JP2632846B2 - フエーズドアレイソーナ - Google Patents

フエーズドアレイソーナ

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JP2632846B2
JP2632846B2 JP62107066A JP10706687A JP2632846B2 JP 2632846 B2 JP2632846 B2 JP 2632846B2 JP 62107066 A JP62107066 A JP 62107066A JP 10706687 A JP10706687 A JP 10706687A JP 2632846 B2 JP2632846 B2 JP 2632846B2
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康人 竹内
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GE Yokogawa Medical System Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフェーズドアレイソーナに関する。
(従来の技術) フェーズドアレイ方式の医用超音波イメージング装置
においては、各エレメントの受波信号を各々少しずつ異
なる遅延時間を付与する形にて集合加算点に導く必要が
あることから、1本の長大な或いは区間分けされた適度
の長さの多数の、ディレイラインを用い、その加入タッ
プの切換え乃至は個々のつなぎかえにより方位角毎にデ
ィレイマップを設定する作業を行っている。従来この種
のフェーズドアレイ装置の受波ビームフォーマは、上記
の如き作業をその都度1本の受波音線(ビーム)を位相
(若しくは遅延)合成するために1式の可変ディレイ回
路装置を用いていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかるに最近スキャンレートを増大させるために同時
に多方向からの受波を行いたい用途が増大している。例
えばMTI(moving target indication)方式の医用超音
波イメージング(所謂フローマッピングのたぐい)を行
おうとすると、固定反射(クラッタ)を消去するための
ディレイラインキャンセラ乃至2次元MTIフィルタとし
ては同一音線に多数回送受信せればならず、それを行っ
た上で全体のデータレート(フレームレート)を落とさ
ぬためにはMTIの次数に見合うだけの同時多音線受信、
即ち、マルチビーム受信を行わざるを得ない。従来方式
でもってマルチビーム受信を行おうとすると、多重化度
の数だけの同規模のビームフォーマを必要とし、頗る不
経済である。本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、簡易な構成でマルチビーム
受信を行うフェーズドアレイソーナを提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するために、本発明のフェーズドア
レイソーナは、アレイを分割することにより1つのサブ
アレイが複数のエレメントにより構成される複数のサブ
アレイと、該サブアレイの各々の出力信号を入力して粗
調のために第1次のビームフォーミングを行う複数の1
次ビームフォーマと、全体としてダイナミックフォーカ
スを行うように該1次ビームフォーマの出力信号を可変
遅延する複数の可変遅延手段と、複数の該可変遅延手段
の出力信号を入力して主方位角の偏向のために第2次の
ビームフォーミングを行う複数の2次ビームフォーマ
と、該2次ビームフォーマの各々の出力信号を入力して
マルチビームを生成するビームスプリッタとを備えたこ
とを特徴とする。
(作用) アレイ全体を複数個のサブアレイに分割し、先ず各サ
ブアレイに対して第1次ビームフォーミングを行い、次
に、第1次ビームフォーミングを行った結果に対して第
2次ビームフォーミングを行う。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の原理ブロック図である。図におい
て、11〜1m(mは整数)はn個(nは整数でn>m)の
エレメントを複数個(ここでは4個)の単位で分割した
サブアレイ、21〜2mはそれぞれ対応するサブアレイの受
信信号に対して第1次のビームフォーミングを行う1次
ビームフォーマである。3は各1次ビームフォーマ21〜
2mの出力を受けて全体の受信信号に対する第2次ビーム
フォーミングを行う2次ビームフォーマである。そし
て、該2次ビームフォーマ3から出力された信号は、後
段の処理回路(図示せず)に送られる。1次ビームフォ
ーマ21〜2mには粗設定のための信号が入り、2次ビーム
フォーマ3には粗設定用と微小偏向用の信号が入ってい
る。このように構成された回路の動作を説明すれば、以
下の通りである。
図では、n個のエレメントをm個のサブアレイに分割
しているが、サブアレイの概念について説明する。ビー
ムフォーマ(ディレイマップ)を多段構成とする場合、
最初に何個かのエレメントをまとめて整相し、受波の場
合、その出力を次に又何個がまとめて整相するというよ
うな操作を行わせる。この時、最初にまとめられる1群
のエレメントをサブアレイという。例えば、n=64のエ
レメントを4個のエレメント毎に分割するとサブアレイ
の数mはm=16となる。2次ビームフォーマ3は16個の
サブアレイの出力を受けることになる。
このような取扱いは、広くアレイプロセシングにおい
て見られる。これを音響学的に考えると、サブアレイ11
〜1mが“電子的に回転させられる”と考えることができ
る。つまり、第1図に示す構成は、第2図に示すように
サブアレイ11〜1mに等価な回転しうる大きなエレメント
41〜4mを具備した音響学的に等価に考えることができ
る。つまり、ある方向(図の各θ)を設定したならば、
この1つの(各々の)サブアレイが成す指向性の鋭さの
許す範囲内(図のΔθ)では、サブアレイの指向性(1
次ビームフォーマのセッティング)を変えないで、後段
の2次ビームフォーマ3のみで音線の方向づけ乃至その
修正ができる。そこで、1次ビームフォーマ21〜2mに
は、例えば左30゜,正面,右30゜という程度の粗い選択
をさせるだけでよく、又、この程度の選択はエレメント
間に位相(乃至遅延)の差をつけるか否かによりコント
ロールできる。従って、この選択のためのスイッチを簡
単に実現することができる。
第3図は、各サブアレイが2エレメントで構成されて
いる場合における1次ビームフォーマの構成例を示す図
である。図において、ELn,ELn+1はエレメント、Lnはコ
イル,Sn,Sn+1はスイッチである。ELn,ELn+1とでサブア
レイを構成している。そして、コイルLnとエレメントEL
n,ELn+1はエレメントの静電容量によりπ回路を構成し
ている。
ここで、スイッチSn,Sn+1のオンオフを第4図に示す
ように決めることにより第3図に示すような正面,右,
左の選択を行わせることができる。ここでは、π回路の
区間数が極めて小さいので反射は問題とならず、位相回
転のみとして扱うことができる。ここで、スイッチSn,S
n+1としては例えばDMOSの高耐圧マルチプレクサを用い
ることができる。尚、図中の×印は存在しないことを示
している。
第5図は本発明の他の実施例を示す構成ブロック図で
ある。図に示す実施例はT/R実装チャネル数256回線で1
段〜4段の4段構成の多段ビームフォーミングを行って
いる。エレメントは、ここでは2エレメントで1サブア
レイとなるようにグループ化している。従って、サブア
レイは合計A1〜A128の128個存在する。P1〜P128は1段
目を構成するプリフェーザである。D1〜D128はそれぞれ
対応する前段のプリフェーザ出力を受けるバリキャップ
式可変ディレイで2段目を構成している。これらバリキ
ャップ式可変ディレイD1〜D128には、例えばD/A変換器
とスプラインを介してコントロール信号が与えられ、40
0nS〜2μSの間で連続可変できるようになっている。
MD1〜MD8はそれぞれ2段目からの信号を受ける主ディ
レイサムで3段目を構成している。これら主ディレイサ
ムにおいて、1グループ16回線として1つの主ディレイ
サムが16回線を担当している。これら主ディレイサムMD
1〜MD8は、それぞれが各1本のディレイと加入点選択ス
イッチより構成されている。そして、ディレイ全長で10
μS程度の遅れ時間を尽ることができ、きざみステップ
としては640nS程度である。Bは各主ディレイサムMD1〜
MD8の出力を受けて隣り合うマルチビームを出力するビ
ームスプリッタで4段目を構成している。そして、該ビ
ームスプリッタの各出力(マルチビーム受波出力)は後
段の処理回路(例えば対数変換回路,ドップラプロセッ
サ等)に送らせる。
このように構成された装置において、1段目のプリフ
ェーザP1〜P128は、サブアレイA1〜A128の受波ビームの
粗設定を行い1次ビームフォーマを構成している。プリ
フェーザP1〜P128出力は、各回線の位相分布のずれを修
正するためのバリキャップ式可変ディレイD1〜D128にそ
れぞれ入って位相のずれが修正される。位相のずれが修
正されたビームは、1グループ16回線にグループ化され
た後、続く主ディレイサム(2次ビームフォーマ)MD1
〜MD8に入って、主方位角(音線群の中の中心線)の設
定がなされる。主方位角が設定されたビームは、続くビ
ームスプリッタBに入って、該ビームスプリッタBから
マルチビームとして出力される。
尚、1次ビームフォーマにおいては、各サブアレイの
指向性と音線を大略目的とする焦点を通過するように構
成される。
又、1次,2次ビームフォーマにおいて大略同じで若干
異なる焦点を設定するようにする。具体的には、度の強
い凸レンズの前後に、度の弱い凹レンズを着脱させて焦
点を変えることで実現することができる。
又、上述説明では、1次ビームフォーマを探触子(サ
ブアレイを組合せたもの)とは別個に設けた場合を例に
とったが、1次ビームフォーマを探触子内に収容するよ
うにしてもよい。このようにすると、そうしない場合よ
りケーブルの回線数を著しく減らすことができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、簡易な
構成でマルチビーム受信を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、第2図は第1図の音
響学的等価構成を示す図、第3図はサブアレイの構成例
を示す図、第4図はスイッチのオンオフ状態による回転
方向を示す図、第5図は本発明の実施例を示す図であ
る。 11〜1m,A1〜A128……サブアレイ 21〜2m……1次ビームフォーマ 3,31〜3l……2次ビームフォーマ 41〜4m,ELn,ELn+1……エレメント P1〜P128……プリフェーザ D1〜D128……バリキャップ式可変ディレイ MD1〜MD8……主ディレイサム B……ビームスプリッタ Ln……コイル,Sn,Sn+1……スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アレイを分割することにより1つのサブア
    レイが複数のエレメントにより構成される複数のサブア
    レイと、 該サブアレイの各々の出力信号を入力して粗調のために
    第1次のビームフォーミングを行う複数の1次ビームフ
    ォーマと、 全体としてダイナミックフォーカスを行うように該1次
    ビームフォーマの出力信号を可変遅延する複数の可変遅
    延手段と、 複数の該可変遅延手段の出力信号を入力して主方位角の
    偏向のために第2次のビームフォーミングを行う複数の
    2次ビームフォーマと、 該2次ビームフォーマの各々の出力信号を入力してマル
    チビームを生成するビームスプリッタとを備えたことを
    特徴とするフェーズドアレイソーナ。
JP62107066A 1987-04-30 1987-04-30 フエーズドアレイソーナ Expired - Fee Related JP2632846B2 (ja)

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