JP2809630B2 - 遠方監視制御装置の電話装置 - Google Patents

遠方監視制御装置の電話装置

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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は遠方監視制御装置の電話装置に係り、特に専
用回線を介して遠方に設置する監視装置への通話および
監視制御を行なう遠方監視制御装置の電話装置に関す
る。 (従来の技術) 従来の遠方監視制御装置の電話装置は、専用回線であ
ることで単に送話器と受話器とを取り付けた電話装置で
あった。この従来の電話装置を、第4図ないし第7図を
用いて説明する。 第4図において、専用回線30の両端にはそれぞれHPF
(ハイパスフィルタ)31およびLPF(ローパスフィル
タ)32とHPF33およびLPF34とが接続されている。そして
一方の端のHPF31には遠方監視制御装置35が、他方の端
のHPF33は監視装置36がそれぞれ接続されている。また
両端のLPF32,34にはそれぞれトランスT1,T2を介して、
送話器37および受話器38と送話器39および受話器40とが
接続されている。さらに送話器37,39には、それぞれ電
流を供給する電流供給回路E1,E2が接続されている。こ
うして通話側は、送話器37,39および受話器38,40が取り
付けられた電話装置から構成されている。このようにし
て従来の遠方監視制御装置の電話装置は、電話装置の通
話信号および遠方監視制御装置35のモデム信号をそれぞ
れLPF32,34およびHPF31,33に通して、通話および監視制
御が同時に行なえるようになっている。 次に、第5図において、さらに増幅器41およびスピー
カ42がフックスイッチ43を介して第4図に示した受話器
38に接続されている。このようにして従来の遠方監視制
御装置の通話装置は、通話要求を相手に伝えるために音
声呼出しが行なえるようになっている。 次に、第6図において、さらにOSC(トーン発信器)4
4が通話呼出しスイッチ45を介して第4図に示した送話
器37に接続されている。またDET(トーン検出器)46お
よびBZ(ブザー)47がフックスイッチ48を介して受話器
38に接続されている。このようにして従来の遠方監視制
御装置の電話装置は、トーンなどによって通話要求を発
振し、その信号を受けた相手側でそのトーンを検出し
て、ブザーなどを鳴らすようになっている。 次に、第7図において、複数の監視装置がある場合を
示す。第4図に示した遠方監視制御装置側のLPF32は、
選択制御盤49によって制御される選択回路50を介して、
複数の専用回線51,52に選択的に接続されている。そし
てこれらの専用回線51,52の他方の端には、第4図と同
じように、LPF53,54がそれぞれ接続され、またこれらの
LPF53,54にはそれぞれトランスT3,T4を介して、送話器5
5および受話器56と送話器57および受話器58とが接続さ
れ,さらにこれらの送話器55,57には、それぞれ電流を
供給する電流供給回路E3,E4が接続されている。このよ
うにして従来の遠方監視制御装置の電話装置は、複数の
監視装置のなかから特定の監視装置を選択して通話する
ようになっている。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら上記従来の遠方監視制御装置の電話装置
は、通話部分および相手に通話要求を伝える部分が簡単
ではあるが、通話部分の送信器および受話器が電子回路
化による小型化ができないために、価格を下げることが
困難であるという問題がある。 また上記従来の遠方監視制御装置の電話装置は、送話
信号および受話信号が別々に分離された4線となってい
るために通常の加入電話機を使用することができず、さ
らに通話のための操作方法も加入電話機と異なる。従っ
て加入電話機を改造して用いる場合、加入電話機のモデ
ルチェンジが新たに必要となり、また通話に係わる操作
を加入電話機と同じ手順にして例えば送受話器を取ると
発振音が聞こえダイヤル後に呼出し音が聞こえるように
するには、制御回路が複雑になり価格が高くなるという
問題がある。 また上記従来の遠方監視制御装置の電話装置は、複数
の監視装置がある場合、通話する特定の監視装置を選択
するための選択制御盤をわざわざ設けなければならな
い。さらに遠方監視制御所側には、選択制御盤等を置い
ている監視ルームと事務処理を行なう事務ルームとが別
々に設置されていて、監視所側と通話するためにわざわ
ざ監視ルームまで来て通話しなければならないという不
便さがある。 本発明は上記事情を考慮してなされたもので、遠方監
視制御装置の通話に加入電話機を用いて加入電話機の諸
機能を利用できるようにし、従って安価で便利な遠方監
視制御装置の電話装置を提供することを目的とする。 [発明の構成] (問題を解決するための手段) 本発明による遠方監視制御装置の電話装置は、遠方に
設置される監視装置と専用回線を介して接続され、監視
制御側の加入電話回線に接続可能な電話機により監視装
置側の電話機と通話を行う遠方監視制御装置の電話装置
において、電話機側の2線を送信側と受信側の信号線に
分離した4線に変換する2線4線変換回路と、電話機の
フック状態を検出するフック状態検知回路と、フック状
態検知回路により電話機のオフフック状態が検出される
と、2線4線変換回路で分離された受信側の信号線から
2線4線変換回路を介して電話機にダイヤル発信音を一
定時間発生させるダイヤル発信音発生回路と、2線4線
変換回路で分離された送信側の信号線から監視装置側の
電話機に通話呼出し信号を一定時間送出すると共に、電
話機に所定の信号を一定時間発生させる呼出し信号発振
回路とを備えたことを特徴とする。 (作 用) 本発明による遠方監視制御装置の電話装置によれば、
遠方監視制御装置の電話装置に加入電話機を用いること
ができ、従って加入電話機の諸機能を利用することがで
きる。 (実施例) 本発明の第1の実施例による遠方監視制御装置の電話
装置のブロック図を第1図に示す。複数の専用回線1,2,
3は、それぞれ回線インタフェース4,5,6に接続されてい
る。これらの回線インタフェース4,5,6はそれぞれHPF7,
8に接続されていると共に、選択回路9を介してLPF10,1
1に接続されている。これらのうちHPF7およびLPF10は発
信用であり、HPF8およびLPF11は受信用である。そしてH
PF7,8は遠方監視制御装置12に接続され、LPF10,11は通
話装置13に接続されている。またこの通話装置13は加入
電話機14に接続されているが、場合によっては加入回線
15と同じように構内電話交換機(PBX)16の加入線側に
接続され、さらにこの構内電話交換機16を介して構内電
話機17,18,19に接続されるようになっている。 さて通話装置13について述べると、この通話装置13
は、加入電話機14に電流を供給する電流供給回路20、加
入電話機14の2線を送信側と受信側の信号に分離した4
線に変換する2線4線変換回路21、加入電話機14のフッ
ク状態を検出するフック状態検知回路22、加入電話機14
にダイヤル発振音を発生させるダイヤル発振音発生回路
23、加入電話機14のダイヤルを検出するダイヤル検出回
路24、通話呼出しを相手に伝える呼出し信号発振回路2
5、相手からの通話呼出し信号を検出する呼出し信号検
出回路26、呼出しベルを駆動する呼出し発振回路27、お
よび信号の送出時間を定めるタイマ回路28,29から構成
されている。 LPF10,11は通話装置13の2線4線変換回路21に接続さ
れ、この2線4線変換回路21は電流供給回路20を介して
加入電話機14に接続されている。この加入電話機14は、
電流供給回路20を介してフック状態検知回路22およびダ
イヤル検出回路24に接続されている。フック状態検知回
路22はタイマ回路28を介してダイヤル発振音発生回路23
に接続され、このダイヤル発振音発生回路23は2線4線
変換回路21を介して加入電話機14に接続されている。ま
たダイヤル検出回路24はタイマ回路29を介して呼出し信
号発振回路25に接続され、この呼出し信号発振回路25は
発信用のLPF10に接続されている。さらに受信用のLPF11
は呼出し信号検出回路26に接続され、この呼出し信号検
出回路26は呼出しベルを駆動する呼出し発振回路27に接
続され、この呼出し発振回路27は電流供給回路20を介し
て加入電話機14に接続されている。 なお、図示されてはいないが専用回線1,2,3のそれぞ
れの他端には、遠方監視制御装置12に対応する監視装置
と共に、通話装置13および加入電話機14と全く同じ通話
装置および加入電話機が設置されている。 次に、動作を説明する。第2図は、本第1の実施例に
よる遠方監視制御装置の電話装置の操作および動作を示
すフローチャートである。なおここで、フローチャート
の10番台のステップ番号は呼出し側における操作を、20
番台のステップ番号は呼出し側における電話装置の動作
を、30番台のステップ番号は呼出し側における電話装置
の動作を、40番台のステップ番号は受信側における操作
をそれぞれ示している。また本第1の実施例における操
作および動作は、従来の遠方監視制御装置の電話装置の
操作および動作とほぼ同じである。 まず呼出し側において、加入電話機14の送受話器を取
る(ステップ11)。この送受話器のオフ(OFF)フック
をフック状態検知回路22により検知し(ステップ21)、
2線4線変換回路21を介して加入電話機14を、専用回線
1,2,3を選択する前段の選択回路9に接続する(ステッ
プ22)。またダイヤル発振音発生回路23により加入電話
機14に例えば444Hz(ヘルツ)のダイヤル発振音を発す
る(ステップ23)。このダイヤル発振音が発せられる時
間は、タイマ回路28によって5秒〜10秒程度の一定時間
に設定されるが、本実施例においては5秒間とする。そ
してこのダイヤル発振音を加入電話機14において確認す
る(ステップ12)。 続いて、相手に通話要求をするためにダイヤルする
(ステップ13)。このダイヤルのダイヤル番号をダイヤ
ル検出回路24によって検知すると共に、複数の専用回線
1,2,3の中から指定された専用回線を選択するダイヤル
信号を選択回路9に送出する(ステップ24)。なおこの
選択回路9は、ダイヤル信号により選択した専用回線を
通話が終了するまで保持している。次いで呼出し信号発
振回路25によって、例えば500Hzの通話呼出し信号を指
定された専用回線を介して指定された監視装置の電話装
置に送出すると同時に、この通話呼出し信号と同一であ
るリングバックトーンを加入電話機14に発振する(ステ
ップ25)。その通話呼出し信号が送出される時間および
リングバックトーンが発振される時間は、タイマ回路29
によって5秒〜10秒程度の一定時間に設定されるが、本
実施例においては5秒間とする。なお呼出し信号が500H
zであることにより、第6図におけるOSC44とDET46の信
号が500Hzであることから従来の電話機と通話すること
ができる。 呼出し側の通話装置13の呼出し信号発振回路25により
送出された通話呼出し信号を、受信側は、受信側の通話
装置13の呼出し信号検出回路26によって検出し(ステッ
プ31)、呼出し発振回路27によって通話呼出しを発振す
る(ステップ32)。この通話呼出しの発振によって、受
信側の加入電話機14の呼出しベルがなる(ステップ3
3)。この呼出しベルを聞いて、相手は受信側の加入電
話機14の送受話器を取る(ステップ41)。この送受話器
のオフフックをフック状態検知回路22により検知し(ス
テップ34)、通話呼出しの発振を停止する(ステップ3
5)。(ステップ36)。 このようにして、指定された専用回線に接続された呼
出し側および受信側の加入電話機14の送受話器を通じ、
呼出し側はリングバックトーンの停止を確認し(ステッ
プ14)、受信側は呼出し信号(500Hz)の停止を確認し
(ステップ42)、そして互いに通話を行なう(ステップ
15,43)。なお、ステップ14において呼出し側がリング
バックトーンの停止を確認した後も相手が出ない場合に
は、再びステップ13に戻り、ステップ13−24−25−14−
15を繰り返す。 通話が終了すると、呼出し側および受信側はそれぞれ
加入電話機14の送受話器を置く(ステップ16,44)。送
受話器のオン(ON)フックを呼出し側および受信側のそ
れぞれの通話装置13のフック状態検知回路22により検知
し、呼出し側および受信側のそれぞれの加入電話機14を
専用回線から切り離す(ステップ26,37)。そして遠方
監視制御装置および監視装置の電話装置の回路の動作を
全てリセットにする(ステップ27,38)。 このように本第1の実施例によれば、遠方監視制御装
置に加入電話機を接続することができ、従って通話に関
する制御シーケンスが簡素化されることができる。また
加入電話機のダイヤル機能を使用することにより、複数
の監視装置の中から指定する監視装置を選択する信号を
発振することができ、従って従来の選択盤を不要とする
ことができる。 また加入電話機には卓上形、壁掛形などいろいろな外
形や外色のものがあり、使用者に合った電話機を選んで
使用することができる。そのうえ時代と共に電話機のデ
ザイン等が変化しても、容易に対応することができる。 さらに本第1の実施例における通話装置を構成する各
回路は、半導体化することにより小型化を図ることがで
き、小量生産であっても低コストに押さえることができ
る。 なお監視装置が単数の場合、上記第1の実施例におけ
る選択回路9やダイヤル検知回路24は必要なくなる。そ
してまず、ステップ11において呼出し側が加入電話機14
の送受話器を取ると、加入電話機14が専用回線に接続さ
れ(ステップ22)、ダイヤル発振音発生回路23により加
入電話機14にダイヤル発振音が一定時間発せられる(ス
テップ23)。またステップ13において相手に通話要求を
するためにダイヤルする必要もなく、呼び出し信号発振
回路25によって通話呼出し信号が専用回線を介して監視
装置の電話装置に一定時間送出される。そしてダイヤル
発振音および呼び出し信号は一定時間発振されそして消
えるので、相互の送受話器を取ると即通話ができる。 このようにして、監視装置が単数の場合は通話のため
の手順がさらに簡素化され、制御のシーケンスがさらに
簡単化される。このような通話のための手順は従来の遠
方監視制御装置の電話装置における良い点であり、上記
第1の実施例においてもこの機能は継承される。 また上記第1の実施例における加入電話機14の代わり
に、構内電話交換機16に接続されている構内電話機17,1
8,19を用いてもよい。すなわち第1図に示されるよう
に、通話装置13は一般の加入回線15と同じように構内電
話交換機16の加入線側に接続され、さらにこの構内電話
交換機16を介して構内電話機17,18,19に接続されてもよ
い。これらの構内電話機17,18,19は、加入電話機14と全
く同様に使用することができる。従って遠方監視制御装
置の近くにいない場合でも、近くの構内電話機に転送す
ることにより、即通話することができる。 次に、本発明の第2の実施例による遠方監視制御装置
の電話装置を説明する。第3図は、本第2の実施例によ
る遠方監視制御装置の電話装置の操作および動作を示す
フローチャートである。なおここで、フローチャートの
50番台のステップ番号は呼出し側における操作を、60番
台のステップ番号は呼出し側における電話装置の動作
を、70番台のステップ番号は呼出し側における電話装置
の動作を、80番台のステップ番号は受信側における操作
をそれぞれ示している。また本第2の実施例における操
作および動作は、一般の加入電話機の操作および動作と
ほぼ同じである。 まず呼出し側において、加入電話機14の送受話器を取
る(ステップ51)。この送受話器のオフフックをフック
状態検知回路22により検知し(ステップ61)、そしてダ
イヤル発振音発生回路23により加入電話機14にダイヤル
発振音を発する(ステップ62)。このダイヤル発振音が
発せられる時間は、タイマ回路28によって5秒〜10秒程
度の一定時間に設定されている。そしてこのダイヤル発
振音を加入電話機14において確認する(ステップ52)。 続いて、相手に通話要求をするためにダイヤルする
(ステップ53)。このダイヤルのダイヤル番号をダイヤ
ル検出回路24によって検知すると共に、複数の専用回線
1,2,3の中から指定された専用回線を選択するダイヤル
信号を選択回路9に送出する(ステップ63)。なおこの
選択回路9は、ダイヤル信号により選択した専用回線を
通話が終了するまで保持している。次いで呼出し信号発
振回路25によって、通話呼出し信号を指定された専用回
線を介して指定された監視装置の電話装置に例えば2秒
間送出すると同時に、この通話呼出し信号と同一である
リングバックトーンを加入電話機14に例えば2秒間発振
する(ステップ64)。この呼出し信号が送出される時間
およびリングバックトーンが発振される時間は、タイマ
回路29によって一定時間に設定されるが、本実施例にお
いては2秒間とする。この2秒間の発振の後、アンサト
ーンを待つためにリングバックトーンの発振を停止する
(ステップ65)。 呼出し側の通話装置13の呼出し信号発振回路25により
送出された通話呼出し信号を、受信側は、受信側の通話
装置13の呼出し信号検出回路26によって検出し(ステッ
プ71)、呼出し発振回路27によって呼出しを発振する
(ステップ72)。この通呼出しの発振によって、受信側
の加入電話機14の呼出しベルが鳴る(ステップ73)。こ
の呼出しベルを聞いて、相手は受信側の加入電話機14の
送受話器を取る(ステップ81)。またこの送受話器のオ
フフックをフック状態検知回路22により検知する。まだ
加入電話機14の送受話器が取られていないなら、すなわ
ちオフフックでないならステップ74は再びステップ71に
戻り、ステップ71−72−73−74を繰り返す。加入電話機
14の送受話器が取られているなら、すなわちオフフック
ならステップ74はステップ75に進み、アンサトーンを1
秒間送出する(ステップ75)。 これに対して呼出し側は、受信側から送出されてきた
アンサトーンの有無を検出し(ステップ66)、もしまだ
受信側からアンサトーンが送出されてきていないなら、
ステップ66は再びステップ64に戻り、ステップ64−65−
66を繰り返す。 このようにして指定された専用回線に接続された呼出
し側および受信側の加入電話機14の送受話器を通じ、呼
出し側はリングバックトーンの停止を確認し(ステップ
54)、受信側は呼出し信号の停止を確認し(ステップ8
2)、そして互いに通話を行なう(ステップ55、83)。 通話が終了すると、呼出し側および受信側はそれぞれ
加入電話機14の送受話器を置く(ステップ56,84)。送
受話器のオンフックを呼出し側および受信側のそれぞれ
の通話装置13のフック状態検知回路22により検知し、呼
出し側および受信側のそれぞれの加入電話機14を専用回
線から切り離す(ステップ68,77)。そして遠方監視制
御装置および監視装置の電話装置の回路の動作を全てリ
セットにする(ステップ69,78)。 このように本第2の実施例によれば、遠方監視制御装
置に加入電話機を接続することができ、従って加入電話
機のダイヤル機能を使用することにより、通話に関する
制御シーケンスが簡素化されることができる。 [発明の効果] 以上の通り本発明によれば、遠方監視制御装置の通話
に加入電話機を用いて加入電話機の諸機能を利用できる
ようにし、従って安価で便利な遠方監視制御装置の電話
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の第1の実施例による遠方監視制御装
置の電話装置を示すブロック図、第2図は、本発明の第
1の実施例による遠方監視制御装置の電話装置の動作を
説明するためのフローチャート、第3図は、本発明の第
2の実施例による遠方監視制御装置の電話装置の動作を
説明するためのフローチャート、第4図ないし第7図
は、それぞれ従来の遠方監視制御装置の電話装置を示す
ブロック図である。 1,2,3,30,51,52……専用回線、4,5,6……回線インタフ
ェース、7,8,31,33……HPF、9,50……選択回路、10,11,
32,34,53,54……LPF、12,35……遠方監視制御装置、13
……通話装置、14……加入電話機、15……加入回線、16
……構内電話交換機、17,18,19……構内電話機、20,E1,
E2,E3,E4……電流供給回路、21……2線4線変換回路、
22……フック状態検知回路、23……ダイヤル発振音発生
回路、24……ダイヤル検出回路、25……呼出し信号発振
回路、26……呼出し信号検出回路、27……呼出し発振回
路、28,29……タイマ回路、36……監視装置、37,39,55,
57……送話器、38,40,56,58……受話器、41……増幅
器、42……スピーカ、43……フックスイッチ、44……OS
C、45……通話呼出しスイッチ、46……DET、47……BZ、
48……フックスイッチ、49……選択制御盤、T1,T2,T3,T
4……トランス。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.遠方に設置される監視装置と専用回線を介して接続
    され、加入電話回線用の電話機により前記監視装置側の
    電話機と通話を行う遠方監視制御装置の電話装置におい
    て、 前記電話機の2線を送信側と受信側の信号線に分離した
    4線に変換する2線4線変換回路と、 前記電話機のフック状態を検出するフック状態検知回路
    と、 フック状態検知回路により前記電話機のオフフック状態
    が検出されると、前記2線4線変換回路で分離された受
    信側の信号線から2線4線変換回路を介して前記電話機
    にダイヤル操作を要求するダイヤル発振音を一定時間発
    生させるダイヤル発振音発生回路と、 前記電話機においてダイヤル操作の後、前記2線4線変
    換回路で分離された送信側の信号線を介して前記監視装
    置側通話呼出し信号を一定時間送出する呼出し信号発振
    回路と を備えたことを特徴とする遠方監視制御装置の電話装
    置。 2.遠方に設置された複数の監視装置とそれぞれの専用
    回線を介して接続する選択回路と、 選択回路に接続され、前記監視制御側の電話機から送出
    される通話要求のためのダイヤル番号を検知するダイヤ
    ル検知回路と、 を有し、前記選択回路は前記ダイヤル検知回路で検知し
    たダイヤル番号に基づいて特定される監視装置の専用回
    線へ接続するようにしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の遠方監視制御装置の電話装置。
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