JP2808724B2 - 感震装置 - Google Patents

感震装置

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JP2808724B2 JP24595589A JP24595589A JP2808724B2 JP 2808724 B2 JP2808724 B2 JP 2808724B2 JP 24595589 A JP24595589 A JP 24595589A JP 24595589 A JP24595589 A JP 24595589A JP 2808724 B2 JP2808724 B2 JP 2808724B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <発明の分野> この発明は、たとえばストーブ等の自立形の器具に取
り付けられて地震などの振動を感知した際に信号を出力
する感震装置に関するものである。
<従来技術> 従来、この種の感震装置として第6図に示すものがあ
る。
このものは、保護ケース101の下部に押しボタン102を
取り付け、この押しボタン102を押し込んで感震器103の
感震ケース104に当て、内部の鋼球105を移動させて、そ
の動作を確認していた。
上述のものは、押しボタン102をもつた機構を構成す
るバネ106、ギヤツプ107、ストツパー108等の部品が必
要であり、構造組立が複雑かつ面倒で、部品点数も多い
課題があつた。
しかも、保護ケース101の設置時の傾き方向によつて
は、押しボタン102を押しても感震ケース104が振り子状
に動くため、内部の鋼球105が安定して移動せず、感震
器103の作動確認が充分にできないという課題があつ
た。
<発明の目的> この発明は、上記課題を解決するためになされたもの
で、構造組立が簡単で、部品点数が少なくてすみ、しか
も感震ケースが傾いた状態においても安定した動作確認
が可能な感震装置を提供することを目的とする。
<発明の構成と効果> この発明による感震装置は、自動水平機構を有する感
震器を保護ケースに内蔵し、上記感震器の感震ケース内
の鋼球を保護ケースの外部から磁気的に移動させる手段
を設けたものである。
この発明によれば、磁石の磁力により感震ケース内の
鋼球を移動させて、その動作確認を行なうことができる
ので、部品点数が少なくてすみ、部品組み合せ部分が少
ないため、組立時の工数低減ともなる。
しかも、感震ケースが傾いた状態においても安定した
動作確認ができる。
<実施例の説明> 以下、この発明の一実施例を図面にしたがつて説明す
る。
第1図はこの発明に係る感震装置の一例を示す一部縦
断正面図、第2図は正面図、第3図は平面図である。
同図において、1は半透明の合成樹脂製の保護ケース
であり、この保護ケース1の上面には凹形円錐面2が形
成され、凹形円錐面2上に球3を配し、上面には透明の
カバー4が取り付けられている。
上記透明のカバー4は、第3図にも示すように円形
で、その両側に耳部5を有し、この耳部5に形成した孔
6を保護ケース1上面の突起7に圧入係合している。
上記保護ケース1の前面には磁石用の透孔8が形成さ
れ、この透孔8にキヤツプ9が係合されている。
上記キヤツプ9は、第2図および第3図に示すように
紐10により止体11側と一体に形成されており、止体11は
保護ケース1の前面に止着され、キヤツプ9の他側に設
けた舌片12でキヤツプ9を磁石用透孔8に着脱可能に構
成されている。
上記保護ケース1の背面両側には取付孔13を有する取
付板14が一体に形成されている。
21は上記保護ケース1内に配設された感震ケースであ
り、たとえば有底筒形のケース本体22と、このケース本
体22の開口端部にプランジヤホルダ23を介して固定さえ
た絶縁台24とからなる。
上記感震ケース21の底壁部内面は、略円錐凹状の球体
受面25として構成されており、この球体受面25には、球
体の一例としての鋼球26が360゜の全方向において転動
可能に支承されている。
27は上記絶縁台24に取り付けられた吊り下げ軸体であ
り、その上端は自動水平機構を有する感震器28に取り付
けられている。
30は上記プランジヤホルダ23に上下動可能に保持され
て上記鋼球26の転がり移動により駆動されるプランジヤ
であり、鋼球26に当接される凹形下面31が形成されてい
る。
32は上記絶縁台24に支持されて上記プランジヤ30で駆
動される可動接触片、33は上記絶縁台24に固定された固
定接触片であり、上記可動接触片32に接離される固定接
点34が突出されている。
上記可動接触片32、固定接触片33および固定接点34等
によりスイツチ部35を構成している。
上記可動接触片32は、電気的に接続された第1のスイ
ツチ端子であり、リード線36を介して図示しない一方の
外部端子に電気的に接続されている。
上記固定接触片33は、外端側に連成された第2のスイ
ツチ端子であり、リード線37を介して他方の外部端子に
電気的に接続されている。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
この感震装置は、ストーブ等の器具に保護ケース1の
取付板14により取り付けられる。
この取り付けに際して、設置作業者は保護ケース1の
凹形円錐面2の中央に球3が位置していることを確認し
て取り付けることにより、保護ケース1を水平に取り付
けることができるので、設置作業が極めて簡単で迅速に
行なうことができる。
保護ケース1を水平に取り付けた中立状態において
は、鋼球26は感震ケース21における略円錐凹状の球体受
面25の中心部に静止し、プランジヤ30の軸心と鋼球26の
球心とは、同一垂直線上に位置している。すなわち、プ
ランジヤ30が下降位置で、可動接触片32は自由位置にあ
り、スイツチ部35は開放状態である。
上記中立状態において、器具に地震等の振動が加わる
と、保護ケース1および感震ケース21が振動するが、こ
の時、鋼球26を支承する球体受面25が略円錐凹状である
から、感震ケース21の振動が少ない。
この鋼球26が中立状態から振動により球体受面25を転
がり移動してもプランジヤ30を上昇させない転動範囲が
非動作領域であり、これは上記球体受皿25の傾斜角度で
任意に設定される。
上記振動が所定以上になり、鋼球26が上記球体受面25
を所定位置まで転がり、移動すると、プランジヤ30が鋼
球26で押し上げられるため、可動接触片32が変位して固
定接点34に接触し、スイツチ部35が閉成され、上記振動
が検出される。
この振動による検出が確実に行なわれるかどうかを、
感震装置をストーブ等の器具に取り付けた際に行なう必
要がある。
この場合、保護ケース1に設けた磁石挿入用の透孔8
に棒状磁石15を差し込んで、鋼球26を吸引させることに
より、極めて簡単に動作確認ができ、しかもこの動作確
認は感震ケース21が傾いた状態においても行なうことが
できる。
第4図および第5図はこの発明の要部の変形構造を示
すものである。
第4図のものは保護ケース1の磁石挿入用の透孔8の
周囲に、外周にネジ41を設けた環体42を形成し、内周に
ネジを設けた有底環状キヤツプ90を上記環体に着脱可能
に構成したものであり、その他の点は第1〜3図と同様
なので省略する。
第5図のものは保護ケース1の磁石挿入用の透孔に透
磁板43を取り付けたもので、この透磁板43に磁石15を当
てて鋼球26を吸引させるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による感震装置の一例を示す一部縦断
正面図、第2図は正面図、第3図は平面図、第4図およ
び第5図は要部の変形構造を示す簡略斜視図、第6図は
従来の感震装置の縦断正面図である。 1……保護ケース、8……磁気透過窓、21……感震ケー
ス、26……鋼球、28……感震器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動水平機構を有する感震器を保護ケース
    に内蔵し、上記感震器の感震ケース内の鋼球を磁気的に
    移動させる磁石と、上記保護ケースに形成されかつ上記
    磁石からの磁力を保護ケースの外部から上記鋼球に付勢
    する磁気透過窓とを具備したことを特徴とする感震装
    置。
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