JP2808733B2 - 測角装置 - Google Patents

測角装置

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JP2808733B2
JP2808733B2 JP1275247A JP27524789A JP2808733B2 JP 2808733 B2 JP2808733 B2 JP 2808733B2 JP 1275247 A JP1275247 A JP 1275247A JP 27524789 A JP27524789 A JP 27524789A JP 2808733 B2 JP2808733 B2 JP 2808733B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は到来電波の方向を測定する測角装置に関し、
特に、ある定められた角度間隔で円周や円弧状等に複数
並べた指向性空中線の受信振幅の比較から、受信パルス
電波それぞれの到来方向を測定するための処理に関す
る。
(従来の技術) 従来この種の測角装置は、複数の指向性空中線をそれ
ぞれある定められた方位間隔で配置し、パルス電波が到
来すると、まず各空中線の受信振幅を比較し最も振幅の
大きい空中線が向いている方向を概略の電波到来方向と
見なし、次に最大受信振幅の空中線の両隣りの向きの空
中線との間で受信振幅の比較を行うことで到来電波が空
中線間のどの方向にあるかを内挿し最終的な方位測定値
を求めていた。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の測角装置では、隣り合う空中線の受信
振幅の比較から最終的な方位を算出するので、受信振幅
に重畳された雑音信号や、受信機の非直線性が方位誤差
の要因となっている。
この方位誤差を少なくするための方法として、振幅の
比較を隣り合う空中線の間だけではなく、それ以外例え
ば1つ置いた隣りの空中線との間の振幅比較結果も方位
算出処理の入力として加えることは効果がある。
さらに、振幅比較するペアの数を増やせば方位誤差は
さらに改善される。しかし、このような方位改善の方法
は振幅比較する回路の数の増加を来たし、装置規模が大
型化する欠点がある。
その理由は、従来の技術では空中線と振幅比較回路と
は固定的に結ばれているため方位誤差改善を目的として
振幅比較する空中線ペアを増やす場合、電波到来方位が
未知であるため、全ての空中線それぞれが電波到来方向
に対し最寄りとなることを想定してそれぞれ振幅比較ペ
アを増やす必要が生じるからである。
本発明の目的は、上記従来の改善技術の問題点に鑑み
て、振幅比較する空中線ペアの数を、最大では全ての空
中線出力を対象として増やすことで、方位誤差の改善を
行いつつも、必要とするチャンネル数は、接続替えによ
って使用する共通の1組として、装置規模があまり大き
くならない測角装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために次の手段構成を
有する。
即ち、本発明の測角装置は、ある定められた角度間隔
で配列されたn個の指向性空中線と;指向性空中線の受
信信号を増幅したのち該信号の振幅情報をデジタルデー
タとして出力するn個の受信回路と;それぞれの受信回
路から出力されたn組のデジタルデータを受けて、別途
入力された空中線番号指定信号により最大の振幅情報を
提供するものとして指定された番号iの空中線に対応す
るデジタルデータを複数の振幅比較回路としての隣接す
るn個のチャンネルのうちのチャンネルnと隣接した中
心チャンネルであるチャンネル1へ出力し、チャンネル
2からチャンネルnへは順に空中線番号i+1,i+2,…,
n,1,2,…,i−1に対応するデジタルデータを出力し、番
号iの空中線対応のデジタルデータを中心として隣接す
る左右ペアの空中線対応のデジタルデータを順次対称的
に選択可能とするデータ選択回路と;チャンネル1,2,3,
…,nのデジタルデータを受けて各振幅情報を比較するこ
とにより最大の振幅情報を提供する空中線番号iの指向
性空中線を決定して前記空中線指定番号を送出するとと
もに、当該指向性空中線の指向方向に対する基準方位か
らの方位を表現する誤差角を演算する誤差角演算回路
と;演算された誤差角の大きさと、極性からチャンネル
1へ出力されるデジタルデータに対応する空中線番号を
選択するための空中線番号指定信号をデータ選択回路へ
出力する空中線選択回路と;前記誤差角の信号と空中線
番号指定信号を受けて電波の到来方向を演算する方向演
算回路と;を有することを特徴とするものである。
(作 用) 以下、上記手段構成を有する本発明の作用を説明す
る。
本発明では、空中線と振幅比較回路(チャンネル)と
の信号の接続は固定せず、電波到来方位に対して最寄り
の方向となる空中線、即ち最大の振幅情報を提供する空
中線が、どれかによって当該空中線の出力データを中心
チャンネルに供給するように接続先が決定されるように
なっている。これは各空中線の出力にデータ選択回路を
設け誤差角演算回路中の振幅比較回路との接続の切替え
を行うことにより実現されている。従って方位誤差改善
を目的として振幅比較する空中線ペアを増やす場合で
も、電波到来方向に最寄りのある1つの空中線だけを想
定した振幅比較の各種ペアの組合せを1組を用意すれ
ば、最寄り空中線が異なる場合でも接続を切替えればよ
く、規模が大幅に増大することはない。誤差角演算回路
は例えば隣り合う空中線間以外のペアでも振幅比較を行
うような、複数の振幅比較回路の組合せで構成されるも
ので、本発明の場合組合せは最寄り空中線をある1つに
想定したものだけでよいことになる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。1−1〜1−nは円弧状に配列した指向性空中線、
2−1〜2−nは受信回路、3はデータ選択回路、4は
誤差角演算回路、5は空中線選択回路、6は方向演算回
路である。
次に本実施例の動作を第2図,第3図を用いて説明す
る。本実施例では、空中線の出力データのすべてを対象
として振幅比較する場合を例とし、第2図は指向性空中
線のパターンを示すもので、第2図におけるCH(チャン
ネル)1は到来電波の方向に最も近い方向に設置された
空中線の出力データを対象として処理する中心チャンネ
ルで、チャンネルnに隣接したものでである場合につい
て示すものである。第2図に示す各空中線出力を用いて
測角誤差をより少なく演算するためには、CH1の両隣
り、すなわちCH2およびCHnとの比較の他に、CH1と1つ
おきのペアすなわちCH3およびCHn−1との比較、さらに
CH1と2つおきのペアというように比較ペアを増やすこ
とが1つの方法である。この比較処理の流れを第3図に
示す。
第3図において7−1,7−2〜7−(n−1)は比較
回路、8は各比較回路の出力をもとにした角度演算回路
である。
第3図に示した比較ペアの組合せをすべての到来方向
を考慮して各空中線のそれぞれに対応して並列に用意し
ようとする場合には、それぞれのアンテナに対してこれ
らの比較回路を必要とすることとなり大規模となる。
これに対し本発明では第3図に示される比較ペアの組
合せを1組として用意し、第3図におけるCH1が到来電
波方向に最も近い空中線となるように制御するものであ
る。
到来電波方向に最も近い空中線の選択方法としては、
各空中線の受信振幅のうち最も振幅の大きい空中線を選
択することで可能であり、また受信信号が量子化されて
いれば、選択処理の期間にデータが失われることもな
い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明は空中線と誤差角演算回
路の間にデータ選択回路を設け、各空中線の出力と誤差
角演算回路の入力の接続を一対一に固定せず、電波到来
方位に最寄りな空中線がどれであるかに応じて接続を切
替えることで、誤差角演算回路での処理内容として多数
ペアの振幅比較を行う場合でも装置規模を大幅に増大さ
せない効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の構成を示すブロック図、第2
図は指向性空中線のパターンを示す図、第3図は比較処
理の流れを示す図である。 1−1〜1−n……指向性空中線、2−1〜2−n……
受信回路、3……データ選択回路、4……誤差角演算回
路、5……空中線選択回路、6……方向演算回路、7−
1〜7−n……比較回路、8……角度演算回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 1/00 - 1/68 G01S 3/00 - 3/74

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ある定められた角度間隔で配列されたn個
    の指向性空中線と;指向性空中線の受信信号を増幅した
    のち該信号の振幅情報をデジタルデータとして出力する
    n個の受信回路と;それぞれの受信回路から出力された
    n組のデジタルデータを受けて、別途入力された空中線
    番号指定信号により最大の振幅情報を提供するものとし
    て指定された番号iの空中線に対応するデジタルデータ
    を複数の振幅比較回路としての隣接するn個のチャンネ
    ルのうちのチャンネルnと隣接した中心チャンネルであ
    るチャンネル1へ出力し、チャンネル2からチャンネル
    nへは順に空中線番号i+1,i+2,…,n,1,2,…,i−1に
    対応するデジタルデータを出力し、番号iの空中線対応
    のデジタルデータを中心として隣接する左右ペアの空中
    線対応のデジタルデータを順次対称的に選択可能とする
    データ選択回路と;チャンネル1,2,3,…,nのデジタルデ
    ータを受けて各振幅情報を比較することにより最大の振
    幅情報を提供する空中線番号iの指向性空中線を決定し
    て前記空中線指定番号を送出するとともに、当該指向性
    空中線の指向方向に対する基準方位からの方位を表現す
    る誤差角を演算する誤差角演算回路と;演算された誤差
    角の大きさと、極性からチャンネル1へ出力されるデジ
    タルデータに対応する空中線番号を選択するための空中
    線番号指定信号をデータ選択回路へ出力する空中線選択
    回路と;前記誤差角の信号と空中線番号指定信号を受け
    て電波の到来方向を演算する方向演算回路と;を有する
    ことを特徴とする測角装置。
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