JP2808101B2 - 建築用角バタジョイント - Google Patents

建築用角バタジョイント

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JP2808101B2
JP2808101B2 JP8314086A JP31408696A JP2808101B2 JP 2808101 B2 JP2808101 B2 JP 2808101B2 JP 8314086 A JP8314086 A JP 8314086A JP 31408696 A JP31408696 A JP 31408696A JP 2808101 B2 JP2808101 B2 JP 2808101B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハリ、トンネル構
造等の天井隅部分の所定角度部を形成するハンチ部の型
枠を保持する角バタが、接続できるハンチ部の建築用角
バタジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハリ、トンネル構造等の天井隅部
分におけるハンチ部の(一例としては135゜)型枠を
保持する角バタは、各現場のサイズに合わせて指定角度
に溶接構造で製作して使用され、ハンチ部の型枠を支持
する角バタを容易に接続して使用できるものは、提供さ
れてなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来のハンチ部
の型枠を角バタで保持させて施工するとき、その角バタ
材料を溶接構造でハンチ部の角度に合わせて製作する。
【0004】その時、現場で溶接すると作業が煩雑とな
り、また工場で溶接すると容易に運送する事が出来ず、
溶接構造では、現場で大きさなど、寸法の変更が容易に
出来なかった。
【0005】さらに、施工完了後、角バタを解体すると
き、切断など解体時間を要し、コスト高と成り、解体し
た角バタ材料がリサイクル出来ず、廃棄処分しなければ
ならないので廃棄処分費も必要となる。
【0006】加えて、施工用に寸法切りした余りの短い
端材は、使用できず無駄に廃棄処分され、材料費、処分
費と共に無駄なコスト高となっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハリ、トンネ
ル構造等の天井隅部分におけるハンチ部の構成を含む、
型枠を支持する角バタにおいて、溶接することなく、現
場で寸法切りした角バタを組み合わせて簡易に接続し
て、所定形状の角バタを製作する手段を設けることとし
ている。
【0008】このことから、溶接の技術を要することな
く寸法切りして組み合わせることで現場で簡易に製作で
き、完成品の大きな角バタを運送する事無く、よって運
送が容易と成り運送コストを低減する事ができ、寸法変
更等が組み替えるだけで現場で容易にでき、施工時に寸
法切りした余りの短い端材も、各ハンチ部のサイズに合
わせて無駄無く有効利用でき、製作材料の角バタの無駄
を省くと共に施工終了後の、その角バタ材料もリサイク
ル可能であり、施工終了後、解体、取り外しの時間が短
縮出来ると共に材料費、廃棄処分費などの無駄なコスト
を削減し、施工のコストダウンが図れる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の建築用角バタジョイント
は、平面略ブーメラン状に所定角度を持った板状連結体
を夫々対向させ、それぞれの該板状連結体の長寸端の両
側端部から各対向方向に突出片を突出させて補強片部を
形成すると共に板状連結体の両先端側を段付き状に板の
平面幅を狭く形成し、夫々接続部として形成する。また
該板状連結体の所定角度部の略中央で、抜け止め頭部を
有する支持ピンによりそれぞれの板状連結体を摺動可能
に対向支持させ、該支持ピンから等間隔位置の対向する
一方の板状連結体側に夫々雌螺子部を形成し、該対向す
る板状連結体を摺動させるように該雌螺子部にボルトを
螺入している。
【0010】このように構成されているから、特にハン
チ部の型枠を角バタで保持する時、その角バタに角バタ
ジョイントの夫れ夫れ板状連結体の段付き部まで接続部
を嵌入し、そしてポルトを螺入していくと該ボルトが、
対向する一方の板状連結体に当接し、対向する板状連結
体の接続部が角バタ内で広がり、一方、板状連結体は支
持ピンによって広がりを規制されているので、所定量ボ
ルトを螺入することで角バタが接続固定される。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1、図2及び図3において、1は角バタジョイント
で、該角バタジョイント1は、平面略ブーメラン状に所
定角度(一例として135゜で形成されている。)を有
する板状連結体2、2aを夫々対向させ、且つ該板状連
結体2、2aの上下端片の長寸端側を対向方向に夫々若
干折り曲げ、該折り曲げた上下端片を補強片部3、3、
…として形成している。
【0012】また、両先端側端部を夫々接続部4、4、
…として段付き状に細く形成し、後述する角バタ5の板
厚量だけ段付きとして段付き部6、6、…を形成し、該
角バタ5を接続部4、4に嵌入したとき、角バタ5の外
面部と補強片部3、3とが同一レベルとなるように形成
されている。
【0013】そして、図1及び図2に示すように、該板
状連結体2、2aの所定角度の略中央部で、それぞれ抜
け止め頭部7、7を有する支持ピン8が摺動可能に設け
られ、該支持ピン8が該板状連結体2、2aを対向支持
している。
【0014】また、図3に示すように、一方の板状連結
体2の該支持ピン8より夫れ夫れ略等間隔位置で、板状
連結体2の内側に夫れ夫れ雌螺子部9、9を形成し、該
雌螺子部9、9にボルト10、10を螺入している。
【0015】そして、対向する該板状連結体2aの内側
で、凸設状に形成された補強部11、11を設け、該補
強部11、11は上記ボルト10、10の先端が当接
し、該ボルト10、10で板状連結体2、2aを拡張す
る時の補強である。
【0016】なお、図1における12は、板状連結体
2、2aの接続部4、4、…の補強及び変形を防ぐため
の、板状連結体2、2aの内側で、凸設状に形成された
補強部12である。
【0017】しかして、図4に示すように、建築用の角
バタジョイント1に角バタ5を接続する場合、ボルト1
0を戻した状態、つまり緩めた状態で角バタ5の内側に
板状連結体2、2aの接続部4、4を段付き部6、6ま
で嵌入し、ボルト10を螺入して締め込んで行くことに
よって、接続部4、4が角バタ5の内側で矢印C−Cの
外向き方向に広がり、しかし支持ピン8の抜け止め頭部
7、7によって、板状連結体2、2aが規制されると共
にその抜け止め頭部7が支点となり、接続部4、4が広
がることにより固定され、角バタジョイント1に角バタ
5が接続固定される。
【0018】図5に示す施工例において、ハリ、トンネ
ル構造等の天井隅部分における所定角度(一例として1
35゜)のハンチ部14の構成を含む、型枠13、1
3、…(図示は鋼製型枠を表す)で所定形状のハリ、ト
ンネル構造等を形成し、その時、該型枠13、13、…
を保持する角バタ5を、上述した如く、角バタジョイン
ト1で接続して、所定形状に形成された角バタ5で型枠
13、13、…を夫れ夫れ保持すると共に上下及び左右
から支柱15、15で、角バタ5を介して所定形状の型
枠13、13、…を夫々支持固定する。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記構成、作用によって初期
の目的を有効に達成したもので、特に、平面略ブーメラ
ン状に所定角度を持った板状連結体を夫々対向させ、そ
れぞれの該板状連結体の長寸端の両側端部から各対向方
向に突出片を突出させて補強片部を形成すると共に板状
連結体の両先端側を段付き状に板の平面幅を狭く形成
し、夫々接続部として形成する。また該板状連結体の所
定角度部の略中央で、抜け止め頭部を有する支持ピンに
よりそれぞれの板状連結体を摺動可能に対向支持させ、
該支持ピンから等間隔位置の対向する一方の板状連結体
側に夫々雌螺子部を形成し、該対向する板状連結体を摺
動させるように該雌螺子部にボルトを螺入しているの
で、
【0020】従来のように、溶接の技術を要することな
く寸法切りするだけで、現場で角バタを各ハンチ部のサ
イズに合わせて簡易に製作、接続施工出来る。
【0021】また、溶接した完成品を運送するのでな
く、角バタ材料単体を運搬するので、運送が容易と成り
コスト減が図れる。
【0022】さらに、寸法変更等も接続の変更だけで容
易にできるので、図面変更などが生じても容易に対応で
きる。
【0023】加えて、施工時に寸法切りした余りの短い
端材も、各ハンチ部のサイズに合わせて無駄無く使用で
き、施工終了後、解体、取り外し時間も短縮出来、且つ
その角バタ材料もリサイクル可能で材料の有効利用がで
き、よって材料費、廃棄処分費と共に無駄なコストを削
減し、施工のコストダウンが図れ、実用上著大な効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の矢視A−A線端面図である。
【図3】図1の矢視B−B線端面図である。
【図4】接続状態を示す要部の平面図である。
【図5】施工例を示す要部の正面図である。
【符号の説明】
1 角バタジョイント 2、2a、 板状連結体 3 補強片 4 接続部 5 角バタ 6 段付き部 7 抜け止め頭部 8 支持ピン 9 雌螺子部 10 ボルト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面略ブーメラン状に所定角度を持った
    板状連結体を夫々対向させ、それぞれの該板状連結体の
    長寸端の両側端部から各対向方向に突出片を突出させて
    補強片部を形成すると共に板状連結体の両先端側を段付
    き状に板の平面幅を狭く形成し、夫々接続部として形成
    する。また該板状連結体の所定角度部の略中央で、抜け
    止め頭部を有する支持ピンによりそれぞれの板状連結体
    を摺動可能に対向支持させ、該支持ピンから等間隔位置
    の対向する一方の板状連結体側に夫々雌螺子部を形成
    し、該対向する板状連結体を摺動させるように該雌螺子
    部にボルトを螺入したことを特徴とする建築用角バタジ
    ョイント。
JP8314086A 1996-10-21 1996-10-21 建築用角バタジョイント Expired - Lifetime JP2808101B2 (ja)

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JPH09268759A JPH09268759A (ja) 1997-10-14
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