JP2804659B2 - 電話機のプッシュボタン構造 - Google Patents

電話機のプッシュボタン構造

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JP2804659B2
JP2804659B2 JP3316559A JP31655991A JP2804659B2 JP 2804659 B2 JP2804659 B2 JP 2804659B2 JP 3316559 A JP3316559 A JP 3316559A JP 31655991 A JP31655991 A JP 31655991A JP 2804659 B2 JP2804659 B2 JP 2804659B2
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push button
switch
led
light guide
inner peripheral
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克彦 源内
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Sharp Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プッシュボタンが点灯
するようになされた機器における照明および静電気侵入
防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図4に示すように、プリント基
板a上に設けられたLEDbを内装するようにラバース
イッチcが設けられるとともに、機器本体dに設けられ
たプッシュボタンeが、このラバースイッチcから突設
されたスイッチ部f上に配置され、該スイッチ部fの内
周導光部gをLEDbの光が通過してプッシュボタンe
が点灯するようになされた電話機hが知られている。
【0003】従来より、このスイッチ部fの内周導光部
gは、LEDbの光を拡散させず、直接プッシュボタン
eに導くように円筒状に形成され、LEDbの光がプッ
シュボタンeの裏面を直接照射するようになされてい
た。
【0004】また、機器本体dが湾曲形成され、プリン
ト基板aと各プッシュボタンeとの距離が異なるような
場合には、スイッチ部fとプッシュボタンeとの間に、
必要に応じて適宜の厚みを有する減光板iを介在させて
いた。そして、これによって、プッシュボタンe全体の
光のバランスを採っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の電
話機hの場合、プリント基板aと各プッシュボタンeと
の距離に応じて減光板iを介在させなければならないの
で、部品点数が多くなるとともに、組立工数が増し、コ
スト高になってしまうといった不都合を生じる。
【0006】また、スイッチ部fの内周導光部gが、L
EDbの光を拡散させず、直接プッシュボタンeに導く
ように円筒状に形成されているので、図5に示すよう
に、プッシュボタンeの中心部jに対して周縁部kが暗
く、照明ムラを生じることとなる。
【0007】さらに、LEDbの設けられたプリント基
板aは、LEDbの上方が開口しており、プッシュボタ
ンeによってのみ、その表面が塞がれているだけとなる
ので、静電気が侵入し易くなるといった不都合を生じ
る。
【0008】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、照明ムラや静電気の侵入を防止できるとともに、コ
ストの低減を図ることのできる電話機のプッシュボタン
構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、プリント基板上に設けられたLEDと、
このLEDを内装し、かつ、このLEDの上方に円筒状
のスイッチ部を形成するラバースイッチと、このラバー
スイッチ上に配置されて上記スイッチ部の内周導光部を
閉塞するプッシュボタンとを具備し、上記LEDの光が
上記ラバースイッチのスイッチ部の内周導光部を通過し
て上記プッシュボタンを点灯するようになされたプッシ
ュボタン構造であって、上記ラバースイッチは、上記内
周導光部のLED表面近傍の位置に、LED光源を拡散
させ、静電気の侵入を防止する薄膜が、ラバースイッチ
と一体に形成され、かつ、この薄膜からプッシュボタン
の裏面にいたるスイッチ部の内周導光部が、プッシュボ
タンの裏面にいたるにつれて拡径するテーパ状に形成さ
れたものである。
【0010】
【作用】本発明によると、ラバースイッチは、上記内周
導光部のLED表面近傍の位置に、薄膜を、ラバースイ
ッチと一体に形成しているので、LED光源が拡散され
るとともに、薄膜と一体に形成したラバースイッチによ
ってプリント基盤の表面が覆われることとなり、静電気
の侵入が防止される。また、この薄膜からプッシュボタ
ンの裏面にいたるスイッチ部の内周導光部を、プッシュ
ボタンの裏面にいたるにつれて拡径するテーパ状に形成
しているので、薄膜で拡散したLEDの光が、内周導光
部のテーパ形状に応じて広がり、プッシュボタンの裏面
を照射することとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0012】図1は電話機1の全体構成の概略を示し、
図2は同電話機1の部分断面図を示している。
【0013】すなわち、この電話機1は、プリント基板
2上に設けられたLED3を内装するようにラバースイ
ッチ4が設けられるとともに、機器本体5に設けられた
プッシュボタン6が、このラバースイッチ4から突設さ
れたスイッチ部41上に配置され、該スイッチ部41の
内周導光部42をLED3の光が通過してプッシュボタ
ン6が点灯するようになされたものであって、スイッチ
部41の内周導光部42のLED3表面近傍の位置に、
薄膜43が形成されるとともに、内周導光部42がテー
パ状となされている。
【0014】プリント基板2は、機器本体5にビス(図
示省略)締め固定されている。
【0015】LED3は、機器本体5にプリント基板2
を固定した状態で、該機器本体5の各プッシュボタン6
の真下の位置に配置するように、プリント基板2上に設
けられている。
【0016】ラバースイッチ4は透明材料によって形成
されており、シート状のシート本体40から複数のスイ
ッチ部41が突出した形状となされている。このスイッ
チ部41は、プリント基板2の各LED3の位置と対応
するように突設されており、シート本体40をプリント
基板2上に貼着した状態で、プリント基板2の各LED
3が、スイッチ部41に覆われるようになされている。
また、スイッチ部41の突設高さは、機器本体5のプッ
シュボタン6とプリント基板2との間隙に対応してお
り、プリント基板2を機器本体5に固定した状態で、プ
ッシュボタン6とLED3との間に、スイッチ部41が
介在するようになされている。さらに、この状態で、機
器本体5に設けられたリブ51によってシート本体40
がプリント基板2に押圧されるようになされている。
【0017】このスイッチ部41は、円筒状に形成され
ており、内周導光部42のLED3近傍の位置には、L
ED3を覆うように薄膜43が形成されている。また、
この薄膜43からプッシュボタン6に向かうに従って拡
径するように、スイッチ部41の内周導光部42がテー
パ状に形成されている。
【0018】すなわち、このようになる電話機1による
と、図3に示すように、LED3の光が、まず薄膜43
で拡散されることとなる。そして、LED3とプッシュ
ボタン6との距離、すなわちスイッチ部41の高さに応
じて形成されたテーパ状の内周導光部42に沿って、L
ED3の光が広がり、プッシュボタン6の裏面61から
均等に照射されることとなる。その結果、プッシュボタ
ン6の表面62には、照明ムラもなく、各プッシュボタ
ン6がバランスのとれた光量で点灯することとなる。
【0019】また、シートスイッチ4のシート本体40
と、スイッチ部41に形成された薄膜43とによって、
プリント基板2およびLED3全体が覆われることとな
るので、外部からプリント基板2への静電気の侵入が防
止され、静電気による故障の発生を防止することができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、薄
膜で拡散したLEDの光が、内周導光部のテーパ形状に
応じて広がり、プッシュボタンの裏面を照射することと
なるので、照明ムラを生じることなく、各プッシュボタ
ンがバランス良く点灯することとなる。その結果、減光
板などを用いる必要がなくなり、部品数の削減、および
組立工数の削減によるコスト低下を図ることができる。
【0021】また、薄膜によって、プリント基盤の表面
が覆われることとなり、静電気の侵入が防止されること
となるので、製品品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電話機の全体構成の概略を示す斜視図てある。
【図2】電話機のプッシュボタン構造を示す要部断面図
である。
【図3】LEDによるプッシュボタンの照射状態を示す
部分平面図および部分断面図である。
【図4】従来の電話機プッシュボタン構造を示す要部断
面図である。
【図5】従来の電話機におけるLEDによるプッシュボ
タンの照射状態を示す部分平面図および部分断面図であ
る。
【符号の説明】
1 電話機 2 プリント基板 3 LED 4 ラバースイッチ 41 スイッチ部 42 内周導光部 43 薄膜 5 機器本体 6 プッシュボタン 61 裏面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上に設けられたLEDと、
    このLEDを内装し、かつ、このLEDの上方に円筒状
    のスイッチ部を形成するラバースイッチと、このラバー
    スイッチ上に配置されて上記スイッチ部の内周導光部を
    閉塞するプッシュボタンとを具備し、 上記LEDの光が上記ラバースイッチのスイッチ部の内
    周導光部を通過して上記プッシュボタンを点灯するよう
    になされたプッシュボタン構造であって、 上記ラバースイッチは、上記内周導光部のLED表面近
    傍の位置に、LED光源を拡散させ、静電気の侵入を防
    止する薄膜が、ラバースイッチと一体に形成され、か
    つ、この薄膜からプッシュボタンの裏面にいたるスイッ
    チ部の内周導光部が、プッシュボタンの裏面にいたるに
    つれて拡径するテーパ状に形成されたことを特徴とす
    ッシュボタン構造。
JP3316559A 1991-11-29 1991-11-29 電話機のプッシュボタン構造 Expired - Lifetime JP2804659B2 (ja)

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JPH05153214A JPH05153214A (ja) 1993-06-18
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JP2007265644A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Clarion Co Ltd 表示部照明装置および車載用音響装置
JP4779169B1 (ja) 2010-10-27 2011-09-28 Necインフロンティア株式会社 ボタン照明構造、電子機器

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JPS53126411U (ja) * 1977-03-09 1978-10-07
JPS56160U (ja) * 1979-06-13 1981-01-06
JPH0219094U (ja) * 1988-07-18 1990-02-08

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