JPH0237096Y2 - - Google Patents

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JPH0237096Y2
JPH0237096Y2 JP16887283U JP16887283U JPH0237096Y2 JP H0237096 Y2 JPH0237096 Y2 JP H0237096Y2 JP 16887283 U JP16887283 U JP 16887283U JP 16887283 U JP16887283 U JP 16887283U JP H0237096 Y2 JPH0237096 Y2 JP H0237096Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、警戒区域にワイヤを張り、侵入者が
ワイヤを引くことによつて警報を発するようにし
た張力検出型警戒装置に関する。
〔従来技術〕
従来の張力検出型警戒装置は、例えば第1図に
示した如く、一端を固定されたワイヤ3と、ワイ
ヤ3の他端に固定された可動素子、例えばマグネ
ツト1と、ワイヤ3に所定の張力を与えるように
前記可動素子であるマグネツト1を付勢する第1
のスプリング2と、前記可動素子であるマグネツ
ト1が検出素子4自身に対して、第1のスプリン
グ2の付勢方向(図の左方向)と逆方向に、所定
距離だけ移動したことを検出して、一対の出力信
号線6に警報装置(図示せず)を駆動する警報信
号を与える検出素子、例えばリードスイツチ4と
を備えたものである。マグネツト1と、第1のス
プリング2と、リードスイツチ4とは、検出部ケ
ース5内に設けられている。
第1図はワイヤ3に侵入者による引張り力が加
わつていない状態を示しており、マグネツト1は
リードスイツチ4の上にあり、マグネツト1の磁
気によりリードスイツチ4の接点が互に接触して
おり、一対の出力信号線6は導通している。この
状態では上述した警報装置は警報を発していな
い。
第1図の状態において、ワイヤ3に侵入者によ
る引張り力が加わると、ワイヤ3が図面右方向に
引かれることによつてマグネツト1は右方向への
ワイヤ3の引張り力とスプリング2の強さとで定
まる距離だけ右方向に移動し、マグネツト1とリ
ードスイツチ4とによつて定まる所定距離以上リ
ードスイツチ4から離れると、リードスイツチ4
の接点が離れ、一対の出力信号線6は解放とな
る。上記警報装置は一対の出力信号線6が解放と
なつたことによつて警報を発する。即ち、この場
合、上記警報装置を駆動する警報信号は一対の出
力信号線6の解放状態に対応する。
第1図の張力検出型警戒装置を屋外で使用する
場合、検出部ケース5は屋外に配置される。第1
図の張力検出型警戒装置では、検出部ケース5が
固定され、検出部ケース5内部に可動素子1等の
可動部があり、ワイヤ3が検出部ケース5内外を
移動する構造であるため、検出部ケースを防水構
造にすることが困難で、水やその氷結により信頼
性が低下するという欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、検出部が内蔵されるケースを
防水構造にするのに適する高信頼性の張力検出型
警戒装置を提供することにある。
〔考案の構成〕
本考案によれば、ケース内に内蔵され、傾斜を
検出して、一対の接点間が開となる傾斜検出部
と、該ケースを、該ケースの上方もしくは下方の
支点を中心として、振り子状に運動可能な状態に
支持する支持手段と、該ケースに外力が加わらな
い状態で該ケースを前記支点の下方もしくは上方
に位置させる弾性体とを有し、前記傾斜検出部の
各接点より前記ケースの外部に引き出されたワイ
ヤに引張り力が加わつたときに前記ケースが傾斜
し、前記傾斜検出部の前記接点間が開となつて警
報信号が出力されることを特徴とする張力検出型
警戒装置が得られる。
〔実施例〕
次に本考案の実施例について図面を参照して説
明する。
第2図を参照すると、本考案の一実施例による
張力検出型警戒装置は、支点Aをフエンス等の柱
等に固定される。そして、ケース5内に内蔵さ
れ、傾斜を検出して、一対の接点間が開となる傾
斜検出部を有している。更に、この張力検出型警
戒装置は、ケース5を、ケース5の上方の支点A
を中心として、振り子状に運動可能な状態に支持
する支持手段の機能と、ケース5に外力が加わら
ない状態でケース5を前記支点Aの下方に位置さ
せる弾性体の機能とを兼ねている板ばね7を有し
ている。この弾性体は、ワイヤ3に鳥がとまつた
時やワイヤ3に風による力が加わつた時などのワ
イヤ3により微小な引張り力では、ケース5内の
傾斜検出部を動作させず、ワイヤ3に侵入者によ
つて力が加わつた時のワイヤ3による比較的大き
な引張り力によつて、ケース5内の傾斜検出部を
動作させるようにし、誤報を防ぐためのものであ
る。
前記傾斜検出部の具体例を第3図及び第4図に
示す。第3図の傾斜検出部は、絶縁材料からなる
ケース5内に内蔵されており、金属製のボール8
と、このボール8を受ける一対の金属製ボール受
け部材9とを有している。一対のボール受け部材
9の上面が例えば円弧状に曲つたボール受け面を
形成している。このボール受け面の最もレベルが
低いところには、即ち、一対のボール受け部材9
間には、溝10があり、この溝10や絶縁材料製
のケース5によつてボール受け部材9相互間の絶
縁がとられている。一対のボール受け部材9は一
対の接点をなしており、金属製ボール8が溝10
にはまり込んでいる時には一対の接点間は閉であ
り、各ボール受け部材9よりケース5の外部へ引
き出された金属製のワイヤ3間は閉であり、前述
した警報装置(図示せず)は警報を発しない。
この状態で、ワイヤ3に侵入者による引張り力
が加わつた場合には、ワイヤ3の引張り力が板ば
ね7(第2図)の吸収力を超えるため、ケース5
が傾斜する。この結果、金属製ボール8が溝10
よりはずれるので、両側の金属製ワイヤ3間は開
となる。上記警報装置(図示せず)は両金属製ワ
イヤ3間が解放となつたことによつて警報を発す
る。即ち、この場合、上記警報装置を駆動する警
報信号は傾斜検出部の各接点9より引き出された
金属製ワイヤ3間の開状態(解放状態)に対応す
る。なお、ワイヤ3は、警戒線と警報信号伝達線
とを兼ねている。
次に、第4図の傾斜検出部は、絶縁材料製の卵
の殻形状の外殻11と、この外殻11内に入れら
れた液体の水銀(もちろん金属である)12とを
有している。一対の金属製ワイヤ3の先端にはそ
れぞれ、金属製の接点があり、該一対の接点は外
殻11の底の最もレベルの低い部分から、所定距
離だけ離されて、外殻11の内部空間へ突出して
いる。ワイヤ3に侵入者による引張り力が加わら
ず、絶縁材料製のケース5が実質水平に保たれて
いる時には、一対の金属製ワイヤ3間は水銀12
によつて閉状態に保たれるので、前述した警報装
置(図示せず)は警報を発しない。
この状態で、ワイヤ3に侵入者による引張り力
が加わると、ワイヤ3の引張り力が板ばね7(第
2図)の吸収力を超えるため、ケース5が傾斜す
る。この結果、金属である液状水銀12が一対の
ワイヤ3の先端の一対の接点よりはずれるので、
一対の金属製ワイヤ3間は開となる。上記警報装
置(図示せず)は一対の金属製ワイヤ3間が開と
なつたことによつて警報を発する。即ち、この場
合、上記警報装置を駆動する警報信号はこの傾斜
検出部の一対の接点より引き出された一対の金属
製ワイヤ3間の開状態に対応する。なお、この場
合も、ワイヤ3は、警戒線と警戒信号伝達線とを
兼ねている。
第5図を参照すると、本考案の第2の実施例
は、第2図の実施例における板ばね7の代りにコ
イルばね7′を設けたものであり、この場合も第
2図の場合と同様に動作する。
第6図を参照すると、本考案の第3の実施例
は、ケース5を、ケース5の上方の支点A(この
支点Aも第1図や第4図の場合と同様にフエンス
等の柱等に固定される。)を中心として、振り子
状に運動可能な状態に支持する支持手段と、ワイ
ヤ5に外力が加わらない状態でケース5を前記支
点Aの下方に位置させる弾性体とが、個別に設け
られた例である。即ち、上記支持手段は第6図の
アーム21であり、上記弾性体は第6図のぜんま
いばね22である。アーム21はケース5の上面
に突出して設けられ、アーム21は支点Aに回動
可能に取り付けられている。ぜんまいばね22
は、支点Aとケース5の上面との間に設けられて
おり、ワイヤ3に鳥や風による微小な力が加わつ
た時には、ケース5内の傾斜検出部を動作させ
ず、ワイヤ3に侵入者による比較的大きな力が加
わつた時には、ケース5内の傾斜検出部を動作さ
せるようにし、誤報を防ぐためのものである。ワ
イヤ3は第2図や第5図の場合と同様、警戒線と
警報信号伝達線とを兼ねている。本実施例も第2
図や第5図の実施例と同様に動作する。
以上に本考案の実施例を説明したが、本考案は
該実施例に設計変更を施したものをも含むことは
もちろんである。例えば、傾斜検出部は、第3図
や第4図のものに限定されず、その他の同様な機
能を有するものも使用可能なことはもちろんであ
る。
更に、第2図、第5図及び第6図の張力検出型
警戒装置の上下関係を逆にして使用することもで
きる。これらの場合には、支持手段7,7′,2
1は、ケース5を、ケース5の下方の支点を中心
として、振り子状に運動可能な状態に支持するこ
とになり、弾性体7,7′,22は、ケース5に
外力が加わらない状態でケース5を前記支点の上
方に位置させることになる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の張力検出型警戒
装置によれば、検出部が内蔵されるケースの内外
を、警戒線であるワイヤやその他のものが移動す
ることはなく、従つて該ケースを容易に防水構造
にすることができ、水やその氷結による信頼性の
低下を防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の張力検出型警戒装置を示す断面
図、第2図、第5図及び第6図はそれぞれ本考案
の実施例を示す正面図、第3図及び第4図はそれ
ぞれ本考案に用い得る傾斜検出部を示した断面図
である。 1……マグネツト、2……スプリング、3……
ワイヤ、4……リードスイツチ、5……検出部ケ
ース、6……リードスイツチ4の一対の出力信号
線、7……板ばね、7′……コイルばね、8……
ボール、9……一対のボール受け部材、10……
溝、11……外殻、12……水銀、21……アー
ム、22……ぜんまいばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ケース内に内蔵され、傾斜を検出して、一対
    の接点間が開となる傾斜検出部と、該ケース
    を、該ケースの上方もしくは下方の支点を中心
    として、振り子状に運動可能な状態に支持する
    支持手段と、該ケースに外力が加わらない状態
    で該ケースを前記支点の下方もしくは上方に位
    置させる弾性体とを有し、前記傾斜検出部の各
    接点より前記ケースの外部に引き出されたワイ
    ヤに引張り力が加わつたときに前記ケースが傾
    斜し、前記傾斜検出部の前記接点間が開となつ
    て警報信号が出力されることを特徴とする張力
    検出型警戒装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の張力
    検出型警戒装置において、前記弾性体が前記支
    持手段を兼ねている張力検出型警戒装置。
JP16887283U 1983-10-31 1983-10-31 張力検出型警戒装置 Granted JPS6076485U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16887283U JPS6076485U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 張力検出型警戒装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16887283U JPS6076485U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 張力検出型警戒装置

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Publication Number Publication Date
JPS6076485U JPS6076485U (ja) 1985-05-28
JPH0237096Y2 true JPH0237096Y2 (ja) 1990-10-08

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JP16887283U Granted JPS6076485U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 張力検出型警戒装置

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