JP2802549B2 - ベクトル量子化装置 - Google Patents

ベクトル量子化装置

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JP2802549B2
JP2802549B2 JP3006554A JP655491A JP2802549B2 JP 2802549 B2 JP2802549 B2 JP 2802549B2 JP 3006554 A JP3006554 A JP 3006554A JP 655491 A JP655491 A JP 655491A JP 2802549 B2 JP2802549 B2 JP 2802549B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声信号、画像信号等
のディジタル信号を量子化するベクトル量子化装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディジタル化された音声信号、
画像信号等の情報圧縮手段として代表ベクトルを用いて
量子化するベクトル量子化装置が広く利用されている。
【0003】図3は従来のこの種のベクトル量子化装置
の動作を示している。まず、入力ベクトルは、Vx(以
下、本明細書ではベクトル量をVで表わす。)は、量子
化処理を行なう一定時間区間であるフレーム毎に入力さ
れ(ステップ31)、コードブックに蓄わえられている
全ての代表ベクトルVyi (i∈N)との距離di を次
式のように計算する。
【数1】 そして、距離di が最小になる代表ベクトルの番号i
minを求め(ステップ32)、imin を量子化ベクトル
のコード番号iとして出力する(ステップ33)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のベクトル量子化装置では、予め定められているコー
ドブックをそのまま用いて入力信号の量子化および復号
化を行なうため、入力信号のパワーがフレーム内で変化
している場合、それを考慮した量子化が行なえず、量子
化精度が悪くなるという問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、量子化ビット数を増加させることなく、
量子化精度を向上させることのできるベクトル量子化装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、予め格納されているコードブック中の各
代表ベクトルに、前後および現フレームの平均パワーか
ら求めた現フレーム内のパワー変化を表わす傾斜係数を
乗じることにより、現フレーム内の信号パワーの変化を
考慮に入れたコードブックを生成し、それを用いて入力
信号ベクトルの量子化を行なうようにしたものである。
【0007】
【作用】したがって、本発明によれば、予め格納されて
いるコードブックの各代表ベクトルに、前後および現フ
レームの平均パワーから求めた現フレーム内のパワー変
化を表わす傾斜係数を乗じることにより、現フレーム内
の信号のパワー変化に応じた現フレーム用のコードブッ
クを生成することができ、量子化ビット数を増加させる
ことなく量子化の精度を向上させることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例におけるベクトル量
子化装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、1は前後および現フレームの平均のパワーから現フ
レーム内のパワーの変化を線形近似するための傾斜係数
生成手段である。2はN個の代表ベクトルVyi 、 Vyi =(yi(1),yi(2)…yi(M)) (i∈) からなるコードブックを格納する手段である。3は傾斜
係数生成手段1で得られた傾きをコードブック格納手段
2に格納されたコードブックの各ベクトルに乗ずること
によって、現フレーム用のコードブックを生成し格納す
る現フレーム用コードブック生成・格納手段である。4
はM次の入力ベクトルVx、 Vx=(x(1) ,x(2) ,…x(M) ) と、現フレーム用コードブック生成・格納手段3で得ら
れた現フレーム用コードブックの代表ベクトルV
y’i 、 Vy’i =(y’i(1),y’i(2)…,y’i(M)) との歪を最小とする代表ベクトル番号iを決定する歪最
小化手段である。
【0009】次に、上記実施例の符号化側の動作につい
て、図2(a)のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップ11で、傾斜係数生成手段1は、n番目
のフレームの前後のフレームの平均パワーPn-1,Pn+1
および現フレームの平均パワーPn を用いて傾きgn
【数2】 を求め、さらにコードブック格納手段2内のコードブッ
クの各ベクトルに乗ずる傾斜係数W(j) 、 W(j) =gn (j−(M/2))+1 を求める。
【0010】次に現フレーム用コードブック生成・格納
手段3は、ステップ11で得られた傾斜係数W(j) をコ
ードブック格納手段2内のコードブックの各ベクトルに
乗じて現フレーム用のコードブックベクトルVy’i
求める(ステップ12)。Vy’i の各成分y’
i(j)は、 y’i(j)=W(j) ・yi(j) (j∈M) から求める。
【0011】次にステップ13では、入力ベクトルVx
と現フレーム用コードブックの全ての代表ベクトルV
y’i との距離di を次式のように計算し、距離di
最小になる代表ベクトルの番号imin を求め、imin
量子化ベクトルのコード番号iとして出力する(ステッ
プ14)。
【数3】
【0012】次に復号化側の動作について、図2(b)
のフローチャートを参照して説明する。まずステップ2
1で量子化コード番号iを入力すると、このコード番号
iと一致するコード番号を有する代表ベクトルVyi
コードブックから取り出し、この代表ベクトルVyi
力する(ステップ22)。
【0013】次いでステップ23では、ステップ11と
同様にして前後フレームの平均パワーPn-1 ,Pn+1
よび現フレームの平均パワーPn から傾斜係数W(j)
求める。
【0014】そしてステップ24では、ステップ23で
得られた傾斜係数W(j) をベクトルVyi に乗じること
により、現フレーム用の復号ベクトルVy’i を生成す
る。Vy’i の各成分y’i(j)は、 y’i(j)=W(j) ・yi(j) から求められる。
【0015】このように、上記実施例によれば、前後フ
レームおよび現フレームの信号の平均パワーPn-1 ,P
n+1 ,Pn から求めた現フレーム内のパワー変化を示す
傾斜係数W(j) を、予め格納されているコードブックの
各代表ベクトルに乗じることにより、現フレーム内のパ
ワーの変化を考慮に入れたコードブックを生成すること
ができ、この現フレーム用のコードブックを用いること
により、量子化ビット数を増加させることなく量子化の
精度を向上させることができるという効果を有する。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、予め格納されているコードブックの各代表ベクトル
に、前後および現フレームの信号から求めた現フレーム
内のパワー変化を表わす傾斜係数を乗じることにより、
現フレーム内の信号のパワー変化を考慮した現フレーム
用のコードブックを生成できるようにしたものであり、
量子化ビット数を増加させることなく量子化の精度を向
上させることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるベクトル量子化装置
の構成を示すブロック図
【図2】(a)は同装置の符号化側の動作を説明するた
めのフローチャート (b)は同装置の復号化側の動作を説明するためのフロ
ーチャート
【図3】従来のベクトル量子化装置の動作を説明するフ
ローチャート
【符号の説明】
1 傾斜係数生成手段 2 コードブック格納手段 3 現フレーム用コードブック生成・格納手段 4 歪最小化手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−33935(JP,A) 特開 昭62−25577(JP,A) 特開 昭62−70898(JP,A) 特開 昭64−34087(JP,A) 特開 平1−157184(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03M 7/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の代表ベクトルを予め格納するコー
    ドブック格納手段と、量子化処理を行なうフレームの前
    後および現フレームの平均パワーから現フレーム内のパ
    ワー変化を線形近似するための傾斜係数を求める傾斜係
    数生成手段と、前記傾斜係数生成手段により求められた
    傾斜係数を、前記コードブックの各代表ベクトルに乗じ
    ることによって、現フレーム用のコードブックを生成し
    格納する現フレーム用コードブック生成・格納手段と、
    入力ベクトルと前記生成格納された現フレーム用コード
    ブックの代表ベクトルとの歪を計算し、歪が最小となる
    代表ベクトルを選択してその番号を出力する歪最小化手
    段とを備えたベクトル量子化装置。
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