JP2001008889A - 薬液噴霧チューブ - Google Patents

薬液噴霧チューブ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的とするところは、内視鏡のチャ
ンネル等に挿通して使用することが可能なように細径化
が図れ、かつ操作性が良好な薬液噴霧チューブを提供す
ることにある。 【解決手段】本発明は、チューブ体2の手元側において
薬液に混合する空気の空気取入口24を設け、薬液と空
気を混合して、上記チューブに形成し、空気通路と液体
通路を共用した1本の通路を通じて噴射孔12に送り込
むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば内視鏡のチ
ャンネルを通じて体腔内に挿入し、その体内の部位に薬
液を散布するための薬液噴霧チューブに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平57−17635号公報やUSP
第5,579,758号で知られる従来の散布チューブ
は体内に挿入するチューブ先端部に噴射ノズル孔を設
け、そのチューブ手元後端に設けられた口金に薬液を入
れたシリンジを接続し、そのシリンジのピストンを押し
込むことによりチューブを通じて薬液を送り込み、上記
噴射ノズル孔から薬液を噴霧するようになっている。
【0003】一方、USP第5,031,613号やU
SP第5,722,950号においてのものも同様であ
るが、特にUSP第5,031,613号のものでは気
管チューブ内に薬液噴霧用カテーテルを挿通配置する二
重管構造のものであり、カテーテルの先端に設けた噴射
ノズル孔から薬液を体内に噴出させるようになってい
る。また、上記気管チューブの手元部には換気用の出口
を設け、この出口に換気装置(ベンチレータ)が接続さ
れている。しかし、これらのものにおいての薬液噴霧の
原理はいずれも上記特開平57−17635号公報やU
SP第5,579,758号のものと同様である。
【0004】また、USP第5,722,950号のも
のでは管状の延長ロッドハウジング内に各々外部の空気
源と液体源と接続する空気通路と液体通路を独立して設
け、ロッドハウジングの先端部で空気と液体を混合させ
て噴出させるようになっている。
【0005】ところで、特開平57−17635号公
報、USP第5,579,758号及びUSP第5,0
31,613号のものはいずれもチューブの先端に設け
た噴射用ノズル孔を通じて薬液を体内に噴霧する際、そ
の噴霧する薬液の粒径が噴射ノズル孔の大きさによって
決まる。また、噴霧する薬液の粒径が大きいと、均一に
噴霧できなくなると共に、液ダレを起こし易くなる。そ
こで、噴射ノズル孔の径を小さくする必要がある。
【0006】しかし、上記噴射ノズル孔を小さくする
と、噴射抵抗が高まり、シリンジのピストンを操作する
際に必要な押込み力が極端に大きくなり、シリンジの操
作が難くなる。
【0007】また、チューブにシリンジを付けたままで
の1回の押込み操作だけではチューブ内に残った薬液ま
で噴霧することができない。チューブ内に残った薬液ま
でも連続的に噴霧し続けたい場合にはチューブからシリ
ンジを一旦取り外してピストンを戻さなければならな
い。つまり、チューブからシリンジをいちいち付けたり
外したりしなければならない。よって、上記従来のもの
では薬液を連続的に噴霧し続けることができなかった
り、シリンジの着脱操作が煩わしかったりする。
【0008】さらに、上記USP第5,722,950
号のものでは外部の空気源や液体源にチューブが接続さ
れているため、操作性は良いが、管状の延長ロッドハウ
ジング内の空気通路と液体通路を独立して設けることか
ら、延長ロッドハウジングの外径が太くなってしまう。
従って、この形式のものは内視鏡のチャンネルに挿通し
て使用するための構造として適さない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点に着目してなされたものであり、その目的とするとこ
ろは内視鏡のチャンネル等に挿通して使用することが可
能なように細径化が図れ、かつ操作性が良好な薬液噴霧
チューブを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
通路を有したチューブと、このチューブの先端に設けら
れ、薬液を噴霧する噴射孔を有した先端部と、上記チュ
ーブの基端に設けられた本体部と、上記本体部に設けら
れ、上記チューブの通路に連通する薬液供給口と、上記
本体部に設けられ、上記薬液供給口から供給された薬液
に空気を混合し、この混合流体を上記チューブの通路に
供給する気液混合部とを具備したことを特徴とする薬液
噴霧チューブである。
【0011】請求項2に係る発明は、上記本体部の本体
部材に上記気液混合部に空気を取り込む空気取入れ口を
設けたことを特徴とする請求項1に記載の薬液噴霧チュ
ーブである。
【0012】請求項3に係る発明は、上記本体部に空気
室を設け、上記薬液供給口から供給された薬液と上記空
気室の空気を混合し、この混合体を上記チューブの通路
に供給するようにしたことを特徴とする請求項1に記載
の薬液噴霧チューブである。
【0013】
【作用】チューブに形成した通路を空気通路と液体通路
として共用すると共にそのチューブの手元側において薬
液と空気を混合させる。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1乃至図3を
参照して本発明の第1実施形態に係る内視鏡用薬液噴霧
チューブについて説明する。
【0015】この内視鏡用薬液噴霧チューブ1は、中空
のチューブ体2と、このチューブ体2の先端に設けられ
た噴霧用先端部3と、上記チューブ体2の手元側後端に
接続された本体部4を主要部とする。本体部4には薬液
を入れたシリンジ5を着脱自在に接続するシリンジ接続
部6が設けられている。そして、シリンジ接続部6にシ
リンジ5を接続し、シリンジ5のピストンを押込み操作
して、上記チューブ体2内の通路7を通じて上記先端部
3に薬液を送りその先端部3に設けた後述するノズル部
から薬液を霧状に噴射させるようになっている。
【0016】上記チューブ体2の内部には1本の通路7
が形成されており、この1本の通路7で空気通路と液体
通路を共用するようになっている。上記チューブ体2の
外周には内視鏡のチャンネルに挿通した際等において挿
入した長さがわかるような目盛8が付設されている。チ
ューブ体2としては、例えばテフロン(登録商標)等の
フッ素樹脂、ポリウレタン、シリコン、ポリイミド等の
樹脂を材料とし、軟性なものとして形成されているが、
ステンレス等の金属管等でも良く、また、硬性のもので
あっても良い。
【0017】上記先端部3は図2で示す如く、ノズル部
が構成される。すなわち、先端部3は略筒状の先端部材
11を有しており、この先端部材11は上記チューブ体
2と外径が同じであり、そのチューブ体2と先端部材1
1は同軸的に接続されている。先端部材11の先端壁中
央にはチューブ体2と同軸的に位置する噴射孔12が形
成されている。
【0018】先端部材11の内空部13にはスクリュー
体14が同軸的に配置されている。スクリュー体14の
周面部分には先端から後端にわたり螺旋状に形成されて
前後に突き抜ける螺状溝15が形成されている。上記ス
クリュー体14の螺状溝15を形成するねじ状の頂部は
内空部13の内面に密着しており、その螺状溝15は内
空部13の内面によって密に覆われている。このため、
螺状溝15を通してのみ流体が流れて、内空部13内に
渦巻流を発生させる。
【0019】上記本体部4は図3で示す如く構成され
る。本体部4は略筒状の本体部材21を有し、この本体
部材21の先端には上記チューブ体2の後端が取着され
ている。本体部材21の後端部には上記シリンジ接続部
6が形成されている。このシリンジ接続部6により上記
チューブ体2の内孔からなる通路7に薬液を供給する薬
液供給口23を形成している。シリンジ接続部6はシリ
ンジ5の接続筒部が着脱自在に係着するようにルアーロ
ック状に形成されている。
【0020】上記本体部材21内には上記チューブ体2
の内孔に連通した内空部22が形成されている。本体部
材21の側壁部分には上記内空部22に連通した空気取
入口24が形成されている。この空気取入口24にはフ
ィルター25と、上記内空部22に連通する孔26を有
している。上記フィルター24は空気は通すが、液体は
通さないシート状の部材、例えばゴアテックス(商品
名)で形成されている。また、空気取入口24には空気
や液体を外に逃がさない逆止弁27が設けられている。
【0021】そして、上記内空部22において上記薬液
供給口23から供給された薬液に上記空気取入口24か
ら取り込まれる空気を混合する気液混合部を構成してい
る。ここで混合された流体は上記チューブ体2の通路7
に供給される。
【0022】ここでの内視鏡用薬液噴霧チューブ1は例
えば気管支内視鏡のチャンネルに挿通して使用し、内視
鏡検査中に気管内患部に麻酔薬を噴霧する場合等におい
て使用される。
【0023】次に、上記内視鏡用薬液噴霧チューブ1の
作用について説明する。まず、内視鏡のチャンネルを通
じてチューブ体2を体腔内に挿入する。このとき、上記
チューブ体2の外周に設けた目盛8により薬液噴霧チュ
ーブ1の先端部3と内視鏡先端部との位置関係が分か
る。特に、内視鏡先端部から先端部3が突き出したこと
が確認できる。
【0024】薬液噴霧チューブ1の先端部3が内視鏡先
端部から突き出していない状態では効果的な噴霧が得ら
れないが、この実施形態では目盛8により内視鏡先端部
から突き出している位置が明確に分かり、体腔内に対す
る効果的な噴霧が可能である。
【0025】そこで、薬液を入れたシリンジ5をシリン
ジ接続部6に接続し、シリンジ5のピストンを押し込
む。すると、シリンジ5内の薬液が薬液噴霧チューブ1
のチューブ体2に注入される。これと同時に空気取入口
24から内空部22に空気が取り込まれ、この内空部2
2において、上記薬液と空気が混合される。この混合流
体が、チューブ体2の通路7内を通って送り出され、先
端部3の噴射孔12から噴霧する。上記薬液は空気と混
合されるため、噴霧する薬液の粒径が小さく、液ダレは
起こらず、均一に分散する状態で噴霧することができ
る。
【0026】また、薬液と空気の混合流体が先端部3の
内空部14を通るとき、スクリュー体14の螺状溝15
を経て渦巻流になり、渦巻流の状態で、噴射孔12から
噴霧する。また、薬液と空気を混合することにより粒径
の細かい薬液を広範囲にわたり均一に散布することがで
きる。
【0027】また、シリンジ5のピストンを押し込みき
ったところで、上記チューブ体2や本体部4の内部に残
った薬液まで完全に噴霧させたいときには上記シリンジ
5を外さずにピストンをゆっくり引き戻す。すると、空
気取入口24から内空部22内に外気が取り込まれるた
め、本体部4の内空部22には負圧が発生せず、上記チ
ューブ体2や本体部4の内部に残った薬液が逆流しな
い。従って、シリンジ5のピストンを繰り返し押し引き
操作することができる。これにより上記チューブ体2や
本体部4の内部に残った薬液まで完全に噴霧させること
ができる。このため、薬液を無駄なく有効に使用するこ
とができると共に、チューブ体2や本体部4からシリン
ジ5をいちいち外したりする煩わしさがなく、薬液を連
続的に噴霧し続けることができる。
【0028】また、薬液と空気の通路として、チューブ
体2の内孔によって形成される一本の通路7を共用する
ため、薬液噴霧チューブ1のチューブ体2の外径を細く
することができる。従って、内視鏡のチャンネルに挿通
して使用する上で都合がよい。
【0029】(第2実施形態)図4を参照して本発明の
第2実施形態に係る内視鏡用薬液噴霧チューブについて
説明する。
【0030】この第2実施形態は本体部4に設ける空気
取入口24の変形例であり、これ以外は前述した第1実
施形態のものと同じである。ここでの空気取入口24は
本体部材21に一端が連結された延長用チューブ31の
先端に設けられる。
【0031】延長用チューブ31は本体部材21の内空
部22に連通している。延長用チューブ31の延出端に
設けられた空気取入口部材32の内部にはこれより取り
込む外部の空気を通すフィルター33が設けられてい
る。上記フィルター33は押え部材34によって固定さ
れている。また、空気取入口部材32の内部には漏れ防
止用の逆止弁(図示せず)が設けられている。
【0032】(第3実施形態)図5および図6を参照し
て本発明の第3実施形態に係る内視鏡用薬液噴霧チュー
ブについて説明する。
【0033】この第3実施形態では本体部4の本体部材
21の内部に上記チューブ体2内にそれぞれ連通する空
気通路41と薬液通路42を別々に設けたものである。
つまり、上記チューブ体2の通路7に通じる1本の通孔
43に空気通路41と薬液通路42が合流し、空気通路
41と薬液通路42がチューブ体2の通孔43から分岐
する三叉の通路を形成するようになっている。
【0034】上記空気通路41の途中には図6で示す如
く、フィルター33を設けて外部と連通する孔44が設
けられており、ここから外部の空気を取り込むようにな
っている。つまり、本体部材21に形成された孔44に
より空気取入れ口45を形成する。また、空気取入口4
5には漏れ防止用の逆止弁(図示せず)が設けられてい
る。
【0035】上記空気通路41には空気用シリンジ46
が接続され、上記薬液通路42には薬液用シリンジ47
が各々接続される。空気用シリンジ46のピストンと薬
液用シリンジ47のピストンには共通の操作釦48が接
続される。共通の操作釦48により空気用シリンジ46
のピストンと薬液用シリンジ47のピストンを同時に操
作できる。
【0036】そして、各シリンジ46,47が操作され
ることにより上記空気通路41には空気が取り込まれ、
上記薬液通路42には薬液が供給される。この空気と薬
液が混合してチューブ体2の通路7に供給される。シリ
ンジ46,47を繰り返して操作することによりチュー
ブ体2の通路7内に残った薬液まで完全に噴霧させるこ
とができる。これ以外については上述した第2実施形態
または第3実施形態のものと同様である。
【0037】(第4実施形態)図7を参照して本発明の
第4実施形態に係る内視鏡用薬液噴霧チューブについて
説明する。
【0038】この第4実施形態では本体部4の本体部材
21の内部に上記チューブ体2の内孔よって形成される
通路7に連通する空気室51を設けたものである。この
空気室51の容積は前述した各実施形態の内空部22よ
りも大きくなるように形成する。特に、上記チューブ体
2の容積より大きく構成することが望ましい。
【0039】このように空気室51の容積を大きく形成
することにより、その空気室51内で薬液と空気とが十
分に混合してから上記チューブ体2を通じて先端部3に
送り込まれ、その噴射孔12から噴出させることができ
る。このように空気室51内で薬液と空気を十分に混合
させることができるため、噴霧する薬液の粒径を細かく
して液ダレがなく均一に噴霧することができる。また、
空気室51内でシリンジ5の容量一杯の薬液を空気と十
分に混合することができる。つまり、大きな容量の空気
室51を設け、この内部の空気と薬液を混合させるため
に比較的大量の薬液を連続して使用することができる。
【0040】(第5実施形態)図8および図9を参照し
て本発明の第5実施形態に係る内視鏡用薬液噴霧チュー
ブについて説明する。
【0041】この第5実施形態の内視鏡用薬液噴霧チュ
ーブ1は内視鏡61のチャンネル口62に固定できる固
定部63を設けたものである。
【0042】この固定部63はチャンネル口62に着脱
自在に接続可能な接続部材64と、この接続部材64に
対してねじ込む締付部材65を有し、接続部材64に締
付部材65をねじ込んでいくことによりOリング等の弾
性部材66を押し潰して、内視鏡用薬液噴霧チューブ1
のチューブ体2を締め付けて固定することができる。チ
ューブ体2はその先端部3を内視鏡61の挿入部先端か
ら任意の長さに突出させた状態で内視鏡61のチャンネ
ル口62に固定することができる。
【0043】この実施形態によれば、チューブ体2の先
端部3を内視鏡61の挿入部先端から突き出した任意の
位置で、そのチューブ体2を固定し、安定した状態で薬
液の噴霧を行うことができる。また、チューブ体2を内
視鏡61に固定しておけるので、術者はチューブ体2を
保持している必要がなくなるため、操作性が向上する。
【0044】なお、チューブ体を内視鏡に保持固定する
手段は上記の例に限らず、種々の方式が考えられる。
【0045】(第6実施形態)図10を参照して本発明
の第6実施形態に係る内視鏡用薬液噴霧チューブについ
て説明する。
【0046】本実施形態の内視鏡用薬液噴霧チューブ1
は中空チューブ体2と、このチューブ体2の先端に設け
られた噴霧用先端部3と、上記チューブ体2の手元側に
接続された基端部としての本体部4を主体として構成さ
れる。
【0047】本体部4は略筒状の本体部材21を有し、
この本体部材21の先端には上記チューブ体2の後端が
取着されている。チューブ体2や先端部3の構造は前述
した第1実施形態のものと同様であり、ノズル部も当然
同様に構成されている。
【0048】また、本体部材21の後端部分は開口して
おり、この後端部分には、チューブ体2の折れを防止す
るためにそのチューブ体2の内孔に挿通されるスタイレ
ット71の接続つまみ72を取り外し自在に装着するよ
うにしたルアー形状を有するスタイレット接続部73が
形成されている。スタイレット71はその接続つまみ7
2とチューブ体2の内孔に隙間を空けた遊挿状態で配置
されるワイヤ状の芯部74を設けて構成されている。接
続つまみ72は本体部材21の後端開口部分に気密的に
嵌合すると共に、スタイレット接続部73に対して着脱
自在に接続固定されるようになっている。
【0049】本体部材21の後端付近の側壁部には後述
する別体の噴霧(注入)器75を接続するためのルアー
形状を有する噴霧器接続部76が形成されている。
【0050】上記噴霧器75は薬液噴霧チューブ1の噴
霧器接続部76に接続するための接続部本体81と、こ
の接続部本体81と同軸上で結合している噴霧器本体8
2と、この噴霧器本体82の途中側壁に設けた接続口部
に結合した注入本体83と、噴霧器本体82と注入本体
83の間に配置され、液体や気体が外向きに逆流しない
ように防止するための逆止弁84と、接続部本体81と
噴霧器本体82の間に配置され、液体や気体が外向きに
逆流しないように防止するための逆止弁85と、接続部
本体81を薬液噴霧チューブ1の接続部76に固定する
ための固定リング86から構成される。
【0051】接続部本体81は薬液噴霧チューブ1の接
続部76に嵌合して接続するための嵌合部87と、固定
リング86を軸上にスライド自在に被嵌させるスライド
部88と、固定リング86を接続部本体81から抜けな
いようにするストッパー89と、噴霧器本体82に接続
するためのネジ部90と、逆止弁85を配置するための
段差のある内部空間91とが設けられている。
【0052】噴霧器本体82の基端には噴霧器本体82
内の空気を吸入するための図示されていない第1のシリ
ンジを接続するルアー部92が設けられている。また、
噴霧器本体82の先端には接続部本体81に接続される
ネジ部93が設けられ、さらに、噴霧器本体82の途中
側壁に設けた接続口部には注入本体83を接続するネジ
部94が設けられている。
【0053】注入本体83の基端部には噴霧器本体82
に薬液や空気を注入するための図示されていない第2の
シリンジを接続するためのルアー部95が設けられ、注
入本体83の先端側部分には上記噴霧器本体82とその
注入本体83の間で上記逆止弁84を固定するための段
差付きの内部空間96と、上記噴霧器本体82を接続す
るためのネジ部97が設けられている。
【0054】上記固定リング86は接続部76のルアー
突起部98とネジ状に嵌合するための嵌合溝99と、接
続部本体81上のストッパー89と係合するための突起
部100とが設けられている。
【0055】(作用)上記構成の噴霧器75は噴霧器本
体82に空気取入れ口と逆止弁を設けてあり、これを使
用する場合には、まず、図示しない内視鏡の鉗子チャン
ネルを通じて薬液噴霧チューブ1のチューブ体2を体腔
内に挿入する。さらに、薬液噴霧チューブ1の本体部材
21における噴霧器接続部76に上記噴霧器75を接続
する。
【0056】次に、噴霧器75の基端にあるルアー部9
2に第1のシリンジを接続すると共に、注入本体83の
ルアー部95に、1〜3mlの薬液を入れた第2のシリン
ジを接続する。
【0057】そして、第2のシリンジにより薬液を噴霧
器75の中に注入する。この後、第2のシリンジを注入
本体83から取り外す。尚、第2のシリンジを取り外し
ても噴霧器本体82と注入本体83の間には逆止弁84
が設けられているので、薬液や気体が逆流してルアー部
92の開口から漏れ出すことがない。
【0058】噴霧器本体82のルアー部92に接続した
第1のシリンジのプランジャーを引いて、第2のシリン
ジを取り外した注入本体83におけるルアー部95の開
口から噴霧器本体82内に空気を取り込むと共に、この
空気を第1のシリンジ内に吸入して溜める。
【0059】その後、第1のシリンジのプランジャーを
手早く押し込み、噴霧器本体82の内空に圧力をかけ
て、その噴霧器本体82内に取り込まれていた薬液を接
続部本体81を通じて薬液噴霧チューブ1内に送り込
む。薬液はチューブ体2の通路7内を通って送られ、先
端部3の噴射孔12から噴霧する。
【0060】また、再び、第1のシリンジのプランジャ
ーを引いて、第2のシリンジを取り外した注入本体83
におけるルアー部95の開口から空気を取り込み、第1
のシリンジ内に吸入し、そして、第1のシリンジのプラ
ンジャーを手早く押し込み、噴霧器本体82の内空に圧
力をかけて、噴霧器本体82内に取り込まれていた薬液
を薬液噴霧チューブ1に送り出し、先端部3の噴射孔1
2から噴霧する。これを何度か繰り返し、薬液の噴霧を
連続的に行なうことができる。
【0061】噴霧器本体82内に取り込まれていた薬液
がなくなったら、注入本体83のルアー部95に、再び
薬液を入れた第2のシリンジを接続して、噴霧器75の
中に薬液を注入追加する。そして、上記同様に第1のシ
リンジの操作を行なって薬液噴霧チューブ1を通じての
噴霧を行なう。つまり、上記動作を繰り返し行なうこと
で、薬液の噴霧を続けて行なうことができる。
【0062】ところで、第2のシリンジにより噴霧器7
5の中に注入された薬液はその噴霧器本体82及び接続
部本体81のみならず、薬液噴霧チューブ1のチューブ
体2にわたり、その内部空間に少量ずつ点在して溜まっ
ており、第1のシリンジにより瞬間的に空気圧をかける
ことで、内部空間からなる気液混合部に点在している薬
液が空気と混合して、少しずつチューブ体2の通路7内
を通って先端部3から放出され、この放出の際、ある程
度の空気圧がかかっていることにより薬液がチューブ体
2の先端部3から噴霧される。
【0063】(効果)本実施形態によれば、チューブ体
2の内部に空気を取り込む場合、シリンジを1回1回取
り外すことなく、連続的に送気することができる。ま
た、ルアー部95から第2のシリンジを使って薬液を追
加することができる。さらに、2つの逆止弁85,84
を具備することで、薬液の逆流を防止することができ
る。
【0064】本発明において、使用する薬液は麻酔薬に
限らず、色素、抗生物質や抗がん剤、造影剤等でもよ
く、また、遺伝子治療等の場合のように微量の薬液を注
入する場合にも適用することができる。
【0065】上記空気取入れ口は外部のポンプ等の空気
源にチューブを介して接続するようにしても良い。上記
薬液供給口についても外部のシリンダポンプ等の流体源
にチューブを介して接続するようにしても良く、このよ
うにした場合には自動噴霧が可能となる。
【0066】<付記> 1.通路を有したチューブと、このチューブの先端に設
けられ、薬液を噴霧する噴射孔を有した先端部と、上記
チューブの基端に設けられた本体部と、上記本体部に設
けられ、上記チューブの通路に連通する薬液供給口と、
上記本体部に設けられ、上記薬液供給口から供給された
薬液に空気を混合し、この混合流体を上記チューブの通
路に供給する気液混合部とを具備したことを特徴とする
薬液噴霧チューブ。
【0067】2.上記本体部の本体部材に上記気液混合
部に空気を取り込む空気取入れ口を設けたことを特徴と
する第1項に記載の薬液噴霧チューブ。 3.上記空気取入れ口は上記本体部の本体部材に直接に
形成したことを特徴とする第2項に記載の薬液噴霧チュ
ーブ。 4.上記空気取入れ口は上記本体部の本体部材から導出
するチューブを介して設けたことを特徴とする第2項に
記載の薬液噴霧チューブ。
【0068】5.上記本体部に空気室を設け、上記薬液
供給口から供給された薬液と上記空気室の空気を混合
し、この混合体を上記チューブの通路に供給するように
したことを特徴とする第1項に記載の薬液噴霧チュー
ブ。 6.内視鏡のチャンネル口に着脱自在に固定できる固定
部材を設けたことを特徴とする第1〜3項に記載の薬液
噴霧チューブ。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、チ
ューブ体に形成した通路を空気通路と液体通路として共
用させると共にチューブの手元側において薬液と空気を
混合させることができるため、内視鏡のチャンネル等に
挿通して容易に使用することが可能な程度の細径化が十
分に図れ、かつ操作性が良好な薬液噴霧チューブを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る内視鏡用薬液噴霧チューブ
の側面図。
【図2】上記内視鏡用薬液噴霧チューブの先端部の縦断
面図。
【図3】上記内視鏡用薬液噴霧チューブの本体部の縦断
面図。
【図4】第2実施形態に係る内視鏡用薬液噴霧チューブ
の本体部の縦断面図。
【図5】第3実施形態に係る内視鏡用薬液噴霧チューブ
の側面図。
【図6】図5中A−A線に沿う部分の横断面図。
【図7】第4実施形態に係る内視鏡用薬液噴霧チューブ
の側面図。
【図8】第5実施形態に係る内視鏡用薬液噴霧チューブ
の使用状態の説明図。
【図9】同じくその薬液噴霧チューブを内視鏡に装着し
た固定部の断面図。
【図10】第6実施形態に係る内視鏡用薬液噴霧チュー
ブの縦断面図。
【符号の説明】
1…内視鏡用薬液噴霧チューブ、2…チューブ体、3…
噴霧用先端部、4…本体部、5…シリンジ、6…シリン
ジ接続部、7…通路、11…先端部材、12…噴射孔、
13…内空部、14…スクリュー体、21…本体部材、
22…内空部、23…薬液供給口、24…空気取入口、
25…フィルター、26…孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通路を有したチューブと、このチューブの
    先端に設けられ、薬液を噴霧する噴射孔を有した先端部
    と、上記チューブの基端に設けられた本体部と、上記本
    体部に設けられ、上記チューブの通路に連通する薬液供
    給口と、上記本体部に設けられ、上記薬液供給口から供
    給された薬液に空気を混合し、この混合流体を上記チュ
    ーブの通路に供給する気液混合部とを具備したことを特
    徴とする薬液噴霧チューブ。
  2. 【請求項2】上記本体部の本体部材に上記気液混合部に
    空気を取り込む空気取入れ口を設けたことを特徴とする
    請求項1に記載の薬液噴霧チューブ。
  3. 【請求項3】上記本体部に空気室を設け、上記薬液供給
    口から供給された薬液と上記空気室の空気を混合し、こ
    の混合体を上記チューブの通路に供給するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の薬液噴霧チューブ。
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