患部へ送粉する場合には不都合な場合も
生じるという問題点があり、又、薬剤が固形化している
ような場合には送粉することができないという問題点も
ある。このように従来の送粉装置では、医療現場にて使
用するには操作性に劣り、かつ治療器具としては不適切
な場合もある。本発明はこのような問題点を解決するた
めになされたもので、操作性が良く、かつ治療器具とし
て適切な散粉器及び該散粉器に使用する散粉用ノズルを
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段とその作用】本発明の散粉
器は、気体供給用の気体供給開口部を一端に備えた第1
通路と、両端部の内一方が閉じられ他方に容器開口部を
有しており内部に薬剤を収容する薬剤容器の上記容器開
口部を装着する容器装着用端部を一端に有し、他端が上
記第1通路の他端に連結され、上記第1通路の上記気体
供給開口部から供給された供給気体を上記薬剤容器へ導
くとともに、上記薬剤容器内に供給されることで上記薬
剤と混在した薬剤混在気体を上記供給気体の送り方向と
は逆方向へ導く、気体が双方向に通過する第2通路と、
上記第1通路及び第2通路のそれぞれの他端が互いに連
結される連結部に一端が連結されて上記連結部から分岐
し、他端に上記薬剤混在気体を噴出する第3通路開口部
を備え上記薬剤混在気体を導く第3通路とを備え、上記
第1通路の横断面における断面積である第1通路断面
積、上記第2通路の横断面における断面積である第2通
路断面積及び上記第3通路の上記連結部における横断面
の断面積である第3通路入口断面積の内、上記第3通路
入口断面積が最も小さいことを特徴とする。
【0005】本発明の散粉器の構成によれば、第1通路
を介して供給された気体は、第2通路を通じて第2通路
の一端に備わる容器装着用端部に装着された薬剤容器へ
導かれる。薬剤容器へ導かれた気体は薬剤容器内に収容
されている薬剤をかく乱し薬剤混在気体として薬剤容器
から送出され第2通路を通過する。このように第2通路
は、第1通路から供給される気供給体と該供給気体とは
送り方向が逆方向の薬剤混在気体とを双方向に通過させ
るように作用する。第3通路は上記薬剤混在気体を散粉
器の外部へ導く作用をする。このように第1から第3通
路は、積極的に薬剤容器に収容されている薬剤をかく乱
した後、患部へ送粉するように作用する。又、本発明の
散粉用ノズルは、上記散粉器に一端が接続される円筒形
状の散粉用ノズルであって、上記散粉用ノズルの他端に
は、上記散粉用ノズルの延在方向と交差する方向に延在
する平板を備え、上記散粉用ノズル内を延在する通路の
一端が上記第3通路開口部に接続され他端が上記薬剤混
在気体を噴出するために上記平板に開口することを特徴
とする。
【0006】
【実施例】本発明の散粉器の一実施例について図を参照
しながら以下に説明する。図1に本実施例における散粉
器100の全体図を示す。散粉器100は、図2から図
4に示すように、長さ寸法Lが90mm、幅寸法Wが4
8mm、高さ寸法Hが157mmの大きさからなり、散
粉器100の下部には把持部10を形成し医師等の操作
者が散粉器100を把持可能とする。図5に示すように
散粉器100には、ダイヤフラムを振幅させることで散
粉器100の内部の空気を吸引し薬剤を散粉するために
必要な空気として送出する空気ポンプ20と、押下した
ときのみオン状態とし押下を止めると自動的にオフ状態
に復帰する空気ポンプ20用の作動スイッチ25と、散
粉する患部を照明するための電球、発光ダイオード等で
ある照明ランプ30と、オン状態若しくはオフ状態に固
定される照明ランプ30用の照明用スイッチ35と、空
気ポンプ20及び照明ランプ30へ電力を供給する電源
である電池40とを備えている。
【0007】尚、操作性等を考慮し、空気ポンプ20用
の作動スイッチ25及び照明ランプ30用の照明用スイ
ッチ35は、散粉器100の把持部10の近傍である散
粉器100の中央部11の前面11aに設けられ、照明
ランプ30は散粉器100の上部12の前面12aに設
けられる。又、空気ポンプ20は、散粉器100の後部
13であって散粉器100の上部12から中央部11に
かけて散粉器100の内部に配設され、電池40は散粉
器100の把持部10の内部に配設される。尚、電池4
0は、散粉器100の裏面14に設けられる電池交換用
の蓋15を開け散粉器100の内部へ装てんする。又、
図9に示すように電池40の出力側は、作動スイッチ2
5を介して空気ポンプ20に接続される一方、照明用ス
イッチ35を介して照明ランプ30に接続される。尚、
図5では、空気ポンプ20、空気ポンプ用の作動スイッ
チ25、照明ランプ30、照明用スイッチ35と、電池
40との電気的配線の図示は省略している。又、空気ポ
ンプ20の送気量は約45ミリリットル/秒であり、上
述したような従来の送粉装置に比べ数十分の一の量であ
る。
【0008】又、図2から図5に示すように散粉器10
0の上面12bには、通路ユニット50が着脱可能に装
着される凹部16が形成されている。凹部16の底面1
6aには、詳細後述する通路ユニット50に備わる差込
用突起51が着脱可能に嵌合される内径約5mmの挿入
孔17が鉛直方向に形成されている。この挿入孔17の
底面には、内径約1.5mmの空気導入孔17aが形成
されており、この空気導入孔17aには、空気ポンプ2
0の吐出部に接続されるチューブ21を介して空気ポン
プ20から送出される空気が供給される。又、挿入孔1
7に差込用突起51が挿入されたとき挿入孔17の内周
面と差込用突起51の外周面との気密を保つため、挿入
孔17の内周面には該内周面の周方向に一つのO−リン
グ18が設けられている。
【0009】通路ユニット50は、図6及び図7に示す
ように長さ寸法Lが39mm、高さ寸法Hが14mm、
幅寸法Wが31mmからなる大きさを有し、通路ユニッ
ト50の下面50bには直径約5mmの上述した差込用
突起51が突設され、又、凹部16への装着時に散粉器
100の前面12a側に位置する通路ユニット50の前
面50cには直径10mmのノズル装着部52が突設さ
れている。このような通路ユニット50には、例えば止
血剤等の粉末状の薬剤が収容されている薬剤容器70が
後述する容器装着用穴53に嵌合され、薬剤が混在した
空気を患部へ導くノズルが上記ノズル装着部52に差し
込まれる。
【0010】通路ユニット50の上面50aであって上
記幅寸法Wの中点を通り長さ方向に延在する中心線より
外れた位置には、薬剤容器70の開口部を差し込むため
の円形状の穴であり、後述する第2通路の一端部を構成
する容器装着用穴53が鉛直方向に形成される。尚、容
器装着用穴53は上記高さ寸法Hのほぼ半分に相当する
深さ寸法を有し、又、容器装着用穴53の内周面全面に
は、薬剤容器70の開口部が容器装着用穴53に気体密
に嵌合可能なようにシリコンゴムにてなるパッキング5
4が取り付けられている。尚、容器装着用穴53を上記
中心線よりも外れた位置に設けたのは以下の理由によ
る。即ち、通路ユニット50を散粉器100の凹部16
に取り付けたとき、通路ユニット50の上記中心線と散
粉器100の中心線とは一致する。医師が散粉器100
を使用する場合、医師の視線は図1に示す矢印B方向に
あり、容器装着用穴53を上記中心線上に設けた場合に
は、容器装着用穴53に取り付けられる薬剤容器70に
より医師の視野が遮られる可能性があるので、これを避
けるためである。
【0011】図8に示すように、容器装着用穴53の底
面53aの中央部には、該底面中央部から鉛直方向に内
径5.5mmの通路55が上記底面53aと通路ユニッ
ト50の下面50bとのほぼ中間点までの深さにて形成
され、さらに通路55の他端にはコーン部56を介して
内径1.5mmの第1通路57が鉛直方向に形成され
る。尚、コーン部56は工作上形成されるものであり、
図11に示すように通路55の他端55aは平たんであ
ってもよい。又、第1通路57は、上記差込用突起51
の軸方向の中央部を上記軸方向に沿って延在するもの
で、第1通路57の一端は差込用突起51の先端面51
aに開口する。尚、本実施例では、容器装着用穴53と
通路55にて第2通路を構成する。又、本実施例では容
器装着用穴53と通路55とは、中介手段を設けず直接
接続しているが、チューブ等の容器装着用穴53と通路
55とをチューブ、他の通路等で接続するようにしても
よい。
【0012】さらに、通路ユニット50の内部には、通
路59と第3通路開口部60とから構成される第3通路
が形状される。第3通路開口部60は、ノズル装着部5
2の前面52aからノズル装着部52の軸方向に延在す
る中心線に沿ってノズル装着部52の中央部にあけられ
た内径が5.5mmの穴であり、このような第3通路開
口部60には、例えば図10に示すように円筒形状のノ
ズル80の一端が着脱可能に差し込まれる。又、第3通
路開口部60にノズル80が差し込まれたとき、ノズル
80の外周面と第3通路開口部60の内周面との気密を
保持するため、第3通路開口部60の延在方向のほぼ中
央点には第3通路開口部60の周面方向に延在する一つ
のO−リング61が設けれている。
【0013】上記通路59は、内径が1mmであり、第
1通路57と通路55との連結部58に一端を開口し他
端を第3通路開口部60に開口し、通路ユニット50の
中心線から外れて位置する上記連結部58と通路ユニッ
ト50の中心線に沿って延在する第3通路開口部60と
を連結する。又、本実施例では、図8に示すように通路
59は上記連結部58との接続部である一端よりも第3
通路開口部60との接続部である他端の方が通路ユニッ
ト50の上面50a側に位置するように多少昇り傾斜を
施している。尚、図11に示すように通路59は上記昇
り傾斜を施していないものであってもよい。又、通路5
9の内径は、上記連結部58における通路59の開口の
内径が1mmであればよく、その後通路59の延在方向
に沿って徐々に内径を大きくするようにしたものでもよ
い。
【0014】上述した通路ユニット50において、第1
通路57は空気ポンプ20から送出される空気を第2通
路へ導き、第2通路は、第1通路57から薬剤容器70
の方向へ供給空気を導くとともに、薬剤容器70から送
出された薬剤混在空気を第3通路へ導き、第3通路は上
記薬剤混在空気をノズル80へ導く作用を行う。尚、上
述したように第2通路は、第1通路57から薬剤容器7
0の方向へ流れる供給空気と薬剤容器70から第3通路
の方向へ流れる薬剤混在空気との双方向に空気が流れる
部分の通路を意味する。
【0015】又、本実施例では、第3通路を構成する第
3通路開口部60はノズル80の装着部をかねている
が、ノズルは他の態様にて第3通路開口部60に接続す
るようにしてもよい。又、本実施例では、通路57の内
径を小さくすることで通路57を通過する空気の流速を
上げ、かつ通路55、第1通路57は鉛直方向に延在さ
せ、通路59はほぼ水平方向に延在させることで、通路
57から噴出する空気は通路55方向へ流れることがで
きる。又、通路55、第1通路57、通路59の内径は
上述した寸法に限るものではない。但し、第1通路57
を通過した空気が確実に薬剤容器70方向へ導かれるよ
うに、通路55の内径が最も大きいことが好ましい。さ
らに、通路55、第1通路57及び通路59の各流路断
面は円形であることには限られない。
【0016】又、通路ユニット50において、容器装着
用穴53は鉛直方向に延在するのが好ましく、通路55
及び第1通路57は水平方向に延在するものであっても
よい。さらに、図12に示すように、第1通路57及び
通路59が水平方向に延在し、通路55がこれら第1通
路57等に対して重力方向とは逆方向へ延在する場合、
第1通路57にて導かれる供給空気が通路55へ流れる
ように第1通路57と通路59との間に仕切板62を設
ける構造を採ることもできる。
【0017】尚、第3通路開口部60には、上述したよ
うなノズル80のほか、内視鏡に接続される医療用嘴管
を接続することもできる。
【0018】尚、本実施例における通路ユニット50及
び空気ポンプ20を使用した場合、薬剤容器70内に収
容される500mgの例えば止血用の粉末薬剤は、約4
秒前後の時間にて散粉される。
【0019】次に、上記第3通路開口部60に差し込ま
れるノズルの一実施例について説明する。図1に示すノ
ズル85は、主に産婦人科にて使用されるものであり、
例えばポリエチレンにてなる、円筒形状の円筒部85a
と該円筒部85aの先端に設けられる例えば円形状の平
板85bとから構成される。又、円筒部85aの中心内
部を円筒部85aの軸方向に沿って延在し、上記薬剤混
在空気を患部へ導く貫通孔は、平板85bの中心から外
れた位置にて平板85bの前面85cに開口する。この
ように貫通孔を平板85bの中心より偏心させた理由
は、平板85bが治療時に医師の視野を遮ることを防ぐ
ためである。又、平板85bは、患部に散粉した薬剤を
上記患部に押さえ付けるためのものである。
【0020】以上説明した散粉器100における動作を
以下に説明する。尚、散粉器100には所定の電池が予
め装てんされている。図5に示すように、操作者は、新
品の通路ユニット50の差込用突起51を散粉器100
の凹部16の挿入孔17へ挿入するようにして散粉器1
00の凹部16へ通路ユニット50を装着する。このと
き、挿入孔17と差込用突起51とは、O−リング18
にて気密が保持されるとともに、差込用突起51は挿入
孔17にしっかりと固定される。さらに、操作者は、上
記通路ユニット50の容器装着用穴53に粉末薬剤が収
容されている薬剤容器70の開口部を差し込む。このと
き薬剤容器70の開口部と容器装着用穴53とはパッキ
ング54にて気密が保たれるとともに薬剤容器70は容
器装着用穴53にしっかりと固定される。さらに操作者
は、通路ユニット50のノズル装着部52の第3通路開
口部60へ上述したようなノズル85の一端部を挿入す
る。このとき、ノズル85と第3通路開口部60とはO
−リング61にて気密が保持されるとともに、ノズル8
5は第3通路開口部60にしっかりと固定される。尚、
容器装着用穴53に薬剤容器70を装着することで、薬
剤容器70内に収容されている粉末薬剤は、図8に示す
ほぼコーン部56部分まで重力して落下してきている。
【0021】このような状態にて医師は、ノズル85を
体内へ挿入しノズル85の先端部を患部へ対向させる。
又、必要であれば照明用スイッチ35を操作し照明ラン
プ30を点灯する。このような操作の後、医師は作動ス
イッチ25を押下し散粉器100の空気ポンプ20を作
動させる。空気ポンプ20の動作開始にて、空気ポンプ
20は散粉器100内の空気を吸引しながら吸引した空
気を空気ポンプ20の吐出部から送出する。空気ポンプ
20から送出された空気はチューブ21を介して空気導
入孔17aへ導かれ空気導入孔17aから通路ユニット
50の第1通路57へ供給される。
【0022】第3通路開口部60へ通じる通路59の内
径に比べ通路55の内径が非常に大きいこと、又、通路
57の内径を小さくすることで通路57を通過する空気
の流速を上げていることから、第1通路57へ供給され
た供給空気のほとんどは、通路55側へ供給され、通路
55を薬剤容器70の方向へ流れる。このとき、供給空
気は通路55に落下してきている薬剤をかく乱しながら
進むことになる。そして供給空気は、薬剤容器70内へ
供給され薬剤容器70内に収容されている薬剤をかく乱
する。このようにして薬剤容器70へ供給空気が注入さ
れることで薬剤容器70内の圧力が上昇するので、薬剤
容器70内の空気は、薬剤を混在した薬剤混在空気とし
て、低圧力部分である散粉器100の外部へ通じる唯一
の通路59へ向かい再び通路55内を上記落下してきて
いる薬剤をかく乱しながら上記供給空気の流れ方向とは
逆方向へ流れる。そして、通路59へ導かれた薬剤混在
空気は、第3通路開口部60へ供給され、第3通路開口
部60に差し込まれているノズル85の貫通孔を介して
対内の患部へ散粉される。
【0023】医師は必要量の散粉を行った後、作動スイ
ッチ25の押下を止め空気ポンプ20を停止する。この
とき、必要であればノズル85の先端部の平板85bに
て散粉した薬剤を患部へ押し付ける操作を行ってもよ
い。このような所定の処置が終了した時点で医師はノズ
ル85を体内から抜き取り、治療を終了する。治療終了
後、通路ユニット50は、散粉器100の凹部16から
引き抜かれ廃棄される。
【0024】このように本実施例の散粉器100によれ
ば、散粉器100には空気ポンプ20、通路ユニット5
0等が備わるので、患部への薬剤の散粉を操作性良く行
うことができる。さらに、本実施例の散粉器100によ
れば、散粉される薬剤は主に薬剤容器70内にてかく乱
された後、ノズルを介して患部へ散粉することができ
る。さらに又、本実施例の散粉器100では、空気ポン
プ20の単位時間当たりの送気量が上述したように従来
の送粉装置に比べ非常に少ないので、例えば胃や大腸の
患部へ散粉する場合に体内へ供給される空気量が少量と
なり、これらの器官へ与える他の弊害を最小限に抑える
ことができる。
【0025】又、本実施例の散粉器100によれば、通
路ユニット50は散粉器100に対して交換自在なので
衛生面において問題が生じることはない。
【0026】又、本実施例では、供給空気と薬剤混在空
気とは一つの通路55内で双方向に流れるように構成し
たが、供給空気の通路と薬剤混在空気の通路との二つの
通路を設けるようにしてもよい。
【0027】又、空気ポンプ20の代わりに散粉器10
0の外部に設けた気体供給源と通路ユニット50の差込
用突起51とを接続し第1通路57へ気体を供給可能な
ように散粉器を構成してもよい。このように構成したと
きには、空気に限らず特殊な気体を通路ユニット50へ
供給することもできる。
【0028】又、本実施例のノズル85によれば、ノズ
ル85の先端部の平板85bを円筒部85aに対して偏
心させて設けているので、治療時に医師の視野が平板8
5bにて遮られることがなく操作性良く散粉処置を行う
ことができる。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、第
1通路を介して供給された気体は、第2通路を通じて第
2通路の一端に備わる容器装着用端部に装着された薬剤
容器へ導かれ、薬剤容器内に収容されている薬剤をかく
乱し薬剤混在気体として薬剤容器から送出され第3通路
から散粉器外部へ送出されるので、本発明の散粉器は、
積極的に薬剤容器に収容されている薬剤をかく乱した
後、患部へ送粉することができる。よって本発明の散粉
器は、薬剤が固まり送粉不能になることはなく、又、薬
剤を吸い出し送粉する構造ではないので気体使用量が少
量ですむ。又、必要な量の薬剤を送ることができるので
薬剤量を調整する必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の散粉器の一実施例、及び該散粉器に
散粉用ノズルの一実施例を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す散粉器の平面図である。
【図3】 図1に示す散粉器の正面図である。
【図4】 図1に示す散粉器の側面図である。
【図5】 図1に示す散粉器の内部構造並びに通路ユニ
ット、薬剤容器及びノズルの取り付けを示す図である。
【図6】 図1に示す散粉器に装着される通路ユニット
の平面図である。
【図7】 図6に示す通路ユニットの一部断面を有する
左側面図である。
【図8】 図6に示す通路ユニットのA−A線における
断面図である。
【図9】 図1に示す散粉器の構成を示すブロック図で
ある。
【図10】 図6に示す通路ユニット、薬剤容器、及び
ノズルにおける空気の流れを説明するための図である。
【図11】 図6に示す通路ユニットにおける通路の他
の構成例を示す通路ユニットの断面図である。
【図12】 図6に示す通路ユニットにおける通路の他
の構成例を示す通路ユニットの断面図である。
【図13】 従来の送粉装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
20…空気ポンプ、25…作動スイッチ、30…照明ラ
ンプ、35…照明用スイッチ、40…電池、50…通路
ユニット、51…差込用突起、52…ノズル装着部、5
3…容器装着用穴、55…通路、57…第1通路、58
…連結部、59…通路、60…第3通路開口部、70…
薬剤容器、80…ノズル、85…ノズル、85a…円筒
部、85b…平板、100…散粉器。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体供給用の気体供給開口部を一端に備
    えた第1通路(57)と、 両端部の内一方が閉じられ他方に容器開口部を有してお
    り内部に薬剤を収容する薬剤容器(70)の上記容器開
    口部を装着する容器装着用端部(53)を一端に有し、
    他端が上記第1通路の他端に連結され、上記第1通路の
    上記気体供給開口部から供給された供給気体を上記薬剤
    容器へ導くとともに、上記薬剤容器内に供給されること
    で上記薬剤と混在した薬剤混在気体を上記供給気体の送
    り方向とは逆方向へ導く、気体が双方向に通過する第2
    通路(55)と、 上記第1通路及び第2通路のそれぞれの他端が互いに連
    結される連結部に一端が連結されて上記連結部から分岐
    し、他端に上記薬剤混在気体を噴出する第3通路開口部
    (60)を備え上記薬剤混在気体を導く第3通路(5
    9)と、 を備え、 上記第1通路の横断面における断面積である第1通路断
    面積、上記第2通路の横断面における断面積である第2
    通路断面積及び上記第3通路の上記連結部における横断
    面の断面積である第3通路入口断面積の内、上記第3通
    路入口断面積が最も小さい、 ことを特徴とする散粉器。
  2. 【請求項2】 上記第1通路断面積、上記第2通路断面
    積及び上記第3通路入口断面積において、上記第2通路
    断面積が最も大きい、請求項1記載の散粉器。
  3. 【請求項3】 上記第1通路の上記気体供給開口部に接
    続され、気体を供給する気体送出ポンプ(20)を備え
    た、請求項1又は2記載の散粉器。
  4. 【請求項4】 上記気体送出ポンプに電力を供給する電
    源(40)と、 上記第3通路開口部から送出される上記薬剤混在気体が
    吹き付けられる患部を照明する、上記電源から供給され
    る電力にて発光する照明装置(30)と、 を備えた請求項3記載の散粉器。
  5. 【請求項5】 上記第1通路と上記第2通路と上記第3
    通路とを一ユニット内に有した通路ユニット(50)を
    備えた散粉器(100)において、上記通路ユニットは
    上記散粉器に対して着脱自在である、請求項4記載の散
    粉器。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の散
    粉器に使用され、上記散粉器に一端が接続される円筒形
    状の散粉用ノズルにおいて、 上記散粉用ノズルの他端には、上記散粉用ノズルの延在
    方向と交差する方向に延在する平板(85b)を備え、
    上記散粉用ノズル内を延在する通路の一端が上記第3通
    路開口部に接続され他端が上記薬剤混在気体を噴出する
    ために上記平板に開口することを特徴とする散粉用ノズ
    ル。
  7. 【請求項7】 上記散粉用ノズル内を延在する上記通路
    の上記他端は上記平板の中央部から離れた部分に開口す
    る、請求項6記載の散粉用ノズル。
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