JP2809349B2 - シームレスカプセルの製造装置 - Google Patents
シームレスカプセルの製造装置Info
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Description
ルの製造装置に関するものであり、さらに詳しくは、冷
却液をポンプにより冷却液タンクからカプセル形成槽に
送り、この冷却液をカプセル回収管,カプセル回収槽を
経て冷却液タンクに回収するよう循環させ、前記冷却液
とは非溶解な流動性を有する皮膜形成物質の流れの中に
流動性を有する充填物質の流れを含む複合ジェット流
を、前記カプセル形成槽内における冷却液の液流中で連
続的に形成し、この複合ジェット流を前記冷却液の液流
中で流れ方向先端部より順次所定長さに切断し、切断さ
れたものを順次冷却液の液流中で所定形状に成形する構
造のシームレスカプセルの製造装置に関するものであ
る。
る。
には皮膜形成物質aが随時補給されるように構成されて
いる。
填物質bも随時補給されるように構成されている。
質が精製水で調製され、加熱(例えば65℃)流動化され
た状態で、定量ポンプ11により給送パイプ12を経て複合
ノズル3の大径な吐出ノズル31へ送られる。
い物質からなり、加熱(例えば45℃)流動化された状態
で、定量ポンプ21により給送パイプ22を経て複合ノズル
3の小径な吐出ノズル32へ送られる。
って配置された小径な吐出ノズル32からなり、その下端
は、下方に設けられているカプセル形成槽4内の冷却液
cの液流中へ下向きに臨ませてある。
填物質bとを所定圧力で吐出させると、流動性を有する
皮膜形成物質aの流れの中に、流動性を有する充填物質
bの流れを含む複合ジェット流が、前記冷却液cの液流
中へ連続的に形成される。
冷却液cは、それぞれの配管を通じて、冷却液タンク5
からポンプ50により熱交換器51に送られ、熱交換器51で
例えば5℃前後に冷却され、分岐配管52,53を経てカプ
セル形成槽4の底部より上部へ送られる。
54により配管55の適所に設置された脈流発生器56に送ら
れ、この脈流発生器56で一定周期の脈流となり、この脈
流は、カプセル形成槽4内に臨む前記複合ノズル3の下
方を周囲から囲む状態に設けられた脈流ノズル6より吹
き出され、複合ノズル3で連続的に形成される複合ジェ
ット流へ周囲から衝撃を与え、当該脈流の周期に合せ、
複合ジェット流をその流れ方向先端より所定の長さの粒
dに順次切断する。
セル形成槽4内へ底部から上向きに突入した造粒筒41内
で下降液流となり、この造粒筒41、造粒筒41と連通した
上下に蛇行するカプセル回収管71、及びカプセル回収槽
7を経てタンク5へ回収されるように循環する。
って流れ方向先端より順次切断された粒dは、冷却液c
の前述のような流れに沿って流れ、この間に皮膜形成物
質が冷却凝固し、皮膜の内部に充填物質からなる核が被
覆された丸みをおびたシームレスカプセルeに順次形成
され、カプセル回収管71を経てカプセル回収槽7に達
し、回収槽7の金網72によって冷却液cと分離された
後、図示しない側方のコンベヤにより次の乾燥工程に移
送される。
通じるオーバーフロー配管である。
却液cとの未分離、シームレスカプセルe(特に微小シ
ームレスカプセル)が金網72の目に詰まった場合におけ
る冷却液cの循環系外への流出等によって、冷却液タン
ク5内の液位は常に一定であるとは限らず、タンク5内
の液位が変化すると、ポンプ50,54の吸込み液面変化に
よりカプセル形成槽4内の液位も変化する。
が変化すると、複合ジェット流が切断される部位の冷却
液cの下降流速も変化するため、複合ジェット流の切れ
が悪くなったり、切断された粒において、充填物質が皮
膜形成物質内で偏ったりする問題を生じる。
形成層内の内圧が一定になり易いシームレスカプセルの
製造装置を提供することにある。
の目的を達成するため、冷却液をポンプにより冷却液タ
ンクからカプセル形成槽に送り、この冷却液をカプセル
回収管,カプセル回収槽を経て冷却液タンクに回収する
ように循環させ、前記冷却液とは非溶解な流動性を有す
る皮膜形成物質の流れの中に流動性を有する充填物質の
流れを含む複合ジェット流を、前記カプセル形成槽内に
おける冷却液の液流中で連続的に形成し、この複合ジェ
ット流を前記冷却液の液流中で流れ方向先端部より順次
所定長さに切断し、切断されたものを順次冷却液の液流
中で所定形状に成形する装置において、前記冷却液タン
クとポンプとの間に、液位調節構造を有する補助タンク
を設けている。
タンクに通じる配管の終端にフロート弁を設けてもよ
く、あるいは、補助タンクからカプセル形成層に送られ
る液量より多い量の回収冷却液を、補助タンクへ常時送
るように構成するとともに、補助タンクの液位が一定以
上になると補助タンクの冷却液が冷却液タンクに戻るよ
うに構成したものでもよい。
は、液面調節構造によって補助タンクの液位、すなわち
ポンプの吸込み液面が変化しないため、カプセル形成層
内における液位も一定に保たれ易い。
スカプセルの製造装置を説明する。
構造部分は第3図と同一の符号を付し、それらの説明は
省略することとする。
ク9を設け、この補助タンク9は、ポンプ50,熱交換器5
1,分岐配管52,53等を介してカプセル形成層4の内底部
に通じており、さらに、ポンプ54,配管55,脈流発生器56
等を介して脈流ノズル6と通じている。
ク5と当該補助タンク9とを連通する配管91と、補助タ
ンク9の上端から冷却液タンク5内へ通じるオーバーフ
ローによる流路92からなる液位調節構造90を有してい
る。
補助タンク9へ供給される冷却液cの量は、ポンプ50及
び54によって補助タンク9からカプセル形成槽4に供給
される冷却液cの量より多くなるように設計され、補助
タンク9内の余剰の冷却液cを流路92に7よって冷却液
タンク5へ戻すことにより、補助タンク9の液位が常時
一定に保たれるように構成している。
になっており、冷却液cとともにカプセル回収管71を経
てカプセル回収槽7に達したシームレスカプセルeは、
回収槽7内に設けたバスケット70内に沈殿してバスケッ
ト70ごと回収され、カプセル回収槽7内の冷却液cは、
オーバーフロー配管73におけるろ過器8を経て冷却液タ
ンク5へ回収されるようになっている。
スケット70内にシームレスカプセルeを沈殿させ、当該
シームレスカプセルeをバスケット70ごと取り出して回
収する構造においては、バスケット70をカプセル回収槽
7から取り出したときに、カプセル回収槽7の冷却液c
の液位がほぼバスケット70の容積分だけ下がり、カプセ
ル回収槽7から冷却液タンク5への冷却液cの供給が一
時的に停止するので、冷却液タンク5はバスケット70の
容積以上の冷却液cを収容できる容積にするのが望まし
い。
スケット70ごとカプセルeを取り出たり、その他の原因
で冷却液タンク5の液位が変化しても、補助タンク9の
液位が一定に保たれており、ポンプ50,54の吸込み液面
が変化せず、したがって、カプセル形成槽4内の液面も
変化しにくく槽4の内圧がほとんど一定になるため、複
合ジェット流の切れや形成されるカプセルeが均等にな
り易い。
を冷却液タンク5内に設けているが、補助タンク9を冷
却液タンク5の外部に設置し、図示しないオーバーフロ
ー配管のような流路によって、補助タンク9内の余剰の
冷却液cがタンク5へ戻るように構成してもよい。
内に回収された冷却液cを補助タンク9へ供給するよう
にしているが、回収された冷却液cがカプセル形成槽4
へ送られる冷却液cの量よりも多く補助タンク9へ供給
される構造であれば、必ずしも前述のような構造でなく
ても実施できる。
ク9へ供給される冷却液cの量を、補助タンク9からカ
プセル形成槽4に送られる液量とほぼ同じかそれより少
なくなるように設計し、カプセル回収槽7からのオーバ
ーフロー配管73の終端を補助タンク9内に通じさせ、補
助タンク9内の冷却液cが常に余剰になるように構成し
てもよい。
ていない冷却液タンクから、当該タンク内の水圧によっ
て補助タンク9内に冷却液が流れるように配管91を設
け、当該配管91の終端にフロート弁94を設けたものであ
っても実施することができる。
ドされて冷却液cの液面に浮くフロートである。
調節できるものであれば、前記液面調節構造90は前記実
施例のみに限定されない。
却液の液流中に、皮膜形成物質の流れの中に一つの充填
物質の流れを有する複合ジェット流を形成する場合につ
いてのみ説明したが、一種の皮膜形成物質の流れの中
に、同成分又は異種成分からなる独立した複数の充填物
質の流れを有する複合ジェット流を形成する場合や、そ
れぞれ成分を異にする複数の皮膜物質の流れからなる複
合ジェット流であって、それぞれの皮膜物質の流れの中
に、同種又は異種の成分からなる充填物質の流れを有す
る複合ジェット流を形成する場合についても実施するこ
とができる。
ば、カプセル形成槽の液位、すなわち当該形成槽の内圧
が変化しにくいので、複合ジェット流の切れ具合の変化
や、粒内の充填物質からなる核が皮膜形成物質内で偏る
ことがほとんどなく、粒揃いのよいより均質なシームレ
スカプセルを製造することができる。
一例を示す概略配管図、第2図は補助タンクの変形例を
示す部分拡大断面図、第3図は従来の装置を示す概略配
管図である。 主要図中符号の説明 aは皮膜形成物質、bは充填物質、cは冷却液、dは
粒、eはシームレスカプセル、1は皮膜形成物質のタン
ク、2は充填物質のタンク、3は複合ノズル、31は大径
な吐出ノズル、32は小径な吐出ノズル、4はカプセル形
成槽、5は冷却液タンク、50,54はポンプ、51は熱交換
器、56は脈流発生器、6は脈流ノズル、7はカプセル回
収槽、71はカプセル回収管、73はオーバーフロー配管、
8はろ過器、9は補助タンク、90は液位調節構造、91は
配管、92は流路である。
Claims (1)
- 【請求項1】冷却液をポンプにより冷却液タンクからカ
プセル形成槽に送り、この冷却液をカプセル回収管,カ
プセル回収槽を経て冷却液タンクへ回収するように循環
させ、前記冷却液とは非溶解な流動性を有する皮膜形成
物質の流れの中に流動性を有する充填物質の流れを含む
複合ジェット流を、前記カプセル形成槽内における冷却
液の液流中で連続的に形成し、この複合ジェット流を前
記冷却液の液流中で流れ方向先端部より順次所定長さに
切断し、切断されたものを順次冷却液の液流中で所定形
状に成形する装置において、前記冷却液タンクとポンプ
との間に、液位調節構造を有する補助タンクを設けたこ
とを特徴とするシームレスカプセルの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28113489A JP2809349B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | シームレスカプセルの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28113489A JP2809349B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | シームレスカプセルの製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03143543A JPH03143543A (ja) | 1991-06-19 |
JP2809349B2 true JP2809349B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=17634840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28113489A Expired - Fee Related JP2809349B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | シームレスカプセルの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2809349B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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KR200312479Y1 (ko) * | 2003-02-14 | 2003-05-12 | 원용국 | 캡슐 제조기의 펌핑장치 |
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KR102222212B1 (ko) * | 2019-07-16 | 2021-03-03 | 주식회사 한국생명과학연구소 | 순환하는 유동체로 다양한 캡슐을 제조하는 캡슐제조장치 |
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1989
- 1989-10-27 JP JP28113489A patent/JP2809349B2/ja not_active Expired - Fee Related
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