JP2805662B2 - 高位置にスプール支持レールを備えたワインダー - Google Patents

高位置にスプール支持レールを備えたワインダー

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Description

【発明の詳細な説明】 〔従来技術〕 本発明は、巻きウェブロールを巻くことに関し、特
に、製紙機械のワインダーに関する。
〔背景技術〕
紙は、製紙機械で連続処理により製造される。紙は、
典型的には、紙繊維のスラリーと水をスクリーン上に流
すことにより湿潤端部で形成される。スクリーン上の繊
維マットは、プレスロール及び吸引箱により脱水され、
ローラー群へ送られ、そこでプレスされ、乾燥される。
最後の形成工程は、形成された紙ウェブを、カレンダー
またはスーパーカレンダーを通って走行させることであ
る。そのカレンダーまたはスーパーカレンダーは、対向
するロール間でウェブを圧縮し、仕上げ表面を改善し、
均一の紙の厚みに改善する。湿潤端部における形の形成
から乾燥端部でのカレンダー処理までの製紙工程に含ま
れる全工程は、連続する性質のものであり、各々の長さ
の紙が同一工程と同一力を受け、かくして、高度に均質
性の紙ウェブが形成される。しかしながら、製紙工程の
最後の段階、即ち、製紙機械から取り外すために、紙ウ
ェブをスプールに巻きとる工程で、紙ウェブの不均一な
処理が生じてしまう。
現代の製紙機械で典型的に形成される紙のリールは、
直径305.6センチメートル(120インチ)以上で、リール
幅は508〜1016センチメートル(200〜400インチ)に達
するものがある。いわゆるマシンリール又はジャンボリ
ールとして巻かれた紙は、典型的なものでは、更に巻き
戻しやスライス処理され、ある時には、新聞のような紙
を消費する顧客により使用される個々のリール、又は個
々のセットを形成するために紙にコーティングを施すこ
ともある。過去数年間に行われた研究によれば、ジャン
ボリール又はマシンリールに形成された紙ウェブはきず
ついていることがわかった。そのきずは、典型的なもの
では、紙シートの近縁近くに裂け目があったり、中心部
近くにしわがあったりするものである。そのきずは、典
型的には、それが紙のコーティング機や巻き戻し機で処
理している時、又は印刷機にかけて使用している時に、
紙ウェブの破断を生じさせてしまう。
ジャンボリールからもっと小さな紙リールまた紙ロー
ルが形成され、それが1セットとなる。最後のセットは
リールの中心部に最も近い紙で構成される。即ち、その
紙はリールスプールに最初に巻かれたものである。研究
の結果、或る製紙ミル機において、問題のある紙等級が
ある全ての廃紙の70〜80%がリールから取り出す最後の
セットからのものである。或る研究では、印刷中、プレ
ス室での紙ウェブの破断の実に73%がリールからの最後
のセットに生じており、そのセットは、紙がジャンボリ
ールに巻かれる時スプールに最も近い所の紙で形成され
る。
製紙速度が高速となり、紙幅が大きくなると、巻かれ
るジャンボの寸法と重量もまた、増大する。過去におい
て、リールのきずによる紙の損失のうち一部は使用可能
と考えられてきた。しかしながら、マシンロールの寸法
が増大すると、現在の紙リールに関連する問題が深刻に
なり、同時に、競争力が強化され、また天然資源の利用
を最大限効果的にしようという関心が高まることによ
り、製品のきずやあらゆる種類の廃紙の許容度が小さく
なってきた。
マシンリール又はジャンボリールのきずに対する解決
策は、リールにより一層均一に巻かれる紙ウェブをつく
ることである。リール巻きのしまり具合や品質は、3つ
の要素によって決まる。即ち、引っ張り(tension)
と、ニップ圧(ニップ圧を均一にするためのリール支持
も含む)と、トルクである。紙ワインダーは、適度の引
っ張り量を与えるように選択された速度で製紙機械駆動
体により駆動されるリールドラムを使用する。引っ張り
は、紙の所与の等級と紙の強度に対して適するように選
択され、典型的には、紙の所与の等級の引っ張り強度の
10〜25%とされる。ウェブスプールと、その上に巻かれ
る紙リールはリールドラムとの間にニップを形成し、そ
のリールドラムに乗る。ニップは、コアに巻かれる紙を
圧縮する。同時に、リールドラムは、リールの巻き始め
に支持を与える。その支持は、連続するがジャンボリー
ルの寸法が増大する時、小さくなる。
引っ張りは、マシンリールを駆動する中心巻き補助駆
動体によりコントロールされる。その中心巻き補助駆動
体は、ウェブがコアに巻かれて増大する時、リールドラ
ムとマシンリールとの間でウェブへ導入される引っ張り
量をコントロールする差動トルクコントローラを備えた
差動トルク駆動体である。“リールアップとリールアッ
プのニップ圧の調整方法”という名称のヨーロッパ特許
出願91850261.8号(1992年4月29日に公告となった、公
告No.0483093A1)は、リールに関する前述の問題のいく
つかを記述したリールシステムを開示している。このヨ
ーロッパ出願は、リールドラムの回転軸のまわりでピボ
ット動きする傾斜レールの使用を開示している。リール
に乗るのは、リールのコアであって、その上に紙ウェブ
が巻かれる。このヨーロッパ出願は、ウェブがマシンリ
ールに巻かれる時、そのマシンリールとリールドラムと
の間に形成されるニップ負荷が均一に保持されるよう
に、レーリと水平線との間の角度を変化させることを開
示している。
移動するウェブで巻かれるリールスプールを支持する
ために一対の水平レールを使用し、かつ、巻かれている
ウェブロールに圧接させるためのプレスロール35を使用
する巻きシステムは、米国特許第5,251,835号に記載さ
れている。しかし、この装置におけるプレスロールは、
ロール15によって形成されるニップに加えて、リールス
プールを支持するレールの上方にあるニップを形成す
る。さらに、プレスロール35は、ウェブロールがレール
上を移動する時にウェブロールと共に移動する。
もうひとつの型のワインダーシステムは、ベロイト・
コーポレーション製のTNTTMシステムであり、これは、
本明細書で記述している問題には実質適に関係のうすい
均等な密度のマシンリールを作るように、引っ張り、ニ
ップ、トルクをコントロールする連続コントロール装置
を使用する。このベロイト・コーポレーション社のTNT
機械は、リールドラムの上方に位置する水平レールを使
用する。リールドラムは垂直方向へ位置づけ可能であ
り、ニップ圧を直接、測定する負荷セルに応答してコン
トロールされる。ベロイト・コーポレーションのTNTマ
シンは上記の問題を解決し、ワインダーに生じるきずが
最少限であるような均等構造のマシンロールを製造す
る。前記ベロイト・コーポレーションのTNT機械は、PCT
国際公開(PCT International Publication)No.WO 94/
26641に記載されている。ベロイト・コーポレーション
のTNTマシンは均等性がすぐれたジャンボマシンロール
の製造に対して満足な解決法を提供するけれども、同一
問題に対して、その他のアプローチを行うことが望まし
い。製紙業界は、広範囲の紙及び板紙を製造するために
利用される多くの異なる製法や長い年月をもつ設置され
た機械の大きい基盤を有している。かくして、所与の問
題に対する1つ以上の解決法が、効果的に使用されるこ
とになる。
必要なことは、マシンワインダーの均一性を改善した
ワインダーを設計するもうひとつのアプローチである。
〔発明の開示〕
本発明のマシンワインダーは、枠に装着された大径の
リール支持ドラムを使用する。その枠にはまた、リール
レールが取付けられ、そのリールレールは、リールドラ
ムの上法に配置されるので、マシンリール又はジャンボ
(即ち、ウェブロールか巻かれる)がレールに乗ったス
プールに形成される時、スプールはリールドラム上の垂
直方向の位置からレールに沿って横方向へ転移した位置
まで移動するので、ジャンボの表面は、リールドラムの
頂部に対して正接状態にある。巻き周期を通してトルク
を与えるために、2個の中心巻き駆動体を使用する。始
動中心巻き駆動体は、新スプールを始動させる。マシン
リールのサイズが増大する時、それはリールドラムから
線状に水平に移動する。リールドラムとマシンリールと
の間のニップ圧は、重力と、レールに沿ったマシンリー
ルの水平位置づけによってコントローラされる。レール
に沿ったマシンリールの位置づけは、通常の空気シリン
ダ又は油圧シリンダによりコントロールすることができ
る。始動中心巻き駆動体は、ジャンボがそのジャンボリ
ールの所定の直径に達する位置まで新スプールと結合状
態にある。ジャンボリールの直径が増大する時、第2中
心巻き駆動体がリールスプールの反対端で作動し、ジャ
ンボリールの完了まで結合状態にある。始動中心巻き駆
動体は、第2中心巻き駆動体の結合により結合から外さ
れ、次のリールスプールにライン速度を与えるために最
初の位置へ戻される。この中心巻き駆動体は、差動トル
ク型であるので、マシンリールにかかるトルクは、リー
ルドラムにより生じる引っ張りに対してコントロールさ
れる。もうひとつの実施形態のワインダーは、リールレ
ールに沿ってマシンリールとそのコアとを位置づけるた
めに第1及び第2アームを使用する。第1及び第2アー
ムがリールをコントロールし、レールがリールドラムと
同一レベルに位置づけられるような従来技術では、マシ
ンリールの巻きに不連続が生じる。この不連続の欠点
は、本発明により、リールドラムの上にマシンリールを
置き、リールレールに沿ってマシンリールを連続的に前
進させることによって克服される。
本発明の特徴は、巻きウェブリールにウェブを巻くワ
インダーと方法を提供することである。
本発明のもうひとつの特徴は、きずの少ない巻きジャ
ンボリールを製造する改良されたワインダーと方法を提
供することである。
本発明のもうひとつの特徴は、巻き工程の全体を通し
て巻かれる紙ウェブにトルク、ニップ圧及びウェブの引
っ張りがかけられ、その際、移動や中断もなくて、均一
性が改善されたマシンリールを生じさせるような、改良
されたワインダーと巻き方法を提供することである。
本発明のもうひとつの特徴は、最初のリールスプール
をドラムで支持し、巻き周期を通して巻きジャンボリー
ルを一部ドラムで支持することによって、ワインダーの
形状によりリールスプールとジャンボリールの重力によ
るたわみを最少限にした改良されたワインダーと巻き方
法を提供することである。
本発明のその他の目的、特徴及び効果は、図面に関連
して説明した好ましい本発明の実施の形態の記載を読む
時、この技術に熟達した者にとって容易に明らかとなる
であろう。
〔図面の簡単な説明〕
図1は本発明のワインダーの側面図であって、リール
スプールのストレージ及び位置づけ装置を示す。
図2〜5は、マシンリールに巻かれる時のそのマシン
リールの進展を示す概略側面図である。
図6は図1のワインダーの平面図であって、始動及び
主中心巻き駆動体を示す。
図7は図1のワインダーをクロスマシン方向から見た
図であって、始動及び主中心巻き駆動体を示す。
図8は従来のニップ負荷と図1のワインダーのニップ
負荷とを比較したグラフを示す。
図9〜12は、図1に示されるワインダーのもうひとつ
の実施の形態においてリールに巻かれる際にマシンリー
ルの進展を示す概略側面図であって、リール用レールの
上でマシンリールの位置を制御するためにアームが使用
されている。
〔発明を実施するための最良の形態〕
図1〜12を参照すれば、同一符号は同一部品を示して
おり、図1〜7には、ワインダー20が示されている。ワ
インダー20は、製紙機械(図示せず)からの紙ウェブ22
を受取り、リールスプール24にウェブ22を巻き、ジャン
ボロール又はマシンロール26を形成する。ワインダー20
は、典型的には、製紙機械の最後の構成要素であり、し
かも製紙機械の基本的プロセスの最後の工程を形成す
る。製造された紙ウェブ22が一旦大型ジャンボリール26
に形成されると、紙ウェブは製紙機械から切断され、紙
を巻いたリールは取り外され、次の処理へ送られるか、
或いは販売される。
典型的なジャンボリールは、1016センチメートル(40
0インチ)もの幅を有し、304.8センチメートル(120イ
ンチ)以上の直径を有する。大型ジャンボリールは、典
型的には、もっと小さな直径と幅をもつ小型リール又は
小型セットにスライスされる。紙はまた、特定ユーザー
の要求を満足させるように、コーター及び/又はスーパ
ーカレンダーを通して処理される。一段と幅の広い紙ウ
ェブを一段と高速で製造する能力が増大したので、それ
に伴って、ジャンボリールも大きくなってきた。これら
の大型リールは、ジャンボリールの巻き方によって生じ
る紙のきずが一層生じ易い。
紙ウェブ22が巻かれるスプール24は、紙が巻かれる
間、その両端のみで支持される長いビームである。スプ
ールにかかるビームのたわみ負荷は、スプール24に巻か
れた紙30に作用する重力によって生じる。スプール24に
よって形成されるビームのたわみは、紙ウェブ22がスプ
ール24に巻かれる時、その紙ウェブ22にきずを生じさせ
る。これらのきずは典型的には、スプール24のすぐそば
の紙に集中する。かくして、紙の処理中又は紙の印刷中
に、紙ウェブが破れるといった問題を生じさせる紙のき
ずは、その70〜80%がリールの最後のセットで生じるこ
とが分かった。
ウェブ22をスプール24に均等に巻くことによって、紙
ウェブはスプールと共働して一層肉厚で一層堅固なビー
ムを形成し、これが順次、そこに巻かれる更なる紙を支
持する。かくして、ジャンボリール26の場合に生じるき
ずを回避する1つの方策は、リール26の直径が増大する
時、次第に引っ張りを弱めた均等な巻きを確実にするこ
とである。図8に、ジャンボリール26の場合の理想的な
ニップ負荷を示すグラフのプロット28を示す。図8に示
すニップ負荷のプロット28は、リールの直径が増すとき
に非常にわずかづつ減少するような均等なニップ負荷を
示す。
ウェブ22の引っ張りを調節し、スプール24と支持ドラ
ム34との間のニップ32の圧力を調節し、図6及び図7に
示すように、中心線補助駆動体36,38でジャンボリール2
6を駆動することによりコントロールされるトルクを調
節することによって、図1〜7に示すワインダー20は、
きずの少ない改良型リール構造のジャンボリール26を生
じさせる。
図1を参照すれば、ワインダー20は、水平レール42を
支持する2本のレール支持ビーム44を備えた枠40を有す
る。レール支持ビームは支柱部材48により床又は基礎64
に取付られる。スプールリール24は、レール42上の軸受
ハウジング50に支持される。軸受ハウジング50は、レー
ル42上で回転し、リールスプール24がレール上で水平方
向へ並進移動することを可能にする。軸受ハウジング50
が静止している時、スプールリール24はその軸受ハウジ
ング50に支持されながら回転する。
軸受ハウジング50にキャリッジ52が結合するので、ス
プール24はレールに沿って、アクチュエータ54により押
しやれる。また、その代わりに、空気シリンダ又は油圧
シリンダを使用することもできる。クレーンフック56に
よって、スプールリール24はレール42上へ送られる。紙
ウェブが巻かれる次のスプールは、支持ドラム34の上に
直接位置づけられ、そこで、通常のウェブ転向装置58が
ジャンボリール26からウェブ22を切断し、支持ドラム34
の上に直接位置づけられたスプール24にウェブ22を巻き
つける。図2に示すように、支持ドラム34の上に位置す
るリール24は、例えばボールねじや流体駆動式シリンダ
のようなアクチュエータ54によってレール42に沿って位
置づけられる。支持ドラム34は回転軸となる軸受60によ
って支柱部材48に固定される。レール42は支持ドラム34
の頂部62の上に位置する。
スプール24にウェブ22が巻かれ始める時、巻き始めの
ジャンボリールの直径は、直ちに増大し始める。ジャン
ボリールが支持ロール34の頂部にとどまっているとすれ
ば、そのリールはレールから持ち上げられ、完全に支持
ロール上に支持されることになる。軸受ハウジング50と
レールとの結合を保持するために、途中まで形成された
ジャンボリール26は、図3に示すように、支持ドラムの
頂部62から下流側へのマシン方向へ横移動しなければな
らない。
従来のホープ型ワインダーにおいて、支持ドラムに対
するジャンボリールのニップ負荷は、ロールの直径の関
数として、図8の曲線66で示すように、不規則である。
曲線66で示されるニップ負荷の変動はまた、ウェブの引
っ張りの変動をも示している。ウェブ構造のこれらの変
動は、ウェブをスプールに2つの異なる位置で巻く結果
である。第1位置は、支持ロールの頂部より上方であ
り、第2位置は、支持ロールのほぼ中心軸を通過するレ
ール上にある。巻きが不均等である場合、それはスプー
ルのすぐ近くで紙にきずを生じさせる直接的原因とな
り、そのきずはジャンボリールから取り出す最後のセッ
トの一部に生じている。
図2、3、4及び5に示すワインダー装置20は、ジャ
ンボ26を形成するために、連続的かつコントロールされ
たやり方でウェブ22をスプール24に巻く。均等に巻かれ
たジャンボリールを形成するために必然的にコントロー
ルされねばならない3つの要素は、ウェブ22の引っ張り
と、ジャンボリール26と支持ドラム34との間のニップ32
にかかる負荷と、中心巻き補助駆動対36,38により供給
されるトルクとである。ウェブ22の引っ張りは、支持ロ
ール68と支持ドラム34との間の紙ウェブ22の動きにより
コントロールされる。支持ロール68と支持ドラム34は、
典型的には、製紙機械駆動システム又は、図7に示すよ
うな個々の駆動モータ71により直接駆動される。支持ロ
ール68と駆動ドラム34は、ウェブが伸びるようにコント
ロールされるので、巻かれるウェブ22の引っ張り強度の
或るパーセンテージだけ、ウェブに引っ張りを与える。
ニップ32にかかる圧力は、ジャンボリール26が支持ド
ラム34に沿って厚みを増す時、スプールの重量と、アク
チュエータ54が及ぼす力とによってコントロールされ
る。図2に示すように、スプールが頂部62に位置づけら
れる時、スプールの上方に位置づけられる支持ロールの
ような更なる手段(図示せず)を備えることが望ましい
場合もある。ジャンボリールにかかる負荷が常時監視さ
れるように、支持ドラムを負荷セル装置に取付けること
が望ましいこともある。現存の一部のワインダーにおい
て、支持ロールは、ジャンボリールを回転させる唯一の
駆動力を与え、そうすることにより、紙ウェブをリール
に巻く。しかしながら、差動中心巻き補助駆動体を使う
ことによって、ジャンボリールに均等な巻きを与えるよ
うに、ジャンボリールのトルクをコントロールすること
が補助されることがわかった。差動トルク駆動体は従来
使用されたものであって、それは、コントロールされた
量のトルクを支持ドラム34により供給されるトルク量に
対抗して直接ジャンボリールへ供給することができる。
図6に示すように、ジャンボリール26は、2個の中心
巻き補助駆動体36,38を使用することによって連続駆動
される。各駆動体36,38はレール70,72上に装着される。
駆動装置を2個使用することが意図されている。一実施
形態において、中心巻き駆動体36,38はともに等しい容
量を有し、各駆動体は必要とするトルクの100%を保持
するような寸法を有するので、それらの駆動体は、スプ
ールに巻かれてジャンボリール26が形成される時、スプ
ール間で交番し、各中心巻き駆動体は新スプールと結合
し、ジャンボが巻き終えるまで、スプールと駆動結合状
態を保持する。また、中心巻き駆動体36,38を互いに異
なるサイズにして、特定のトルク要件に適合させるよう
にすることもできる。その際、駆動体36の方の容量を小
さくする。ジャンボが所定の直径に達した後、駆動体38
が駆動体36が引き継ぎ、その駆動体38が同一のスプール
と結合し、小さい方の駆動体36が最初の位置へ戻って、
新スプール24の巻きを始める時、駆動体38がジャンボリ
ールの巻きを完了するといった作業中のシフトを行うこ
とができる。
図1に示すように、スプール案内装置74は、支持ロー
ル34より上方で支持レール42上の保管位置にあるリール
スプール24の上方に位置し、クロスマシン支持ビーム76
によりワインダー20に装着される。そのスプール案内装
置74は、油圧シリンダ82によりピボット80のまわりでピ
ボット回転するスプール止め78を使用する。この装置
を、スプール装入装置と協同して操作することによっ
て、本装置の各側で、支持キャリッジに支持されたリー
ルスプールは、保管位置から初期の位置まで水平に並進
移動する。
ウェブ転換装置58もまた、スプールガイド74に取付け
られ、そして、新リールスプールにウェブ22を巻き始め
る時間となる時、進行するウェブ22を押圧して新スプー
ル24との巻き結合状態にするために使用される。キャリ
ッジ52装置とそのアクチュエータ54に対する関係は、い
くつかの可能な形態のうちの1つである。キャリッジ52
を連続的に把持してそれを前方へ引っ張るアクチュエー
タ54と共に、一対のアクチュエータを使用することがで
き、その片方を図1〜5に示す。また、キャリッジひい
てはスプールに対する連続制御を確実にするために、キ
ャリッジは、“巻きウェブロールに巻く方法と装置”と
いう名称の米国特許第5,370,327号に示すように、レー
ルの各側に取付られた交互に傾斜するビームに取付ける
こともでき、これも本明細書に引用する。もうひとつの
やり方は、レールの各側で間隔をおいた平行関係に2個
のアクチュエータ54を設け、そして、他方の対のキャリ
ッジ52を設け、そのキャリッジは、それらが内側空気圧
アクチュエータによって把持されるキャリッジの外側で
つかまれ、操作されるようにすることである。
もうひとつの実施の形態のワインダー120を、図9〜1
2に示す。そのワインダー120は、第1アーム121と第2
アーム123とを有し、それらのアームは、支持ドラム134
に対するジャンボリール126の位置をコントロールす
る。供給されたスプール124がレール142上に保管され
る。図12に示すように、第1アーム121は、レールの保
管区域からスプール124を受入れ、そのスプール124を支
持ドラム134の頂部162上に位置づけ、そこで、従来のナ
イフ及び転向装置(図面を明瞭にするために図示しな
い)がスプール124へのウェブ122の巻きを開始する。
下方へ押圧するバー125は、ピストン127により駆動さ
れ、そのバー125はスプール124と支持ドラム134との間
のニップ負荷を増大させるために使用される。明瞭にす
るために、図9にだけ、締めつけバーを示す。図10に示
すように、紙ウェブ122がスプール124に紙の重なり層13
0を形成する時、アームは下流マシン方向へ傾斜するの
で、レール142上で軸受ハウジング150の位置がコントロ
ールされる。第1アーム121は、そのアーム121と枠140
との間に装着されるピストンまたは歯車装置により制御
される。このピストン又は歯車装置は従来のものである
ので図示しない。リールの寸法が増大する時、そのリー
ルは、第1アーム121のフォーク129の制御を離れ、同時
に第2アーム123のフォーク131の制御のもとにおかれ
る。第2アームは支柱148に装着されたピストン133によ
り位置づけられる。第1アーム121と第2アーム123と締
めつけバー125は、リール支持ドラム134に対してスプー
ル124を保持する力の大きさを負荷セルが検出するよう
に位置づけられる。また、リール支持ドラムを負荷セル
に装着させて、支持ドラム134とジャンボリール126との
間のニップ負荷を検出するようにすることもできる。好
ましくは、中心巻き補助駆動体をワインダー120にも使
用し、図6、図7に示すような中心巻き駆動体と同じに
形成することもできる。
本ワインダー20,120の利点は、スプール24,124を支持
するレール42,142が支持ドラム34,134の頂部に上方に位
置づけられることである。かくして、スプール24,124の
外周55,155は、軸受ハウジング50,150がレール42,142上
に乗っている間、支持ドラム34,134の頂部62,162に対し
て正接する。従って、ワインダー20,120のレールがこの
ように高い位置にあることによって、スプールを支持ド
ラム34,134の上方に位置づけることができるので、スプ
ール24,124の取り扱いや、ウェブ転向装置によりスプー
ルへウェブ22,122を巻き始める作業は、スプールを頂部
位置へもってくることにより容易となる。さらに、スプ
ールが頂部に乗るので、そのスプールは支持ドラム34,1
34により重力負荷に抗して十分に支持される。レールを
支持ドラム34,134の上に位置づけることによって、ジャ
ンボリール26,126は一定の均一な制御がなされるので、
リールの巻きも一段と均一となり、それによって、スプ
ール24,124のすぐ近くに巻かれた紙に生じるきずを減ら
すことができる、 本発明はここに例示し、説明した部品の構成及び配置
に制限されるものではなく、請求の範囲に含まれるその
変形例を全て包含するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 19/30

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の待機状態にあるリールスプール(2
    4)から選択されたリールスプール(24)に移動紙ウェ
    ブ(22)を巻いて、巻き紙ウェブリール(26)を形成
    し、枠(40)と、リールスプール(24)と同リールスプ
    ールに形成された紙ウェブリール(26)を支持するため
    枠に装着され実質的に水平に配置されると共に紙ウェブ
    リールを実質的に水平方向へ並進移動させるようにリー
    ルスプールを支持する一対の間隔をおいて位置する平行
    リールと、水平方向に配置されたドラム面を備えて回転
    するように前記枠に装着されたリール支持ドラム(34)
    と、1個以上のリールスプールと支持ドラムを回転自在
    に駆動する駆動体とを有する装置(20)において; 前記リール支持ドラムは、その頂面(62)をレールより
    下方に位置づけて、枠の一定位置に回転自在に装着され
    るので、リールスプールがレールによって支持される
    間、支持ドラムはリールスプールとその接触ニップ線に
    沿って接触するように仕組まれており; かつ; リールスプールが支持ドラムに対して、しかもレールに
    沿って並進状に制御された動きをするようにリールスプ
    ールを位置づけ、それを選択的に支持ドラムとのニップ
    接触を保持させるリールスプールを位置づける手段(5
    2,54,121,123,133)と; レールに対して平行に並進移動し、選択された第1リー
    ルスプールと選択的に結合し、それにトルクを与え、さ
    らに、選択される第1リールスプールが支持ドラムのニ
    ップ接触する時、選択された第1リールスプールに紙ウ
    ェブを巻く間、前記リールスプールを回転自在に駆動さ
    せながらウェブにひっぱりを与えるように装着された第
    1中心線駆動体(38)と; レールに平行に並進移動し、選択された次のリールスプ
    ールと選択的に結合して、それを回転自在に駆動し、そ
    れにトルクを与え、そして、前記次のリールスプールを
    回転自在に駆動しながら、ウェブに引っ張りを与えるよ
    うに装着された第2中心線駆動体(36)であって、第1
    中心線駆動体と一緒に作動して交互に後続するスプール
    に結合し、ワインダーが多数のスプールに対して紙リー
    ルを連続的に形成することを可能にするようになってい
    る第2中心線駆動体(36)と; 支持ドラム(34)と操作的に結合して同支持ドラムを駆
    動し、第1又は第2中心線駆動体のうちの選択された一
    方と共働して、選択されたリールスプールに巻かれる移
    動ウェブに所望の引っ張りを保持させる駆動手段(71)
    と; を備え; それによって、紙リールが形成されるリールスプールが
    リールの形成中連続的にレールにより水平方向に支持接
    触状態に保持されながら、紙リール(26)が連続的に形
    成されることとを特徴とする装置(20)。
  2. 【請求項2】レールに沿ってリールスプールを移動させ
    る手段は、対応するレール上でリールスプールと支持結
    合しレールに沿ってリールスプールの動きを案内する一
    対のキャリッジ(52)を有し; レールに沿ってキャリッジを移動させ、支持ドラムとリ
    ールが巻かれるリールスプールとの間に所望のニップを
    保持する駆動手段(54)が装着されている; ことを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。
  3. 【請求項3】リールスプールを位置づける手段は、スプ
    ールと選択的に結合する第1ピボットアーム(121)を
    有し、同第1アームは、スプールをレール上に位置づ
    け、そのスプールに紙ウェブが形成される間、スプール
    の位置を制御し; かつ、リールスプールと選択的に結合する第2ピボット
    アーム(123)を備え、同第2アームは、スプールとそ
    のスプールに形成された紙ウェブリールを前記第1アー
    ムから受け取り、リールスプールに紙ウェブリールが形
    成される少なくとも最終段階で、レール上でのリールス
    プールの位置づけを制御する(133); ことを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。
  4. 【請求項4】リールスプールを位置づける手段は、支持
    ドラムの回転軸のまわりで枠(40)にピボット状に装着
    された第1アーム(121)を有し、前記第1アームはリ
    ールスプールと接触する部分(129)を有し、第1アー
    ムがピボット動きをすることにより、リールスプールは
    支持ドラムと接触することになり、同アームがさらにピ
    ボット動きすると、紙ウェブリールがレールに沿って水
    平方向へ並進移動する時、その紙ウェブリールを支持ド
    ラムと接触状態に保持するようになっており; 更に、枠にピボット状に装着された第2アーム(123)
    を備え、同第2アームはリールスプールとそのリールス
    プールに形成された紙リールとに接触してリールスプー
    ルをレールに沿って水平方向へ並進状に前進させるよう
    に位置づけられている; ことを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。
  5. 【請求項5】多数の待機状態のリールスプール(24)か
    ら選択されたリールスプール(24)に、移動する紙ウェ
    ブ(22)を巻いてそこに紙ウェブ巻きリール(26)を形
    成する方法であって、枠(40)と、リールスプール(2
    4)及びそのリールスプールに形成された紙ウェブリー
    ル(26)を支持するため枠に装着された一対の間隔をお
    いて位置し紙ウェブリールが実質的に水平に並進移動す
    るようにリールスプールを支持する実質的に水平に配置
    された平行レール(42)と、水平に配置されたドラム面
    で回転するように枠に装着されたリール支持ドラム(3
    4)と、1個以上のリールスプールと支持ドラムとを回
    転自在に駆動する駆動体とをさらに使用する移動する紙
    ウェブ(22)を巻いて紙ウェブ巻きリール(26)を形成
    する方法において; 一連のリールスプールから選ばれたリールスプール(2
    4)をこの装置における最初の位置へ移動させる工程
    と; 枠(40)に装着された一対の間隔をおいて実質的に水平
    に配置された平行レール(42)上の前記最初の位置に、
    前記リールスプールを回転自在に支持し、それらのレー
    ルは、形成される紙リール(26)がリールスプールに巻
    かれる時、実質的に水平の並進移動を行うようにリール
    スプールを支持する工程と; リールスプールを回転させ駆動するために、その最初の
    位置に位置するリールスプールにトルク(38)をかける
    工程と; リールスプールを、最初の位置において、枠に固定軸受
    (60)で回転自在に装着されると共に、レールの下に頂
    部(62)を有してその頂部が接触ニップ線上に位置する
    支持ドラム(34)に接触ニップ線に沿って接触させる工
    程と; 支持ドラム(34)を回転させ駆動させて、リールスプー
    ルの駆動体と共働するように、支持ドラム(34)へトル
    ク(71)をかける工程と; リールスプール上の紙ウェブリールに紙ウェブの巻きを
    開始させ、ウェブに所望の引っ張りを生じさせ、それを
    維持するために、支持ドラムとニップ接触状態で、その
    最初の位置にあるリールスプールへ移動紙ウェブをもた
    らす工程と; 紙ウェブリールをレール上で回転自在に支持された状態
    に保持し、ウェブリールの直径が増大する時、それを支
    持ドラムとニップ接触状態に保持しながら巻かれる紙ウ
    ェブリールを、最初の位置からこの装置の下流の支持ド
    ラムの周囲の次の巻き位置まで実質的に、水平方向へ移
    動させる工程と; 紙ウェブリールが所定の直径に達するまで、リールスプ
    ールにトルクを保持し、支持ドラムと巻き位置にある紙
    巻きリールとの間で所望のレベルのニップ圧を保持する
    工程と; を備え; それによって、紙リールが形成されるリールスプール
    が、リールの形成中、レールによって連続的に水平に支
    持されながら接触した状態に保持される間、連続的に紙
    リール(26)が形成されることとを特徴とする移動する
    紙ウェブ(26)を巻いて紙ウェブ巻きリール(26)を形
    成する方法。
  6. 【請求項6】ウェブに引っ張りを維持する工程は、リー
    ルスプールがレール上で水平方向で下流側に並進する
    時、リールスプールに、もしくは支持ドラムに、又はそ
    の両方にトルクを維持する工程を含むことを特徴とする
    請求の範囲5に記載の方法。
  7. 【請求項7】選択されたリールスプールを、それが最初
    の位置へ移動する前に、レール上に支持する工程と; 供給されるリールスプールから選択されたリールスプー
    ルを第1アーム(121)に接触させ、それによって、そ
    の選択されたリールスプールを支持ドラムと接触状態で
    最初の位置へ移動させる工程と; リールスプールが第1アームで制御される間、リールス
    プールを第2アームに接触させ、紙ウェブリールがその
    仕上げの直径に達する時、紙リールを支持ドラムのニッ
    プ接触状態に保持しながら、紙ウェブリールを実質的に
    水平に前進させる工程とを更に追加したことを特徴とす
    る請求項5に記載の方法。
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