JPH0125454Y2 - - Google Patents

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JPH0125454Y2
JPH0125454Y2 JP1983088518U JP8851883U JPH0125454Y2 JP H0125454 Y2 JPH0125454 Y2 JP H0125454Y2 JP 1983088518 U JP1983088518 U JP 1983088518U JP 8851883 U JP8851883 U JP 8851883U JP H0125454 Y2 JPH0125454 Y2 JP H0125454Y2
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film
illumination
illumination light
thin film
light guide
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JP1983088518U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は2枚のフイルム状の薄膜の内面に導電
部を設け、スペーサを介して対向させた薄膜スイ
ツチ(メンブレンスイツチ)に係り、特に、スイ
ツチ片を構成する導電部対部分を照光する照光機
構に関するものである。
〔従来の技術〕
まず第1図乃至第3図に基づきこの種の薄膜ス
イツチの構成を説明し、次に第4図に基づき従来
例の照光機構を説明する。
第1図は薄膜スイツチの平面図を示すものであ
り、上部膜1上に各種の押圧部2,2a,2b…
…2hが印刷して設けてある。
第2図は一部を切欠いた縦断面図であり、この
上部膜1と下部膜3が互いに内面に導電部4,5
を設けて、スペーサ6を介して対向されている。
スペーサ6は第3図で明らかとなるが、導電部
4,5(導電部対がこの両方の導電部により構成
される)と対面する個所は中空部6aを形成し、
このことにより押圧部2を押した時、導電部4,
5は接触可能、即ち、オンとなり得るものであ
る。そして中空部6aに連接して溝部6bがスペ
ーサ6の端部まで形成してあり、この溝部6bに
より矢印で示す如く、スイツチオン時の中空部6
a内の空気は外部に逃げるようになつている。
尚、7は上部膜1に被覆した保護シートである。
第3図は、前記薄膜スイツチを上部膜3側から
みた説明図である。同図から明らかなように、上
部膜1、下部膜3はいずれも透明フイルムで構成
されているため、導電部4,5が互いに直交する
パターンで表わされ、且つスペーサ6が表わされ
る。
前述した様に、スペーサ6には導電部4,5に
対応して中空部6aが形成され、且つこれに連接
してスペーサ6の端部まで溝部6bが形成されて
いる。
尚、8は導電部4,5からのリード線引出部で
ある。
ところでこの様に構成された薄膜スイツチは、
スイツチ片となる押圧部2が、暗い所でも操作出
来るように通常、下部膜3の下方からの照明光源
により照光されるようになつている。
第4図は従来例の照光機構を示す図である。
図から明らかな様に各導電部対に対応して照明
光源9,9a,9b,9c……が設けてある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら前述した従来例の照光機構は導電
部対の数だけ照明光源を設けたものであるから、
押圧部の数(従つて導電部対の数)が多くなれば
なる程、照明光源も多く用意しなければならずコ
ストが増大すと共に消費電力量も増大することを
余儀なくされていた。また構造も複雑なものとな
つていた。
さらに他の従来例として、照明光源からの光を
透明な導光体を介して各導電部に導くようにした
照光機構が提案されているが、このものは、照明
光源の数を押圧部に比べて少なくできるという利
点を有するものの、照明光源から各導電部に至る
距離が異なるため、押圧部の明るさが場所によつ
て不均一になるという問題があつた。
本考案はこの様な従来例の欠点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、少ない
照明光源で多数の押圧部を均一の明るさで照光す
ることの出来る薄膜スイツチの照光機構を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、透明体
よりなる上部膜及び下部膜と、これらの内面に設
けた導電部と、上部膜と下部膜間に介在され、導
電部と対面する個所を中空部としたスペーサと、
下部膜下方に設けた照明光源とを備えた薄膜スイ
ツチにおいて、前記下部膜の下方に透明材料から
なる導光体を配置し、この導光体の底面と側面に
遮光層を設けると共に上面の一部に反射層を設
け、かつこの反射層の下方に前記照明光源を配置
したことを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。尚、実施例と同一個所は同一符号とする。
第5図は本考案の一実施例に係る薄膜スイツチ
の要部を示す縦断面図であり、同図において9
a,9bはLED等からなる照明光源であり、こ
れら照明光源9a,9bは導光体10の凹部10
a,10bに嵌合されている。
アクリル板、ガラス板等の透明材料で構成され
る導光体10の底面及び側面には遮光層11が形
成されており、また照明光源9a,9b上部の導
光体10部分には凹部が形成され、これら凹部
に、それぞれ反射層12,12が設けられてい
る。この反射層12は銀紙やアルミコーテイング
によつて構成される。
この様に照光機構を構成すれば、導電部4,5
で1組構成される導電部対の数だけ照明光源を必
要としないで全導電部対に均一に照光することが
出来る。
即ち、照明光源9a,9bからの光は遮光層1
1により下方及び側方に放散されるのを防止さ
れ、且つ、反射層12により、直上方にのみ放散
されることもなく、導光体10内で乱反射し、こ
の導光体10の上面から均一に拡散され、下部膜
3に照光されるのである。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、照明光
源から発せられた光を反射層と遮光層によつて導
光体の内部で拡散、乱反射させて薄膜スイツチの
下部膜に照射するようにしたものであるから、少
ない照明光源を用いて多数の押圧部をほぼ均一の
明るさで照光させることが出来、その実用的価値
は高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な薄膜スイツチの平面図、第2
図は第1図の縦断面図、第3図は第1図の薄膜ス
イツチを上部膜側からみた説明図、第4図は従来
の照光機構の一例を示す縦断面図、第5図は本考
案の一実施例に係る照光機構の要部縦断面図であ
る。 1……上部膜、3……下部膜、4,5……導電
部、6……スペーサ、6a……中空部、9a,9
b……照明光源、10……導光体、10a,10
b……凹部、11……遮光層、12……反射層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明体よりなる上部膜及び下部膜と、これらの
    内面に設けた導電部と、上部膜と下部膜間に介在
    され、導電部と対面する個所を中空部としたスペ
    ーサと、下部膜下方に設けた照明光源とを備えた
    薄膜スイツチにおいて、前記下部膜の下方に透明
    材料からなる導光体を配置し、この導光体の底面
    と側面に遮光層を設けると共に上面の一部に反射
    層を設け、かつこの反射層の下方に前記照明光源
    を配置したことを特徴とする薄膜スイツチの照光
    機構。
JP8851883U 1983-06-11 1983-06-11 薄膜スイツチの照光機構 Granted JPS59194230U (ja)

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JP8851883U JPS59194230U (ja) 1983-06-11 1983-06-11 薄膜スイツチの照光機構

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JP8851883U JPS59194230U (ja) 1983-06-11 1983-06-11 薄膜スイツチの照光機構

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JPS59194230U JPS59194230U (ja) 1984-12-24
JPH0125454Y2 true JPH0125454Y2 (ja) 1989-07-31

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JP8851883U Granted JPS59194230U (ja) 1983-06-11 1983-06-11 薄膜スイツチの照光機構

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0734336B2 (ja) * 1985-03-05 1995-04-12 松下電器産業株式会社 照明付押釦スイツチ
JP2529830Y2 (ja) * 1988-10-31 1997-03-19 日本メクトロン 株式会社 照光式キーボードスイッチ
JP4714112B2 (ja) * 2006-08-30 2011-06-29 株式会社東海理化電機製作所 照明装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5882732U (ja) * 1981-12-01 1983-06-04 株式会社東海理化電機製作所 照明付薄型キ−ボ−ドスイツチ

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JPS59194230U (ja) 1984-12-24

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