JP2806273B2 - シートリクライニング装置 - Google Patents

シートリクライニング装置

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JP2806273B2
JP2806273B2 JP24073994A JP24073994A JP2806273B2 JP 2806273 B2 JP2806273 B2 JP 2806273B2 JP 24073994 A JP24073994 A JP 24073994A JP 24073994 A JP24073994 A JP 24073994A JP 2806273 B2 JP2806273 B2 JP 2806273B2
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田 知 徳 吉
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池田物産株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートリクライニング
装置に関し、更に詳細に説明するとシートクッションに
対してシートバックを傾動可能に支持する枢支軸と、該
枢支軸を中心として前記シートバックの傾動に伴って回
動し、外周縁に係合歯を形成したアッパーツースと、該
アッパーツースの係合歯に噛合する歯部を有し当該歯部
を係合歯に噛合させるロック位置及び係合歯と離間する
解除位置との間で回動自在のロアーツースと、該ロアー
ツースをロック位置及び解除位置間で作動させる操作レ
バーとを備えたシートリクライニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシートリクライニング装置として
は、例えば図4に示すように、シートクッションフレー
ムに固定されるベースプレート1と、その後方上端部に
回動自在に取付けられたシートバックを支持するアーム
プレート10と、このアームプレート10に固定された
下端側の円周面に係合歯20aを形成したアッパーツー
ス20と、ベースプレート1にアッパーツース20の係
合歯20aと対向して回動自在に取付けられた係合歯2
0aと係合する係合歯30aを有し、且つこの係合歯3
0aとは反対側に円弧状カム面部31とこれに連接する
凹部状カム面部32とで形成されたカム面33を形成し
たロアーツース30と、ベースプレート1のロアーツー
ス30の下側に回動可能に配設された操作レバー40と
を備えている。
【0003】操作レバー40には、ロアーツース30の
カム面33に係合する円弧状係合面45aを有するカム
45が取付けられていると共に、レバースプリング50
によって反時計方向に付勢されている。ここで、ロアー
ツース30の円弧状カム面部31は、図5に示すよう
に、アッパーツース20の係合歯20aとロアーツース
30の係合歯30aが噛合するロック状態で両係合歯2
0a,30a間にガタを生じないように、カム45の円
弧状係合面45aとの接触点Pにおける接線L1と直交
する法線L2 が、接触点Pとカム45の固定中心PC
を結ぶ線L3 に対して反時計方向に滑り角θ分ずれるよ
うに設定されてストッパー部34が形成されている。
【0004】従って、カム45の円弧状係合面45aの
接触点Pがロアーツース30のストッパー部34に接触
することにより、操作レバー40の反時計方向の回動が
規制され、この状態でアッパーツース20の係合歯20
aとロアーツース30の係合歯30aとが互いに係合し
てアッパーツース20の回動即ちアームプレート10を
介してのシートバックの傾動がロックされる。
【0005】この状態から、操作レバー40をレバース
プリング50に抗して時計方向に回動させることによ
り、カム45がロアーツース30の円弧状カム面部31
から凹部状カム面部32に係合することにより、ロアー
ツース30が自重及び係合歯20a,30a間の押圧力
によって反時計方向に回動して、係合歯30aが係合歯
20aから離間してロック状態が解除され、これによっ
てアッパーツース20及びアームプレート10を介して
シートバックを任意の位置に傾動させることを許容す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記従来の
シートリクライニング装置にあっては、部品の寸法精度
のバラツキによって、カム45がロアーツース30のス
トッパー部34に係合した状態でアッパーツース20の
係合歯20aとロアーツース30の係合歯30aとの間
に隙間ができて遊びが生じたり、カム45の寸法が短く
カム45がロアーツース30のストッパー部34と係合
しない状態が生じることを防止するために、ロアーツー
ス30の円弧状カム面部31をカム45の円弧状カム面
45aとの接触点Pにおける法線L2 を前述した滑り角
θ分ずらすようにしているので、着座者が着座したとき
にシートバックに凭れ掛かることにより、アッパーツー
ス20には、図4で矢示Tで示す回転トルクが作用し、
これによって操作レバー40に図4に示すようにロアー
ツース30とカム45とのロック角によって生じるロッ
クトルクT1 とレバースプリング50によるロックトル
クT2 とが反時計方向即ちロック方向に作用すると共
に、図5に示すように、トルクTによってロアーツース
30に接触点Pを作用点とする力F1 が作用すると、円
弧状カム面部31とカム45との間の滑り角θによって
カム45にこれを時計方向に回動させる力F2 が作用す
ることになり、この力F2 によってロックトルクT1
びT2 とは反対方向即ちロック解除方向のロック解除ト
ルクT3 が作用することになる。このロック解除トルク
3 がロックトルクT1 及びT2 の合成トルクより大き
くなると、ロック状態が解除されて、シートバックが不
用意に傾動する虞れがあるという未解決の課題がある。
【0007】そこで、本発明は、上記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、操作レバーに対し
てロック解除トルクが作用することを防止して、不用意
なロック解除を生じることを確実に防止することができ
る安全性に優れたリクライニング装置を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係るリクライニング装置は、シ
ートクッションに対してシートバックを傾動可能に支持
する枢支軸と、該枢支軸を中心として前記シートバック
の傾動に伴って回動し、外周縁に係合歯を形成したアッ
パーツースと、該アッパーツースの係合歯に噛合する歯
部を有し当該歯部を係合歯に噛合させるロック位置及び
係合歯と離間する解除位置との間で回動自在のロアーツ
ースと、該ロアーツースをロック位置及び解除位置間で
作動させる操作レバーとを備えたシートリクライニング
装置において、前記操作レバーは、前記ロアーツースに
形成したカム面に係合するカムを有し、該カムが偏心軸
によって前記カム面の法線方向の突出長を調整可能に構
成されていることを特徴とする。
【0009】また、本発明の請求項2に係るリクライニ
ング装置は、シートクッションに対してシートバックを
傾動可能に支持する枢支軸と、該枢支軸を中心として前
記シートバックの傾動に伴って回動し、外周縁に係合歯
を形成したアッパーツースと、該アッパーツースの係合
歯に噛合する歯部を有し当該歯部を係合歯に噛合させる
ロック位置及び係合歯と離間する解除位置との間で回動
自在のロアーツースと、該ロアーツースをロック位置及
び解除位置間で作動させる操作レバーとを備えたシート
リクライニング装置において、前記操作レバーは、前記
ロアーツースに形成したカム面部に係合するカムを有
し、該カムが偏心軸によって前記カム面部の法線方向の
突出長を調整可能に構成され、前記操作レバーのカムが
係合してストッパー面となるカム面部の係合点に刻印が
刻設され、前記カムにはストッパー位置での位置合わせ
を行うための刻印が刻設され、前記カムの取付け時に前
記カム面部の係合点に刻設された刻印と、前記カムの刻
印とを位置合わせすることができるようになされている
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の請求項1に係るリクライニング装置に
よれば、操作レバーに形成したカムが偏心軸によってロ
アーツースに形成したカム面の法線方向の突出長を調整
可能に構成されているので、アッパーツース及びロアー
ツースの係合歯間に遊びが生じる場合に、偏心軸によっ
てカムの突出長を調整することにより、係合歯間の遊び
を解消することができる。このため、ロアーツースのカ
ム面とカムとの間に係合歯間の遊びを吸収するための滑
り角を設けることを省略することができ、カムにロック
解除トルクを発生させる力が作用するのを防止する。
【0011】本発明の請求項2に係るリクライニング装
置によれば、操作レバーに形成したカムが偏心軸によっ
てロアーツースに形成したカム面の法線方向の突出長を
調整可能に構成され、操作レバーのカムが係合してスト
ッパー面となるカム面部の係合点に刻印が刻設され、前
記カムにはストッパー位置での位置合わせを行うための
刻印が刻設されているので、アッパーツース及びロアー
ツースの係合歯間に遊びが生じる場合に、偏心軸によっ
てカムの突出長を調整することにより、係合歯間の遊び
を解消することができる。またカム面部の係合点の刻印
とカムの刻印とを位置合わせすることにより係合状態を
確認することができる。このため、ロアーツースのカム
面とカムとの間に係合歯間の遊びを吸収するための滑り
角を設けることを省略することができ、カムにロック解
除トルクを発生させる力が作用するのを防止する。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係るシートリクライニング装
置の一実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明
の一実施例を示す分解斜視図である。図中、1はシート
クッションフレームに固着されたベースプレートであ
り、水平板部2とその後方端部から斜め上方に延長する
傾斜板部3とでL字状に形成され、傾斜板部3に3つの
シャフト挿通孔3a,3b,3cが穿設されている。
【0013】このベースプレート1には、その傾斜板部
3と対向するホルダープレート4との間にシートバック
を支持するアームプレート10、このアームプレート1
0に固定されたアッパーツース20に下方から対向する
ロアーツース30及びこのロアーツース30に下方から
対向する操作レバー40が夫々シャフト挿通孔3a,3
b,3cに挿通された枢支軸としてのアームシャフト
7、ロアーツースシャフト8及び偏心軸としてのカムシ
ャフト9によって回動自在に配設されている。
【0014】アームプレート10には下端側の円弧面に
係合歯20aを形成したアッパーツース20が2本のア
ッパーツースシャフト21,22と、後述するリターン
スプリングの一端を受けるリターンスプリングシャフト
23とによって固定されている。
【0015】ロアーツース30は、図3に示す如く、ロ
アーツースシャフト8によってアッパーツース20の係
合歯20aと下方から係合可能な係合歯30aを有し、
且つこの係合歯20aとは反対側に操作レバー40のカ
ム45の先端軌跡に沿う円弧状カム面部31とこれに連
接する凹部状カム面部32とで形成されたカム面33が
形成されている。また図3に示すように円弧状カム面部
31の後述する操作レバー40のカム45が係合してそ
のストッパー面となる係合点31aに刻印34が刻設さ
れている。
【0016】操作レバー40は、ベースプレート1にカ
ムシャフト9によって回動自在に支持され、ロアーツー
ス30のカム面33に係合する円弧状係合面45aを有
するカム45が取付けられていると共に、レバースプリ
ング50によって反時計方向に付勢されている。
【0017】ここで、カムシャフト9は、図2に示すよ
うに、ベースプレート1のシャフト挿通孔3cに挿通さ
れる軸部9aと操作レバー40及びホルダープレート4
が挿通される軸部9bとが同軸上に形成されているが、
これら軸部9a,9b間でカム45を支持する中間軸部
が偏心軸部9cに形成されている。
【0018】従って、カム45は、カムシャフト9を回
転させることにより、その偏心軸部9cの偏心量に応じ
てロアーツース30のカム面33に対する突出長を調整
することができる。また、カム45には、図3に示すよ
うに、そのストッパー位置での位置合わせを行うための
刻印45bが刻設されている。
【0019】更に、ホルダープレート4には、アームプ
レート10を図1でみて反時計方向に付勢するリターン
スプリング4aが装着されており、このリターンスプリ
ング4aの内端がアームシャフト7に固着され、外端の
自由端がリターンスプリングシャフト23に係合されて
いる。
【0020】次に、上記実施例の動作を説明する。ま
ず、組付け時に、アームプレート10にアッパーツース
20を取付けた状態で、このアームプレート10をベー
スプレート1にアームシャフト7によって回動自在に取
付けると共に、ロアーツース30をロアーツースシャフ
ト8によってベースプレート1に回動自在に取付け、更
に操作レバー40及びカム45をカムシャフト9によっ
てベースプレート1に取付ける。
【0021】この操作レバー40及びカム45の取付け
時に、図3に示すように、ロアーツース30のカム面3
3の円弧状カム面部31の刻印34と、カム45の円弧
状カム面45aの刻印45bとを同一位置に位置合わせ
し、この状態で、アッパーツース20の係合歯20aと
ロアーツース30の係合歯30aとの係合状態を確認
し、両者間の隙間が正常であるか否かを判断することが
できる。
【0022】隙間が狭すぎる場合または広すぎる場合に
は、カムシャフト9を何れか一方に回転させて、その偏
心軸部9cによってカム45を円弧状カム面部31の法
線方向に移動させて両者間の隙間を適正値に調整し、こ
の状態でカムシャフト9をベースプレート1に溶接また
はかしめによって固着する。
【0023】このように、カムシャフト9によってカム
45のロアーツース30の円弧状カム面部31に対する
突出長を調整することができるので、このカム45を操
作レバー40にロアーツース30のカム面33とカム4
5との間に係合歯間の遊びを吸収するための滑り角を設
ける必要はなく、円弧状カム面部31のストッパー面に
対して、その法線方向に配置することが可能となり、ア
ームプレート10からアッパーツース20及びロアーツ
ース30を介して大きな回動力が伝達された場合でもカ
ム45にロック解除トルクを発生させる力が作用するこ
となく確実にストッパー位置を保持することができ、シ
ートバックの不用意な回動を確実に防止することができ
る。
【0024】そして、シートバックを所望の角度に傾動
させる場合には、操作レバー40をレバースプリング5
0に抗して時計方向に回動させ、そのカム45のカム面
45aをロアーツース30の凹部状カム面部32に係合
させることにより、ロアーツース30が時計方向に回動
し、これによってその係合歯30aとアッパーツース2
0の係合歯20aとの噛合状態が解除されることによ
り、ロック状態が解放されてシートバックを任意の角度
に傾動させることができる。
【0025】所望の傾動位置を設定したら操作レバー4
0を反時計方向に復帰させて、そのカム45のカム面4
5aをロアーツース30の円弧状カム面部31のストッ
パー位置に係合させることにより、ロアーツース30の
係合歯30aとアッパーツース20の係合歯20aとが
噛合状態となって、ロック状態に復帰する。
【0026】尚、上記実施例においては、カムシャフト
9の中間軸部9cが偏心している場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、カム45に対して
専用の偏心カムシャフトを設けるようにしてもよい。
【0027】また、上記実施例においては、カム45が
円弧状カム面部31に対してその法線方向に移動する場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、回動力が作用したときにカム45が凹部状カム面部
32方向に移動するロック解除トルクが作用しないよう
に設定すればよいものである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載のシートリクライニング装置によれば、シートク
ッションに対してシートバックを傾動可能に支持する枢
支軸と、該枢支軸を中心として前記シートバックの傾動
に伴って回動し、外周縁に係合歯を形成したアッパーツ
ースと、該アッパーツースの係合歯に噛合する歯部を有
し当該歯部を係合歯に噛合させるロック位置及び係合歯
と離間する解除位置との間で回動自在のロアーツース
と、該ロアーツースをロック位置及び解除位置間で作動
させる操作レバーとを備えたシートリクライニング装置
において、前記操作レバーは、前記ロアーツースに形成
したカム面に係合するカムを有し、該カムが偏心軸によ
って前記カム面の法線方向の突出長を調整可能に構成さ
れているので、アッパーツース及びロアーツースの係合
歯間に遊びが生じる場合に、偏心軸によってカムの突出
長を調整することにより、係合歯間の遊びを解消するこ
とができ、このため、ロアーツースのカム面とカムとの
間に係合歯間の遊びを吸収するための滑り角を設けるこ
とを省略することができ、カムにロック解除トルクを発
生させる力が作用することを確実に防止することができ
るという効果が得られる。
【0029】本発明の請求項2に記載のシートリクライ
ニング装置によれば、操作レバーは、前記ロアーツース
に形成したカム面部に係合するカムを有し、該カムが偏
心軸によって前記カム面部の法線方向の突出長を調整可
能に構成され、前記操作レバーのカムが係合してストッ
パー面となるカム面部の係合点に刻印が刻設され、前記
カムにはストッパー位置での位置合わせを行うための刻
印が刻設され、前記カムの取付け時に前記カム面部の係
合点に刻設された刻印と、前記カムの刻印とを位置合わ
せすることができるようになされているので、アッパー
ツース及びロアーツースの係合歯間に遊びが生じる場合
に、偏心軸によってカムの突出長を調整することによ
り、係合歯間の遊びを解消することができる。またカム
面部の係合点の刻印とカムの刻印とを位置合わせするこ
とにより係合状態を確認することができる。このため、
ロアーツースのカム面とカムとの間に係合歯間の遊びを
吸収するための滑り角を設けることを省略でき、カムに
ロック解除トルクを発生させる力が作用するのを防止で
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るシートリクライニング装置の一
実施例を示す分解斜視図。
【図2】 本発明に係るシートリクライニング装置に適
用し得るカムシャフトを示す断面図。
【図3】 カムとロアーツースカム面との係合状態を示
す説明図。
【図4】 従来例のシートリクライニング装置を示す正
面図。
【図5】 従来例のシートリクライニング装置の作用を
説明する拡大説明図。
【符号の説明】
1 ベースプレート 4 ホルダープレート 9 カムシャフト 9a 軸部 9b 軸部 9c 偏心軸部 10 アームプレート 20 アッパーツース 20a 係合歯 30 ロアーツース 30a 係合歯 31 円弧状カム面部 32 凹部状カム面部 33 カム面 40 操作レバー 45 カム 45a 円弧状カム面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッションに対してシートバック
    を傾動可能に支持する枢支軸と、該枢支軸を中心として
    前記シートバックの傾動に伴って回動し、外周縁に係合
    歯を形成したアッパーツースと、該アッパーツースの係
    合歯に噛合する歯部を有し当該歯部を係合歯に噛合させ
    るロック位置及び係合歯と離間する解除位置との間で回
    動自在のロアーツースと、該ロアーツースをロック位置
    及び解除位置間で作動させる操作レバーとを備えたシー
    トリクライニング装置において、前記操作レバーは、前
    記ロアーツースに形成したカム面部に係合するカムを有
    し、該カムが偏心軸によって前記カム面部の法線方向の
    突出長を調整可能に構成されていることを特徴とするシ
    ートリクライニング装置。
  2. 【請求項2】 シートクッションに対してシートバック
    を傾動可能に支持する枢支軸と、該枢支軸を中心として
    前記シートバックの傾動に伴って回動し、外周縁に係合
    歯を形成したアッパーツースと、該アッパーツースの係
    合歯に噛合する歯部を有し当該歯部を係合歯に噛合させ
    るロック位置及び係合歯と離間する解除位置との間で回
    動自在のロアーツースと、該ロアーツースをロック位置
    及び解除位置間で作動させる操作レバーとを備えたシー
    トリクライニング装置において、前記操作レバーは、前
    記ロアーツースに形成したカム面部に係合するカムを有
    し、該カムが偏心軸によって前記カム面部の法線方向の
    突出長を調整可能に構成され、前記操作レバーのカムが
    係合してストッパー面となるカム面部の係合点に刻印が
    刻設され、前記カムにはストッパー位置での位置合わせ
    を行うための刻印が刻設され、前記カムの取付け時に前
    記カム面部の係合点に刻設された刻印と、前記カムの刻
    印とを位置合わせすることができるようになされている
    ことを特徴とするシートリクライニング装置。
JP24073994A 1994-09-08 1994-09-08 シートリクライニング装置 Expired - Lifetime JP2806273B2 (ja)

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