JP2807956B2 - コンクリート入りタイヤの製造方法 - Google Patents

コンクリート入りタイヤの製造方法

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JP2807956B2
JP2807956B2 JP5224035A JP22403593A JP2807956B2 JP 2807956 B2 JP2807956 B2 JP 2807956B2 JP 5224035 A JP5224035 A JP 5224035A JP 22403593 A JP22403593 A JP 22403593A JP 2807956 B2 JP2807956 B2 JP 2807956B2
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陽一 福田
正光 桝本
稔 長池
啓吉 奈須
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CHUO KONKURIITO KOGYO KK
KOKUDO KAIHATSU KONSARUTANTO KK
SHIDAGUMI KK
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CHUO KONKURIITO KOGYO KK
KOKUDO KAIHATSU KONSARUTANTO KK
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    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B19/00Machines or methods for applying the material to surfaces to form a permanent layer thereon
    • B28B19/0023Lining the inner wall of hollow objects, e.g. pipes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Revetment (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設資材として利用す
るためのコンクリート入りタイヤの製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、廃タイヤの利用方法としては、公
園等に埋め込み遊具として利用したり駐車場の車止めな
どの衝撃を緩衝するための部材としての利用方法が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
利用方法においては、廃タイヤをそのままの状態で使用
しているため利用範囲も限られている。そのため膨大な
数の廃タイヤが野積みされ、何ら処理されることもなく
放置されているのが現状であり、そこに発生する公害等
の産業廃棄物処理上の問題は大きな社会問題でもある。
そこで本発明者は廃タイヤの有効な利用方法について鋭
意研究を重ね本発明を開発するに至った。本発明は、従
来の廃タイヤの利用方法の前記のような問題点に鑑み、
建設資材としての利用範囲も広く、且つ産業廃棄物処理
対策の一環となり有るコンクリート入りタイヤの製造方
法を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、コ
ンクリート入りタイヤの製造方法を、タイヤの任意の位
置にコンクリート投入口を穿孔し、この投入口を穿孔し
たタイヤ内側面を洗剤と水により高圧洗浄し、高圧洗浄
したタイヤ内側面全体にコンクリート用接着剤を塗布
し、このコンクリート用接着剤を塗布したタイヤの開口
部を、タイヤの中空部(中央の穴)が残るように型枠で
塞いだ後、前記コンクリート投入口から生コンクリート
を投入し、このタイヤに外部から振動を与え生コンクリ
ートを充填させ、充填させた生コンクリートが凝固した
後、タイヤから前記型枠をはずすことにより構成したも
のである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係るコンクリート入りタイヤの製
造方法を示す一部断面正面図、図2は図1のA−A断面
図、図3は本発明に係るコンクリート入りタイヤの製造
工程図、図4は型枠の斜視図、図5はタイヤ受台の斜視
図である。
【0006】図1、図2及び図3に示すように、まず、
タイヤ1の上部中央にコンクリートを投入するための投
入口1bを穿設する(A)。次いで、タイヤ内側面を洗
剤2と高圧の水流3により洗浄する(B)。これによ
り、タイヤ内側面の汚物や油膜等が取り除かれ、後に投
入するコンクリートのタイヤ内側面への定着を良くする
ことができる。次いで、そのタイヤ内側面全体にコンク
リート用接着剤4を塗布する(C)。そして、タイヤ1
の開口部1aを型枠5により塞ぐ(D)。
【0007】ここで、図1及び図4に示すように、型枠
5は4枚の湾曲させた薄い鉄板5a、5b、5c、5d
を蝶番6a、6b、6c、にて連結して作られており、
鉄板5a及び5dの端部に設けられたストッパー6dを
係合させることによりその直径がタイヤ1の内法の直径
とほぼ等しくなるようにされている。また、型枠5の両
側端には複数の係止片5eが外向き略直角に固着して設
けてあり、タイヤ1の開口部1aを塞いだ後に開口部1
aが横方向に拡張するのを防止できるようにされてい
る。
【0008】次いで、図5に示すように、タイヤ1を投
入口1bを上にした状態でタイヤ受台7に載せ、投入口
1bより生コンクリート8を投入する(E)。このコン
クリート投入作業中にタイヤ1の外部より金槌等で叩
き、タイヤ1に振動を与えることによりタイヤ1の内部
に生コンクリート8を充填させることができる(F)。
そして、投入口1bを切り取ったタイヤのゴム部分で塞
ぎ、タイヤ受台7に積載したままの状態で養生させ充填
したコンクリートが凝固するのを待つ(G)。
【0009】ここで図5に示すように、タイヤ受台7は
複数のタイヤ1を積載できるようにされている。受台7
の底部7aは鉄板を湾曲して略半円筒形に作られてお
り、その側面には開閉自在の蓋部7bが底部7aの曲線
に倣って設けられている。タイヤ受台7の内部には全体
に渡りその長手方向に沿って複数の丸鋼7cが固着して
設けられており、略中央部には同じく長手方向に沿って
タイヤ保持板7dが丸鋼7cの上に重ねて設けられてい
る。このタイヤ保持板7dに生コンクリート8を投入し
充填させた複数のタイヤ1を積載する。そして、蓋部7
bを閉じ、蓋部7bと基台7eに渡って設けられたター
ンバックル7fを締め込むことによりタイヤ1を固定保
持した状態で養生させることができ、凝固後のタイヤ1
の変形を防ぐことができる。また、底部7aとタイヤ保
持板7dとの間に丸鋼7cを設け隙間を設けているの
で、積載したタイヤ1から溢れた生コンクリート8によ
るタイヤ1と底部7aの接着を防ぐことができるように
されている。
【0010】最後にコンクリートが凝固したタイヤから
前記型枠5をはずすとコンクリート入りタイヤ9ができ
あがる。尚、上記製造方法に限らず、上記工程に倣って
タイヤ1内部に砂や砂利等を予め投入した後にセメント
ミルクを投入し充填させるようにするものでもよい。
【0011】次に本発明に係るコンクリート入りタイヤ
の使用方法について説明する。本発明に係るコンクリー
ト入りタイヤは、建設資材として数多くの分野において
の利用方法が考えられる、以下、在来工法との比較をし
ながらその利用方法と効果について述べる。 (イ)軟弱地盤に利用する方法 構造物の基礎地盤として、強度が小さく支持力の不十分
な地盤や圧縮性が大きいため構造物に大きな沈下を生じ
る地盤において、従来構造物下部の軟弱層を掘削し、良
質土で置き換える工法が行なわれている。そこで、この
良質土の替わりにコンクリート入りタイヤを使用するこ
とができる。 (ロ)支柱基礎として利用する方法 従来、支柱基礎工事は、支柱位置及びその周辺の掘削
後、支柱を囲んでコンクリート打設のための仮枠を組
み、コンクリートを充填し、コンクリートが凝固した
後、前記仮枠を撤去する方法により行われている。しか
しながら、本発明に係るコンクリート入りタイヤを使用
する方法によれば支柱を埋設するための穴を前記コンク
リート入りタイヤの直径に合わせて掘削し、数個のコン
クリート入りタイヤを横向き重ねて埋設しておくことに
より従来のように仮枠を組む必要がなく、コンクリート
入りタイヤの埋設の直後に支柱を固定するためのコンク
リートの打設を行うことができる。そのため作業の時間
短縮が行え作業効率を増すことができる。また更に、簡
単に施工できるため熟練した作業者でなくとも充分に施
工することができる。 (ハ)土留工に利用する方法 傾斜面や盛り土による法面の安定と崩壊防止のために行
われる土留工事において、従来、現場にて直接コンクリ
ートを打設する方法やコンクリートブロックを積み上げ
て施工する方法が採られている。このコンクリートブロ
ックの替わりにコンクリート入りタイヤを使用すること
ができる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明ではコンクリート
入りタイヤの製造方法を構成したので、タイヤの内部に
生コンクリートを充填させることができると共に、凝固
後のタイヤの変形を防ぐことができ均一なコンクリート
入りタイヤを製造することができるという優れた効果が
ある。また本発明の方法により製造されたコンクリート
入りタイヤは、廃タイヤを建設資材として多くの分野に
利用できるという優れた効果を有し且つ産業廃棄物処理
対策の一環となり有るという優れた効果がある。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンクリート入りタイヤの製造方
法を示す一部断面正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明に係るコンクリート入りタイヤの製造工
程図である。
【図4】型枠の斜視図である。
【図5】タイヤ受台の斜視図である。
【符号の説明】
1 タイヤ 1a 開口部 1b 投入口 2 洗剤 3 高圧の水流 4 コンクリート用接着剤 5 型枠 7 タイヤ受台 8 生コンクリート 9 コンクリート入りタイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 陽一 宮崎県宮崎郡田野町乙7255番地5 (72)発明者 桝本 正光 宮崎県宮崎市霧島4丁目26番1号 (72)発明者 長池 稔 宮崎県東諸県郡国富町大字竹田71番地 (72)発明者 奈須 啓吉 宮崎県宮崎市月見ヶ丘7丁目14番22号 (56)参考文献 特開 昭51−89522(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B28B 1/16 B28B 7/16 B28B 7/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の工程からなることを特徴とするコンク
    リート入りタイヤの製造方法。 (1)タイヤの任意の位置にコンクリート投入口を穿孔
    する工程、 (2)コンクリート投入口を穿孔したタイヤ内側面を洗
    剤と水により高圧洗浄する工程、 (3)高圧洗浄したタイヤ内側面全体にコンクリート用
    接着剤を塗布する工程、 (4)コンクリート用接着剤を塗布したタイヤの開口部
    、タイヤの中空部(中央の穴)が残るように型枠で塞
    ぐ工程、 (5)開口部を型枠で塞いだタイヤの前記コンクリート
    投入口から生コンクリートを投入する工程、 (6)生コンクリートを投入したタイヤに外部から振動
    を与え生コンクリートを充填させる工程、 (7)充填させた生コンクリートを凝固させる工程、 (8)充填させた生コンクリートが凝固したタイヤから
    前記型枠をはずす工程。
  2. 【請求項2】次の工程からなることを特徴とするコンク
    リート入りタイヤの製造方法。 (1)タイヤの任意の位置にセメントミルク投入口を穿
    孔する工程、 (2)セメントミルク投入口を穿孔したタイヤ内側面を
    洗剤と水により高圧洗浄する工程、 (3)高圧洗浄したタイヤ内側面全体にコンクリート用
    接着剤を塗布する工程、 (4)コンクリート用接着剤を塗布したタイヤ内部に砂
    利を投入する工程、 (5)砂利を投入したタイヤの開口部を、タイヤの中空
    部(中央の穴)が残るように型枠で塞ぐ工程、 (6)開口部を型枠で塞いだタイヤの前記セメントミル
    ク投入口からセメントミルクを投入する工程、 (7)セメントミルク投入したタイヤに外部から振動を
    与えセメントミルクを充填させる工程、 (8)充填させたセメントミルクを凝固させる工程、 (9)充填させたセメントミルクが凝固したタイヤから
    前記型枠をはずす工程。
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JPS5254716A (en) * 1975-10-31 1977-05-04 Shimizu Construction Co Ltd Prereinforced concrete forming process
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