JP2008540049A - 止血灌流装置 - Google Patents
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Abstract
止血灌流装置(10)は、近位端(24)と遠位端(22)を有する本体(20)を含んでおり、本体の近位端と遠位端の間には、ルーメン(70)が伸張している。灌流口(30)は、本体に出入りする流体を通すために、本体の近位端と遠位端の間に配置されている。進入口(60)は、挿入される細長い医療装置(100)を受け入れるために、本体の近位端に沿って配置されている。取付口(40)は、止血灌流装置(10)を内視鏡(200)に接続できるようにするため、本体の遠位端に配置されている。取付口は、更に、環状先端(50)を含んでおり、環状先端は、細長い医療装置を内視鏡のアクセサリチャネル(204)の中へ伸張させるための開口部を提供している。
Description
本出願は、2005年5月17日出願の米国仮特許出願第60/681,648号に対する優先権を請求しており、その開示全体を、参考文献としてここに援用する。
本発明は、医療装置の分野に、より具体的には、胃腸経路内での止血をやり易くするための内視鏡器具を利用している医療装置に関する。
従来の医療装置は、医療処置中に止血するために、内視鏡を通して胃腸経路に導入される。クリップ、スネア、及び針の様な数多くの医療装置が、これらの処置中に出血するのを防ぐため、内視鏡のアクセサリチャネルに挿入される。しかしながら、出血の量は、医療装置の寸法、患者の凝血状態、及び医療処置が進行中の胃腸経路の場所の様な幾つかの要因のために、抑制するのは難しい。
患者の胃腸経路内で過剰に出血すると、医療装置を内視鏡のアクセサリチャネルに直接挿入した後で特定の胃腸経路を視覚化するか、又はそこにアクセスするのが難しくなる場合が多い。更に、多くの内視鏡は、出血中にはX線透視の様な追加の手法を使用しないで、目標の生体組織への視覚的アクセスを提供することはできない。にもかかわらず、内視鏡のアクセサリチャネルを通る医療装置を操縦しながら胃腸経路を視覚化することは、医療装置と内視鏡のアクセサリチャネルの間の接合点での出血のために、更に難しくなる。例えば、二極式プローブ、針、及び他の細長い装置の様な医療装置が内視鏡のアクセサリチャネルを通して送られるとき、医療装置は、過剰な出血から、アクセサリチャネルの回りでしばしば不適切に灌流されることになる。これらの灌流問題は、内視鏡のアクセサリチャネルと医療装置の回りの漏れに繋がることもある。漏れに加えて、内視鏡のアクセサリチャネル回りの灌流の問題は、血液の様な流体の集積から閉塞に至り、他の合併症に繋がる虞がある。閉塞と漏れの問題は、共に、内視鏡の対応するアクセサリチャネル内の圧力を低下させて、時間に敏感な医療処置中に、灌流流体が特定の部位に低速で送られる事態を引き起こしかねない。
医療装置に関わる医療処置は複雑なので、外科医は、灌流流体を胃腸経路の目標部位に送達できるようにするため、しばしば特定の医療装置を、手術の異なる段階で繰り返して挿入し取り出さなければなければならなくなる。例えば、現行の処置では、外科医は、外科処置の初めに患者に薬剤を送達するため、注入用のカテーテルの様な医療装置を内視鏡のアクセサリチャネルに挿入し、その後、その医療装置を取り出さなければならない。同一処置中に、外科医は、注射器の様な異なる医療装置を、内視鏡のアクセサリチャネルに挿入して、胃腸経路の目標部位を灌流するために患者に流体を送出する。目標部位を灌流した後で、外科医は、注射器を取り外し、その後、進行中の医療処置を行うために用いられている最初の医療装置を再度挿入しなければならない。医療装置を交換するのに要する時間は、進行中の医療処置に相当な時間を付け加える。更に、凝固した血液は、内視鏡のアクセサリチャネルと医療装置の間に積み上がり続けるので、内視鏡のアクセサリチャネルを取り囲んでいる領域を灌流するのは難しいままである。
過剰な出血を減らすために、複数の医療装置を、医療処置の間に容易に内視鏡に挿入し内視鏡から取り外せるようにする止血灌流装置を提供することが望まれている。更に、装置のルーメン内を灌流し、取り付けられている内視鏡のアクセサリチャネルの回りを灌流すると共に、内視鏡に関わる医療処置中に、目標部位へのアクセスとその鮮明な視認性を提供することができる止血灌流装置が必要とされている。
米国仮特許出願第60/681,648号
本発明の1つの態様では、止血灌流装置は、近位端と遠位端を有する本体を備えており、本体の近位端と遠位端の間にはルーメンが伸張している。止血灌流装置は、更に、本体の近位端と遠位端の間に配置されている、本体のルーメンを通して流体を送るための、灌流口を備えている。止血灌流装置は、更に、本体の近位端に沿って配置されている、本体のルーメンを通って伸張する細長い医療装置を収納するための、進入口を備えている。取付口は、本体の遠位端に沿って配置されており、取付口は、本体のルーメンを通って伸張する細長い医療装置を収納するため、内視鏡に接続することができる。止血灌流装置の灌流口と進入口の様な複数の口部は、止血灌流装置のルーメンの内側を灌流するため、並びに、細長い医療装置と、取り付けられている内視鏡のアクセサリチャネルの周りを、医療処置の間に止血し易くするため、灌流するために設けられている。
本発明の1つの態様では、取付口は、更に、本体のルーメンを通って伸張する細長い医療装置を収納するための環状の先端を備えている。止血灌流装置は、更に、本体のルーメンを通して流体を灌流するための灌流口に取り付けられる注入装置を含んでいる。灌流口は本体のルーメンと流体連通しており、流体が、本体のルーメンから出入りできるように作られている。灌流口は、更に、灌流口をシールするためのシールを提供する。止血灌流装置は、可変性直径を含んでおり、止血灌流装置内で流体が流れ易いように、本体の近位端の直径は大きく、本体の遠位端の直径は小さくなっている。
止血灌流装置は、内視鏡を、止血灌流装置の内視鏡への取付口に接続するためのリップを有する金属インサートを利用して、内視鏡に係合される。本体のルーメンに挿入される細長い医療装置の種類には、針、プローブ、クリップ、注射器、又は同様の細長い医療装置が含まれる。数多くの細長い医療装置が、血管内で止血し易くするため、止血灌流装置の口部に挿入される。例えば、注射器は灌流口に挿入され、一方、プローブと針は、止血灌流装置の進入口を通して挿入される。細長い医療装置は、更に、細長い医療装置を、本体のルーメンを通して縦走させるための親水性被膜を含んでいる。
本発明の別の態様では、細長い医療装置の回りを灌流する方法は、近位端と遠位端を有する本体を備えており、本体の近位端と遠位端の間に細長い医療装置を挿入するためのルーメンが伸張している、止血灌流装置を提供する段階を含んでいる。本方法は、更に、本体の近位端と遠位端の間に配置された、流体を本体のルーメンに送るための灌流口を提供する段階と、本体の近位端に沿って配置された、本体のルーメンを通って伸張する細長い医療装置を収納するための進入口を提供する段階を含んでいる。本方法は、本体の遠位端に沿って配置されている取付口であって、本体のルーメンを通って伸張する細長い医療装置を収納するため内視鏡に接続することができる取付口を提供する追加の段階を含んでいる。更に、本方法は、取付口を内視鏡に取り付ける段階と、細長い医療装置を、本体のルーメンを通して挿入する段階を含んでいる。本方法は、更に、注入装置を、止血灌流装置の灌流口に挿入し、灌流口を通して本体のルーメンに流体を灌流し、注入装置の回りからの体液を取り除く段階を含んでいる。
本発明の幾つかの実施形態について、例を挙げ添付図面を参照しながら説明する。
本発明を、図面を参照しながら説明してゆくが、各図において同じ要素には同様の番号を付している。本発明の様々な要素の関係と機能については、以下の詳細な説明によって良く理解して頂けるであろう。しかしながら、本発明の実施形態は、図面に示している実施形態に限定されない。図面は同一の縮尺ではなく、或る例では、従来型の製作及び組み立ての様な、本発明を理解するのに必要ではない細部が省略されている。
図1−5は、本発明の止血灌流装置10の或る実施形態を示している。特許請求の範囲を、限定するわけではないが容易に理解頂くために、本発明を、図6に示している型式の内視鏡200と結び付けて説明する。
図1−5に示している本発明の実施形態では、止血灌流装置10は、本体20、進入口60、取付口40、及び灌流口30を含んでいる。止血灌流装置10の本体20は、近位端24と遠位端22を備えており、本体20の近位端24と遠位端22の間をルーメン70(図2)が伸張している。進入口60は、本体20の近位端24に沿って配置され、細長い医療装置100が、進入口60に挿入され本体20のルーメン70を通って伸張するのを受け入れるように作られている(図3参照)。取付口40は、本体20の遠位端22に沿って配置されており、環状先端50を更に備えている。取付口40は、内視鏡200のアクセサリチャネル204の開口部に摩擦係合され、環状先端50は、内視鏡200のアクセサリチャネル204(図6参照)の開口部に入り込み、固定される。細長い医療装置100(図3参照)は、進入口60を通り、ルーメン70を通り、内視鏡200に入るとき環状先端50を通って伸張する。灌流口30は、本体20の近位端24と遠位端22の間に配置されており、細長い医療装置100が本体20のルーメン70を通って伸張するときに、その回りを灌流するための流体を受け入れるように作られている。
図2に示すように、止血灌流装置10のルーメン70は、プローブ、針、スネア、クリップ装置、及び他の同様な細長い装置の様な様々な医療装置を受け入れる。止血灌流装置10のルーメン70は、医療処置中に、細長い医療装置100を自由に挿入し取り外すことができるようになっている(図3)。ルーメン70は、止血灌流装置10の進入口60から、止血灌流装置10の環状先端50まで伸びている(図4)。細長い医療装置100は、本体20のルーメン70に挿入されると、患者の目標部位まで導くために、本体20のルーメン70に沿って内視鏡200のアクセサリチャネル204(図6)の中へと、長手方向及び回転方向に操縦される。ルーメン70は、内視鏡200のアクセサリチャネル204から流れ出る流体用の容器も提供する。ルーメン70内の流体は、流体が灌流口30から取り除かれるまで、又は、止血灌流装置10全体を内視鏡200のアクセサリチャネル204から取り外すことによって流体が環状先端50を通して取り除かれるまで、集積される。
図1−3に示している実施形態では、止血灌流装置10は、細長い円筒形である。しかしながら、止血灌流装置10は、長方形、楕円形、又はそれらの何らかの組み合わせの様な他の形状であってもよい。止血灌流装置10の最適な長さは、設計及び使用される材料の様な要因を考慮することによって、並びに、実験によって最適に作用すると判定されるものによって、決められる。止血灌流装置10は、医療処置中又はその間に医療機器プロバイダによって繰り返し殺菌される成形プラスチック材料又は金属で形成されているのが望ましい。代わりに、止血灌流装置10は、最初に殺菌してその後廃棄してもよい。
図3に示す様に、止血灌流装置10の進入口60は、近位端64と遠位端62を含んでいる。進入口60の遠位端62は、本体20の近位端24に沿って配置されており、進入口60の近位端64は、本体20の近位端24とは離れる方向に伸張している。装置100が本体20のルーメン70の中へ、そしてそこを通って伸張し(図5)、止血灌流装置10の環状先端50から出る(図4)際に、進入口60は、細長い医療装置100を受け入れる経路を提供する。細長い医療装置100は、止血灌流装置10の環状先端50を通り抜けた後、取り付けられた内視鏡200のアクセサリチャネル204の中へと伸張し、目標部位の出血を低減する(図7)。胃腸経路内で止血し易くするため、1つ又は複数の細長い医療装置が、本体70の進入口60を通して挿入される。例えば、プローブと針を止血灌流装置の進入口に挿入してもよく、それも本発明の範囲内にある。
図3では、止血灌流装置10は、本体20のルーメン70の回りに配置されている支持シール80を含んでいる。図示の実施形態では、シール80は、近位シール84と遠位シール82を備えた多部品又は複合シールである。近位シール82と遠位シール84は、両方共にそれぞれ、止血灌流装置10のルーメン70を通って伸張するプローブ、針、又は同様の細長い医療装置が、その回りに適切なシールを維持しながら、そこを通過することができるように作られている。つまり、これらのシールそれぞれは、細長い医療装置100の挿入又は運動を妨げることなく、内視鏡の作業チャネル内に在る流体の漏れを抑制する。
図示の実施形態では、近位シール82は、中を貫通して配置されている開口部を有する発泡円板、又は細長い医療装置100の周囲をシールするための他の適した装置を備えている。支持シール80の遠位シール84は、細長い医療装置100が進入口60を通ってルーメン70に入るときに細長い医療装置100によって開位置へと押される、ダックビル弁の様な一対のシールリップ83、86を備えている(図3)。細長い医療装置100が進入口60から取り外されると、シールリップ83、86は閉位置に維持され、内部の逆流した血液が進入口60から流れ出るのを防ぐ(図4)。閉位置では、進入口60は、止血灌流装置10のルーメン70内に集積したどの様な流体でも、灌流口30を使用することによって、細長い医療装置100の回りから取り除くか、又は流し出すことができるようになっている。支持シール80は、細長い医療装置100の関わる医療処置中に、ルーメン70内の圧力を一定に保つこともできるようになっている。この構成は、胆汁及び血液の様な体液が漏れて、外科医及び作業環境を汚染するのを防ぐのに特に有用である。
図示の実施形態では、進入口60は、細長い医療装置100が、進入口60に容易に挿入できる広範囲の直径を有することができるようになっている。更に、ルーメン70に普通に流れ込むどの様な血液でも、シール80があるために、外側に漏れないようになっている。進入口60の直径は長手方向に伸張するルーメン70の直径より小さくて、細長い医療装置100をルーメン70に挿入したときに、シール80が本体20の壁に押し付けられて拡張し、細長い医療装置100を挿入し難しくなり、ルーメン70内の圧力が低下する公算が大きくなることの無いようになっていなければならない。
これらのシールの設計及び構成は、シールを作る材料の種類を含めて、当業者には周知である。代表的なシールには、スリット、破裁孔、成形スリット、又は穿刺可能シールが含まれる。他のシール構成には、ダックビル、スリット付き膜(例えば、ポリスチレン、シリコン、又は他の弾性ポリマー材料)、開放気泡又は独立気泡を備えている小さな中心孔付きの発泡シール(例えば、シリコン、ポリウレタンなど)、又は、細長い医療装置100の回りをシールして、どの様な近位方向に移動してくる流体でも止血灌流装置10から出ないようにする能力を有する他の設計構造、が含まれる。本発明の他の実施形態では、止血灌流装置10は、灌流中に血液が止血灌流装置10の近位端24から遠位端22へ流れ易くし、口部30、60を通過する横溢流体の水位を下げるために、直径が大きい近位端24と直径が小さい遠位端22を有する先細ルーメン70を含んでいる。
灌流口30は、近位端34と遠位端32を備えている。灌流口30の遠位端32は、止血灌流装置10の本体20に係合されている。灌流口30の近位端34は、止血灌流装置10の本体20から外向きに伸張している。灌流口30は、本体20のルーメン70に入り、活発に出血している目標部位へ送られる灌流流体の様な液体に経路を提供する。灌流口30は、使用中に流体をルーメン70に挿入し又は引き出せるようにするため、管などを取り付け易くしているのが望ましい。
灌流口30は、入口又は出口として作用することができる。入口としては、灌流口30は、灌流流体を内視鏡200のアクセサリチャネル204に、具体的には、細長い医療装置100の外側とアクセサリチャネル204の内側の間の空洞に送るための経路として作用する。出口としては、灌流口30は、流体を、内視鏡200のアクセサリチャネル204と本体20のルーメン20から取り除くための経路として作用する。更に、灌流口30は、胃腸経路の目標部位で活発に出血している間に、流体が止血灌流装置10内に集積するのを防ぐのに用いられる。具体的には、灌流口30は、活発に出血している期間に、どの様な相補的医療装置も取り外すことなく、その部位から血液を引き出すことができる。
灌流口30は、注射器、針、又は他の注入装置の様な医療装置を、灌流口30に取り付けて、流体を目標部位に輸送することができるようになっている。灌流口30は、取り付けられている内視鏡200を取り外すことなく、灌流流体を患者の目標部位に送出できるアクセス手段を提供する。従って、内視鏡処置は、細長い医療装置100を内視鏡200のアクセサリチャネル204に入れるときに、流体をその回りに灌流させる能力があるので、遂行し易い。灌流口30は、更に、本体20内の圧力レベルを高めて、患者の目標部位を灌流する際の圧力を維持する。代わりに、患者の脈管系に薬剤を送達するのにも、灌流口30を用いることができる。
或る好適な実施形態では、灌流口30は、止血灌流装置10の本体20へ確実にアクセスできるようにするシール36を備えている。灌流口30のシール36は、様々な方法によって灌流口30に挿入される注入装置に対応できる構造及び寸法に作られている。針又は注射器の様な注入装置は、灌流口30に直接挿入して、シール36の内側表面57と係合させることができる。注入装置を灌流口30に挿入すると、シール36の内側表面57は、注入装置とシールを形成し、本体20のルーメン70へ確実にアクセスできるようにする。注入装置が灌流口30から取り外されると、シール36は、流体が灌流口30の経路を通って流れ出るのを防ぐ。シール36は、灌流口30とルーメン70の間に液密接続を形成し、空気と流体が止血灌流装置10のルーメン70から漏れ出すのを防ぐ、隔壁の様なシール機構57を備えている。
取付口40は、近位端44と遠位端42を有している。取付口40の近位端44は、本体20に係合され、取付口40の遠位端42は、環状先端50に係合されている。環状先端50は、近位端54と遠位端52を備えている。図1に示している様に、環状先端50の近位端54は、取付口40の遠位端42に係合されている。取付口40は、内視鏡200のアクセサリチャネル204の開口部に摩擦係合され、環状先端50は、内視鏡200のアクセサリチャネル204の開口部に入れられて固定される(図9参照)。環状先端50と取付口40は、内視鏡200のアクセサリチャネル204とシールを形成し、挿入された細長い医療装置100が、止血灌流装置10のルーメン70を通り、内視鏡200のアクセサリチャネル204の中へと伸張できるようにしている。更に、環状先端50は、流体が、灌流口30から内視鏡200のアクセサリチャネル204へと直接移動してアクセサリチャネル204沿いに目標部位を灌流する際に、流体に経路を提供する。環状先端50は、更に、挿入された細長い医療装置100がルーメン70から内視鏡200の中へと伸張する際に、装置100を受け入れるためのルーメンを提供する。取付口40は、摩擦係合、ロック係合などを使用して、どの様な適した内視鏡のアクセサリチャネルに係合させてもよく、それも本発明の範囲に含まれている。
図6は、代表的な内視鏡200と、内視鏡200のアクセサリチャネル204に繋がっている金属インサート202を示している。アクセサリチャネル204は、内視鏡200の内側を通って遠位方向に伸張する作業チャネル(図示せず)へアクセスできるようにする。金属インサート202は、リップ206を有しており、進入口カバー(図示せず)で覆われており、カバーは、金属インサート202とアクセサリチャネル204にアクセスする際には取り外される。図7は、内視鏡200に摩擦係合されているか、又は他の方法で取り付けられている止血灌流装置10を示している。具体的には、止血灌流装置10の取付口40は、摩擦嵌合などによって、内視鏡200のリップ206に取り付けられ、又はそこから取り外される。環状先端50は、取付口40が内視鏡200のリップ206と係合すると、内視鏡200のアクセサリチャネル204の中へと伸張する(図8−9)。
細長い医療装置100の代表的な実施形態、例えば注射針(図示せず)は、止血灌流装置10の進入口60に挿入することができる。注射針は、流体又は薬剤を胃腸の粘膜に注入するのに用いられる。注射針は、必要であれば、目標の注入領域を灌流するために、止血灌流装置10と組み合わせて用いられる。更に、注射針は、内側注入カテーテルの様な他の細長い医療装置で胃腸経路を通して進めることができる。注射針は、胃腸経路を通して、治療位置に向けて進められる。一旦脈管内に配置されると、第2の細長い医療装置、内側注入カテーテルは、注射針に外挿して配置され、その長さに沿って治療位置に向けて動かされる。
細長い医療装置100の他の代表的な実施形態では、アルゴンプラズマ凝固器(図示せず)を、止血灌流装置10の進入口60に挿入することができる。アルゴンプラズマ凝固器は、止血灌流装置10と組み合わせて、内視鏡の用途を開くのに用いられる。アルゴンプラズマ凝固器は、広い表面に亘る出血を止血するために、イオン化されたアルゴンガスストリーム(アルゴンプラズマ)を介して、単極の電気外科電流を組織へ伝導する。アルゴンプラズマ凝固器と共に用いられる様々なプローブ装置を、止血灌流装置10の進入口60に挿入し、ルーメン70に沿って、そして内視鏡200のアクセサリチャネル204へと伸張させることができる。プローブは、進入口60の開口部を通して導入し、本体20のルーメン70を通して送り込むことができる。プローブは、ルーメン70を通って伸張した後、環状先端50の開口部を通り、取り付けられた内視鏡200のアクセサリチャネル204の中へと進む。プローブには、様々な大きさの直径のものがある。止血灌流装置10の進入口60は、様々な大きさのプローブに対応できると同時に、プローブを容易に挿入又は取り外しできるようになっている。
細長い医療装置100は、有機溶媒溶液内のポリビニルプロラディンとセルロースエステルを基にした物質の様な、親水性被覆又はハイブリッドポリマー混合物で処理されている。これらの溶液は、医療装置を、体液と接触したときに潤滑性に優れたものにするので進入させ易くなる。被覆は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ウレタン、及び/又は他のポリマー被覆の様な適した材料を浸漬、成形、又は噴射によって、細長い医療装置100に直接塗布して形成される。
本発明の別の実施形態では、鞘と拡張器(図示せず)は、止血灌流装置10の進入口60に挿入される。拡張器は、鞘が拡張器を取り囲むように鞘に収納され、それが、進入口60を通して挿入され、ルーメン70を通して送られ、環状先端50から出される。鞘と拡張器は、環状先端50を出た後、内視鏡200を通して進められる。鞘及び拡張器の様な装置は、止血灌流装置10のルーメン70を通して伸張されるので、止血灌流装置10は、取り付けられている装置の間を流れている血液が、灌流口30又は進入口60から漏れ出るのも防ぐ。
開示されている止血灌流装置10の新規な特徴は、様々な医療処置で首尾よく用いることができる。具体的には、開示されている止血灌流装置10は、針又はプローブの様な1つ又は複数の細長い止血器具を内視鏡200又は他の器具に挿入しなければならない医療処置に用いることができる。
上記図面と開示は、例示的なものであって、全てを網羅しているわけではない。この説明は、当業者に多くの変更及び代替案を示唆するであろう。その様な全ての変更及び代替案は、特許請求の範囲に包含されるものとする。本技術に通じている者は、ここに述べている具体的な実施形態と等価な他のものも、特許請求の範囲に包含されるよう意図されている等価物として理解するであろう。
Claims (20)
- 止血灌流装置において、
近位端と遠位端を有する本体であって、前記本体の前記近位端と前記遠位端の間には、細長い医療装置を中に挿入して通すためにルーメンが伸張している、本体と、
前記本体の前記近位端と前記遠位端の間に配置されている、前記本体の前記ルーメンから流体を出し入れするための灌流口と、
前記本体の前記近位端に沿って配置されている、前記本体の前記ルーメンを通って伸張する前記細長い医療装置を受け入れるための進入口と、
前記本体の前記遠位端に沿って配置されている取付口であって、前記取付口は、内視鏡に接続することができ、前記取付口は、前記本体の前記ルーメンを通って伸張する前記医療装置を受け入れるように作られている、取付口と、を備えている止血灌流装置。 - 前記取付口は、前記本体の前記ルーメンを通って伸張する前記細長い医療装置を受け入れるための環状先端を備えており、前記環状先端は、内視鏡の進入口に挿入されるように作られている、請求項1に記載の止血灌流装置。
- 前記灌流口を通して流体を灌流させるために、前記灌流口に取り付けられている注入装置を更に備えている、請求項1に記載の止血灌流装置。
- 前記灌流口は、前記本体の前記ルーメンと流体連通しており、前記灌流口は、流体を、前記止血灌流装置の前記ルーメンから出し入れできるように作られている、請求項1に記載の止血灌流装置。
- 前記灌流口は、前記灌流口の内側表面に沿って配置されているシールを含んでいる、請求項1に記載の止血灌流装置。
- 前記内視鏡は、前記止血灌流装置の前記取付口に摩擦係合するように作られている金属インサートを含んでいる、請求項1に記載の止血灌流装置。
- 前記内視鏡は、前記止血灌流装置の前記取付口にロック係合するように作られている金属インサートを含んでいる、請求項1に記載の止血灌流装置。
- 前記進入口は、前記進入口の内側表面に沿って配置されているシールを含んでいる、請求項1に記載の止血灌流装置。
- 前記止血灌流装置の前記ルーメン内で流体が流れ易いようにするため、前記本体の前記近位端は、直径が大きく、前記本体の前記遠位端は、直径が小さくなっている、請求項1に記載の止血灌流装置。
- 止血灌流装置において、
近位端と遠位端を有する本体であって、前記本体の前記近位端と前記遠位端の間には、細長い医療装置を中に挿入して通すためにルーメンが伸張している、本体と、
前記本体の前記近位端と前記遠位端の間に配置されている、前記本体の前記ルーメンから流体を出し入れするための灌流口であって、前記灌流口は、前記灌流口の内側表面に沿って配置されているシールを備えている、灌流口と、
前記本体の前記近位端に沿って配置されている、前記本体の前記ルーメンを通って伸張する前記細長い医療装置を受け入れるための進入口であって、前記進入口は、前記進入口の内側表面に沿って配置されているシールを備えている、進入口と、
前記本体の前記遠位端に沿って配置されている取付口であって、前記取付口は、内視鏡に接続することができ、前記取付口は、前記本体の前記ルーメンを通って伸張する前記細長い医療装置を受け入れるように作られている、取付口と、を備えている止血灌流装置。 - 前記取付口は、前記本体の前記ルーメンを通って伸張する前記細長い医療装置を受け入れるための環状先端を備えており、前記環状先端は、内視鏡の進入口に挿入されるように作られている、請求項10に記載の止血灌流装置。
- 前記灌流口を通して流体を灌流させるために、前記灌流口に取り付けられている注入装置を更に備えている、請求項10に記載の止血灌流装置。
- 前記灌流口は、前記本体の前記ルーメンと流体連通しており、前記灌流口は、流体を、前記止血灌流装置の前記ルーメンから出し入れできるように作られている、請求項10に記載の止血灌流装置。
- 前記内視鏡は、前記止血灌流装置の前記取付口に摩擦係合するように作られている金属インサートを含んでいる、請求項10に記載の止血灌流装置。
- 前記内視鏡は、前記止血灌流装置の前記取付口にロック係合するように作られている金属インサートを含んでいる、請求項1に記載の止血灌流装置。
- 前記灌流口の前記シールは、ダックビル、膜、及び発泡材から成るグループから選択される、請求項10に記載の止血灌流装置。
- 前記進入口の前記シールは、ダックビル、膜、及び発泡材から成るグループから選択される、請求項10に記載の止血灌流装置。
- 複数の細長い医療装置は、止血し易くするために、前記本体の前記ルーメンを通して挿入される、請求項10に記載の止血灌流装置。
- 前記止血灌流装置の前記ルーメン内で流体が流れ易いようにするため、前記本体の前記近位端は、直径が大きく、前記本体の前記遠位端は、直径が小さくなっている、請求項10に記載の止血灌流装置。
- 細長い医療装置の回りを灌流する方法において、
近位端と遠位端を有する本体であって、前記本体の前記近位端と前記遠位端の間には、細長い医療装置を挿入するためにルーメンが伸張している、本体と、前記本体の前記近位端と前記遠位端の間に配置されている、前記本体の前記ルーメンへ流体を送るための灌流口と、前記本体の前記近位端に沿って配置されている、前記本体の前記ルーメンを通って伸張する前記細長い医療装置を受け入れるための進入口と、前記本体の前記遠位端に沿って配置されている取付口であって、前記取付口は、前記本体の前記ルーメンを通って伸張する前記細長い医療装置を受け入れるために内視鏡に接続することができる、取付口と、を備えている止血灌流装置を提供する段階と、
内視鏡を前記取付口に取り付ける段階と、
細長い医療装置を前記本体の前記ルーメンを通して挿入する段階と、
注入装置を前記止血灌流装置の前記灌流口に接続する段階と、
前記細長い医療装置の回りから体液を取り除くために、流体を、前記灌流口を通して前記本体の前記ルーメンに灌流させる段階と、から成る方法。
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