JP2806299B2 - 米飯保温容器 - Google Patents

米飯保温容器

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JP2806299B2
JP2806299B2 JP11472895A JP11472895A JP2806299B2 JP 2806299 B2 JP2806299 B2 JP 2806299B2 JP 11472895 A JP11472895 A JP 11472895A JP 11472895 A JP11472895 A JP 11472895A JP 2806299 B2 JP2806299 B2 JP 2806299B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、米飯を保温するため
に用いられる米飯保温容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】米飯収容用の内鍋を加熱手段で保温加熱
するに当たって、該加熱手段への通電を制御することに
より所定の温度に保温するようにした米飯保温容器は従
来からよく知られており、このような米飯保温容器にお
ける保温温度は、収容された米飯が腐敗しにくいように
やや高めの保温温度(例えば、約73℃)となるように
温度設定されている(例えば、特開平5ー7526号公
報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に保温設定温度を腐敗しにくい高めの温度とした場合、
米飯が硬くなったり、褐色に変色したりするという不具
合が存していた。一方、保温設定温度を低くすると、米
飯が硬くなったり、変色したりすることは少なくなる
が、現在の内鍋構造の場合、内鍋の内周面に露が付着し
て米飯のベト付きを起こすこととなり、腐敗臭の発生が
早まるという新たな不具合が生ずる。また、低温保温を
長時間継続していると、腐敗臭が発生し易くなるという
不具合もある。
【0004】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、腐敗臭の発生を抑制しつつ米飯を理想的状態で低
温保温し得るようにすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明の第1の基本構
成では、上記課題を解決するための手段として、米飯収
容用の内鍋と、該内鍋を保温加熱する加熱手段と、前記
内鍋の温度を検出する温度検出手段とを備えた米飯保温
容器において、前記温度検出手段により検出される内鍋
温度を通常保温温度より低い第1設定温度に保つように
前記加熱手段への通電を制御する第1通電制御手段と、
該第1通電制御手段による低温保温継続中において前記
温度検出手段により検出される内鍋温度を内鍋に付着し
た露を蒸発させ得る第2設定温度に間欠的に上昇させる
ように前記加熱手段への通電を制御する第2通電制御手
段と、前記第1通電制御手段による低温保温開始後所定
時間経過するまで前記第2通電制御手段による間欠温度
上昇を遅延させる遅延手段とを付設している。
【0006】本願発明の第2の基本構成では、上記課題
を解決するための手段として、米飯収容用の内鍋と、該
内鍋を保温加熱する加熱手段と、前記内鍋の温度を検出
する温度検出手段とを備えた米飯保温容器であって、前
記温度検出手段により検出される内鍋温度を通常保温温
度より低い第1設定温度に保つように前記加熱手段への
通電を制御する第1通電制御手段と、該第1通電制御手
段による低温保温継続中において前記温度検出手段によ
り検出される内鍋温度を内鍋に付着した露を蒸発させ得
る第2設定温度に間欠的に上昇させるように前記加熱手
段への通電を制御する第2通電制御手段と、前記第2通
電制御手段による第2設定温度への内鍋温度上昇時間間
隔を保温時間の経過に対応させて短縮する昇温間隔制御
手段を付設している。
【0007】本願発明の第1および第2の基本構成にお
いて、前記第2通電制御手段による第2設定温度への内
鍋温度の上昇と同時に前記加熱手段への通電を停止する
通電停止手段を付設するのが腐敗菌の増殖を抑制しつつ
内鍋に付着した露を効率的に蒸発させ得る点で好まし
い。
【0008】また、前記第2通電制御手段による第2設
定温度への内鍋温度上昇時間間隔を所定時間に固定する
昇温間隔固定手段を付設するのが昇温間隔制御に要する
処理を簡略化できる点で好ましい。
【0009】また、前記第1通電制御手段による通電制
御を保温開始後所定時間経過した後に終了させる低温保
温停止手段を付設するのが長時間の低温保温により生ず
るであろう弊害(例えば、結露、腐敗菌の増殖等)を防
止できる点で好ましい。
【0010】また、前記第1設定温度を保温時間の経過
に応じて高く変更する第1設定温度変更手段を付設する
のが低温保温時間の経過とともに増大するおそれのある
腐敗菌の増殖を防止できる点で好ましい。
【0011】また、1日の時刻を計時する計時手段と、
前記第2通電制御手段による第2設定温度とは別に前記
計時手段により設定された食事時刻に内鍋温度を前記第
1設定温度より高く前記第2設定温度より低い第4設定
温度に所定時間保持する再加熱手段を付設するのが食事
時刻の米飯温度を所定時間高めに(即ち、「ほかほか」
状態に)保持し得る点で好ましい。
【0012】また、1日の時刻を計時する計時手段と、
該計時手段により設定された食事時刻に前記第2通電制
御手段および通電停止手段の作動を実行するよう指令す
る昇温実行手段を付設するのが食事時刻における米飯温
度を高くできる点で好ましい。
【0013】また、前記再加熱手段の作動を前記昇温実
行手段の作動後に実行するよう指令する再加熱実行手段
を付設するのが食事時刻の米飯温度を所定時間高めに
(即ち、「ほかほか」状態に)保持し得る点でより好ま
しい。
【0014】また、室内温度を検出する室温検出手段
と、該室温検出手段により検出された室内温度に応じて
前記第1設定温度を変更する第2設定温度変更手段とを
付設するのが低温保温時における室内温度の影響による
腐敗菌の増殖を効果的に防止できる点で好ましい。
【0015】また、前記加熱手段は、内鍋を加熱する大
容量の電磁誘導装置および小容量の電気ヒータにより構
成するのが内鍋温度検出手段による検出温度と内鍋全体
の温度との差を可及的に小さくできる点で好ましい。
【0016】
【作用】本願発明の第1の基本構成では、上記手段によ
って次のような作用が得られる。
【0017】即ち、第1通電制御手段による加熱手段へ
の通電制御によって米飯が通常保温温度より低い第1設
定温度となるように保温制御されるところから、米飯が
硬くなったり、褐色に変色したりすることがなくなると
ともに、第2通電制御手段による加熱手段への通電制御
によって第1設定温度より高く、内鍋に付着した露を蒸
発させ得る第2設定温度に内鍋温度が間欠的に上昇せし
められることとなり、低温保温の継続による結露発生に
起因する腐敗臭の発生が効果的に抑制されることとな
る。しかも、前記昇温間隔制御手段の作動を保温開始後
所定時間経過するまで遅延させるようにしたことによ
り、加熱に要する電力が抑えられる。
【0018】本願発明の第2の基本構成では、上記手段
によって次のような作用が得られる。
【0019】即ち、第1通電制御手段による加熱手段へ
の通電制御によって米飯が通常保温温度より低い第1設
定温度となるように保温制御されるところから、米飯が
硬くなったり、褐色に変色したりすることがなくなると
ともに、第2通電制御手段による加熱手段への通電制御
によって第1設定温度より高く、内鍋に付着した露を蒸
発させ得る第2設定温度に内鍋温度が間欠的に上昇せし
められることとなり、低温保温の継続による結露発生に
起因する腐敗臭の発生が効果的に抑制されることとな
る。しかも、前記第2通電制御手段による第2設定温度
への内鍋温度上昇時間間隔を保温時間の経過に対応させ
て短縮するようにしているので、低温保温時間の経過と
ともに増大するおそれのある腐敗菌の増殖を防止するこ
とができる。
【0020】本願発明の第1および第2の基本構成にお
いて、前記第2通電制御手段による第2設定温度への内
鍋温度の上昇と同時に前記加熱手段への通電を停止する
通電停止手段を付設した場合、内鍋温度が瞬間的に第2
設定温度まで上昇せしめられることとなり、電力消費を
可及的に少なくしつつ、腐敗菌の増殖が抑制できるとと
もに、内鍋に付着した露が効率的に蒸発せしめられるこ
ととなる。
【0021】また、前記第2通電制御手段による第2設
定温度への内鍋温度上昇時間間隔を所定時間に固定する
昇温間隔固定手段を付設した場合、昇温間隔を固定でき
るため、昇温間隔制御に要する処理を簡略化できる。
【0022】また、前記第1通電制御手段による通電制
御を保温開始後所定時間経過した後に終了させる低温保
温停止手段を付設した場合、低温保温継続限界に達する
と、ユーザが気が付かなくとも自動的に低温保温が停止
されることとなり、長時間の低温保温により生ずるであ
ろう弊害(例えば、結露、腐敗菌の増殖等)を防止する
ことができる。
【0023】また、前記第1設定温度を保温時間の経過
に応じて高く変更する第1設定温度変更手段を付設した
場合、低温保温時間の経過に応じて米飯保温温度が高め
誘導されることとなり、低温保温時間の経過とともに増
大するおそれのある腐敗菌の増殖が防止できる。
【0024】また、1日の時刻を計時する計時手段と、
前記第2通電制御手段による第2設定温度への内鍋温度
上昇とは別に前記計時手段により設定された食事時刻に
内鍋温度を前記第1設定温度より高く前記第2設定温度
より低い第4設定温度に所定時間保持する再加熱手段を
付設した場合、食事時刻に対応して内鍋温度が所定時間
高めに保持されることとなり、食事時刻の米飯温度が所
定時間高く(即ち、「ほかほか」状態に)保持されると
ころから、ユーザは「ほかほか」のご飯を食することで
きる。
【0025】また、1日の時刻を計時する計時手段と、
該計時手段により設定された食事時刻に前記第2通電制
御手段および通電停止手段の作動を実行するよう指令す
る昇温実行手段を付設した場合、食事時刻に対応して内
鍋温度が瞬間的に高温に昇温せしめられることとなり、
食事時刻おける米飯温度が高くされるところから、ユー
ザは「ほかほか」のご飯を食することできる。
【0026】また、前記再加熱手段の作動を前記昇温実
行手段の作動後に実行するよう指令する再加熱実行手段
を付設した場合、第2通電制御手段による昇温と再加熱
手段による再加熱との併用により食事時刻の米飯温度が
より高めに(即ち、「ほかほか」状態に)保持されると
ころから、ユーザは「ほかほか」のご飯を食することで
きる。
【0027】また、室内温度を検出する室温検出手段
と、該室温検出手段により検出された室内温度に応じて
前記第1設定温度を変更する第2設定温度変更手段とを
付設した場合、室内温度が高く腐敗菌が増殖し易い季節
においても第1設定温度を高めに変更することにより、
低温保温時における腐敗菌の増殖を効果的に防止でき
る。
【0028】また、前記加熱手段を、内鍋を加熱する大
容量の電磁誘導装置および小容量の電気ヒータにより構
成した場合、加熱時において内鍋全体の温度上昇が得ら
れるところから、内鍋温度検出手段による検出温度と内
鍋全体の温度との差を可及的に小さくできる。
【0029】
【発明の効果】本願発明の第1および第2の基本構成に
よれば、第1通電制御手段による加熱手段への通電制御
によって米飯が通常保温温度より低い第1設定温度とな
るように保温制御されるところから、米飯が硬くなった
り、褐色に変色したりすることがなくなるとともに、第
2通電制御手段による加熱手段への通電制御によって第
1設定温度より高く、内鍋に付着した露を蒸発させ得る
第2設定温度に内鍋温度を間欠的に上昇せしめるように
しているため、低温保温の継続による結露発生に起因す
る腐敗臭の発生を効果的に抑制した低温保温状態が得ら
れるという効果がある。
【0030】また、米飯保温は主として第1設定温度に
よる低温保温により行われるため、消費電力の節約がで
き、省電力が可能となるという効果もある。
【0031】本願発明の第1の基本構成によれば、前記
昇温間隔制御手段の作動を保温開始後所定時間経過する
まで遅延させるようにしているので、加熱に要する電力
を抑えることができるという効果もある。
【0032】本願発明の第2の基本構成によれば、前記
第2通電制御手段による第2設定温度への内鍋温度上昇
時間間隔を保温時間の経過に対応させて短縮するように
しているので、低温保温時間の経過とともに増大するお
それのある腐敗菌の増殖を防止することができるという
効果もある。
【0033】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾
つかの好適な実施例を説明する。
【0034】実施例1 本実施例の米飯保温容器は、炊飯と保温とを兼用するも
のとされており、図1に示すように、内部に内鍋3をセ
ットし得るように構成された二重構造の容器本体1と、
該容器本体1の上部開口を開閉自在に覆蓋する蓋体2と
によって構成されている。
【0035】前記容器本体1は、外周面および肩部を構
成する合成樹脂製の筒状の外ケース4と、内周面を構成
する有底筒状の内ケース5と、前記外ケース5の下端開
口を閉塞する合成樹脂製の底部材6とによって構成され
ており、その内部には、前記内鍋3を取り出し可能にセ
ットされることとなっている。
【0036】前記内ケース5は、前記外ケース4の肩部
4aに対して上端が係合され且つ外周面上下中央部に小
容量の保温用電気ヒータ7を備えてなる薄金属板製の筒
状ケース5aと、該筒状ケース5aの下端に係合する合成
樹脂製の皿状ケース5bとからなっており、該皿状ケー
ス5bの底面中央部には、前記内鍋3の底面に対して接
触して内鍋3の温度を検出する温度検出手段として作用
するセンタセンサー8が設けられている。
【0037】該センタセンサー8は、温度検知部となる
サーミスタ9、異常温度を検知する検知部となる異常温
度検知用サーミスタ10、内鍋3がセットされているか
否かを検知する内鍋セット検知センサーとして作用する
リードスイッチ11が内蔵されている。
【0038】本実施例のセンターセンサ8は、前記皿状
ケース5bの中央部に形成された円形の収納部12内に
あって上下動自在に配設され且つ前記サーミスタ9,1
0を内蔵してなるセンサーホルダー13と、該センサー
ホルダー13を上方(即ち、内鍋3の底面に当接する方
向)に付勢するスプリング14とを備えて構成されてい
る。本実施例の場合、このセンサーホルダー13の上面
は円形平面とされており、内鍋3の底面に当接するセン
サーキャップ15が設けられている。
【0039】前記皿状ケース5bの下面には、前記セン
ターセンサ8を包囲し且つ前記内鍋3の底面から下部湾
曲部位にかけて対応するように環状のワークコイル16
が配設されている。該ワークコイル16は高周波電磁誘
導加熱装置における磁気発生手段として作用するもので
あり、主として炊飯用として使用される。符号17はワ
ークコイル16による磁気が下方に存在する機器に対し
て影響を及ぼさないように遮閉するフェライトコアであ
る。
【0040】前記蓋体2は、上面を構成する合成樹脂製
の上板18と、下面における外周環状部を構成する合成
樹脂製の下板19と、該下板19における開口部を覆蓋
する放熱板20とによって中空構造に形成されている。
この蓋体2は、前記外ケース肩部4aの一側に対してヒ
ンジ機構21を介して回動自在に取り付けられており、
その開放端側には、蓋体2の所定位置に対して係合して
蓋体2の閉塞状態を維持するロック機構22が設けられ
ている。
【0041】図1において、符号23は蒸気排出通路、
24は調圧筒、25は蓋ヒータ、27は操作パネル、2
8はワークコイル17を起動させるためのパワートラン
ジスタ(図示省略)等を冷却するための冷却用ファン、2
9は冷却ファン28の駆動源となるファンモータ、30
は室内温度を検出する室温検出手段として作用する室温
センサーである。
【0042】前記操作パネル27には、図2に示すよう
に、炊飯時にON操作される炊飯スイッチ31、各種炊
飯メニューを選択するメニュースイッチ32、保温時に
ON操作されるとともに再度のON操作により各種操作
状態が取り消される保温/取消スイッチ33、再加熱時
にON操作される再加熱スイッチ34、通常の保温(換
言すれば、高温保温)と通常の保温より低い温度での保
温(換言すれば、低温保温)とを選択する保温選択スイ
ッチ35、予約時にON操作される予約スイッチ36、
時刻合わせスイッチ37、時スイッチ38、分スイッチ
39、炊飯表示灯40、保温表示灯41、予約表示灯4
2、再加熱表示灯43、低温保温選択時に点灯する低温
保温表示灯44、1日の時刻を計時する計時する計時手
段46および液晶表示部45が設けられており、コント
ロールユニット26との間で信号授受が行われるように
結線されている。なお、食事時刻を設定するための食事
時刻設定スイッチ49が内蔵されている。
【0043】前記コントロールユニット26はマイクロ
コンピュータユニットからなっており、内鍋3を炊飯加
熱するワークコイル16、内鍋3を保温加熱する保温用
電気ヒータ7および蓋ヒータ25への通電を制御するも
のであり、各種スイッチ類31〜39を備えた操作パネ
ル27からの信号と、センタセンサー8におけるサーミ
スタ9,10、リードスイッチ11および室温センサー
30からの信号とが入力されることとなっている。ま
た、このコントロールユニット26からは、各種表示灯
40〜44および液晶表示部45へ信号が出力されるこ
ととなっている。符号47は温度ヒューズ、48はコー
ドリールである。
【0044】しかして、本実施例におけるコントロール
ユニット26は、図3に示すように、前記サーミスタ9
により検出される内鍋温度Tを通常保温温度(例えば、
73℃)より低い第1設定温度T1(例えば、62℃)
に保つように加熱手段(本実施例の場合、ワークコイル
16および保温用電気ヒータ7)への通電を制御する第
1通電制御手段261と、該第1通電制御手段による低
温保温継続中において前記内鍋温度Tを内鍋3に付着し
た露を蒸発させ得る第2設定温度T2(例えば、120
°)に間欠的に上昇させるように前記ワークコイル16
および保温用電気ヒータ7への通電を制御する第2通電
制御手段262と、該第2通電制御手段262による第
2設定温度T2への内鍋温度Tの上昇と同時に前記ワー
クコイル16および保温用電気ヒータ7への通電を停止
する通電停止手段263と、前記第2通電制御手段26
2による第2設定温度T2への内鍋温度上昇時間間隔を
所定時間t1に固定する昇温間隔固定手段264と、前
記第1通電制御手段261による通電制御を保温開始後
所定時間t2(例えば、15時間)経過した後に終了さ
せる低温保温停止手段265と、室温センサー30によ
り検出された室内温度Trに応じて前記第1設定温度T
1を変更する第2設定温度変更手段266とを備えてい
る。なお、蓋ヒータ25は常時ON作動されている。
【0045】次いで、保温時における前記コントロール
ユニット26の作用について図4に示すフローチャート
を参照して以下に詳述する。
【0046】保温モードに入ると、ステップS1におい
て保温表示灯41が点灯され、ステップS2において保
温選択スイッチ35がON操作されていると判定された
場合には、ステップS3において設定時間t2(例えば、
15時間)のt2タイマー(コントロールユニット26
に内蔵)がスタートされ、ステップS4において設定時
間t2が経過したと判定された場合にはステップS5に進
み、低温保温が停止されるとともに通常保温(即ち、保
温温度73℃での保温制御)が実行される。この制御
は、低温保温停止手段265により実行される。
【0047】ステップS4において否定判定された場合
には、ステップS6に進み、サーミスタ9により検出さ
れる内鍋温度Tと第1設定温度Ts1(例えば、62
℃)との比較がなされ、T≦Ts1の場合にはステップ
7において保温用電気ヒータ7がON作動され、T>
Ts1の場合にはステップS8において保温用電気ヒータ
7がOFF作動され、低温保温制御が実行される。この
時ワークコイル16への通電は停止されている。この低
温保温制御は、第1通電制御手段261により実行され
る。なお、ステップS2において保温選択スイッチ35
がON操作されていないと判定された場合には、ステッ
プS5へ進み、通常保温制御(例えば、保温温度73℃
での保温制御)が実行される。
【0048】ついで、ステップS9において設定時間t1
(例えば、3時間)の昇温間隔固定手段として作用する
タイマー264によるカウントが開始され、ステップS
10において所定時間t1が経過したと確認された場合に
は、ステップS11へ進み、ワークコイル16がON作動
されて内鍋3への加熱が開始され、ステップS12におい
て内鍋温度Tと第2設定温度Ts2(例えば、120
℃)との比較がなされ、T>Ts2と判定されるまでワ
ークコイル16への通電が継続される。この過程におい
て、低温保温中に内鍋3に付着した露が蒸発せしめられ
るとともに、収容された米飯の温度上昇とが得られる。
上記昇温制御は、第2通電制御手段262により実行さ
れる。
【0049】そして、ステップS12においてT>Ts2
と判定されると、ステップS13においてワークコイル1
6がOFF作動され、ステップS14において前記タイマ
ー264がリセットされ、その後ステップS4へリター
ンする。この制御は、通電停止手段263により実行さ
れる。つまり、ワークコイル16による加熱は内鍋温度
Tが第2設定温度Ts2に上昇するまで行われるのであ
り、内鍋温度Tの第2設定温度Ts2への上昇は瞬間的
とされるのである。従って、ワークコイル16による加
熱によって米飯が焦げたりすることはない。
【0050】上記した保温制御における内鍋温度の経時
変化は、図5に示すタイムチャートの通りである。
【0051】上記したように、本実施例においては、第
1通電制御手段261による加熱手段(ワークコイル1
6および保温用電気ヒータ7)への通電制御によって米
飯が通常保温温度より低い第1設定温度T1(例えば、
62℃)となるように保温制御され、第2通電制御手段
263による加熱手段への通電制御によって第1設定温
度T1より高く、内鍋3に付着した露を蒸発させ得る第
2設定温度T2(例えば、120℃)に内鍋温度が上昇
せしめられるようにしているため、保温時においては、
低温保温の効果により米飯が硬くなったり、褐色に変色
したりすることがなくなるとともに、低温保温の継続に
よる結露発生に起因する腐敗臭の発生が第2設定温度T
2への間欠的内鍋温度上昇により効果的に抑制されるこ
ととなり、理想的な低温保温状態が得られる。
【0052】しかも、米飯保温は主として第1設定温度
1による低温保温により行われるため、消費電力の節
約ができ、省電力が可能となる。
【0053】また、第1通電制御手段261による低温
保温を、所定時間t2(例えば、15時間)経過した後
には低温保温停止手段265により停止して通常保温へ
移行するようにしているため、低温保温継続限界に達す
ると、ユーザが気が付かなくとも自動的に低温保温が停
止されることとなり、長時間の低温保温による弊害(例
えば、腐敗菌の増殖等)が防止できる。
【0054】ところで、季節により室内温度Trが変化
するが、このような室内温度Trの変化により米飯保温
状態が悪くなるおそれがある。そこで、本実施例におい
ては、第1通電制御手段261による保温温度制御の基
準となる第1設定温度Ts1を設定温度変更手段266
により室内温度Trの変化に対応させて変更するように
している。
【0055】次に、上記設定温度変更制御について図6
に示すフローチャートを参照して説明する。
【0056】ステップS1において室温センサー30か
ら室内温度Trが入力され、ステップS2〜ステップS4
において室内温度Trと設定室内温度Trs1(例え
ば、10℃)、Trs2(例えば、20℃)およびTr
3(例えば、30℃)との比較がなされる。Tr≦T
rs1と判定された場合には、ステップS5において第1
設定温度Ts1は初期設定値Ts0(例えば、62℃)に
設定され、Trs1<Tr≦Trs2と判定された場合に
は、ステップS6において第1設定温度Ts1はTs0
ΔT(例えば、1℃)に設定され、Trs2<Tr≦T
rs3と判定された場合には、ステップS7において第1
設定温度Ts1はTs0+2ΔTに設定され、Tr>Tr
3と判定された場合には、ステップS8において第1設
定温度Ts1はTs0+3ΔTに設定される。
【0057】上記のような設定温度変更制御により、室
内温度Trが高く腐敗菌が増殖し易い季節になっても第
1設定温度Ts1を高めに変更することにより、低温保
温時における腐敗菌の増殖を効果的に防止できる。
【0058】なお、上記設定温度変更は、季節に応じて
ユーザの手動により行う場合もある 。 実施例2 図7には、本願発明の実施例2にかかる米飯保温容器な
おけるコントロールユニットの内容が示されている。
【0059】本実施例の場合、実施例1のコントロール
ユニット26に、第2通電制御手段262による第2設
定温度T2への内鍋温度上昇とは別に計時手段46によ
り設定された食事時刻(例えば、12:00)に内鍋温
度Tを第1設定温度T1より高く第2設定温度T2より低
い第4設定温度T4(本実施例の場合、第3設定温度と
同じ73℃)に所定時間t4(例えば、30分)保持す
る再加熱手段267と、前記計時手段46により設定さ
れた食事時刻(例えば、12:00)に前記第2通電制
御手段262の作動を実行するよう指令する昇温実行手
段268と、前記再加熱手段267の作動を前記昇温実
行手段268の作動後に実行するよう指令する再加熱実
行手段269とを付設している。その他の構成は実施例
1と同様である。
【0060】次に、本実施例にかかる米飯保温容器にお
けるコントロールユニット26による保温制御について
図8に示すフローチャートを参照して詳述する。
【0061】本実施例において行われる保温制御におけ
るステップS1〜ステップS3までの処理は実施例1と同
様なので説明を省略し、その後の処理について詳述す
る。
【0062】即ち、ステップS4において計時手段46
により設定された食事時刻(例えば、12:00)にな
っているか否かの判定がなされ、肯定判定された場合に
は、ステップS5において、ワークコイル16がON作
動されて内鍋3への加熱が開始され、ステップS6にお
いて内鍋温度Tと第2設定温度Ts2(本実施例の場
合、120℃)との比較がなされ、T>Ts2と判定さ
れるまでワークコイル16への通電が継続され、T>T
2と判定されるとステップS7においてワークコイル1
6がOFF作動される。上記処理は、第2通電制御手段
262、通電停止手段263および昇温実行手段268
により行われる。上記昇温は瞬間的なものなので、ワー
クコイル16による加熱によって米飯が焦げたりするこ
とはない。
【0063】上記したワークコイル16への通電停止に
より、内鍋温度Tは下降するが、ステップS8において
内鍋温度Tと第3設定温度T3(例えば、73℃)との
比較がなされ、T≦Ts3と判定されると、ステップS9
において保温用電気ヒータ7がON作動され、T>Ts
3と判定された場合には、ステップS10において保温用
電気ヒータ7がOFF作動される。この保温制御は、ス
テップS11において所定時間t3(例えば、30分)が
経過したと判定されるまで継続され、所定時間t3が経
過した場合にはステップS4へリターンする。この保温
温度制御は再加熱手段267および再加熱実行手段26
9により行われる。
【0064】一方、ステップS4において否定判定され
た場合には、ステップS12へ進み、低温保温開始から所
定時間t2(例えば、15時間)が経過したか否か(即
ち、t2タイマーがカウントアップしたか否か)の判定
がなされ、否定判定された場合にはステップS14へ進み
後述する処理がなされ、肯定判定された場合にはステッ
プS13に進み、低温保温が停止されて通常保温(即ち、
保温温度73℃での保温)に移行する。この制御は低温
保温停止手段265により実行される。なお、ステップ
2において否定判定された場合にもステップS13へ進
み、通常保温が実行される。
【0065】ステップS12において否定判定された場合
には、ステップS14に進み、サーミスタ9により検出さ
れる内鍋温度Tと第1設定温度Ts1(例えば、62
℃)との比較がなされ、T≦Ts1の場合にはステップ
15において保温用電気ヒータ7がON作動され、T>
Ts1の場合にはステップS16において保温用電気ヒー
タ7がOFF作動され、低温保温制御が実行される。こ
の時ワークコイル16への通電は停止されている。この
低温保温制御は、第1通電制御手段261により実行さ
れる。
【0066】ついで、ステップS17において設定時間t
1(例えば、3時間)の昇温間隔固定手段として作用す
るタイマー264によるカウントが開始され、ステップ
18において所定時間t1が経過したと確認された場合
には、ステップS19へ進み、ワークコイル16がON作
動されて内鍋3への加熱が開始され、ステップS20にお
いて内鍋温度Tと第2設定温度Ts2(例えば、120
℃)との比較がなされ、T>Ts2と判定されるまでワ
ークコイル16への通電が継続される。この過程におい
て、低温保温中に内鍋3に付着した露が蒸発せしめられ
るとともに、収容された米飯の温度上昇とが得られる。
上記昇温制御は、第2通電制御手段262により実行さ
れる。
【0067】そして、ステップS20においてT>Ts2
と判定されると、ステップS21においてワークコイル1
6がOFF作動され、ステップS22において前記タイマ
ー264がリセットされ、その後ステップS4へリター
ンする。この制御は、通電停止手段263により実行さ
れる。つまり、ワークコイル16による加熱は内鍋温度
Tが第2設定温度Ts2に上昇するまで行われるのであ
り、内鍋温度Tの第2設定温度Ts2への上昇は瞬間的
とされるのである。従って、ワークコイル16による加
熱によって米飯が焦げたりすることはない。
【0068】上記した保温制御における内鍋温度の経時
変化は、図9に示すタイムチャートの通りである。
【0069】上記したように、本実施例においては、食
事時刻(例えば、12:00)に対応して内鍋温度Tが
所定時間t3(例えば、30分)高めに保持されること
となり、食事時刻の米飯温度が所定時間高く(即ち、
「ほかほか」状態に)保持されるところから、ユーザは
「ほかほか」のご飯を食することできる。その他の作用
効果は実施例1と同様なので重複を避けて説明を省略す
る。
【0070】実施例3 図10には、本願発明の実施例3にかかる米飯保温容器
におけるコントロールユニット26の内容が示されてい
る。
【0071】本実施例の場合、実施例1における昇温間
隔固定手段264に代えて、第2通電制御手段262に
よる第2設定温度T2への内鍋温度上昇時間間隔tsを
保温時間の経過に対応させて短縮する昇温間隔制御手段
270が付設されている。その他の構成は実施例1と同
様である。
【0072】次に、本実施例にかかる米飯保温容器にお
けるコントロールユニット26による保温制御について
図11に示すフローチャートを参照して詳述する。
【0073】本実施例において行われる保温制御におけ
るステップS1〜ステップS9までの処理は実施例1と同
様なので説明を省略し、その後の処理について詳述す
る。
【0074】即ち、ステップS9において設定時間t
1(例えば、3時間)のタイマーがセットされた後、ス
テップS10において昇温間隔制御手段として作用するタ
イマー270(例えば、設定時間t4=12時間)がセ
ットされ、ステップS11において設定時間t4が経過し
たか否かの判定がなされ、否定判定された場合には、ス
テップS12へ進み、昇温時間間隔tsを前記タイマー2
70の経過に応じて変更する処理が実行される。なお、
肯定判定された場合には、昇温時間間隔を変更すること
なくステップS13へ進む。即ち、ステップS12において
は、ts=t1ーαt4(ここで、αは定数)が経過した
か否かの判定がなされ、肯定判定された場合には、ステ
ップS13へ進み、ワークコイル16がON作動されて内
鍋3への加熱が開始され、ステップS14において内鍋温
度Tと第2設定温度Ts2(例えば、120℃)との比
較がなされ、T>Ts2と判定されるまでワークコイル
16への通電が継続される。この過程において、低温保
温中に内鍋3に付着した露が蒸発せしめられるととも
に、収容された米飯の温度上昇とが得られる。上記昇温
制御は、第2通電制御手段262により実行される。
【0075】そして、ステップS14においてT>Ts2
と判定されると、ステップS15においてワークコイル1
6がOFF作動され、ステップS16においてt1タイマ
ーがリセットされ、その後ステップS4へリターンす
る。この制御は、通電停止手段263により実行され
る。つまり、ワークコイル16による加熱は内鍋温度T
が第2設定温度Ts2に上昇するまで行われるのであ
り、内鍋温度Tの第2設定温度Ts2への上昇は瞬間的
とされるのである。従って、ワークコイル16による加
熱によって米飯が焦げたりすることはない。なお、ステ
ップS12およびステップS14において否定判定された場
合にもステップS4へリターンする。
【0076】上記した保温制御における内鍋温度の経時
変化は、図12に示すタイムチャートの通りである。
【0077】本実施例においては、低温保温時間の経過
に応じて第2設定温度T2への昇温間隔tsが短縮され
ることとなり、低温保温時間の経過とともに増大するお
それのある腐敗菌の増殖が防止できる。その他の作用効
果は実施例1と同様なので重複を避けて説明を省略す
る。
【0078】実施例4 図13には、本願発明の実施例4にかかる米飯保温容器
におけるコントロールユニットの内容が示されている。
【0079】本実施例の場合、実施例2における昇温間
隔固定手段264に代えて、第2通電制御手段262に
よる第2設定温度T2への内鍋温度上昇時間間隔tsを
保温時間の経過に対応させて短縮する昇温間隔制御手段
270が付設されている。その他の構成は実施例2と同
様である。
【0080】次に、本実施例にかかる米飯保温容器にお
けるコントロールユニット26による保温制御について
図14に示すフローチャートを参照して詳述する。
【0081】本実施例において行われる保温制御におけ
るステップS1〜ステップS17までの処理は実施例2と
同様なので説明を省略し、その後の処理について詳述す
る。
【0082】即ち、ステップS17において設定時間t1
(例えば、3時間)のt1タイマーがセットされた後、
ステップS18において昇温間隔制御手段として作用する
4タイマー270(例えば、設定時間t4=12時間)
がスタートされ、ステップS19において設定時間t4
経過したか否かの判定がなされ、否定判定された場合に
は、ステップS20へ進み、昇温時間間隔tsを前記タイ
マー270の経過に応じて変更する処理が実行される。
なお、肯定判定された場合には、昇温時間間隔を変更す
ることなくステップS21へ進む。即ち、ステップS20
おいては、ts=t1ーαt4(ここで、αは定数)が経
過したか否かの判定がなされ、肯定判定された場合に
は、ステップS21へ進み、ワークコイル16がON作動
されて内鍋3への加熱が開始され、ステップS22におい
て内鍋温度Tと第2設定温度Ts2(例えば、120
℃)との比較がなされ、T>Ts2と判定されるまでワ
ークコイル16への通電が継続される。この過程におい
て、低温保温中に内鍋3に付着した露が蒸発せしめられ
るとともに、収容された米飯の温度上昇とが得られる。
上記昇温制御は、第2通電制御手段262により実行さ
れる。
【0083】そして、ステップS22においてT>Ts2
と判定されると、ステップS23においてワークコイル1
6がOFF作動され、ステップS24において前記t1
イマーがリセットされ、その後ステップS4へリターン
する。この制御は、通電停止手段263により実行され
る。つまり、ワークコイル16による加熱は内鍋温度T
が第2設定温度Ts2に上昇するまで行われるのであ
り、内鍋温度Tの第2設定温度Ts2への上昇は瞬間的
とされるのである。従って、ワークコイル16による加
熱によって米飯が焦げたりすることはない。なお、ステ
ップS20およびステップS22において否定判定された場
合にもステップS4へリターンする。
【0084】上記した保温制御における内鍋温度の経時
変化は、図14に示すタイムチャートの通りである。
【0085】上記したように、本実施例においては、低
温保温時間の経過に応じて第2設定温度T2への昇温間
隔tsが短縮されることとなり、低温保温時間の経過と
ともに増大するおそれのある腐敗菌の増殖が防止できる
とともに、食事時刻(例えば、12:00)に対応して
内鍋温度Tが所定時間t3(例えば、30分)高めに保
持されることとなり、食事時刻の米飯温度が所定時間高
く(即ち、「ほかほか」状態に)保持されるところか
ら、ユーザは「ほかほか」のご飯を食することできる。
その他の作用効果は実施例2と同様なので重複を避けて
説明を省略する。
【0086】実施例5 図16には、本願発明の実施例5にかかる米飯保温容器
におけるコントロールユニットによる保温制御について
のフローチャートが示されている。
【0087】本実施例の場合、実施例4におけるコント
ロールユニット26には、昇温間隔制御手段270の作
動を保温開始後所定時間t5(例えば、9時間)経過す
るまで遅延させる遅延手段271が付設されている。そ
の他の構成は実施例4と同様である。
【0088】次に、本実施例にかかる米飯保温容器にお
けるコントロールユニット26による保温制御について
図17に示すフローチャートを参照して詳述する。
【0089】本実施例において行われる保温制御におけ
るステップS1〜ステップS17までの処理は実施例2と
同様なので説明を省略し、その後の処理について詳述す
る。
【0090】即ち、ステップS17において設定時間t1
(例えば、3時間)のタイマーがセットされた後、ステ
ップS18において所定時間t5(例えば、9時間)が経
過したか否かの判定がなされる。ここで、肯定判定され
るまでは、後述する昇温間隔制御を行うことなくステッ
プS22へ直接進み、以下の処理がなされるが、肯定判定
された場合にはステップS19へ進み、t4タイマー27
0がスタートされる。つまり、昇温間隔制御手段270
による昇温間隔tsは所定時間t5の経過まで遅延され
るのである。この制御は遅延手段271により実行され
る。
【0091】その後、ステップS20において設定時間t
4が経過したか否かの判定がなされ、否定判定された場
合には、ステップS21へ進み、昇温時間間隔tsを前記
タイマー270の経過に応じて変更する処理が実行され
る。なお、肯定判定された場合には、昇温時間間隔を変
更することなくステップS22へ進む。即ち、ステップS
21においては、ts=t1ーαt4(ここで、αは定数)
が経過したか否かの判定がなされ、肯定判定された場合
には、ステップS22へ進み、ワークコイル16がON作
動されて内鍋3への加熱が開始され、ステップS23にお
いて内鍋温度Tと第2設定温度Ts2(例えば、120
℃)との比較がなされ、T>Ts2と判定されるまでワ
ークコイル16への通電が継続される。この過程におい
て、低温保温中に内鍋3に付着した露が蒸発せしめられ
るとともに、収容された米飯の温度上昇とが得られる。
上記昇温制御は、第2通電制御手段262により実行さ
れる。
【0092】そして、ステップS23においてT>Ts2
と判定されると、ステップS24においてワークコイル1
6がOFF作動され、ステップS25において前記t1
イマーがリセットされ、その後ステップS4へリターン
する。この制御は、通電停止手段263により実行され
る。つまり、ワークコイル16による加熱は内鍋温度T
が第2設定温度Ts2に上昇するまで行われるのであ
り、内鍋温度Tの第2設定温度Ts2への上昇は瞬間的
とされるのである。従って、ワークコイル16による加
熱によって米飯が焦げたりすることはない。
【0093】上記した保温制御における内鍋温度の経時
変化は、図18に示すタイムチャートの通りである。
【0094】上記したように、本実施例においては、低
温保温時間の経過に応じて第2設定温度T2への昇温間
隔tsが短縮されることとなり、低温保温時間の経過と
ともに増大するおそれのある腐敗菌の増殖が防止できる
とともに、食事時刻(例えば、12:00)に対応して
内鍋温度Tが所定時間t3(例えば、30分)高めに保
持されることとなり、食事時刻の米飯温度が所定時間高
く(即ち、「ほかほか」状態に)保持されるところか
ら、ユーザは「ほかほか」のご飯を食することできる。
また、昇温間隔制御手段270の作動を低温保温開始か
ら所定時間t5(例えば、9時間)遅延させるようにし
ているため、昇温間隔が短縮される時間が短くなり、第
2設定温度T2への加熱に要する電力を必要最低限に抑
えることができる。その他の作用効果は実施例2と同様
なので重複を避けて説明を省略する。
【0095】実施例6 図19には、本願発明の実施例6にかかる米飯保温容器
におけるコントロールユニットによる保温制御のフロー
チャートが示されている。
【0096】本実施例の場合、昇温間隔制御手段270
は、低温保温開始後所定時間t5(例えば、9時間)が
経過した後に昇温間隔tsをt1(例えば、3時間)よ
り短い時間t1′(例えば、2時間)に短縮するように
作用することとされている。
【0097】次に、図19のフローチャートを参照して
本実施例における保温制御を詳述する。
【0098】本実施例において行われる保温制御におけ
るステップS1〜ステップS16までの処理は実施例2と
同様なので説明を省略し、その後の処理について詳述す
る。
【0099】ステップS17において低温保温開始から所
定時間t6(例えば、9時間)が経過したか否かの判定
がなされ、ここで肯定判定されるまではステップS18
下の処理がなされる。
【0100】即ち、ステップS18においてt1タイマー
がセットされ、ステップS19において所定時間t1が経
過したと確認された場合には、ステップS20へ進み、前
記t1タイマーがリセットされ、ステップS21において
ワークコイル16がON作動されて内鍋3への加熱が開
始され、ステップS22において内鍋温度Tと第2設定温
度Ts2(例えば、120℃)との比較がなされ、T>
Ts2と判定されるまでワークコイル16への通電が継
続される。この過程において、低温保温中に内鍋3に付
着した露が蒸発せしめられるとともに、収容された米飯
の温度上昇とが得られる。上記昇温制御は、第2通電制
御手段262により実行される。
【0101】そして、ステップS22においてT>Ts2
と判定されると、ステップS23においてワークコイル1
6がOFF作動され、その後ステップS4へリターンす
る。この制御は、通電停止手段263により実行され
る。つまり、ワークコイル16による加熱は内鍋温度T
が第2設定温度Ts2に上昇するまで行われるのであ
り、内鍋温度Tの第2設定温度Ts2への上昇は瞬間的
とされるのである。従って、ワークコイル16による加
熱によって米飯が焦げたりすることはない。
【0102】一方、ステップS17において肯定判定され
た場合には、ステップS24においてt1′タイマーがセ
ットされ、ステップS25において所定時間t1′の経過
が確認されると、ステップS26においてt1′タイマー
がリセットされ、その後ステップS21へ進み、以下の処
理がなされる。なお、ステップS19、ステップS22およ
びステップS25において否定判定された場合にはステッ
プS4へリターンする。
【0103】上記した保温制御における内鍋温度の経時
変化は、図20に示すタイムチャートの通りである。
【0104】本実施例においても、低温保温時間の経過
に応じて第2設定温度T2への昇温間隔tsが短縮され
ることとなり、低温保温時間の経過とともに増大するお
それのある腐敗菌の増殖が防止できるとともに、食事時
刻(例えば、12:00)に対応して内鍋温度Tが所定
時間t3(例えば、30分)高めに保持されることとな
り、食事時刻の米飯温度が所定時間高く(即ち、「ほか
ほか」状態に)保持されるところから、ユーザは「ほか
ほか」のご飯を食することできる。また、昇温間隔が短
縮される時間が短くなるため、第2設定温度T2へ昇温
させるために消費される電力を節約できる。その他の作
用効果は実施例2と同様なので重複を避けて説明を省略
する。
【0105】実施例7 図21には、本願発明の実施例7にかかる米飯保温容器
におけるコントロールユニットの内容が示されている。
【0106】本実施例の場合、実施例2におけるコント
ロールユニット26には、第1設定温度T1を保温時間
の経過に応じて高く変更する設定温度変更手段272が
付設されている。なお、低温保温停止手段265は省略
されている。その他の構成は実施例2と同様である。
【0107】次に、上記設定温度変更手段27による設
定温度変更制御について図22のフローチャートを参照
して説明する。
【0108】ステップS1においてt6タイマーのカウン
トが開始され、ステップS2において低温保温時間がt6
(max)経過したか否かの判定がなされ、ここで、肯
定判定されるまではステップS3において第1設定温度
がT1+βt6に従って設定変更される。なお、T1+β
6(max)=73℃を第1設定温度の変更限界とさ
れる。従って、ステップS2において低温保温時間がt6
(max)経過したと判定されると、ステップS4にお
いてt6タイマーのカウントを停止し、以後は第1設定
温度は73℃に固定される。
【0109】このようにしたことにより、低温保温時間
の経過に応じて米飯保温温度が高め誘導されることとな
り、低温保温時間の経過とともに増大するおそれのある
腐敗菌の増殖が防止できる。その他の作用効果は実施例
2と同様なので重複を避けて説明を省略する。
【0110】上記各実施例においては、第1設定温度T
1を62℃としているが、第1設定温度T1は60〜68
℃の範囲とするのが望ましく、T1<60℃とすると、
米飯温度がひくくなり過ぎて、腐敗し易くなるとともに
食味も落ちるし、T1>68℃とすると、米飯が乾燥お
よび変色するおそれがある。一方、第2設定温度T2
120℃としているが、第2設定温度T2は90〜12
0℃の範囲とするのが望ましく、T2<90℃とする
と、腐敗菌の増殖抑制が難しくなるし、T2>120℃
とすると、米飯が焦げるおそれがある。
【0111】上記各実施例においては高周波電磁誘導装
置(すなわち、ワークコイル)を大容量の加熱手段とし
て採用しているが、シーズヒータを埋設した熱盤からな
る電気ヒータを大容量の加熱手段として採用することも
できる。
【0112】また、上記各実施例では、炊飯と保温を兼
用するものについて説明したが、本願発明は、保温専用
のものにも適用可能であり、その場合大容量の加熱手段
を付設する必要がある。
【0113】本願発明は、上記各実施例の構成に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例1にかかる米飯保温容器の縦
断面図である。
【図2】本願発明の実施例1にかかる米飯保温容器にお
ける電気的要素の結線図である。
【図3】本願発明の実施例1にかかる米飯保温容器にお
けるコントロールユニットの内容を示すブロック図であ
る。
【図4】本願発明の実施例1にかかる米飯保温容器にお
けるコントロールユニットの動作を説明するフローチャ
ートである。
【図5】本願発明の実施例1にかかる米飯保温容器にお
ける内鍋温度の経時変化を示すタイムチャートである。
【図6】本願発明の実施例1にかかる米飯保温容器にお
けるコントロールユニットによる設定温度変更制御を説
明するフローチャートである。
【図7】本願発明の実施例2にかかる米飯保温容器にお
けるコントロールユニットの内容を示すブロック図であ
る。
【図8】本願発明の実施例2にかかる米飯保温容器にお
けるコントロールユニットの動作を説明するフローチャ
ートである。
【図9】本願発明の実施例2にかかる米飯保温容器にお
ける内鍋温度の経時変化を示すタイムチャートである。
【図10】本願発明の実施例3にかかる米飯保温容器に
おけるコントロールユニットの内容を示すブロック図で
ある。
【図11】本願発明の実施例3にかかる米飯保温容器に
おけるコントロールユニットの動作を説明するフローチ
ャートである。
【図12】本願発明の実施例3にかかる米飯保温容器に
おける内鍋温度の経時変化を示すタイムチャートであ
る。
【図13】本願発明の実施例4にかかる米飯保温容器に
おけるコントロールユニットの内容を示すブロック図で
ある。
【図14】本願発明の実施例4にかかる米飯保温容器に
おけるコントロールユニットの動作を説明するフローチ
ャートである。
【図15】本願発明の実施例4にかかる米飯保温容器に
おける内鍋温度の経時変化を示すタイムチャートであ
る。
【図16】本願発明の実施例5にかかる米飯保温容器に
おけるコントロールユニットの内容を示すブロック図で
ある。
【図17】本願発明の実施例5にかかる米飯保温容器に
おけるコントロールユニットの動作を説明するフローチ
ャートである。
【図18】本願発明の実施例5にかかる米飯保温容器に
おける内鍋温度の経時変化を示すタイムチャートであ
る。
【図19】本願発明の実施例6にかかる米飯保温容器に
おけるコントロールユニットの動作を説明するフローチ
ャートである。
【図20】本願発明の実施例6にかかる米飯保温容器に
おける内鍋温度の経時変化を示すタイムチャートであ
る。
【図21】本願発明の実施例7にかかる米飯保温容器に
おけるコントロールユニットの内容を示すブロック図で
ある。
【図22】本願発明の実施例7にかかる米飯保温容器に
おける設定温度変更制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1は本体容器、2は蓋体、3は内鍋、7は加熱手段(保
温用電気ヒータ)、9は温度検出手段(サーミスタ)、
16は加熱手段(ワークコイル)、26はコントロール
ユニット、27は操作パネル、30は室温センサー、3
5は保温選択スイッチ、46は計時手段、261は第1
通電制御手段、262は第2通電制御手段、263は通
電停止手段、264は昇温間隔固定手段、265は低温
保温停止手段、266は設定温度変更手段、267は再
加熱手段、268は昇温実行手段、269は再加熱実行
手段、270は昇温間隔制御手段、271は遅延手段、
272は設定温度変更手段。

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米飯収容用の内鍋と、該内鍋を保温加熱
    する加熱手段と、前記内鍋の温度を検出する温度検出手
    段とを備えた米飯保温容器であって、前記温度検出手段
    により検出される内鍋温度を通常保温温度より低い第1
    設定温度に保つように前記加熱手段への通電を制御する
    第1通電制御手段と、該第1通電制御手段による低温保
    温継続中において前記温度検出手段により検出される内
    鍋温度を内鍋に付着した露を蒸発させ得る第2設定温度
    に間欠的に上昇させるように前記加熱手段への通電を制
    御する第2通電制御手段と、前記第1通電制御手段によ
    る低温保温開始後所定時間経過するまで前記第2通電制
    御手段による間欠温度上昇を遅延させる遅延手段とを備
    えていることを特徴とする米飯保温容器。
  2. 【請求項2】 米飯収容用の内鍋と、該内鍋を保温加熱
    する加熱手段と、前記内鍋の温度を検出する温度検出手
    段とを備えた米飯保温容器であって、前記温度検出手段
    により検出される内鍋温度を通常保温温度より低い第1
    設定温度に保つように前記加熱手段への通電を制御する
    第1通電制御手段と、該第1通電制御手段による低温保
    温継続中において前記温度検出手段により検出される内
    鍋温度を内鍋に付着した露を蒸発させ得る第2設定温度
    に間欠的に上昇させるように前記加熱手段への通電を制
    御する第2通電制御手段と、前記第2通電制御手段によ
    る第2設定温度への内鍋温度上昇時間間隔を保温時間の
    経過に対応させて短縮する昇温間隔制御手段を付設した
    ことを特徴とする米飯保温容器。
  3. 【請求項3】 前記第2通電制御手段による第2設定温
    度への内鍋温度の上昇と同時に前記加熱手段への通電を
    停止する通電停止手段を付設したことを特徴とする前記
    請求項1および請求項2のいずれか一項記載の米飯保温
    容器。
  4. 【請求項4】 前記第2通電制御手段による第2設定温
    度への内鍋温度上昇時間間隔を所定時間に固定する昇温
    間隔固定手段を付設したことを特徴とする前記請求項1
    ないし請求項のいずれか一項記載の米飯保温容器。
  5. 【請求項5】 前記第1通電制御手段による通電制御を
    保温開始後所定時間経過した後に終了させる低温保温停
    止手段を付設したことを特徴とする前記請求 項1ないし
    請求項4のいずれか一項記載の米飯保温容器。
  6. 【請求項6】 前記第1設定温度を保温時間の経過に応
    じて高く変更する第1設定温度変更手段を付設したこと
    を特徴とする前記請求項1ないし請求項5のいずれか一
    項記載の米飯保温容器。
  7. 【請求項7】 1日の時刻を計時する計時手段と、前記
    第2通電制御手段による第2設定温度への内鍋温度上昇
    とは別に前記計時手段により設定された食事時刻に内鍋
    温度を前記第1設定温度より高く前記第2設定温度より
    低い第4設定温度に所定時間保持する再加熱手段を付設
    したことを特徴とする前記請求項1ないし請求項6のい
    ずれか一項記載の米飯保温容器。
  8. 【請求項8】 1日の時刻を計時する計時手段と、該計
    時手段により設定された食事時刻に前記第2通電制御手
    段および通電停止手段の作動を実行するよう指令する昇
    温実行手段を付設したことを特徴とする前記請求項1な
    いし請求項のいずれか一項記載の米飯保温容器。
  9. 【請求項9】 前記再加熱手段の作動を前記昇温実行手
    段の作動後に実行するよう指令する再加熱実行手段を付
    設したことを特徴とする前記請求項記載の米飯保温容
    器。
  10. 【請求項10】 室内温度を検出する室温検出手段と、
    該室温検出手段により検出された室内温度に応じて前記
    第1設定温度を変更する第2設定温度変更手段とを付設
    したことを特徴とする前記請求項1ないし請求項9のい
    ずれか一項記載の米飯保温容器。
  11. 【請求項11】 前記加熱手段は、内鍋を加熱する大容
    量の電磁誘導装置および小容量の電気ヒータにより構成
    されていることを特徴とする前記請求項1ないし請求項
    10のいずれか一項記載の米飯保温容器。
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