JP2801904B2 - Ca log/cfar装置 - Google Patents

Ca log/cfar装置

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JP2801904B2
JP2801904B2 JP8323631A JP32363196A JP2801904B2 JP 2801904 B2 JP2801904 B2 JP 2801904B2 JP 8323631 A JP8323631 A JP 8323631A JP 32363196 A JP32363196 A JP 32363196A JP 2801904 B2 JP2801904 B2 JP 2801904B2
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幸吉 外岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーダ受信ビデオ
信号におけるクラッタ信号を抑圧し、誤警報確率一定の
もとに目標信号を検出しようとするCA LOG/CF
AR(Cell Averaging Logarithmic Constant False Al
arm Rate)の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】レーダビデオから目標を検出するために
は、クラッタやレーダ受信機雑音の性質を統計的に把握
する必要がある。クラッタやレーダ受信機雑音の除去の
方式としてLOG/CFAR方式がよく知られている
(参考文献:関根松夫、レーダ信号処理技術、p.p.
96−p.p.155、電子情報通信学会、平成3年9
月20日)。従来のLOG/CFAR処理方式は平均値
によってクラッタレベルを規格化し、クラッタの実効値
を受信機雑音の実効値レベルまで抑圧しようとするもの
である。レーダビデオの分布がレイリー分布の場合は対
数変換をすると信号レベルの高い領域も低い領域もばら
つきが同じになる。
【0003】従って、平均値を減算した後、逆対数変換
を行えばCFAR化が達成されたビデオが得られる。図
5にレイリー分布の入力ビデオをLOG/CFAR方式
で処理したシミュレーションを示す。入力ビデオ(a)
を対数増幅器により対数ビデオ(b)に変換し、この対
数ビデオから平均(c)を算出し、対数ビデオ(b)か
らこの平均を減算し(d)、逆対数変換(e)を行う。
この(e)のビデオはCFAR化されているため、目標
検出のためしきい値を設定すると(f)に示すように目
標のみが検出することができる。LOG/CFAR方式
はレイリー分布の場合は有効に機能する。
【0004】しかし、クラッタやレーダ受信機雑音の確
率分布はレイリー分布の他、ワイブル分布、対数正規分
布、k−分布等多くの分布が知られており、これらの分
布はLOG/CFAR方式では誤警報確率が一定になら
ない。図6にワイブル分布の入力ビデオをLOG/CF
AR方式で処理したシミュレーションを示す。入力ビデ
オ(a)を対数増幅器により対数ビデオ(b)に変換
し、この対数ビデオから平均(c)を算出し、対数ビデ
オ(b)からこの平均を減算し(d)、逆対数変換
(e)を行う。この(e)のビデオはCFAR化されて
いないため、目標検出のためしきい値を設定するとその
設定レベルによっては(f)に示すように偏在して多く
の誤目標を生ずることとなる。
【0005】このため、これらの分布に対応したCFA
R方式が多く提案されている。特に、ランドクラッタ、
シークラッタ、シーアイスクラッタ、ウェザークラッタ
がワイブル分布に従うことが報告され、これに対応した
ワイブルCFAR方式が多く紹介されている(前記文
献)。これらは信号の平均値とともに分散を求め、この
両者で信号を規格化しようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来より提案されてい
るワイブルCFAR処理方式は、信号の平均および分散
(又は標準偏差)を用いて信号の規格化を行っている。
入力ビデオ信号の標本化値をy1、y2、y3、y4、……とす
ると分散は数式1で表される。
【0007】
【数1】
【0008】数式1から明らかなように、分散を求める
ためには、入力信号の2乗回路が必要となり、しかも2
乗処理をA/D変換の標本化時間単位毎に何回も実行し
なくてはならない。一般に掛算処理には多くの時間を要
するため、一標本化時間単位毎に処理を実行させるため
の掛算回路は大規模で高速な性能が要求される。
【0009】なお、分散でなく標準偏差を用いる方法も
提案されているが、標準偏差は分散の平方根であるた
め、分散を求めたあとさらに平方根を求める回路が必要
となり、ここでも大規模かつ高速な性能が要求される。
その結果、従来提案されている技術では、回路構成が大
規模となり且つ高速動作が要求されるという問題点があ
る。
【0010】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑みて、従来の分散や標準偏差のように標本化値毎の2
乗処理や平方根処理を用いず、それらより遥かに単純な
CellAveraging 回路によって振幅のばらつき具合を示す
指標である偏差と平均を求め、それぞれに適切な係数を
乗じたものの和をしきい値とするCA LOG/CFA
R装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明のCA LOG/CFAR装置は以下
の各手段を具備する。 (イ)入力レーダビデオ信号を対数変換する対数増幅器 (ロ)送信パルス幅より小さくない時間幅をτとしたと
き、対数増幅器からのビデオ信号に対し遅延時間が、
τ、2τ、3τ、4τ、……、(M+2)τである各ビ
デオ信号を取り出すことのできる第1の遅延回路(但し
Mは偶数) (ハ)第1の遅延回路の出力のうち、遅延時間がτから
τM/2までの出力および(M/2+2)τから(M+
1)τまでの出力を加算して出力する第1の加算器 (ニ)第1の加算器の出力をMで除しその商を出力する
第1の除算器 (ホ)第1の除算器の出力を(M/2+1)τだけ遅延
させて平均値Nとして出力する第2の遅延回路 (ヘ)第1の遅延回路の遅延時間が(M/2+1)τの
出力信号から第1の除算器の出力を差し引く減算器 (ト)減算器の出力を絶対値化する絶対値変換器 (チ)絶対値変換器の出力に対し、遅延時間が、τ、2
τ、3τ、4τ、……、(M+1)τである各出力信号
を取り出すことのできる第3の遅延回路 (リ)第3の遅延回路の出力のうち、遅延時間がτから
τM/2までの出力および(M/2+2)τから(M+
1)τまでの出力を加算して出力する第2の加算器 (ヌ)第2の加算器の出力をMで除しその商を偏差Dと
して出力する第2の除算器 (ル)第2の遅延回路の出力である平均値Nに係数K1
を乗じて出力する第1の乗算器 (オ)第2の除算器の出力である偏差Dに係数K2 を乗
じて出力する第2の乗算器 (ワ)第1の乗算器の出力K1 ・Nと第2の乗算器の出
力K2 ・Dを加算してK1 ・N+K2 ・Dをしきい値と
して出力する第3の加算器 (カ)第1の遅延回路の出力ビデオ信号のうち遅延時間
が最大の(M+2)τのビデオ信号と、第3の加算器か
らのしきい値とを受けて、ビデオ信号をしきい値と比較
してビデオ信号がしきい値を越えたとき目標と検知して
出力する比較器 (ヨ)比較器出力における誤目標検知確率(誤警報確
率)が予め設定した値によるような係数K1 およびK2
を算出し、第1の乗算器および第2の乗算器へそれぞれ
出力する係数算出器
【0012】第2の発明のCA LOG/CFAR装置
は、前記第1の発明の第1の遅延回路の出力のうち遅延
時間がτからτM/2までの各出力端および(M/2+
2)τから(M+1)τまでの各出力端のそれぞれと、
第1の加算器との間および遅延時間が(M/2+1)τ
の出力端と減算器との間に振幅制限器を有することを特
徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、数式1で表される分散
あるいはその平方根である標準偏差を用いないまでも、
それらに代わる振幅のばらつきの指標(単に偏差と呼ん
でいる)を用いることによってレーダビデオの振幅分布
の形態がワイブル分布の場合でも誤警報確率を一定にす
ることができるというものである。その実施の形態は、
レーダビデオを対数変換した後、従来より提案されてい
るワイブルCFAR方式で求めている分散の代わりに標
準偏差に相当する値として振幅値のばらつきを示す偏差
Dを求め、平均Nと偏差Dの値にそれぞれ乗数K1、K2
を乗じてしきい値THとする。しきい値THは次の数
式2で与えられる。K1、K2 は誤警報確率を決定する係
数である。
【0014】
【数2】TH=K1 ・N+K2 ・D
【0015】このしきい値をビデオの振幅と比較し、ビ
デオ振幅がしきい値を越えるものを目標として検出す
る。これはクラッタやレーダ受信機雑音を含んだ信号
を、平均のみならず偏差によっても規格化したことと同
等の効果をねらったもので、クラッタの分布によらずC
FAR化を達成した目標検出を行うことができるもので
ある。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、第1の発明の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。レーダビデオは対数増幅器1で対数変換さ
れたのち遅延回路2(課題解決手段にいう第1の遅延回
路)へ入力される。遅延回路2は、図3に示すように、
送信パルス幅より小さくない時間幅をτとしたとき、入
力信号に対して遅延時間がτ、2τ、3τ、4τ、…
…、(M+2)τである信号が取り出せるようになって
いる(但しMは偶数)。τを単位遅延時間とするセクシ
ョンが(M+2)個縦続に接続され各セクションから出
力が取り出せるようになっている。各セクションに左側
から番号を付せば左側のブロックは1からM/2であ
り、その右の1セクションは(M/2+1)であり、そ
の右のブロックは(M/2+2)から(M+1)であ
り、最も右の1セクションが(M+2)ということにな
る。
【0017】こうして遅延回路2によって遅延を受けた
信号のうち1番目からM/2番目までの出力は加算器3
で加算され、(M/2+2)番目から(M+1)番目ま
での出力は加算器4で加算され、両加算器の出力は除算
器5へ入力されここで両加算器の出力を加算した和をM
で除することにより平均nが得られる。ここで加算器3
と加算器4と除算器5中の加算部分が課題解決手段にい
う第1の加算器を構成し、除算器5の除算を行う部分が
第1の除算器ということになる。除算器5の出力である
平均nは遅延回路6(課題解決手段にいう第2の遅延回
路)と減算器7へ送られる。遅延回路6へ送られた信号
は(M/2+1)τの遅延を受けて平均値Nとして乗算
器13(第1の乗算器)へ出力される。
【0018】一方、減算器7へは遅延回路2の(M/2
+1)番目のセクションからの信号が入力されており、
この信号から平均nを減じられ信号と平均との差分が算
出される。この差分は絶対値変換器8によってその絶対
値だけが取り出されて遅延回路9(課題解決手段にいう
第3の遅延回路)へ送られる。この遅延回路9、加算器
10、加算器11および除算器12の動作は、先に述べ
た遅延回路2、加算器3、加算器4および除算器5の動
作と全く同じである。従って、加算器10と加算器11
と除算器12中の加算器部分は課題解決手段にいう第2
の加算器を構成することになる。
【0019】ただ、ここでは、遅延回路9へ入力される
信号は、遅延回路2の、加算器3および4によって加算
されるセクションに挟まれた中央(M/2+1)のセク
ションの出力信号と平均nとの差の絶対値であり、遅延
回路9からは中央のセクションからの出力を除いた全セ
クションからの信号の和をセクション数Mで除算を行う
ことにより中央の値に対応する偏差Dを算出しているこ
とになる。すなわち信号のばらつきの移動平均を偏差と
して求めているのである。こうして得た偏差Dは乗算器
14(第2の乗算器)へ出力される。
【0020】一方、平均値Nが入力されている乗算器1
3へは係数算出器17から係数K1が入力されて乗算が
行われその積K1 ・Nが加算器15(第3の加算器)へ
送られている。また、偏差Dが入力されている乗算器1
4へは係数算出器17から係数K2 が入力されて乗算が
行われその積K2 ・Dが加算器15へ送られている。加
算器15はK1 ・NとK2 ・Dを加算しその和K1 ・N
+K2 ・Dをしきい値として比較器16へ送り出してい
る。
【0021】他方、比較器16へは遅延回路2から、対
数変換され遅延されたレーダビデオが入力されている。
比較器16ではこのレーダビデオをしきい値と比較し、
しきい値を越えた信号を目標信号として出力する。そし
て、比較器16の出力における誤警報確率があらかじめ
定めた一定値になるように係数算出器17でK1、K2
値を調整する。
【0022】このように、K1、K2 はしきい値を決定す
る。K1、K2 を大きくすることによりしきい値が上がり
誤目標の検出を抑えることができるが、真の目標検出率
を下げることとなる。逆にK1、K2 を小さくすると真の
目標検出率が上昇するが、誤目標検出も多くなる。K1
2 両者の値はレーダビデオ信号の分布特性に応じて決
定される。事前にレーダビデオ信号の特性に応じた値を
設定しておいてもよいが、ヒットの検出状況(多少、密
粗)を基に、時々刻々変わるレーダビデオの状況に対応
してK1、K2 (あるいはいずれか一方)の値を所望のア
ルゴリズムに応じて自動的に上下させる方法も可能であ
る。
【0023】以上述べて来た構成の本発明のCA LO
G/CFAR装置に対し、図6で用いたワイブル分布の
ビデオ信号を入力処理した場合のシミュレーションを図
4に示す。入力ビデオを対数変換し平均を求める処理ま
では図6の(a)から(c)に示した処理と同一であ
る。上述した方法で求めた偏差ビデオにしきい値がうま
く適合しヒットを良好に検出していることが分かる
(f)。
【0024】次に、第2の発明の実施例を説明する。図
2は、第2の発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。第1の発明の構成においては、複数の大きな目標が
近接して存在する場合、当該複数の目標部分のしきい値
が急激に上昇しそれら複数の目標が検出されにくくなる
という問題がある。第2の発明はこの問題を解決するた
めに、しきい値算出に用いるビデオ振幅に上限値を設け
るようにしたものである。構成としては、図2におい
て、遅延回路2の1番目から(M+1)番目までの各セ
クションの出力と加算器3、4あるいは減算器7との間
に振幅制限器18を設けたものである。
【0025】振幅制限器18は通過させる振幅の上限レ
ベル(リミット値)が定まっており、遅延回路2の出力
レベルがリミット値未満である場合はそのまま通過させ
るが、リミット値以上である場合はリミット値で通過さ
せる。こうすることにより大振幅の目標信号がしきい値
算出回路へ入力するのを防止し、しきい値が上昇して目
標が検知されなくなるということを防止している。
【0026】以上述べて来たように本発明のCA LO
G/CFAR装置では、従来提案されている分散や標準
偏差を求めるための1標本化時間内に乗算を何回も行わ
せる大規模で高速の乗算器を必要としないため容易に実
現できるという利点がある。本発明においても、第1の
乗算器と第2の乗算器という2つの乗算処理があるが、
これは1標本化時間に乗算処理を1回行うものであり高
速乗算を必要とするものではないし、また、K1 とN
(又はK2 とD)をアドレスとし、K1 ×N(又はK2
×D)の値をデータとして記憶した乗算値ROMによる
方法等により容易に実現できる。従って、大規模・高速
の乗算処理が必要でないという本発明の利点は充分実現
できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、しきい値
の算出に対数変換後のビデオ信号振幅の平均値NをCell
Averaging法によって求める他、この平均値とビデオ信
号との差から同じくCell Averaging法を用いて振幅のば
らつきを示す偏差Dを求め、この平均値Nと偏差Dに係
数K1 およびK2 を乗じた値の和K1 N+K2 Dをしき
い値として用いるようにしたので、振幅値のばらつきが
ワイブル分布のように大きいクラッタに対しても誤警報
確率を一定に抑えることができるという利点があり、更
に、偏差を求めるに当たってはCell Averaging方式を用
いたので、従来振幅のばらつきを示す指標として提案さ
れている分散や標準偏差を求める場合のように、大規模
・高速動作の乗算器を必要とせず実現が容易であるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】第2の発明の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図1、図2で用いられている遅延回路2の詳細
図である。
【図4】図1の構成に図6と同じワイブル分布のビデオ
信号を入力処理したときのシミュレーション波形図であ
る。
【図5】従来の、しきい値に偏差を加味しないCA L
OG/CFAR装置へレイリー分布のビデオ信号を入力
処理したときのシミュレーション波形図である。
【図6】従来の、しきい値に偏差を加味しないCA L
OG/CFAR装置へワイブル分布のビデオ信号を入力
処理したときのシミュレーション波形図である。
【符号の説明】
1 対数増幅器 2 遅延回路 3 加算器 4 加算器 5 除算器 6 遅延回路 7 減算器 8 絶対値変換器 9 遅延回路 10 加算器 11 加算器 12 除算器 13 乗算器 14 乗算器 15 加算器 16 比較器 17 係数算出器 18 振幅制限器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 外岡 幸吉 神奈川県横須賀市夏島町19番地 住友重 機械工業株式会社追浜造船所内 (72)発明者 山崎 寿男 神奈川県横須賀市夏島町19番地 住友重 機械工業株式会社追浜造船所内 (56)参考文献 進藤和澄、外3名,”適応的しきい値 算出回路によるレーダクラッタの抑 圧”,計測研究会 電気学会研究会資 料,社団法人 電気学会,平成7年11月 27日,IM−95−73,P.1−8 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/00 - 7/64 G01S 13/00 - 13/95

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の各手段を具備することを特徴とす
    るCA LOG/CFAR装置。 (イ)入力レーダビデオ信号を対数変換する対数増幅器 (ロ)送信パルス幅より小さくない時間幅をτとしたと
    き、対数増幅器からのビデオ信号に対し遅延時間が、
    τ、2τ、3τ、4τ、……、(M+2)τである各ビ
    デオ信号を取り出すことのできる第1の遅延回路(但し
    Mは偶数) (ハ)第1の遅延回路の出力のうち、遅延時間がτから
    τM/2までの出力および(M/2+2)τから(M+
    1)τまでの出力を加算して出力する第1の加算器 (ニ)第1の加算器の出力をMで除しその商を出力する
    第1の除算器 (ホ)第1の除算器の出力を(M/2+1)τだけ遅延
    させて平均値Nとして出力する第2の遅延回路 (ヘ)第1の遅延回路の遅延時間が(M/2+1)τの
    出力信号から第1の除算器の出力を差し引く減算器 (ト)減算器の出力を絶対値化する絶対値変換器 (チ)絶対値変換器の出力に対し、遅延時間が、τ、2
    τ、3τ、4τ、……、(M+1)τである各出力信号
    を取り出すことができる第3の遅延回路 (リ)第3の遅延回路の出力のうち、遅延時間がτから
    τM/2までの出力および(M/2+2)τから(M+
    1)τまでの出力を加算して出力する第2の加算器 (ヌ)第2の加算器の出力をMで除しその商を偏差Dと
    して出力する第2の除算器 (ル)第2の遅延回路の出力である平均値Nに係数K1
    を乗じて出力する第1の乗算器 (オ)第2の除算器の出力である偏差Dに係数K2 を乗
    じて出力する第2の乗算器 (ワ)第1の乗算器の出力K1 ・Nと第2の乗算器の出
    力K2 ・Dを加算してK1 ・N+K2 ・Dをしきい値と
    して出力する第3の加算器 (カ)第1の遅延回路の出力ビデオ信号のうち遅延時間
    が最大の(M+2)τのビデオ信号と、第3の加算器か
    らのしきい値とを受けて、ビデオ信号をしきい値と比較
    してビデオ信号がしきい値を越えたとき目標と検知して
    出力する比較器 (ヨ)比較器出力における誤目標検知確率(誤警報確
    率)が予め設定した値によるような係数K1 およびK2
    を算出し、第1の乗算器および第2の乗算器へそれぞれ
    出力する係数算出器
  2. 【請求項2】 請求項1記載の第1の遅延回路の出力の
    うち遅延時間がτからτM/2までの各出力端および
    (M/2+2)τから(M+1)τまでの各出力端のそ
    れぞれと、第1の加算器との間および遅延時間が(M/
    2+1)τの出力端と減算器との間に振幅制限器を有す
    ることを特徴とするCA LOG/CFAR装置。
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