JP2806157B2 - アプセット加工部の誘導加熱方法 - Google Patents
アプセット加工部の誘導加熱方法Info
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- JP2806157B2 JP2806157B2 JP4189559A JP18955992A JP2806157B2 JP 2806157 B2 JP2806157 B2 JP 2806157B2 JP 4189559 A JP4189559 A JP 4189559A JP 18955992 A JP18955992 A JP 18955992A JP 2806157 B2 JP2806157 B2 JP 2806157B2
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- Japan
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- heating
- induction heater
- upset processing
- heating method
- pipe
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Landscapes
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はパイプ管端のアプセット
加工部の誘導加熱方法（以下、加熱方法と称する。）に
関するものである。
加工部の誘導加熱方法（以下、加熱方法と称する。）に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、アプセット加工をする時に行うパ
イプ管端の加熱には、ガス炉とインダクションヒータを
組合わせて用いる方法がある。
イプ管端の加熱には、ガス炉とインダクションヒータを
組合わせて用いる方法がある。
【０００３】これは、アプセット加工部からパイプ本体
に移行する内面テーパ長さの確保と、本体からテーパ部
が立上がる部分の曲率を大きくすることが目的である
が、ガス炉を使用することにより加工部にスケールによ
る疵ができやすく、しかもコスト上昇につながる。
に移行する内面テーパ長さの確保と、本体からテーパ部
が立上がる部分の曲率を大きくすることが目的である
が、ガス炉を使用することにより加工部にスケールによ
る疵ができやすく、しかもコスト上昇につながる。
【０００４】インダクションヒータのみで加熱すると、
加熱部分から非加熱部分への温度勾配が急で、目的とす
る内面テーパ長さと、立上がりの曲率が得られず、パイ
プ使用時に応力が集中してパイプの破壊につながる。
加熱部分から非加熱部分への温度勾配が急で、目的とす
る内面テーパ長さと、立上がりの曲率が得られず、パイ
プ使用時に応力が集中してパイプの破壊につながる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来、アプセット加工
を行う場合、内面テーパを長くし、立上がりの曲率を大
きくしようとすると、インダクションヒータとガス炉を
組合わせ、先にインダクションヒータによりパイプ管端
を一定長さ加熱し、その後にガス加熱する方法が取られ
てきた。
を行う場合、内面テーパを長くし、立上がりの曲率を大
きくしようとすると、インダクションヒータとガス炉を
組合わせ、先にインダクションヒータによりパイプ管端
を一定長さ加熱し、その後にガス加熱する方法が取られ
てきた。
【０００６】内面テーパ長さと立上がりの曲率は、加熱
部分から非加熱部分の長さが長く、温度勾配が緩やかな
程、テーパ長さが長く、立上がりの曲率を大きくするこ
とができる。
部分から非加熱部分の長さが長く、温度勾配が緩やかな
程、テーパ長さが長く、立上がりの曲率を大きくするこ
とができる。
【０００７】このため、ガス炉を使用し、ガス炉の中を
パイプが移動していく時間を調節して、加熱炉からの熱
伝導によってしか、移行部の長さ及び温度勾配をコント
ロールする他なく、非常に困難である。
パイプが移動していく時間を調節して、加熱炉からの熱
伝導によってしか、移行部の長さ及び温度勾配をコント
ロールする他なく、非常に困難である。
【０００８】また、ガス炉を使用することにより、どう
しても、ガス炉での滞炉時間が長くなり加熱部のスケー
ル量が増加し、スケールロス及びアプセット加工部のマ
グナ疵の原因となっている。本発明は上記のような問題
点を解消できるようにしたアプセット加工部の加熱方法
を提供することを課題とするものである。
しても、ガス炉での滞炉時間が長くなり加熱部のスケー
ル量が増加し、スケールロス及びアプセット加工部のマ
グナ疵の原因となっている。本発明は上記のような問題
点を解消できるようにしたアプセット加工部の加熱方法
を提供することを課題とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明のアプセット加工
部の加熱方法は、アプセット加工のためのパイプ管端の
加熱をインダクションヒータのみを用い、上記インダク
ションヒータを管端加熱時に前進又は後退させることに
より加熱部分から非加熱部分への移行部の温度勾配を緩
やかにすることを特徴とするものである。
部の加熱方法は、アプセット加工のためのパイプ管端の
加熱をインダクションヒータのみを用い、上記インダク
ションヒータを管端加熱時に前進又は後退させることに
より加熱部分から非加熱部分への移行部の温度勾配を緩
やかにすることを特徴とするものである。
【００１０】また、上記インダクションヒータの前進又
は後退幅及び前進又は後退速度を制御することにより、
加熱部分から非加熱部分への移行部の温度勾配及び移行
部の長さをコントロールするものである。
は後退幅及び前進又は後退速度を制御することにより、
加熱部分から非加熱部分への移行部の温度勾配及び移行
部の長さをコントロールするものである。
【００１１】
【作用】パイプ管端の加熱をインダクションヒータのみ
を用いることにより、従来のガス炉を使用した場合に生
ずるスケールロス及びアプセット加工部のマグナ疵の低
減を図ることができる。
を用いることにより、従来のガス炉を使用した場合に生
ずるスケールロス及びアプセット加工部のマグナ疵の低
減を図ることができる。
【００１２】また、インダクションヒータのと特性によ
り、加熱部分と非加熱部分の焼境がはっきりしているた
め、前進又は後退により焼境が移動し、目的とする移行
部の長さだけ前進又は後退させるだけで、容易に緩やか
な温度勾配を得ることができる。
り、加熱部分と非加熱部分の焼境がはっきりしているた
め、前進又は後退により焼境が移動し、目的とする移行
部の長さだけ前進又は後退させるだけで、容易に緩やか
な温度勾配を得ることができる。
【００１３】そして、インダクションヒータの前進又は
後退幅及び前進又は後退速度を制御することにより、加
熱部分から非加熱部分への移行部の温度勾配及び移行部
の長さをコントロールすることができる。
後退幅及び前進又は後退速度を制御することにより、加
熱部分から非加熱部分への移行部の温度勾配及び移行部
の長さをコントロールすることができる。
【００１４】
【実施例】図１は本発明方法を実施するための装置構成
の一例を示す説明図である。
の一例を示す説明図である。
【００１５】架台１０の上にスライドレール１１が設け
られ、インダクションヒータ１５は可変速モータ１２に
よりパイプ２０に対して前進、後退できるようになって
いる。インダクションヒータ１５内に、加熱コイル１６
が内蔵され、ブ−スバー１４を介して給電されるように
なっている。
られ、インダクションヒータ１５は可変速モータ１２に
よりパイプ２０に対して前進、後退できるようになって
いる。インダクションヒータ１５内に、加熱コイル１６
が内蔵され、ブ−スバー１４を介して給電されるように
なっている。
【００１６】パイプ２０の管端を加熱する際、例えばパ
イプ２０を加熱コイル１６内に所定の深さ挿入してお
き、インダクションヒータ１５を加熱開始とほぼ同時に
徐々にモータ１２によりスピードを変えながら後退さ
せ、内面テーパ部に相当する長さを後退させたところ
で、インダクションヒータ１５を停止させる。そして、
所定の時間、停止させたままで加熱する。こうして、ガ
ス炉を使用しなくても、温度勾配をもった加熱部がで
き、コスト及びスケールロスの低減やマグナ疵の減少に
になる。図２に、（ａ）本発明方法による加熱方法と、
（ｂ）従来の加熱方法により加熱したパイプ管端の温度
分布を対比して示す。図から明らかなように、本発明方
法により、緩やかな温度勾配の加熱をすることができ
る。
イプ２０を加熱コイル１６内に所定の深さ挿入してお
き、インダクションヒータ１５を加熱開始とほぼ同時に
徐々にモータ１２によりスピードを変えながら後退さ
せ、内面テーパ部に相当する長さを後退させたところ
で、インダクションヒータ１５を停止させる。そして、
所定の時間、停止させたままで加熱する。こうして、ガ
ス炉を使用しなくても、温度勾配をもった加熱部がで
き、コスト及びスケールロスの低減やマグナ疵の減少に
になる。図２に、（ａ）本発明方法による加熱方法と、
（ｂ）従来の加熱方法により加熱したパイプ管端の温度
分布を対比して示す。図から明らかなように、本発明方
法により、緩やかな温度勾配の加熱をすることができ
る。
【００１７】
【発明の効果】本発明のアプセット加工部の加熱方法は
上記のようなもので、加熱装置をインダクションヒータ
のみでガス炉を省略でき、コストの低減、スケールロス
の低減及びマグナ疵の減少の効果がある。
上記のようなもので、加熱装置をインダクションヒータ
のみでガス炉を省略でき、コストの低減、スケールロス
の低減及びマグナ疵の減少の効果がある。
【図１】本発明方法を実施するための装置構成の一例の
説明図。
説明図。
【図２】パイプ管端の温度分布を従来法と対比して示す
説明図。
説明図。
１２…モータ、１５…インダクションヒータ，２０…パ
イプ。
イプ。
Claims (2)
- 【請求項１】 アプセット加工のためのパイプ管端の加
熱をインダクションヒータのみを用い、上記インダクシ
ョンヒータを管端加熱時に前進又は後退させることによ
り加熱部分から非加熱部分への移行部の温度勾配を緩や
かにすることを特徴とするアプセット加工部の誘導加熱
方法。 - 【請求項２】 上記インダクションヒータの前進又は後
退幅及び前進又は後退速度を制御することにより、加熱
部分から非加熱部分への移行部の温度勾配及び移行部の
長さをコントロールする請求項１に記載のアプセット加
工部の誘導加熱方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4189559A JP2806157B2 (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | アプセット加工部の誘導加熱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4189559A JP2806157B2 (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | アプセット加工部の誘導加熱方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0631369A JPH0631369A (ja) | 1994-02-08 |
| JP2806157B2 true JP2806157B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=16243357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4189559A Expired - Fee Related JP2806157B2 (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | アプセット加工部の誘導加熱方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2806157B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5402865B2 (ja) * | 2010-07-22 | 2014-01-29 | 新日鐵住金株式会社 | 鋼管端部の口絞り加工装置および口絞り加工方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5923346B2 (ja) * | 1976-09-03 | 1984-06-01 | 昭和電工株式会社 | 射出吹込成形用樹脂組成物 |
| JPH03151135A (ja) * | 1989-11-06 | 1991-06-27 | Nkk Corp | アプセット部の段付き加熱方法 |
-
1992
- 1992-07-16 JP JP4189559A patent/JP2806157B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0631369A (ja) | 1994-02-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |