JP2806598B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、スイッチング電源における同期運転の改善
に関し、更に詳しくは、トランスの1次側と2次側にそ
れぞれスイッチ素子のオン/オフを行う2つの制御回路
を有する装置であって、可飽和リアクトルを用いて2つ
の制御回路の同期をとるようにしたスイッチング電源装
置に関する。
<従来の技術> 第4図は、従来のこの種の電源装置の一例を示す構成
ブロック図である。
図において、1は交流電源、10は交流電源を平滑,整
流して直流電圧Eiを得る整流平滑回路である。3は第1
の制御回路であり、スイッチ素子Q1のスイッチング動作
を制御する。このスイッチ素子Q1は直流電圧Eiをスイッ
チングして、トランスT1の1次側コイルに与えるための
ものである。
4は第2のコンバータ部で、トランスT1の2次コイル
に得られる交流電圧を入力し、これを整流平滑し、更に
これを安定化して多数の直流出力電圧V1,V2を出力する
多出力スイッチングレギュレータで構成されており、内
部にスイッチ素子Q2の制御回路を含んでいる。
<発明が解決しようとする課題> この様なスイッチング電源装置内に2つの制御回路を
有する場合、2つの制御回路の間で発振周波数の同期を
とらないと、ビート現象が起きて正常な動作を行わせる
ことが困難となる。しかも、2つの制御回路は、トラン
スの1次側と2次側とに分かれているために、両者の間
で同期をとることは容易ではない。
本発明は、この様な点に鑑みてなされたもので、簡単
な構成で発振周波数の同期がとれ、ビート現象を無く
し、安定な動作を行わせることの可能なスイッチング電
源装置を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> この様な目的を達成する本発明は、 直流電圧をスイッチ素子によりオン/オフしてトラン
スの1次側に与え、2次側出力を整流・平滑してメイン
直流出力を得る第1のコンバータ部と、 前記トランスの1次側にあって、前記スイッチ素子の
スイッチング動作を制御する第1の制御回路と、 前記トランスの2次側から得られる交番信号(パルス
電圧)を入力し、メイン出力とは別のスレーブ直流出力
を得る第2のコンバータ部と、 前記トランスの2次側から得られる交番信号に関連し
た信号を入力すると共に、前記スレーブ直流出力に対応
した信号を入力し、前記第1のコンバータ部のスイッチ
素子のスイッチング動作と同期して、第2のコンバータ
部のスイッチング動作を制御する可飽和リアクトルを使
用した第2の制御回路と を備えて構成される。
<作用> 第1のコンバータ部のスイッチング動作に使用される
周波数信号は、トランスを介して2次側に伝達される。
第2の制御回路は、トランスを介して2次側から得ら
れる交番信号を用いて、第1のコンバータ部のスイッチ
ング動作に使用された周波数と同じ周波数のパルス信号
を駆動信号として用いると共に、スレーブ出力電圧と基
準電圧の誤差信号に関連して、可飽和リアクトルを制御
することでパルス幅を調節し、これにより第2のコンバ
ータ部のスイッチング動作を、1次側にある第1の制御
回路と同期して制御する。
<実施例> 以下図面を用いて、本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示す構成ブロック図で
ある。この実施例では、メイン出力V0の他に、2つのス
レーブ直流出力電圧V1,V2を出力するスイッチング電源
装置の例を示している。
図において、2は整流平滑回路10で得られた直流電圧
Eiを入力する第1のコンバータ部(基本コンバータ部)
である。この第1のコンバータ部2において、T1はトラ
ンスで、整流・平滑して得られた直流電圧Eiが、スイッ
チ素子Q1によりオン/オフして与えられる1次コイルn1
と、2次コイルn2を有している。D1,D2はトランスT1の
2次コイルn2に得られる交番電圧を整流する整流回路、
L1はリアクタンス、C1はコンデンサで、これらは平滑回
路21を構成しており、この整流平滑回路を経て1次側と
は絶縁されたメイン直流電圧V0が得られる。
3は第1の制御回路で、トランスT1の1次側に設置さ
れており、出力端子OUTからスイッチ素子Q1のスイッチ
ング動作を制御するための駆動信号(ドライブパルス)
が出力される。
4は第2のコンバータ部で、ここではトランスT1の2
次コイルn2に得られる交番電圧を入力しており、この交
番電圧を整流するダイオードD3、ダイオードD3で整流し
て得られた直流電圧Ei2が、スイッチ素子Q2によりオン
/オフして1次側コイルn11に与えられるトランスT2を
含んで構成されており、トランスT2の2次コイルn21,n2
2に得られる交番電圧をそれぞれ整流・平滑する整流平
滑回路41,42を経て、2つのスレーブ出力直流電圧V1,V2
が得られるように構成されている。
5はスイッチ素子Q2を制御する第2の制御回路であ
る。この制御回路において、51はスレーブ出力直流電圧
V2と、基準電圧Esとの誤差信号を演算する出力安定化回
路である。また、52は同期駆動回路で、内部に可飽和リ
アクトルを有しており、ダイオードD4を介してトランス
T1の2次コイルn2に得られた交番信号を入力すると共
に、出力安定化回路51からの誤差信号を入力する。
制御回路5の同期駆動回路52は、ダイオードD4を介し
てトランスT1の2次コイルn2に得られた交番信号を入力
することで、第2のコンバータ部4のスイッチ素子Q2の
スイッチング動作を、第1のコンバータ部2の動作と同
期をとるようにし、また、可飽和リアクトルを制御する
ことでパルス幅を調節して、スレーブ出力直流電圧V2を
基準電圧Esに対応した一定電圧になるように制御するよ
うになっている。
このように構成した装置の動作を説明すれば、以下の
通りである。
第2図は、動作の一例を示す動作波形図である。
(a)はトランスT1の2次コイルn2に得られる交番電圧
(パルス電圧)を示しており、同期駆動回路52は、ダイ
オードD4を介して得られた正極性パルス信号の波高値
を、(b)に示すように適切な値にして直接スイッチ素
子Q2の駆動信号(ドライブパルス)VGとする。これによ
り、第1のコンバータ部2との周波数同期(オフの同
期)をとる。出力安定化回路51は、誤差増幅回路を含ん
でおり、スレーブ出力直流電圧V2と基準電圧Esとの誤差
を求め、その誤差信号を同期駆動回路52に加える。
同期駆動回路52の可飽和ルアクトルは、この誤差信号
によって制御され、スイッチ素子Q2に与える駆動信号VG
の立ち上がり部(斜線部分)を削り取ることにより、パ
ルス幅を調節する。これにより、スイッチ素子Q2は、こ
の駆動信号のパルス幅に応じてオンとなり、トランスT2
の2次コイルn22には、(c)に示すような出力が得ら
れ、整流平滑回路42を経て得られるスレーブ出力直流電
圧V2が基準電圧Esに対応する一定電圧に安定化される。
なお、可飽和リアクトルの動作(制御)は、通常のマ
グアンプ(MAG AMP)と同様で、既にある技術が用いら
れる。
第3図は、本発明の他の実施例の要部を示すブロック
図である。
この実施例では、第2のコンバータ部4において、ス
イッチ素子Q2を大電力用の可飽和リアクトルで構成し、
この可飽和リアクトルを同期駆動回路としても機能さ
せ、出力安定化回路51の出力で制御するように構成した
ものである。基本的な動作は、第1図の装置と同様であ
る。
なお、上記の各実施例においては、第1のコンバータ
部2のトランスT1には、一つの2次コイルを設け、その
出力をメイン出力とスレーブ出力とで共用するようにし
たものであるが、トランスT1に2つの2次コイルを設
け、第2のコンバータ部は、メイン出力用とは異なる2
次コイルからの出力を用いるような構成でもよい。
<発明の効果> 以上詳細に説明したように、本発明によれば、第1の
コンバータ部(基本コンバータ部)と第2のコンバータ
部とが、トランスの1次側と2次側とに分かれている場
合において、2つのコンバータ部のスイッチング動作周
波数の同期が確実にとれるもので、ビート現象を防止し
て安定な動作を行うスイッチング電源装置が提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図、 第2図はその動作の一例を示す動作波形図、 第3図は本発明の他の実施例の要部を示すブロック図、 第4図は従来のこの種の電源装置の一例を示す構成ブロ
ック図である。 1……交流電圧源 2……第1のコンバータ(基本コンバータ)部 3……第1の制御回路 4……2のコンバータ部 5……第2の制御回路 T1,T2……トランス Q1,Q2……スイッチ素子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電圧をスイッチ素子によりオン/オフ
    してトランスの1次側に与え、2次側出力を整流・平滑
    してメイン直流出力を得る第1のコンバータ部と、 前記トランスの1次側にあって、前記スイッチ素子のス
    イッチング動作を制御する第1の制御回路と、 前記トランスの2次側から得られる交番信号(パルス電
    圧)を入力し、メイン出力とは別のスレーブ直流出力を
    得る第2のコンバータ部と、 前記トランスの2次側から得られる交番信号に関連した
    信号を入力すると共に、前記スレーブ直流出力に対応し
    た信号を入力し、前記第1のコンバータ部のスイッチ素
    子のスイッチング動作と同期して、第2のコンバータ部
    のスイッチング動作を制御する可飽和リアクトルを使用
    した第2の制御回路と を備えたスイッチング電源装置。
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