JPH05341029A - ビームフォーマ - Google Patents

ビームフォーマ

Info

Publication number
JPH05341029A
JPH05341029A JP14786192A JP14786192A JPH05341029A JP H05341029 A JPH05341029 A JP H05341029A JP 14786192 A JP14786192 A JP 14786192A JP 14786192 A JP14786192 A JP 14786192A JP H05341029 A JPH05341029 A JP H05341029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
compensation
data
delay
time delay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP14786192A
Other languages
English (en)
Inventor
弘 ▲土▼屋
Hiroshi Tsuchiya
Hideo Kano
英夫 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP14786192A priority Critical patent/JPH05341029A/ja
Publication of JPH05341029A publication Critical patent/JPH05341029A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビームフォームにおいて、データに含まれる
誤差を均等化することによって、各々の指向性ビームの
指向性利得の差異を低減させる。 【構成】 受波器アレイ10を構成する複数個の受波器
素子11と、前記受波器素子11の出力をサンプリング
する手段12と、前記サンプリング手段12の出力に時
間遅延補償を行う時間遅延補償器13とによってビーム
フォームを構成し、前記遅延時間を第2の時間遅延補償
器15あるいは時間遅延補償器13によって変更可能と
して時間遅延補償データに含まれる誤差を均等とする。
また、前記第2の時間遅延補償器13は前記複数個の受
波器素子11ごとに設けられることも、前記複数個の受
波器素子11に対して1個とすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、目標音源からの信号を
受信する受波器アレイにおいて、受波器アレイの指向性
ビームの主軸方向を変化させるビームフォーマに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、受波器アレイのビームフォーマに
おいて受波器アレイの指向性ビームの主軸方向の変更
は、該受波器アレイの出力信号に対して時間遅延補償を
与えることによって行なっている。以下に、従来の受波
器アレイのビームフォーマについて説明する。
【0003】始めに、時間遅延を補償することによる受
波器アレイの指向性ビームの主軸方向の変更について説
明する。図4は受波器アレイと指向性との関係図であ
る。図において、受波器アレイ10は受波器素子111
〜114 によって構成され、それぞれ等間隔で配置され
て音源Oからの信号を受波する。ここで、前記受波器ア
レイ10の指向性ビーム20の主軸方向と音源Oからの
信号の進行方向とのなす角度を角度θとする。前記指向
性ビーム20が音源Oの方向を向いている場合には、前
記角度θは0度であり、受波器アレイ10の受波器素子
111 〜11 4 の列の配列方向と指向性ビーム20は直
交することになる。
【0004】図において、白丸は音源Oからの信号の受
波器素子111 〜114 における受波信号を表わし、受
信時刻T0 ,T-1,T-2,T-3における受信信号は各列
上に配列されることになる。角度θの指向性ビーム20
によって音源Oからの信号を受信する場合には、例えば
受波器素子111 は受信時刻T0 の受信信号を用い、受
波器素子112 は受信時刻T-1の受信信号を用い、受波
器素子113 は受信時刻T-2の受信信号を用い、受波器
素子114 は受信時刻T-3の受信信号を用いることによ
って指向性ビーム20の変更を行う。
【0005】前記受波器素子の受信信号の受信時刻を異
ならせることは、図4において一点鎖線で示される受波
器アレイ10の受信面を変更することに対応する。該受
波器素子の受信信号の受信時刻の変更は、基準となる時
刻に対してそれぞれの受波器素子における受信信号を記
憶しておき、該受信信号を時間遅延して時刻を揃えるこ
とによって行われる。
【0006】したがって、指向性ビーム20の主軸方向
の角度θは受波器素子の受信信号の遅延時間の量によっ
て変更され、遅延時間が短い場合には指向性ビーム20
の主軸方向の角度θは小さく概ね音源Oの方向を向いて
おり、一方遅延時間が長い場合には指向性ビーム20の
主軸方向の角度θは大きく音源Oから外れた方向を向く
ことになる。
【0007】図5は図4と同様に受波器アレイと指向性
との関係図である。図5の指向性ビーム20の主軸方向
の角度θと図4の指向性ビーム20の主軸方向の角度θ
とは、音源Oの方向に対して対称の関係にある。図5に
おいても図4の関係と同様にして、指向性ビーム20の
主軸方向の角度θは受波器素子の受信信号の遅延時間の
量によって変更される。
【0008】図6は従来のビームフォーマの一構成例を
示すブロック図である。10は、受波器アレイ、1
1 ,112 ,…11K ,…11N は受波器素子、12
1 ,12 2 ,…12K ,…12N はアナログ/デジタル
変換器(以後、A/D変換器という)、131 ,1
2 ,…13K ,…13N は時間遅延補償器、14は加
算器である。
【0009】次に、前記のように構成された従来のビー
ムフォーマの動作を説明する。図6において、受波器ア
レイ10の受波器素子11K で受信された信号はA/D
変換器12K において、サンプリング周期に基づきデジ
タル化されると共に離散化される。離散化された信号は
時間遅延補償器13K に蓄積される。時間遅延補償器1
K では、指向性ビームの主軸方向を変化させるのに適
当な時間遅延したデータを選択し、加算器14に出力す
る。加算器14は全受波器素子の出力結果を加算する。
【0010】次に、時間遅延補償の方法につい説明す
る。図7は指向性ビームの主軸方向と補償時間との関係
図である。図において、Lは受波器アレイ10の受波器
素子111 と受波器素子11K との距離、tは補償時
間、sは音速である。時間遅延によって電気的に形成さ
れる受波器アレイの素子の列は一点鎖線によって示され
ており、指向性ビームの主軸方向に対して直交する。そ
して、図の一点鎖線間の距離に相当する時間が補償時間
となる。
【0011】補償時間tは次式(1)によって表され
る。 補償時間t=L×sinθ/s … (1) ここで、Lは受波器素子1111と11K の距離、θは変
化させようとする指向性ビームの主軸方向であり、受波
器アレイに垂直の場合には前記角度θは0度となる。ま
た、sは音速である。
【0012】図8及び図9は従来の時間遅延補償の概念
図である。前記時間遅延補償器13K において補償すべ
き時間は前記式(1)によって求められる。時間遅延補
償は、補償時間に相当する時間さかのぼったデータを前
記時間遅延補償器13K に蓄積しておいたデータから選
択し、それらを加算器13において加算することによっ
て行う。
【0013】図8おいて、指向性ビームの主軸方向を図
の符号20の矢印の方向とするには、一点鎖線上の受波
器素子11のデータを用いる。該受波器素子11のデー
タは、前記時間遅延補償によって補償時間に相当する時
間さかのぼったデータを選択することによって行う。し
かしながら、蓄積したデータは離散化しているので、求
めるべきデータが蓄積したデータ内に存在する場合と、
存在しない場合がある。図8において求めるべきデータ
が存在する場合を黒丸によって示し、求めるべきデータ
が存在しない場合を白丸によって示している。データが
存在する場合には、該当するデータをそのまま選択す
る。一方、求めるべきデータが存在しない場合には、補
償時間相当のデータを補間等の方法によって求めるべき
時刻前後のデータを用いて作成し、時間遅延補償データ
としている。
【0014】図9において、使用するデータが現在時刻
のサンプルデータD0 と、補償時間1のt1 以前のデー
タのDと、補償時間2のt2 以前のデータのD-2の場合
を示している。前記データの内、データD-2はサンプル
データが存在するのに対して、データDは求めるべきサ
ンプルデータが存在しない。したがって、データDはサ
ンプルデータD-2とサンプルデータD-1等の他のサンプ
リングデータを用いて補間するなどの操作によって求め
ている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、時間遅延補償器13K において選択すべ
きデータが存在する場合と存在しない場合とがある。選
択すべきデータが存在する場合にはサンプルデータをそ
のまま使用するので、時間遅延補償データに誤差は生じ
ない。一方選択すべきデータが存在しない場合、時間遅
延補償データは補間等の方法によって求めなければなら
ないため、時間遅延補償データに誤差が生じる。
【0016】したがって、加算器14において加算され
たデータは誤差を含む場合と含まない場合とがある。さ
らに、時間遅延補償において選択すべきデータが存在し
ない場合、使用するデータを他のデータを用いて作成し
ているため、補償時間によってデータに含まれる誤差の
度合いが異なる。そのため、前記データを加算器14で
加算して得られるビームフォーミングの結果において
も、補償時間によって誤差の度合いが異なる。
【0017】したがって、前記従来の構成では各々の指
向性ビームの指向性利得に差異が生じ、特に誤差の生じ
ない受波器アレイに垂直な方向のビームに関しては、他
の方向のビームと比較して指向性利得が良いという問題
点がある。したがって、該指向性利得の相違のため指向
性どうしを比較するためには、前記の誤差を考慮した利
得補正が必要である。
【0018】本発明は、前記の問題点を解決して、デー
タに含まれる誤差の分布を均等にし、前記の各々の指向
性ビームの指向性利得に差異が生じるという問題点を除
去し、各々の指向性ビームの指向性利得の差異を低減し
た装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明においては、受波器アレイを構成する複数
個の受波器素子と、前記受波器素子の出力をサンプリン
グする手段と、前記サンプリング手段の出力に時間遅延
補償を行う時間遅延補償器とからなり、前記遅延時間は
変更可能であるものであり、前記遅延時間の変更は第2
の時間遅延補償器によって行ったり、時間遅延補償器に
よって行うことができる。また、前記第2の時間遅延補
償器は前記複数個の受波器素子ごとに設けられること
も、前記複数個の受波器素子に対して1個とすることも
できる。
【0020】
【作用】本発明においては、目標音源からの信号を受波
器アレイで受信し、該受波器アレイの出力信号に対し
て、時間遅延補償を与えることによって指向性ビームの
主軸方向を変化させるビームフォーマにおいて、遅延時
間を変化することのできる第2の時間遅延補償器を設
け、時間遅延補償データの遅延時間を変化させることに
よって、時間遅延補償データに含まれる誤差を均等にし
て各々の指向性ビームの指向性利得の差異を低減するこ
とができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例のブロッ
ク図である。10は、受波器アレイ、111 ,112
…11K ,…11N は受波器素子、121 ,122 ,…
12K ,…12 N はアナログ/デジル変換器、131
132 ,…13K ,…13N は時間遅延補償器、1
1 ,152 ,…15K ,…15N は時間遅延補償器、
14は加算器である。
【0022】図1において、受波器アレイ10の受波器
素子11K で受信された信号はアナログ/デジル変換器
(以後A/D変換器という)12K において、サンプリ
ング周期に基づきデジタル化されると共に離散化され
る。離散化された信号は時間遅延補償器13K に蓄積さ
れる。時間遅延補償器13K では、指向性ビームの主軸
方向を変化させるのに適当な遅延時間と第2の時間遅延
補償器15K が与える遅延時間との和を遅延時間とし、
該時間だけ遅延させたデータを選択し、加算器15に出
力する。加算器15は全受波器素子出力結果を加算す
る。第2の時間遅延補償器15K の遅延時間は、時間遅
延したデータに含まれる誤差を均等にするためのもので
ある。
【0023】次に、時間遅延補償の方法につい説明す
る。図2及び図3は本発明の時間遅延補償の概念図であ
る。図2において、指向性ビームの主軸方向を図の符号
20の矢印の方向とするには、一点鎖線上の受波器素子
11のデータを用いる。該受波器素子11のデータは、
前記時間遅延補償によって補償時間に相当する時間さか
のぼったデータを選択することによって行う。
【0024】本発明の時間遅延補償においては、第1の
補償時間t1 と第2の補償時間t2の二つの補償時間を
用いるものであり、時間遅延補償15K において補償す
べき時間は次式(2)によって求められる。 補償時間t=第1の補償時間t1 +第2の補償時間t2 …(2) 第2の補償時間t2 を加算することによって各時間補償
データに含まれる誤差の比率が均等になり、結果として
指向性利得が均等になる。
【0025】始めに、第1の補償時間t1 について説明
する。第1の補償時間t1 は前記従来の補償時間tと同
様である。図7は指向性ビームの主軸方向と補償時間と
の関係図である。図において、Lは受波器アレイ10の
受波器素子111 と受波器素子11K との距離、tは補
償時間、sは音速である。指向性ビームの主軸方向に対
して擬似的に直交する受波器アレイ10の素子の列は一
点鎖線によって示されており、該一点鎖線間の距離に相
当する時間が第1の補償時間t1 となる。
【0026】第1の補償時間t1 は次式(3)によって
表される。 第1の補償時間t1 =L×sinθ/s …(3) ここで、Lは受波器素子1111と11K の距離、θは変
化させようとする指向性ビームの主軸方向であり受波器
アレイに垂直の場合には前記角度θは0度となる。ま
た、sは音速である。
【0027】次に、第2の補償時間t2 について説明す
る。第2の補償時間t2 は図2において破線の矢印によ
って表され、各時刻の受波器素子のデータをそれぞれの
第1の補償時間t1 だけ時間遅延したものにさらに第2
の補償時間t2 時間だけ遅延して時刻T0 におけるデー
タに揃えるものである。
【0028】各受波器素子のデータは前記した従来の時
間遅延補償で説明したように、選択するデータは指向性
ビームの主軸方向の方向に応じて時間遅延補償を行う
が、該遅延時間によってデータに加わる誤差の程度は、
サンプリング時刻に該データが有るか否かによって異な
る。本発明の第2の補償時間t2 は、前記第1の補償時
間t1 にさらに一定の遅延時間を追加することによっ
て、前記第1の補償時間t 1 のみの遅延時間ではサンプ
リング時刻に存在しているデータをずらして、選択する
データがサンプリング時刻に存在しないようにするもの
である。 図3において、サンプリング時刻のデータは
それぞれD-1、D-2であるのに対して、選択するデータ
はサンプリング時刻に存在しないD-1´、D-2´であ
る。そして、それぞれのデータD-1´、D-2´の第1の
補償時間はt11とt12であり、第2の補償時間はt2
ある。図3及び図9によって、本発明の時間遅延補償と
従来の時間遅延補償とを比較する。本発明のデータD-2
に対応する従来のデータは、サンプリング時刻に存在し
ており補償時間t12による時間補償による誤差は0であ
る。一方、本発明のデータD-2はサンプリング時刻に存
在しておらず補償時間t12及び第2の補償時間t2 によ
る時間補償による誤差は0とならず、ある誤差を有する
ことになる。
【0029】前記第2の時間遅延補償器15において設
定される第2の補償時間t2 は、時間遅延補償器13に
おいて設定される補償時間t1Kとの和の補償時間tが現
在時刻となるように設定される。また、補償時間t1K
指向性ビームの主軸方向に応じて設定され、第2の補償
時間t2 は任意に設定する時間間隔とすることができ
る。時間遅延補償器13は前記補償時間t1Kと第2の補
償時間t2 の和の補償時間tを演算し、該補償時間tと
現在時刻とから選択するデータのデータの時刻を演算す
る。さらに該データの時刻とサンプルデータの時刻との
関係及びサンプルデータから、選択するデータの時刻に
おけるデータ値を補間等に手段によって求める。
【0030】あるいは、第2の補償時間t2 を補償時間
1Kとサンプルデータの時刻との関係から設定すること
もできる。この場合には、第2の補償時間t2 を指向性
ビームの主軸方向に応じて設定された補償時間t1Kによ
るデータの時刻がサンプルデータの時刻と一致しないよ
うに設定することもできる。また、遅延時間補償による
選択データに含まれる誤差の割合を演算し、該誤差の割
合が均等となるように第2の補償時間t2 を設定するこ
ともできる。
【0031】したがって、本発明の時間遅延補償によれ
ば、選択されたデータは全て時間遅延補償後においてそ
のデータの中に誤差を有して、全く誤差を有しないデー
タを除くことができ、時間遅延したデータに含まれる誤
差を均等化することができる。データに含まれる誤差の
前記均等化によって、従来必要であった指向性の特性の
均等化のための利得補正の必要がない。
【0032】図1における第2の時間遅延補償器は、必
ずしも各受波器素子ごとに必要ではなく、全受波器素子
に対して1つだけであってもよい。また、前記実施例に
おいては、第2の補償時間を第2の時間遅延補償器15
によって行なっているが、各時間遅延補償器13の補償
時間に含めてもよい。前記の場合には、前記時間遅延補
償器13による時間遅延補償の中に第2の補償時間を含
める場合における補償すべき補償時間は前記式(3)に
よって求められる。時間遅延補償は、前記補償時間に相
当する時間さかのぼったデータを前記時間遅延補償器1
K に蓄積しておいたデータから選択して加算器14に
出力することによって行う。
【0033】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0034】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、目標音源からの信号を受波器アレイで受信し、
該受波器アレイの出力信号に対して時間遅延補償を与え
ることによって指向性ビームの主軸方向を変化させるビ
ームフォーマにおいて、 (1)遅延時間を変化できる第2の時間遅延補償器を設
け、時間遅延補償データの遅延時間を変化させることに
よって、時間遅延補償データに含まれる誤差を均等に
し、各々の指向性ビームの指向性利得の差異を低減する
ことができる。 (2)前記指向性ビームの指向性利得の均等化によっ
て、特定の指向性ビームの指向性の指向性利得だけが良
くなることがなくなり、指向性ビームの指向性利得の均
等化のための利得補正の必要性がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の時間遅延補償の概念図である。
【図3】本発明の時間遅延補償の概念図である。
【図4】受波器アレイと指向性との関係図である。
【図5】受波器アレイと指向性との関係図である。
【図6】従来のビームフォーマの一構成例を示すブロッ
ク図である。
【図7】指向性ビームの主軸方向と補償時間との関係図
である。
【図8】従来の時間遅延補償の概念図である。
【図9】従来の時間遅延補償の概念図である。
【符号の説明】
10 受波器アレイ 111 ,112 ,〜11K ,〜11N 受波器素子 121 ,122 ,〜12K ,〜12N A/D変換器 131 ,132 ,〜13K ,〜13N 時間遅延補償器 14 加算器 151 ,152 ,〜15K ,〜15N 時間遅延補償器 20 指向性ビームの主軸方向 L 受波器素子間距離 O 音源 s 音速 t 補償時間 t11 補償時間1 t12 補償時間2 t2 第2の補償時間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)受波器アレイを構成する複数個の
    受波器素子と、(b)前記受波器素子の出力をサンプリ
    ングする手段と、(c)前記サンプリング手段の出力に
    時間遅延補償を行う時間遅延補償器とからなり、(d)
    前記遅延時間は変更可能であることを特徴とするビーム
    フォ−マ。
  2. 【請求項2】 前記遅延時間の変更は第2の時間遅延補
    償器によって行う請求項1記載のビームフォ−マ。
  3. 【請求項3】 前記遅延時間の変更は前記時間遅延補償
    器によって行う請求項1記載のビームフォ−マ。
  4. 【請求項4】 前記第2の時間遅延補償器は前記複数個
    の受波器素子ごとに設けられる請求項2記載のビームフ
    ォ−マ。
  5. 【請求項5】 前記第2の時間遅延補償器は前記複数個
    の受波器素子に対して1個である請求項2記載のビーム
    フォ−マ。
JP14786192A 1992-06-09 1992-06-09 ビームフォーマ Withdrawn JPH05341029A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14786192A JPH05341029A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 ビームフォーマ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14786192A JPH05341029A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 ビームフォーマ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05341029A true JPH05341029A (ja) 1993-12-24

Family

ID=15439912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14786192A Withdrawn JPH05341029A (ja) 1992-06-09 1992-06-09 ビームフォーマ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05341029A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6023514A (en) System and method for factoring a merged wave field into independent components
KR20100005349A (ko) 신호원 방향 추적 장치 및 방법
JPH05341029A (ja) ビームフォーマ
US6310832B1 (en) Interpolated beamforming tracker
US5392257A (en) Sonar receiver with improved time varied gain correction
JP2877991B2 (ja) モノパルス方式レーダ測角器
JP2808733B2 (ja) 測角装置
JP2886330B2 (ja) 信号方位測定装置
JPH0211166B2 (ja)
EP4312387A2 (en) Multi-channel multi-phase digital beamforming method and apparatus
JPH0466578B2 (ja)
JPS58103675A (ja) 探知電波到来方位検出装置
JP2632846B2 (ja) フエーズドアレイソーナ
JPH05203715A (ja) 目標信号到来方位測定方式
JP3128384B2 (ja) 3次元整相方法
JPH095416A (ja) 方位探知装置
JP2573473B2 (ja) パッシブレンジング装置
JPS58198773A (ja) パツシブ受信装置
CN116545487A (zh) 一种延时与相位补偿的波束形成方法及系统
JPH11237461A (ja) ソーナ装置
JP2000230973A (ja) 面アレイマルチチャンネル適合整相方法及び装置
JPH0465994B2 (ja)
JPH0360393B2 (ja)
JPS63144276A (ja) パッシブソーナーの信号処理装置
CN112213602A (zh) 一种改进的波束形成多远十字阵定位方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831