JP2804450B2 - 光電センサ - Google Patents

光電センサ

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JP2804450B2
JP2804450B2 JP7063746A JP6374695A JP2804450B2 JP 2804450 B2 JP2804450 B2 JP 2804450B2 JP 7063746 A JP7063746 A JP 7063746A JP 6374695 A JP6374695 A JP 6374695A JP 2804450 B2 JP2804450 B2 JP 2804450B2
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伸紀 今岡
武司 林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各構成部品をユニッ
ト化し、本体部品に組み込んだ光電センサに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、光電センサは、回路基板、投・受
光素子、ボリューム(多回転ボリューム)、モード切換
スイッチ及び動作確認用表示灯等から構成され、これら
各部品は本体ケースの回路基板に対し電気的に接続され
ている。そして、投・受光素子、ボリューム撮み部及び
切換スイッチのスイッチ操作部は、それぞれ本体部品よ
り外方へ臨出するように設定してある。
【0003】反射形光電スイッチでは、ボリューム撮み
を操作して検出レベルを調整した後、投光素子より被検
出物体に対し光を投射し、その反射光を受光素子で受光
し、被検出物体の有無を検出する。また、従来の光電セ
ンサでは、部品を本体部品内に収納するのに、2つのケ
ースで部品を挟み込んで固定するようにしたものがある
(特開昭60−16059号)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の光電センサは、
本体ケースに内蔵される回路基板に対し、各構成電子部
品、つまり投・受光素子、ボリューム、モード切換スイ
ッチ及び動作確認用表示灯(LED)を、それぞれ別個
に組み込み、半田付けしている。このため、組立作業が
繋雑で時間がかかる許かりでなく、例えば多回転ボリュ
ーム等のように部品点数の多い可動部品の場合には、
立精度に問題があった。また、上記したユニット部品を
2分割したケースで挟み込んで固定する従来の光電セン
サでは、2つのケースが合体しないと各ユニットは最終
的に窓に取り付けられない。したがって、組立ては常
に、下側のケースの窓の溝にレンズユニット板と表示ユ
ニット板とを嵌合した後、上側のケースをかぶせるとい
う順序を経る。 これだと、上側ケースをかぶせる際に、
再度溝の嵌合作業が必要となるばかりか、上側ケースの
溝が裏側になるので上方から確認しにくく、溝の嵌合作
業がやりにくくなる。また、下側ケースには底面が存在
するため、下側ケースへの部品の組込みや電気的接続は
上方からの作業に制限され、作業性が悪くなるという問
題があった。
【0005】この発明は、各構成部品ユニット化する
ことで、また、透明蓋部および操作部品ユニットを本体
部品の第1、第2の窓孔部にそれぞれ開口の前方方向か
挿入することにより、上記問題点を解消させ、組立て
時間がかからず組立精度の良い光電センサを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明の光電
センサは、第1の窓孔部を開口形成した第1の板部と、
この第1の板部の端部から略直角に延び第2の窓孔部を
開口形成した第2の板部とを備えた本体部品と、この本
体部品の第1の窓孔部と対向配置された光電素子と、
記光電素子の前面に配備されて、前記第1の窓孔部を塞
ぐ透明蓋板と、前面に操作面部を有するユニット体から
構成され、このユニット体に前記第2の窓孔部に嵌めま
れる取付部を備えた操作部品ユニットと、前記光電素子
および操作部品ユニットと電気的に接続された基板
前記本体部品に装着されるカバー体とを備え前記第1
の窓孔部は、その開口の前方方向から前記透明蓋部が挿
入されて該窓孔部が閉塞されるように形成されており、
前記第2の窓孔部は、その開口の前方方向から前記操作
部品ユニットの取付部が挿入されて該ユニットが窓孔部
に取付けられるように形成されている。
【0007】この光電センサでは、本体部品の第1の
部の窓孔開口の前方方向から透明蓋部が挿入されて、第
1の板部の窓孔部が閉塞される。また、本体部品の第2
板部の窓孔開口の前方方向から操作部品ユニットの取
付部が挿入されてこの操作部品取付けユニットが第2
の板部の窓孔部に取付けられるそのため、透明蓋部や
操作部品ユニットを含む光電センサを、簡単、容易に組
立てることができる。
【0008】
【実施例】図3は、この発明に係る光電センサとしての
光電スイッチの具体的な一実施例を示す外観斜視図であ
る。光電スイッチは、上面にシール用透明蓋部17を備
えた断面「コ」字状の本体ケース(本体部品)1と、こ
の本体ケース1の一側面側から本体ケース内に嵌着配備
される操作部品内蔵ユニット3と、この本体ケース1に
対し嵌着され、本体ケース1内の各単体ユニット(基板
ユニット2、操作部品内蔵ユニット3及び投・受光素
子)を密封状に保護する断面「コ」字状のシール用カバ
ー体4とから成る。
【0009】図1は、実施例光電スイッチを示す分解斜
視図である。本体ケース1は、合成樹脂材等にて平板状
水平板部11の両端部に垂直状板部12、12を対向突
設した断面「コ」字状に形成されている。この水平板部
11の面内には、投光素子51及び受光素子52を臨出
させる窓孔部13を開口し、窓孔部13の下側(つまり
水平板部11の裏面側)に投・受光素子51、52を区
分収納する収容室部14を設けている。更に、この収容
室部14の上開口部(窓孔部13)には、それぞれ保護
用透明板15及びフィルタ16を配設し、上記窓孔部1
3に対し適嵌合する脚部を備えたシール用透明蓋板17
を嵌着して密封構造としている。投・受光素子51、5
2は、収容室部14の下開口側から装填され、透明蓋板
17を介して投・受光し得るように設定してある。ま
た、本体ケース1の一方の垂直板部12の面内には、取
付用窓孔部19が開口してあり、この取付用窓孔部19
に後述する操作部品内蔵ユニット3を嵌着するようにな
っている。
【0010】操作部品内蔵ユニット3は、図2に示すよ
うに、平板状の操作面部31の裏面側に枠体状の箱部3
2を持ち、この箱部32内に動作確認用表示灯34、3
4(赤色LED、緑色LED)、シャフト35a、シー
リング35b、メモリ板35c、本体35dからなるボ
リューム35、及びシャフト36a、シーリング36
b、本体36cからなるモード切換スイッチ36を内蔵
し、箱部32の開口面にプリント基板33を接着して密
封状とし、単体ユニットを構成している。このプリント
基板33に、動作確認用表示灯34、34(赤色LE
D、緑色LED)の各端子34b、34b、ボリューム
35の端子35e、及び切換スイッチ36の端子36d
がそれぞれ接続されている。更に、操作面部31側には
動作確認用表示灯のランプ部(発光部)34a、ボリュ
ームのシャフト35aの撮み部及び切換スイッチのシャ
フト36aの撮み部36aが突出してある。この操作部
品内蔵ユニット3は、箱部32が本体ケース1の取付用
窓孔部19に対し緊密に嵌着する大きさに設定されてい
る。
【0011】上記図1に示す基板ユニット2は、プリン
ト基板ユニットであって、平板状の底部21と、この底
部21の両側辺からそれぞれ対向状に立ち上がる垂直部
22、22と、この両垂直部22間に配置され底部に平
行状のメイン基板部23とから成り、この断面「コ」字
状の基板の外面はほぼ同形、つまり断面「コ」字状のシ
ールド用プレート24にて被覆し、基板ユニットを構成
している。このシールド用プレート24にて被覆された
基板ユニット2は、前記本体ケース1の開口下側から嵌
合配置される。更に、本体ケース1内に配置された基板
ユニット2は、後述するシール用カバー体4により被覆
される。
【0012】上記シール用カバー体4は、底面部41と
底面部41から対向状に立ち上がる垂直壁部42、42
とから成る断面「コ」状に形成され、本体ケース1に対
し嵌着することで、本体ケース1の両側面部及び下面開
口を閉成するものである。このような構成を有する光電
スイッチでは、断面コ字状の本体ケース1と、例えばボ
リューム、モード切換スイッチ及び動作確認表示灯等を
内蔵する操作部品内蔵ユニット3と、基板ユニット2
と、シール用カバー体4とからなり、各構成部品がそれ
ぞれユニット単体として構成されている。光電スイッチ
は、本体ケース1に対し各単体ユニット2、3、4を組
み込むだけで完成される。つまり、本体ケース1の収容
空室部14に投・受光素子51、52を配置すると共
に、基板ユニット2を本体ケース1内に配備する。更
に、本体ケース1の取付用窓孔部19に対し、操作部品
内蔵ユニット3を嵌着する。この状態において、投・受
光素子51、52の端子51a、52aと操作部品内蔵
ユニット3のボリューム端子35、動作確認用表示灯端
子34、切換スイッチ端子36が、それぞれ基板(例え
ばメイン基板23)2に対応位置する。ここで、各端子
51a、52a、35、34、36を基板23に半田付
けする。そして、断面コ字状のシール用カバー体4を基
板ユニット2の底面21側から、本体ケース1に対し嵌
着し、本体ケース1の両側面及び下面開口を密封状に閉
塞する。また、本体ケース1の他方の垂直板部12の下
部より、内部の基板2に接続したリード線6を外部へ引
き出す。これにより、極めて簡易な作業で光電スイッチ
を組立てることが出来る。また、各構成部品を単体ユニ
ット化することで、組立精度が向上する許かりでなく、
ユニット単体毎の特性検査を容易に実行し得る。更に、
各構成部品が単体ユニットとなっているために、例えば
本体ケース1内に樹脂を充填する場合等において、ボリ
ューム等の可動部に樹脂が侵入する等の不利が解消され
る。
【0013】この発明によれば、第1の板部とその端部
から略直角に延びる第2の板部とを有する本体部品を用
い、各板部に窓孔部を開口形成しているので、本体部品
それ自体にユニット部品をあらかじめ取り付けることが
できる。したがって、あとからカバー体を取付けるに際
して、ユニット部品に溝を嵌合する作業は一切不要とな
り、作業性が向上する。 しかも、第1および第2の窓孔
部は、それらの開口の前方方向から透明蓋部や操作部品
ユニットを挿入できるように形成されているので、開口
の側方から狭い溝に挿入する場合に比べて作業性がずっ
とよくなる。 加えて、本体部品は、側方と下方が開放さ
れているので、本体部品に部品を組込んだり電気的接続
をしたりする場合に、その開放空間を利用して任意の方
向から容易に作業をすることができ、上記と相まって一
層組立作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例光電センサの分解斜視図である。
【図2】同光電センサの操作部品内蔵ユニットの分解斜
視図である。
【図3】実施例光電センサの外観斜視図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 3 操作部品内蔵ユニット 11 水平板部 12 垂直板部 13、19 窓孔部 17 シール用透明蓋板 51 投・受光素子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の窓孔部を開口形成した第1の板部
    と、この第1の板部の端部から略直角に延び第2の窓孔
    部を開口形成した第2の板部とを備えた本体部品と、 この本体部品の第1の窓孔部と対向配置された光電素子
    と、前記光電素子の前面に配備されて、前記第1の窓孔部を
    塞ぐ透明蓋板と、 前面に操作面部を有するユニット体から構成され、この
    ユニット体に前記第2の窓孔部に嵌めまれる取付部を備
    えた 操作部品ユニットと、前記光電素子および操作部品ユニットと電気的に接続さ
    れた 基板、 前記本体部品に装着されるカバー体とを備え前記第1の窓孔部は、その開口の前方方向から前記透明
    蓋部が挿入されて該窓孔部が閉塞されるように形成され
    ており、 前記第2の窓孔部は、その開口の前方方向から前記操作
    部品ユニットの取付部が挿入されて該ユニットが窓孔部
    に取付けられるように形成されている ことを特徴とする
    光電センサ。
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JPS60160529A (ja) * 1984-01-31 1985-08-22 株式会社山武 光電スイツチおよびその製造方法
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