JP2003310540A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2003310540A JP2002126728A JP2002126728A JP2003310540A JP 2003310540 A JP2003310540 A JP 2003310540A JP 2002126728 A JP2002126728 A JP 2002126728A JP 2002126728 A JP2002126728 A JP 2002126728A JP 2003310540 A JP2003310540 A JP 2003310540A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬液噴霧チューブ等の特別なカテーテルを用
いなくても液体の噴霧が可能であり、且つ操作性を向上
させることのできる内視鏡を提供する。 【解決手段】 本発明の内視鏡1は、操作部5の湾曲操
作レバー11の反対側に持続送気アダプタ12が着脱自
在に設けられ、この持続送気アダプタ12の送気口金1
4はチューブ15を介して図示しない送気手段に接続さ
れ、且つ挿入部4内に設けられたチャンネル17に連通
している。また、操作部5の挿入部4側端部近傍には生
検鉗子やレーザープローブ等の処置具を挿入したり、ア
ダプタ3、シリンジ2等を接続して送液等を行うチャン
ネル口金18が設けられている。このチャンネル口金1
8は操作部5の内部でチャンネル17に連通している。
送気手段によりチャンネル17内に送気を行いながらシ
リンジ2により麻酔薬を送液すると、チャンネル17の
先端開口部から空気を巻き込んだ麻酔薬が、概ね霧状に
噴出される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、薬液噴霧チューブ
等の特別なカテーテルを用いなくても液体の噴霧が可能
で、且つ操作性の良好な内視鏡に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、手術の前に内視鏡をガイドとし
て、気管内に呼吸管理用のチューブを留置する場合や気
管支鏡検査を行う場合は、麻酔薬を内視鏡のチャンネル
等を介して気管支内に注入し、気管支内に麻酔を効かせ
た上で、内視鏡あるいは気管チューブを挿入していく方
法で行っていた。この場合、より少ない麻酔薬で効率良
く広範囲に麻酔をするために、例えば特開2001−8
889号公報によって内視鏡のチャンネル等に挿通して
使用することが可能な薬液噴霧チューブが提案されてい
る。 【0003】この提案による薬液噴霧チューブは、通路
を有したチューブと、このチューブの先端に設けられ、
薬液を噴霧する噴射孔を有した先端部と、前記チューブ
の基端に設けられた本体部と、前記本体部に設けられ前
記チューブの通路に連通する薬液供給口と、前記本体部
に設けられ前記薬液供給口から供給された薬液に空気を
混合し、この混合流体を前記チューブの通路に供給する
気液混合部とを具備して構成したことが特徴である。 【0004】このような構成によって、内視鏡チャンネ
ル等に挿通して使用することが可能なように細径化が図
られ、且つ操作性が良好な薬液噴霧チューブを実現しよ
うとしている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、麻酔薬を噴霧するためには内視鏡以外に上述
したような構成の薬液噴霧チューブという特別なカテー
テルを用意(購入)する必要があり、その分コストがか
かってしまうといった問題点があった。また、薬液噴霧
チューブを用いた場合、薬液噴霧チューブの外径によ
り、それが挿通可能なチャンネル内径を有する内視鏡を
用意する必要があり、組み合わせて使用できる内視鏡が
制限されてしまうといった不都合があった。さらに、操
作性を考慮すると、薬液噴霧チューブは空気を手動で送
り込むものであるために、噴霧する操作は両手を必要と
し、内視鏡を操作する術者ではなく助手が行わなければ
ならない等の欠点があり、使用後の機器の洗滌時には、
内視鏡以外に薬液噴霧チューブを洗滌する手間がかかっ
てしまい、結果として満足する操作性を得ることはでき
ないといった不都合もあった。 【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、薬液噴霧チューブ等の特別なカテーテルを
用いなくても液体の噴霧が可能であり、且つ操作性を向
上させることのできる内視鏡を提供することを目的とす
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡は、処置
具の挿通や送気、送液等を行う少なくとも1つ以上のチ
ャンネルを有する内視鏡において、前記少なくとも1つ
のチャンネルに同時に送気、送液できる送気手段及び送
液手段を有し、該送気手段及び送液手段により、同時に
送気、送液を行うことで、内視鏡の挿入部先端のチャン
ネル開口部から霧状に液体を噴出させることを特徴とす
るものであり、つまり、手術前に気管内にチューブを挿
入する際や、気管支鏡検査の際に、同一のチャンネル内
で空気と麻酔薬とを混じり合わせることで、麻酔薬を霧
状にして気管内に噴霧可能にするものである。 【0008】管路に流体を流した場合、流体がある流速
以上になると、管路内で流体が不規則に流れるいわゆる
乱流が発生するが、一般に、管路内の流れの乱れを支配
するレイノルズ数(流体の慣性力と粘性力との比)とい
う無次元化された数により議論することが多い。レイノ
ルズ数Re はRe=Vd/ν(V:流速、d:管路内
径、ν:動粘度係数)で示され、数字が大きくなる程管
路の内部の乱れが大きくなる。本発明で対象としている
流体は主に患者に投与される酸素にあたるが、臨床的に
はその投与量に上限があるため、酸素流量(Q)及び動
粘度係数を一定とした場合、Q=V{(d/2)2 π}
の関係から、dを小さくすることでVdすなわちレイノ
ルズ数が大きくなる。管路内に乱流が発生した状態で、
麻酔薬等の液体を滴下すると、液体と酸素とが流れの乱
れによって混じり合うため、内視鏡先端部のチャンネル
開口部においては、十分に酸索と麻酔薬とが混じり合
い、概ね霧になった状態で噴出されることになる。すな
わち、本発明はこの原理を利用したものであり、チャン
ネルを介して患者に投与する必要な酸素量を維持したま
ま、同時に麻酔薬を上述の方法で霧状にして広範囲に散
布させることができ。実際の使用手順としては、シリン
ジ等の送液手段に麻酔薬を入れ、内視鏡の送液を行う機
構、つまり、送気手段と連通したチャンネルのチャンネ
ル口金に接続し、送気手段により送気を行う。そして、
送気手段により送気を行いながら、前記送液手段より、
チャンネル内に麻酔薬を供給する。このような手順によ
り、内視鏡挿入部先端のチャンネル開口部から、空気を
巻き込んだ麻酔薬が、概ね霧状に噴出されることにな
る。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。 第1の実施の形態:図1乃至図4は本発明の内視鏡の第
1実施の形態を示し、図1は該内視鏡を用いた内視鏡シ
ステム全体の概略構成を示す構成図、図2は図1の内視
鏡の操作部に対するアダプタ本体の取付け構造を示す断
面図、図3図1の内視鏡のチャンネル口金18にアダプ
タが取り付けられた状態の断面図、図4はアダプタ変形
例を示し、該アダプタがチャンネル口金に取り付けられ
た状態の断面図である。 【0010】(構成)本発明の内視鏡を用いた内視鏡シ
ステムは、図1に示すように内視鏡1と、検査室等の壁
に設けられている酸素供給ラインまたは酸素ボンベ等の
送気手段(図示せず)と、送液手段であるシリンジ2
と、逆止弁を備えたアダプタ3と、アダプタ3に着脱自
在に取り付け可能な鉗子栓50とで構成される。 【0011】内視鏡1は、先端側にCCD等の固体撮像
素子を有する撮像ユニットを内蔵した細長な挿入部4
と、この挿入部4の基端側に連設され、把持部を兼ねる
操作部5と、この操作部5の側部から延出されたライト
ガイドファイバー及び撮像ユニットケーブルを内蔵した
ユニバーサルコード6と、このユニバーサルコード6の
先端に設けられたコネクタ部7とからなり、このコネク
タ部7は図示しない光源装置及びビデオプロセッサ装置
に接続されるようになっている。 【0012】なお、前記ビデオプロセッサ装置(図示せ
ず)には、図示しないモニタが接続されるようになって
いて、被検部の光学像を前記固体撮像素子で撮像した
後、前記ビデオプロセッサで信号処理しモニタでその被
検部の画像を表示するようになっている。 【0013】前記挿入部4は、先端に設けられた先端硬
質部8と、この先端硬質部8の基端側に設けられた湾曲
自在の湾曲部9と、この湾曲部9の基端側に設けられた
長尺で可撓性を有する可撓管部10とから構成されてい
る。 【0014】前記操作部5の後方側には、湾曲操作レバ
ー11が設けられており、この湾曲操作レバー11を回
動操作することにより湾曲部9を湾曲することができる
ようになっている。 【0015】前記操作部5の湾曲操作レバー11の反対
側には、持続送気アダプタ12が着脱自在に設けられて
いる。この持続送気アダプタ12は、シリコンゴム等の
弾性部材からなるアダプタ本体13と、金属または硬質
な樹脂部材からなる送気口金14とで構成されている。
その送気口金14は、チューブ15を介して図示しない
送気手段に接続される。また、送気口金14は、挿入部
4内に設けられたチャンネル17に連通しており、その
チャンネル17は、先端硬質部8の先端面に開口してい
る。 【0016】また、前記アダプタ本体13は、図2に示
すように、操作部5に対して着脱自在に締まりばめ嵌合
で取り付けられており、該アダプタ本体13の操作部取
付部16の内部には、送気口金14が延出されて嵌着し
ているので、操作部取付部16の強度が増し、チューブ
15等により引っ張られたときに、操作部5から持続送
気アダプタ12が外れ難くなるという効果がある。 【0017】操作部5の挿入部4側端部近傍には、図示
しない生検鉗子やレーザープローブ等の処置具を挿入し
たり、アダプタ3、シリンジ2等を接続して送液等を行
うチャンネル口金18が設けられている。 【0018】このチャンネル口金18は、操作部5の内
部で前記チャンネル17に連通している。このチャンネ
ル口金18に、アダプタ3、シリンジ2等が接続されて
いないときは、チャンネル口金18から空気が漏れてし
まうため、送気または吸引ができない。それを防止する
ために、シリコンゴム等の弾性部材からなり前記チャン
ネル口金18に気密・液密的に嵌合するフタ19が設け
られている。 【0019】フタ19には舌片20が延出されており、
さらにその先にチャンネル口金18のネック部21に取
り付け可能なリング状の係止部22が設けられている。
フタ19をはずしているときには、係止部22がネック
部21に取り付けられているため、フタ19を粉失しに
くいという効果がある。 【0020】チャンネル口金18の内面は、シリンジ2
やアダプタ3が着脱自在に接続可能なルアーテーパー形
状をしており、チャンネル口金18から麻酔薬等の液体
を送り込むときにはチャンネル口金18にアダプタ3が
取り付けられ、アダプタ3の後述するルアーテーパー部
にシリンジ2が接続されるようになっている。 【0021】さらに、チャンネル口金18に取り付けら
れたアダプタ3の構成について図3を参照しながら詳細
に説明する。 【0022】図3に示すように、アダプタ3は、接続部
本体23と、麻酔口金24と、麻酔口金24内部に配置
され、流体の逆流を防止するための逆止弁25と、接続
部本体23をチャンネル口金18に固定するための固定
リング26から構成される。 【0023】接続部本体23は、中空な略T字形状をし
ており、チャンネル口金18の内面に嵌合して着脱自在
に接続可能なルアーテーパー部27と、固定リング26
を接続部本体23から抜けないようにするストッパー2
8と、麻酔口金24を接続可能な雄ネジ部29と、鉗子
栓50を着脱自在に取り付け可能な鉗子口金部30から
構成される。 【0024】麻酔口金24は、略円筒形状をしており、
一端にシリンジ等の送液手段を着脱自在に接続可能なル
アー口部31と、他端に雄ネジ部29と接続可能な雌ネ
ジ部32と、それらの間に逆止弁25を配置可能な空間
部33とが設けられている。 【0025】逆止弁25は、シリコンゴム等の弾性部材
からなり、ドーム形状部34にスリット(図示せず)が
施されている。すなわち、そのドーム形状部34のドー
ム形状により、チャンネル口金18からルアー口部31
へ向かう流体に対しては、その流体の圧力によりスリッ
トが閉じるよう作用し、逆流を防止している。 【0026】固定リング26は、略円筒形状で、チャン
ネル口金18のフランジ部35に対してネジ状に係合可
能な係合溝部36と、接続部本体23のストッパー28
と係合する突起部37とが設けられており、接続部本体
23に対して回動自在に遊嵌されている。 【0027】図4には、前記アダプタ3の変形例が示さ
れているが、本発明の内視鏡は、図4に示すアダプタ3
8の適応も可能である。このようなアダプタ38の構成
を図4を参照しながら説明する。なお、以下に説明する
部分以外は前記アダプタ3(図2参照)と同様な構造で
あり、説明を省略する。 【0028】図4に示すように、アダプタ38は、気管
チューブを気管内に留置するため等に用いられる内視鏡
(挿管用内視鏡)用のアダプタである。 【0029】前記挿管用内視鏡は処置具を使用しないた
め、アダプタ38にはアダプタ3に設けられている処置
具を挿通する鉗子口金部30(図2参照)に相当するも
のがなく、また、本体39と麻酔口金40が一直線上に
構成されている。 【0030】本体39は、その内部に管路41が設けら
れており、且つ、アダプタ38がチャンネル口金18に
取り付けられた状態では、管路41の先端開口部42
が、送気管路43との合流部分近傍に位置するように構
成されている。 【0031】なお、管路41の内径は管路41の洗滌が
可能な程度に、且つ、先端開口部42から液体が滴下さ
れるように極力細く設けられている。また、管路41の
構造については、アダプタ38のみに特有のものではな
く、他の実施例と同様なアダプタに対しても適用され得
るものである。 【0032】(作用)次に、本実施の形態の内視鏡の使
用方法を図1を参照しながら詳細に説明する。 【0033】いま、図1に示す内緒鏡を用いて、患者の
気管支内に麻酔薬を投入して麻酔を行うものとする。こ
の場合、本実施の形態の内視鏡では、まず、図1に示す
シリンジ2に麻酔薬を入れ、該シリンジ2をアダプタ3
(あるいはアダプタ38:図4参照))の麻酔口金24
(40)に接続する。 【0034】そして、図示しない送気手段からチューブ
15,持続送気アダプタ12を介して、チャンネル17
内に送気を行う。 【0035】その後、上述のように送気を行いながら、
シリンジ2により、1回に0.5〜1mLの麻酔薬を断
続的に供給する。この際、送気・送液によるチャンネル
内部の流路抵抗によりチャンネル内部の圧力が上昇する
が、シリンジ2の取り付け部分近傍に逆止弁25が設け
られていることにより、シリンジ内部への酸素の逆流が
防止され、シリンジのピストンが押し戻されることがな
い。 【0036】以上の作用により、チャンネル17の先端
開口部から、空気を巻き込んだ麻酔薬が、概ね霧状に噴
出される。 【0037】このとき、下記の表1,表2に示す結果の
如く、チャンネル内径φ1.2mmでは、送気流量1.
5L/minから概ね霧状に麻酔薬が噴出され、また、
φ2.2mmでは、2L/minから概ね霧状に麻酔薬
が噴出された。 【0038】 【表1】 【表2】 さらに、前述したように、麻酔薬を霧状にする効果は、
チャンネル内径がより小さい方が大きいため、チャンネ
ル内径がφ1.2mmより小さい時には、当然2.0L
/minよりも少ない送気流量から良好な噴霧状態が得
られることになる。よって、洗滌性を損なわない程度の
チャンネル内径を考えるとφ0.5〜2.2mmのチャ
ンネル内径においては、少量の麻酔薬を断続的に供給す
る際、2.0L/min以上の送気流量で送気を行って
いれば、いずれのチャンネル内径においても、麻酔薬を
概ね霧状に噴出することができる。 【0039】これにより、より少ない麻酔薬で効率良く
広範囲に麻酔を行うことができる。その後、鉗子等の処
置具を用いて処置を行う際は、麻酔を行うときに薬液噴
霧チューブ等が挿通されていないため、そのまま鉗子栓
50を介して、チャンネル17に対して処置具を挿通す
る。このようにして、処置具を用いた処置が実行される
ことになる。 【0040】(効果)したがって、本実施の形態によれ
ば、鉗子等の処置具使用の際にも、薬液噴霧チューブ等
の挿脱を必要とせずに麻酔噴霧可能な内視鏡を1つのチ
ャンネルで実現できるため、処置具用と麻酔用の2つの
チャンネルを有する内視鏡に比べ、挿入部外径を細く構
成でき、内視鏡の挿入性がより良くなり、患者への負担
が軽減できる。 【0041】また、チャンネルに鉗子等の処置具を挿通
した状態で麻酔液の噴霧を行うと、鉗子とチャンネルと
の隙間の断面積が小さくなるので、結果として、細いチ
ャンネルから噴霧をしたときと同じような効率の良い噴
霧効果が得られる。 【0042】また、少量の麻酔薬を断続的に供給するこ
とで、管路内に発生した乱流に対して効率的に麻酔液が
混ざり合うことになり、良好な噴霧状態が得られるた
め、より少ない麻酔薬で効率良く広範囲に麻酔をするこ
とができる。特に、アダプタ38においては、管路41
が細く設けられていることで、麻酔液が滴下されるた
め、乱流に対してより効率的に麻酔液が混ざり合うこと
が可能となる。 【0043】さらに、アダプタ38においては、管路4
1が細く設けられているため、アダプタ38内への麻酔
薬の残留が極力少なくなり、より正確な量の麻酔薬の供
給が可能となり、無駄なく麻酔をかけられる。また、ア
ダプタ38では、管路41が一直線であるため、アダプ
タ3に比べ、より洗滌性が良い。 【0044】このように、薬液噴霧チューブ等の特別な
カテーテルを用いなくても液体の噴霧が可能であり、且
つ操作性を向上させることのできる内視鏡の実現が可能
となる。 【0045】第2の実施の形態:図5乃至図7は本発明
の内視鏡の第2の実施の形態を示し、図5は該内視鏡を
用いた気管支内視鏡システム全体の概略構成を示す構成
図、図6は図5の内視鏡の麻酔用口金及びアダプタの構
造を説明するための断面図、図7は図6の麻酔用口金及
びアダプタの変形例を示す断面図であり、図7(a)は
アダプタを取り付けた自然状態を示し、図7(b)はル
アー口金にシリンジを取り付けた状態で該シリンジ全体
を下方に押したときの状態を示している。なお、以下の
説明は、前記第1の実施の形態とは異なる部分のみを記
載する。 【0046】(構成)本実施の形態の内視鏡1Aは、図
5に示すように、前記第1の実施の形態とは異なり、フ
ァイバーケーブルにより像を導く方式の気管支鏡である
ため、操作部117の上端部には画像を直接眼で観察す
るための接眼部112が設けられて構成されている。 【0047】操作部117の上部には、内視鏡チャンネ
ルより吸引を行ったり、処置用の鉗子を挿入するための
鉗子口金101及び、吸引チューブを接続する吸引口金
102が設けられており、鉗子口金101には着脱自在
な吸引レバー103とこれに取り付ける鉗子栓104を
装着して用いる。 【0048】吸引レバー103と鉗子栓104を装着し
た状態で、吸引レバーのL字状のレバーを押し下げるこ
とで、鉗子口金101の内部と吸引口金102とが連通
する構造となっている。 【0049】一方で、鉗子等の処置具は、鉗子栓104
の中心に設けられた図示しないシリコン樹脂製の弁のス
リット部を介して鉗子口金101内に導かれる。さら
に、鉗子口金の内部通路は操作部117内部、挿入部1
24を経由して気管支鏡先端部へ導かれ、処置用チャン
ネル105として機能するようになっている。 【0050】操作部117の下方には麻酔用口金107
が設けられており、この麻酔用口金107内部の通路
は、前述の処置用チャンネル105とは独立して、挿入
部124内を通って気管支鏡先端部に導かれ、麻酔用チ
ャンネル106として機能する。 【0051】麻酔口金107の側面には、送気口金10
8が設けられており、上方にはアダプタ110が着脱自
在に取り付けられるようになっている。このアダプタ1
10には麻酔薬の入ったシリンジ111が取り付け可能
である。 【0052】上記構成の内視鏡1Aの実際の使用手順は
以下の通りである。なお、麻酔用口金107及びアダプ
タ110の構成については後述する。 【0053】図5に示す内視鏡1Aにおいて、まず、送
気口金108に送気チューブ109を接続し、該送気チ
ューブ109の他端には図示しない検査室等の壁に設け
られている酸素供給ラインに接続するか減圧弁等を備え
た図示しない酸素ボンベ等に接続する。 【0054】次に、シリンジ111をアダプタ110を
中心に図中矢印方向に回転させると、吸引チューブ10
9の内部と麻酔用チャンネル105とが開通する構造と
しているために、気管支鏡先端部より酸素が放出され
る。この状態で、シリンジ111内の麻酔薬を注入する
ことにより、麻酔用口金107の内部及び麻酔用チャン
ネル106(図5参照)の内部で酸素と麻酔薬とが混じ
り合って、気管支鏡先端部より霧状になって放出され
る。 【0055】また、麻酔薬を噴霧する必要がない場合
や、酸素を患者に供給する必要がない場合は、シリンジ
111を図中矢印と逆方向に回転させることにより、酸
素の流れを遮断することができる。 【0056】次に、図6を参照しながら図5に示す麻酔
用口金107及びアダプタ110の構造を詳細に説明す
る。 【0057】麻酔用口金108の内部は、概ね円柱形状
の穴が開けられ、操作部117内部にて麻酔用チャンネ
ル106と連通している。この部分に取り付けられるア
ダプタ110は、図6に示すように略L字形状をしてお
り、一端は麻酔用口金108の内部に装着し、もう一端
はシリンジ111を取り付け可能なルアー口金の形状と
なっている。 【0058】アダプタ110の麻酔用口金108への装
着側外周には、Oリング用の溝116aとOリング11
6が2ヶ所設けられており、麻酔用口金内面にも前記O
リング116の位置する部分に溝107aが2箇所設け
られている。 【0059】これにより、アダプタ110を装着した際
に、各々の間の気密を保持するとともに、ある程度のク
リック感を生じせしめ、アダプタ110を抜けにくくさ
せることができる。 【0060】さらに、アダプタ110を取り付けた状態
では、麻酔用口金107の側面に設けられた送気口金開
口部115が2つのOリング116の中間位置に設けら
れており、一方で、アダプタ110にも内部の通路とア
ダプタ外面とを貫通させる開口部114が設けられてい
る。アダプタ110を装着した状態で、アダプタ110
を麻酔用口金107に対して回転させることで、前記送
気口金開口部115と開口部114が一致し、送気口金
108内部とアダプタ110内部及び麻酔用チャンネル
106とが連通するような構造となっている。 【0061】また、アダプタ110のルアー口金125
とアダプタ内部との間には、麻酔薬を図中矢印方向にの
み通過させる逆止弁113(一方向弁)が設けられてい
る。 【0062】図7には、前記麻酔用口金107及びアダ
プタ110の変形例が示されているが、本発明の内視鏡
1Aは、図7に示す麻酔用口金及びアダプタの適応も可
能である。このような麻酔用口金及びアダプタの構成を
図7を参照しながら説明する。 【0063】図7に示すように、アダプタ110は、内
部に穴を有し、中間部に逆止弁113が配設されたシリ
ンダ120と、その下端部のシリコンゴム等で作られた
パッキン121と、シリンダ120の概ね中間部外面に
設けられたOリング116及びパッキン121とシリン
ダ120との間のくびれ部122と、上端部に設けられ
たルアー口金118と、前記Oリング116とルアー口
金118との間に設けられた固定部材126及び弾性部
材119とから構成される。 【0064】弾性部材119の上部は、ルアー口金11
8の下部でシリンダ120に固定され、弾性部材119
の下部は固定部材126に固定されているが、固定部材
126に対してシリンダ120は弾性部材119が変形
することにより上下方向に移動可能になっている。 【0065】麻酔用口金107の内部に設けられた円筒
状の穴は、前記アダプタ110が収納される形状となっ
ており、上部端面は、固定部材126を着脱可能な形状
に構成されている。また、円筒状の穴には、下部におい
て内径の大きな膨大部123が設けられている。 【0066】上記構成によれば、アダプタ110を取り
付けた自然状態では、図7(a)に示すように、くびれ部
122の上部はOリング116で気密にすることがで
き、くびれ部122の下部はパッキン121で気密が保
持されることになる。このため、側面に延出する送気口
金108からの酸素等の供給は麻酔用口金内107内部
にて遮断される。 【0067】シリンダ120全体は、麻酔用口金107
に取り付けられた状態では、弾性部材119の弾性力で
上方に持ち上げられているが、ルアー口金118にシリ
ンジ111を取り付けた状態で、シリンジ111全体を
下方に押すことにより、図7(b)に示すように弾性部
材119は変形し、シリンダの下端のパッキン121が
完全に膨大部123内に押し込まれる。このため、この
部分の気密が保たれなくなり、結果として図7(b)に
示すように送気口金108から酸素は図中A矢印の経路
でチャンネル内に供給されることになる。勿論、シリン
ジ111を押し下げる操作を止めれば弾性部材119が
図7(a)の状態に戻るため、再度酸素の供給は遮断さ
れることになる。 【0068】(作用,効果)したがって、本実施の形態
によれば、内視鏡を気管支内視鏡システムとして構成し
た場合でも、上記構成により、特別なカテーテル等をチ
ャンネルに通すことなく、酸素の流れを(麻酔噴霧の駆
動元として)利用した麻酔薬の噴霧が可能となり、さら
に酸素の供給のON/OFFは麻酔薬を注入するシリン
ジにて行うために、術者1人で全ての操作が可能であ
り、よって、噴霧用のカテーテル等を利用した従来の方
法に比べて操作性が格段に向上することができる。 【0069】また、麻酔用のチャンネルと、処置用のチ
ャンネルを独立して設けているために、処置具を使用し
ながら麻酔噴霧を行うことができる。 【0070】さらに、前述した通り、麻酔薬を霧状にす
る効果は、供給する流体の流速が大きいほど効率的であ
ることから、麻酔用のチャンネルは洗滌性を損なわない
程度に極力小さくする方が望ましい(一般的にはチャン
ネル内径φ0.5〜1.5mm程度が望ましい)。この
点から、麻酔用専用のチャンネルを設けたとしても、気
管支鏡の外径に与える影響は小さく、従来のチャンネル
を1つだけ搭載した気管支鏡と大差のない外径寸法で本
実施の形態が実現可能であるという利点もある。 【0071】また、アダプタ110を着脱自在とするこ
とで、口金内部やアダプタ内部の洗滌も確実に行うこと
ができる。 【0072】第3の実施の形態:図8は本発明の内視鏡
の第3の実施の形態を示し、前記第2の実施の形態に改
良を施した気管支内視鏡システム全体の概略構成を示す
構成図である。なお、以下の説明は、前記第2の実施の
形態とは異なる部分のみを記載する。 【0073】(構成)一般に、気管支鏡検査の場合は、
患者の呼吸機能が低下しているケースが少なくないため
に、気管チューブと呼ばれる管を気管支に挿入し、気管
チューブを介して酸素を持続投与することが多い。この
場合、気管チューブは気管支鏡の案内管としても機能す
ることになる。 【0074】酸素投与量は患者の呼吸状態によって設定
されるが、通常は2〜5L/minとすることが多い。 【0075】そこで、本実施の形態では、図8に示すよ
うに、送気ライン129を途中で二股に分岐させ、一方
(送気ライン130)を気管チューブ127に取付け、
もう一方(送気ライン131)を第2の実施の形態の気
管支鏡128(符号1Aに相当)の送気口金108(図
5又は図7参照)に接続するように構成したことが特徴
である。 【0076】その他の構成は、前記第2の実施の形態と
略同様である。 【0077】(作用,効果)もともと、気管支鏡検査で
は酸素を患者に投与しつつ行うケースが多いが、送気ラ
イン129を二股に分岐させずに送気ライン129を直
接前記第2の実施の形態の気管支鏡128(符号1Aに
相当)に取り付けた状態では、送気切換えをONにしな
い限り患者への酸素の供給がストップしてしまい、呼吸
状態に影響を与えかねない。さらに、送気ライン129
に酸素の流れが無いため、送気ライン129内部で圧力
が上昇してしまうために、送気切換え手段をONにして
酸素の供給を開始すると、直後に大量の酸素が患者に流
れてしまう恐れもある。 【0078】そこで、本実施の形態では、送気ライン1
29を途中で二股に分岐させることにより、麻酔薬を噴
霧しないときは、送気ライン129を通過する酸素は全
て送気ライン130を通じて気管チューブ127に送ら
れ、麻酔薬を噴霧する際は、前述したようにシリンジ操
作により送気ライン131側に酸素を流し、麻酔を噴霧
する。 【0079】このとき、送気ライン131側に流れた酸
素も気管支鏡のチャンネルを通じて患者に投与されるた
め、麻酔噴霧の有無に関わらず、酸素の総投与量を一定
に保つことができるという利点がある。当然、送気ライ
ン内部での圧力上昇もないために、前述の酸素が一気に
患者に流れてしまうという心配もなくなる。 【0080】その他の作用,効果は、前記第2の実施の
形態と同様である。 【0081】なお、本発明は、前記第1乃至第3の実施
の形態に限定されるものではなく、各実施の形態の応用
や組み合わせも本発明に適用される。 【0082】[付記] (付記1) 処置具の挿通や送気、送液等を行う少なく
とも1つ以上のチャンネルを有する内視鏡において、前
記少なくとも1つのチャンネルに同時に送気、送液でき
る送気手段及び送液手段を有し、該送気手段及び送液手
段により、同時に送気、送液を行うことで、内視鏡の挿
入部先端のチャンネル開口部から霧状に液体を噴出させ
ることを特徴とする内視鏡。 【0083】(付記2) 前記送液手段と前記チャンネ
ルとの間に、流体の逆流を防止するための逆止弁を設け
たことを特徴とする付記1に記載の内視鏡。 【0084】(付記3) 前記チャンネル内径をφ0.
5〜2.2mmとし、前記送気手段により送気流量2.
0L/min以上で送気を行いながら、液体を0.5〜
1mLずつ断続的に供給することを特徴とする付記1に
記載の内視鏡。 【0085】(付記4) 前記送気手段は送気口金を有
し、該送気口金には送気をON/OFFするON/OF
F手段が設けられ、前記送液手段はシリンジであり、前
記ON/OFF手段は前記シリンジを移動することでO
N/OFFを切り替えることを特徴とする付記1に記載
の内視鏡。 【0086】これにより、前記シリンジが切り替えスイ
ッチをかねるため、大幅に操作性が向上する。 【0087】(付記5) 前記内視鏡は2つのチャンネ
ルを有し、前記送気手段及び前記送液手段に連通するチ
ャンネルは、1.2mm以下の内径で構成したことを特
徴とする付記1に記載の内視鏡。 【0088】これにより、内視鏡を気管支鏡として構成
した場合には、該気管支鏡の細径化が可能となる。 【0089】(付記6) 前記送気口金に導かれる送気
管路(チューブ)を二股に分岐させ、一方は気管支鏡の
送気口金に接続され、他方は気管チューブ等の別のルー
トに接続され、各々のルートを介してともに患者の気道
内に導かれる管路を形成したことを特徴とする付記4に
記載の内視鏡。 【0090】これにより、前記送気口金をOFFにした
状態で、送気圧力が上昇するのを防げ、同時に患者に一
定の酸素が継続的に投与されるために、呼吸状態を安定
させることができる。 【0091】 【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、内
視鏡を介して液体を噴霧させる際、薬液噴霧チューブ等
の特別なカテーテルが不要なため、その分コストが節約
でき、且つ準備がより容易となる。また、薬液噴霧チュ
ーブ等の挿通が不要であるため、内視鏡、薬液噴霧の操
作性が良く、また、薬液噴霧チューブ等を洗滌する手間
が省ける。さらに、手術前に気管チューブを挿入する際
や気管支鏡検査の際には、酸素等が患者に投与されるケ
ースが多いため、特別な準備をせずに、通常実施してい
る検査の準備だけで、麻酔噴霧のための駆動用空気を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の内視鏡の第1実施の形態を示し、該内
視鏡を用いた内視鏡システム全体の概略構成を示す構成
図。 【図2】図1の内視鏡の操作部に対するアダプタ本体の
取付け構造を示す断面図。 【図3】図1の内視鏡のチャンネル口金にアダプタが取
り付けられた状態の断面図。 【図4】図3のアダプタ変形例を示し、該アダプタがチ
ャンネル口金に取り付けられた状態の断面図。 【図5】本発明の内視鏡の第2の実施の形態を示し、該
内視鏡を用いた気管支内視鏡システム全体の概略構成を
示す構成図。 【図6】図5の内視鏡の麻酔用口金及びアダプタの構造
を説明するための断面図。 【図7】図6の麻酔用口金及びアダプタの変形例を示す
断面図。 【図8】本発明の内視鏡の第3の実施の形態を示し、前
記第2の実施の形態に改良を施した気管支内視鏡システ
ム全体の概略構成を示す構成図。 【符号の説明】 1…内視鏡、 1A…気管支鏡、 2…シリンジ(送液手段)、 3…アダプタ、 4…挿入部、 5…操作部、 6…ユニバーサルコード、 7…コネクタ部、 8…先端硬質部、 9…湾曲部、 10…可撓管部、 11…湾曲操作レバー、 12…接続送気アダプタ、 13…アダプタ本体、 14…送気口金、 15…チューブ、 16…操作部取付部、 17…チャンネル、 18…チャンネル口金、 19…フタ、 20…舌片、 21…ネック部、 22…係止部、 23…接続部本体、 24…麻酔口金、 25…逆止弁、 26…固定リング、 27…ルアーテーパー部、 28…ストッパー、 29…雄ネジ部、 30…鉗子口金部、 31…ルアー口部、 32…雌ネジ部、 33…空間部、 34…ドーム形状部、 35…フランジ部、 36…係合溝部、 37…突起部、 38…アダプタ、 39…本体、 40…麻酔口金、 41…管路、 42…先端開口部、 43…送気管路、 50…鉗子栓。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 23/24 G02B 23/24 A Fターム(参考) 2H040 DA57 4C061 AA07 FF42 FF43 HH03 HH04 HH22 HH56 4C066 AA01 BB10 CC01 FF01 FF02 JJ07 JJ10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 処置具の挿通や送気、送液等を行う少な
    くとも1つ以上のチャンネルを有する内視鏡において、 前記少なくとも1つのチャンネルに同時に送気、送液で
    きる送気手段及び送液手段を有し、該送気手段及び送液
    手段により、同時に送気、送液を行うことで、内視鏡の
    挿入部先端のチャンネル開口部から霧状に液体を噴出さ
    せることを特徴とする内視鏡。
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