JPH0239328Y2 - - Google Patents

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JPH0239328Y2
JPH0239328Y2 JP1985103695U JP10369585U JPH0239328Y2 JP H0239328 Y2 JPH0239328 Y2 JP H0239328Y2 JP 1985103695 U JP1985103695 U JP 1985103695U JP 10369585 U JP10369585 U JP 10369585U JP H0239328 Y2 JPH0239328 Y2 JP H0239328Y2
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光ビームにより被検出体の有無を検
出する光電スイツチに関する。
〔従来技術〕
この種の光電スイツチにおいては、矩形状のケ
ースの内部に投光素子,受光素子及び電子部品が
取付けられた回路基板を配設するとともに、ケー
スの上面開口部に被着されたカバー部材に外部か
ら操作するための補助機能部たる感度調整ボリウ
ム,タイマ時間調整ボリウム及び動作モード切換
用スライドスイツチの各操作部を設けるようにし
ているが、工場等の油煙,湿気或は塵埃雰囲気の
悪環境下で使用すると、上記各ボリウム或はスラ
イドスイツチの操作部の部分からケース内へ油,
水或は塵が侵入して動作不良を生ずるという問題
がある。そこで、従来では、各ボリウム或はスラ
イドスイツチの操作部の部分に防油,防水或は防
塵構造を施すようにしているが、その構造を簡単
にすると防油,防水或は防塵の信頼性が低くな
り、逆に構造を複雑にすると組立て性が悪く高価
となる不具合があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、防油,防水或は防塵の信頼性を高くし
得、しかも安価に製作し得、また、ケースとカバ
ー部材との間のシール性能を高く保持でき、補助
機能部の操作部を操作し易くできると共に、端子
部にケーブル等を取付ける作業をし易くでき、更
に、カバー部材の着脱作業を簡単に行なうことが
できる等の効果を奏する光電スイツチを提供する
にある。
〔考案の要約〕
本考案は、上面に開口部を有し内部に投光素子
或は受光素子と電子部品が取付けられた回路基板
とを配設して成るケースを備え、このケースの開
口部をカバー部材により着脱可能に閉塞し、この
カバー部材と前記ケースとの間をパツキングによ
つて液密にシールするものにおいて、前記ケース
の開口部に臨んで表示部、補助機能部の操作部及
び端子部を設け、この端子部を上下方向斜めに延
びる階段状の端子台部及びこの端子台部上に設け
られた端子から構成すると共に、前記ケースの開
口縁部を前記階段状の端子台部に沿うように上下
方向斜めに形成し、そして、前記カバー部材を箱
状に形成し、このカバー部材により前記表示部、
補助機能部の操作部及び端子部を覆うようにして
前記ケースに前記カバー部材の一端部を回動可能
に係合し且つ他端部をねじ止めするように構成し
たところに特徴を有する。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例につき図面を参照して
説明する。
まず第1図乃至第3図において、1は全体とし
て矩形状をなす光電スイツチ本体で、これは、一
側面たる上面に開口部2aを有するケース2と、
このケース2の内部に収納されユニツトケース3
0内に投光素子31及び受光素子32と電子部品
(図示せず)が取付けられた回路基板33とを一
体化して成るユニツト3と、このユニツト3が収
納されたケース2の開口部2aを閉塞する脱着可
能な箱状をなすカバー部材4とから構成されてい
る。5はケース2の前面部に配設されたレンズで
あり、この上部のケース2の上面には先端が略半
円柱状の係合突部2bと矩形状の係合突部2c,
2cが上方に向けて突設されている。6はケース
2の後部に形成された筒状の貫通孔部で、これに
はグランドハブ7が螺挿されるとともに上部にね
じ穴6aを有する突部6bが突設されている。8
はユニツトケース30の側壁に沿つて上から下へ
配設された複数本例えば4本の板状の導体9を介
して回路基板33の下端部の端子に接続された端
子部である端子装置で、これは、ユニツトケース
30の側壁に上方に臨んで一体に形成され上下方
向斜めに延びる階段状(本実施例では4段)の端
子台部30aと、この端子台部30a上に設けら
れねじ10a及び座金10bよりなる複数の端子
10とから構成されている。尚、各端子台部30
aの上面部は水平面に対して所定角度だけ傾斜
(前方から後方へ向かうに従つて高くなる。)して
いる。ここで、前記ケース2における開口部2a
の左右両側の開口縁部は、上記した階段状の端子
台部30aに沿うように上下方向斜めに(前部か
ら後部へ下向きに傾斜して)形成されている。ま
た、ユニツトケース30の上面部には補助機能部
たる感度調整ボリウム,タイマ時間調整ボリウム
及び動作モード切換用スライドスイツチの操作部
11,12及び13が設けられている。尚、14
は動作状態を表示するための表示部である表示灯
である。ここで、カバー部材4について第4図に
従つて述べる。カバー部材4の一端部である下面
前端部には下方に向けて円弧状に係合片4a,4
aが形成されており、下面開口部の縁部にはカバ
ー部材4とケース2との間を液密にシールする矩
形枠状のパツキング15が収納される溝部4bが
形成されている。4cはカバー部材4の他端部で
ある後面部に突設されたねじ挿通孔4dを有する
突部、4eはカバー部材4に取付られた透光カバ
ーである。
而して、ケース2の内部にユニツト3を上方か
ら嵌合するようにして収納した後(第1図参照)、
貫通孔部6及びグランドハブ7を介してケーブル
16をケース2内に挿入してから、ケーブル16
のリード線17のリード端子17aを端子装置8
の端子台部30aに載置し、ドライバー18でね
じ10aを締付けることにより、リード線17を
端子10に接続する(第6図参照)。そして、ケ
ース2の係合突部2bと係合突部2c,2cとの
間にカバー部材4の係合片4aを係合させ、この
係合を支点としてカバー部材4を上から下へ回動
させて前記操作部11,12及び13を覆うよう
にするとともに、ねじ19をカバー部材4の突部
4cのねじ挿通孔4dに挿通してからケース2の
ねじ孔6aにねじ止めすることにより、脱着可能
なカバー部材4によりケース2の開口部2aを閉
塞する。この場合、表示灯14は透光カバー4e
に対応するようになつている。
このような本実施例によれば次のような効果を
得ることができる。即ち、カバー部材4とケース
2との間を液密にシールするパツキング15を介
して(第5図参照)、着脱可能なカバー部材4に
より補助機能部たる感度調整ボリウム,タイマ時
間調整ボリウム及び動作モード切換用スライドス
イツチの操作部11,12及び13を覆うように
してケース2の開口部2aを閉塞するようにした
ので、従来とは異なり補助機能部の操作部から
油,水或は塵がケース2内に侵入することがなく
なり、防油,防水或は防塵の信頼性を高くできる
と共に、従来とは異なり操作部11,12及び1
3に防油,防水或は防塵構造を施す必要がないの
で、組立てが容易で安価に製作できる。一方、補
助機能部の操作部を操作する必要がある場合、ね
じ19を緩めることにより着脱可能なカバー部材
4を簡単に取外すことができるので、操作部1
1,12及び13の操作には何ら支障がない。ま
た、カバー部材4を箱状に形成したから、該カバ
ー部材4の剛性を高くし得、パツキング15の反
発力によりカバー部材4が変形することがなく、
該パツキング15を十分に押さえ付けることがで
き、ケース2とカバー部材4との間のシール性能
を高く保持できる。また、表示灯14、補助機能
部の操作部11,12,13及び端子装置8がケ
ース2の開口部2aに臨んで設けられていると共
に、上記各部を覆い且つ該開口部2aを閉塞する
カバー部材4が箱状であるから、このカバー部材
4を開放させた場合、露出部分が大きくなり、補
助機能部の操作部11,12,13を操作し易く
なると共に、端子装置8にケーブル16のリード
線17を取付ける作業がし易くなる。特に、端子
装置8を、上下方向斜めに延びる階段状の端子台
部30a及びこの端子台部30a上に設けられた
端子10から構成したので、隣りの端子10が作
業の邪魔にならないから、各端子10にケーブル
16等を接続する作業が容易になる。加えて、こ
の場合、ケース2の開口縁部を階段状の端子台部
30aに沿うように上下方向斜めに形成している
ので、カバー部材4を開放させた場合に端子装置
8の露出部分が一層大きくなるから、端子装置8
へのケーブル16接続作業の作業性をより向上で
きる。更に、ケース2にカバー部材4の一端部を
回動可能に係合し且つ他端部をねじ止めする構成
であるから、カバー部材4を着脱するとき、1か
所のねじを締め付ける或いは緩めるだけで済み、
複数箇所ねじ止めするものに比べて、着脱作業を
簡単に行なうことができる。そして、表示灯1
4、補助機能部の操作部11,12,13及び端
子装置8をケース2の一つの開口部2aに集中し
て配設しているので、シール構造を施す箇所が1
か所で済み、各部を別々に設けてそれぞれにシー
ル構造を施す構成に比べて、シール箇所を少なく
し得てシール性を向上できると共に、コストを安
くできる。また、開口部2aがケース2の上面に
設けられているから、表示灯14を上方から見る
ことができて表示灯14の視認性を良くし得、ま
た、補助機能部の操作部11,12,13を上方
から操作できて操作性を良くし得、更に、端子装
置8にケーブル16のリード線17を取付ける作
業を上方からすることができて作業性を良くし得
る。特に、光電スイツチは、製造ライン等におい
て複数のものを隣りとくつつけるようにして横に
並べて据え付けることが多いが、このような場合
に、開口部2aがケース2の上面にあるから、据
え付け状態のままで、カバー部材4を取外して操
作或いはメンテナンス等を行なうことができる。
尚、上記実施例では、反射方式の光電スイツチ
に適用したが、代わりに透過方式の光電スイツチ
に適用しても良い。
その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例
にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲内で種々変形して実施し得ることは勿論で
ある。
〔考案の効果〕
本考案は以上の説明から明らかなように、ケー
スの上面の開口部に臨んで表示部、補助機能部の
操作部及び端子部を設け、この端子部を上下方向
斜めに延びる階段状の端子台部及びこの端子台部
上に設けられた端子から構成すると共に、ケース
の開口縁部を前記階段状の端子台部に沿うように
上下方向斜めに形成し、そして、カバー部材を箱
状に形成し、このカバー部材により前記表示部、
補助機能部の操作部及び端子部を覆うようにして
ケースにカバー部材の一端部を回動可能に係合し
且つ他端部をねじ止めする構成としたので、防
油,防水或は防塵の信頼性を高くし得、組立てが
容易で安価に製作し得また、ケースとカバー部材
との間のシール性能を高く保持でき、補助機能部
の操作部を操作し易くできると共に、端子部にケ
ーブル等を取付ける作業をし易くでき、更に、カ
バー部材の着脱作業を簡単に行なうことができ、
更にまた、シール箇所を少なくし得てシール性を
向上できる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は分解斜視図、第2図a及びbは夫々正面図及び
側面図、第3図は分解斜視図、第4図a及びbは
夫々カバー部材の底面図及び縦断側面図、第5図
は縦断側面図、第6図は作用説明用のユニツトの
側面図である。 図面中、1は光電スイツチ本体、2はケース、
2aは開口部、4はカバー部材、8は端子装置
(端子部)、11は感度調整ボリウムの操作部(補
助機能部の操作部)、12はタイマ時間調整ボリ
ウムの操作部(補助機能部の操作部)、13は動
作モード切換用スライドスイツチの操作部(補助
機能部の操作部)、14は表示灯(表示部)、15
はパツキング、30aは端子台部、10は端子を
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に開口部を有し内部に投光素子或は受光素
    子と電子部品が取付けられた回路基板とを配設し
    て成るケースを備え、このケースの開口部をカバ
    ー部材により着脱可能に閉塞し、このカバー部材
    と前記ケースとの間をパツキングによつて液密に
    シールするものにおいて、前記ケースの開口部に
    臨んで表示部、補助機能部の操作部及び端子部を
    設け、この端子部を上下方向斜めに延びる階段状
    の端子台部及びこの端子台部上に設けられた端子
    から構成すると共に、前記ケースの開口縁部を前
    記階段状の端子台部に沿うように上下方向斜めに
    形成し、そして、前記カバー部材を箱状に形成
    し、このカバー部材により前記表示部、補助機能
    部の操作部及び端子部を覆うようにして前記ケー
    スに前記カバー部材の一端部を回動可能に係合し
    且つ他端部をねじ止めしたことを特徴とする光電
    スイツチ。
JP1985103695U 1985-07-08 1985-07-08 Expired JPH0239328Y2 (ja)

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JPS6212231U JPS6212231U (ja) 1987-01-24
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Families Citing this family (4)

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JP2798899B2 (ja) * 1995-02-22 1998-09-17 オムロン株式会社 電子機器
JP2804447B2 (ja) * 1995-02-23 1998-09-24 オムロン株式会社 光電センサ
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JPS588533A (ja) * 1981-07-07 1983-01-18 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 移動層式ろ過集じん装置

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